JP2002357623A - 拡大表示機構 - Google Patents

拡大表示機構

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JP2002357623A
JP2002357623A JP2001163988A JP2001163988A JP2002357623A JP 2002357623 A JP2002357623 A JP 2002357623A JP 2001163988 A JP2001163988 A JP 2001163988A JP 2001163988 A JP2001163988 A JP 2001163988A JP 2002357623 A JP2002357623 A JP 2002357623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルオシロスコープ等の画面に表され
る波形等を容易に拡大表示することを目的とする。 【解決手段】 表示器の分解能に比して過分な分解能を
有する1次表示メモリを有し、この1次表示メモリ上で
波形等の表示データを蓄積することによって、アキュム
レート表示をした波形を拡大表示可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルオシロス
コープ等の画面に表示された波形等を拡大するための拡
大表示機構に関する。
【0002】
【従来の技術】入力端子から入力された信号は減衰器2
1及び増幅器22を通り、A/D変換器23に入力され
る。A/D変換器23によりディジタル値に変換された
データはデータ処理回路24を介して時間軸設定にあっ
たサンプルレートで波形メモリ25に書き込まれる。波
形メモリ25に書き込まれたデータは表示処理回路26
において表示データに変換し表示メモリ27に記憶され
る。このデータを元に表示器28に波形が表示される
(図4参照)。
【0003】通常、波形メモリ25には、表示器28の
分解能に比べてより細かい時間分解能でサンプリングさ
れたデータが保存されている。表示処理回路26は上記
のデータ圧縮し、表示器28の分解能に対応させて表示
メモリ27に書き込む。波形の一部を拡大するときに
は、データの圧縮率を変更して表示データを生成し直す
(図5参照)。具体的には、図5(1)に示すように波
形メモリ25には時系列に従って、表示メモリ27内の
各ライン(A、B、C等)のデータ(a、b、c、d
等)が保存されている。図5(2)に示す通常表示の場
合には、表示メモリ内で各ライン毎にデータが保存され
ているが、図5(3)に示す拡大表示になると各ライン
毎のデータが時間軸に沿って拡がる。これはデータの圧
縮率が変更することによるものである。
【0004】一方、ディジタルオシロスコープには、一
度表示した波形を一定時間あるいは無限時間画面に表示
しつづける機能であるアキュムレート表示あるいはパー
シスタンス表示と呼ばれる機能を有するものがある。こ
の機能は発生頻度の少ない異常現象や、データバス等に
いわゆるアイパターンと呼ばれる波形を観測する際に有
効である。従来のディジタルオシロスコープでは、表示
メモリ27上に波形データを蓄積することによってこの
機能を実現している。
【0005】また、デジタルオシロスコープ等の波形測
定器には、一般にカーソルと呼ばれる線や記号で指示し
た任意の位置や電圧や時間を読み出す機能がある。通
常、オペレータは表示画面上の波形を目視してカーソル
操作することが多い。一方、近年のデジタルオシロスコ
ープでは、画面の分解能よりも細かい分解能で波形をサ
ンプリングしてこのデータを圧縮して表示しているもの
が少なくない。
【0006】例えば、10000データのサンプリング
データを水平方向の分解能が500ポイントの表示器に
表示させる場合は、元のデータに比べて表示データの情
報量は1/20に圧縮されている。このようなオシロス
コープで図6のような波形60のパルス幅60cをカー
ソル機能を用いて読み出す場合を考える。オペレータは
画面上の波形を目視して立上り部分60aと立下部分6
0bにそれぞれカーソルの位置61、62を移動させ
て、2つのカーソル間の距離を読み出すことになるが、
画面上のデータは圧縮されているのため、表示器の分解
能以上に正確にカーソル位置を指定することはできな
い。
【0007】そこで、元のデータの分解能の正確さを得
るためにズーム機能を用いる。ズーム機能は、オペレー
タが指示した立上部分60aと立下部分60bにズーム
の基点を設定し、所望の波形60を拡大する。次に、拡
大波形70と対比することによって正確にカーソル位置
を指定することができる(図7参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディジ
タルオシロスコープの表示メモリの分解能は、表示器の
画素数に対応しているためアキュムレート表示した波形
を拡大することは難しい。また、カーソルを使用したズ
ーム機能を用いる場合には、基点の設定等を行わなけれ
ばならず、カーソル操作とズーム操作を繰り返さなけれ
ばならず、このズーム機能の一連の操作は非常に煩雑で
操作回数が多い。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
であり、アキュムレート表示した波形を拡大表示し、ま
た、カーソル位置を表示すると同時にカーソル位置付近
の波形の拡大図を表示し、オペレータに正確なカーソル
位置を知らしめることによって、ズーム操作とカーソル
操作の繰り返しをなくし、カーソル機能の操作性を向上
させるディジタルオシロスコープを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、減衰器と増幅器とA/
D変換器とデータ処理回路と波形メモリと表示器を備え
る拡大表示機構において、表示器の分解能に比して過分
な分解能で表示データを生成する第1表示処理回路と、
前記表示データを蓄積する1次表示メモリと、前記表示
データのデータ圧縮率を変更する第2表示処理回路と、
を具備して、表示器には前記表示データに基づいた表示
を行うことを特徴とする。
【0011】従って、請求項1に記載の発明によれば、
表示器の分解能に比して過分な分解能を有する1次表示
メモリを有しており、この1次表示メモリで波形等の表
示データを蓄積しデータ圧縮率を変更して表示器で表示
を行うため、アキュムレート表示した波形等の拡大表示
が可能になる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、画面に表
示された波形の一部分を一箇所以上拡大して表示する拡
大表示機構であって、画面上を移動することが可能なカ
ーソルと、該カーソルの位置を表示すると同時に、カー
ソルの位置付近の波形の拡大して表示する手段と、を備
え、拡大して表示した波形付近でのカーソルの移動と共
に、波形が移動することを特徴とする。
【0013】従って、請求項2に記載の発明によれば、
波形とその波形の一部の拡大図とを同一画面に表示する
ことにより、画面上を移動することが可能なカーソルの
位置を明確にすることが可能になる。つまり、カーソル
位置付近の波形の拡大図を表示し、該拡大図内に表示さ
れているカーソルの移動に波形が追従して移動すること
で、拡大された波形におけるカーソル位置の指示を容易
にすることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】(例1)図1に示す本発明の実施の形態で
は、図4に示す従来のディジタルオシロスコープの構成
に2次表示処理回路8及び2次表示メモリ9が追加され
た構成になっている。
【0016】つぎに、本実施の形態の信号の流れについ
て説明する。入力端子から入力された信号は減衰器1及
び増幅器2を通り、A/D変換器3に入力される。A/
D変換器3によりディジタル値に変換されたデータはデ
ータ処理回路4を介して時間軸設定にあったサンプルレ
ートで波形メモリ5に書き込まれる。
【0017】1次表示処理回路6では、最大の拡大率と
した時の分解能で表示データを生成し、1次表示メモリ
7に書き込む。2次表示処理回路8では、上記のビット
マップイメージを実際の表示器の分解能に再圧縮し、そ
のデータを2次表示メモリ9に書き込む。このデータを
元に表示器10に波形が表示される(図3参照)。アキ
ュムレート表示では1次表示メモリ7上に波形を蓄積
し、波形を拡大表示する時には上記のデータの圧縮率を
変更して2次表示メモリ9上に表示データを生成する
(図2参照)
【0018】(例2)図3に本発明の実施の形態の例2
を示す。図3では波形と波形の部分的な拡大図とが示さ
れている。まず、ディジタルオシロスコープの画面30
上に波形40を表示する。画面30上でカーソルをON
にすると、カーソルと同時にカーソル付近の波形40の
拡大図42、44があらわれる。カーソル位置を移動す
ると元の表示枠の中でカーソルが移動し、新しく発生し
た枠(拡大図42、44)の中では波形が移動する。つ
まり、新しく発生した枠(拡大図42、44)内でカー
ソルの移動に基準点(拡大図42、44内でのカーソ
ル)が追従することになる。このことによりカーソルの
位置の指示が容易になる。また、図3においては波形4
0の付近二箇所でカーソルをONしているが、必要に応
じて増やすことも可能である。さらに、図3において
は、水平方向に拡大する例を説明したが、垂直方向の拡
大であってもよい。
【0019】カーソルは図3に示す線のタイプには限ら
ず、例えばマーカーのようなものや、パソコン画面等で
見られるマウスのインジケータのようなものであっても
い。図3に示すようなオシロスコープに限らず、例えば
CADらドロー系のソフトウェアにおいて、マウス等の
ポインティングデバイスを用いて、図形の入力、移動等
を行う際に、ポインティングデバイスに指示位置付近の
拡大画面が自動的に表示される装置等に用いることも可
能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、従
来表示できなかったアキュムレート表示した波形を拡大
表示できるディジタルオシロスコープが実現できる。ま
た、波形データはメモリ内に記憶されているため、水平
軸方向の拡大表示が可能になる。さらに、2次表示メモ
リは必ずしも必要ではなく、圧縮しながら表示できれば
拡大表示は可能になる。
【0021】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、カーソル位置を表示すると共に、カーソル位置付近
の波形の拡大図を表示することが可能になり、オペレー
タに正確なカーソルの位置を知らせ、カーソル機能の操
作性の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるディジタルオシロス
コープの構成を示す概略図である。
【図2】ディジタルオシロスコープの画面に表示された
波形を示す波形図である。
【図3】画面に表示された波形の部分的に拡大された拡
大図を示す説明図である。
【図4】従来のディジタルオシロスコープの構成を示す
概略図である。
【図5】波形メモリと波形の表示との関係を示す説明図
である。(1)は波形メモリ内のデータの状況を示す説
明図である。(2)は表示メモリにおける通常表示の場
合の表示メモリを示す説明図である。(3)は表示メモ
リにおける拡大表示の場合の表示メモリを示す説明図で
ある。
【図6】画面に表示された波形を示す波形図である。
【図7】波形の通常表示と拡大表示と併せて表示した波
形図である。
【符号の説明】
1 減衰器 2 増幅器 3 A/D変換器 4 データ処理回路 5 波形メモリ 6 1次表示処理回路 7 1次表示メモリ 8 2次表示処理回路 9 2次表示メモリ 10 表示器 30 画面 40 波形 42、44 拡大図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減衰器と増幅器とA/D変換器とデータ処
    理回路と波形メモリと表示器を備える拡大表示機構にお
    いて、 表示器の分解能に比して過分な分解能で表示データを生
    成する第1表示処理回路と、 前記表示データを蓄積する1次表示メモリと、 前記表示データのデータ圧縮率を変更する第2表示処理
    回路と、を具備して、 表示器には前記表示データに基づいた表示を行うことを
    特徴とする拡大表示機構。
  2. 【請求項2】画面に表示された波形の一部分を一箇所以
    上拡大して表示する拡大表示機構であって、 画面上を移動することが可能なカーソルと、 該カーソルの位置を表示すると同時に、カーソルの位置
    付近の波形の拡大して表示する手段と、を備え、 拡大して表示した波形付近でのカーソルの移動と共に、
    波形が移動することを特徴とする拡大表示機構。
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