JP2002359695A - 移動通信端末とそのメール送信制御プログラム - Google Patents
移動通信端末とそのメール送信制御プログラムInfo
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Abstract
の添付までの処理を簡単かつ迅速に行えるようにして操
作性の向上を図る。 【解決手段】 カメラ21により撮像された静止画像が
表示器22に表示されている撮像モード中に、ユーザに
よるメール送信操作を監視し、メール送信操作が行われ
た場合にメール送信モードを起動する。そして、このメ
ール送信モードが起動された状態で、ユーザがメール送
信に必要な情報を入力してメール本文を作成すると、こ
の上記メール本文に上記表示器22に表示中の静止画像
の符号化データを添付して送信するようにしたものであ
る。
Description
帯情報端末等の移動通信端末に係わり、特にカメラを備
え、このカメラにより撮像された画像データをメールに
添付して送信する機能を備えた移動通信端末に関する。
動通信端末において、画像メール送信機能を備えた端末
が実用化されている。画像メール送信機能は、移動通信
端末にカメラを設け、このカメラにより撮像された被写
体の画像データをメール本文に添付して送信するもの
で、従来では例えば次のように実現されている。
先ずカメラボタンを押下する。そうすると撮像モードが
起動され、カメラにより撮像された被写体の画像データ
が表示器に表示される。そして、所望の画像データが表
示された状態で登録ボタンを押下すると、上記表示中の
画像データが内蔵メモリに保存される。次に、ユーザは
撮像モードの終了操作を行ったのち、メール送信ボタン
を押下する。そうするとメール送信モードが起動され、
表示器にメール送信用の操作メニューが表示される。こ
の状態で、ユーザが宛先アドレス、件名およびメッセー
ジ等のメール送信に必要な情報を入力すると、送信メー
ル本文が作成される。続いて、添付ファイルとして上記
保存中の画像データを指定すると、この画像データが撮
像前に予め指定された符号化方式に従い符号化されたの
ち上記メール本文に添付される。そして、メールの内容
を確認したのち送信ボタンを押下すると、基地局との間
に無線リンクが形成されて上記メールが送信される。
画像メール送信機能を備えた従来の移動通信端末では、
画像データが添付されたメールを作成する場合に、撮像
モードを終了してメインメニューに戻ったのち、メール
送信モードを起動する必要がある。このため、画像メー
ルを送信するまでの操作数が多く、操作性が悪かった。
JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式或
いはPNG(Portable Network Graphics)形式が用い
られるが、従来の端末ではこの符号化方式の指定を撮像
モード開始前に行うようになっている。このため、メー
ルを送信する際には添付画像データの符号化方式を変更
することができず、変更するには撮像モードを再度起動
して符号化方式を指定し直したのち再度撮像する必要が
あり、操作が著しく面倒だった。
ので、その第1の目的は、被写体の撮像からメール本文
への画像データの添付までの処理を簡単かつ迅速に行え
るようにし、これにより操作性の向上を図った移動通信
端末とそのメール送信制御プログラムを提供することに
ある。
を撮像終了後において任意に変更できるようにし、これ
により面倒な変更操作を必要とすることなく常に最適な
符号化方式に四輪画像データを添付できるようにした移
動通信端末とそのメール送信制御プログラムを提供する
ことにある。
るためにこの発明は、カメラを備えた移動通信端末にあ
って、上記カメラにより被写体を撮像してその撮像画像
を表示器に表示する撮像動作が行われている最中に、メ
ール送信モードへの移行操作を監視し、この移行操作が
行われた場合にメール送信モードを起動する。そして、
このメール送信モードが起動された状態で、メール送信
に必要な情報の入力を受け付けてメール本文を作成する
と共に、上記メール送信モードに移行する直前に上記表
示器に表示された撮像画像の符号化データを上記メール
本文に添付して送信するようにしたものである。
にメール送信モードへの移行操作を行うと、撮像モード
が自動的に終了されてメール送信モードに移行する。そ
して、メール送信モードに移行する直前に上記表示器に
表示された撮像画像の符号化データが自動的にメール本
文に添付される。このため、ユーザは撮像モードを終了
したのちメール送信モードを起動する操作を行う必要が
なくなり、また画像データを選択して添付させる操作も
不要となる。この結果、画像メールを作成して送信する
際のユーザの操作性は大幅に改善される。
操作に応じて、添付画像の符号化方式を選択する符号化
方式選択手段をさらに備えたことも特徴とする。この手
段を備えることで、撮像終了後においても必要に応じて
添付画像の符号化方式を変更することが可能となる。こ
のため、撮像モードを再度起動して符号化方式を指定し
直したのち再度撮像すると云った面倒な操作を不要にす
ることができ、これにより簡単な操作で添付画像の符号
化方式を選択することができる。
ール送信モードへの移行を指示する操作と兼用すること
が可能である。すなわち、メール送信モードへの移行操
作が行われた場合にその操作形態、例えば操作時間が所
定時間より長いか短いかを判定し、この判定結果に応じ
て撮像画像の符号化方式を選択する。このようにする
と、メール送信モードへの移行操作を行うだけで、添付
画像の符号化方式を選択指定するための操作が不要とな
り、これによりユーザの操作性をさらに改善することが
できる。
定の第1の圧縮率により撮像画像を符号化する第1の符
号化方式と、前記第1の圧縮率に満たない第2の圧縮率
により撮像画像を符号化する第2の符号化方式とが用意
されている場合に、これらのうち第2の符号化方式が選
択されたときには、表示器に表示されている撮像画像に
トリミング枠を重ねて表示し、このトリミング枠により
指定される範囲内の部分画像を第2の符号化方式により
符号化して送信メール本体に添付することも特徴とす
る。
号化方式として圧縮率の低い第2の符号化方式が選択さ
れた場合には、画像データの添付過程において添付画像
のトリミング処理が自動的に行われる。このため、メー
ルに添付可能な添付ファイルの情報量が比較的小さい情
報量に限定されている場合でも、添付画像データを確実
に送信することが可能となる。
発明に係わる画像メール送信機能を備えた移動通信端末
の第1の実施形態を示す回路ブロック図である。
チャネルを介して送られた無線搬送波信号は、アンテナ
1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)2を介し
て受信回路(RX)3に入力される。この受信回路3で
は、上記受信された無線搬送波信号が、周波数シンセサ
イザ(SYN)4から出力された受信局部発振信号とミ
キシングされて受信中間周波信号に周波数変換される。
そしてこの受信中間周波信号は、低域通過フィルタを含
むA/D変換器6においてサンプリングされたのち、デ
ィジタル復調回路(DEM)7に入力される。
ル受信中間周波信号に対するフレーム同期およびビット
同期が確立されたうえで、ディジタル復調処理が行なわ
れる。この復調処理により得られたベースバンドのディ
ジタル復調信号は、時分割多元接続回路(TDMA)8
に入力され、ここで伝送フレームごとに自己宛てのタイ
ムスロットが分離抽出される。なお、上記ディジタル復
調回路7において得られたフレーム同期およびビット同
期の情報は制御回路20に入力される。
タル復調信号は、続いて誤り訂正符号復号回路(CH−
COD)9に入力され、ここで誤り訂正復号処理され
る。この誤り訂正復号されたディジタル復調信号には、
そのときの通信形態によりメール等の情報データ、通話
音声データとがある。このうち通話音声データは、音声
符号復号回路(SP−COD)10に入力されて音声復
号化処理され、これによりディジタル受話信号が再生さ
れる。このディジタル受話信号は、D/A変換器11で
アナログ受話信号に戻されたのち図示しない音声増幅器
を介してスピーカ12に供給され、このスピーカ12か
ら拡声出力される。また、受信メールや受信ダウンロー
ドデータ等の情報データは制御回路20に取り込まれ、
この制御回路20によりメモリ(MEM)24に保存さ
れると共に、復号されて表示器(DISP)22に表示
される。
3により集音されて送話信号に変換され、さらに図示し
ない送話増幅器により所定のレベルに増幅されたのちA
/D変換器14に入力される。そして、このA/D変換
器14において所定のサンプリング周期でサンプリング
され、これによりサンプルパルス列からなるディジタル
送話信号に変換される。このディジタル送話信号は、図
示しないエコーキャンセラで音響エコーがキャンセルさ
れたのち、音声符号復号回路(SP−COD)9に入力
され、ここで音声符号化される。
は誤り訂正符号復号回路(CH−COD)9に入力さ
れ、ここで誤り訂正符号化される。また、制御回路20
から出力された送信メール等の情報データも上記誤り訂
正符号復号回路9に入力され、誤り訂正符号化される。
そして、この誤り訂正符号復号回路9から出力されたデ
ィジタル送信信号はTDMA回路8に入力される。TD
MA回路8では、時分割多元接続(TDMA)方式に対
応した伝送フレームが生成され、この伝送フレーム中の
自装置に割り当てられたタイムスロットに上記ディジタ
ル送信信号を挿入するための処理が行なわれる。このT
DMA回路8から出力されたディジタル送信信号は、続
いてディジタル変調回路(MOD)15に入力される。
ィジタル送信信号によりディジタル変調された送信中間
周波信号が発生され、この送信中間周波信号はD/A変
換器16によりアナログ信号に変換されたのち送信回路
(TX)5に入力される。なお、ディジタル変調方式と
しては、例えばπ/4シフトDQPSK(π/4shifte
d,differentially encoded quadrature phase shift k
eying)方式が使用される。
周波信号が周波数シンセサイザ4から出力された送信局
部発振信号とミキシングされ、これにより無線通話チャ
ネルに対応する無線搬送波周波数に変換される。そし
て、この送信無線搬送波信号は図示しない送信電力増幅
器で所定の送信電力レベルに制御されたのち、アンテナ
共用器2を介してアンテナ1から図示しない基地局へ向
けて送信される。
1と、表示器(DISP)22と、キー入力部(KE
Y)23と、メモリ(MEM)24とを備えている。カ
メラ21は、例えばCMOS(Complementary Metal Ox
ide Semiconductor)又はCCD(Charge Coupled Devi
ce)等の固体撮像素子を使用したもので、制御回路20
により制御される。表示器22は、例えば液晶表示器
(LCD:Liquid Crystal Display)を使用したもの
で、制御回路20から出力される表示データを表示す
る。キー入力部23は、発信キー、終了キー、複数の機
能キー、ダイヤルキーからなる。メモリ24は、例えば
RAM或いはフラッシュメモリからなり、電話帳や、通
信相手の端末或いは情報サイトから受信したメールやダ
ウンロードデータを保存すると共に、カメラ21により
撮像された画像データや、送信メール等を保存する。な
お、18は電源回路であり、二次電池からなるバッテリ
17の出力電圧をもとに端末の各回路の動作に必要な電
源電圧Vccを生成して上記各回路に供給する。
コンピュータを主制御部として備えたもので、無線アク
セス制御機能や通話制御機能等の通常に制御機能に加
え、この発明に係わる新たな機能として、撮像制御機能
20aと、モード移行制御機能20bと、符号化方式制
御機能20cと、メール送信制御機能20dとを備えて
いる。
いてキー入力部23のカメラボタンが押された場合に起
動され、カメラ21を制御して被写体の画像データを撮
像すると共に、この画像データを表示器22に表示させ
る。またその際、予め撮影サイズが指定されている場合
にはこの撮影サイズに応じて画像データのサイズを設定
し、さらにフレームが設定されている場合にはこのフレ
ームに応じて上記画像データを編集し、この編集後のフ
レーム付画像データを表示器22に表示させる。なお、
タイマ値やシャッタ音が予め設定されている場合には、
その設定内容に応じて撮影動作を制御する。
御機能20aが起動されている状態、つまり撮像モード
において、メール送信モードへの移行操作を監視する。
そして、キー入力部23においてメール送信モードへの
移行操作が行われると、上記撮像制御機能20aを終了
してメール送信制御機能20dを起動させる。
送信モードへの移行操作が行われた場合に、このときの
キーの押下時間を判定する。そして、キーの押下時間が
予め設定したしきい値より短ければJPEG形式を選択
し、これに対ししきい値より長ければPNG形式を選択
する。そして、この選択した符号化方式に従い画像デー
タを符号化する。またPNG形式が選択された場合に
は、画像データのトリミング枠を画像データに重ねて表
示器22に表示させ、トリミング処理により残すべき画
像データの範囲をユーザに指定させる。
ー入力部23において入力した宛先アドレス、件名およ
びメッセージ内容に応じてメール本文を作成し、さらに
上記撮像制御機能20aにより撮像された画像データの
符号化データを上記メール本文に添付ファイルとして添
付する。そして、無線リンクの確立後に、上記作成され
た送信メールを送信する。
末による画像メール送信動作を説明する。図2はこの画
像メール送信制御の手順と制御内容を示すフローチャー
トである。
話帳の検索操作や、発呼操作、メール送受信操作、情報
サイトに対するアクセス操作などを監視すると共に、ス
テップ2aでカメラボタンの押下操作を監視している。
を添付した画像メールを送信するべく、カメラボタンを
押したとする。そうすると制御回路20はステップ2b
において撮像モードとなり、カメラ21を起動して撮像
動作を開始させると共にこの撮像された動画像データを
表示器22に表示させる。図3のD1は表示器22に撮
像画像データが表示されている状態を示すものである。
そして、ユーザがシャッタボタンを押すと、制御回路2
0はステップ2cからステップ2dに移行し、上記シャ
ッタボタンが押された時点の撮像画像データ、つまり静
止画像を、写真として図3のD2に示すように表示器2
2に表示する。すなわち、このとき表示器22はポーズ
中画面となる。
制御回路20はメモリ24内に設けられているアルバム
領域に空きがあるか否かを判定し、空きがあれば上記静
止画像を符号化したのちメモリ24内のアルバム領域に
保存する。このとき表示器22には、図3のD5に示す
ように「登録しました」なるメッセージが日時と共に表
示される。そして、このメッセージの表示開始後2秒が
経過すると、図3のD6に示すようにカメラ21により
撮像された動画像データを表示器22に表示する状態に
戻る。これに対しメモリ24内のアルバム領域に空きが
ない場合には、静止画像の保存を行わずにD2に示すポ
ーズ中画面に戻る。
の取り直しを行う場合には、ユーザはクリアボタンを押
す。そうすると制御回路20により、表示器22には図
3のD3に示すごとく取り消しメッセージが表示され
る。この状態で、ユーザが「YES」を選択したのち決
定ボタンを押すと、上記静止画像はクリアされてD1に
示した撮像画像データの表示状態に戻る。また、上記D
3の状態でユーザがクリア操作を行うとD2に示すポー
ズ画面に復帰する。さらに、上記D3の状態でユーザが
カーソル操作を行って「NO」を選択したのち、決定ボ
タン又はクリアボタンを押した場合にも、D2の状態に
復帰する。
表示された状態で、ユーザが上記ポーズ中の静止画像を
添付したメールを送信するべくメールボタンを押したと
する。そうすると制御回路20は、ステップ2fにおい
て先ず上記メールボタンの押し時間が予め定めたしきい
値より長いか短いかを判定する。そして、しきい値より
短ければステップ2gに移行し、ここで画像符号化方式
としてJPEG方式を選択してこのJPEG方式により
上記ポーズ中の静止画像を符号化する。そして、ステッ
プ2jでこの符号化された静止画像の情報サイズが予め
定められた上限値、例えば6kバイト以内であるか否か
を判定し、6kバイト以内であればステップ2kに移行
してここでメール送信画面を表示する。図4のD7にそ
の表示例を示す。
ー入力部23を操作して宛先アドレス、件名、メッセー
ジ本文をそれぞれ入力し、さらに添付ファイル及び送信
オプションを指定する。そうすると制御回路20は、上
記入力操作に従い送信メールを作成する。このとき、添
付ファイルの指定操作を特に行わなければ、上記ポーズ
中の静止画像の符号化データが添付ファイルとして自動
的に添付される。そして、このメール作成終了後にユー
ザが送信操作を行うと、制御回路20により図示しない
基地局との間に無線リンクを形成するための制御が実行
され、無線リンクが形成されると上記作成されたメール
の送信が行われる。
定めたしきい値より長かったとする。この場合、制御回
路20は画像符号化方式としてPNG方式を選択する。
一般にPNG方式は、JPEG方式に比べ情報圧縮率が
低く、1画面分の静止画像を符号化するとその情報サイ
ズがメールに添付可能な情報サイズの上限値を超えてし
まうことが多い。そこで、符号化方式としてPNG方式
が選択されると、制御回路20はステップ2hにおいて
先ず静止画像のトリミング受付処理を行う。
画像の表示画面にトリミング枠Tを表示させる。そし
て、この状態でユーザが、カーソルキーを操作してトリ
ミング枠Tを所望の位置に移動させたのち決定ボタンを
押すと、ポーズ中の静止画像のうちこのトリミング枠T
で囲まれた範囲の画像を図4のD10に示すようにトリ
ミングする。なお、図4のD9は上記トリミング枠Tの
位置を移動させた状態の一例を示す。
ンを押すと、制御回路20はステップ2iに移行して上
記トリミング処理後の静止画像をPNG方式により符号
化する。そして、ステップ2jでこの符号化された静止
画像の情報サイズが、予め定められた上限値、例えば6
kバイト以内であるか否かを判定し、6kバイト以内で
あればステップ2kに移行してここでメール送信画面を
表示する。図4のD11にその表示例を示す。
と同様に、上記メール送信画面に従いキー入力部23を
操作して宛先アドレス、件名、メッセージ本文をそれぞ
れ入力し、さらに添付ファイル及び送信オプションを指
定する。制御回路20は、上記入力操作に従い送信メー
ルを作成する。このとき、ユーザが添付ファイルの指定
操作を特に行わなければ、上記ポーズ中の静止画像の符
号化データが添付ファイルとして自動的に添付される。
そして、このメール作成終了後にユーザが送信操作を行
うと、制御回路20により図示しない基地局との間に無
線リンクを形成するための制御が実行され、無線リンク
が形成されると上記作成されたメールの送信が行われ
る。
メラ21により撮像された静止画像が表示器22に表示
されている撮像モード中に、ユーザによるメール送信操
作を監視し、メール送信操作が行われた場合にメール送
信モードを起動する。そして、このメール送信モードが
起動された状態で、ユーザがメール送信に必要な情報を
入力してメール本文を作成すると、この上記メール本文
に上記表示器22に表示中の静止画像の符号化データを
添付して送信するようにしている。
作を行うことなくそのままメール送信操作を行うことが
可能となる。また、撮像した静止画像をメール本文に添
付する動作が自動的に行われるので、撮像した静止画像
データをメモリ24に保存する操作と、メモリ24に保
存された複数の静止画像データの中から添付すべき静止
画像データを選択してメール本文に添付させる操作が不
要となる。このため、画像メールを作成して送信する際
のユーザの操作回数を減らして操作性を大幅に改善する
ことができる。
了後に添付画像データの符号化方式を指定することがで
きる。このため、符号化方式を変更する場合に、撮像モ
ードを再度起動して符号化方式を指定し直したのち再度
撮像すると云った面倒な操作を不要にすることができ、
これにより簡単な操作で添付画像データの符号化方式を
選択することができる。
の操作時間の長短により指定することができる。このた
め、メール送信操作とは別に、添付画像データの符号化
方式を指定するための操作を行う必要がなくなり、これ
によりユーザの操作性をさらに改善することができる。
ータの符号化方式としてPNG方式が指定された場合
に、添付対象の静止画像にトリミング枠Tを重ねて表示
させ、このトリミング枠Tに従い上記静止画像のトリミ
ング処理を行って添付対象の静止画像の領域を限定する
ようにしている。
された場合には、画像データの添付に先立ち添付対象画
像のトリミング処理が自動的に行われることになり、こ
の結果メールに添付可能な添付ファイルの情報サイズが
比較的小さな値に限定されている場合でも、添付画像デ
ータを確実に送信することが可能となる。
添付画像データの符号化方式を画像撮像後にユーザが指
定可能にした場合を例にとって説明したが、符号化方式
は画像撮像開始前又は撮像中に指定することも可能であ
る。
化方式を指定する手順を含む画像メール送信制御を、こ
の発明に係わる移動通信端末の第2の実施形態として説
明する。図5はその制御手順と制御内容を示すフローチ
ャートである。
20は、ステップ5aでカメラボタンの押下操作を監視
している。この状態で、ユーザが画像メールを送信する
べくカメラボタンを押すと、制御回路20はステップ5
bにおいて撮像モードとなり、カメラ21を起動して撮
像動作を開始させると共にこの撮像された動画像データ
を表示器22に表示させる。
プ5cでシャッタボタンの操作を監視すると共に、ステ
ップ5gによりサブメニューの選択操作を監視してい
る。そして、この状態でユーザがサブメニューを選択し
たのち、サブメニュー中の画像符号化方式を選択指定す
ると、制御部20はステップ5hに移行してここで上記
選択指定された符号化方式、例えばJPEG方式或いは
PNG方式を設定する。なお、符号化方式のデフォルト
はJPEG方式に設定されている。
ャッタボタンを押すと、制御回路20はステップ5cか
らステップ5dに移行し、上記シャッタボタンが押され
た時点の撮像画像データ、つまり静止画像を、写真とし
て表示器22に表示する。すなわち、このとき表示器2
2はポーズ中画面となる。
回路20はメモリ24内に設けられているアルバム領域
に空きがあるか否かを判定し、空きがあれば上記静止画
像を符号化したのちメモリ24内のアルバム領域に保存
する。このとき表示器22には、「登録しました」なる
メッセージが日時と共に表示される。そして、このメッ
セージの表示開始後2秒が経過すると、カメラ21によ
り撮像された動画像データを表示器22に表示する状態
に戻る。これに対しメモリ24内のアルバム領域に空き
がない場合には、静止画像の保存を行わずにポーズ中画
面に戻る。
で、ユーザが上記ポーズ中の静止画像を添付したメール
を送信するべくメールボタンを押したとする。そうする
と制御回路20は、ステップ5fからステップ5iに移
行し、ここで上記ポーズ中の静止画像を先にステップ5
hにて設定された符号化方式に従い符号化する。そし
て、この符号化された静止画像の情報サイズが予め定め
られた上限値、例えば6kバイト以内であるか否かを判
定し、6kバイト以内であればステップ5jに移行して
ここでメール送信画面を表示する。
ー入力部23を操作して宛先アドレス、件名、メッセー
ジ本文をそれぞれ入力し、さらに添付ファイル及び送信
オプションを指定する。そうすると制御回路20は、上
記入力操作に従い送信メールを作成する。このとき、添
付ファイルの指定操作を特に行わなければ、上記ポーズ
中の静止画像の符号化データが添付ファイルとして自動
的に添付される。そして、このメール作成終了後にユー
ザが送信操作を行うと、制御回路20により図示しない
基地局との間に無線リンクを形成するための制御が実行
され、無線リンクが形成されると上記作成されたメール
が送信される。
記第1の実施形態と同様に、撮像モード中にユーザによ
るメール送信操作を監視し、メール送信操作が行われた
場合にメール送信モードを起動して表示中の静止画像の
符号化データをメール本文に自動的に添付して送信する
ようにしている。したがって、ユーザは撮像モードの終
了操作を行うことなくそのままメール送信操作を行うこ
とが可能となり、また撮像した静止画像データをメモリ
24に保存する操作と、メモリ24に保存された複数の
静止画像データの中から添付すべき静止画像データを選
択してメール本文に添付させる操作が不要となる。この
ため、画像メールを作成して送信する際のユーザの操作
回数を減らして操作性を大幅に改善することができる。
開始前に指定することができるので、設定忘れなどを生
じることなく、ユーザが希望する符号化方式を常に確実
に設定することができる。
では、メール送信ボタンの押下時間の長短をもとに添付
画像の符号化方式を判定するようにしたが、一定時間内
のメール送信ボタンの操作回数により判定するようにし
てもよく、また異なる複数のボタンの組み合わせ操作に
より判定するようにしてもよい。
像開始前と撮像終了後の両方でそれぞれ行えるようにし
てもよい。また、静止画像のトリミング処理を行うか否
かをユーザが任意に指定できるようにしてもよく、トリ
ミング枠Tの形状は長方形に限らず三角形や星形、五角
形以上の多角形、動物等のキャラクタのシルエット形状
に設定してもよい。また、添付画像の符号化方式として
JPEG方式とPNG方式を選択的に使用する場合を例
にとって説明したが、その他の画像符号化方式を用いて
もよい。
を採用した移動通信端末を例にとって説明したが、CD
MA方式等のその他の無線通信方式を採用する移動通信
端末にもこの発明は同様に適用できる。その他、移動通
信端末の種類や構成、画像メール送信制御手順及びその
内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
体の撮像動作中にメール送信モードへの移行操作の有無
を監視し、この移行操作が行われた場合に撮像モードを
終了してメール送信モードを起動する。そして、このメ
ール送信モードが起動された状態で、メール送信に必要
な情報の入力を受け付けてメール本文を作成すると共
に、上記メール送信モードに移行する直前に上記表示器
に表示された撮像画像の符号化データを上記メール本文
に添付して送信するようにしている。
像からメール本文への画像データの添付までの処理を簡
単かつ迅速に行うことができ、これにより操作性の向上
を図った移動通信端末とそのメール送信制御プログラム
を提供することができる。
の操作に応じて、添付画像の符号化方式を選択すること
も特徴としている。したがってこの発明によれば、添付
画像の符号化方式を撮像終了後においても任意に変更す
ることができ、これにより面倒な変更操作を必要とする
ことなく常に最適な符号化方式に四輪画像データを添付
することが可能な移動通信端末とそのメール送信制御プ
ログラムを提供することができる。
た移動通信端末の一実施形態を示す回路ブロック図。
ル送信制御手順とその内容を示すフローチャート。
像及び登録動作を説明するための表示画面の遷移を示す
図。
ル送信動作を説明するための表示画面の遷移を示す図。
た移動通信端末の他の実施形態を示す画像メール送信制
御手順とその内容を示すフローチャート。
Claims (5)
- 【請求項1】 カメラを備えた移動通信端末において、 前記カメラにより被写体を撮像してその撮像画像を表示
器に表示する撮像制御手段と、 この撮像制御手段による撮像動作中に所定の第1の操作
が行われた場合に、メール送信モードに移行する動作モ
ード変更制御手段と、 前記メール送信モードに移行した状態で、メール送信に
必要な情報の入力を受け付けてメール本文を作成すると
共に、前記メール送信モードに移行する直前に前記表示
器に表示された撮像画像の符号化データを前記メール本
文に添付して送信するメール送信制御手段とを具備した
ことを特徴とする移動通信端末。 - 【請求項2】 前記撮像制御手段による撮像動作開始後
の所定の操作に応じて、前記メール本文に添付する撮像
画像の符号化方式を選択する符号化方式選択手段を、さ
らに具備したことを特徴とする請求項1記載の移動通信
端末。 - 【請求項3】 前記符号化方式選択手段は、前記第1の
操作が行われた場合にその操作形態を判定し、この判定
結果に応じて撮像画像の符号化方式を選択することを特
徴とする請求項2記載の移動通信端末。 - 【請求項4】 前記符号化方式選択手段は、前記判定結
果に応じて、所定の第1の圧縮率により撮像画像を符号
化する第1の符号化方式と、前記第1の圧縮率に満たな
い第2の圧縮率により撮像画像を符号化する第2の符号
化方式とのいずれかを選択し、 前記メール送信制御手段は、前記符号化方式決定手段に
より第2の符号化方式が選択された場合には、表示器に
表示されている撮像画像にトリミング枠を重ねて表示
し、このトリミング枠により指定される範囲内の部分画
像を前記第2の符号化方式により符号化して前記送信メ
ール本体に添付することを特徴とする請求項3記載の移
動通信端末。 - 【請求項5】 カメラおよびコンピュータを備えた移動
通信端末において、前記カメラにより撮像された画像デ
ータをメール本文に添付して送信するためのメール送信
制御プログラムであって、 前記コンピュータに、 前記カメラにより被写体を撮像させてその撮像画像を表
示器に表示せしめる手順と、 前記被写体の撮像動作中に所定の操作が行われた場合に
メール送信モードに移行する手順と、 前記メール送信モードに移行した状態で、メール送信に
必要な情報の入力を受け付けてメール本文を作成する手
順と、 前記メール送信モードに移行する直前に前記表示器に表
示されていた撮像画像の符号化データを前記メール本文
に添付する手順と、 前記撮像画像の符号化データが添付されたメール本文を
送信する手順とを実行させるためのメール送信制御プロ
グラム。
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WO2004082260A1 (ja) * | 2003-03-13 | 2004-09-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Jpeg圧縮ファイルの生成方法 |
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-
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US7599564B2 (en) | 2003-03-13 | 2009-10-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Jpeg-compressed file creating method |
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