JP2002357326A - 加熱調理機器の操作パネル - Google Patents

加熱調理機器の操作パネル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作手順が簡単にわかり、入力状態を明確に
確認するすることができ、しかも信頼性の高い操作が可
能な加熱調理機器の操作パネルを提供する。 【解決手段】 操作パネル10の表示パネル11a〜1
1dは、初動入力部12の入力がなされるまで、表示入
力部を非表示として、初動入力部12の入力がなされた
後に操作段階に応じて必要な表示入力部の表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理機器に設
けられる操作パネルに関し、特に、複数の加熱調理部を
備えた加熱調理機器に設けられ、該複数の加熱調理部を
操作する操作入力手段を備えた加熱調理機器の操作パネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の加熱調理機器は、調理の多様性に
対応するために、複数の加熱調理部を備えている。この
ような加熱調理機器の一例として挙げられるコンロに
は、大小のガスバナーからなる複数のガスコンロ部とガ
スグリル部とからなるガスコンロ、電磁誘導加熱コンロ
部や電熱線加熱コンロからなる電気コンロ、ガスコンロ
部と電磁誘導加熱コンロ部等を併せ持つ複合加熱コンロ
があるが、何れのものも一般に複数の加熱調理部を備え
ている。これらのコンロは、その前面側又は上面側に操
作部を備えており、この操作部に設けられた各種の操作
入力手段によって上述したガスコンロ部等の加熱調理部
を操作している。
【0003】図7は、ビルトイン型のガスコンロの一例
を示すものである。トッププレート1上には、加熱調理
部となる大小ガスバーナーを備えたガスコンロ部2a,
2b,2cが設けられると共にグリル排気口3が形成さ
れており、また、ごとく4が配備されている。そして、
このコンロの前側には前面板5が設けられ、グリル扉6
を挟んで、操作部7a,7bが配備されている。この操
作部7a,7bには、ガスコンロ部2a,2b,2c及
びグリル部に対応する点火スイッチ8a,8b,8c,
8dと火力調整レバー9a,9b,9c,9dが設けら
れ、また、各種の詳細設定を行うためのパネル入力部9
eが設けられている。
【0004】このような加熱調理機器では、加熱調理部
の始動,停止及び調整操作を行う操作入力手段として、
点火スイッチ8a〜8d或いは火力調整スイッチ9a〜
9dのような機械式のスイッチと併せて、電子式のパネ
ル入力部9eを有しており、加熱調理部の多機能化や電
子制御化に対応している。
【0005】また、更に多機能の加熱調理機器では、加
熱調理部の始動,停止及び調整操作等をすべてタッチパ
ネル式のパネル入力部で行うものもある。図8にその一
例を示す。この例のパネル入力部には、3種類のコンロ
部と一つのグリル部に対して、始動・停止(点火・消
火)を行う「切/入」入力部がそれぞれ設けられ、グリ
ル部に対しては、強弱の切換を行う「弱/強」入力部と
その切換状態を表示する表示部が、各コンロ部に対して
は、強弱を段階的に切り換える入力部とその状態を表示
する表示部がそれぞれ設けられている。また、グリル部
に対しては、タイマーの設定を行う「グリルタイマー」
入力部とその設定状態を表示する表示部が設けられ、コ
ンロ部の一つには、設定された加熱状態に選択設定する
入力部(「湯わかし」,「あげもの」,「炊飯」)とそ
の選択を表示する表示部が設けられている。更には、電
池交換の必要性を表示する表示部と初動・終了入力を行
う「運転切/入」入力部が設けられている。
【0006】また、上述したコンロに限らず、加熱調理
部を複数備えた加熱調理機器においては、加熱調理部の
多機能化や電子制御化に対応するために、各加熱調理部
の始動,停止及び調整操作を行うパネル入力部を備えた
ものが多くなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような加熱調理機
器に設けられるパネル入力部は、パネル上に多数の入力
部と表示部が混在しており、煩雑であって、操作手順が
わかりにくいという問題がある。また、パネル上の表示
部が小さいことから、加熱調理部がどのような操作入力
状態にあるかを一見して判断できず、特に、加熱状態を
微弱状態に設定した場合には、加熱調理部の出力を直接
視認し難いことから、消し忘れを起こしやすいという問
題もある。更には、加熱調理部に対して強弱調整操作を
適宜行った後に停止入力を行った場合には、次回始動時
の加熱状態が操作者にとって予想外の状態になり、加熱
状態が微弱に設定されている場合には始動の確認を行い
にくく、加熱が強の状態に設定されている場合には危険
性を生じるという問題がある。
【0008】本発明は、このような事情に対処するため
に提案されたものであって、多機能化或いは電子制御化
された加熱調理機器に対応する操作入力手段を提供し、
操作手順が簡単にわかり、入力状態を明確に確認するす
ることができ、しかも信頼性の高い操作が可能な加熱調
理機器の操作パネルを提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は以下の特徴を具備するものである。
【0010】請求項1に係る発明では、加熱調理部を備
えた加熱調理機器に設けられ、該加熱調理部を操作する
操作入力手段を備えた操作パネルにおいて、初動入力部
を備えると共に、前記操作入力手段となる表示入力部を
形成する表示パネルを備え、前記加熱調理部が全て停止
時には、前記表示入力部を全て非表示として、前記初動
入力部のみを入力可能とし、該初動入力部からの入力を
受けて、前記表示入力部における、前記加熱調理部に対
応する始動入力部を表示させ、該始動入力部の入力操作
を受けて、操作選択された加熱調理部に対応する加熱調
整入力部を表示させることを特徴とする。
【0011】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
の加熱調理機器の操作パネルにおいて、前記初動入力部
は、前記操作パネルに設けられた電源入力スイッチの操
作で入力を受けることを特徴とする。
【0012】請求項3に係る発明では、請求項1に記載
の加熱調理機器の操作パネルにおいて、前記初動入力部
は、前記加熱調理機器の前に人が立ったことを検出する
検出手段からの検出信号によって入力を受けることを特
徴とする。
【0013】請求項4に係る発明では、請求項1に記載
の加熱調理機器の操作パネルにおいて、前記始動入力部
は、複数の加熱調理部との対応関係を表示する表示部を
備えることを特徴とする。
【0014】請求項5に係る発明では、請求項1に記載
の加熱調理機器の操作パネルにおいて、前記加熱調整入
力部は、加熱段階を表示する表示部を有し、初期設定さ
れた加熱段階に対して加熱調整入力を行うことを特徴と
する。
【0015】請求項6に係る発明では、請求項1〜5の
いずれか1項記載の加熱調理機器の操作パネルにおい
て、前記加熱調理部は、コンロ部又はグリル部を少なく
とも含むことを特徴とする。
【0016】請求項7に係る発明では、請求項1〜5の
いずれか1項記載の加熱調理機器の操作パネルにおい
て、前記加熱調理部は、コンロ部又はグリル部を少なく
とも含み、前記操作パネルは加熱調理機器の前面側に設
けられていることを特徴とする。
【0017】請求項8に係る発明では、請求項7記載の
加熱調理機器の操作パネルにおいて、前記操作パネル
は、上方に向って傾斜配置されていることを特徴とす
る。
【0018】請求項9に係る発明では、請求項1〜8の
いずれか1記載の加熱調理機器の操作パネルにおいて、
前記加熱調理部は、ガス加熱調理部であることを特徴と
する。
【0019】上述の特徴を備えた各請求項に係る発明は
以下の作用をなす。
【0020】請求項1の発明によると、操作前の状態で
は、操作パネルには表示入力部の表示はなく、初動入力
部のみが機能して入力待ちの状態になっている。この初
動入力部にスタート入力がなされると、まず、表示パネ
ルに各加熱調理部を始動する始動入力部のみが各加熱調
理部に対応して表示される。そして、この始動入力部の
一つ又は複数が選択されて入力操作がなされると、選択
された加熱調理部が始動して、表示パネルには、選択さ
れた加熱調理部に対応する加熱調整入力部が表示され、
始動後の調整操作が可能になる。
【0021】これによると、操作段階に応じて表示パネ
ルに順次必要な表示入力部が表示されるので、操作者は
その表示に従って操作すればよく、誤操作の心配がな
い。また、表示パネルには、操作入力を受けて各操作段
階に応じた表示がなされるので、操作者は入力状態を一
見して確認することができる。
【0022】請求項2の発明によると、操作前の段階で
は、操作パネルには電源入力スイッチのみが入力可能な
状態としてあり、これを入力操作することによって、次
の操作手順となる始動入力部が表示パネルに表示され
る。
【0023】請求項3の発明によると、検出手段によっ
て加熱調理機器前に操作者が立ったことが検出され、こ
の検出信号によって、次の操作手順となる始動入力部が
表示パネルに表示される。
【0024】請求項4の発明によると、始動入力部が複
数の加熱調理部との対応関係を表示する表示部を備えて
いるので、複数の加熱調理部の何れを選択して始動させ
るかの判断を容易に行うことができ、操作性が向上す
る。
【0025】請求項5の発明によると、始動している加
熱調理部に対してのみ加熱調整部が表示されて加熱段階
が表示されるので、操作者は一見して始動している加熱
調理部の加熱状態を把握することができる。また、始動
時には常に初期設定された加熱段階となるので、操作者
は始動の確認を初期設定された加熱状態で行うことがで
き、常に予測された加熱状態で始動するので操作者に安
心感を与えることができる。
【0026】請求項6又は7の発明は、上述の特徴をコ
ンロに適用したものである。コンロの場合には、コンロ
部が設けられる同一面上(トッププレート上)が高温に
なることから、コンロ部に近接して操作部や表示部を設
けることが難しい場合がある。このような場合には、操
作パネルはコンロの前面側に設けられることが多い。そ
の際には、操作パネルの表示入力部と各加熱調理部との
位置関係が対応しにくくなるが、上述の各特徴を具備す
ることにより、表示パネル上に表示される表示入力部は
必要最小限のものに整理されることになり、表示入力部
の表示位置を加熱調理部の配置と対応した位置に設定す
ることが可能になる。
【0027】請求項8の発明によると、表示パネルが上
方に向かって傾斜して配置されているので、コンロ前に
立った操作者が視線を下に向けるだけで、表示パネル上
の表示を視認することができる。
【0028】請求項9の発明は、上述の各特徴をガスコ
ンロに代表されるガス加熱調理部を備えたものに適用し
たものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する(なお、従来例と同一の部分には同一
の番号を付して重複した説明は省略する。)。図1は本
発明の一実施例に係る操作パネルを備えたコンロの外観
図である。ここでは、ビルトインタイプのコンロを例に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、
コンロ以外の各種の加熱調理機器を対象としたものであ
る。
【0030】図1において、コンロのトッププレート1
がキッチンのカウンターA上に配設され、操作パネル1
0がコンロの前面に設けられて壁面Bから露出するよう
に設置されている。操作パネル10には、グリル扉6を
挟んで、表示パネル11a,11b,11c,11dが
設けられている。この表示パネル11a〜11dは、表
示入力部を形成するもので、表示パネル11a〜11d
上に表示された表示入力部のみが入力手段として機能
し、この表示入力部に操作者が触れることで入力信号を
得るものである。
【0031】ここで、図1に示す状態はガスコンロ部2
a,2b,2cが全て消火(停止)時の状態を示してお
り、この状態では初動入力部12のみが操作パネル10
上で確認できるようなっている。この初動入力部12へ
の入力は、電源入力スイッチのON信号によるものであ
ってもよいし、表示パネル11aに表示された一つの表
示入力部からの入力であってもよい。また、操作パネル
上又はその周辺に光学式センサ等の検出部を設けて、操
作者がコンロの前に立ったことをこの検出部が検出して
初動入力部12へスタート信号を送るものであってもよ
い。
【0032】上述した初動入力部12へのスタート入力
がなされると、表示パネル11a,11bには、図2に
示すような点火(始動)入力部13a,13b,13
c,13dが表示される。点火入力部13a,13b,
13cはガスコンロ部2a,2b,2cに対応するもの
で、点火入力部13dはグリル部に対応するものであ
る。それぞれの点火入力部13a〜13dは、各加熱調
理部との対応関係が明確になるように配置関係を明示す
る表示がなされている。図示の例では、●の位置及び絵
柄を各加熱調理部に合わせて表示している。他の例とし
ては、各ガスコンロ部2a〜2c及びグリル扉6をそれ
ぞれ異なる色で着色し、この色に合わせて●又は絵柄を
カラー表示するものであってもよいし、各加熱調理部の
配置関係が明確になる引き出し線を併せて表示するもの
であってもよい。
【0033】図2に示すように、初動入力部12へのス
タート入力がなされた後の状態では、点火入力部13a
〜13bのみが表示パネル11a,11bに表示されて
いるので、操作者は次の点火操作に対して操作入力を迷
うことなく行うことができる。また、表示パネル11
a,11b上には、他の表示と混在することなく点火入
力部13a〜13dのみを表示しているので、点火入力
部13a〜13dの表示位置を各加熱調理部との対応関
係が明確になる位置に整理して表示させることが可能に
なる。
【0034】図3は、点火入力部13cのみを選択して
入力操作した状態を示している。点火入力部13cを入
力操作すると、その周囲に加熱調整入力部14が表示さ
れる。この加熱調整入力部14は、強調整入力部14
a,弱調整入力部14b,加熱段階表示部14cにより
構成され、初期設定された加熱段階に対して、強調整入
力部14a又は弱調整入力部14bを入力操作して強弱
の調整を行うようになっている。このように、点火され
た加熱調理部に対してのみ、その点火入力部13cの周
辺に加熱調整入力部14の表示がなされるので、操作パ
ネルの表示を見れば複数の加熱調理部の内どれが点火さ
れているかが加熱段階の強弱に拘わらず一目で視認でき
る。また、点火当初は、常に初期設定された加熱段階で
点火が行われるので、操作者にとって安心感があると共
に、実際に点火されたことを確認しやすい。
【0035】更に、特定の加熱調理部が点火選択された
場合には、詳細設定の入力指示を行う矢印20が同時に
表示パネル11bに表示される。この指示に従って操作
入力部16を入力操作すると、例えば図4に示すよう
な、用途別の設定又はタイマー設定等を行う詳細な表示
入力部が表示パネル11dに表示される。このように、
特定の調理で必要となる表示入力部は通常は非表示とし
て隠しておき、操作者の要求に応じて表示パネル11d
上に表示するようにしているので、多機能を有するコン
ロであっても表示入力部の煩雑さを解消することができ
る。
【0036】図5は、表示パネル11a,11bの表示
入力部を全表示した状態を示している。点火入力部13
a〜13dの周囲に加熱調整入力部14,15を表示さ
せることで、どの点火入力部が選択されたかを加熱調整
入力部の表示によって一目で確認できるようにしてい
る。グリル部の加熱調整入力部15には、グリル上火調
整部15a,グリル下火調整部15b,加熱段階表示部
15cが設けられている。なお、このような表示入力部
の形態は一例にすぎず、各種の形態を採用することが可
能である。特に、加熱調整入力部14は、強・弱の調整
入力部14a,14bに換えて、段階的な加熱状態を一
操作で選択できるようなレベル選択入力部(「1」,
「2」,「3」等の加熱レベルに応じてそれぞれ入力部
を形成したもの)とすることもできる。これよると、調
整入力部14a,14bを何回も押す煩わしさを解消す
ることができる。また、表示入力部の機能も上述した点
火と加熱調整だけでなく、電池交換等の警告表示を必要
に応じて表示させるようにしてもよい。
【0037】図6は、上述したような操作パネルを、コ
ンロ等の加熱調理部が配設された上面に設けた例であ
る。この例では、加熱調理部はガスコンロ部2aと電磁
誘導加熱コンロ部2d,2eからなり、操作パネル30
を加熱調理部が設置された上面に設けている。12は上
述した初動入力部であり、13e,13f,13gはぞ
れぞれ上述のコンロ部2d,2a,2eに対応する点火
入力部であって、13hはグリル用の点火入力部であ
る。図は初動入力部12が入力操作されて、表示パネル
31に点火入力部13e〜13gが表示された状態を示
している。また、この例では、点火入力部13e〜13
gの表示位置と対応するコンロ部との対応関係が明確に
なるように、案内線21が加熱調理部上に描かれてい
る。
【0038】このように、操作パネル30を加熱調理部
が設置された上面に設けた場合には、操作者にとって操
作パネル30が視認し易くなり、調理作業を行いながら
簡易に操作パネルの入力操作を行うことができる。ま
た、操作パネル30は、操作入力手段となる表示入力部
を形成する表示パネル31からなるものであるから、表
面は完全にフラットな状態であり、操作パネル30上又
はその周辺を調理作業面として活用することも可能であ
る。
【0039】上述のように、操作パネル30を加熱調理
部が設置された上面に設けた場合には、操作者が調理作
業を行っているときには操作性が向上する利点がある
が、操作者が加熱調理機器から離れると操作パネル30
が見えにくくなり、加熱調理部の点火状態を確認しにく
くなる。これを解消するために、操作パネル30におけ
る表示入力の表示状態を別の表示手段にも表示させ、こ
れを加熱調理機器の前面等に設置することで、離れた場
所からでも加熱調理部の点火状態を確認できるようにす
ることも可能である。
【0040】上述した表示パネル11a〜11d,31
は、液晶表示パネル、エレクトロルミネッセンス表示パ
ネル、LED表示パネル等の各種表示装置を採用して表
示入力手段を形成するものであればよい。そして、ガス
コンロのように操作パネルをコンロの前面側に配設する
ものでは、表示面がやや上向きになるように表示パネル
11a〜11dを垂直に対してやや傾斜させて配置する
ことで、視認性及び操作性を更に向上させることができ
る。
【0041】上述の説明ではコンロを例にして説明して
いるが、本発明の特徴はコンロを含む各種の加熱調理機
器、特に複数の加熱調理部を備えた加熱調理機器に適用
できるものである。
【0042】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので、
操作手順が簡単にわかり、入力状態を明確に確認するす
ることができ、しかも信頼性の高い操作が可能な加熱調
理機器の操作パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の外観図を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の実施形態に係る操作パネルの一操作段
階を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態に係る操作パネルの他の操作
段階を示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態に係る操作パネルの他の操作
段階を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態に係る操作パネルの表示状態
を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す説明図である。
【図7】従来の加熱調理機器を示す説明図である。
【図8】従来の加熱調理器におけるパネル入力部を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 トッププレート 2a,2b,2c ガスコンロ部 2e,2f 電磁誘導加熱コンロ部 3 グリル排気口 4 ごとく 5 前面板 6 グリル扉 7a,7b 操作部 8a〜8d 点火スイッチ 9a〜9d 火力調整レバー 9e パネル入力部 10,30 操作パネル 11a〜11d,31 表示パネル 12 初動入力部 13a〜13h 点火入力部 14,15 加熱調整入力部 16 操作入力部 20 矢印 21 案内線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅澤 潔 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AB14 AD28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理部を備えた加熱調理機器に設け
    られ、該加熱調理部を操作する操作入力手段を備えた操
    作パネルにおいて、 初動入力部を備えると共に、前記操作入力手段となる表
    示入力部を形成する表示パネルを備え、 前記加熱調理部が全て停止時には、前記表示入力部を全
    て非表示として、前記初動入力部のみを入力可能とし、 該初動入力部からの入力を受けて、前記表示入力部にお
    ける、前記加熱調理部に対応する始動入力部を表示さ
    せ、 該始動入力部の入力操作を受けて、操作選択された加熱
    調理部に対応する加熱調整入力部を表示させることを特
    徴とする加熱調理機器の操作パネル。
  2. 【請求項2】 前記初動入力部は、前記操作パネルに設
    けられた電源入力スイッチの操作で入力を受けることを
    特徴とする請求項1記載の加熱調理機器の操作パネル。
  3. 【請求項3】 前記初動入力部は、前記加熱調理機器の
    前に人が立ったことを検出する検出手段からの検出信号
    によって入力を受けることを特徴とする請求項1記載の
    加熱調理機器の操作パネル。
  4. 【請求項4】 前記始動入力部は、複数の加熱調理部と
    の対応関係を表示する表示部を備えることを特徴とする
    請求項1記載の加熱調理機器の操作パネル。
  5. 【請求項5】 前記加熱調整入力部は、加熱段階を表示
    する表示部を有し、初期設定された加熱段階に対して加
    熱調整入力を行うことを特徴とする請求項1記載の加熱
    調理機器の操作パネル。
  6. 【請求項6】 前記加熱調理部は、コンロ部又はグリル
    部を少なくとも含むことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか1項記載の加熱調理機器の操作パネル。
  7. 【請求項7】 前記加熱調理部は、コンロ部又はグリル
    部を少なくとも含み、前記操作パネルは加熱調理機器の
    前面側に設けられていることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項記載の加熱調理機器の操作パネル。
  8. 【請求項8】 前記操作パネルは、上方に向って傾斜配
    置されていることを特徴とする請求項7記載の加熱調理
    機器の操作パネル。
  9. 【請求項9】 前記加熱調理部は、ガス加熱調理部であ
    る請求項1〜8のいずれか1記載の加熱調理機器の操作
    パネル。
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