JP2002358329A - 情報提供装置、情報処理装置、情報提供方法、情報処理方法、プログラム、その記録媒体 - Google Patents

情報提供装置、情報処理装置、情報提供方法、情報処理方法、プログラム、その記録媒体

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JP2002358329A
JP2002358329A JP2002043434A JP2002043434A JP2002358329A JP 2002358329 A JP2002358329 A JP 2002358329A JP 2002043434 A JP2002043434 A JP 2002043434A JP 2002043434 A JP2002043434 A JP 2002043434A JP 2002358329 A JP2002358329 A JP 2002358329A
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traveling
character
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Akio Oba
章男 大場
Kimiyuki Chatani
公之 茶谷
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Sony Computer Entertainment Inc
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    • G06F16/95Retrieval from the web
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    • GPHYSICS
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが興味のある情報を検索するためのサ
ポートを行う技術を提供する。 【解決手段】 ユーザ端末にネットワークを介して接続
され、キャラクタがウェブサイトを紹介する巡回番組を
表す巡回番組情報を前記ユーザ端末に提供する情報提供
装置は、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報が
記録される巡回履歴情報記録手段と、キャラクタの画像
情報を含むキャラクタ情報が記録されるキャラクタ情報
記録手段と、巡回履歴情報で示されるウェブサイトへの
アクセスタイミングと、キャラクタの画像情報の表示の
タイミングと、キャラクタのコメントの種類およびその
表示のタイミングとを定めるストーリー情報が記録され
るストーリー情報記録手段と、ユーザ端末からの要求に
応じて、巡回番組情報を構成する巡回履歴情報、キャラ
クタ情報及びストーリー情報を送出する巡回番組情報送
出手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワーク上で、豊富な情報の中から、ユーザが興
味のある情報を検索するためのサポートを行う技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上、特にインターネット
にアクセス可能に接続されたwww(World Wide Web)サ
イト(以下、単にウェブサイトとも言う)には豊富な情
報が溢れており、全世界で、正確な数がわからないほど
多数のウェブ(Web)サイトが構築されている。これに
より、インターネットのユーザは、大量の情報に何時で
もアクセス可能な状態にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報があまり
に大量にあるために、ユーザが、所望の情報がどのウェ
ブサイトにあるかを検索する事が困難になってしまい、
せっかくネット上に大量の情報が用意されていても十分
に使いこなせないでいるという現状がある。
【0004】ユーザによるウェブサイト検索をサポート
するために、サイト運営者によりディレクトリ分類がさ
れた結果、あるいは自動的にロボット検索またはデータ
マイニングをした結果などをユーザに提供するポータル
サイトが存在するが、かかるポータルサイトはユーザが
情報検索する目的が明確な場合には所望の情報を検索す
ることが容易であるものの余暇の時間を使ってネットサ
ーフィンを楽しむときのように情報検索の目的があまり
明確でないときには、興味をそそられるようなウェブサ
イトを検索することが困難であり、結果としてユーザ
は、つい、いつも視聴しているウェブサイトにアクセス
してしまいがちである。
【0005】また、ポータルサイトによる機械的な分類
や自動的なデータマイニングは、ウェブサイトの検索の
際に検索指向が著しく限定され、幅広い分野からの検
索、散策的なウェブサイト検索を妨げている。以上のよ
うなことから、ネットワーク上には豊富な情報があるに
も関わらず、広範な範囲の情報を得ることが難しくなっ
ている。
【0006】よって、本発明の目的は、ネットワーク上
のウェブサイトにある情報を、ユーザに興味を持たせる
ように編集した番組を作成し、ユーザ端末においてその
ようなウェブサイトにある情報を自動的に再生可能にす
るための技術を提供することにある。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、いわゆるカ
リスマと呼ばれるような有名人、専門家、仮想的なキャ
ラクタ(以下まとめて、カリスマキャラクタと呼ぶ。)
が、それらの個性・特徴を反映した視点から、実際にイ
ンターネット上のウエブサイトを巡回した過程を、ウェ
ブサイト巡回履歴情報として編集した巡回履歴情報を所
定の演出情報とともに再生することにより、ユーザに対
し、あたかもカリスマキャラクタが興味深いウェブサイ
トを実際に案内しているかのように感じさせ、ユーザの
興味を深めるための技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に対応した本発
明の情報提供装置は、ユーザ端末にネットワークを介し
て接続され、ウェブサイトを紹介する巡回番組を表す巡
回番組情報を前記ユーザ端末に提供する情報提供装置で
あって、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報が
記録される巡回履歴情報記録手段と、前記巡回履歴情報
で示されるウェブサイトへのアクセスタイミングと、前
記ウェブサイトについてのコメントの種類およびその表
示のタイミングとを定めるストーリー情報が記録される
ストーリー情報記録手段と、前記ユーザ端末からの要求
に応じて、巡回番組情報を構成する前記巡回履歴情報及
び前記ストーリー情報を送出する巡回番組情報送出手段
とを備えることを特徴とする。
【0009】上記課題に対応した本発明の他の情報提供
装置は、ユーザ端末にネットワークを介して接続され、
キャラクタがウェブサイトを紹介する巡回番組を表す巡
回番組情報を前記ユーザ端末に提供する情報提供装置で
あって、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報が
記録される巡回履歴情報記録手段と、キャラクタの画像
情報を含むキャラクタ情報が記録されるキャラクタ情報
記録手段と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイト
へのアクセスタイミングと、前記キャラクタの画像情報
の表示のタイミングと、前記キャラクタのコメントの種
類およびその表示のタイミングとを定めるストーリー情
報が記録されるストーリー情報記録手段と、前記ユーザ
端末からの要求に応じて、巡回番組情報を構成する前記
巡回履歴情報、前記キャラクタ情報及び前記ストーリー
情報を送出する巡回番組情報送出手段とを備えることを
特徴とする。上記他の情報提供装置は、前記巡回番組の
インデックス情報を記憶する巡回番組インデックス情報
記憶手段をさらに備え、前記巡回番組情報送出手段は前
記ユーザ端末からの要求に応じて前記巡回番組のインデ
ックス情報を前記ユーザ端末に送出する、ようにも構成
することができる。
【0010】上記課題に対応した本発明の情報処理装置
は、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、前
記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセスタ
イミングと、前記ウェブサイトについてのコメントの種
類およびその表示のタイミングとを定めるストーリー情
報とを含んで構成される巡回番組情報をネットワークを
介して受信する通信制御部と、前記通信制御部が受信し
た巡回番組情報を解読する巡回番組情報解読部と、前記
巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づいて、ウ
ェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせるとと
もに、表示装置に、ウェブブラウザの表示画面と、前記
ウェブブラウザによって表示されるウェブサイトに対す
る前記コメントとを時系列的に表示する画面表示制御手
段と、を備えることを特徴とする。
【0011】上記課題に対応した本発明の他の情報処理
装置は、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報
と、キャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報と、前
記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセスタ
イミングと、前記キャラクタの画像情報の表示のタイミ
ングと、前記キャラクタのコメントの種類およびその表
示のタイミングとを定めるストーリー情報とを含んで構
成される巡回番組情報をネットワークを介して受信する
通信制御部と、前記通信制御部が受信した巡回番組情報
を解読する巡回番組情報解読部と、前記巡回履歴情報お
よび前記ストーリー情報に基づいて、ウェブブラウザに
ウェブサイトの自動巡回を行わせるとともに、表示装置
に、ウェブブラウザの表示画面と、キャラクタの画像
と、前記前記ウェブブラウザによって表示されるウェブ
サイトに対する前記キャラクタのコメントとを時系列的
に表示する画面表示制御手段と、を備えることを特徴と
する。上記他の情報処理装置は、ウェブサイト記録手段
をさらに備え、前記巡回番組情報解読部は、前記巡回履
歴情報によって指定されるすべてのウェブサイトに予め
アクセスするとともに、そのウェブサイトの情報を前記
ウェブサイト記録手段に記録する、ように構成すること
もできる。
【0012】上記課題に対応した本発明の第1の方法
は、ウェブサイトを紹介する巡回番組を表す巡回番組情
報を、ネットワークを介して接続されたユーザ端末に提
供する方法であって、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡
回履歴情報と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイ
トへのアクセスタイミングと、前記ウェブサイトについ
てのコメントの種類およびその表示のタイミングとを定
めるストーリー情報とからなる巡回番組情報を前記ユー
ザ端末に送出し、前記ユーザ端末において、巡回番組情
報を解読させ、前記巡回履歴情報および前記ストーリー
情報に基づいて、ウェブブラウザにウェブサイトの自動
巡回を行わせるとともに、表示装置に、ウェブブラウザ
の表示画面と、前記ウェブブラウザによって表示される
ウェブサイトに対する前記コメントとを時系列的に表示
させることを特徴とする。 上記課題に対応した本発明
の第2の方法は、キャラクタがウェブサイトを紹介する
巡回番組を表す巡回番組情報を、ネットワークを介して
接続されたユーザ端末に提供する方法であって、ウェブ
サイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、キャラクタの
画像情報を含むキャラクタ情報と、前記巡回履歴情報で
示されるウェブサイトへのアクセスタイミングと、前記
キャラクタの画像情報の表示のタイミングと、前記キャ
ラクタのコメントの種類およびその表示のタイミングと
を定めるストーリー情報とからなる巡回番組情報を前記
ユーザ端末に送出し、前記ユーザ端末において、巡回番
組情報を解読させ、前記巡回履歴情報および前記ストー
リー情報に基づいて、ウェブブラウザにウェブサイトの
自動巡回を行わせるとともに、表示装置に、ウェブブラ
ウザの表示画面と、キャラクタの画像と、前記ウェブブ
ラウザによって表示されるウェブサイトに対する前記キ
ャラクタのコメントとを時系列的に表示させることを特
徴とする。
【0013】上記課題に対応した本発明の第3の方法
は、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、前
記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセスタ
イミングと、前記ウェブサイトについてのコメントの種
類およびその表示のタイミングとを定めるストーリー情
報とを含んで構成される巡回番組情報により、ウェブサ
イトを紹介する巡回番組をユーザに提供する装置におい
て実行される方法であって、前記巡回番組情報をネット
ワークから受信する処理と、前記巡回番組情報を解読す
る処理と、前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報
に基づいて、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回
を行わせる処理と、表示装置に、ウェブブラウザの表示
画面と、前記前記ウェブブラウザによって表示されるウ
ェブサイトに対する前記コメントとを時系列的に表示す
る処理と、を実行することを特徴とする。 上記課題に
対応した本発明の第4の方法は、ウェブサイトの巡回履
歴を示す巡回履歴情報と、キャラクタの画像情報を含む
キャラクタ情報と、前記巡回履歴情報で示されるウェブ
サイトへのアクセスタイミングと、前記キャラクタの画
像情報の表示のタイミングと、前記キャラクタのコメン
トの種類およびその表示のタイミングとを定めるストー
リー情報とを含んで構成される巡回番組情報により、キ
ャラクタがウェブサイトを紹介する巡回番組をユーザに
提供する装置において実行される方法であって、前記巡
回番組情報をネットワークから受信する処理と、前記巡
回番組情報を解読する処理と、前記巡回履歴情報および
前記ストーリー情報に基づいて、ウェブブラウザにウェ
ブサイトの自動巡回を行わせる処理と、表示装置に、ウ
ェブブラウザの表示画面と、キャラクタの画像と、前記
ウェブブラウザによって表示されるウェブサイトに対す
る前記キャラクタのコメントとを時系列的に表示する処
理と、を実行することを特徴とする。
【0014】上記課題に対応した本発明の第1のコンピ
ュータプログラムは、ユーザ端末にネットワークを介し
て接続されており、ウェブサイトを紹介するコメントを
表示する巡回番組を表す巡回番組情報を、前記ユーザ端
末に提供するコンピュータに、ウェブサイトの巡回履歴
を示す巡回履歴情報と、前記巡回履歴情報で示されるウ
ェブサイトへのアクセスタイミングと、前記ウェブサイ
トについてのコメントの種類およびその表示のタイミン
グとを定めるストーリー情報とをまとめて巡回番組情報
として送出させ、前記ユーザ端末において、巡回番組情
報を解読させ、前記巡回履歴情報および前記ストーリー
情報に基づいて、ウェブブラウザにウェブサイトの自動
巡回を行わせるとともに、表示装置に、ウェブブラウザ
の表示画面と、前記ウェブブラウザによって表示される
ウェブサイトに対する前記コメントとを時系列的に表示
させることを特徴とする。 上記課題に対応した本発明
の第2のコンピュータプログラムは、ユーザ端末にネッ
トワークを介して接続されており、キャラクタがウェブ
サイトを紹介するコメントを表示する巡回番組を表す巡
回番組情報を、前記ユーザ端末に提供するコンピュータ
に、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、キ
ャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報と、前記巡回
履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセスタイミン
グと、前記キャラクタの画像情報の表示のタイミング
と、前記キャラクタのコメントの種類およびその表示の
タイミングとを定めるストーリー情報とをまとめて巡回
番組情報として送出させ、前記ユーザ端末において、巡
回番組情報を解読させ、前記巡回履歴情報および前記ス
トーリー情報に基づいて、ウェブブラウザにウェブサイ
トの自動巡回を行わせるとともに、表示装置に、ウェブ
ブラウザの表示画面と、キャラクタの画像と、前記ウェ
ブブラウザによって表示されるウェブサイトに対する前
記キャラクタのコメントとを時系列的に表示させる、こ
とを特徴とする。
【0015】上記課題に対応した本発明の第3のコンピ
ュータプログラムは、ウェブサイトの巡回履歴を示す巡
回履歴情報と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイ
トへのアクセスタイミングと、前記ウェブサイトについ
てのコメントの種類およびその表示のタイミングとを定
めるストーリー情報とを含んで構成される巡回番組情報
により、ウェブサイトを紹介する巡回番組をユーザに提
供するコンピュータに、前記巡回番組情報をネットワー
クから受信する処理と、前記巡回番組情報を解読する処
理と、前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基
づいて、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行
わせる処理と、表示装置に、ウェブブラウザの表示画面
と、前記ウェブブラウザによって表示されるウェブサイ
トに対する前記コメントとを時系列的に表示する処理と
を実行させることを特徴とする。上記課題に対応した本
発明の第4のコンピュータプログラムは、ウェブサイト
の巡回履歴を示す巡回履歴情報と、キャラクタの画像情
報を含むキャラクタ情報と、前記巡回履歴情報で示され
るウェブサイトへのアクセスタイミングと、前記キャラ
クタの画像情報の表示のタイミングと、前記キャラクタ
のコメントの種類およびその表示のタイミングとを定め
るストーリー情報とを含んで構成される巡回番組情報に
より、キャラクタがウェブサイトを紹介する巡回番組を
ユーザに提供するコンピュータに、前記巡回番組情報を
ネットワークから受信する処理と、前記巡回番組情報を
解読する処理と、前記巡回履歴情報および前記ストーリ
ー情報に基づいて、ウェブブラウザにウェブサイトの自
動巡回を行わせる処理と、表示装置に、ウェブブラウザ
の表示画面と、キャラクタの画像と、前記ウェブブラウ
ザによって表示されるウェブサイトに対する前記キャラ
クタのコメントとを時系列的に表示する処理と、を実行
させることを特徴とする。上記のコンピュータプログラ
ムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録するこ
とも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
の全体構成を概略図示したものである。本実施形態で
は、巡回番組提供サイト10とユーザ端末20とがネッ
トワークLを介して接続される。ネットワークLは、イ
ンターネット、イントラネット等の多数のユーザがアク
セス可能なものである。ウェブサイトを巡回しながら各
ウェブサイトの紹介を行う番組(以下、巡回番組と呼
ぶ。)を記述する巡回番組情報が巡回番組提供サイト1
0により提供される。ユーザは、この巡回番組情報を、
ネットワークLを介してユーザ端末20により入手す
る。ユーザ端末20は、入手した巡回番組情報に従っ
て、ネットワーク上のウェブサイトにアクセスし、ディ
スプレイ30に巡回番組を表示(再生)する。
【0017】図1に示すように、ディスプレイ30の画
面に表示される画像は、ユーザ端末20全体の制御を行
うオペレーティングシステム、一般的なウェブブラウザ
(例えば、マイクロソフト社のInternet Explorer)お
よび本発明のソフトウェアによって表示制御される。デ
ィスプレイ30の画面は、アクセスしたウェブサイトの
画像が表示される領域31、キャラクタの画像32、カ
リスマキャラクタのコメントが表示される領域33を備
えている。巡回番組情報により指定されるウェブサイト
の情報が領域31に表示され、そのウェブサイトに関す
るカリスマキャラクタのコメントが領域33に表示され
る。これにより、ユーザ端末20のユーザは、カリスマ
キャラクタがアクセスした、あるいは推薦するウェブサ
イトと同じウェブサイトに自動的にアクセスし、カリス
マキャラクタの視点を通して新たなウェブサイトへのア
クセスを行うことになる。また、ユーザは、ディスプレ
イ30に表示された巡回番組によって、今まで自分が知
らなかったウェブサイトについて認知することができる
ようになる。なお、巡回番組は、ディスプレイ30内
に、ウェブブラウザによって表示される。
【0018】これらの巡回番組提供サイト10やユーザ
端末20は、ネットワークL上に、多数設けることがで
きる。また、ネットワークL上には、巡回番組に基づき
カリスマキャラクタによって紹介されることになるウェ
ブサイトが構築されたWWWサーバも配置されている。
【0019】<巡回番組提供サイト>巡回番組提供サイ
ト10は、CPU、メモリ、入出力装置およびネットワー
クLとの通信を行う通信インターフェイスを備えた情報
処理装置(コンピュータ)である。巡回番組提供サイト
10には、CPUがメモリからプログラムやデータを読
み込んで実行することにより、図2に示すような機能ブ
ロックが形成される。すなわち巡回番組提供サイト10
は、巡回番組情報管理部101と、巡回履歴情報12が
記録される巡回履歴情報記録部102と、カリスマキャ
ラクタ情報13が記録されるキャラクタ情報記録部10
3と、ストーリー情報14が記録されるストーリー情報
記録部104と、巡回番組インデックス情報15が記録
される巡回番組インデックス情報記録部105と、ネッ
トワークLを介して行われるユーザ端末20との通信を
制御する通信制御部106と、図示しないキーボード、
マウス等の入力装置が接続される外部入力部107とを
備えている。
【0020】巡回番組情報管理部101は、巡回番組イ
ンデックス情報記録部105に記録された巡回番組イン
デックス情報15を読み込んで、巡回履歴情報記録部1
02、キャラクタ情報記録部103、ストーリー情報記
録部104にそれぞれ記録された情報を互いに関連付け
てひとつの巡回番組情報としてまとめ、ユーザ端末20
から要求があると、要求された巡回番組情報を通信制御
部106を介して当該ユーザ端末20へ送る機能を有す
る。ここで、巡回番組インデックス情報15について説
明する。巡回番組インデックス情報15は、各記録部1
02〜104に記録された巡回履歴情報12、カリスマ
キャラクタ情報13、ストーリー情報14の情報をひと
つの巡回番組として互いに関連付けるレコードから構成
される。図3は、巡回番組インデックス情報15のレコ
ードの一例を示す図である。巡回番組インデックス情報
15の各レコードは、巡回履歴IDフィールド111、
キャラクタIDフィールド112、ストーリーIDフィ
ールド113、番組タイトル名フィールド114から構
成される。ここで、巡回履歴IDフィールド111には
巡回履歴情報12を特定するための巡回履歴IDが入力
され、キャラクタIDフィールド112にはキャラクタ
情報13を特定するためのキャラクタIDが入力され、
ストーリーIDフィールドにはストーリー情報14を特
定するためストーリーIDが入力される。また、番組タ
イトル名フィールド114には、それぞれの巡回番組に
付けられたタイトルが入力される。キャラクタIDフィ
ールド112には、巡回番組の種類に応じて2以上のI
Dが設定される場合がある(これについては後述す
る。)。
【0021】ユーザ端末20は、巡回番組提供サイト1
0から送信される、巡回番組インデックス情報15中の
番組タイトル名フィールド114を読み込むことによ
り、ディスプレイ30の画面に番組のタイトル名の一覧
を表示し、ユーザが所望の巡回番組を選択可能にする。
また、ユーザ端末20は、巡回番組提供サイト10から
番組タイトル名フィールド114とともに送信される、
後述されるカリスマキャラクタの画像情報133を読み
込むことにより、ディスプレイ30の画面に番組のタイ
トル名の一覧とともにカリスマキャラクタの画像を表示
し、ユーザが所望のカリスマキャラクタを選択可能にす
ることもできる。
【0022】巡回履歴情報記録部102には、複数のキ
ャラクタの巡回履歴情報12が記録される。巡回履歴情
報12は、カリスマキャラクタが行ったウェブサイトの
巡回履歴であり、例えば、特定のテーマに従ってウェブ
サイトの巡回を行った際に辿ったウェブサイトのURL
(Uniform Resource Locator)の羅列である。図4は、
巡回履歴情報12の例である。巡回履歴情報12は、各
巡回履歴固有の番号である巡回履歴ID121、URL
の羅列である巡回履歴122を備える。
【0023】カリスマキャラクタは、実在の人物でもよ
いし、人工的な人格を持つ仮想的な人物でもよい。ここ
でカリスマキャラクタとは、社会的にその個性、特徴等
の人格が明確に理解されうる人物をいう。例えば、実在
の有名人(例:有名な美容師)や専門家(美術品鑑定
家)、あるいは仮想的に社会的な位置付けができる人物
(神奈川県在住の買い物上手な主婦等)である。実在の
人物をモチーフとした場合、当該人物に実際にインター
ネット上でウェブサイト検索(ウェブサーフィン)を行
ってもらい、その結果から巡回履歴情報12を作成す
る。カリスマキャラクタが仮想的な存在の場合は、巡回
番組提供サイト10の管理者側で、そのカリスマキャラ
クタであればそうするであろうという仮定のもとに、イ
ンターネット上でウェブサイト検索を行い、巡回履歴1
22を作成することになる。キャラクタ情報記録部10
3には、複数のカリスマキャラクタについてのカリスマ
キャラクタ情報13が記録される。
【0024】カリスマキャラクタ情報13は、カリスマ
キャラクタの名前等のキャラクタ自身の情報、巡回番組
中に画面に表示される画像情報等からなる。図5は、カ
リスマキャラクタ情報13の例を示す図である。カリス
マキャラクタ情報13は、カリスマキャラクタを識別す
るためのキャラクタID131、カリスマキャラクタの
プロフィール132、カリスマキャラクタの画像情報1
33を備える。画像情報133により表されるカリスマ
キャラクタの画像は、写真や動画、似顔絵、イラスト
等、そのカリスマキャラクタを表すすべての画像を含
む。
【0025】ストーリー情報記録部104には、複数の
ストーリー情報14が記録される。ストーリー情報14
は、巡回履歴情報12により得られるウェブサイトの巡
回履歴と、カリスマキャラクタ情報13により得られる
カリスマキャラクタの画像とを組み合わせてストーリー
立てた番組としてユーザに見せるために、ウェブページ
を表示するタイミング(またはウェブサイトにアクセス
するタイミング)や、そのときに表示するカリスマキャ
ラクタの画像、その他の画像制御情報、カリスマキャラ
クタのコメントを記述した情報である。図6は、ストー
リー情報14の例を示す図である。ストーリー情報14
は、ストーリーID141、ブラウザ制御シーケンス1
42、アニメーション制御シーケンス143、コメント
144を備える。ストーリーID141は、そのストー
リーの識別情報である。ブラウザ制御シーケンス142
は、ブラウザの起動やブラウザによるウェブサイトへの
アクセスのタイミングが記述される。また、アニメーシ
ョン制御シーケンス143には、ユーザ端末の表示画面
におけるブラウザの表示領域以外の領域に、アニメーシ
ョン(静止画を含む)を表示させるための情報(カリス
マキャラクタの画像を特定する情報)、表示のタイミン
グが記述される。さらに、コメント144は、表示した
ウェブサイトについてのカリスマキャラクタのコメント
を記述したものである。
【0026】通信制御部106は、ネットワークLを介
したユーザ端末20との通信を制御する。特に、ユーザ
端末20からの要求を受信し巡回番組情報管理部101
にその要求を伝達し、巡回番組情報管理部101から受
け取った巡回番組情報をネットワークLを介してユーザ
端末20へ送信する。外部入力部107は、キーボード
・タブレット等の入力装置からの入力に従って、巡回履
歴情報記録部102、キャラクタ情報記録部103、ス
トーリー情報記録部104、巡回番組インデックス情報
記録部105に各種の情報(巡回履歴情報12、カリス
マキャラクタ情報13、ストーリー情報14、巡回番組
インデックス情報15を含む。)を記録する。
【0027】巡回番組提供サイト10は、ネットワーク
Lを介してユーザ端末20からアクセスがあると、ユー
ザ端末20のディスプレイ30の画面に巡回番組インデ
ックス情報記録部105に記録された巡回番組インデッ
クス情報15に基づく画像を表示させるように機能す
る。ディスプレイ30に表示される画像には、巡回番組
に対応付けられたボタンが表示される。図7は、巡回番
組情報インデックス情報15に基いてディスプレイ30
に表示された画像および各画像に対応付けられたボタン
61の一例を示す図である。このボタン61のいずれか
をユーザがマウス等のポインティングデバイスで選択操
作することにより、操作されたボタンに対応するボタン
識別情報が巡回番組提供サイト10に送信される。選択
されたボタンに対応する巡回番組情報が、巡回番組提供
サイト10からユーザ端末20へ送信される。上記選択
画面表示の制御、選択されたボタン情報の送信は、HT
ML(HyperText Markup Language)およびウェブブラウ
ザを使用したウェブ技術を用いて実現できる。
【0028】<ユーザ端末>ユーザ端末20は、例え
ば、CPUや、メモリ、入出力装置、ネットワークLと
の通信を行う通信インタフェースを備えた通常のパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理端末である。ユーザ端末
20には、CPUがメモリからプログラムやデータを読
み込んで実行することにより、図8に示すような機能ブ
ロックが形成される。すなわちユーザ端末20は、通信
制御部201と、巡回番組情報解読部202と、画面表
示制御部203と、ウェブサイト記録部204と、外部
入力部205と、ブラウザ206とを備えている。
【0029】通信制御部201は、ネットワークLを介
した巡回番組提供サイト10との通信を制御する。特
に、巡回番組提供サイト10へ巡回番組情報の送信要求
を行うと共に、巡回番組提供サイト10から巡回番組情
報を受信する。また、ブラウザ206の要求に応じて、
巡回番組提供サイト10以外のネットワークL上のウェ
ブサイトへのアクセスを制御する。
【0030】巡回番組情報解読部202は、通信制御部
201により受信した巡回番組情報を取り込み、これを
解読する。画面表示制御部203は、巡回番組情報解読
部202により解読された巡回番組情報に従って、ブラ
ウザの起動や終了、ブラウザ206を介したウェブサイ
トへのアクセスを制御する。また、外部入力部205か
らの入力に応じて、ブラウザ206によるウェブサイト
へのアクセスを制御するとともに、ディスプレイ30の
画面に表示される、ウェブサイトの情報以外の情報(カ
リスマキャラクタ画像、コメント等)の表示の制御を行
う。ウェブサイト記録部204には、アクセスしたウェ
ブサイトの情報が格納される。
【0031】外部入力部205は、キーボードやマウス
等の入力装置による入力に従って、入力された情報を画
面表示制御部203へ送る。ブラウザ206は、標準的
なブラウザ(例えば、Internet Explorer)であって、
ディスプレイ30にウィンドウを開き、アクセスしたウ
ェブサイトから受信した情報をそのウィンドウ内に表示
する。
【0032】巡回番組情報解読部202及び画面表示制
御部203で行われる処理について、さらに詳細に説明
する。まず、巡回番組情報解読部202は、巡回番組情
報を解読して、巡回履歴情報12、カリスマキャラクタ
情報13、ストーリー情報14を抽出する。
【0033】次に、巡回番組情報解読部202は、巡回
履歴情報12を画面表示制御部203へ送る。画面表示
制御部203は、巡回履歴122に記述されたウェブサ
イトへブラウザ206を介してアクセスし、巡回履歴1
22で指定されたすべてのウェブサイトに含まれる情報
をウェブサイト記録部204に格納する。このように巡
回履歴情報12で指示されるウェブサイトの情報を予め
ウェブサイト記録部204にダウンロードしておくこと
により、ネットワークの混雑状態に関係なく、ディスプ
レイ30に確実にウェブサイトの情報を表示できるよう
になる。ただし、このようにウェブサイトの情報を事前
にウェブサイト記録部204に記憶させておくことは、
本発明において必須の事項ではない。後述するブラウザ
制御シーケンスに従って、巡回履歴情報12で指示され
るウェブサイトにその都度アクセスするようにしてもよ
い。
【0034】続いて、巡回番組情報解読部202によ
る、ストーリー情報14のブラウザ制御シーケンス14
2およびアニメーション制御シーケンス143の実行に
ついて説明する。図9は、ブラウザ制御シーケンス14
2、アニメーション制御シーケンス143の一例を示す
図である。まず、巡回番組情報解読部202は、ストー
リー情報14のブラウザ制御シーケンス142を実行し
て、画面表示制御部203へ指示を出す。例えば、時刻
「0:00:00」にブラウザを起動してディスプレイ
30にそのウィンドウを表示するように、時刻「0:0
0:10」にwww.aaa.comのウェブサイトにアクセスす
るように、画面表示制御部203に指示を出す。予めww
w.aaa.comのウェブサイトの情報をウェブサイト記録部
204にダウンロードしてある場合には、画面表示制御
部203に指示して該当する情報をウェブサイト記録部
204から読み出させる。画面表示制御部203は、ブ
ラウザ制御シーケンスに基づいて、ブラウザ206を制
御し、巡回履歴情報12に記述されたウェブサイトの情
報(またはダウンロードされた情報)を自動的に表示さ
せる。また、巡回番組情報解読部202は、ストーリー
情報14のアニメーション制御シーケンス143を実行
するように、画面表示制御部203へ指示を出す。例え
ば、時刻「0:00:00」にディスプレイ30にカリ
スマキャラクタの画像を表示し、時刻「0:00:1
5」にそのコメントをカリスマキャラクタ画像の横に表
示させる。アニメーション制御シーケンス143によっ
て、CGアニメーション、ムービー、音声からなるより動
きの多いアニメーションを表示させてもよい。
【0035】ブラウザ制御シーケンスとアニメーション
制御シーケンスとの同期は、画面表示制御部203に供
給される基準時刻情報(図示せず)に基づいて行う。す
なわち、図9に示すように、それぞれのシーケンスには
発生させるべきイベント(ウェブサイトへのアクセス、
カリスマキャラクタ画像の表示、コメントの表示等)と
それの発生時刻とが記述されており、巡回番組情報解読
部202は、それの発生時刻に基づいて画面表示制御部
203へ指示を出す。基準時刻情報は、ブラウザ制御シ
ーケンスおよびアニメーション制御シーケンスの開始時
にリセットされる。
【0036】巡回番組を表示中に外部入力部205から
指示がある場合は、巡回番組情報解読部202からの指
示を中断して、外部入力部205からの指示を実行す
る。例えば、あるウェブサイトの情報がディスプレイ3
0の領域31に表示されるとともに、カリスマキャラク
タの動画が表示される巡回番組の実行中に、マウスによ
り新しいブラウザを起動する指示を与えると、巡回番組
の進行を中断してカリスマキャラクタの動画が止まり、
新たなブラウザを起動するようになる。追加的な情報と
して、ブラウザ制御シーケンス142またはアニメーシ
ョン制御シーケンス143と関連付けて、ストーリー情
報14に分岐自由度情報を加えてもよい(図示せず)。
分岐自由度情報は、ブラウザ制御シーケンスに従ってウ
ェブサイトの情報が表示されているときに、ユーザの操
作による巡回番組の進行の中断、他のブラウザの起動を
制限するための情報である。ここで分岐自由度情報は複
数の自由度レベル、例えば3段階(レベル1〜3)のレ
ベルを持つように設定できる。3段階の自由度を設定し
た場合、レベル1でユーザの操作を完全に許可、レベル
2で一定条件下で操作を許可、レベル3で操作を完全に
禁止する、というように制限のレベルを変化させること
が可能である。分岐の自由度(ユーザによる操作の制
限)は、上記基準時刻情報に基き、上記自由度レベルを
記述することによって設定できる。分岐自由度情報は、
巡回番組情報解読部202によって順次解読され、画面
表示制御部203は巡回番組情報解読部202からその
制限レベルを受け取って、ユーザによる巡回番組進行中
の操作を制限する。
【0037】<運用形態>以上のような構成によるウェ
ブサイトの巡回番組の提供は、以下のように行われる。
図10のフローチャートを用いて説明する。ユーザは、
ユーザ端末20により、ネットワークLを介して巡回番
組提供サイト10にアクセスする(ステップS10)。
巡回番組提供サイト10にアクセスすると、上述のディ
スプレイ30には巡回番組提供サイト10のページが表
示される(図7)。ディスプレイ30の表示から、ユー
ザが、入力装置により選択することにより、巡回番組提
供サイト10に所望の巡回番組の要求を行う(ステップ
S20)。
【0038】ユーザ端末20から巡回番組の要求がある
と、巡回番組提供サイト10は、要求に基づいた巡回番
組情報を、要求のあったユーザ端末20へ送る(ステッ
プS30)。詳細には、ユーザ端末20からの要求が巡
回番組ボタン61を選択することにより行われると(ボ
タン識別情報を受け取ると)、巡回番組情報管理部10
1は、選択された巡回番組ボタン61に対応する巡回番
組情報を各記録部102〜105から取り込み、通信制
御部106からネットワークLを介して、要求元のユー
ザ端末20へ送る。
【0039】巡回番組情報を入手したユーザ端末20は
(ステップS40)、巡回番組情報解読部202により
巡回番組情報を解読して、巡回履歴情報12、カリスマ
キャラクタ情報13、ストーリー情報14を抽出し、こ
れらの情報により、ディスプレイ30に巡回番組を表示
する(ステップS50)。
【0040】このようにして、ユーザは、所望の巡回番
組をディスプレイ30により視聴することができる。巡
回番組により、カリスマキャラクタの視点で行われるウ
ェブサイト巡回を通して新たなウェブサイトを知ること
ができる。巡回番組を表示中に、例えば、番組中に出て
きたウェブサイトに興味を持ち、自分で独自にアクセス
したい場合などは、別のブラウザを起動し、起動したブ
ラウザのブラウザ画面に表示させることもできる。この
ような場合、巡回番組を中断して、ユーザが開いたブラ
ウザの終了や、復帰操作を待って再開するようにする。
これは、画面表示制御部203が、外部入力部205を
介したユーザの要求に応じて、別のブラウザを起動した
際に巡回番組の再生を中断し、また別のブラウザを終了
させた際に巡回番組の再生を再開することにより実現可
能である。これにより、巡回番組を表示中でも、ユーザ
は、所定の操作によりブラウザを起動して所望のウェブ
サイトへアクセスして、情報を得ることができる。前述
のとおり、ストーリー情報14に分岐自由度情報が付加
されている場合には、その自由度レベルによっては、別
ブラウザの起動が制限される場合がある。
【0041】<実施例>以下に、カリスマキャラクタを
複数用いることにより、巡回番組をテレビのいわゆる情
報クイズ番組の形式で作成してユーザに提供する実施例
について説明する。この巡回番組は、ディスプレイ30
に図11のような構成で表示される。この画面上では、
カリスマキャラクタとして、司会者71、解答者72、
解答者73及び出題者74が表示される。
【0042】司会者71は、この巡回番組の進行を行う
カリスマキャラクタである。進行は、ストーリー情報1
4のブラウザ制御シーケンス142およびアニメーショ
ン制御シーケンス143に基づいて行われる。巡回番組
の進行に必要な司会者71のコメントは、アニメーショ
ン制御シーケンス143に基づき、コメント領域71a
に表示される。
【0043】解答者72、73は、それぞれ異なるプロ
フィールを持っており、巡回履歴情報12もそれぞれに
持っている。それぞれの巡回履歴情報12により特定さ
れたウェブサイトの情報が、それぞれウェブサイト表示
領域72a、73aに表示される。また、クイズに対す
る解答もウェブサイト表示領域72a、73aに表示さ
れる。解答者のプロフィールは、プロフィール表示領域
72b、73bに表示される。プロフィールは、カリス
マキャラクタ情報13のプロフィール132に基づいて
表示される。
【0044】出題者74は、クイズの問題に関する専門
家であり、出題、正解の説明、講評などを行う。図11
の場合は、出題者74はコックであり、料理の専門家で
あることを視覚的にわかりやすく表している。出題、正
解の説明、講評などは、表示領域74aに表示される。
出題や正解の説明もウェブサイトを巡回しながら行うこ
とができ、この巡回順序を示すために、出題者74も巡
回履歴12を持っている。
【0045】このような情報クイズ番組形式の巡回番組
を作成するために、巡回番組情報管理部101は、巡回
番組インデックス情報15に基き、キャラクタ情報記録
部103から、司会者71、解答者72、73、出題者
74のキャラクタ情報を読み出す。出題者74は、出題
内容に応じて、その分野の専門家を設定する。専門家か
否かは、プロフィール132により判断する。出題内容
は、外部から入力される。解答者72、73は、出題内
容に関する巡回履歴を記録させたカリスマキャラクタを
選択する。なお、解答者の数は、2人に限られていない
ことは言うまでもない。解答者は、できるだけ異なる個
性を持ったカリスマキャラクタを選ぶようにすると、解
答の幅が広がり、より多様なウェブサイトへのアクセス
を提供できる。
【0046】そして、巡回番組情報管理部101は、巡
回番組インデックス情報15に基き、解答者72、73
及び出題者74の巡回履歴情報12を巡回履歴情報記録
部102から読み出す。解答者72、73の巡回履歴情
報12には、出題に対する解答を導き出すために、それ
ぞれの個性に合った順序の巡回履歴が記述される。解答
者72、73の巡回履歴には、正解があるウェブサイト
のURLが含まれる必要は必ずしもない。出題者74の
巡回履歴情報12は、出題に対する正解を導き出すため
の巡回履歴を示す。例えば、正解が「www.zzz.com」と
いうURLのウェブサイトにある場合、出題者の巡回履
歴情報12には、「www.zzz.com」のURLがどこかに
含まれる。
【0047】次に、巡回番組情報管理部101は、巡回
番組インデックス情報15に基き、ストーリー情報記録
部104からストーリー情報14を読み出す。ストーリ
ー情報14は、例えば、以下のようなストーリーを提供
する。
【0048】まず、最初にブラウザ206を起動させ
る。次いで、司会者71が登場し、番組のオープニング
のコメントをコメント領域71aに表示させる。次い
で、解答者72、73を表示させる。このとき、解答者
72、73のプロフィールをそれぞれのプロフィール表
示領域72b、73bに表示させる。次いで、出題者7
4を登場させる。このとき、司会者71が出題者74を
紹介するようなコメントを、コメント領域71aに表示
させる。
【0049】次いで、表示領域74aに問題を表示させ
る。次いで、解答者72が、問題に対する解答を得る過
程を、ウェブサイト表示領域72aに表示させる。解答
を得る過程が、ウェブサイトを巡回して表示する過程に
対応する。次いで、解答者73が、問題に対する解答を
得る過程を、ウェブサイト表示領域72aに表示する。
次いで、問題に対する正解を表示領域74aに表示させ
る。そして、正解を得る過程を表示させる。正解を得る
過程も、ウェブサイトを巡回して表示する過程に対応す
る。問題の表示から、正解の説明の間、司会者71がコ
メント領域71aに気の利いたコメントをしているよう
に、コメントを表示させてもよい。
【0050】各コメント、解答者72、73のプロフィ
ール、司会者71、解答者72、73、出題者74の画
像は、カリスマキャラクタ情報13に含まれている。ウ
ェブサイトの巡回は、巡回履歴情報12により示される
順序で行われる。
【0051】以上の巡回番組の表示制御は、巡回番組情
報解読部202、画面表示制御部203およびブラウザ
206が、巡回履歴情報12、カリスマキャラクタ情報
13、ストーリー情報14中のブラウザ制御シーケンス
142、アニメーション制御シーケンス143、コメン
ト144に基づいて行う。詳細には、ウェブサイト表示
領域72a、73a、74aは、ウェブブラウザ206
によって制御される領域であり、司会者71、解答者7
2、解答者73及び出題者74の画像、司会者71のコ
メント領域71a、解答者72・73のプロフィール表
示領域72b、73bは画面表示制御部203によって
表示制御される。
【0052】前述したようなストーリーを提供すること
により、ユーザに情報クイズ番組を通した各ウェブサイ
トの情報を提供可能になる。ユーザは、出題者74によ
る、問題に対する専門的な目、解答者72、73によ
る、それぞれのカリスマキャラクタの個性にあった目に
より、様々な切り口の解答を得ることができる。このよ
うにして、1つの問題に対する様々な解答を通じて、様
々な分野の多くのウェブサイトの存在を知ることがで
き、ネットワークL上から豊富な情報を得ることができ
る。以上、本発明を特定の実施形態に則して説明してき
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。例えば、上記実施形態においては、ディスプレイの
画面に表示されたキャラクタが画面上でしゃべるような
演出をしてウェブサイトの紹介をしているが、このよう
なキャラクタによる演出は本発明にとって必須ではな
い。特定の視点(例えば、カリスマキャラクタ)から選
んだウェブサイトを、そのコメントとともに紹介してい
ることがユーザに理解されればそれでよい。従って、画
面にウェブサイトを表示するとともに、そのウェブサイ
トについてのコメントを画面に表示するだけでもよい。
このような別の実施形態においては、巡回番組提供サイ
トにキャラクタの画像情報を記憶させる必要はない。こ
の場合、ユーザによるキャラクタ選択を容易にするため
により詳しいキャラクタのプロフィールを記憶させてお
いて、それを画面に表示することとしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から、本発明により、ネット
ワーク上のウェブサイト情報をユーザに興味を持たせる
ように編集した番組を作成し、ユーザ端末においてその
ようなウェブサイト情報を自動的に再生可能にすること
ができる。また本発明の応用により、カリスマキャラク
タに応じたウェブサイトの巡回を通じて、ユーザに、様
々なウェブサイトを紹介し、ユーザが興味のある情報を
検索するためのサポートを行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム全体の構成図。
【図2】巡回番組提供サイトの機能ブロック図。
【図3】巡回番組インデックス情報15の例示図。
【図4】巡回履歴情報12の例示図。
【図5】カリスマキャラクタ情報13の例示図。
【図6】ストーリー情報14の例示図。
【図7】巡回番組提供サイト10のページの初期画面。
【図8】ユーザ端末の機能ブロック図。
【図9】ブラウザ制御シーケンス、アニメーション制御
シーケンスの例示図。
【図10】巡回番組の提供方法のフローチャート。
【図11】巡回番組を情報クイズ番組の形式で作成した
ときの画面。
【符号の説明】
10 巡回番組提供サイト 12 巡回履歴情報 13 カリスマキャラクタ情報 14 ストーリー情報 15 巡回番組インデックス情報 101 巡回番組情報管理部 102 巡回履歴情報記録部 103 キャラクタ情報記録部 104 ストーリー情報記録部 105 巡回番組インデックス情報記録部 106 通信制御部 107 外部入力部 20 ユーザ端末 201 通信制御部 202 巡回番組情報解読部 203 画面表示制御部 204 ウェブサイト記録部 205 外部入力部 206 表示制御部 30 ディスプレイ 31 ウェブサイトの画像が表示される領域(ブラウザ
のウィンドウ) 32 カリスマキャラクタの画像 33 カリスマキャラクタのコメントが表示される領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 310 G06F 15/00 310A 17/60 140 17/60 140 H04N 7/173 640 H04N 7/173 640Z (72)発明者 茶谷 公之 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 5B075 KK07 PR03 5B085 AC11 AC14 BA06 BG03 BG07 5C064 BA07 BB07 BC07 BC18 BC23 BC25 BD01 BD07 5E501 AA01 AB15 AC25 AC33 BA17 FA42 FA43

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末にネットワークを介して接続
    され、ウェブサイトを紹介する巡回番組を表す巡回番組
    情報を前記ユーザ端末に提供する情報提供装置であっ
    て、 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報が記録され
    る巡回履歴情報記録手段と、 前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセス
    タイミングと、前記ウェブサイトについてのコメントの
    種類およびその表示のタイミングとを定めるストーリー
    情報が記録されるストーリー情報記録手段と、 前記ユーザ端末からの要求に応じて、巡回番組情報を構
    成する前記巡回履歴情報及び前記ストーリー情報を送出
    する巡回番組情報送出手段とを備えることを特徴とす
    る、情報提供装置。
  2. 【請求項2】 ユーザ端末にネットワークを介して接続
    され、キャラクタがウェブサイトを紹介する巡回番組を
    表す巡回番組情報を前記ユーザ端末に提供する情報提供
    装置であって、 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報が記録され
    る巡回履歴情報記録手段と、 キャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報が記録され
    るキャラクタ情報記録手段と、 前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセス
    タイミングと、前記キャラクタの画像情報の表示のタイ
    ミングと、前記キャラクタのコメントの種類およびその
    表示のタイミングとを定めるストーリー情報が記録され
    るストーリー情報記録手段と、 前記ユーザ端末からの要求に応じて、巡回番組情報を構
    成する前記巡回履歴情報、前記キャラクタ情報及び前記
    ストーリー情報を送出する巡回番組情報送出手段とを備
    えることを特徴とする、情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記巡回番組のインデックス情報を記憶
    する巡回番組インデックス情報記憶手段をさらに備え、
    前記巡回番組情報送出手段は前記ユーザ端末からの要求
    に応じて前記巡回番組のインデックス情報を前記ユーザ
    端末に送出する、請求項2記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴
    情報と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへの
    アクセスタイミングと、前記ウェブサイトについてのコ
    メントの種類およびその表示のタイミングとを定めるス
    トーリー情報とを含んで構成される巡回番組情報をネッ
    トワークを介して受信する通信制御部と、 前記通信制御部が受信した巡回番組情報を解読する巡回
    番組情報解読部と、 前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づい
    て、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせ
    るとともに、表示装置に、ウェブブラウザの表示画面
    と、前記ウェブブラウザによって表示されるウェブサイ
    トに対する前記コメントとを時系列的に表示する画面表
    示制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴
    情報と、キャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報
    と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアク
    セスタイミングと、前記キャラクタの画像情報の表示の
    タイミングと、前記キャラクタのコメントの種類および
    その表示のタイミングとを定めるストーリー情報とを含
    んで構成される巡回番組情報をネットワークを介して受
    信する通信制御部と、 前記通信制御部が受信した巡回番組情報を解読する巡回
    番組情報解読部と、 前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づい
    て、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせ
    るとともに、表示装置に、ウェブブラウザの表示画面
    と、キャラクタの画像と、前記ウェブブラウザによって
    表示されるウェブサイトに対する前記キャラクタのコメ
    ントとを時系列的に表示する画面表示制御手段と、を備
    えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 ウェブサイト記録手段をさらに備え、前
    記巡回番組情報解読部は、前記巡回履歴情報によって指
    定されるすべてのウェブサイトに予めアクセスするとと
    もに、そのウェブサイトの情報を前記ウェブサイト記録
    手段に記録する、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ウェブサイトを紹介する巡回番組を表す
    巡回番組情報を、ネットワークを介して接続されたユー
    ザ端末に提供する方法であって、 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、前記巡
    回履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセスタイミ
    ングと、前記ウェブサイトについてのコメントの種類お
    よびその表示のタイミングとを定めるストーリー情報と
    からなる巡回番組情報を前記ユーザ端末に送出し、 前記ユーザ端末において、巡回番組情報を解読させ、前
    記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づいて、
    ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせると
    ともに、表示装置に、ウェブブラウザの表示画面と、前
    記ウェブブラウザによって表示されるウェブサイトに対
    する前記コメントとを時系列的に表示させることを特徴
    とする、情報提供方法。
  8. 【請求項8】 キャラクタがウェブサイトを紹介する巡
    回番組を表す巡回番組情報を、ネットワークを介して接
    続されたユーザ端末に提供する方法であって、 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、キャラ
    クタの画像情報を含むキャラクタ情報と、前記巡回履歴
    情報で示されるウェブサイトへのアクセスタイミング
    と、前記キャラクタの画像情報の表示のタイミングと、
    前記キャラクタのコメントの種類およびその表示のタイ
    ミングとを定めるストーリー情報とからなる巡回番組情
    報を前記ユーザ端末に送出し、 前記ユーザ端末において、巡回番組情報を解読させ、前
    記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づいて、
    ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせると
    ともに、表示装置に、ウェブブラウザの表示画面と、キ
    ャラクタの画像と、前記ウェブブラウザによって表示さ
    れるウェブサイトに対する前記キャラクタのコメントと
    を時系列的に表示させることを特徴とする、情報提供方
    法。
  9. 【請求項9】 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴
    情報と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへの
    アクセスタイミングと、前記ウェブサイトについてのコ
    メントの種類およびその表示のタイミングとを定めるス
    トーリー情報とを含んで構成される巡回番組情報によ
    り、ウェブサイトを紹介する巡回番組をユーザに提供す
    る装置において実行される方法であって、 前記巡回番組情報をネットワークから受信する処理と、 前記巡回番組情報を解読する処理と、 前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づい
    て、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせ
    る処理と、 表示装置に、ウェブブラウザの表示画面と、前記前記ウ
    ェブブラウザによって表示されるウェブサイトに対する
    前記コメントとを時系列的に表示する処理と、を実行す
    ることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履
    歴情報と、キャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報
    と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアク
    セスタイミングと、前記キャラクタの画像情報の表示の
    タイミングと、前記キャラクタのコメントの種類および
    その表示のタイミングとを定めるストーリー情報とを含
    んで構成される巡回番組情報により、キャラクタがウェ
    ブサイトを紹介する巡回番組をユーザに提供する装置に
    おいて実行される方法であって、 前記巡回番組情報をネットワークから受信する処理と、 前記巡回番組情報を解読する処理と、 前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づい
    て、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせ
    る処理と、 表示装置に、ウェブブラウザの表示画面と、キャラクタ
    の画像と、前記前記ウェブブラウザによって表示される
    ウェブサイトに対する前記キャラクタのコメントとを時
    系列的に表示する処理と、 を実行することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 ユーザ端末にネットワークを介して接
    続されており、ウェブサイトを紹介するコメントを表示
    する巡回番組を表す巡回番組情報を、前記ユーザ端末に
    提供するコンピュータに、 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、前記巡
    回履歴情報で示されるウェブサイトへのアクセスタイミ
    ングと、前記ウェブサイトについてのコメントの種類お
    よびその表示のタイミングとを定めるストーリー情報と
    をまとめて巡回番組情報として送出させ、前記ユーザ端
    末において、巡回番組情報を解読させ、前記巡回履歴情
    報および前記ストーリー情報に基づいて、ウェブブラウ
    ザにウェブサイトの自動巡回を行わせるとともに、表示
    装置に、ウェブブラウザの表示画面と、前記ウェブブラ
    ウザによって表示されるウェブサイトに対する前記コメ
    ントとを時系列的に表示させる、コンピュータプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 ユーザ端末にネットワークを介して接
    続されており、キャラクタがウェブサイトを紹介するコ
    メントを表示する巡回番組を表す巡回番組情報を、前記
    ユーザ端末に提供するコンピュータに、 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履歴情報と、キャラ
    クタの画像情報を含むキャラクタ情報と、前記巡回履歴
    情報で示されるウェブサイトへのアクセスタイミング
    と、前記キャラクタの画像情報の表示のタイミングと、
    前記キャラクタのコメントの種類およびその表示のタイ
    ミングとを定めるストーリー情報とをまとめて巡回番組
    情報として送出させ、前記ユーザ端末において、巡回番
    組情報を解読させ、前記巡回履歴情報および前記ストー
    リー情報に基づいて、ウェブブラウザにウェブサイトの
    自動巡回を行わせるとともに、表示装置に、ウェブブラ
    ウザの表示画面と、キャラクタの画像と、前記ウェブブ
    ラウザによって表示されるウェブサイトに対する前記キ
    ャラクタのコメントとを時系列的に表示させる、コンピ
    ュータプログラム。
  13. 【請求項13】 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履
    歴情報と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへ
    のアクセスタイミングと、前記ウェブサイトについての
    コメントの種類およびその表示のタイミングとを定める
    ストーリー情報とを含んで構成される巡回番組情報によ
    り、ウェブサイトを紹介する巡回番組をユーザに提供す
    るコンピュータに、 前記巡回番組情報をネットワークから受信する処理と、 前記巡回番組情報を解読する処理と、 前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づい
    て、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせ
    る処理と、 表示装置に、ウェブブラウザの表示画面と、前記ウェブ
    ブラウザによって表示されるウェブサイトに対する前記
    コメントとを時系列的に表示する処理と、 を実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 【請求項14】 ウェブサイトの巡回履歴を示す巡回履
    歴情報と、キャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報
    と、前記巡回履歴情報で示されるウェブサイトへのアク
    セスタイミングと、前記キャラクタの画像情報の表示の
    タイミングと、前記キャラクタのコメントの種類および
    その表示のタイミングとを定めるストーリー情報とを含
    んで構成される巡回番組情報により、キャラクタがウェ
    ブサイトを紹介する巡回番組をユーザに提供するコンピ
    ュータに、 前記巡回番組情報をネットワークから受信する処理と、 前記巡回番組情報を解読する処理と、 前記巡回履歴情報および前記ストーリー情報に基づい
    て、ウェブブラウザにウェブサイトの自動巡回を行わせ
    る処理と、 表示装置に、ウェブブラウザの表示画面と、キャラクタ
    の画像と、前記ウェブブラウザによって表示されるウェ
    ブサイトに対する前記キャラクタのコメントとを時系列
    的に表示する処理と、 を実行させるためのコンピュータプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至14いずれか1項に記
    載されたコンピュータプログラムを記録した、コンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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