JP2002357261A - 組立型カムシャフトを含む組立軸の構造及びその製造方法 - Google Patents

組立型カムシャフトを含む組立軸の構造及びその製造方法

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JP2002357261A
JP2002357261A JP2001165473A JP2001165473A JP2002357261A JP 2002357261 A JP2002357261 A JP 2002357261A JP 2001165473 A JP2001165473 A JP 2001165473A JP 2001165473 A JP2001165473 A JP 2001165473A JP 2002357261 A JP2002357261 A JP 2002357261A
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shaft
outer diameter
cam
diameter
fitting
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Application number
JP2001165473A
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English (en)
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Kazuyuki Kobayashi
和之 小林
Kokichi Kawachi
弘吉 河内
Shogo Nakamura
彰吾 中村
Yuji Nagase
祐治 長瀬
Hyoji Yoshimura
豹治 吉村
Katsuaki Kubota
勝昭 窪田
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NICHIDAI KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
NICHIDAI KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品間に「がた」(隙間)の形成が全くな
く、かつ高い結合強度を有するとともに、軸部の各部品
取付け位置の溝加工を完了後に順次部品の圧入結合を可
能とすることにより、製造工数及び製造コストが低減さ
れた組立軸及びカムシャフトを提供する。 【解決手段】 軸部の外周に複数個の嵌合体を圧挿して
構成された組立軸において、軸部の外周面の嵌合体圧挿
部位を凹凸面に形成し、該凹凸面形成部を軸部の一方端
側の外径が他方端側の外径よりも大きくかつ中間部位の
外径が一方端側の外径と他方端側の外径との中間寸法の
外径になるようにして軸方向に段付き状に形成し、複数
の嵌合体の夫々の内径を前記凹凸面形成部に対応させた
内径に形成し、複数の嵌合体を軸部の小径側から大径側
に向けて圧挿可能に構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのカムシ
ャフト等に適用される組立軸において、軸部に複数の部
品(嵌合体)を圧入、焼嵌め、又は周方向に噛合い歯を
創製して、同部品より軸に必要なトルクを伝えるに十分
な結合力を付与できるようにしたカムシャフトを含む組
立軸及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】軸部に、該軸部とは別体のカムあるいは
歯車を嵌合して製造されるカムシャフトについては、別
体部品を圧入(焼嵌め)またはロウ剤充填により固定す
る方式、あるいは軸線方向に単数または複数のキー溝を
設けてカムピースあるいは歯車の嵌合孔内面に単数また
は複数のキー突条を形成し、これらのキー溝とキー突条
とを噛み合わせて圧入またはロウ剤充填により固定する
方式が従来より用いられている。
【0003】しかしながら、かかる方式(製造方法)で
は、軸部とカムピース及び歯車との嵌合部や組合せ位置
決めの加工部に高い寸法精度が要求されるため、部品の
製造や組立に多くの工数を要し、生産性の低下及びコス
ト高の要因になっている。そこで、かかる問題点を解決
するため、炭素鋼製の軸部に硬い焼結材のカム部品を圧
入して、軸の周方向に噛み合い歯を創製しながら圧入結
合することによりカムシャフトを製造する方法が、特願
平6−270324号にて提供されている。
【0004】図2、図3及び図5には前記した特願平6
−270324号におけるカムシャフトの構成が示され
ている。かかるカムシャフト10において、11は軸部
であり、該軸部11のカムピース12、13及び歯車1
4の固定箇所には、図5に示すように、多数の溝011
a、011b、011cが転造によって形成される。こ
の転造加工により盛り上がった台形の突出部11aの外
径は当然軸部11の外径Dよりも大きくなる。一方、前
記カムピース12、13及び歯車14には、軸部11の
外径よりも大きく突出部11aの外径よりも小さい内径
を有する軸孔が開けられ、この軸孔には、軸線方向のス
プライン12aが形成されている。
【0005】前記カムピース12、13及び歯車14の
スプライン部12aは、軸部11の転造突出部11aを
塑性変形及び剪断しながら、図2、図3に示すように噛
合い歯26を創製し、圧入結合される。前記カムピース
12、13及び歯車14の鋼材硬度は、軸部11の材料
との硬度差を十分に採っているので、この圧入噛み合い
歯26創製の工程において、スプライン部12aが変形
したり欠けたりする恐れは無く、各スプライン部の歯の
結合部全体に塑性変形に伴う弾性歪みと応力が残り、カ
ムシャフト10にかかったトルク荷重を、スプライン1
2aの各噛み合い歯が分散して受け持つことができる。
【0006】前記カムピース12、13と歯車14を軸
部11に固定する工程は、該軸部11の一端側から順
に、歯車14の圧入位置における転造突出部11aの転
造と、歯車14の圧入、カムピース13の位置の転造、
カムピース13の圧入、カムピース12の位置の転造、
カムピース12の圧入の順に作業を交互に繰り返し、図
5に示すようなカムシャフト10が完成する。かかる構
成のカムシャフト10は部品固定力が大きく、寸法の
「がた」(隙間)が全くなく、寸法精度の高い焼結体製
の安価なカムを使用することにより高精度のカムシャフ
ト10を低コストで得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5に示される従来技
術にあっては、炭素鋼の軸部11に一般焼結材で作られ
た別体の歯車14、カムピース12、13を圧入する際
に、軸の周方向に噛合い歯を創製しながら結合すること
により、部品間に「がた」が全くなく高い結合強度を有
するカムシャフト10が得られるが、軸部11にカムピ
ース12、13及び歯車14を結合する固定箇所に転造
される溝011a、011b、011cの外径と幅は同
形状であるので、複数のカムプロフィルが異なるカムを
組立てる場合、内径を含むカム形状が目視では判断し難
く、組み違いを起こす恐れがある。
【0008】また、転造カムのようにカム圧入部に隆起
部を形成する加工方式では、隆起部外径が軸部の元径よ
り大きくなるので、製造工程においては、軸部11の一
端側から順に、歯車14の圧入位置の転造をした後歯車
14の圧入、1番目のカムピース13の位置での転造後
該カムピース13の圧入、2番目のカムピース12の位
置での転造後該カムピース12の圧入の順に作業を交互
に繰り返さなくてはならないため、設備が複雑になり、
多くの工数を必要とする。
【0009】かかる問題点を解決するものとして特開2
000−329214号の発明が提供されている。かか
る発明においては、シャフト本体の一端側または両端側
に向けて順次径が小さくなる複数の組付け部を有し、こ
れらの組付け部に複数の組付け部品が一つずつ組付けら
れており、該組付け部品の孔部は、内周面に複数のスプ
ラインを有するとともに該スプラインの内径が前記シャ
フト本体の対応する組付け部の外形よりも小さく形成さ
れている。
【0010】また、かかる発明のカムシャフトは、前記
組付け部品の材料が前記シャフト本体の材料よりも硬質
の材料からなり、該組付け部品のスプラインが前記シャ
フト本体に食い込んで構成されている組立カムシャフト
である。従ってかかる発明のものは、前記の問題点につ
いての解決はなされているものの、スプラインがシャフ
トに食い込む結合構造であることから組付け部品とシャ
フト本体との結合強度の点で不安定な部分が残ってい
る。
【0011】本発明は、部品間に「がた」(隙間)の形
成が全くなく、かつ高い結合強度を有するとともに、軸
部の各部品取付け位置の溝加工を完了後に順次部品の圧
入結合を可能とすることにより、製造工数及び製造コス
トが低減された組立軸及びカムシャフトを提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、軸部の外周
に、該軸部の長手方向に沿って歯車、カム等の複数個の
嵌合体を圧挿して構成された組立軸において、前記軸部
における外周面の前記嵌合体圧挿部位を複数条の溝、ね
じ、及びローレットを含む凹凸面に形成し、前記複数の
凹凸面形成部を前記軸部の一方端側の外径が他方端側の
外径よりも大きくかつ前記両端の中間部位の外径が前記
一方端側の外径と他方端側の外径との中間寸法の外径に
なるようにして軸方向に段付き状に形成し、前記複数の
凹凸面形成部に圧挿される前記複数の嵌合体の夫々の内
径をこれが圧挿される前記凹凸面形成部に対応させた内
径に形成し、前記複数の嵌合体を前記軸部の小径側であ
る前記他方端側から大径側である前記一方端側に向けて
圧挿可能に構成したことを特徴とする組立軸の構造を提
案する。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1に加え
て、前記複数の嵌合体の内周面に軸方向のスプラインを
形成して、該嵌合体を前記軸部の凹凸面形成部に該スプ
ラインより前記凹凸面に圧挿し該凹凸面形成部に噛合い
歯を創製して該嵌合体を該凹凸面形成部に固定してなる
ことを特徴とする。
【0014】請求項3、4記載の発明は請求項1におけ
る凹凸面の構造に係り、請求項3の発明は、前記軸部外
周の凹凸面を、旋削により形成された旋削凹凸面に構成
する。また請求項4の発明は、前記軸部外周の凹凸面
を、転造により形成された転造凹凸面に構成する。
【0015】請求項5ないし6記載の発明は、請求項1
ないし2の発明をエンジン等のカムシャフトに適用した
発明に係り、請求項5の発明は、軸部の外周に、該軸部
の長手方向に沿ってカム歯車及び複数個のカムピースを
圧挿して構成された組立型カムシャフトにおいて、前記
軸部における外周面の前記カム歯車及び複数個のカムピ
ース圧挿部位を複数条の溝、ねじ、及びローレットを含
む凹凸面に形成し、前記複数の凹凸面形成部を前記軸部
の一方端側の外径が他方端側の外径よりも大きくかつ前
記両端の中間部位の外径が前記一方端側の外径と他方端
側の外径との中間寸法の外径になるようにして軸方向に
段付き状に形成し、前記複数の凹凸面形成部に圧挿され
る前記カム歯車及び複数個のカムピースの夫々の内径を
これが圧挿される前記凹凸面形成部に対応させた内径に
形成し、前記カム歯車及び複数個のカムピースを前記軸
部の小径側である前記他方端側から大径側である前記一
方端側に向けて圧挿可能に構成したことを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は請求項5に加えて、前記
カム歯車及び複数個のカムピースの内周面に軸方向のス
プラインを形成して、該カム歯車及び複数個のカムピー
スを前記軸部の凹凸面形成部に該スプラインより前記凹
凸面に圧挿し該凹凸面形成部に噛合い歯を創製して該カ
ム歯車及び複数個のカムピースを該凹凸面形成部に固定
してなることを特徴とする。
【0017】請求項7ないし8記載の発明は請求項1な
いし4における組立軸を製造する方法の発明であり、請
求項7の発明は、軸部の外周に、該軸部の長手方向に沿
って歯車、カム等の複数個の嵌合体を圧挿して構成され
た組立軸の製造方法において、前記軸部における外周面
の前記嵌合体圧挿部位に対応する複数箇所に、複数条の
溝、ねじ、及びローレットを含む凹凸面を、前記軸部の
一方端側の外径が他方端側の外径よりも大きくかつ前記
両端の中間部位の外径が前記一方端側の外径と他方端側
の外径との中間寸法の外径になるように各部の外径を軸
方向に段付き状に変化せしめて旋削あるいは転造により
加工するとともに、前記複数の凹凸面形成部に圧挿され
る前記複数の嵌合体の夫々の内径をこれが圧挿される前
記凹凸面形成部に対応させた内径に加工し、前記複数の
嵌合体を前記軸部の小径側である前記他方端側から大径
側である前記一方端側に向けて圧挿することを特徴とす
る。
【0018】請求項8の発明は請求項7に加えて、前記
複数の嵌合体の内周面に軸方向のスプラインを加工し
て、該嵌合体を前記軸部の凹凸面形成部に該スプライン
より前記凹凸面を剪断しながら圧挿し該凹凸面形成部に
噛合い歯を形成して該嵌合体を該凹凸面形成部に固定す
ることを特徴とする。
【0019】かかる発明によれば、請求項1ないし4及
び7、8の組立軸あるいは請求項5ないし6のカムシャ
フトを構成する軸部はその外径が1方向に順に減少する
ような段付き状に形成されており、該軸部に圧挿される
カム歯車やカムピース等の嵌合体の内径を前記軸部の組
付け部位の外径に合わせてあり、請求項4のように軸部
のカム歯車とカムピース等の嵌合体の圧挿位置に転造に
より多数の溝を設けた場合には、転造により軸部の元径
よりも膨出した分だけ前記嵌合体の内径を大きく形成し
てあるので、前記組立軸あるいは前記カムシャフトの圧
入組立工程においては、軸部を固定したまま前記カム歯
車、カムピース等の嵌合体を順に圧挿することにより、
部品間に「がた」(隙間)の形成が全くない強固な噛合
いの創成が可能となる。
【0020】これにより、部品間に強固な噛合いを保持
しつつ前記組立軸あるいは前記カムシャフトの組立手順
が簡単化され、製造工数が低減される。また複数の異な
るプロフィルをもった類似形状のカム等の形状の類似な
嵌合体を軸部に組立てる場合においても、該嵌合体の内
径がそれぞれ固有の径に形成されているので、該組立軸
あるいはカムシャフトの組み違いの発生が回避される。
【0021】また、かかる発明によれば、軸部における
圧挿部の加工と、カム歯車、カムピース等の嵌合体の圧
挿を別工程にすることができるため、特殊な製造設備を
必要とせず、低コストでの加工及び組立が可能となる。
【0022】また請求項2、6、8のように構成すれ
ば、軸部はその外径が1方向に順に減少するような段付
き状に形成された軸部の前記嵌合体の圧挿部位に複数条
の溝、ねじ、及びローレットを含む凹凸面を旋削又は転
造加工により創製して、この軸部に内径にスプラインを
有する前記嵌合体を圧挿し噛合い結合して前記組立軸あ
るいはカムシャフトを製造するので、該組立軸あるいは
カムシャフトの組立が容易で、かつ高い結合強度が得ら
れる。
【0023】また請求項2、6、8のように構成すれ
ば、各スプライン歯の結合部全体に塑性変形に伴う弾性
歪みと応力が残り、組立軸あるいはカムシャフトに対し
てトルク荷重がかかっても、該スプラインの各噛合い歯
がこの荷重を分散して受け持ち、軸部とカム歯車、カム
ピース等の嵌合体の間において前記スプライン部に空隙
が生ずるのが回避され、組立軸あるいはカムシャフトに
対する繰返しトルク荷重に対して、「がた」の生じない
結合を維持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0025】図1は本発明の第1実施例に係る汎用小型
エンジン用カムシャフトの側面図、図2は図1のZ矢透
視図、図3は図2のB部拡大図、図4は第2実施例を示
す拡大説明図(断面図)である。
【0026】第1実施例を示す図1において、20はカ
ムシャフトであり、次のように構成されている。21は
軸部で、中実軸でも中空軸でもよい。24はクランク軸
(図示省略)からのタイミングギヤトレーンに噛合うカ
ム歯車である。22及び23はカムピースで、一方が吸
気弁用カム、他方が排気弁用カムを構成する。
【0027】この第1実施例においては、軸部21のカ
ム歯車24とカムピース22及び23の取付け位置に、
台形断面に形成された複数の周方向溝を旋削して設け、
この軸部21に内径にスプラインを有するカム歯車24
とカムピース22及び23を圧入結合してカムシャフト
20を構成している。
【0028】図1〜3において、前記カムシャフト20
は、前記軸部21の外周にカム歯車24とカムピース2
2及びカムピース23とを圧入、結合してなる。前記軸
部21はその直径が前記カム歯車24からカムピース2
3及びカムピース22へと順に減少するような段付きに
形成されている(これとは逆にカムピース22及びカム
ピース23からカム歯車24の方向に縮径してもよ
い)。即ち、前記軸部21は、図1において、カム歯車
24側から外径をE<E<E<E<E<E
のように段階的に縮小して形成されている。
【0029】前記軸部21は、前記カムピース22を固
定する部位である外径Eの結合部21a、前記カムピ
ース23を固定する部位である外径Eの結合部21
b、及び前記カム歯車24を固定する部位である外径E
の結合部21cに、複数の円周方向の台形溝25を旋
削により形成している。
【0030】また図2〜3に示すように、前記カムピー
ス22には前記軸部21の結合部21aに旋削された外
径Eの台形溝25に対応する内径を有する軸方向のス
プライン22aが形成されている。そして該カムピース
22を軸部21に圧入するとき、該カムピース22は、
前記スプライン22aが軸部21の外径Eの台形溝2
5を直角方向に剪断しながら噛合い歯26を創製し、該
噛合い歯26にスプライン22aが噛合うことにより圧
入、結合される。
【0031】また前記カムピース23には前記軸部21
の結合部21bに旋削された外径E の台形溝25に対
応する内径を有する前記スプライン22aと同形状の軸
方向スプライン(図示省略)が形成されている。そして
該カムピース23を軸部21に圧入するとき、該カムピ
ース23は、前記軸方向スプラインが軸部21の外径E
の台形溝25を直角方向に剪断しながら噛合い歯26
を創製し、該噛合い歯26に前記軸方向スプラインが噛
合うことにより圧入、結合される。
【0032】さらに前記カム歯車24には前記軸部21
の結合部21cに旋削された外径E の台形溝25に対
応する内径を有する前記スプライン22aと同形状の軸
方向スプライン(図示省略)が形成されている。そして
該カム歯車24を軸部21に圧入するとき、該カム歯車
24は、前記軸方向スプラインが軸部21の外径E
台形溝25を直角方向に剪断しながら噛合い歯26を創
製し、該噛合い歯26に前記軸方向スプラインが噛合う
ことにより圧入、結合される。
【0033】前記のように構成されたカムシャフト20
の圧入組立工程においては、前記のような軸部21への
カムピース22、23及びカム歯車24の圧入噛合結合
は、外径の大きいカム歯車24から、外径の小さいカム
ピース23、カムピース22の順に行う。前記のよう
に、段付きの軸部21はカム歯車24側から外径をE
<E<E <E<E<Eのように段階的に縮小
して形成されているので、前記のような外径順に圧入噛
合結合すれば、前記軸部21を固定確保して部品同士が
干渉することなく、カムシャフト20を完成させること
ができる。
【0034】また前記カムピース22、23及びカム歯
車24の材料硬度を軸部21の材料硬度より十分に高く
しておけば、前記カムピース22、23及びカム歯車2
4の前記軸部21への圧入噛合い歯創製の工程におい
て、前記カムピース22、23及びカム歯車24に形成
されたスプライン22a等が変形したり欠けたりする恐
れは無い。
【0035】そして前記カムピース22、23及びカム
歯車24に形成されたスプライン22aと軸部21に形
成される噛合い歯26との噛合い結合部全体に塑性変形
に伴う弾性歪みと応力が残り、カムシャフト20に対し
てトルク荷重がかかっても、スプラインの各噛合い歯2
6がこの荷重を分散して受け持ち、軸部21とカムピー
ス22、23及びカム歯車24のスプライン部での空隙
の発生が防止され、カムシャフト20に対する繰り返し
トルク荷重に対して、「がた」(隙間)のない結合を維
持することができる。
【0036】また、前記軸部21のカムピース22、2
3及びカム歯車24の取付け位置に、圧入幅に亙って、
前記台形溝25の代わりに、該台形溝部25と同程度の
切り込み深さを有するねじ又はローレットが旋削された
軸部21を用いる場合も、前記と同様に、内周面に軸方
向のスプラインが形成されたカムピース22、23及び
カム歯車24を軸部21に圧入して前記ねじ又はローレ
ットの凸部を剪断しながら該軸部21に噛合い歯を創製
することにより、前記軸部21にカムピース22、23
及びカム歯車24を圧入噛合結合してカムシャフト20
を製造することが可能である。
【0037】図4に示される第2実施例においては、段
付きに形成された軸部のカム歯車及びカムピースの取付
け位置に、台形断面に形成された複数の周方向溝を転造
加工により創製し、該軸部に内周にスプラインが形成さ
れた前記カム歯車及びカムピースを圧入結合してカムシ
ャフトを構成している。図4はカムシャフトの側面断面
図(上半分)と軸部にカム歯車及びカムピースを圧入結
合する前の軸部の状態を示す側面図(下半分)である。
【0038】図4において30はカムシャフトであり、
その軸部31には、転造により元径より膨出した多数の
環状突条からなる転造部31a、31bが所定位置に形
成されている。前記カムシャフト30は軸部31とカム
ピース32とカムピース33及びカム歯車34とにより
構成され、該カムピース32とカムピース33及びカム
歯車34は軸部31に圧入して結合されている。
【0039】前記軸部31は、前記第1実施例と同様
に、その直径が前記カム歯車34からカムピース33及
びカムピース32へと順に減少するような段付きに形成
されている(これとは逆にカムピース32及びカムピー
ス33からカム歯車34の方向に縮径してもよい)。即
ち、図4において、カム歯車34が圧入される軸部31
の転造部31aの外径Fは元径Fを転造して形成さ
れるので、F>Fとなる。同様にカムピース33が
圧入される転造部31bの外径Fは元径Fを転造し
て形成されるので、F>Fとなる。その結果、前記
軸部31の外径はカムピース32側からカム歯車34側
へと大きくなるF<F<F<F<Fとなる。
【0040】また、前記カム歯車34を前記軸部31の
圧入位置(図4の34aの位置)まで通すため、該カム
歯車34の内径fは前記転造部31aの外径Fより
も大きくして、f>Fとなる。同様に前記カムピー
ス33を前記軸部31の圧入位置(33aの位置)まで
通すため、カムピース33の内径fは、該カムピース
33の小径側(図4の右側)の図示しないカムピース3
2用の転造部の外径より大きく形成する。また該カムピ
ース32側は順に段を付けて小径となっている。
【0041】図2〜図3に示すように、前記カムピース
32には軸部31の転造部の外径に対応する内径の軸方
向のスプライン32aが形成されており、該カムピース
32を軸部31に圧入するときには、該スプライン32
aにより軸部31の転造部の一部を剪断しながら該軸部
31に噛合い歯26を創製し、カムピース32はそのま
ま軸部31に圧入噛合結合される。
【0042】また前記カムピース33には、軸部31に
おける転造部31aの外径Fに対応する前記スプライ
ン32aと同形状の内径fの軸方向スプラインが形成
されており、該カムピース33を軸部31に圧入すると
きには、該スプラインにより軸部31の転造部31aの
一部を剪断しながら該軸部31に噛合い歯26を創製
し、カムピース33はそのまま軸部31に圧入噛合結合
される。
【0043】さらに前記カム歯車34には軸部31にお
ける転造部31bの外径Fに対応する前記スプライン
32aと同形状の内径fの軸方向スプラインが形成さ
れており、該カム歯車34を軸部31に圧入するときに
は、該スプラインにより軸部31の転造部31bの一部
を剪断しながら該軸部31に噛合い歯26を創製し、カ
ム歯車34はそのまま軸部31に圧入噛合結合される。
【0044】前記のように構成されたカムシャフト30
の圧入組立工程においては、前記のような軸部31への
カムピース32、33及びカム歯車34の圧入噛合結合
は、外径の大きいカム歯車34から、外径の小さいカム
ピース33、カムピース32の順に行う。前記のよう
に、段付きの軸部31はカム歯車34側からカムピース
33、カムピース32へと外径が小さくなるように形成
され、カム歯車34、カムピース33の内径は前段の転
造部31a等と干渉しない内径に形成されているので、
前記のように外径順に圧入噛合結合すれば、カム軸31
を固定確保して部品同士が干渉することなく、カムシャ
フト30を完成させることができる。
【0045】また前記カムピース32、33及びカム歯
車34の材料硬度を軸部31の材料硬度より十分に高く
しておけば、前記カムピース32、33及びカム歯車3
4の前記軸部31への圧入噛合い歯創製の工程におい
て、前記カムピース32、33及びカム歯車34に形成
されたスプライン32a等が変形したり欠けたりする恐
れは無い。
【0046】そして前記カムピース32、33及びカム
歯車34に形成されたスプライン32aと軸部31に形
成される噛合い歯26との噛合い結合部全体に塑性変形
に伴う弾性歪みと応力が残り、カムシャフト30に対し
てトルク荷重がかかっても、スプラインの各噛合い歯2
6がこの荷重を分散して受け持ち、軸部31とカムピー
ス32、33及びカム歯車34のスプライン部での空隙
の発生が防止され、カムシャフト30に対する繰り返し
トルク荷重に対して「がた」(隙間)のない結合を維持
することができる。
【0047】また、前記軸部31のカムピース32、3
3及びカム歯車34の取付け位置に、圧入幅に亙って、
台形状の転造部31a、31bの代わりに、該転造部と
同程度の切り込み深さを有するねじ又はローレットを転
造した軸部21を用いる場合も、前記と同様に、内周面
に軸方向のスプラインが形成されたカムピース32、3
3及びカム歯車34を軸部31に圧入して前記ねじ又は
ローレットの凸部を剪断しながら該軸部31に噛合い歯
を創製することにより、前記軸部31にカムピース3
2、33及びカム歯車34を圧入噛合結合してカムシャ
フト30を製造することが可能である。
【0048】尚、本発明は前記実施例におけるエンジン
用カムシャフトに限られることなく、軸部の外周に軸方
向に沿って複数の嵌合体を圧挿して構成される組立軸に
広く適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1乃至4、7、8の組立軸あるいは請求項5、6のカ
ムシャフトを構成する軸部はその外径が1方向に順に減
少するような段付き状に形成されており、該軸部に圧挿
される嵌合体の内径を前記軸部の組付け部位の外径に合
わせてあるので、前記組立軸あるいは前記カムシャフト
の圧入組立工程においては、軸部を固定したまま前記嵌
合体を順に圧挿することにより、部品間に「がた」(隙
間)の形成が全くない強固な噛合いが創成できる。
【0050】これにより、部品間に強固な噛合いを保持
しつつ前記組立軸あるいはカムシャフトの組立手順が簡
単化されて製造工数が低減される。また形状の類似な嵌
合体を軸部に組立てる場合においても、該嵌合体の内径
がそれぞれ固有の径に形成されているので、該組立軸あ
るいはカムシャフトの組み違いの発生が回避できる。ま
た軸部における圧挿部の加工と、嵌合体の圧挿を別工程
にすることができるため、特殊な製造設備を必要とせ
ず、低コストでの加工及び組立が可能となる。
【0051】また請求項2、6、8のように構成すれ
ば、軸部はその外径が1方向に順に減少するような段付
き状に形成された軸部の前記嵌合体の圧挿部位に凹凸面
を創製して、この軸部に内径にスプラインを有する前記
嵌合体を圧挿し噛合い結合して前記組立軸あるいはカム
シャフトを製造するので、該組立軸あるいはカムシャフ
トの組立が容易で、かつ高い結合強度が得られる。
【0052】また前記スプライン歯の結合部全体に塑性
変形に伴う弾性歪みと応力が残り、組立軸あるいはカム
シャフトに対してトルク荷重がかかっても、該スプライ
ンの各噛合い歯がこの荷重を分散して受け持ち、軸部と
カム歯車、カムピース等の嵌合体の間において前記スプ
ライン部に空隙が生ずるのが回避され、組立軸あるいは
カムシャフトに対する繰返しトルク荷重に対して、「が
た」の生じない結合を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る汎用小型エンジン
用カムシャフトの側面図である。
【図2】 図1のZ矢透視図である。
【図3】 図2のB部拡大図である。
【図4】 第2実施例を示す拡大説明図(断面図)であ
る。
【図5】 従来のカムシャフトを示す図1対応図であ
る。
【符号の説明】
20 30 カムシャフト 21、31 軸部 22、23、32、33 カムピース 22a、32a スプライン 24、34 歯車 26 噛合い歯 31a、31b 転造部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内 弘吉 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社産業機器事業部内 (72)発明者 中村 彰吾 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社産業機器事業部内 (72)発明者 長瀬 祐治 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社産業機器事業部内 (72)発明者 吉村 豹治 京都府京田辺市薪北町田13番地 株式会社 ニチダイ内 (72)発明者 窪田 勝昭 京都府京田辺市薪北町田13番地 株式会社 ニチダイ内 Fターム(参考) 3G016 AA19 BA25 BA33 BA34 CA03 CA05 CA07 CA11 CA52 EA02 EA09 FA04 FA11 FA29 FA33 FA36 3J030 EA14 EB09 EC07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部の外周に、該軸部の長手方向に沿っ
    て歯車、カム等の複数個の嵌合体を圧挿して構成された
    組立軸において、前記軸部における外周面の前記嵌合体
    圧挿部位を複数条の溝、ねじ、及びローレットを含む凹
    凸面に形成し、前記複数の凹凸面形成部を前記軸部の一
    方端側の外径が他方端側の外径よりも大きくかつ前記両
    端の中間部位の外径が前記一方端側の外径と他方端側の
    外径との中間寸法の外径になるようにして軸方向に段付
    き状に形成し、前記複数の凹凸面形成部に圧挿される前
    記複数の嵌合体の夫々の内径をこれが圧挿される前記凹
    凸面形成部に対応させた内径に形成し、前記複数の嵌合
    体を前記軸部の小径側である前記他方端側から大径側で
    ある前記一方端側に向けて圧挿可能に構成したことを特
    徴とする組立軸の構造。
  2. 【請求項2】 前記複数の嵌合体の内周面に軸方向のス
    プラインを形成して、該嵌合体を前記軸部の凹凸面形成
    部に該スプラインより前記凹凸面に圧挿し該凹凸面形成
    部に噛合い歯を創製して該嵌合体を該凹凸面形成部に固
    定してなることを特徴とする請求項1記載の組立軸の構
    造。
  3. 【請求項3】 前記軸部外周の凹凸面を、旋削により形
    成された旋削凹凸面に構成してなることを特徴とする請
    求項1記載の組立軸の構造。
  4. 【請求項4】 前記軸部外周の凹凸面を、転造により形
    成された転造凹凸面に構成してなることを特徴とする請
    求項1記載の組立軸の構造。
  5. 【請求項5】 軸部の外周に、該軸部の長手方向に沿っ
    てカム歯車及び複数個のカムピースを圧挿して構成され
    た組立型カムシャフトにおいて、前記軸部における外周
    面の前記カム歯車及び複数個のカムピース圧挿部位を複
    数条の溝、ねじ、及びローレットを含む凹凸面に形成
    し、前記複数の凹凸面形成部を前記軸部の一方端側の外
    径が他方端側の外径よりも大きくかつ前記両端の中間部
    位の外径が前記一方端側の外径と他方端側の外径との中
    間寸法の外径になるようにして軸方向に段付き状に形成
    し、前記複数の凹凸面形成部に圧挿される前記カム歯車
    及び複数個のカムピースの夫々の内径をこれが圧挿され
    る前記凹凸面形成部に対応させた内径に形成し、前記カ
    ム歯車及び複数個のカムピースを前記軸部の小径側であ
    る前記他方端側から大径側である前記一方端側に向けて
    圧挿可能に構成したことを特徴とする組立型カムシャフ
    トの構造。
  6. 【請求項6】 前記カム歯車及び複数個のカムピースの
    内周面に軸方向のスプラインを形成して、該カム歯車及
    び複数個のカムピースを前記軸部の凹凸面形成部に該ス
    プラインにより前記凹凸面に圧挿し該凹凸面形成部に噛
    合い歯を創製して該カム歯車及び複数個のカムピースを
    該凹凸面形成部に固定してなることを特徴とする請求項
    5記載の組立型カムシャフトの構造。
  7. 【請求項7】 軸部の外周に、該軸部の長手方向に沿っ
    て歯車、カム等の複数個の嵌合体を圧挿して構成された
    組立軸の製造方法において、前記軸部における外周面の
    前記嵌合体圧挿部位に対応する複数箇所に、複数条の
    溝、ねじ、及びローレットを含む凹凸面を、前記軸部の
    一方端側の外径が他方端側の外径よりも大きくかつ前記
    両端の中間部位の外径が前記一方端側の外径と他方端側
    の外径との中間寸法の外径になるように各部の外径を軸
    方向に段付き状に変化せしめて旋削あるいは転造により
    加工するとともに、前記複数の凹凸面形成部に圧挿され
    る前記複数の嵌合体の夫々の内径をこれが圧挿される前
    記凹凸面形成部に対応させた内径に加工し、前記複数の
    嵌合体を前記軸部の小径側である前記他方端側から大径
    側である前記一方端側に向けて圧挿することを特徴とす
    る組立軸の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の嵌合体の内周面に軸方向のス
    プラインを加工して、該嵌合体を前記軸部の凹凸面形成
    部に該スプラインより前記凹凸面を剪断しながら圧挿し
    該凹凸面形成部に噛合い歯を形成して該嵌合体を該凹凸
    面形成部に固定することを特徴とする請求項7記載の組
    立軸の製造方法。
JP2001165473A 2001-05-31 2001-05-31 組立型カムシャフトを含む組立軸の構造及びその製造方法 Withdrawn JP2002357261A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7769324B2 (en) 2003-09-18 2010-08-03 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, drive mechanism of image forming apparatus and manufacturing method of a worm gear set
CN103511011A (zh) * 2012-06-26 2014-01-15 广西玉柴机器股份有限公司 内燃机凸轮轴

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7769324B2 (en) 2003-09-18 2010-08-03 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, drive mechanism of image forming apparatus and manufacturing method of a worm gear set
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