JP2002358100A - 符号化装置、及び符号化記録装置 - Google Patents

符号化装置、及び符号化記録装置

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JP2002358100A
JP2002358100A JP2002106190A JP2002106190A JP2002358100A JP 2002358100 A JP2002358100 A JP 2002358100A JP 2002106190 A JP2002106190 A JP 2002106190A JP 2002106190 A JP2002106190 A JP 2002106190A JP 2002358100 A JP2002358100 A JP 2002358100A
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audio
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JP2002106190A
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Yoshinori Nakajima
由則 中嶋
Masahiro Honjo
正博 本城
Ryoji Suzuki
良二 鈴木
Masatoshi Shinpo
正利 新保
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なる音声高能率符号化方式にて、同
一オーディオ信号を符号化し、同一メディアに多重化す
ることにより、異なるオーディオ符号化方式が採用され
た地域間でのメディアの互換性を確保する。 【解決手段】 オーディオ信号入力端子101から入力さ
れたオーディオ信号は、A/D変換器102にてA/D変換され
た後、第1のオーディオデータ符号化手段103、第2のオ
ーディオデータ符号化手段106に入力される。第1のオー
ディオデータ符号化手段103、第2のオーディオデータ符
号化手段106では、同一オーディオ信号がそれぞれの高
能率符号化方式にて符号化される。第1のオーディオデ
ータ符号化手段103、第2のオーディオデータ符号化手段
106の出力は多重化器108にて多重化された後、単一の蓄
積メディア202に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG1オーディオ
とMPEG2オーディオ等の複数の異なる音声高能率符号化
方式を用いたオーディオデータ符号化装置とオーディオ
データ符号化記録装置とオーディオデータ復号装置とオ
ーディオデータ復号再生装置と蓄積媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】CD,DAT等の1.5Mbps系ディジタル蓄積メ
ディアを対象とした、動画信号とそれに付随するオーデ
ィオ信号の高能率符号化方式に関する世界標準符号化方
式であるISO11172(通称MPEG1規格)が1993年8月1日ISO
より出版された。これに伴い、オーディオ信号の高能率
符号化の分野において、MPEG/Audio Phase1 アルゴリズ
ム(通称MPEG1オーディオ)技術を応用したLSI開発等が
活発に行われつつある。
【0003】また、MPEG1オーディオのマルチチャネル
/マルチリンガルへの拡張を目指した通称MPEG2オーデ
ィオも1995年には国際標準として出版される。このた
め、MPEG2オーディオ技術を応用した機器、デバイス等
の開発も、今後活発に行われていくことが予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、現在MPEG1オ
ーディオ技術を採用している、あるいは採用しようとし
ている機器も、次世代機にはMPEG2オーディオ技術を採
用することが考えられるが、この場合、MPEG1オーディ
オとMPEG2オーディオとの互換性が問題となってくる。
【0005】MPEGの規格では、MPEG2オーディオの要求
条件として、マルチチャネル/マルチリンガル符号化に
ついてはMPEG1オーディオとの前方及び後方互換性、低
サンプリング周波数符号化については前方互換性を有す
ることが挙げられているものの、その方式については規
定されていない。
【0006】また、採用されるオーディオの符号化方式
が、地域によって異なる場合も有り得るが、このときメ
ディアの互換性の確保が問題となる。
【0007】本発明は上記問題点を解決するもので、簡
便な構成でMPEG1オーディオとMPEG2オーディオの前方及
び後方互換を実現すること、また、異なるオーディオの
符号化方式が採用された地域間でのメディアの互換性の
確保を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、複数の異なるオーディオデータ高能率符
号化手段とパケットヘッダ符号化手段とを有するオーデ
ィオデータ符号化装置にて、パケットヘッダ内に記述さ
れたストリームIDに、高能率符号化方式に対応づけられ
た特定の値を記述し、少なくとも一種類以上のオーディ
オデータ復号手段と、システムストリーム解析手段とを
有するオーディオデータ復号装置にて、上記ストリーム
IDにより、多重化ストリーム内の各々のオーディオスト
リームの、高能率符号化方式の識別を行うよう構成す
る。
【0009】また、複数の異なるオーディオデータ高能
率符号化手段と、システム管理情報符号化手段とを有す
るオーディオデータ符号化記録装置にて、記録メディア
のシステム管理情報内に記述されたストリームIDに、高
能率符号化方式に対応づけられた特定の値を記述し、少
なくとも一種類以上のオーディオデータ復号手段と、シ
ステム管理情報を処理するシステムコントロール手段と
を有するオーディオデータ復号再生装置にて、上記スト
リームIDにより、多重化ストリーム内の各々のオーディ
オストリームの、高能率符号化方式の識別を行うよう構
成する。
【0010】そして、入力オーディオ信号を、複数の異
なる高能率符号化方式にて符号化するオーディオデータ
高能率符号化手段にて、同一の入力オーディオ信号を複
数の異なる高能率符号化方式の各々にて符号化し、高能
率符号化方式の全てもしくは一部を復号するための復号
方式を有するオーディオデータ復号手段にて少なくとも
一種類以上の復号方式にて同一オーディオ信号を再生す
るよう構成する。さらに入力オーディオ信号を複数の異
なる高能率符号化方式にて符号化するオーディオデータ
高能率符号化手段と、オーディオデータ高能率符号化手
段の高能率符号化方式を選択する符号化方式選択手段と
を有するオーディオデータ符号化装置にて、符号化方式
選択手段の設定により、同一オーディオ信号を複数の異
なる高能率符号化方式の各々にて符号化するよう構成し
たものである。
【0011】本発明は上記した構成により、ストリーム
IDでMPEG1オーディオストリームとMPEG2オーディオスト
リームの識別が可能となり、簡便な構成でMPEG1オーデ
ィオストリームとMPEG2オーディオストリームとの前方
互換及び後方互換を実現し、また異なるオーディオ符号
化方式が採用された地域間でのメディアの互換性を確保
するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施例)以下、本発明の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の第1の実施例におけるオーディオデータ符号化装置の
構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、オーディオ信号入力端子101
から入力されたオーディオ信号は、A/D変換器102にてA/
D変換された後、第1のオーディオデータ高能率符号化手
段103に入力される。同様にオーディオ信号入力端子104
から入力されたオーディオ信号はA/D変換器105にてA/D
変換された後、第1のオーディオデータ高能率符号化手
段103と異なる高能率符号化方式を用いた第2のオーディ
オデータ高能率符号化手段106に入力される。第1のオー
ディオデータ符号化手段103、第2のオーディオデータ高
能率符号化手段106にて高能率符号化されたオーディオ
ストリームは、システムストリーム符号化手段107にて
符号化されたストリームID、時刻情報であるPTS(Presen
tation Time Stump)と共に多重化器108にて多重化され
る。
【0014】このとき、第1のオーディオデータ符号化
手段103にて高能率符号化されたオーディオストリーム
にはストリーム0〜15に、第2のオーディオデータ符号化
手段106にて高能率符号化されたオーディオストリーム
にはストリーム16〜31に相当するストリームIDが割り当
てられる。また、第1のオーディオデータ高能率符号化
手段103、第2のオーディオデータ高能率符号化手段10
6、システムストリーム符号化手段107、多重化器108は
所定の動作をするべくシステムコントロール手段109に
て制御される。
【0015】図2は、本発明の第2の実施例における、オ
ーディオデータ符号化記録装置の構成を示すブロック図
である。なお、以下の図において、共通のブロックは同
一番号としている。
【0016】図2において、オーディオ信号入力端子101
から入力されたオーディオ信号は、A/D変換器102にてA/
D変換された後、第1のオーディオデータ高能率符号化手
段103に入力される。同様にオーディオ信号入力端子104
から入力されたオーディオ信号はA/D変換器105にてA/D
変換された後、第1のオーディオデータ高能率符号化手
段103と異なる高能率符号化方式を用いた第2のオーディ
オデータ高能率符号化手段106に入力される。第1のオー
ディオデータ高能率符号化手段103、第2のオーディオデ
ータ高能率符号化手段106にて高能率符号化されたオー
ディオストリームは、システムストリーム符号化手段10
7にて符号化された、時刻情報のPTS(Presentation Time
Stump)と共に多重化器108にて多重化される。
【0017】多重化器108にて多重化されたオーディオ
ストリームは、システム管理情報符号化手段201に入力
され、システム管理情報が記録メディアのシステム管理
情報領域に付加される。このとき、システム管理情報内
には、第1のオーディオデータ符号化手段103にて高能率
符号化されたオーディオストリームにはストリーム0〜1
5に、第2のオーディオデータ符号化手段106にて高能率
符号化されたオーディオストリームにはストリーム16〜
31に相当するストリームIDが、少なくとも記述される。
【0018】システム管理情報符号化手段201の出力
は、蓄積メディア202に入力され、記録される。また、
システム全体の制御は、第1の実施例の場合と同様に、
システムコントロール手段109によって行われる。
【0019】図3は、本発明の第3の実施例における、オ
ーディオデータ符号化記録装置の構成を示すブロック図
である。
【0020】図3において、オーディオ信号入力端子101
から入力されたオーディオ信号は、A/D変換器102にてA/
D変換された後、第1のオーディオデータ高能率符号化手
段103に入力される。同様にオーディオ信号入力端子104
から入力されたオーディオ信号はA/D変換器105にてA/D
変換された後、第1のオーディオデータ高能率符号化手
段103と異なる高能率符号化方式を用いた第2のオーディ
オデータ高能率符号化手段106に入力される。ストリー
ムID、時刻情報であるPTS(Presentation Time Stump)
等を含むパケットヘッダ情報は、パケットヘッダ符号化
手段301にて符号化される。このとき、第1のオーディオ
データ符号化手段103にて高能率符号化されたオーディ
オストリームにはストリーム0〜15に、第2のオーディオ
データ符号化手段106にて高能率符号化されたオーディ
オストリームにはストリーム16〜31に相当するストリー
ムIDが割り当てられる。多重化器108にて多重化された
オーディオストリームは、システム管理情報符号化手段
201に入力され、システム管理情報が記録メディアのシ
ステム管理情報領域に付加される。システム管理情報内
には、パケットヘッダに記述されたストリームIDが二重
書きされる。システム管理情報符号化手段201の出力
は、蓄積メディア202に入力され、記録される。また、
システム全体の制御は、第1の実施例の場合と同様に、
システムコントロール手段109によって行われる。
【0021】図4は本発明の第4の実施例におけるオーデ
ィオデータ復号装置の構成を示すブロック図である。
【0022】図4において、オーディオビットストリー
ムから、ビットストリーム解析手段401によりストリー
ムID、時刻情報であるPTS(Presentation Time Stump)が
検出される。PTSはCPU、メモリ等から構成されるシステ
ムコントロール手段109に読み込まれ、システムコント
ロール手段109はPTSの時刻情報を元に第1のオーディオ
データ復号手段403及び第2のオーディオデータ復号手段
404の復号開始時刻を制御する。データ切替手段402は、
ビットストリーム解析手段401がストリームIDから生成
した制御信号を元に、データのスイッチングを行う。即
ちストリームIDを解析し、ストリーム0〜15のオーディ
オストリームは第1のオーディオデータ復号手段403に、
ストリーム16〜31のオーディオストリームは第2のオー
ディオデータ復号手段404に出力されるべくスイッチン
グする。第1のオーディオデータ復号手段403及び第2の
オーディオデータ復号手段404に入力されたオーディオ
ストリームは、それぞれの復号手段にて復号され、D/A
変換器405,406にてD/A変換された後オーディオ信号出力
端子407,408から出力される。このとき、ビットストリ
ーム解析手段401、データ切替手段402、第1のオーディ
オデータ復号手段403、第2のオーディオデータ復号手段
404は所定の動作をするべくシステムコントロール手段1
09にて制御される。
【0023】図5は本発明の第5の実施例におけるオーデ
ィオデータ復号再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0024】図5において、蓄積メディア202から読み出
されたデータは、システム管理情報検出手段501に入力
され、記録メディアのシステム管理情報領域に記録され
たシステム管理情報が抽出される。抽出されたシステム
管理情報は、システムコントロール手段109に読み込ま
れる。システムコントロール手段109は、システム管理
情報に記述された内容を解析し、記述された内容に基づ
いてシステムの制御を行う。
【0025】システム管理情報検出手段501の出力は、
ビットストリーム解析手段401に入力され、時刻情報で
あるPTS(Presentation Time Stump)が、検出される。
【0026】PTSはシステムコントロール手段109にて管
理され、PTSの時刻情報により復号開始時刻が制御され
る。ビットストリーム解析手段401から出力されたデー
タは、データ切替手段402に入力される。データ切替手
段402は、システムコントロール手段109がシステム管理
情報内に記述されたストリームIDから生成した制御信号
を元に、データのスイッチングを行う。即ちストリーム
IDを解析し、ストリーム0〜15のオーディオストリーム
は第1のオーディオデータ復号手段403に、ストリーム16
〜31のオーディオストリームは第2のオーディオデータ
復号手段404に出力されるべくスイッチングする。
【0027】第1のオーディオデータ復号手段403及び第
2のオーディオデータ復号手段404に入力されたオーディ
オストリームは、それぞれの復号手段にて復号され、D/
A変換器405,406にてD/A変換された後オーディオ信号出
力端子407,408から出力される。システム全体の制御
は、第4の実施例の場合と同様に、システムコントロー
ル手段109によって行われる。
【0028】図6は本発明の第6の実施例におけるオーデ
ィオデータ符号化装置の構成を示すブロック図である。
【0029】図6において、オーディオ信号入力端子101
から入力されたオーディオ信号は、A/D変換器102にてA/
D変換された後、第1のオーディオデータ符号化手段10
3、第1のオーディオデータ符号化手段103と異なる高能
率符号化方式を用いた第2のオーディオデータ符号化手
段106に入力される。第1のオーディオデータ符号化手段
103、第2のオーディオデータ符号化手段106では、同一
オーディオ信号がそれぞれの高能率符号化方式にて符号
化され、別ストリームとして出力される。システム全体
の制御は、システムコントロール手段109によって行わ
れる。
【0030】図7は本発明の第7の実施例におけるオーデ
ィオデータ符号化記録装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0031】図7において、オーディオ信号入力端子101
から入力されたオーディオ信号は、A/D変換器102にてA/
D変換された後、第1のオーディオデータ符号化手段10
3、第1のオーディオデータ符号化手段103と異なる高能
率符号化方式を用いた第2のオーディオデータ符号化手
段106に入力される。第1のオーディオデータ符号化手段
103、第2のオーディオデータ符号化手段106では、同一
オーディオ信号がそれぞれの高能率符号化方式にて符号
化される。第1のオーディオデータ符号化手段103、第2
のオーディオデータ符号化手段106の出力は多重化器108
にて多重化された後、単一の蓄積メディア202に記録さ
れる。システム全体の制御は、システムコントロール手
段109によって行われる。
【0032】図8は本発明の第8の実施例におけるオーデ
ィオデータ復号装置の構成を示すブロック図である。
【0033】図8において、同一オーディオ信号を複数
の異なるの高能率符号化方式で符号化したオーディオス
トリームが第1のオーディオデータ復号手段403、第2の
オーディオデータ復号手段404に入力される。第1のオー
ディオデータ復号手段403、第2のオーディオデータ復号
手段404の制御は、システムコントロール手段109によっ
て行われる。入力オーディオストリームが第1のオーデ
ィオデータ復号手段403、第2のオーディオデータ復号手
段404のいずれか一方にて復号可能な場合は復号可能な
オーディオデータ復号手段の出力が、また第1のオーデ
ィオデータ復号手段403、第2のオーディオデータ復号手
段404の両方で復号可能な場合は、システムコントロー
ル手段109が選択した復号手段の出力が、D/A変換器406
に出力され、オーディオ信号出力端子408から出力され
る。
【0034】図9は本発明の第9の実施例におけるオーデ
ィオデータ符号化装置の構成を示すブロック図である。
【0035】図9において、オーディオ信号入力端子101
から入力されたオーディオ信号は、A/D変換器102にて変
換された後、符号化方式選択手段901に入力される。符
号化方式選択手段901は、システムコントロール手段109
からの命令に従って、第1のオーディオデータ高能率符
号化手段103、第2のオーディオデータ高能率符号化手段
106の設定及び入力データの振り分けを行う。本実施例
においては、同一オーディオ信号をそれぞれの符号化器
にて符号化するべく設定される。この場合入力データは
第1のオーディオデータ高能率符号化手段103、第2のオ
ーディオデータ高能率符号化手段106の両方に入力され
る。
【0036】第1のオーディオデータ高能率符号化手段1
03、第2のオーディオデータ高能率符号化手段106にて高
能率符号化されたオーディオストリームは、システムス
トリーム符号化手段107にて符号化されたストリームI
D、時刻情報であるPTS(Presentation Time Stump)と共
に多重化器108にて多重化される。このとき、第1のオー
ディオデータ符号化手段103にて高能率符号化されたオ
ーディオストリームにはストリーム0〜7に、第2のオー
ディオデータ符号化手段106にて高能率符号化されたオ
ーディオストリームにはストリーム16〜23に相当するス
トリームIDが割り当てられる。このときシステム全体の
制御は、システムコントロール手段109によって行われ
る。
【0037】図10は本発明の第10の実施例におけるオー
ディオデータ符号化記録装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0038】図10において、オーディオ信号入力端子10
1から入力されたオーディオ信号は、A/D変換器102にて
変換された後、符号化方式選択手段901に入力される。
符号化方式選択手段901は、システムコントロール手段1
09からの命令に従って、第1のオーディオデータ高能率
符号化手段103、第2のオーディオデータ高能率符号化手
段106の設定及び入力データの振り分けを行う。本実施
例においては、同一オーディオ信号をそれぞれの符号化
器にて符号化するべく設定される。この場合入力データ
は第1のオーディオデータ高能率符号化手段103、第2の
オーディオデータ高能率符号化手段106の両方に入力さ
れる。第1のオーディオデータ高能率符号化手段103、第
2のオーディオデータ高能率符号化手段106にて高能率符
号化されたオーディオストリームは、システムストリー
ム符号化手段107にて符号化された時刻情報のPTS(Prese
ntation Time Stump)と共に多重化器108にて多重化され
る。
【0039】多重化器108にて多重化されたオーディオ
ストリームは、システム管理情報符号化手段201に入力
され、システム管理情報が記録メディアのシステム管理
情報領域に付加される。このとき、システム管理情報内
には、第1のオーディオデータ符号化手段103にて高能率
符号化されたオーディオストリームにはストリーム0〜7
に、第2のオーディオデータ符号化手段106にて高能率符
号化されたオーディオストリームにはストリーム16〜23
に相当するストリームIDが少なくとも記述される。シス
テム管理情報符号化手段201の出力は、蓄積メディア202
に入力され、記録される。
【0040】このときシステム全体の制御は、システム
コントロール手段109によって行われる。
【0041】なお、本発明の第1〜第5の実施例では、ス
トリーム0〜15のオーディオストリームには第1のオーデ
ィオデータ高能率符号化方式、ストリーム16〜31のオー
ディオストリームには第2のオーディオデータ高能率符
号化方式に、第9〜第10の実施例では、ストリーム0〜7
のオーディオストリームには第1のオーディオデータ高
能率符号化方式、ストリーム16〜23のオーディオストリ
ームには第2のオーディオデータ高能率符号化方式にそ
れぞれ定義づけたが、ストリームIDが高能率符号化方式
に対応づけられた特定の値であれば、定義の方式はこの
限りではない。例えばストリーム番号が奇数であれば第
1のオーディオデータ高能率符号化方式、ストリーム番
号が偶数であれば第2のオーディオデータ高能率符号化
方式と定義づけても本発明は有効である。また、本実施
例においてオーディオデータ高能率符号化方式は2種類
であったが、3種類あるいはそれ以上の種類であっても
よい。
【0042】また、本実施例では、第1のオーディオデ
ータ高能率符号化手段と第2のオーディオデータ高能率
符号化手段とが、別個のブロックである場合について述
べたが、単一ブロックで第1のオーディオデータ高能率
符号化手段と第2のオーディオデータ高能率符号化手段
とを有する場合であっても構わない。
【0043】さらに、本発明の第1〜第5、第9、第10の
実施例において、第1のオーディオデータ符号化手段と
第2のオーディオデータ符号化手段のオーディオ信号入
力端子、第1のオーディオデータ復号手段と第2のオーデ
ィオデータ復号手段のオーディオ信号出力端子、および
各ストリームの入力端子、出力端子が別個のブロックで
ある場合について述べたが、同一の入力端子、出力端子
であっても本発明は有効である。
【0044】また、上記実施例では、オーディオデータ
符号化装置及びオーディオデータ符号化記録装置とオー
ディオデータ復号装置及びオーディオデータ復号再生装
置とを別個に示したが、記録系もしくは再生系のみを有
する装置であっても記録再生系を一台で有する装置であ
っても構わない。
【0045】さらに、上記実施例の蓄積メディアとして
は、光ディスク、磁気テープ等が考えられる。また、本
実施例は蓄積メディアに記録再生する場合について述べ
たが、これは通信メディアであっても良い。
【0046】さらに、上記実施例はオーディオ信号のみ
を記録再生する場合について述べたが、ビデオ信号とオ
ーディオ信号、あるいはビデオ信号とオーディオ信号と
その他の信号とを記録再生する場合であっても本発明は
有効である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明は入力オーディオ
信号を複数の異なる高能率符号化方式にて符号化するオ
ーディオデータ高能率符号化手段とパケットヘッダ符号
化手段とを有するオーディオデータ符号化装置にて、パ
ケットヘッダ内に記述されたストリームIDに高能率符号
化方式に対応づけられた特定の値を記述し、複数の復号
方式にて復号するオーディオデータ復号手段とシステム
ストリーム解析手段とを有するオーディオデータ復号装
置にて、上記したストリームIDにより、多重化ストリー
ム内の各々のオーディオストリームの、高能率符号化方
式の識別を行うよう構成する。また、入力オーディオ信
号を複数の異なる高能率符号化方式にて符号化するオー
ディオデータ高能率符号化手段とシステム管理情報符号
化手段とを有するオーディオデータ符号化記録装置に
て、記録メディアのシステム管理情報内に記述されたス
トリームIDに高能率符号化方式に対応づけられた特定の
値を記述し、オーディオデータ復号手段とシステム管理
情報を処理するシステムコントロール手段とを有するオ
ーディオデータ復号再生装置にて、上記したストリーム
IDにより、多重化ストリーム内の各々のオーディオスト
リームの、高能率符号化方式の識別を行うよう構成す
る。そして、入力オーディオ信号を、複数の異なる高能
率符号化方式にて符号化するオーディオデータ高能率符
号化手段にて、同一の入力オーディオ信号を複数の異な
る高能率符号化方式の各々にて符号化し、高能率符号化
方式の全てもしくは一部を復号するための復号方式を有
するオーディオデータ復号手段にて少なくとも一種類以
上の復号方式にて同一オーディオ信号を再生するよう構
成する。さらに、入力オーディオ信号を複数の異なる高
能率符号化方式にて符号化するオーディオデータ高能率
符号化手段と、オーディオデータ高能率符号化手段の高
能率符号化方式を選択する符号化方式選択手段とを有す
るオーディオデータ符号化装置にて、符号化方式選択手
段の設定により、同一オーディオ信号を複数の異なる高
能率符号化方式の各々にて符号化するよう構成したもの
である。
【0048】これにより、ストリームIDでMPEG2オーデ
ィオストリームとMPEG1オーディオストリームの識別が
可能となり、簡便な構成でMPEG2オーディオストリーム
とMPEG1オーディオストリームとの前方互換及び後方互
換を実現し、また、また異なるオーディオ符号化方式が
採用された地域間でのメディアの互換性を確保するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるオーディオデー
タ符号化装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるオーディオデー
タ符号化記録装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例におけるオーディオデー
タ符号化記録装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例におけるオーディオデー
タ復号装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施例におけるオーディオデー
タ復号再生装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施例におけるオーディオデー
タ符号化装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施例におけるオーディオデー
タ符号化記録装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第8の実施例におけるオーディオデー
タ復号装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第9の実施例におけるオーディオデー
タ符号化装置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の第10の実施例におけるオーディオ
データ符号化記録装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101,104 オーディオ信号入力端子 102,105 A/D変換器 103 第1のオーディオデータ高能率符号化手段 106 第2のオーディオデータ高能率符号化手段 107 システムストリーム符号化手段 108 多重化器 109 システムコントロール手段 201 システム管理情報符号化手段 202 蓄積メディア 301 パケットヘッダ符号化手段 401 ビットストリーム解析手段 402 データ切替手段 403 第1のオーディオデータ復号手段 404 第2のオーディオデータ復号手段 405,406 D/A変換器 407,408 オーディオ信号出力端子 501 システム管理情報検出手段 901 符号化方式選択手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 良二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新保 正利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D045 DA20 5K028 AA12 EE08 KK01 KK32 MM05 SS01 SS04 SS05 SS24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つもしくは複数の入力オーディオ信号を
    複数の符号化方式にて符号化するオーディオデータ符号
    化手段と、各々のオーディオデータ符号化手段にて符号
    化されたオーディオストリームのストリームIDを符号
    化し、前記オーディオストリームと共に多重化するシス
    テムストリーム符号化手段とを有し、前記ストリームI
    Dに前記符号化方式に対応づけられた特定の値を記述す
    ることを特徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】1つもしくは複数の入力オーディオ信号を
    複数の符号化方式にて符号化するオーディオデータ符号
    化手段と、記録メディアのシステム管理情報を符号化す
    るシステム管理情報符号化手段とを有し、前記システム
    管理情報内に記述されたストリームIDに前記符号化方
    式に対応づけられた特定の値を記述することを特徴とす
    る符号化記録装置。
  3. 【請求項3】1つもしくは複数の入力オーディオ信号を
    複数の符号化方式にて符号化するオーディオデータ符号
    化手段と、多重化ストリーム内のパケットヘッダを符号
    化するパケットヘッダ符号化手段と、前記パケットヘッ
    ダと前記オーディオデータ符号化手段にて符号化した各
    々のオーディオストリームとを多重化する多重化手段
    と、記録メディアのシステム管理情報を符号化するシス
    テム管理情報符号化手段とを有し、前記パケットヘッダ
    内に記述されたストリームIDに前記符号化方式に対応
    づけられた特定の値を記述し、かつ前記システム管理情
    報内にも同一内容を記録することを特徴とする符号化記
    録装置。
  4. 【請求項4】1つもしくは複数の入力オーディオ信号を
    複数の符号化方式にて符号化するオーディオデータ符号
    化手段を有し、同一の前記入力オーディオ信号を前記複
    数の異なる符号化方式の各々にて符号化することを特徴
    とする符号化装置。
  5. 【請求項5】1つもしくは複数の入力オーディオ信号を
    複数の符号化方式にて符号化するオーディオデータ符号
    化手段と、前記オーディオデータ符号化手段の前記符号
    化方式を選択する符号化方式選択手段と、各々の前記オ
    ーディオデータ符号化手段にて符号化されたオーディオ
    ストリームのストリームIDを符号化し、前記オーディ
    オストリームと共に多重化するシステムストリーム符号
    化手段とを有し、前記符号化方式選択手段の設定によ
    り、同一オーディオ信号を前記複数の異なる符号化方式
    の各々にて符号化し、かつ前記ストリームIDに前記符
    号化方式及び前記符号化方式選択手段の設定に対応づけ
    られた特定の値を記述することを特徴とする符号化装
    置。
  6. 【請求項6】1つもしくは複数の入力オーディオ信号を
    複数の符号化方式にて符号化するオーディオデータ符号
    化手段と、前記オーディオデータ符号化手段の前記符号
    化方式を選択する符号化方式選択手段と、記録メディア
    のシステム管理情報を符号化するシステム管理情報符号
    化手段とを有し、前記符号化方式選択手段の設定によ
    り、同一オーディオ信号を前記複数の異なる符号化方式
    の各々にて符号化し、かつ前記システム管理情報内に記
    述されたストリームIDに前記符号化方式及び前記符号
    化方式選択手段の設定に対応づけられた特定の値を記述
    することを特徴とする符号化記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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