JP2002359871A - 無線ネットワーク制御装置及び移動体端末リロケーション方式 - Google Patents

無線ネットワーク制御装置及び移動体端末リロケーション方式

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JP2002359871A
JP2002359871A JP2001164985A JP2001164985A JP2002359871A JP 2002359871 A JP2002359871 A JP 2002359871A JP 2001164985 A JP2001164985 A JP 2001164985A JP 2001164985 A JP2001164985 A JP 2001164985A JP 2002359871 A JP2002359871 A JP 2002359871A
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wireless network
relocation
control device
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Toshiie Ono
敏家 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体端末がルーティング・エリアの境界付
近に存在し、境界を跨る際に、リロケーション処理が頻
発することを防止する無線ネットワーク制御装置を提供
すること。 【解決手段】 本発明の無線ネットワーク制御装置は、
対移動体端末メッセージ送受信部をし、前記対移動体端
末メッセージ送受信部が移動体端末からの領域変更メッ
セージを受信することを条件として計時を開始する計時
手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体端末のリロ
ケーション方式、及び移動体端末のリロケーション方式
に用いられる無線ネットワーク制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムにおいては、移動体
端末に着信させる際に、無効な呼び出し処理を低減する
ため、サービスエリア内にある全ての無線基地局から移
動体端末を呼び出すのではなく、サービスエリア内にお
ける移動体端末の存在位置をある程度特定した上で、そ
の移動体端末の存在する無線基地局のみから移動体端末
を呼び出している。そのためには、各々の移動体端末が
サービスエリア内のどの範囲に存在するかについて、予
めネットワーク側に登録しておくことが必要である。
【0003】移動体端末の存在範囲をネットワーク側に
登録する動作を位置登録といい、位置登録範囲となる範
囲を位置登録エリアという。そして、移動体端末は、所
有する人が自動車等を運転していたり、電車等の公共交
通機関で移動したり、又は徒歩で移動したりするため、
サービスエリア内を常時移動している。従って、移動体
端末が、ある位置登録エリアから他の位置登録エリアに
移動した場合は、ネットワーク側への位置登録を変更、
すなわちリロケーションを行なう必要がある。
【0004】従来の移動体通信システムにおけるリロケ
ーション方式は、3GPP(3rd Generation Partnership Pr
oject)から発行されているTS23.060 (General Packet R
adioService (GPRS) Service description)に記載され
ている。
【0005】従来の移動体通信システムにおけるリロケ
ーション方式について、図4及び図5を参照して説明す
る。図4は、従来の移動体通信システムにおけるリロケ
ーション方式を示す図であり、図5は、従来の移動体通
信システムにおけるリロケーション動作のステップを示
す図である。図4において、移動体端末408が、ルー
ティング・エリア406からルーティング・エリア40
7に移動する場合について説明する。
【0006】図4(a)に示すように、移動体端末(M
S)408がルーティング・エリア406からルーティ
ング・エリア407に移動すると、移動体端末408
は、ルーティング・エリア406内にある無線ネットワ
ーク制御装置405(以下、新RNC405と示す)に
領域変更メッセージ(以下、本明細書においてCell Upd
ateメッセージともいう)を送信する。Cell Updateメッ
セージを受信した無線ネットワーク制御装置405は、
Cell Updateメッセージをルーティング・エリア406
内にある無線ネットワーク制御装置404(以下、旧R
NC404と示す)に転送する(図5に示すステップ5
06)。
【0007】Cell Updateメッセージを受信した無線ネ
ットワーク制御装置404は、位置変更要求メッセージ
(以下、本明細書においてRelocation Requiredメッセ
ージともいう)を、ルーティング・エリア406内にあ
るパケット加入者交換機402(以下、旧SGSNと示
す)に送信する(ステップ507)。Relocation Requi
redメッセージを受信したパケット加入者交換機402
は、Forward Relocation Requestメッセージを、ルーテ
ィング・エリア407内にあるパケット加入者交換機4
03(以下、新SGSN403と示す)に送信する(ス
テップ508)。
【0008】Forward Relocation Requestメッセージを
受信した新SGSN403は、Relocation Requestメッ
セージを新RNC405に送信する(ステップ50
9)。この時に、新RNC405と新SGSN403と
の間に無線アクセスベアラが確立され(ステップ51
0)、新RNC405から新SGSN403にRelocati
on Request Acknowledgeメッセージが送信される(ステ
ップ511)。次いで、新SGSN403から旧SGS
N402にForward Relocation Responseメッセージが
(ステップ512)、旧SGSN402から旧RNC4
04にRelocation Commandメッセージが送信され(ステ
ップ513)、旧RNC404が新RNC405にRelo
cation Commitメッセージ、及びForwarding of dateを
送信し(ステップ514及びステップ515)、図4
(b)に示すルートによりデータの送受信が可能とな
る。
【0009】次いで、Relocation Detectメッセージ
が、新RNC405から新SGSN403に送信される
(ステップ516)。この時に、SGSNとパケット関
門交換機(以下、GGSN401と示す)との間のリン
クの張り替えにより、新SGSN403とGGSN40
1との間のリンクが確立され(ステップ518)、GG
SN401から新SGSN403にUpdate PDP Context
Responseメッセージが(ステップ519)、新RNC
405から新SGSN403にRelocation Completeメ
ッセージが送信され(ステップステップ520)、新S
GSN403は旧SGSN402にForward Relocation
Completeメッセージを送信する(ステップ521)。F
orward Relocation Completeメッセージを受信した旧S
GSN402は、旧RNC404にIu Release Command
を送信して(ステップ522)、旧RNC404と旧S
GSN402との間の無線アクセスベアラを解放し(ス
テップ523)、これによりリロケーションの処理が完
了し、図4(c)に示すルートによるデータの送受信が
可能となる。
【0010】上述したような方式によれば、移動体端末
がルーティング・エリアを移動した場合に、移動先のル
ーティング・エリアでデータの送受信が可能となる。し
かし、移動体端末が隣接するルーティング・エリア同士
の境界付近に存在するような場合、隣接するルーティン
グ・エリアを行ったり来たりする場合が生じ、そのよう
な場合はリロケーション処理が頻発し、無線ネットワー
ク制御装置、パケット加入者交換機、パケット関門交換
機等に処理不可がかかることになるという問題があっ
た。
【0011】上述した問題を解決する手段としては、例
えば特開2000−23234号公報、特開2000−
349829号公報及び特開平11−285050号公
報に開示されたものが知られている。しかしながら、上
述した装置等では、移動体端末が隣接するルーティング
・エリアの境界付近に存在するような場合のリロケーシ
ョン処理の頻発を防止するのには十分なものではなかっ
た。
【0012】従って、本発明の目的は、移動体通信シス
テム、特に移動体パケット通信システムにおいて、移動
体端末がルーティング・エリアの境界付近に存在し、境
界を跨る際に、リロケーション処理が頻発することを防
止し、無線ネットワーク制御装置、パケット加入者交換
機及びパケット関門交換機への処理負荷を低減すること
のできる移動体通信システムにおけるリロケーション方
式を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願の第1の発明は、対移動体端末メッセージ送受信部を
有する無線ネットワーク制御装置であって、前記対移動
体端末メッセージ送受信部が移動体端末からの領域変更
メッセージを受信することを条件として計時を開始する
計時手段を有することを特徴とする無線ネットワーク制
御装置である。かかる構成とすることにより、計時を開
始する計時手段を有しているので、移動体端末メッセー
ジ送受信部が移動体端末からの領域変更メッセージを受
信してからの時間を計測することが可能である。
【0014】また、本出願の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の無線ネットワーク制御装置において、
前記計時手段が、前記対移動体端末メッセージ送受信部
が移動体端末からの領域変更メッセージを受信すること
を条件としてタイマーを起動する手段を有することを特
徴とする。かかる構成とすることにより、タイマーを起
動する手段を有しているので、移動体端末メッセージ送
受信部が移動体端末からの領域変更メッセージを受信し
てから一定の時間内に特定の処理を実施させることが可
能となる。
【0015】また、本出願の請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の無線ネットワーク制御装置において、
対無線ネットワーク制御装置メッセージ送受信部を有
し、該対無線ネットワーク制御メッセージ送受信部が他
の無線ネットワーク制御装置から領域変更メッセージを
受信した際に、前記タイマーが起動中である場合に、リ
ロケーション処理を停止する手段を有することを特徴と
する。かかる構成とすることにより、タイマーが起動中
である場合にはリロケーション処理が停止されるので、
移動体端末がルーティング・エリアの境界付近に存在す
る場合にもリロケーション処理が頻発することを防止し
得る。
【0016】また、本出願の請求項4に記載の発明は、
移動体端末がルーティング・エリアを移動した際に、該
移動体端末から領域変更メッセージを受信する手段、及
び該領域変更メッセージを受信することを契機としてタ
イマーを起動する手段を有することを特徴とする無線ネ
ットワーク制御装置である。かかる構成とすることによ
り、本発明の無線ネットワーク制御装置はタイマーを起
動する手段を有しており、移動体端末から領域変更メッ
セージを受信してから一定の期間内に特定の処理を実施
させることが可能となる。
【0017】また、本出願の請求項5に記載の発明は、
請求項4に記載の無線ネットワーク制御措置において、
隣接するルーティング・エリア内にある、他の無線ネッ
トワーク制御装置から領域変更メッセージを受信した際
に、前記タイマーが起動中である場合に、リロケーショ
ン処理を停止する手段を有することを特徴とする。かか
る構成とすることにより、タイマーが起動中である場合
にはリロケーション処理が停止されるので、移動体端末
がルーティング・エリアの境界付近に存在する場合にも
リロケーション処理が頻発することを防止し得る。
【0018】また、本出願の請求項6に記載の発明は、
対移動体端末メッセージ送受信部を有する無線ネットワ
ーク制御装置であって、前記対移動体端末メッセージ送
受信部が移動体端末からの領域変更メッセージを受信す
ることを条件として計時を開始する計時手段を有する無
線ネットワーク制御装置を用いて、移動体端末のリロケ
ーションを行うことを特徴とする移動体端末リロケーシ
ョン方式である。かかる構成とすることにより、計時を
開始する計時手段を有している無線ネットワーク制御装
置を用いるので、移動体端末メッセージ送受信部が移動
体端末からの領域変更メッセージを受信してからの時間
を計測することが可能である。
【0019】また、本出願の請求項7に記載の発明は、
請求項6に記載の移動体端末リロケーション方式におい
て、前記無線ネットワーク装置が、前記計時手段が、前
記対移動体端末メッセージ送受信部が移動体端末からの
領域変更メッセージを受信することを条件としてタイマ
ーを起動する手段を有する装置であることを特徴とす
る。かかる構成とすることにより、タイマーを起動する
手段を有する無線ネットワーク装置を用いるので、移動
体端末メッセージ送受信部が移動体端末からの領域変更
メッセージを受信してから一定の時間内に特定の処理を
実施させることが可能となる。
【0020】また、本出願の請求項8に記載の発明は、
請求項7に記載の移動体端末リロケーション方式におい
て、前記無線ネットワーク装置が、対無線ネットワーク
制御装置メッセージ送受信部を有し、該対無線ネットワ
ーク制御メッセージ送受信部が他の無線ネットワーク制
御装置から領域変更メッセージを受信した際に、前記タ
イマーが起動中である場合に、リロケーション処理を停
止する手段を有する装置であることを特徴とする。かか
る構成とすることにより、タイマーが起動中である場合
にリロケーション処理を停止する無線ネットワーク装置
を用いるので、移動体端末がルーティング・エリアの境
界付近に存在する場合にもリロケーション処理が頻発す
ることを防止し得る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、先ず本発明の無線ネット
ワーク制御装置の一実施の形態について図面を参照して
説明する。本発明の無線ネットワーク制御装置は、対移
動体端末メッセージ送受信部を有する無線ネットワーク
制御装置であって、前記対移動体端末メッセージ送受信
部が移動体端末からの領域変更メッセージ(Cell Update
メッセージ)を受信することを条件として計時を開始す
る計時手段を有することを特徴とする。
【0022】図2は、本発明の無線ネットワーク制御装
置の構成を示す図である。図2に示すように、本発明の
無線ネットワーク制御装置201は、対移動体端末メッ
セージ送受信部205、計時手段及びタイマーを起動す
る手段を有するタイマー制御部202、対無線ネットワ
ーク制御装置メッセージ送受信部204、及び対パケッ
ト加入者交換機メッセージ送受信部203を有してい
る。
【0023】前記対移動体端末メッセージ送受信部20
5は、隣接するルーティング・エリアから移動してきた
移動体端末から領域変更メッセージ(Cell Updateメッセ
ージ)を受信する手段を有している。
【0024】また、対無線ネットワーク制御装置メッセ
ージ送受信部204は、Cell Updateメッセージを送信
してきた移動体端末がそれまでに存在していた、隣接す
るルーティング・エリアにある無線ネットワーク制御装
置へCell Updateメッセージを送信する手段を有してい
る。
【0025】また、パケット加入者交換機メッセージ送
受信部203は、隣接する無線ネットワーク制御装置か
らCell Updateメッセージを受信した際に、パケット加
入者交換機に位置変更要求メッセージ(Relocation Req
uiredメッセージ)を送信する手段を有している。
【0026】また、タイマー制御部202は、計時手段
及びタイマーを起動する手段を有している。計時手段
は、前記移動体端末メッセージ送受信部205が移動体
端末からのCell Updateメッセージを受信することを条
件として計時を開始する手段である。このように計時を
開始する計時手段を有しているので、対移動体端末メッ
セージ送受信部205がCell Updateメッセージを受信
してからの時間を計測することが可能となる。
【0027】また、タイマー制御部202は、移動体端
末メッセージ送受信部205が移動体端末からのCell U
pdateメッセージを受信することを条件としてタイマー
を起動する手段を有している。このようなタイマーを起
動する手段を有しているので、移動体端末メッセージ送
受信部が移動体端末からのCell Updateメッセージを受
信してから一定の時間内に特定の処理を実施させること
が可能となる。
【0028】上記タイマーの起動について詳細に説明す
ると、本発明の無線ネットワーク制御装置201は対無
線ネットワーク制御装置メッセージ送受信部204を有
しており、該対無線ネットワーク制御装置メッセージ送
受信部204が他の無線ネットワーク制御装置からCell
Updateメッセージを受信した際に、前記タイマーが起
動中である場合に、リロケーション処理を停止する手段
を有している。
【0029】ここで、タイマーが起動する時間は任意に
設定することができ、リロケーション処理が頻発するこ
とを防止することができ、無線ネットワーク制御装置、
パケット加入者交換機及びパケット関門交換機への処理
負荷を低減し得る時間であればよい。
【0030】本発明の無線ネットワーク制御装置201
は、移動体端末がルーティング・エリアを移動した際
に、該移動体端末からCell Updateメッセージを受信す
る手段、及び該Cell Updateメッセージを受信すること
を契機としてタイマーを起動する手段を有している。な
お、移動体端末からCell Updateメッセージを受信する
手段は、対移動体端末メッセージ送受信部205が有し
ている。
【0031】また、本発明の無線ネットワーク制御装置
201は、隣接するルーティング・エリア内にある、他
の無線ネットワーク制御装置からCell Updateメッセー
ジを受信した際に、タイマーが起動中である場合に、リ
ロケーション処理を停止する手段を有している。このよ
うな手段を有しているので、移動体端末がルーティング
・エリアの境界付近に存在し、境界を跨る際に、リロケ
ーション処理が頻発することを防止することができ、無
線ネットワーク制御装置、パケット加入者交換機及びパ
ケット関門交換機等への処理負荷を低減することが可能
となる。なお、タイマーが起動する時間は任意に設定す
ることができる。
【0032】次に、本発明の無線ネットワーク制御装置
の動作について図面を参照して説明する。図1は、本発
明の無線ネットワーク制御装置の動作を示す図であり、
図3は、本発明の無線ネットワーク制御装置の動作のス
テップを示す図である。図1(a)は、移動体端末40
8がルーティング・エリア106からルーティング・エ
リア107に移動する場合について説明する。
【0033】図1(a)に示すように、移動体端末(M
S)108がルーティング・エリア106からルーティ
ング・エリア107に移動すると、移動体端末(MS)
108は、ルーティング・エリア107内にある無線ネ
ットワーク制御装置105(以下、新RNC105と示
す)に領域変更メッセージ(Cell Updateメッセージ)
を送信する(図3のステップ301)。
【0034】Cell Updateメッセージを受信した新RN
C405は、Cell Updateメッセージの内容から、隣接
するルーティングエリア106から移動体端末(MS)
108が移動してきてから最初のCell Updateであると
判断しルーティング・エリア106内にある無線ネット
ワーク制御装置104(以下、旧RNC104と示す)
にCell Updateメッセージを転送する(図3のステップ
302)。
【0035】また、それと同時に、タイマー制御部20
2で保持しているタイマーを起動する(図3のステップ
303)。また、Cell Updateメッセージを受信したR
NC104は、位置変更要求メッセージ(Relocation R
equiredメッセージ)を、ルーティング・エリア106
内にあるパケット加入者交換機102(旧SGSN)に
送信し、以下、図5に示す従来の移動体システムにおけ
るリロケーション動作と同様のステップにより、リロケ
ーションが行われる。
【0036】次に、移動体端末(MS)108がルーテ
ィング・エリア107からルーティング・エリア10戻
る場合について図1(b)を参照して説明する。移動体
端末(MS)108はルーティング・エリア106に戻
った際に旧RNC104に対してCell Updateメッセー
ジを送信する。Cell Updateメッセージを受信した旧R
NC104は、Cell Updateメッセージの内容から、隣
接するルーティング・エリア107から移動体端末(M
S)108が移動してきてから最初のCell Updateメッ
セージであると判断し(図3のステップ301)、新R
NC105にCellUpdateメッセージを転送する(図3の
ステップ302)。
【0037】Cell Updateメッセージを受信した新RN
C105は、Cell Updateメッセージ内容から、隣接ル
ーティング・エリア106に移動してから最初のCell U
pdateメッセージであると判断し(図3のステップ30
4)、タイマーが動作中であるか否かを判断する(図3
のステップ305)。タイマーが動作中の場合には、隣
接するルーティング・エリア内にある旧RNC104に
Cell Update Rejectメッセージ(領域変更拒絶メッセー
ジ)を送信し、リロケーション処理を停止する(図3の
ステップ306)。これに対し、タイマーが既にタイム
アウトしており起動していない場合には、新SGSN1
03にRelocation Requiredメッセージを送信する(図
3のステップ307)。次いで、通常のリロケーション
が行われる。
【0038】次に、本発明の移動体端末リロケーション
方式について説明する。本発明の移動体端末リロケーシ
ョン方式は、前述した本発明の無線ネットワーク制御装
置を用いて、移動体端末のリロケーションを行うことを
特徴とする。本発明の移動体端末リロケーション方式
は、対移動体端末メッセージ送受信部を有する無線ネッ
トワーク制御装置であって、前記対移動体端末メッセー
ジ送受信部が移動体端末からの領域変更メッセージを受
信することを条件として計時を開始する計時手段を有す
る無線ネットワーク制御装置を用いて、移動体端末のリ
ロケーションを行うことを特徴とする。
【0039】本発明の移動体端末リロケーション方式に
おいて用いられる無線ネットワーク制御装置は、上述し
た本発明の無線ネットワーク制御装置が用いられる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線ネッ
トワーク制御装置は、対移動体端末メッセージ送受信部
を有しており、対移動体端末メッセージ送受信部が移動
体端末からの領域変更メッセージを受信することを条件
として計時を開始する計時手段を有しており、移動体端
末からの領域変更メッセージを受信してからの時間を計
測することが可能である。また、計時手段が、対移動体
端末メッセージ送受信部が移動体端末からの領域変更メ
ッセージを受信することを条件としてタイマーを起動す
る手段を有しており、移動体端末メッセージ送受信部が
移動体端末からの領域変更メッセージを受信してから一
定の時間内に特定の処理、すなわちリロケーションを停
止させることができ、移動体端末がルーティング・エリ
アの境界付近に存在し、境界を跨る際に、リロケーショ
ン処理が頻発することを防止し得る。これにより、無線
ネットワーク制御装置、パケット加入者交換機及びパケ
ット関門交換機への処理負荷を低減することができる。
【0041】また、本発明の移動体端末リロケーション
方式によれば、移動体端末がルーティング・エリアの境
界付近に存在し、境界を跨る際に、リロケーション処理
が頻発することを防止し得る。これにより、無線ネット
ワーク制御装置、パケット加入者交換機及びパケット関
門交換機への処理負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無線ネットワーク制御装置の動作を
示す図である。
【図2】 本発明の無線ネットワーク制御装置の構成を
示す図である。
【図3】 本発明の無線ネットワーク制御装置の動作の
ステップを示す図である。
【図4】 従来の移動体通信システムにおけるリロケー
ション方式を示す図である。
【図5】 従来の移動体通信システムにおけるリロケー
ション動作のステップを示す図である。
【符号の説明】
201 無線ネットワーク制御装置 202 タイマー制御部 203 対パケット加入者交換機メッセージ送受信部 204 対無線ネットワーク制御装置メッセージ送受信
部 205 対移動体端末メッセージ送受信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対移動体端末メッセージ送受信部を有す
    る無線ネットワーク制御装置であって、前記対移動体端
    末メッセージ送受信部が移動体端末からの領域変更メッ
    セージを受信することを条件として計時を開始する計時
    手段を有することを特徴とする無線ネットワーク制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記計時手段が、前記対移動体端末メッ
    セージ送受信部が移動体端末からの領域変更メッセージ
    を受信することを条件としてタイマーを起動する手段を
    有する、請求項1に記載の無線ネットワーク制御装置。
  3. 【請求項3】 対無線ネットワーク制御装置メッセージ
    送受信部を有し、該対無線ネットワーク制御メッセージ
    送受信部が他の無線ネットワーク制御装置から領域変更
    メッセージを受信した際に、前記タイマーが起動中であ
    る場合に、リロケーション処理を停止する手段を有す
    る、請求項2に記載の無線ネットワーク制御装置。
  4. 【請求項4】 移動体端末がルーティング・エリアを移
    動した際に、該移動体端末から領域変更メッセージを受
    信する手段、及び該領域変更メッセージを受信すること
    を契機としてタイマーを起動する手段を有することを特
    徴とする無線ネットワーク制御装置。
  5. 【請求項5】 隣接するルーティング・エリア内にあ
    る、他の無線ネットワーク制御装置から領域変更メッセ
    ージを受信した際に、前記タイマーが起動中である場合
    に、リロケーション処理を停止する手段を有する、請求
    項4に記載の無線ネットワーク制御装置。
  6. 【請求項6】 対移動体端末メッセージ送受信部を有す
    る無線ネットワーク制御装置であって、前記対移動体端
    末メッセージ送受信部が移動体端末からの領域変更メッ
    セージを受信することを条件として計時を開始する計時
    手段を有する無線ネットワーク制御装置を用いて、移動
    体端末のリロケーションを行うことを特徴とする移動体
    端末リロケーション方式。
  7. 【請求項7】 前記無線ネットワーク装置が、前記計時
    手段が、前記対移動体端末メッセージ送受信部が移動体
    端末からの領域変更メッセージを受信することを条件と
    してタイマーを起動する手段を有する装置である、請求
    項6に記載の移動体端末リロケーション方式。
  8. 【請求項8】 前記対無線ネットワーク装置が、対無線
    ネットワーク制御装置メッセージ送受信部を有し、該無
    線ネットワーク制御メッセージ送受信部が他の無線ネッ
    トワーク制御装置から領域変更メッセージを受信した際
    に、前記タイマーが起動中である場合に、リロケーショ
    ン処理を停止する手段を有する装置である、請求項7に
    記載の移動体端末リロケーション方式。
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