JP2002355414A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002355414A
JP2002355414A JP2001164245A JP2001164245A JP2002355414A JP 2002355414 A JP2002355414 A JP 2002355414A JP 2001164245 A JP2001164245 A JP 2001164245A JP 2001164245 A JP2001164245 A JP 2001164245A JP 2002355414 A JP2002355414 A JP 2002355414A
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Application number
JP2001164245A
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English (en)
Inventor
Satoru Kawaguchi
悟 川口
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間遊技を行っても遊技者の「大当たり」
発生への期待感を維持することが可能となると共に、遊
技者の興味を引きつけ、且つ興趣を増大させることが可
能な遊技機を提供する。 【解決手段】 (6)に示すように、中列の変動領域の
下方に表示される「4」の変動図柄が画面下端部から下
方に消えると共に、「5」の変動図柄が中列の変動領域
の略中央部まで下降して、一旦停止の状態で表示され
る。これにより、左列・中列・右列の各変動領域の略中
央部には「656」の変動図柄が一旦停止の状態で表示
される。また、LCD表示器12の画面の下方には、
「残り3回」の再変動可能回数を表す「再変動チャンス
あと3回」の文字列が表示される。これにより、遊技
者に再変動可能回数が「残り3回」であることが報知さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特別図柄表示装置
を介して変動図柄が変動後一旦停止して、再度、変動と
一旦停止とを所定回数繰り返した後確定停止する再変動
表示を行う遊技機に関し、特に、該再変動表示が確定停
止するまでの変動と一旦停止との繰り返し回数を一旦停
止開始時から次の回の変動開始時までの間に予告報知す
ることによって、遊技者は、再変動回数を予想すること
ができるため、長時間遊技を行っても遊技者の「大当た
り」発生への期待感を維持することが可能となると共
に、遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣を増大させるこ
とが可能な遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特別図柄表示装置に種々の再
変動パターンが表示される遊技機においては、該再変動
表示の開始や確定停止図柄等を予告報知する遊技機が種
々提案されている。例えば、特開2000−12638
4号公報に記載された遊技機では、表示状態が変化可能
な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果が予
め定められた特定の表示態様となった場合に遊技者にと
って有利な特定遊技状態に制御可能となる遊技機であっ
て、前記可変表示装置を予め定められた複数種類の表示
パターンのうちのいずれかの表示パターンを含む表示態
様で可変表示した後、該可変表示装置の表示結果を導出
表示させる制御を行なう可変表示制御手段と、前記可変
表示装置の表示パターンが前記複数種類の表示パターン
のうちのいずれとなるかを当該表示パターンとなる以前
の段階で予告報知可能な表示パターン予告報知手段とを
含むように構成されている。
【0003】これにより、可変表示制御手段の働きによ
り、前記可変表示装置が予め定められた複数種類の表示
パターンのうちのいずれかの表示パターンを含む表示態
様によって可変表示された後、該可変表示装置の表示結
果が導出表示される。表示パターン予告報知手段の働き
により、前記可変表示装置の表示パターンが前記複数種
類の表示パターンのうちのいずれとなるかが当該表示パ
ターンとなる以前の段階で予告報知される。従って、可
変表示装置の表示パターンが複数種類の表示パターンの
うちのいずれとなるかが当該表示パターンとなる以前の
段階で予告報知されるために、可変表示装置の表示に関
する予告が何らなされない遊技機あるいは単に可変表示
装置の表示結果が予告されるに過ぎない遊技機に比較し
て、バリエーションに富んだ演出を行なうことできるよ
うになり、これによって遊技興趣の向上を図ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開2000−126384号公報に記載された遊技
機においては、再変動表示等が表示される以前の段階で
予告報知されるが、遊技者は、一旦停止と変動表示と種
々の繰り返し回数を予測できないため、当該再変動表示
に対する興味が薄れ、興趣が損なわれるという問題があ
る。
【0005】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、再変動表示を行う場合
には、該再変動表示が確定停止するまでの変動と一旦停
止との繰り返し回数を一旦停止開始時から次の回の変動
開始時までの間に予告報知することによって、遊技者
は、再変動回数を予想することができるため、長時間遊
技を行っても遊技者の「大当たり」発生への期待感を維
持することが可能となると共に、遊技者の興味を引きつ
け、且つ興趣を増大させることが可能な遊技機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る遊技機は、遊技領域に設けられて変動図
柄を表示する特別図柄表示装置と、前記変動図柄が変動
後一旦停止して、再度、変動と一旦停止とを所定回数繰
り返した後確定停止する複数の再変動パターンを記憶す
る再変動パターン記憶手段と、前記複数の再変動パター
ンから一の再変動パターンを選択して、この再変動パタ
ーンに基づいて変動図柄を特別図柄表示装置を介して表
示する再変動表示手段とを備えた遊技機において、前記
再変動表示手段によって選択された再変動パターンの確
定停止するまでの変動と一旦停止との繰り返し回数を一
旦停止開始時から次の回の変動開始時までの間に予告報
知可能な再変動回数予告報知手段を備えたことを特徴と
する。
【0007】このような特徴を有する請求項1に係る遊
技機においては、遊技領域に設けられた図柄表示装置に
表示される変動図柄が変動後一旦停止して、再度、変動
と一旦停止とを所定回数繰り返した後確定停止する複数
の再変動パターンが記憶されている。そして、再変動表
示手段を介して選択された再変動パターンに基づいて変
動図柄が表示され、変動と一旦停止とを所定回数繰り返
した後確定停止する。また、再変動表示手段によって選
択された再変動パターンの確定停止するまでの変動と一
旦停止との繰り返し回数が、一旦停止開始時から次の回
の変動開始時までの間に再変動回数予告報知手段を介し
て予告報知される。これにより、選択された再変動パタ
ーンの確定停止するまでの変動と一旦停止との繰り返し
回数が、一旦停止開始時から次の回の変動開始時までの
間に予告報知されるため、遊技者は、再変動回数を予想
することができるため、長時間遊技を行っても遊技者の
「大当たり」発生への期待感を維持することが可能とな
ると共に、遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣を増大さ
せることが可能となる。
【0008】また、請求項2に係る遊技機は、請求項1
に記載の遊技機において、所定の第1確率に基づいて一
の回数値を選択する回数値選択手段を備え、前記再変動
回数予告報知手段は、前記繰り返し回数又は該繰り返し
回数に前記回数値選択手段によって選択された回数値を
加算した回数若しくは減算した回数のうちいずれかの回
数を所定の第2確率に基づき選択して予告報知可能なこ
とを特徴とする。
【0009】このような特徴を有する請求項2に係る遊
技機では、請求項1に記載の遊技機において、回数値選
択手段を介して一の回数値が、所定の第1確率に基づい
て選択される。そして、前記再変動表示手段によって選
択された再変動パターンの確定停止するまでの変動と一
旦停止との繰り返し回数、又は該繰り返し回数に前記回
数値選択手段によって選択された回数値を加算した回数
若しくは減算した回数のうちいずれかの回数が、所定の
第2確率に基づいて予告報知される。これにより、再変
動回数予告報知手段を介して予告報知される回数が、再
変動パターンの確定停止するまでの変動と一旦停止との
繰り返し回数と異なる場合もあるため、該繰り返し回数
の予告報知に種々のバリエーションを持たせることがで
き、遊技者の「大当たり」発生への期待感を高めること
が可能となると共に、遊技者の興味を更に引きつけ、且
つ興趣をより増大させることが可能となる。
【0010】また、請求項3に係る遊技機は、請求項1
又は請求項2に記載の遊技機において、前記再変動回数
予告報知手段は、前記特別図柄表示装置を介して予告報
知可能なことを特徴とする。
【0011】このような特徴を有する請求項3に係る遊
技機では、請求項1又は請求項2に記載の遊技機におい
て、前記再変動回数予告報知手段は、前記特別図柄表示
装置を介して予告報知可能なため、バリエーションに富
んだ演出表示が可能となり、遊技者の「大当たり」発生
への期待感をより高めることが可能となる。
【0012】また、請求項4に係る遊技機は、請求項1
又は請求項2に記載の遊技機において、遊技領域に設け
られて前記繰り返し回数を表示する回数表示装置を備
え、前記再変動回数予告報知手段は、前記回数表示装置
を介して予告報知可能なことを特徴とする。
【0013】このような特徴を有する請求項4に係る遊
技機では、請求項1又は請求項2に記載の遊技機におい
て、前記再変動回数予告報知手段は、遊技領域に設けら
れて前記繰り返し回数を表示する回数表示装置を介して
予告報知可能なため、バリエーションに富んだ予告報知
が可能となり、遊技者の「大当たり」発生への期待感を
より高めることが可能となる。
【0014】また、請求項5に係る遊技機は、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前記
再変動パターンの最初の一旦停止図柄は、リーチハズレ
であることを特徴とする。
【0015】このような特徴を有する請求項5に係る遊
技機では、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊
技機において、前記再変動パターンの最初の一旦停止図
柄は、リーチハズレであるため、リーチハズレ後の前記
繰り返し回数が予告報知される。これにより、リーチハ
ズレ後の再変動回数が予告報知されるため、遊技者の
「大当たり」発生への期待感を高めることが可能となる
と共に、遊技者の興味を更に引きつけ、且つ興趣をより
増大させることが可能となる。
【0016】また、請求項6に係る遊技機は、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前記
再変動パターンの最初の一旦停止図柄は、遊技者に有利
な特別遊技状態が発生する所定の態様であることを特徴
とする。
【0017】このような特徴を有する請求項6に係る遊
技機では、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊
技機において、前記再変動パターンの最初の一旦停止図
柄は、遊技者に有利な特別遊技状態(いわゆる「大当た
り」遊技状態)が発生する所定の態様であるため、特別
遊技状態発生後の前記繰り返し回数が予告報知される。
これにより、「大当たり」発生後の再変動回数が予告報
知されるため、遊技者のいわゆる確率変動遊技状態の発
生への期待感を高めることが可能となると共に、遊技者
の興味を更に引きつけ、且つ興趣をより増大させること
が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機をパチ
ンコ機について具体化した第1乃至第4実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係
るパチンコ機の全体構成について図1に基づき説明す
る。図1は第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した
正面図である。但し、図1では、遊技盤上のキャラクタ
図柄は省略している。図1において、パチンコ機1は、
いわゆる第一種パチンコ機である。パチンコ機1は、後
述する入賞口、特別図柄表示装置、電動役物及び、ゲー
ト等の各種構造物が遊技盤2上に配設されている。その
遊技盤2の下には、不図示の樋を介して排出される賞球
を受ける上部受け皿3がスピーカ3aを内蔵してプレー
ト4に配設されている。そして、その上部受け皿3の下
には、下部受け皿5が配設される。また、上部受け皿3
に連通する不図示の球送り機構を介して上部受け皿3の
パチンコ球がハンドル6に連結された不図示の発射装置
へ送られるよう構成されている。また、遊技盤2の裏面
には特別図柄表示装置等を制御する制御回路部20(図
2参照)が設けられている。一方、遊技盤2の両肩部に
は、賞球及び球切れ表示ランプ10、10が設けられて
いる。
【0019】一方、遊技盤2の前側は、鋼板やステンレ
ス等の金属製のガラス扉9により被覆されており、該ガ
ラス扉9は、枠体の前側にヒンジ部材等を介して開閉自
在に取り付けられている前面枠に開閉自在に取り付けら
れている。また、ガラス扉9には開口部を有する鋼板や
ステンレス等の金属製のガラス保持枠がスポット溶接等
により固着されており、該ガラス保持枠に装着された2
枚のガラスを通して遊技領域を見ることができる。ま
た、ガラス扉9の左上部には、遊技中のエラーを表示す
るエラー表示ランプ7が取り付けられ、ガラス扉9の右
上部には、「当たり」を表示する当たり表示ランプ8、
8が取り付けられている。
【0020】また、パチンコ機1における遊技盤2上の
遊技領域の構成について説明する。この遊技領域は、所
定厚さの板材をなした遊技盤2上に入賞口などの各構造
物が所定の位置に取り付けられ、それを囲むように環状
のレール11が取り付けられて構成されている。このレ
ール11は、発射されたパチンコ球を遊技領域内に案内
する重複して形成した案内路15を構成し、右肩部には
レール11に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制
限するための段差部16を有する。そして、その段差部
16には軸支された返しゴム(図示されていない)が配
設されている。また、遊技領域のほぼ中央には、特別図
柄表示装置であるLCD表示器12が取り付けられてい
る。また、LCD表示器12の上方の中心線上に入賞口
18が設けられている。この入賞口18の上には、キャ
ラクタ図柄が描かれている。そして、入賞口18に入賞
すると、所定の個数の賞球が上部受け皿3に排出され
る。一方、LCD表示器12の下方の中心線上には、第
1種始動口19が設けられている。この第1種始動口1
9に入賞するとLCD表示器12に表示される各変動図
柄が変動表示される。また、変動図柄が変動中に第1種
始動口19に入賞した場合には、入賞個数が4個まで後
述するメモリ27(図2参照)の保留カウンタ27B
(図3参照)に記憶されて変動確定回数として保留され
る。そして、LCD表示器12の上端部には、この保留
カウンタに記憶されているカウント値が表示される4個
の保留ランプ13が設けられている。さらに、LCD表
示器12の下方には、下方入賞口である大入賞口17が
設けられている。大入賞口17は、LCD表示器12に
表示される各変動図柄が所定の図柄で揃って表示されて
(図5参照)、「大当たり」が発生したとき等に開閉す
る扉構造を有している。
【0021】次に、LCD表示器12等を制御する制御
回路部20の構成について図2及び図3に基づき詳細に
説明する。図2は第1実施形態に係るパチンコ機1の制
御回路部20のシステム構成を示すブロック図である。
図3は第1実施形態に係るパチンコ機1の制御回路部2
0のメモリ27の構成を示すブロック図である。図2に
示すように、制御回路部20には、制御回路部20の全
体を制御するCPU21と、入力ポート26と、後述す
る制御プログラムや各種制御処理データ等を格納してお
くメモリ27と、出力ポート28と、リセット信号を所
定時間間隔(本実施形態では、約10msec毎であ
る。)で出力するリセット回路35とが設けられ、これ
らはバス29により相互に接続されている。また、CP
U21には、クロック信号を出力するクロック回路30
が接続されている。
【0022】また、入力ポート26には、第1種始動口
19に設けられて入賞球を検出する第1種始動口スイッ
チ22、大入賞口17の内部に設けられて大入賞口17
への入賞球のカウントを行うカウントスイッチ23、大
入賞口17の内部に設けられて大入賞口17の開放を継
続するためのVゾーンへの入賞球の検出を行う特別領域
通過スイッチ24、及びパチンコ機1の裏側に設けられ
変動図柄の大当たり発生確率を切換スイッチ等で設定変
更する確率設定装置25が接続されている。さらに、出
力ポート28には、LCD表示器12への図柄表示を行
う表示制御回路31、大入賞口17の開閉用ソレノイド
を駆動するソレノイド駆動回路32、保留ランプ13を
駆動する保留ランプ駆動回路33、及び当たり表示ラン
プ8等を駆動する装飾ランプ駆動回路34が接続されて
いる。そして、CPU21は、リセット回路35からリ
セット信号が入力された場合には、メモリ27に予め格
納されているパラメータや後述の制御プログラムに従っ
て、入力ポート26を介して入力される入力信号等に基
づいて、各種制御信号を出力ポート28を介して表示制
御回路31やソレノイド駆動回路32等に出力する。ま
た、入力ポート26は、外部から入力されたアナログ信
号等をディジタル信号に変換して出力する回路である。
出力ポート28は、CPU21を介して演算された各種
データをシリアルデータ等に変換して出力する回路であ
る。
【0023】また、図3に示すように、メモリ27に
は、クロック回路30から入力されるクロック信号に基
づいて0から198まで繰り返し1ずつ加算した数値
(最大値198の次には最小値0に戻る)が格納される
大当たりカウンタ27Aが設けられている。また、特別
図柄表示装置18の変動図柄が変動中に第1種始動口1
9に入賞した入賞個数が最大4個までカウントされる保
留カウンタ27Bが設けられている。
【0024】また、メモリ27には、クロック回路30
から出力されるクロック信号に基づいて0から142ま
で繰り返し1ずつ加算した数値(最大値142の次には
最小値0に戻る)が格納されるリーチカウンタ27Cが
設けられている。
【0025】また、メモリ27には、クロック回路30
から出力されるクロック信号に基づいて0から29まで
繰り返し1ずつ加算した数値(最大値29の次には最小
値0に戻る)が格納される大当たり図柄選択カウンタ2
7Dが設けられている。また、メモリ27には、クロッ
ク回路30から出力されるクロック信号に基づいて0か
ら29まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値29の
次には最小値0に戻る)が格納されるリーチ図柄群選択
カウンタ27Eが設けられている。また、クロック回路
30から入力されるクロック信号に基づいて0から10
まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値10の次には
最小値0に戻る)が格納されるリーチ図柄選択カウンタ
27Fが設けられている。
【0026】また、メモリ27には、クロック回路30
から入力されるクロック信号に基づいて0から3まで繰
り返し1ずつ加算した数値(最大値3の次には最小値0
に戻る)が格納される大当り再変動パターン選択カウン
タ27Gが設けられている。また、メモリ27には、ク
ロック回路30から入力されるクロック信号に基づいて
0から3まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値3の
次には最小値0に戻る)が格納される確変再変動パター
ン選択カウンタ27Hが設けられている。また、メモリ
27には、クロック回路30から出力されるクロック信
号に基づいて0から210まで繰り返し1ずつ加算した
数値(最大値210の次には最小値0に戻る)が格納さ
れるハズレ図柄選択カウンタ27Iが設けられている。
また、メモリ27には、クロック回路30から入力され
るクロック信号に基づいて0から2まで繰り返し1ずつ
加算した数値(最大値2の次には最小値0に戻る)が格
納される第1回数カウンタ27Jが設けられている。ま
た、メモリ27には、クロック回路30から入力される
クロック信号に基づいて0から2まで繰り返し1ずつ加
算した数値(最大値2の次には最小値0に戻る)が格納
される第2回数カウンタ27Kが設けられている。
【0027】また、メモリ27には、第1種始動口19
に入賞したときの大当たりカウンタ27A、リーチカウ
ンタ27C、大当たり図柄選択カウンタ27D、リーチ
図柄群選択カウンタ27E、リーチ図柄選択カウンタ2
7F、大当り再変動パターン選択カウンタ27G、確変
再変動パターン選択カウンタ27H、ハズレ図柄選択カ
ウンタ27I、第1回数カウンタ27J、及び第2回数
カウンタ27Kの各カウント値等が記憶されるパラメー
タ記憶エリア27Lが設けられている。尚、各カウンタ
27A、27B、27C、27D、27E、27F、2
7G、27H、27I、27J、及び27Kの各カウン
ト値は、起動時に「0」にセットされる。また、保留カ
ウンタ27Bは、変動図柄が変動を開始する毎に1減算
される。
【0028】また、メモリ27には、後述のように「大
当たり」の発生を表示する「大当たり図柄」の画像デー
タを記憶する大当たり図柄データテーブル51(図5参
照)が格納される大当たり図柄記憶エリア27Mが設け
られている。また、メモリ27には、後述のようにリー
チ図柄群の選択に係るリーチ図柄群データテーブル52
(図6参照)が記憶されるリーチ図柄群記憶エリア27
Nが設けられている。また、メモリ27には、後述のよ
うにリーチハズレから「大当たり」表示までの再変動表
示時に選択される「大当り再変動パターン」のパターン
データを記憶する大当り再変動パターンテーブル53
(図7参照)が格納される大当り再変動パターン記憶エ
リア27Oが設けられている。また、メモリ27には、
後述のように時短・確率変動が発生した「大当たり」時
の再変動表示時に選択される「確変再変動パターン」の
パターンデータを記憶する確変再変動パターンテーブル
54(図8参照)が格納される確変再変動パターン記憶
エリア27Pが設けられている。
【0029】次に、上記表示制御回路31の概略システ
ム構成について図4に基づいて説明する。図4は第1実
施形態に係るパチンコ機1の表示制御回路31の概略シ
ステム構成を示すブロック図である。図4に示すよう
に、表示制御回路31は表示用CPU41と、この表示
用CPU41に接続されるRAM42及びプログラムR
OM43と、VDP(Video Digital Processor)44
と、このVDP44に接続されるキャラクタROM45
及びRAM46と、出力回路47とから構成されてい
る。そして、表示用CPU41は、制御回路部20のC
PU21からの制御信号に従って、RAM42に各種信
号データを一時的に記憶しつつ、プログラムROM43
に記憶されている変動図柄、所定のリーチ映像、再変動
図柄及び普通図柄等を表示させるための制御プログラム
や制御データ等に基づいて、VDP44との間で画像の
編集内容を示す制御信号のやり取りを行う。また、VD
P44は、表示用CPU41からの制御信号に基づい
て、キャラクタROM45から変動図柄の画像データ、
所定のリーチ映像のキャラクタ、再変動図柄の画像デー
タ及び普通図柄の画像データ等の画像データを取り出
し、RAM46を作業エリアとして編集し、これらの画
像データを出力回路47を介して、LCD表示器12に
出力する。
【0030】また、プログラムROM43には、後述の
ように「大当たり再変動パターン」の各パターンに対応
する再変動表示手順データを記憶する大当り再変動表示
データテーブル56(図9参照)が格納される通常再変
動データ記憶エリア43Aが設けられている。また、プ
ログラムROM43には、後述のように「確変再変動パ
ターン」の各パターンに対応する一旦停止図柄選択手順
データを記憶する一旦停止図柄選択データテーブル57
(図10参照)が格納される選択データ記憶エリア43
Bが設けられている。また、プログラムROM43に
は、後述のように「確変再変動パターン」の各パターン
に対応する再変動表示手順データを記憶する確変再変動
表示データテーブル58(図11参照)が格納される確
変再変動データ記憶エリア43Cが設けられている。
【0031】また、キャラクタROM45には、後述の
ようにリーチハズレから「大当たり」表示までの再変動
表示時に選択されるリーチハズレ図柄の画像データが記
憶されるリーチ図柄データテーブル59(図12参照)
が格納されるリーチ図柄記憶エリア45Aが設けられて
いる。また、キャラクタROM45には、後述のように
時短・確率変動が発生した「大当たり」時の再変動表示
時に表示される一旦停止図柄の画像データが記憶される
一旦停止図柄データテーブル60(図13参照)が格納
される一旦停止図柄記憶エリア45Bが設けられてい
る。
【0032】次に、メモリ27の大当り図柄記憶エリア
27Mに記憶される大当り図柄データテーブル51につ
いて図5に基づいて説明する。図5は第1実施形態に係
るパチンコ機1のメモリ27の大当り図柄記憶エリア2
7Mに記憶される大当り図柄データテーブル51の一例
を示す図である。図5に示すように、「大当たり」が発
生する場合に、LCD表示器12に複数回のリーチハズ
レ表示等の再変動後各左・中・右図柄に最終的に確定停
止されて表示される「大当り図柄」の決定に関して選択
される大当り図柄データテーブル51は、大当り図柄選
択カウンタ27Dのカウント値を示す「カウント値」
と、この「カウント値」に対応する「大当り図柄」とか
ら構成されている。この「大当り図柄」は、後述のよう
に「大当たり」が発生した場合に、LCD表示器12に
変動後最終的に確定停止されて表示される「大当たり図
柄」の各左・中・右図柄の図柄データを表している。ま
た、大当り図柄データテーブル51の「カウント値」に
は、「0〜2」、「3〜4」、「5〜7」、「8〜
9」、「10〜12」、「13〜14」、「15〜1
7」、「18〜19」、「20〜22」、「23〜2
4」、「25〜27」及び「28〜29」の12種類の
カウント値の分布が予め登録されている。
【0033】そして、各「カウント値」に対する「大当
り図柄」には、「カウント値」の「0〜2」に対して
「111」の図柄データ、「カウント値」の「3〜4」
に対して「222」の図柄データ、「カウント値」の
「5〜7」に対して「333」の図柄データ、「カウン
ト値」の「8〜9」に対して「444」の図柄データ、
「カウント値」の「10〜12」に対して「555」の
図柄データ、「カウント値」の「13〜14」に対して
「666」の図柄データ、「カウント値」の「15〜1
7」に対して「777」の図柄データ、「カウント値」
の「18〜19」に対して「8888」の図柄データ、
「カウント値」の「20〜22」に対して「999」の
図柄データ、「カウント値」の「23〜24」に対して
「蛙蛙蛙」の図柄データ、「カウント値」の「25〜2
7」に対して「女女女」の図柄データ、及び、「カウン
ト値」の「28〜29」に対して「男男男」の図柄デー
タが予め登録されている。
【0034】次に、メモリ27のリーチ図柄群記憶エリ
ア27Nに記憶されるリーチ図柄群データテーブル52
について図6に基づいて説明する。図6は第1実施形態
に係るパチンコ機1のメモリ27のリーチ図柄群記憶エ
リア27Nに記憶されるリーチ図柄群データテーブル5
2の一例を示す図である。図6に示すように、リーチ図
柄群の決定に関して選択されるリーチ図柄群データテー
ブル52は、リーチ図柄群選択カウンタ27Eのカウン
ト値を表す「カウント値」と、この「カウント値」に対
応する「リーチ図柄群」とから構成されている。この
「リーチ図柄群」は、複数の「リーチ図柄」のデータの
集合体を表している。また、リーチ図柄群データテーブ
ル52の「カウント値」には、「0〜2」、「3〜
4」、「5〜7」、「8〜9」、「10〜12」、「1
3〜14」、「15〜17」、「18〜19」、「20
〜22」、「23〜24」、「25〜27」及び「28
〜29」の12種類のカウント値の分布が予め登録され
ている。
【0035】そして、各「カウント値」に対する「リー
チ図柄群」には、「カウント値」の「0〜2」に対して
「リーチ図柄群1」のデータが予め登録されている。ま
た、「カウント値」の「3〜4」に対して「リーチ図柄
群2」のデータが予め登録されている。また、「カウン
ト値」の「5〜7」に対して「リーチ図柄群3」のデー
タが予め登録されている。また、「カウント値」の「8
〜9」に対して「リーチ図柄群4」のデータが予め登録
されている。また、「カウント値」の「10〜12」に
対して「リーチ図柄群5」のデータが予め登録されてい
る。また、「カウント値」の「13〜14」に対して
「リーチ図柄群6」のデータが予め登録されている。ま
た、「カウント値」の「15〜17」に対して「リーチ
図柄群7」のデータが予め登録されている。また、「カ
ウント値」の「18〜19」に対して「リーチ図柄群
8」のデータが予め登録されている。また、「カウント
値」の「20〜22」に対して「リーチ図柄群9」のデ
ータが予め登録されている。また、「カウント値」の
「23〜24」に対して「リーチ図柄群10」のデータ
が予め登録されている。また、「カウント値」の「25
〜27」に対して「リーチ図柄群11」のデータが予め
登録されている。更に、「カウント値」の「28〜2
9」に対して「リーチ図柄群12」のデータが予め登録
されている。
【0036】次に、メモリ27の大当り再変動パターン
記憶エリア27Oに記憶される大当り再変動パターンテ
ーブル53について図7に基づいて説明する。図7は第
1実施形態に係るパチンコ機1のメモリ27の大当り再
変動パターン記憶エリア27Oに記憶される大当り再変
動パターンテーブル53の一例を示す図である。図7に
示すように、「大当たり」が発生する場合に、LCD表
示器12に表示される複数回のリーチハズレ表示等の再
変動パターンの決定に関して選択される大当り再変動パ
ターンテーブル53は、大当り再変動パターン選択カウ
ンタ27Gのカウント値を示す「カウント値」と、この
「カウント値」に対応する「大当り再変動パターン」と
「再変動回数」とから構成されている。この「大当り再
変動パターン」は、後述のように「大当たり」が発生し
た場合にLCD表示器12に表示される大当り再変動パ
ターンの種類を表している。また、「再変動回数」は、
各「大当り再変動パターン」の再変動回数を表してい
る。
【0037】また、大当り再変動パターンテーブル53
の「カウント値」には、「0」、「1」、「2」及び
「3」の4種類のカウント値が予め登録されている。そ
して、各「カウント値」に対する「大当り再変動パター
ン」には、「カウント値」の「0」に対して「パターン
A」、「カウント値」の「1」に対して「パターン
B」、「カウント値」の「2」に対して「パターン
C」、及び「カウント値」の「3」に対して「パターン
D」が大当り再変動パターンの種類として予め登録され
ている。また、各「カウント値」に対する「再変動回
数」には、「カウント値」の「0」に対して「3回」、
「カウント値」の「1」に対して「2回」、「カウント
値」の「2」に対して「1回」、及び「カウント値」の
「3」に対して「0回」が再変動回数として予め登録さ
れている。
【0038】次に、メモリ27の確変再変動パターン記
憶エリア27Pに記憶される確変再変動パターンテーブ
ル54について図8に基づいて説明する。図8は第1実
施形態に係るパチンコ機1のメモリ27の確変再変動パ
ターン記憶エリア27Pに記憶される確変再変動パター
ンテーブル54の一例を示す図である。図8に示すよう
に、時短・確変モードの「大当たり」が発生する場合
に、LCD表示器12に表示される複数回の大当たり図
柄表示等の再変動パターンの決定に関して選択される確
変再変動パターンテーブル54は、確変再変動パターン
選択カウンタ27Hのカウント値を示す「カウント値」
と、この「カウント値」に対応する「確変再変動パター
ン」と「再変動回数」とから構成されている。この「確
変再変動パターン」は、後述のように時短・確変モード
の「大当たり」が発生した場合にLCD表示器12に表
示される確変再変動パターンの種類を表している。ま
た、「再変動回数」は、各「確変再変動パターン」の再
変動回数を表している。
【0039】また、確変再変動パターンテーブル54の
「カウント値」には、「0」、「1」、「2」及び
「3」の4種類のカウント値が予め登録されている。そ
して、各「カウント値」に対する「確変再変動パター
ン」には、「カウント値」の「0」に対して「パターン
1」、「カウント値」の「1」に対して「パターン
2」、「カウント値」の「2」に対して「パターン
3」、及び「カウント値」の「3」に対して「パターン
4」が大当り再変動パターンの種類として予め登録され
ている。また、各「カウント値」に対する「再変動回
数」には、「カウント値」の「0」に対して「3回」、
「カウント値」の「1」に対して「2回」、「カウント
値」の「2」に対して「1回」、及び「カウント値」の
「3」に対して「0回」が再変動回数として予め登録さ
れている。
【0040】次に、表示制御回路31のプログラムRO
M43の通常再変動データ記憶エリア43Aに記憶され
る大当り再変動表示データテーブル56について図9に
基づいて説明する。図9は第1実施形態に係るパチンコ
機1の表示制御回路31のプログラムROM43の通常
再変動データ記憶エリア43Aに記憶される大当り再変
動表示データテーブル56の一例を示す図である。図9
に示すように、通常の「大当たり」が発生した場合にL
CD表示器12に表示される一旦停止図柄の表示手順の
決定に関して選択される大当り再変動表示データテーブ
ル56は、制御回路部20のCPU21から支持された
「大当り再変動パターン」のデータに対応する「パター
ン」と、この「パターン」に対応する「再変動表示手
順」とから構成されている。
【0041】また、大当り再変動表示データテーブル5
6の「パターン」には、「パターンA」、「パターン
B」、「パターンC」、及び「パターンD」の4種類の
データが予め登録されている。そして、各「パターン」
に対応する「再変動表示手順」には、「パターンA」に
対して「リーチハズレ→リーチハズレ→リーチハズレ→
当たり図柄」の再変動表示手順データ、「パターンB」
に対して「リーチハズレ→リーチハズレ→大当たり図
柄」の表示手順データ、「パターンC」に対して「リー
チハズレ→大当たり図柄」の表示手順データ、「パター
ンD」に対して「大当たり図柄」の表示手順データが予
め登録されている。
【0042】この「再変動表示手順」の各表示手順デー
タの「リーチハズレ」は、後述のようにCPU21から
指示された「リーチ図柄群」データに対応するリーチ図
柄データテーブル59の同一リーチ図柄群から選択され
る任意の「ハズレリーチ図柄」の画像データが一旦停止
状態で表示されることを意味する。また、再変動表示手
順」の各「→」は、ハズレリーチ図柄の中図柄が変動表
示されることを意味する。また、「再変動表示手順」の
各表示手順データの「大当たり図柄」は、後述のように
CPU21から指示された「大当たり図柄」データに対
応する「大当たり図柄」の画像データが一旦停止状態で
表示されることを意味する。この一旦停止状態の表示
は、LCD表示器12の画面中央部に、所定時間(第1
実施形態では、約0.5秒間から約2秒間である。)上
下方向に揺動表示して一旦停止させることを意味してい
る。
【0043】次に、表示制御回路31のプログラムRO
M43の選択データ記憶エリア43Bに記憶される一旦
停止図柄選択データテーブル57について図10に基づ
いて説明する。図10は第1実施形態に係るパチンコ機
1の表示制御回路31のプログラムROM43の選択デ
ータ記憶エリア43Bに記憶される一旦停止図柄選択デ
ータテーブル57の一例を示す図である。図10に示す
ように、時短・確変モードの「大当たり」が発生した場
合にLCD表示器12に一旦停止状態で最初に表示され
る一旦停止図柄の選択手順の決定に関して選択される一
旦停止図柄選択データテーブル57は、制御回路部20
のCPU21から支持された「確変再変動パターン」の
データに対応する「パターン」と、この「パターン」に
対応する「一旦停止図柄選択手順」とから構成されてい
る。
【0044】また、一旦停止図柄選択データテーブル5
7の「パターン」には、「パターン1」、「パターン
2」、「パターン3」、及び「パターン4」の4種類の
データが予め登録されている。そして、各「パターン」
に対応する「一旦停止図柄選択手順」には、「パターン
1」に対して「次順→逆順→逆順」の選択手順データ、
「パターン2」に対して「逆順→逆順」の選択手順デー
タ、「パターン3」に対して「逆順」の選択手順デー
タ、「パターン4」に対して「無し」の選択手順データ
が予め登録されている。
【0045】この「一旦停止図柄選択手順」の各選択手
順データの「逆順」は、後述の一旦停止図柄データテー
ブル60(図13参照)において、「番号」の数値の減
少する方向の一つ後ろの順番の「一旦停止図柄」の画像
データを「一旦停止図柄」として選択することを意味し
ている。また、「一旦停止図柄選択手順」の各選択手順
データの「次順」は、一旦停止図柄データテーブル60
において、「番号」の数値の増加する方向の次の順番の
「一旦停止図柄」の画像データを「一旦停止図柄」とし
て選択することを意味している。更に、「一旦停止図柄
選択手順」の選択手順データの「無し」は、一旦停止図
柄データテーブル60において、「一旦停止図柄」を選
択しない、即ちCPU21から支持された「大当たり図
柄」に対応する「一旦停止図柄」の画像データを「一旦
停止図柄」とすることを意味している。
【0046】次に、表示制御回路31のプログラムRO
M43の確変再変動データ記憶エリア43Cに記憶され
る確変再変動表示データテーブル58について図11に
基づいて説明する。図11は第1実施形態に係るパチン
コ機1の表示制御回路31のプログラムROM43の確
変再変動データ記憶エリア43Cに記憶される確変再変
動表示データテーブル58の一例を示す図である。図1
1に示すように、時短・確変モードの「大当たり」が発
生した場合にLCD表示器12に一旦停止状態で順次表
示される一旦停止図柄の表示手順の決定に関して選択さ
れる確変再変動表示データテーブル58は、制御回路部
20のCPU21から支持された「確変再変動パター
ン」のデータに対応する「パターン」と、この「パター
ン」に対応する「再変動表示手順」とから構成されてい
る。この「再変動表示手順」は、後述のように各再変動
パターンにおける再変動時に「大当たり図柄」の各一旦
停止図柄を順次表示する表示手順を表している。
【0047】また、確変再変動表示データテーブル58
の「パターン」には、「パターン1」、「パターン
2」、「パターン3」、及び「パターン4」の4種類の
データが予め登録されている。そして、各「パターン」
に対応する「再変動表示手順」には、「パターン1」に
対して「一旦停止→次順→次順→逆順」の表示手順デー
タ、「パターン2」に対して「一旦停止→次順→次順」
の表示手順データ、「パターン3」に対して「一旦停止
→次順」の表示手順データ、「パターン4」に対して
「一旦停止」の表示手順データが予め登録されている。
【0048】この「再変動表示手順」の各表示手順デー
タの最初の「一旦停止」は、上記一旦停止図柄選択デー
タテーブル57に基づいて選択した最初に表示する「一
旦停止図柄」を所定時間(第1実施形態では、約0.5
秒間乃至約2秒間である。)LCD表示器12の画面中
央部に上下方向に揺動表示して一旦停止させることを意
味している。
【0049】また、「再変動表示手順」の各表示手順デ
ータの「逆順」は、一旦停止図柄データテーブル60
(図13参照)において、「番号」の数値の減少する方
向の一つ後ろの順番の「一旦停止図柄」を次に表示する
「一旦停止図柄」とすることを意味すると共に、一旦停
止されている「一旦停止図柄」をLCD表示器12の画
面から図柄が揃った状態で、且つ視認可能な速度で上側
方向に上昇させつつ、画面下方から該選択された次の
「一旦停止図柄」を図柄が揃った状態で、且つ視認可能
な速度で上側方向に上昇させて画面中央部に表示して、
所定時間(第1実施形態では、約0.5秒間乃至約2秒
間である。)LCD表示器12の画面中央部に上下方向
に揺動表示して一旦停止させることを意味している。
【0050】また、「再変動表示手順」の各表示手順デ
ータの「次順」は、一旦停止図柄データテーブル60
(図13参照)において、「番号」の数値の増加する方
向の次の順番の「一旦停止図柄」を次に表示する「一旦
停止図柄」とすることを意味すると共に、一旦停止され
ている「一旦停止図柄」をLCD表示器12の画面から
図柄が揃った状態で、且つ視認可能な速度で下側方向に
降ろしつつ、画面の上方から該選択された次の「一旦停
止図柄」を図柄が揃った状態で、且つ視認可能な速度で
降ろして画面中央部に表示して、LCD表示器12の画
面中央部に、所定時間(第1実施形態では、約0.5秒
間から約2秒間である。)上下方向に揺動表示して一旦
停止させることを意味している。
【0051】次に、表示制御回路31のキャラクタRO
M45のリーチ図柄記憶エリア45Aに記憶されるリー
チ図柄データテーブル59について図12に基づいて説
明する。図12は第1実施形態に係るパチンコ機1の表
示制御回路31のキャラクタROM45のリーチ図柄記
憶エリア45Aに記憶されるリーチ図柄データテーブル
59の一例を示す図である。図12に示すように、リー
チ図柄の決定に関して選択されるリーチ図柄データテー
ブル59は、行方向に配置されるリーチ図柄選択カウン
タ27Fの各カウント値を表す「カウント値」と、該各
「カウント値」に対する各「リーチ図柄群」を構成する
「リーチ図柄」とから構成されている。この「カウント
値」は、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、
「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「10」の
11個の「カウント値」のデータが予め登録されてい
る。また、各「カウント値」に対する「リーチ図柄」
は、「リーチ図柄群1」、「リーチ図柄群2」、「リー
チ図柄群3」、「リーチ図柄群4」、「リーチ図柄群
5」、「リーチ図柄群6」、「リーチ図柄群7」、「リ
ーチ図柄群8」、「リーチ図柄群9」、「リーチ図柄群
10」、「リーチ図柄群11」、及び、「リーチ図柄群
12」の12種類の「リーチ図柄群」に対する「リーチ
図柄」のデータが予め登録されている。
【0052】例えば、「リーチ図柄群1」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「121」、「カウント値」の「1」に対して「13
1」、「カウント値」の「2」に対して「141」、
「カウント値」の「3」に対して「151」、「カウン
ト値」の「4」に対して「161」、「カウント値」の
「5」に対して「171」、「カウント値」の「6」に
対して「181」、「カウント値」の「7」に対して
「191」、「カウント値」の「8」に対して「1蛙
1」、「カウント値」の「9」に対して「1女1」、
「カウント値」の「10」に対して「1男1」である。
【0053】また、「リーチ図柄群2」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「212」、「カウント値」の「1」に対して「23
2」、「カウント値」の「2」に対して「242」、
「カウント値」の「3」に対して「252」、「カウン
ト値」の「4」に対して「262」、「カウント値」の
「5」に対して「272」、「カウント値」の「6」に
対して「282」、「カウント値」の「7」に対して
「292」、「カウント値」の「8」に対して「2蛙
2」、「カウント値」の「9」に対して「2女2」、
「カウント値」の「10」に対して「2男2」である。
【0054】また、「リーチ図柄群3」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「313」、「カウント値」の「1」に対して「32
3」、「カウント値」の「2」に対して「343」、
「カウント値」の「3」に対して「353」、「カウン
ト値」の「4」に対して「363」、「カウント値」の
「5」に対して「373」、「カウント値」の「6」に
対して「383」、「カウント値」の「7」に対して
「393」、「カウント値」の「8」に対して「3蛙
3」、「カウント値」の「9」に対して「3女3」、
「カウント値」の「10」に対して「3男3」である。
【0055】また、「リーチ図柄群4」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「414」、「カウント値」の「1」に対して「42
4」、「カウント値」の「2」に対して「434」、
「カウント値」の「3」に対して「454」、「カウン
ト値」の「4」に対して「464」、「カウント値」の
「5」に対して「474」、「カウント値」の「6」に
対して「484」、「カウント値」の「7」に対して
「494」、「カウント値」の「8」に対して「4蛙
4」、「カウント値」の「9」に対して「4女4」、
「カウント値」の「10」に対して「4男4」である。
【0056】また、「リーチ図柄群5」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「515」、「カウント値」の「1」に対して「52
5」、「カウント値」の「2」に対して「535」、
「カウント値」の「3」に対して「545」、「カウン
ト値」の「4」に対して「565」、「カウント値」の
「5」に対して「575」、「カウント値」の「6」に
対して「585」、「カウント値」の「7」に対して
「595」、「カウント値」の「8」に対して「5蛙
5」、「カウント値」の「9」に対して「5女5」、
「カウント値」の「10」に対して「5男5」である。
【0057】また、「リーチ図柄群6」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「616」、「カウント値」の「1」に対して「62
6」、「カウント値」の「2」に対して「636」、
「カウント値」の「3」に対して「646」、「カウン
ト値」の「4」に対して「656」、「カウント値」の
「5」に対して「676」、「カウント値」の「6」に
対して「686」、「カウント値」の「7」に対して
「696」、「カウント値」の「8」に対して「6蛙
6」、「カウント値」の「9」に対して「6女6」、
「カウント値」の「10」に対して「6男6」である。
【0058】また、「リーチ図柄群7」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「717」、「カウント値」の「1」に対して「72
7」、「カウント値」の「2」に対して「737」、
「カウント値」の「3」に対して「747」、「カウン
ト値」の「4」に対して「757」、「カウント値」の
「5」に対して「767」、「カウント値」の「6」に
対して「787」、「カウント値」の「7」に対して
「797」、「カウント値」の「8」に対して「7蛙
7」、「カウント値」の「9」に対して「7女7」、
「カウント値」の「10」に対して「7男7」である。
【0059】また、「リーチ図柄群8」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「818」、「カウント値」の「1」に対して「82
8」、「カウント値」の「2」に対して「838」、
「カウント値」の「3」に対して「848」、「カウン
ト値」の「4」に対して「858」、「カウント値」の
「5」に対して「868」、「カウント値」の「6」に
対して「878」、「カウント値」の「7」に対して
「898」、「カウント値」の「8」に対して「8蛙
8」、「カウント値」の「9」に対して「8女8」、
「カウント値」の「10」に対して「8男8」である。
【0060】また、「リーチ図柄群9」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「919」、「カウント値」の「1」に対して「92
9」、「カウント値」の「2」に対して「939」、
「カウント値」の「3」に対して「949」、「カウン
ト値」の「4」に対して「959」、「カウント値」の
「5」に対して「969」、「カウント値」の「6」に
対して「979」、「カウント値」の「7」に対して
「989」、「カウント値」の「8」に対して「9蛙
9」、「カウント値」の「9」に対して「9女9」、
「カウント値」の「10」に対して「9男9」である。
【0061】また、「リーチ図柄群10」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「蛙1蛙」、「カウント値」の「1」に対して「蛙2
蛙」、「カウント値」の「2」に対して「蛙3蛙」、
「カウント値」の「3」に対して「蛙4蛙」、「カウン
ト値」の「4」に対して「蛙5蛙」、「カウント値」の
「5」に対して「蛙6蛙」、「カウント値」の「6」に
対して「蛙7蛙」、「カウント値」の「7」に対して
「蛙8蛙」、「カウント値」の「8」に対して「蛙9
蛙」、「カウント値」の「9」に対して「蛙女蛙」、
「カウント値」の「10」に対して「蛙男蛙」である。
【0062】また、「リーチ図柄群11」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「女1女」、「カウント値」の「1」に対して「女2
女」、「カウント値」の「2」に対して「女3女」、
「カウント値」の「3」に対して「女4女」、「カウン
ト値」の「4」に対して「女5女」、「カウント値」の
「5」に対して「女6女」、「カウント値」の「6」に
対して「女7女」、「カウント値」の「7」に対して
「女8女」、「カウント値」の「8」に対して「女9
女」、「カウント値」の「9」に対して「女蛙女」、
「カウント値」の「10」に対して「女男女」である。
【0063】更に、「リーチ図柄群12」を構成する各
「リーチ図柄」は、「カウント値」の「0」に対して
「男1男」、「カウント値」の「1」に対して「男2
男」、「カウント値」の「2」に対して「男3男」、
「カウント値」の「3」に対して「男4男」、「カウン
ト値」の「4」に対して「男5男」、「カウント値」の
「5」に対して「男6男」、「カウント値」の「6」に
対して「男7男」、「カウント値」の「7」に対して
「男8男」、「カウント値」の「8」に対して「男9
男」、「カウント値」の「9」に対して「男蛙男」、
「カウント値」の「10」に対して「男女男」である。
【0064】次に、表示制御回路31のキャラクタRO
M45の一旦停止図柄記憶エリア45Bに記憶される一
旦停止図柄データテーブル60について図13に基づい
て説明する。図13は第1実施形態に係るパチンコ機1
の表示制御回路31のキャラクタROM45の一旦停止
図柄記憶エリア45Bに記憶される一旦停止図柄データ
テーブル60の一例を示す図である。図13に示すよう
に、時短・確変モードの「大当たり」が発生した場合に
LCD表示器12に一旦停止状態で順次表示される一旦
停止図柄の選択及び再変動表示に関して選択される一旦
停止図柄データテーブル60は、各一旦停止図柄に付さ
れる番号を示す「番号」と、この「番号」に対応する
「一旦停止図柄」と「リーチ図柄群」とから構成されて
いる。この「一旦停止図柄」は、後述のように再変動時
に表示される各一旦停止図柄の画像データを表すと共
に、各対応する「大当たり図柄」と同じ図柄データであ
る。また、「リーチ図柄群」は、後述のように「大当り
再変動パターン」の表示時に表示されるリーチハズレの
図柄選択時に選択される複数の「リーチ図柄」のデータ
の集合体を表している。
【0065】また、一旦停止図柄データテーブル60の
「番号」には、「0」、「1」、「2」、「3」、
「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、
「10」及び「11」の12種類の番号データが予め登
録されている。そして、各「番号」に対する「一旦停止
図柄」には、「番号」の「0」に対して「111」の画
像データ、「番号」の「1」に対して「222」の画像
データ、「番号」の「2」に対して「333」の画像デ
ータ、「番号」の「3」に対して「444」の画像デー
タ、「番号」の「4」に対して「555」の画像デー
タ、「番号」の「5」に対して「666」の画像デー
タ、「番号」の「6」に対して「777」の画像デー
タ、「番号」の「7」に対して「888」の画像デー
タ、「番号」の「8」に対して「999」の画像デー
タ、「番号」の「9」に対して「蛙蛙蛙」の画像デー
タ、「番号」の「10」に対して「女女女」の画像デー
タ、及び「番号」の「11」に対して「男男男」の画像
データが予め登録されている。したがって、「番号」が
「0」の場合の「一旦停止図柄」は、「大当たり図柄」
の「111」に対応している。また、「番号」が「1」
の場合の「一旦停止図柄」は、「大当たり図柄」の「2
22」に対応している。また、「番号」が「2」の場合
の「一旦停止図柄」は、「大当たり図柄」の「333」
に対応している。また、「番号」が「3」の場合の「一
旦停止図柄」は、「大当たり図柄」の「444」に対応
している。また、「番号」が「4」の場合の「一旦停止
図柄」は、「大当たり図柄」の「555」に対応してい
る。また、「番号」が「5」の場合の「一旦停止図柄」
は、「大当たり図柄」の「666」に対応している。ま
た、「番号」が「6」の場合の「一旦停止図柄」は、
「大当たり図柄」の「777」に対応している。また、
「番号」が「7」の場合の「一旦停止図柄」は、「大当
たり図柄」の「888」に対応している。また、「番
号」が「8」の場合の「一旦停止図柄」は、「大当たり
図柄」の「999」に対応している。また、「番号」が
「9」の場合の「一旦停止図柄」は、「大当たり図柄」
の「蛙蛙蛙」に対応している。また、「番号」が「1
0」の場合の「一旦停止図柄」は、「大当たり図柄」の
「女女女」に対応している。更に、「番号」が「11」
の場合の「一旦停止図柄」は、「大当たり図柄」の「男
男男」に対応している。
【0066】また、各「番号」に対する「リーチ図柄
群」には、「番号」の「0」に対して「リーチ図柄群
1」のデータ、「番号」の「1」に対して「リーチ図柄
群2」のデータ、「番号」の「2」に対して「リーチ図
柄群3」のデータ、「番号」の「3」に対して「リーチ
図柄群4」のデータ、「番号」の「4」に対して「リー
チ図柄群5」のデータ、「番号」の「5」に対して「リ
ーチ図柄群6」のデータ、「番号」の「6」に対して
「リーチ図柄群7」のデータ、「番号」の「7」に対し
て「リーチ図柄群8」のデータ、「番号」の「8」に対
して「リーチ図柄群9」のデータ、「番号」の「9」に
対して「リーチ図柄群10」のデータ、「番号」の「1
0」に対して「リーチ図柄群11」のデータ、及び「番
号」の「11」に対して「リーチ図柄群12」のデータ
が予め登録されている。
【0067】ここで、メモリ27の大当り再変動パター
ン記憶エリア27O、確変再変動パターン記憶エリア2
7P、及びプログラムROM43の通常再変動データ記
憶エリア43A、選択データ記憶エリア43B、確変再
変動データ記憶エリア43Cは、再変動パターン記憶手
段を構成する。また、制御回路部20のCPU21、メ
モリ27、表示制御回路31の表示用CPU41、RA
M42、プログラムROM43、VDP44、キャラク
タROM45、RAM46、及びLCD表示器12は、
再変動表示手段と再変動回数予告報知手段を構成する。
【0068】次に、このように構成された制御システム
の第1種始動口19にパチンコ球が入賞した場合の制御
回路部20のCPU21が実行する始動口入賞処理につ
いて図14に基づいて説明する。図14は第1実施形態
に係るパチンコ機1の第1種始動口19にパチンコ球が
入賞した場合の制御回路部20のCPU21が実行する
始動口入賞処理を示すフローチャートである。尚、パチ
ンコ機1のCPU21は、所定時間毎(第1実施形態で
は、約10msec毎)に入力される割込信号に基づい
て第1種始動口19にパチンコ球が入賞した場合に、こ
の始動口入賞処理を実行する。
【0069】図14に示すように、先ず、ステップ(以
下、Sという)1において、CPU21は、第1種始動
口19のパチンコ球の入賞、即ち第1種始動口スイッチ
22からのパチンコ球の検出信号が、入力ポート26を
介して入力されたか否か判定する判定処理を実行する。
そして、第1種始動口スイッチ22からのパチンコ球の
検出信号が、入力ポート26を介して入力されていない
場合には(S1:NO)、処理を終了する。
【0070】一方、第1種始動口スイッチ22からのパ
チンコ球の検出信号が、入力ポート26を介して入力さ
れた場合には(S1:YES)、S2において、「カウ
ント値取得処理」を実行する。この「カウント値取得処
理」は、CPU21は、第1種始動口スイッチ22から
パチンコ球の検出信号が入力された時の大当たりカウン
タ27Aに記憶されている数値をその時の「大当たりカ
ウント値」として代数Vに代入してパラメータ記憶エリ
ア27Lに記憶する。従って、この代数Vには「0」〜
「198」のいずれかの数値が代入されてパラメータ記
憶エリア27Lに記憶される。
【0071】また、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときのリー
チカウンタ27Cに記憶されている数値をその時の「リ
ーチカウント値」として代数Mに代入してパラメータ記
憶エリア27Lに記憶する。従って、この代数Mには
「0」〜「142」のいずれかの数値が代入されてパラ
メータ記憶エリア27Lに記憶される。
【0072】また、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときの大当
たり図柄選択カウンタ27Dに記憶されている数値をそ
の時の「大当たり図柄選択カウント値」として代数Yに
代入してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。従っ
て、この代数Yには「0」〜「29」のいずれかの数値
が代入されてパラメータ記憶エリア27Lに記憶され
る。
【0073】また、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときのリー
チ図柄群選択カウンタ27Eに記憶されている数値をそ
の時の「リーチ図柄群選択カウント値」として代数Eに
代入してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。従っ
て、この代数Eには「0」〜「29」のいずれかの数値
が代入されてパラメータ記憶エリア27Lに記憶され
る。
【0074】また、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときのリー
チ図柄選択カウンタ27Fに記憶されている数値をその
時の「リーチ図柄選択カウント値」として代数Fに代入
してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。従って、
この代数Fには「0」〜「10」のいずれかの数値が代
入されてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。
【0075】また、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときの大当
り再変動パターン選択カウンタ27Gに記憶されている
数値をその時の「大当り再変動パターン選択カウント
値」として代数Gに代入してパラメータ記憶エリア27
Lに記憶する。従って、この代数Gは「0」〜「3」の
いずれかの数値が代入されてパラメータ記憶エリア27
Lに記憶される。
【0076】また、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときの確変
再変動パターン選択カウンタ27Hに記憶されている数
値をその時の「確変再変動パターン選択カウント値」と
して代数Hに代入してパラメータ記憶エリア27Lに記
憶する。従って、この代数Hは「0」〜「3」のいずれ
かの数値が代入されてパラメータ記憶エリア27Lに記
憶される。
【0077】また、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときのハズ
レ図柄選択カウンタ27Iに記憶されている数値をその
時の「ハズレ図柄選択カウント値」として代数Iに代入
してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。従って、
この代数Iには「0」〜「210」のいずれかの数値が
代入されてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。
【0078】更に、同時に、CPU21は、第1種始動
口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときの第1
回数カウンタ27Jに記憶されている数値をその時の
「第1回数カウント値」として代数Jに代入してパラメ
ータ記憶エリア27Lに記憶する。従って、この代数J
は「0」〜「2」のいずれかの数値が代入されてパラメ
ータ記憶エリア27Lに記憶される。尚、LCD表示器
12に表示される変動図柄の変動中に第1種始動口19
に入賞したパチンコ球の個数は、保留カウンタ27Bに
最大4個まで保留されると共に、各入賞時の上記各カウ
ント値がパラメータ記憶エリア27Lに記憶されて、順
次後述のS3以降の処理が実行される。
【0079】次にS3において、CPU75は、「時短
・確変モード」か否かを判定する判定処理を実行する。
この「時短・確変モード」か否かの判定処理は、先ず、
CPU21は、パラメータ記憶エリア27Lに記憶され
ている後述の時短・確変代数L(電源投入時に、時短・
確変代数Lには「0」が代入されている)を読み出す。
そして、この時短・確変代数Lが「0」の場合には、
「時短・確変モード」でないと判定して、予めメモリ2
7に記憶されている「通常大当たり数値」(第1実施形
態の場合は、「7」である。)を読み出し、この「通常
大当たり数値」を「大当たり数値」としてパラメータ記
憶エリア27Lに記憶する。また、パラメータ記憶エリ
ア27Lから読み出した時短・確変代数Lが「1」の場
合には、「時短・確変モード」であると判定して、予め
メモリ27に記憶されている「確変大当たり数値」(第
1実施形態の場合は、「0〜9」である。)を読み出
し、この「確変大当たり数値」を「大当たり数値」とし
てパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。
【0080】次に、S4において、CPU21は「大当
たり」か否かを判定する判定処理を実行する。この「大
当たり」か否かの判定処理は、先ず、パラメータ記憶エ
リア27Lから「大当たりカウント値」としての代数V
を読み出す。そして、この代数Vが、パラメータ記憶エ
リア27Lに記憶されている「大当たり数値」と一致す
るかどうか判定する。そして、一致すれば、大当たり代
数R(電源投入時に、大当たり代数Rには「0」が代入
されている。)に「1」を代入してパラメータ記憶エリ
ア27Lに記憶し、一致しない場合には、大当たり代数
Rに「0」を代入してパラメータ記憶エリア27Lに記
憶する。従って、「時短・確変モード」でない通常の遊
技状態の場合には、「大当たり」の発生確率は、1/1
99である。また、「時短・確変モード」の遊技状態の
場合には、「大当たり」の発生確率は、10/199で
ある。これにより、「時短・確変モード」の場合には、
「大当たり」になる確率が、通常の遊技状態の場合の約
10倍になる。尚、「時短・確変モード」でない通常の
遊技状態の場合には、変動図柄の変動時間は、約15秒
乃至20秒であるが、「時短・確変モード」の遊技状態
の場合には、変動図柄の変動時間は、約5秒乃至7秒と
なって通常の遊技状態よりも早く停止する。
【0081】そして、再度パラメータ記憶エリア27L
から大当たり代数Rが読み出され、この大当たり代数R
が「0」か「1」か判定される。即ち、「大当たり」が
発生したか否か判定される。この大当たり代数Rが
「1」の場合には、「大当たり」が発生したと判定され
て(S4:YES)、S5において、CPU21は、後
述の「確変獲得処理」のサブ処理(図15参照)を実行
する。続いて、S6において、CPU21は、後述の
「大当たり図柄と再変動パターンの選択処理」のサブ処
理(図16参照)を実行する。
【0082】一方、この大当たり代数Rが「0」の場合
には、「ハズレ」と判定されて(S4:NO)、S7に
おいて、CPU21は、パラメータ記憶エリア27Lか
ら「ハズレ図柄選択カウント値」としての代数Zを読み
出し、該代数Zに対応するハズレ図柄の図柄データをメ
モリ27から読み込んで、表示用CPU41に指示する
「図柄指示指令」の図柄データとして、パラメータ記憶
エリア27Lに記憶する。
【0083】次に、S8において、CPU21は、再
度、パラメータ記憶エリア27Lから「図柄指示指令」
を読み出し、出力ポート28を介して該「図柄指示指
令」を表示制御回路31の表示用CPU41に図柄変動
開始指令として出力する。従って、後述のように通常の
「大当たり」が発生した場合には、「大当たり図柄」の
図柄データと「大当り再変動パターン」のパターンデー
タと「第1変動可能回数」の予告報知回数データとが、
図柄変動開始指令としてCPU21から出力ポート28
を介して表示用CPU41に出力される。(例えば、
「666」がその回のLCD表示器12に表示される
「大当たり図柄」として選択され、「パターンA」が
「大当り再変動パターン」として選択され、「3回」が
「第1変動可能回数」として選択された場合には、CP
U21は出力ポート28を介して表示制御回路31に2
バイトの16進数「0606」を図柄信号として出力
後、1バイトの16進数「06」をリーチ図柄群信号と
して出力し、1バイトの16進数「01」を再変動パタ
ーン信号として出力し、1バイトの16進数「03」を
予告報知回数信号として出力する。) また、後述のように時短・確変モードを伴う「大当た
り」が発生した場合には、時短・確変モードを伴う「大
当たり図柄」の図柄データと「リーチ図柄群」のリーチ
図柄群データと「大当り再変動パターン」及び「確変再
変動パターン」のパターンデータと「第1変動可能回
数」と「第2変動可能回数」の予告報知回数データと
が、図柄変動開始指令としてCPU21から出力ポート
28を介して表示用CPU41に出力される。(例え
ば、「777」がその回のLCD表示器12に表示され
る「大当たり図柄」として選択され、「パターンA」が
「大当り再変動パターン」として選択され、「パターン
1」が「確変再変動パターン」として選択され、「3
回」が「第1変動可能回数」として選択され、「3回」
が「第2変動可能回数」として選択された場合には、C
PU21は出力ポート28を介して表示制御回路31に
2バイトの16進数「0707」を図柄信号として出力
後、2バイトの16進数「0101」を再変動パターン
信号として出力し、2バイトの16進数「0303」を
予告報知回数信号として出力する。) また、「ハズレ」の場合には、「ハズレ図柄」の図柄デ
ータが、図柄変動開始指令としてCPU21から出力ポ
ート28を介して表示用CPU41に出力される。(例
えば、「123」がその回のLCD表示器12に表示さ
れる「ハズレ図柄」として選択された場合には、CPU
21は出力ポート28を介して表示制御回路31に2バ
イトの16進数「0201」を図柄信号として出力す
る。尚、「ハズレ図柄」の変動パターンを表す1バイト
の16進数「05」等のパターン信号も同時に送られ
る。)
【0084】次に、S9において、CPU21は、表示
制御回路31に出力した「大当り再変動パターン」や
「確変再変動パターン」の変動表示処理、又は「ハズレ
図柄」の変動表示処理の各処理時間をメモリ27から読
み出し、該処理時間待つ(S9:NO)。尚、各処理時
間は予めメモリ27に格納されている。
【0085】そして、「再変動パターン」の変動表示処
理、又は「ハズレ図柄」の変動表示処理の処理時間が経
過した場合には(S9:YES)、S10において、C
PU21は、表示用CPU41に変動を停止させるよう
に、即ち、確定停止させるように指令する確定停止信号
を表示制御回路31に出力する。(例えば、CPU21
は出力ポート28を介して表示制御回路31に2バイト
の16進数「0100」を確定信号として出力する。)
【0086】続いて、S11において、CPU21は、
後述の「大当たり遊技処理」のサブ処理(図17参照)
を実行して処理を終了する。
【0087】次に、「確変獲得処理」のサブ処理(S
5)について図15に基づいて説明する。図15は第1
実施形態に係るパチンコ機1の「確変獲得処理」のサブ
処理を示すサブフローチャートである。図15に示すよ
うに、先ず、S15において、CPU21は、現在の遊
技状態が通常遊技状態か否か判定する処理を実行する。
即ち、パラメータ記憶エリア27Lから時短・確変代数
Lを読み出し、この時短・確変代数Lが「0」か「1」
のいずれであるか判定する処理を実行する。
【0088】そして、CPU21は、S15でパラメー
タ記憶エリア27Lから読み出した時短・確変代数Lが
「1」の場合には、現在の遊技状態が「通常遊技状態」
でないと判定し(S15:NO)、S16において、該
時短・確変代数Lに「0」を代入して、再度パラメータ
記憶エリア27Lに記憶し、当該サブ処理を終了して
「始動口入賞処理」に戻る。
【0089】他方、CPU21は、S15でパラメータ
記憶エリア27Lから読み出した時短・確変代数Lが
「0」の場合には、現在の遊技状態が「通常遊技状態」
であると判定し(S15:YES)、S17において、
「時短・確変モード」を獲得したか否かを判定する判定
処理を実行する。この「時短・確変モード」を獲得した
か否か判定する処理は、先ず、CPU21は、パラメー
タ記憶エリア27Lから「大当たり図柄選択カウント
値」としての代数Yを、大当たり図柄記憶エリア27M
に記憶されている大当たり図柄データテーブル51(図
5参照)の「カウント値」として読み込む。次に、CP
U21は、この読み込んだ代数Yが「5〜7」又は「1
5〜17」の数値データのいずれかと一致するか否か判
定する。そして、CPU21は、この読み込んだ代数Y
が「5〜7」又は「15〜17」の数値データのいずれ
かと一致した場合には、「時短・確変モード」を獲得し
たと判定し、該代数Yが「5〜7」又は「15〜17」
の数値データのいずれとも一致しない場合には、「時短
・確変モード」を獲得できなかったと判定する。よっ
て、この場合には、「時短・確変モード」を獲得できる
確率は、6/30である。これにより、再変動表示で最
終的に停止表示された大当たり図柄が、「111」、
「222」、「444」、「555」、「666」、
「888」、「999」、「蛙蛙蛙」、「女女女」、及
び「男男男」の場合には、「時短・確変モード」は発生
しない。他方、「通常遊技状態」の場合に、再変動表示
で最終的に停止表示された大当たり図柄が、「333」
又は「777」の場合に、「時短・確変モード」が発生
する。
【0090】そして、S17で「時短・確変モード」を
獲得しなかった場合には(S17:NO)、S16にお
いて、パラメータ記憶エリア27Lから読み出した時短
・確変代数Lに「0」を代入して、再度パラメータ記憶
エリア27Lに記憶し、当該サブ処理を終了して「始動
口入賞処理」に戻る。一方、S17で「時短・確変モー
ド」を獲得した場合には(S17:YES)、S18に
おいて、CPU21は、「時短・確変モードの設定」を
行う。即ち、パラメータ記憶エリア27Lから読み出し
た時短・確変代数Lに「1」を代入して、再度、パラメ
ータ記憶エリア27Lに記憶する。そして、当該サブ処
理を終了して「始動口入賞処理」に戻る。
【0091】次に、「大当たり図柄と再変動パターンの
選択処理」のサブ処理(S6)について図16に基づい
て説明する。図16は第1実施形態に係るパチンコ機1
の「大当たり図柄と再変動パターンの選択処理」のサブ
処理を示すサブフローチャートである。図16に示すよ
うに、先ず、S21において、CPU21は、パラメー
タ記憶エリア27Lから「大当たり図柄選択カウント
値」としての代数Yを、大当たり図柄記憶エリア27M
に記憶されている大当たり図柄データテーブル51(図
5参照)の「カウント値」として読み込む。そして、こ
の「カウント値」に対応する大当たり図柄データテーブ
ル51の「大当たり図柄」の図柄データを表示制御回路
31に指示する「大当たり図柄」の図柄データとしてパ
ラメータ記憶エリア27Lに記憶する。
【0092】従って、代数Yが「0〜2」の場合には、
「111」の図柄データが、表示制御回路31に指示す
る「大当たり図柄」の図柄データとしてパラメータ記憶
エリア27Lに記憶される。また、代数Yが「3〜4」
の場合には、「222」の図柄データが、表示制御回路
31に指示する「大当たり図柄」の図柄データとしてパ
ラメータ記憶エリア27Lに記憶される。また、代数Y
が「5〜7」の場合には、「333」の図柄データが、
表示制御回路31に指示する「大当たり図柄」の図柄デ
ータとしてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。
また、代数Yが「8〜9」の場合には、「444」の図
柄データが、表示制御回路31に指示する「大当たり図
柄」の図柄データとしてパラメータ記憶エリア27Lに
記憶される。また、代数Yが「10〜12」の場合に
は、「555」の図柄データが、表示制御回路31に指
示する「大当たり図柄」の図柄データとしてパラメータ
記憶エリア27Lに記憶される。また、代数Yが「13
〜14」の場合には、「666」の図柄データが、表示
制御回路31に指示する「大当たり図柄」の図柄データ
としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。ま
た、代数Yが「15〜17」の場合には、「777」の
図柄データが、表示制御回路31に指示する「大当たり
図柄」の図柄データとしてパラメータ記憶エリア27L
に記憶される。また、代数Yが「18〜19」の場合に
は、「888」の図柄データが、表示制御回路31に指
示する「大当たり図柄」の図柄データとしてパラメータ
記憶エリア27Lに記憶される。また、代数Yが「20
〜22」の場合には、「999」の図柄データが、表示
制御回路31に指示する「大当たり図柄」の図柄データ
としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。ま
た、代数Yが「23〜24」の場合には、「蛙蛙蛙」の
図柄データが、表示制御回路31に指示する「大当たり
図柄」の図柄データとしてパラメータ記憶エリア27L
に記憶される。また、代数Yが「25〜27」の場合に
は、「女女女」の図柄データが、表示制御回路31に指
示する「大当たり図柄」の図柄データとしてパラメータ
記憶エリア27Lに記憶される。更に、代数Yが「28
〜29」の場合には、「男男男」の図柄データが、表示
制御回路31に指示する「大当たり図柄」の図柄データ
としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。
【0093】そして、S22において、CPU21は、
「時短・確変モード」を獲得したか否かを判定する判定
処理を実行する。この「時短・確変モード」を獲得した
か否か判定する処理は、先ず、CPU21は、パラメー
タ記憶エリア27Lから時短・確変代数Lを読み出し、
該時短・確変代数Lが「0」の場合には、「時短・確変
モード」を獲得していないと判定し、この時短・確変代
数Lが「1」の場合には、「時短・確変モード」を獲得
したと判定する。
【0094】そして、CPU21は、「時短・確変モー
ド」を獲得したと判定した場合には(S22:YE
S)、S23において、パラメータ記憶エリア27Lか
ら「確変再変動パターン選択カウント値」としての代数
Hを、確変再変動パターン記憶エリア27Pに記憶され
ている確変再変動パターンテーブル54(図8参照)の
「カウント値」として読み込む。そして、この「カウン
ト値」に対応する確変再変動パターンテーブル54の
「確変再変動パターン」を表示制御回路31に指示する
「確変再変動パターン」としてパラメータ記憶エリア2
7Lに記憶する。即ち、パラメータ記憶エリア27Lか
ら読み込んだ代数Hが「0」の場合には、「パターン
1」が表示制御回路31に指示する「確変再変動パター
ン」としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。
また、パラメータ記憶エリア27Lから読み込んだ代数
Hが「1」の場合には、「パターン2」が表示制御回路
31に指示する「確変再変動パターン」としてパラメー
タ記憶エリア27Lに記憶される。また、パラメータ記
憶エリア27Lから読み込んだ代数Hが「2」の場合に
は、「パターン3」が表示制御回路31に指示する「確
変再変動パターン」としてパラメータ記憶エリア27L
に記憶される。更に、パラメータ記憶エリア27Lから
読み込んだ代数Hが「3」の場合には、「パターン4」
が表示制御回路31に指示する「確変再変動パターン」
としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。
【0095】そして、S24において、CPU21は、
パラメータ記憶エリア27Lから読み込んだ代数Hを、
該確変再変動パターンテーブル54の「カウント値」と
して、この「カウント値」に対応する確変再変動パター
ンテーブル54の「再変動回数」を代数Qに代入する。
また、CPU21は、パラメータ記憶エリア27Lから
「第2回数カウント値」としての代数Kを読み込む。そ
して、該代数Kが「0」の場合には、代数Qから1減算
した後、該代数Qを「第2変動可能回数」としてパラメ
ータ記憶エリア27Lに記憶する。一方、該代数Kが
「1」の場合には、該代数Qを「第2変動可能回数」と
してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。他方、該
代数Kが「2」の場合には、代数Qに1加算した後、該
代数Qを「第2変動可能回数」としてパラメータ記憶エ
リア27Lに記憶する。尚、代数Qから1減算した場合
に、負の数になる場合は、該代数Qに「0」が代入され
て「第2変動可能回数」としてパラメータ記憶エリア2
7Lに記憶される。例えば、パラメータ記憶エリア27
Lから読み込んだ代数Hが「0」の場合には、代数Qに
「3」が代入される。そして、パラメータ記憶エリア2
7Lから読み込んだ代数Kが「0」の場合には、代数Q
は1減算され、即ち該代数Qに「2」が代入されて「第
2変動可能回数」としてパラメータ記憶エリア27Lに
記憶される。
【0096】また、S25において、CPU21は、パ
ラメータ記憶エリア27Lから「大当り再変動パターン
選択カウント値」としての代数Gを、大当り再変動パタ
ーン記憶エリア27Oに記憶されている大当り再変動パ
ターンテーブル53(図7参照)の「カウント値」とし
て読み込む。そして、この「カウント値」に対応する大
当り再変動パターンテーブル53の「大当り再変動パタ
ーン」を表示制御回路31に指示する「大当り再変動パ
ターン」としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶す
る。即ち、パラメータ記憶エリア27Lから読み込んだ
代数Gが「0」の場合には、「パターンA」が表示制御
回路31に指示する「大当たり再変動パターン」として
パラメータ記憶エリア27Lに記憶される。また、パラ
メータ記憶エリア27Lから読み込んだ代数Gが「1」
の場合には、「パターンB」が表示制御回路31に指示
する「大当たり再変動パターン」としてパラメータ記憶
エリア27Lに記憶される。また、パラメータ記憶エリ
ア27Lから読み込んだ代数Gが「2」の場合には、
「パターンC」が表示制御回路31に指示する「大当た
り再変動パターン」としてパラメータ記憶エリア27L
に記憶される。更に、パラメータ記憶エリア27Lから
読み込んだ代数Gが「3」の場合には、「パターンD」
が表示制御回路31に指示する「大当たり再変動パター
ン」としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶される。
【0097】続いて、S26において、CPU21は、
パラメータ記憶エリア27Lから読み込んだ代数Gを、
該大当たり再変動パターンテーブル53の「カウント
値」として、この「カウント値」に対応する大当たり再
変動パターンテーブル53の「再変動回数」を代数Sに
代入する。また、CPU21は、パラメータ記憶エリア
27Lから「第1回数カウント値」としての代数Jを読
み込む。そして、該代数Jが「0」の場合には、代数S
から1減算した後、該代数Sを「第1変動可能回数」と
してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。一方、該
代数Jが「1」の場合には、該代数Sを「第1変動可能
回数」としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。
他方、該代数Kが「2」の場合には、代数Sに1加算し
た後、該代数Sを「第1変動可能回数」としてパラメー
タ記憶エリア27Lに記憶する。そして、当該サブ処理
を終了して「始動口入賞処理」に戻る。尚、代数Sから
1減算した場合に、負の数になる場合は、該代数Sに
「0」が代入されて「第1変動可能回数」としてパラメ
ータ記憶エリア27Lに記憶される。例えば、パラメー
タ記憶エリア27Lから読み込んだ代数Gが「0」の場
合には、代数Sに「3」が代入される。そして、パラメ
ータ記憶エリア27Lから読み込んだ代数Jが「0」の
場合には、代数Sは1減算され、即ち該代数Sに「2」
が代入されて「第1変動可能回数」としてパラメータ記
憶エリア27Lに記憶される。
【0098】他方、S22において、「時短・確変モー
ド」を獲得しなかったと判定した場合には(S22:N
O)、S25以降の処理を実行後、当該サブ処理を終了
して「始動口入賞処理」に戻る。
【0099】次に、「大当たり遊技処理」のサブ処理
(S11)について図17に基づいて説明する。図17
は第1実施形態に係るパチンコ機1の「大当たり遊技処
理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。図1
7に示すように、先ず、S31において、CPU21
は、「大当たり」が発生したか否か判定する判定処理を
実行する。この判定処理は、パラメータ記憶エリア27
Lから大当たり代数Rを読み出し、この大当たり代数R
が「0」か「1」か判定する。即ち、「大当たり」が発
生したか否か判定される。そして、この大当たり代数R
が「0」の場合には、「大当たり」は発生していないと
判定し(S31:NO)、当該サブ処理を終了して「始
動口入賞処理」に戻る。
【0100】一方、パラメータ記憶エリア27Lから読
み出した大当たり代数Rが「1」の場合には、大当たり
が発生したと判定し(S31:YES)、S32におい
て、CPU21は、ソレノイド駆動回路32を介して、
大入賞口17を閉塞する開閉扉を開放する。
【0101】続いて、S33において、大入賞口17に
入賞した入賞球が10個に達したか否か、即ち、カウン
トスイッチ23により検出された入賞個数が10個に達
したか否か判定する。そして、大入賞口17に入賞した
入賞球が10個に達していない場合には(S33:N
O)、S34において、大入賞口17を開放してから所
定時間(第1実施形態の場合は、25秒である。)経過
したか否か判定する。そして、大入賞口17を開放して
から所定時間経過していない場合には(S34:N
O)、再度、S32以降の処理を実行する。
【0102】一方、大入賞口17に入賞した入賞球が1
0個に達した場合(S33:YES)、若しくは大入賞
口17を開放してから所定時間経過した場合には(S3
4:YES)、S35において、CPU21は、ソレノ
イド駆動回路32を介して、開閉扉を閉じて大入賞口1
7を閉塞する。
【0103】続いて、S36において、CPU21は、
大入賞口17の開放中に該大入賞口17内に設けられる
Vゾーンに入賞したか否か、即ち大入賞口17の開放中
に特別領域通過スイッチ24から入賞球の検出信号が入
力されているか否か判定する判定処理を実行する。そし
て、大入賞口17の開放中に該特別領域通過スイッチ2
4から入賞検出信号が入力されている場合には(S3
6:YES)、S37において、大入賞口17を継続し
て開放した回数が所定の最高継続回数(第1実施形態の
場合には、「16回」である。)に達したか否か判定す
る判定処理を実行する。この大入賞口17を開放した回
数が、所定の最高継続回数に達していない場合には(S
37:NO)、大入賞口17を閉塞してから所定時間
(第1実施形態では、約2秒である。)経過後、再度、
S32以降の処理を実行する。
【0104】また、大入賞口17の開放中に特別領域通
過スイッチ24から入賞検出信号が入力されていない場
合(S36:NO)、若しくは、この大入賞口17を開
放した回数が、所定の最高継続回数に達した場合には
(S37:YES)、当該サブ処理を終了して「始動口
入賞処理」に戻る。
【0105】次に、上記のように構成された制御回路3
0の表示用CPU41が実行する「大当たり図柄」等を
表示する制御処理について図18に基づいて説明する。
図18は第1実施形態に係るパチンコ機1の表示制御回
路30の表示用CPU41が実行する図柄変動開始指令
信号に対応する制御処理を示すフローチャートである。
尚、表示制御回路30の表示用CPU41は、所定時間
毎(例えば、約30msec毎)に入力される割込信号
に基づいて制御回路部20のCPU21からの図柄変動
開始指令信号等に対応する制御処理を実行する。
【0106】図18に示すように、先ず、S41におい
て、表示用CPU41は、CPU21から図柄変動開始
指令が入力されているか否か判定する判定処理を実行す
る。(例えば、2バイトの16進数「0201」と1バ
イトの16進数「05」等が入力されているか否か判定
する。)そして、表示用CPU41は、CPU21から
図柄変動開始指令が入力されていない場合には(S4
1:NO)、処理を終了する。
【0107】一方、表示用CPU41は、CPU21か
ら図柄変動開始指令が入力されている場合には(S4
1:YES)、S42において、図柄変動開始指令信号
をRAM42に記憶し、当該図柄変動開始指令が「大当
たり図柄」の図柄変動開始指令か「ハズレ図柄」の図柄
変動開始指令か判定する判定処理を実行する。そして、
図柄変動開始指令信号が「大当たり図柄」の図柄変動開
始指令の場合には(S42:YES)、S43におい
て、時短・確変モードを獲得した「大当たり図柄」の図
柄変動開始指令か否かを判定する判定処理を実行する。
【0108】この判定処理で時短・確変モードを獲得し
た「大当たり図柄」の図柄変動開始指令であると判定さ
れた場合は(S43:YES)、S44において、確変
再変動パターンの変動表示時に最初に一旦停止表示する
「一旦停止図柄」の選択処理を実行する。この「一旦停
止図柄」の選択処理は、CPU21の図柄変動開始指令
として入力された「大当たり図柄」データに基づいて、
キャラクタROM45の一旦停止図柄記憶エリア45B
に記憶される一旦停止図柄データテーブル60に記憶さ
れる該「大当たり図柄」データに対応する「一旦停止図
柄」を特定する。続いて、表示用CPU41は、CPU
21の図柄変動開始指令として入力された「確変再変動
パターン」データに基づいて、プログラムROM43の
選択データ記憶エリア43Bに記憶される一旦停止図柄
選択データテーブル57に記憶される該「確変再変動パ
ターン」データに対応する「一旦停止図柄選択手順」に
従って「確変再変動表示」の最初に表示される「一旦停
止図柄」を選択する。例えば、CPU21の図柄変動開
始指令として入力された時短・確変モードを獲得した
「大当たり図柄」データと「確変再変動パターン」デー
タとが、「777」と「パターン1」の場合には、先
ず、一旦停止図柄データテーブル60の「一旦停止図
柄」として「777」が選択される。そして、一旦停止
図柄選択データテーブル57の「パターン1」の一旦停
止図柄選択手順に従って「888→777→666」と
選択されて、「666」が一旦停止図柄として選択され
てRAM42に記憶される。
【0109】そして、S45において、表示用CPU4
1は、確変再変動表示の処理を実行する。この確変再変
動表示の処理は、先ず、再度RAM42から一旦停止図
柄として記憶される一旦停止図柄データを読み出し、該
一旦停止図柄データに対応する一旦停止図柄データテー
ブル60の「リーチ図柄群」データを読み込みRAM4
2に記憶する。例えば、RAM42から読み込んだ一旦
停止図柄データが「666」の場合には、「リーチ図柄
群6」がRAM42に記憶される。
【0110】続いて、表示用CPU41は、S45にお
いて、確変再変動表示の処理を実行する。この確変再変
動表示の処理は、先ず、当該図柄変動開始指令信号の
「大当り再変動パターン」のデータをRAM42から再
度読み出して、該「大当り再変動パターン」のデータを
プログラムROM43の通常再変動データ記憶エリア4
3Aに記憶される大当り再変動表示データテーブル56
の「パターン」とし、該「パターン」に対応する「再変
動表示手順」に従って大当たり再変動表示を実行する。
この大当たり再変動表示は、先ず、「再変動表示手順」
が「リーチハズレ」の場合には、RAM42に記憶され
ている「リーチ図柄群」をキャラクタROM45のリー
チ図柄記憶エリア45Aに記憶されるリーチ図柄データ
テーブル59の「リーチ図柄群」とし、該「リーチ図柄
群」を構成する11個のハズレリーチの図柄データから
一の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12
に変動表示後一旦停止状態で所定時間表示する。また、
同時にRAM42に記憶される図柄変動開始指令から
「第1変動可能回数」を読み出して、一旦停止状態で表
示中に、LCD表示器12の下方に変動可能回数として
所定の様式で表示する(図20(6)等参照)。そし
て、該「再変動表示手順」に従って、順次ハズレリーチ
の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12に
変動表示後一旦停止状態で所定時間表示すると共に、一
旦停止状態で表示中に、RAM42に記憶される「第1
変動可能回数」から順次「1」減算した変動可能回数を
所定の様式で表示する。一方、「再変動表示手順」が
「大当たり図柄」の場合には、RAM42に記憶されて
いる「一旦停止図柄」に対応する画像データを一旦停止
状態で表示する。(図19乃至図22(15)参照)
【0111】続いて、表示用CPU41は、RAM42
に記憶される当該図柄変動開始指令信号の「確変再変動
パターン」のデータを読み出す。そして、該「確変再変
動パターン」のデータをプログラムROM43の確変再
変動データ記憶エリア43Cに記憶される確変再変動表
示データテーブル58の「パターン」とし、該「パター
ン」に対応する「再変動表示手順」に従って確変再変動
表示を実行する。この確変再変動表示は、先ず、「再変
動表示手順」が「一旦停止」の場合には、LCD表示器
12に一旦停止状態で表示されている一旦停止図柄を引
き続き一旦停止状態で所定時間表示する。また、同時に
RAM42に記憶される図柄変動開始指令から「第2変
動可能回数」を読み出して、一旦停止状態で表示中にL
CD表示器12の下方に変動可能回数として所定の様式
で表示する(図23(1)等参照)。一方、確変再変動
表示データテーブル58の「再変動表示手順」が「次
順」の場合には、一旦停止状態でLCD表示器12の画
面中央部に表示中の「一旦停止図柄」に対応する一旦停
止図柄データテーブル60の「番号」の次の順番の「一
旦停止図柄」を選択する。続いて、画面中央部に一旦停
止されている「一旦停止図柄」をLCD表示器12の画
面から図柄が揃った状態で、且つ視認可能な速度で下側
方向に降ろしつつ、画面の上方から該選択された次の
「一旦停止図柄」を図柄が揃った状態で、且つ視認可能
な速度で降ろして画面中央部に表示して所定時間一旦停
止させる。そして、この一旦停止状態で表示中に、RA
M42に記憶される「第2変動可能回数」から順次
「1」減算した変動可能回数を所定の様式で表示する。
他方、確変再変動表示データテーブル58の「再変動表
示手順」が「逆順」の場合には、一旦停止状態でLCD
表示器12の画面中央部に表示中の「一旦停止図柄」に
対応する一旦停止図柄データテーブル60の「番号」の
後ろの順番の「一旦停止図柄」を選択する。続いて、画
面中央部に一旦停止されている「一旦停止図柄」をLC
D表示器12の画面から図柄が揃った状態で、且つ視認
可能な速度で上側方向に上昇させつつ、画面の下方から
該選択された次の「一旦停止図柄」を図柄が揃った状態
で、且つ視認可能な速度で上昇させて画面中央部に表示
して所定時間一旦停止させる。そして、この一旦停止状
態で表示中に、RAM42に記憶される「第2変動可能
回数」から順次「1」減算した変動可能回数を所定の様
式で表示する。
【0112】次に、S46において、表示用CPU41
は、制御回路部20のCPU21から確定停止信号が入
力されるのを待ちつつ(S46:NO)、再変動パター
ン表示の最後に画面中央部に一旦停止させた「一旦停止
図柄」の一旦停止表示を続行する。
【0113】そして、表示用CPU41は、制御回路部
20のCPU21から確定停止信号が入力された場合に
は(S46:YES)、S47において、再変動パター
ン表示の最後に画面中央部に一旦停止させた「一旦停止
図柄」を確定停止させて、この「一旦停止図柄」を「大
当たり図柄」として表示し、処理を終了する。これによ
り、遊技者には時短・確変モードの「大当たり」が確定
する。
【0114】一方、S43において、時短・確変モード
を獲得していない通常の「大当たり図柄」の図柄変動開
始指令であると判定された場合は(S43:NO)、S
48において、表示用CPU41は、通常再変動表示の
処理を実行する。この通常再変動表示処理は、先ず、再
度RAM42から当該図柄変動開始指令信号の「大当た
り図柄」を読み出す。そして、この「大当たり図柄」を
一旦停止図柄データテーブル60に記憶される「一旦停
止図柄」として、該「一旦停止図柄」に対応する該一旦
停止図柄データテーブル60の「リーチ図柄群」データ
を「リーチ図柄群」としてRAM42に記憶する。例え
ば、RAM42から読み込んだ当該図柄変動開始指令信
号の「大当たり図柄」が「666」の場合には、「リー
チ図柄群6」がRAM42に記憶される。
【0115】そして、当該図柄変動開始指令信号の「大
当り再変動パターン」のデータをRAM42から再度読
み出して、該「大当り再変動パターン」のデータをプロ
グラムROM43の通常再変動データ記憶エリア43A
に記憶される大当り再変動表示データテーブル56の
「パターン」とし、該「パターン」に対応する「再変動
表示手順」に従って大当たり再変動表示を実行する。こ
の大当たり再変動表示は、先ず、「再変動表示手順」が
「リーチハズレ」の場合には、RAM42に記憶されて
いる「リーチ図柄群」をキャラクタROM45のリーチ
図柄記憶エリア45Aに記憶されるリーチ図柄データテ
ーブル59の「リーチ図柄群」とし、該「リーチ図柄
群」を構成する11個のハズレリーチの図柄データから
一の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12
に変動表示後一旦停止状態で所定時間表示する。また、
同時にRAM42に記憶される当該図柄変動開始指令か
ら「第1変動可能回数」を読み出して、一旦停止状態で
表示中に、LCD表示器12の下方に変動可能回数とし
て所定の様式で表示する(図20(6)等参照)。そし
て、該「再変動表示手順」に従って、順次ハズレリーチ
の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12に
変動表示後一旦停止状態で所定時間表示すると共に、一
旦停止状態で表示中に、RAM42に記憶される「第1
変動可能回数」から順次「1」減算した変動可能回数を
所定の様式で表示する。一方、「再変動表示手順」が
「大当たり図柄」の場合には、RAM42に記憶されて
いる「一旦停止図柄」に対応する画像データを一旦停止
状態で表示する。(図19乃至図22(15)参照)
【0116】次に、S46において、表示用CPU41
は、制御回路部20のCPU21から確定停止信号が入
力されるのを待ちつつ(S46:NO)、再変動パター
ン表示の最後に画面中央部に一旦停止させた「大当たり
図柄」としての「一旦停止図柄」の一旦停止表示を続行
する。
【0117】そして、表示用CPU41は、制御回路部
20のCPU21から確定停止信号が入力された場合に
は(S46:YES)、S47において、再変動パター
ン表示の最後に画面中央部に一旦停止させた「一旦停止
図柄」を確定停止させて、この「一旦停止図柄」を「大
当たり図柄」として表示し、処理を終了する。これによ
り、遊技者には時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」が確定する。
【0118】他方、S42において、図柄変動開始指令
信号が「ハズレ図柄」の図柄変動開始指令の場合には
(S42:NO)、S49において、表示用CPU41
は、図柄変動開始指令信号の「ハズレ図柄」の図柄信号
と変動パターン信号とを再度、RAM42から読み出
し、最終的に表示する「ハズレ図柄」をプログラムRO
M43から選択すると共に、該プログラムROM43か
らこの変動パターン信号に対応する変動パターン(通常
ハズレパターンやハズレリーチパターン等)を選択す
る。そして、画面の変動図柄の変動を開始し、所定の変
動後、該「ハズレ図柄」をLCD表示器12の画面中央
部に、左図柄、右図柄、次いで中図柄の順に順次一旦表
示して一旦停止させる。この一旦停止時には、「ハズレ
図柄」が一旦表示されて一旦停止させられるため、遊技
者はこれにより「ハズレ」を獲得したことを認識でき
る。また、第1実施形態の場合には、一旦停止の表示
は、この一旦表示されている「ハズレ図柄」が揃った状
態で画面中央部で上下に揺れて表示され、停止図柄とし
て確定していないことを表している。
【0119】次に、S39において、表示用CPU41
は、制御回路部20のCPU21から確定停止信号が入
力されるのを待ちつつ(S50:NO)、変動パターン
表示の最後に画面中央部に一旦停止させた「ハズレ図
柄」の一旦停止表示を続行する。
【0120】そして、表示用CPU41は、CPU21
から確定停止信号が入力された場合には(S50:YE
S)、S51において、変動パターン表示の最後に画面
中央部に一旦停止させた「ハズレ図柄」を確定停止させ
て処理を終了する。これにより、遊技者には「ハズレ」
が確定する。
【0121】次に、表示用CPU41が制御回路部20
のCPU21から指示された図柄変動開始指令信号が時
短・確変モードを獲得していない通常の「大当たり図
柄」として「666」の図柄信号、大当たり再変動パタ
ーン信号として「パターンA」、「第1変動可能回数」
として「3回」の再変動回数信号である場合に、上記S
48→S46→S47の処理におけるLCD表示器12
の画面の表示の一例を図19乃至図22に基づいて説明
する。図19は第1実施形態に係るパチンコ機1のLC
D表示器12に表示される左列・中列・右列の各変動領
域に表示される変動図柄が時短・確変モードを獲得して
いない通常の「大当たり」になる大当たり図柄「66
6」の表示の一例を示す画像で、(1)は左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が高速変動して
いる状態を模式的に示す画像図、(2)は左列の変動図
柄が低速変動に変わり、中列・右列の各変動領域に表示
される変動図柄が高速変動している状態を模式的に示す
画像図、(3)は左列の変動図柄が「6」で一旦停止し
て、右列の変動図柄が低速変動に変わり、中列の変動領
域に表示される変動図柄が高速変動している状態を模式
的に示す画像図、(4)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列の変動領域に表示される変
動図柄が高速変動している状態を模式的に示す画像図で
ある。
【0122】また、図20は第1実施形態に係るパチン
コ機1のLCD表示器12に表示される左列・中列・右
列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モー
ドを獲得していない通常の「大当たり」になる大当たり
図柄「666」の表示の一例を示す画像で、(5)は左
列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の
変動図柄が低速変動している状態を模式的に示す画像
図、(6)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部
に変動図柄が「656」で一旦停止して表示されると共
に、最初の「残り3回」の再変動可能回数が画面の下方
に表示される状態を模式的に示す画像図、(7)は左列
と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列が再
度高速変動を開始した状態を模式的に示す画像図、
(8)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止し
て、中列の変動図柄が低速変動している状態を模式的に
示す画像図である。
【0123】また、図21は第1実施形態に係るパチン
コ機1のLCD表示器12に表示される左列・中列・右
列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モー
ドを獲得していない通常の「大当たり」になる大当たり
図柄「666」の表示の一例を示す画像で、(9)は左
列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が
「626」で一旦停止して表示されると共に、「残り2
回」の再変動可能回数が画面の下方に表示される状態を
模式的に示す画像図、(10)は左列と右列の各変動図
柄が「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始
した状態を模式的に示す画像図、(11)は左列と右列
の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄
が低速変動している状態を模式的に示す画像図、(1
2)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動
図柄が「696」で一旦停止して表示されると共に、
「残り1回」の再変動可能回数が画面の下方に表示され
る状態を模式的に示す画像図である。
【0124】更に、図22は第1実施形態に係るパチン
コ機1のLCD表示器12に表示される左列・中列・右
列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モー
ドを獲得していない通常の「大当たり」になる大当たり
図柄「666」の表示の一例を示す画像で、(13)は
左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列
が再度高速変動を開始した状態を模式的に示す画像図、
(14)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止
して、中列の変動図柄が低速変動している状態を模式的
に示す画像図、(15)は左列・中列・右列の各変動領
域の略中央部に変動図柄が「666」で一旦停止して表
示される状態を模式的に示す画像図、(16)は確定停
止信号が入力されて左列・中列・右列の各変動領域の略
中央部に変動図柄が「666」で確定停止して表示され
る状態を模式的に示す画像図である。
【0125】第1種始動口19に入賞すると、CPU2
1からこの入賞時の各種カウント値に基づいて表示用C
PU41へ図柄変動開始指令信号が出力される。そし
て、当該図柄変動開始指令信号が時短・確変モードを獲
得していない通常の「大当たり図柄」として「666」
の図柄信号、再変動パターン信号として「パターン
A」、「第1変動可能回数」として「3回」の再変動回
数信号である場合には、表示CPU41を介してLCD
表示器12には、先ず、図19(1)に示すように、左
列・中列・右列の各変動領域に各々変動図柄が高速スピ
ードで変動表示される。また、左列・中列・右列の変動
表示領域に表示される各変動図柄は、各々LCD表示器
12の画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して変
動表示される。
【0126】そして、図19(2)に示すように、所定
時間経過後、左列の変動領域に表示される変動図柄は、
LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ上下方向
に視認可能な低速スピードの変動表示になり、左列の変
動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置されて画面
の下方に下降するように表示されている。また、この左
列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄が配置され
て、画面の下方に下降するように表示されている。一
方、中列・右列の変動表示領域に表示される各変動図柄
は、各々画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して
高速変動表示されている。
【0127】続いて、図19(3)に示すように、左列
の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が左
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。また、右列の変動領域に表示される変動
図柄は、LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ
上下方向に視認可能な低速スピードの変動表示になり、
右列の変動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置さ
れて画面の下方に下降するように表示されている。ま
た、この右列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄
が配置されて、画面の下方に下降するように表示されて
いる。一方、中列の変動表示領域に表示される変動図柄
は、画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して高速
変動表示されている。
【0128】次に、図19(4)に示すように、左列の
変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、右列の変動領域の下方に表示
される「5」の変動図柄が画面下端部から下方に消える
と共に、「6」の変動図柄が右列の変動領域の略中央部
まで下降して、一旦停止の状態で表示される。一方、中
列の変動表示領域に表示される変動図柄は、画面の上端
部から下端部へ上下方向に移動して高速変動表示されて
いる。即ち、リーチモード状態になったことが表示され
ている。
【0129】そして、図20(5)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「5」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「4」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0130】続いて、図20(6)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「4」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「5」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「656」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、LCD表示器12の画面の下
方には、「残り3回」の再変動可能回数を表す「再変動
チャンス あと3回」の文字列が表示される。これによ
り、遊技者に再変動可能回数が「残り3回」であること
が報知される。
【0131】次に、図20(7)に示すように、左列と
右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦
停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域に
表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上下
方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再度、
リーチモード状態になったことが表示されている。
【0132】そして、図20(8)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「2」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「1」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0133】続いて、図21(9)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「1」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「2」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「626」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、LCD表示器12の画面の下
方には、「残り2回」の再変動可能回数を表す「再変動
チャンス あと2回」の文字列が表示される。これによ
り、遊技者に再変動可能回数が「残り2回」であること
が報知される。
【0134】次に、図21(10)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
【0135】そして、図21(11)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「9」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「8」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0136】続いて、図21(12)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「8」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「9」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「696」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。また、LCD表示器12の画面の
下方には、「残り1回」の再変動可能回数を表す「再変
動チャンス あと1回」の文字列が表示される。これに
より、遊技者に再変動可能回数が「残り1回」であるこ
とが報知される。
【0137】次に、図22(13)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
【0138】そして、図22(14)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「6」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「5」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0139】続いて、図22(15)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「666」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。
【0140】次に、図22(16)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「666」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
は「666」の変動図柄が確定停止状態で表示され、時
短・確変モードを獲得しない通常の「大当たり」の確定
が報知される。
【0141】次に、表示用CPU41が制御回路部20
のCPU21から指示された図柄変動開始指令信号が時
短・確変モードを獲得した「大当たり図柄」として「7
77」の図柄信号、大当たり再変動パターン信号として
「パターンA」、「確変再変動パターン」として「パタ
ーン1」、「第1変動可能回数」として「3回」、及び
「第2変動可能回数」として「3回」の再変動回数信号
である場合に、上記S44→S45→S46→S47の
処理におけるLCD表示器12の画面の表示の一例を図
23及び図24に基づいて説明する。図23は第1実施
形態に係るパチンコ機1のLCD表示器12に表示され
る左列・中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄
が時短・確変モードを獲得した「大当たり」になる大当
たり図柄「777」の表示の一例を示す画像で、(1)
は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄
が「666」で一旦停止して表示されると共に、左列・
中列・右列の各変動図柄が揃った状態で再変動可能回数
が「残り3回」であることが画面の下方に表示された状
態を模式的に示す画像図、(2)は第1回目の「一旦停
止図柄」への変動状態を模式的に示す図、(3)は第1
回目の変動後表示される「一旦停止図柄」が表示される
と共に、左列・中列・右列の各変動図柄が揃った状態で
再変動可能回数が「残り2回」であることが画面の下方
に表示された状態を模式的に示す画像図、(4)は第2
回目の「一旦停止図柄」への変動状態を模式的に示す図
である。また、図24は第1実施形態に係るパチンコ機
1のLCD表示器12に表示される左列・中列・右列の
各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モードを
獲得した「大当たり」になる大当たり図柄「777」の
表示の一例を示す画像で、(5)は第2回目の変動後表
示される「一旦停止図柄」が表示されると共に、左列・
中列・右列の各変動図柄が揃った状態で再変動可能回数
が「残り1回」であることが画面の下方に表示された状
態を模式的に示す画像図、(6)は第3回目の「一旦停
止図柄」への変動状態を模式的に示す図、(7)は第3
回目の「一旦停止図柄」である「777」の一旦停止状
態を示す図、(8)は確定停止信号を受けて確定停止し
た状態を示す図である。
【0142】ここで、S44における処理は、図柄変動
開始指令として時短・確変モードを獲得した「大当たり
図柄」として「777」の図柄信号、及び「確変再変動
パターン」として「パターン1」が表示制御回路31に
入力されているため、表示用CPU41は、選択データ
記憶エリア43Bに格納されている一旦停止図柄データ
テーブル57の「パターン1」に対応する「一旦停止図
柄選択手順」である「次順→逆順→逆順」に従って、一
旦停止図柄記憶エリア45Bの一旦停止図柄データテー
ブル60から「777」→「888」→「777」→
「666」と「一旦停止図柄」を選択する。即ち、「一
旦停止図柄」として「666」が選択されてRAM42
に記憶される。
【0143】そして、S45の処理において、表示用C
PU41は、再度RAM42から「一旦停止図柄」とし
て記憶される「666」を読み出し、該一旦停止図柄
「666」に対応する一旦停止図柄データテーブル60
の「リーチ図柄群」データ、即ち「リーチ図柄群6」を
読み込みRAM42に記憶する。
【0144】続いて、表示用CPU41は、当該図柄変
動開始指令信号の「大当り再変動パターン」である「パ
ターンA」をRAM42から読み出し、通常再変動デー
タ記憶エリア43Aに記憶される大当り再変動表示デー
タテーブル56の「パターン」とし、該「パターンA」
に対応する「再変動表示手順」である「リーチハズレ→
リーチハズレ→リーチハズレ→大当たり図柄」に従って
大当たり再変動表示を実行する。即ち、1回目の「リー
チハズレ」の場合には、「リーチ図柄群6」リーチ図柄
記憶エリア45Aに記憶されるリーチ図柄データテーブ
ル59の「リーチ図柄群6」とし、該「リーチ図柄群
6」を構成する11個のハズレリーチの図柄データから
一の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12
に変動表示後一旦停止状態で所定時間表示する。また、
同時にRAM42に記憶される図柄変動開始指令から
「第1変動可能回数」である「3回」を読み出して、一
旦停止状態で表示中に、LCD表示器12の下方に変動
可能回数として所定の様式で表示する(図19(1)〜
図20(6)参照)。これにより、遊技者に再変動可能
回数が「残り3回」であることが報知される。そして、
該「パターンA」の「再変動表示手順」に従って、順次
ハズレリーチの図柄データをランダムに選択してLCD
表示器12に変動表示後一旦停止状態で所定時間表示す
ると共に、一旦停止状態で表示中に、RAM42に記憶
される「第1変動可能回数」から順次「1」減算した変
動可能回数を所定の様式で表示する(図20(7)〜図
21(12)参照)。これにより、遊技者に再変動可能
回数が順次報知される。一方、「パターンA」の「再変
動表示手順」が「大当たり図柄」の場合には、RAM4
2に記憶されている「一旦停止図柄」である「666」
に対応する画像データを一旦停止状態で表示する(図2
2(13)〜図22(15)参照)。これにより、遊技
者に時短・確変モードを獲得しない通常の「大当たり」
が発生する可能性があることが報知される。
【0145】続いて、表示用CPU41は、RAM42
に記憶される当該図柄変動開始指令信号の「確変再変動
パターン」である「パターン1」のデータと、「第2変
動可能回数」である「3回」のデータを読み出す。そし
て、該「パターン1」のデータを確変再変動データ記憶
エリア43Cに記憶される確変再変動表示データテーブ
ル58の「パターン」とし、該「パターン1」に対応す
る「再変動表示手順」である「一旦停止→次順→次順→
逆順」に従って確変再変動表示を実行する。この確変再
変動表示は、先ず、図23(1)に示すように、「パタ
ーン1」の「一旦停止」より、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「一旦停止図柄」である「66
6」の変動図柄が一旦停止の状態で続けて表示される。
また、LCD表示器12の画面の下方には、「残り3
回」の時短・確変モードが発生する再変動可能回数を表
す「再変動チャンス あと3回」の文字列が表示され
る。これにより、遊技者に時短・確変モードが発生する
再変動可能な回数が「残り3回」であることが報知され
る。
【0146】そして、図23(2)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「666」の「番号」の次の番
号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「77
7」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「666」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「777」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。
【0147】次に、図23(3)に示すように、「66
6」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示されると共に、LCD表示器1
2の画面の下方には、「残り2回」の時短・確変モード
が発生する再変動可能回数を表す「再変動チャンス あ
と2回」の文字列が表示される。これにより、遊技者に
時短・確変モードが発生する再変動可能な回数が「残り
2回」であることが報知される。
【0148】続いて、図23(4)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「777」の「番号」の次の番
号、即ち「7」の番号の「一旦停止図柄」である「88
8」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「777」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「888」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。
【0149】そして、図24(5)に示すように、「7
77」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消える
と共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「888」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示されると共に、LCD表示器1
2の画面の下方には、「残り1回」の時短・確変モード
が発生する再変動可能回数を表す「再変動チャンス あ
と1回」の文字列が表示される。これにより、遊技者に
時短・確変モードが発生する再変動可能な回数が「残り
1回」であることが報知される。
【0150】続いて、図24(6)に示すように、「パ
ターン1」の「逆順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「888」の「番号」の後ろの
番号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「7
77」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。
続いて、画面中央部に一旦停止表示されている「88
8」の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視
認可能な速度で画面上側に上昇しつつ、「777」の一
旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な
速度で画面下側から上昇するように表示される。
【0151】次に、図24(7)に示すように、「88
8」の一旦停止図柄は、画面上端部から上方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で表示される。
【0152】そして、図24(8)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「777」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
は「777」の変動図柄が確定停止状態で表示され、時
短・確変モードを獲得した「大当たり」の確定が報知さ
れる。
【0153】以上詳細に説明した通り第1実施形態に係
るパチンコ機1では、第1種始動口19にパチンコ球が
入賞すると、始動口入賞処理が実行されて、時短・確変
モードを獲得していない通常の「大当たり」の場合に
は、CPU21は、出力ポート28を介して表示用CP
U41に「図柄変動開始指令」として、「大当たり図
柄」の図柄データと「大当り再変動パターン」のパター
ンデータと「第1変動可能回数」の予告報知回数データ
とを出力する。また、時短・確変モードを獲得した「大
当たり」の場合には、CPU21は、出力ポート28を
介して表示用CPU41に「図柄変動開始指令」とし
て、「大当たり図柄」の図柄データと「リーチ図柄群」
のリーチ図柄群データと「大当り再変動パターン」及び
「確変再変動パターン」のパターンデータと「第1変動
可能回数」と「第2変動可能回数」の予告報知回数デー
タとを出力する。また、「リーチハズレ」の場合には、
CPU21は、出力ポート28を介して表示用CPU4
1に「リーチハズレ図柄の表示指示」を出力し、更に、
「通常ハズレ」の場合には、CPU21は、出力ポート
28を介して表示用CPU41に「通常ハズレ図柄の表
示指示」を出力する。そして、所定時間経過後に、CP
U21は、出力ポート28を介して表示用CPU41に
変動図柄確定指示信号を出力する。一方、表示用CPU
41は各図柄変動表示指示が入力された場合には、時短
・確変モードを獲得していない通常の「大当たり」の場
合には、ハズレリーチの一旦停止表示と共に、画面下方
に再変動可能回数を所定様式で表示する画面表示を所定
回数繰り返し後、大当たり図柄を一旦停止状態で表示し
て、変動図柄確定指示信号が入力されると大当たり図柄
を確定停止させて表示する。また、時短・確変モードを
獲得した「大当たり」の場合には、ハズレリーチの一旦
停止表示と共に、画面下方に再変動可能回数を所定様式
で表示する画面表示を所定回数繰り返し後、大当たり図
柄を一旦停止状態で表示した後、再度、横3列に揃った
状態で一旦停止表示と共に、画面下方に再変動可能回数
を所定様式で表示する画面表示を所定回数繰り返し後、
大当たり図柄を一旦停止状態で表示して、変動図柄確定
指示信号が入力されると大当たり図柄を確定停止させて
表示する。
【0154】従って、選択された「大当たり再変動パタ
ーン」又は「確変再変動パターン」の確定停止するまで
の変動と一旦停止との繰り返し回数が、一旦停止開始時
から次の回の変動開始時までの間に画面下側に予告報知
されて、遊技者は、「大当たり再変動パターン」又は
「確変再変動パターン」の再変動回数を予想することが
できるため、長時間遊技を行っても遊技者の「大当た
り」発生への期待感を維持することが可能となると共
に、遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣を増大させるこ
とが可能となる。また、「大当たり再変動パターン」又
は「確変再変動パターン」のLCD表示器12を介して
予告報知される再変動可能回数が、再変動パターンの確
定停止するまでの変動と一旦停止との繰り返し回数と異
なる場合もあるため、該再変動可能な回数の予告報知に
種々のバリエーションを持たせることができ、遊技者の
「大当たり」発生への期待感を高めることが可能となる
と共に、遊技者の興味を更に引きつけ、且つ興趣をより
増大させることが可能となる。また、LCD表示器12
を介して所定表現によって再変動可能回数が予告報知可
能なため、バリエーションに富んだ演出表示が可能とな
り、遊技者の「大当たり」発生への期待感をより高める
ことが可能となる。更に、「大当たり」発生後の確変再
変動の再変動回数が所定表現によって予告報知されるた
め、遊技者のいわゆる時短・確変モードの遊技状態発生
への期待感を高めることが可能となると共に、遊技者の
興味を更に引きつけ、且つ興趣をより増大させることが
可能となる。
【0155】次に、第2実施形態に係るパチンコ機につ
いて図25乃至図30に基づいて詳細に説明する。尚、
図25乃至図30において上記図1乃至図24の第1実
施形態に係るパチンコ機1等の構成と同一符号は、該第
1実施形態に係るパチンコ機1等の構成と同一あるいは
相当部分を示すものである。第2実施形態に係るパチン
コ機の概略構成及び制御回路構成は、第1実施形態に係
るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。また、各種制御
処理も第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御
処理である。但し、第2実施形態に係るパチンコ機は、
上記第1実施形態のLCD表示器12の各再変動可能回
数の表示(図19乃至図24参照)に替えて、後述の各
再変動可能回数の表示をする点で第1実施形態に係るパ
チンコ機1と異なっている(図25乃至図30参照)。
【0156】ここで、第2実施形態に係るパチンコ機
は、上記S26において、CPU21は、パラメータ記
憶エリア27Lから読み込んだ代数Gが「3」の場合
で、この「3」を「第1変動可能回数」の代数Sに代入
してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。また、C
PU21は、パラメータ記憶エリア27Lから「第1回
数カウント値」としての代数Jを読み込む。そして、該
代数Jが「2」の場合には、再度パラメータ記憶エリア
27Lから代数Sを読み出し、この代数Sに「1」加算
した後、該代数Sである「4」が「第1変動可能回数」
としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶されている。
そして、CPU21から表示用CPU41に出力された
図柄変動開始指令信号が、時短・確変モードを獲得して
いない通常の「大当たり図柄」として「666」の図柄
信号、大当たり再変動パターン信号として「パターン
A」、「第1変動可能回数」として「4回」の再変動回
数信号の場合に、上記S48→S46→S47の処理に
おけるLCD表示器12の画面の表示の一例を図25乃
至図28に基づいて説明する。図25は第2実施形態に
係るパチンコ機のLCD表示器12に表示される左列・
中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・
確変モードを獲得していない通常の「大当たり」になる
大当たり図柄「666」の表示の一例を示す画像で、
(1)は左列・中列・右列の各変動領域に表示される変
動図柄が高速変動している状態を模式的に示す画像図、
(2)は左列の変動図柄が低速変動に変わり、中列・右
列の各変動領域に表示される変動図柄が高速変動してい
る状態を模式的に示す画像図、(3)は左列の変動図柄
が「6」で一旦停止して、右列の変動図柄が低速変動に
変わり、中列の変動領域に表示される変動図柄が高速変
動している状態を模式的に示す画像図、(4)は左列と
右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動
領域に表示される変動図柄が高速変動している状態を模
式的に示す画像図である。
【0157】また、図26は第2実施形態に係るパチン
コ機のLCD表示器12に表示される左列・中列・右列
の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モード
を獲得していない通常の「大当たり」になる大当たり図
柄「666」の表示の一例を示す画像で、(5)は左列
と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変
動図柄が低速変動している状態を模式的に示す画像図、
(6)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変
動図柄が「656」で一旦停止して表示されると共に、
再変動可能な「第1変動可能回数」の「4回」に対応す
る4個のチャンスマークが画面の下方に表示される状態
を模式的に示す画像図、(7)は左列と右列の各変動図
柄が「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始
した状態を模式的に示す画像図、(8)は左列と右列の
各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が
低速変動している状態を模式的に示す画像図である。
【0158】また、図27は第2実施形態に係るパチン
コ機のLCD表示器12に表示される左列・中列・右列
の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モード
を獲得していない通常の「大当たり」になる大当たり図
柄「666」の表示の一例を示す画像で、(9)は左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「6
56」で一旦停止して表示されると共に、再変動可能な
「第1変動可能回数」の「残り3回」に対応する「X」
が付された1個のチャンスマークと「X」が付されてい
ない3個のチャンスマークが画面の下方に表示される状
態を模式的に示す画像図、(10)は左列と右列の各変
動図柄が「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を
開始した状態を模式的に示す画像図、(11)は左列と
右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動
図柄が低速変動している状態を模式的に示す画像図、
(12)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
変動図柄が「696」で一旦停止して表示されると共
に、再変動可能な「第1変動可能回数」の「残り2回」
に対応する「X」が付された2個のチャンスマークと
「X」が付されていない2個のチャンスマークが画面の
下方に表示される状態を模式的に示す画像図である。
【0159】更に、図28は第1実施形態に係るパチン
コ機のLCD表示器12に表示される左列・中列・右列
の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モード
を獲得していない通常の「大当たり」になる大当たり図
柄「666」の表示の一例を示す画像で、(13)は左
列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列が
再度高速変動を開始した状態を模式的に示す画像図、
(14)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止
して、中列の変動図柄が低速変動している状態を模式的
に示す画像図、(15)は左列・中列・右列の各変動領
域の略中央部に変動図柄が「666」で一旦停止して表
示されると共に、再変動可能な「第1変動可能回数」の
「残り1回」に対応する「X」が付された3個のチャン
スマークと「X」が付されていない1個のチャンスマー
クが画面の下方に表示される状態を模式的に示す画像
図、(16)は確定停止信号が入力されて左列・中列・
右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「666」で
確定停止して表示される状態を模式的に示す画像図であ
る。
【0160】第1種始動口19に入賞すると、CPU2
1からこの入賞時の各種カウント値に基づいて表示用C
PU41へ図柄変動開始指令信号が出力される。そし
て、当該図柄変動開始指令信号が時短・確変モードを獲
得していない通常の「大当たり図柄」として「666」
の図柄信号、再変動パターン信号として「パターン
A」、「第1変動可能回数」として「4回」の再変動回
数信号である場合には、表示CPU41を介してLCD
表示器12には、先ず、図25(1)に示すように、左
列・中列・右列の各変動領域に各々変動図柄が高速スピ
ードで変動表示される。また、左列・中列・右列の変動
表示領域に表示される各変動図柄は、各々LCD表示器
12の画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して変
動表示される。
【0161】そして、図25(2)に示すように、所定
時間経過後、左列の変動領域に表示される変動図柄は、
LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ上下方向
に視認可能な低速スピードの変動表示になり、左列の変
動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置されて画面
の下方に下降するように表示されている。また、この左
列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄が配置され
て、画面の下方に下降するように表示されている。一
方、中列・右列の変動表示領域に表示される各変動図柄
は、各々画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して
高速変動表示されている。
【0162】続いて、図25(3)に示すように、左列
の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が左
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。また、右列の変動領域に表示される変動
図柄は、LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ
上下方向に視認可能な低速スピードの変動表示になり、
右列の変動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置さ
れて画面の下方に下降するように表示されている。ま
た、この右列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄
が配置されて、画面の下方に下降するように表示されて
いる。一方、中列の変動表示領域に表示される変動図柄
は、画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して高速
変動表示されている。
【0163】次に、図25(4)に示すように、左列の
変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、右列の変動領域の下方に表示
される「5」の変動図柄が画面下端部から下方に消える
と共に、「6」の変動図柄が右列の変動領域の略中央部
まで下降して、一旦停止の状態で表示される。一方、中
列の変動表示領域に表示される変動図柄は、画面の上端
部から下端部へ上下方向に移動して高速変動表示されて
いる。即ち、リーチモード状態になったことが表示され
ている。
【0164】そして、図26(5)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「5」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「4」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0165】続いて、図26(6)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「4」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「5」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「656」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、LCD表示器12の画面の下
方には、「残り4回」の再変動可能回数を表す四角枠の
中に「チャンス」と書かれた4個のチャンスマーク6
5、65、65、65が表示される。これにより、遊技
者に再変動可能回数が「残り4回」であることが報知さ
れる。
【0166】次に、図26(7)に示すように、左列と
右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦
停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域に
表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上下
方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再度、
リーチモード状態になったことが表示されている。
【0167】そして、図26(8)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「2」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「1」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0168】続いて、図27(9)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「1」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「2」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「626」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、LCD表示器12の画面の下
方には、再変動可能回数を表す四角枠の中に「チャン
ス」と書かれた4個のチャンスマーク65、65、6
5、65が表示されると共に、左端のチャンスマーク6
5に「×」印が付されて表示され、「残り3回」の再変
動可能回数が表されている。これにより、遊技者に再変
動可能回数が「残り3回」であることが報知される。
【0169】次に、図27(10)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
【0170】そして、図27(11)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「9」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「8」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0171】続いて、図27(12)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「8」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「9」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「696」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。また、LCD表示器12の画面の
下方には、再変動可能回数を表す四角枠の中に「チャン
ス」と書かれた4個のチャンスマーク65、65、6
5、65が表示されると共に、左側2個のチャンスマー
ク65に「×」印が付されて表示され、「残り2回」の
再変動可能回数が表されている。これにより、遊技者に
再変動可能回数が「残り2回」であることが報知され
る。
【0172】次に、図28(13)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
【0173】そして、図28(14)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「6」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「5」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。
【0174】続いて、図28(15)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「666」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。また、LCD表示器12の画面の
下方には、再変動可能回数を表す四角枠の中に「チャン
ス」と書かれた4個のチャンスマーク65、65、6
5、65が表示されると共に、左側3個のチャンスマー
ク65に「×」印が付されて表示され、「残り1回」の
再変動可能回数が表されている。これにより、遊技者に
再変動可能回数が「残り1回」であることが報知され
る。
【0175】次に、図28(16)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「666」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、画面の下方に表示される4個のチャンスマー
ク65は消えて、左列・中列・右列の各変動領域の略中
央部には「666」の変動図柄が確定停止状態で表示さ
れ、時短・確変モードを獲得しない通常の「大当たり」
の確定が報知される。
【0176】次に、表示用CPU41が制御回路部20
のCPU21から指示された図柄変動開始指令信号が時
短・確変モードを獲得した「大当たり図柄」として「7
77」の図柄信号、大当たり再変動パターン信号として
「パターンA」、「確変再変動パターン」として「パタ
ーン1」、「第1変動可能回数」として「4回」、及び
「第2変動可能回数」として「4回」の再変動回数信号
である場合に、上記S44→S45→S46→S47の
処理におけるLCD表示器12の画面の表示の一例を図
29及び図30に基づいて説明する。図29は第2実施
形態に係るパチンコ機のLCD表示器12に表示される
左列・中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄が
時短・確変モードを獲得した「大当たり」になる大当た
り図柄「777」の表示の一例を示す画像で、(1)は
左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が
「666」で一旦停止して表示されると共に、左列・中
列・右列の各変動図柄が揃った状態で再変動可能回数の
「4回」に対応する4個のチャンスマークが画面の下方
に表示される状態を模式的に示す画像図、(2)は第1
回目の「一旦停止図柄」への変動状態を模式的に示す画
像図、(3)は第1回目の変動後表示される「一旦停止
図柄」が表示されると共に、左列・中列・右列の各変動
図柄が揃った状態で再変動可能回数が「残り3回」であ
ることが画面の下方に表示された状態を模式的に示す画
像図、(4)は第2回目の「一旦停止図柄」への変動状
態を模式的に示す図である。また、図30は第2実施形
態に係るパチンコ機1のLCD表示器12に表示される
左列・中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄が
時短・確変モードを獲得した「大当たり」になる大当た
り図柄「777」の表示の一例を示す画像で、(5)は
第2回目の変動後表示される「一旦停止図柄」が表示さ
れると共に、左列・中列・右列の各変動図柄が揃った状
態で再変動可能回数が「残り2回」であることが画面の
下方に表示された状態を模式的に示す画像図、(6)は
第3回目の「一旦停止図柄」への変動状態を模式的に示
す図、(7)は第3回目の変動後表示される「一旦停止
図柄」が表示されると共に、左列・中列・右列の各変動
図柄が揃った状態で再変動可能回数が「残り1回」であ
ることが画面の下方に表示された状態を模式的に示す画
像図、(8)は確定停止信号を受けて確定停止した状態
を示す図である。尚、第2実施形態に係るパチンコ機
は、上記S24において、パラメータ記憶エリア27L
から読み込んだ代数Hが「3」の場合で、この「3」を
「第2変動可能回数」の代数Qに代入してパラメータ記
憶エリア27Lに記憶する。また、CPU21は、パラ
メータ記憶エリア27Lから「第2回数カウント値」と
しての代数Kを読み込む。そして、該代数Kが「2」の
場合には、再度パラメータ記憶エリア27Lから代数Q
を読み出し、この代数Qに1加算した後、該代数Qであ
る「4」が「第2変動可能回数」としてパラメータ記憶
エリア27Lに記憶されている。
【0177】ここで、上記S44における処理は、図柄
変動開始指令として時短・確変モードを獲得した「大当
たり図柄」として「777」の図柄信号、及び「確変再
変動パターン」として「パターン1」が表示制御回路3
1に入力されているため、表示用CPU41は、選択デ
ータ記憶エリア43Bに格納されている一旦停止図柄デ
ータテーブル57の「パターン1」に対応する「一旦停
止図柄選択手順」である「次順→逆順→逆順」に従っ
て、一旦停止図柄記憶エリア45Bの一旦停止図柄デー
タテーブル60から「777」→「888」→「77
7」→「666」と「一旦停止図柄」を選択する。即
ち、「一旦停止図柄」として「666」が選択されてR
AM42に記憶される。
【0178】そして、S45の処理において、表示用C
PU41は、再度RAM42から「一旦停止図柄」とし
て記憶される「666」を読み出し、該一旦停止図柄
「666」に対応する一旦停止図柄データテーブル60
の「リーチ図柄群」データ、即ち「リーチ図柄群6」を
読み込みRAM42に記憶する。
【0179】続いて、表示用CPU41は、当該図柄変
動開始指令信号の「大当り再変動パターン」である「パ
ターンA」をRAM42から読み出し、通常再変動デー
タ記憶エリア43Aに記憶される大当り再変動表示デー
タテーブル56の「パターン」とし、該「パターンA」
に対応する「再変動表示手順」である「リーチハズレ→
リーチハズレ→リーチハズレ→大当たり図柄」に従って
大当たり再変動表示を実行する。即ち、1回目の「リー
チハズレ」の場合には、「リーチ図柄群6」リーチ図柄
記憶エリア45Aに記憶されるリーチ図柄データテーブ
ル59の「リーチ図柄群6」とし、該「リーチ図柄群
6」を構成する11個のハズレリーチの図柄データから
一の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12
に変動表示後一旦停止状態で所定時間表示する。また、
同時にRAM42に記憶される図柄変動開始指令から
「第1変動可能回数」である「4回」を読み出して、一
旦停止状態で表示中に、LCD表示器12の下方に変動
可能回数として4個のチャンスマーク65、65、65
を表示する(図25(1)〜図26(6)参照)。これ
により、遊技者に再変動可能回数が「残り4回」である
ことが報知される。そして、該「パターンA」の「再変
動表示手順」に従って、順次ハズレリーチの図柄データ
をランダムに選択してLCD表示器12に変動表示後一
旦停止状態で所定時間表示すると共に、一旦停止状態で
表示中に、RAM42に記憶される「第1変動可能回
数」から順次「1」減算した変動可能回数を所定の様式
で表示する(図26(7)〜図27(12)参照)。こ
れにより、遊技者に再変動可能回数が順次報知される。
一方、「パターンA」の「再変動表示手順」が「大当た
り図柄」の場合には、RAM42に記憶されている「一
旦停止図柄」である「666」に対応する画像データが
一旦停止状態で表示される。また、LCD表示器12の
画面の下方には、再変動可能回数を表す四角枠の中に
「チャンス」と書かれた4個のチャンスマーク65、6
5、65、65が表示されると共に、左側3個のチャン
スマーク65に「×」印が付されて表示され、「残り1
回」の再変動可能回数が表されている。(図28(1
3)〜図28(15)参照)。これにより、遊技者に再
変動可能回数が「残り1回」であることが報知される。
【0180】続いて、表示用CPU41は、RAM42
に記憶される当該図柄変動開始指令信号の「確変再変動
パターン」である「パターン1」のデータと、「第2変
動可能回数」である「3回」のデータを読み出す。そし
て、該「パターン1」のデータを確変再変動データ記憶
エリア43Cに記憶される確変再変動表示データテーブ
ル58の「パターン」とし、該「パターン1」に対応す
る「再変動表示手順」である「一旦停止→次順→次順→
逆順」に従って確変再変動表示を実行する。この確変再
変動表示は、先ず、図29(1)に示すように、「パタ
ーン1」の「一旦停止」より、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「一旦停止図柄」である「66
6」の変動図柄が一旦停止の状態で続けて表示される。
また、LCD表示器12の画面の下方には、再度、「残
り4回」の再変動可能回数を表す四角枠の中に「チャン
ス」と書かれた4個のチャンスマーク65、65、6
5、65が、表示される。これにより、遊技者に時短・
確変モードが発生する再変動可能な回数が「残り4回」
であることが報知される。
【0181】そして、図29(2)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「666」の「番号」の次の番
号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「77
7」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「666」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「777」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。
【0182】次に、図29(3)に示すように、「66
6」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示されると共に、LCD表示器1
2の画面の下方には、再変動可能回数を表す四角枠の中
に「チャンス」と書かれた4個のチャンスマーク65、
65、65、65が表示されると共に、左端のチャンス
マーク65に「×」印が付されて表示され、「残り3
回」の再変動可能回数が表されている。これにより、遊
技者に時短・確変モードが発生する再変動可能な回数が
「残り3回」であることが報知される。
【0183】続いて、図29(4)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「777」の「番号」の次の番
号、即ち「7」の番号の「一旦停止図柄」である「88
8」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「777」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「888」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。
【0184】そして、図30(5)に示すように、「7
77」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消える
と共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「888」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示されると共に、LCD表示器1
2の画面の下方には、再変動可能回数を表す四角枠の中
に「チャンス」と書かれた4個のチャンスマーク65、
65、65、65が表示されると共に、左側2個のチャ
ンスマーク65に「×」印が付されて表示され、「残り
2回」の再変動可能回数が表されている。これにより、
遊技者に時短・確変モードが発生する再変動可能な回数
が「残り2回」であることが報知される。
【0185】続いて、図30(6)に示すように、「パ
ターン1」の「逆順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「888」の「番号」の後ろの
番号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「7
77」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。
続いて、画面中央部に一旦停止表示されている「88
8」の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視
認可能な速度で画面上側に上昇しつつ、「777」の一
旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な
速度で画面下側から上昇するように表示される。
【0186】次に、図30(7)に示すように、「88
8」の一旦停止図柄は、画面上端部から上方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で表示される。また、LCD表示器12の画面
の下方には、再変動可能回数を表す四角枠の中に「チャ
ンス」と書かれた4個のチャンスマーク65、65、6
5、65が表示されると共に、左側3個のチャンスマー
ク65に「×」印が付されて表示され、「残り1回」の
再変動可能回数が表されている。これにより、遊技者に
時短・確変モードが発生する再変動可能な回数が「残り
1回」であることが報知されている。
【0187】そして、図30(8)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「777」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
は「777」の変動図柄が確定停止状態で表示され、時
短・確変モードを獲得した「大当たり」の確定が報知さ
れる。
【0188】以上詳細に説明した通り第2実施形態に係
るパチンコ機では、第1種始動口19にパチンコ球が入
賞すると、始動口入賞処理が実行されて、時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」の場合には、
CPU21は、出力ポート28を介して表示用CPU4
1に「図柄変動開始指令」として、「大当たり図柄」の
図柄データと「大当り再変動パターン」のパターンデー
タと「第1変動可能回数」の予告報知回数データとを出
力する。また、時短・確変モードを獲得した「大当た
り」の場合には、CPU21は、出力ポート28を介し
て表示用CPU41に「図柄変動開始指令」として、
「大当たり図柄」の図柄データと「リーチ図柄群」のリ
ーチ図柄群データと「大当り再変動パターン」及び「確
変再変動パターン」のパターンデータと「第1変動可能
回数」と「第2変動可能回数」の予告報知回数データと
を出力する。また、「リーチハズレ」の場合には、CP
U21は、出力ポート28を介して表示用CPU41に
「リーチハズレ図柄の表示指示」を出力し、更に、「通
常ハズレ」の場合には、CPU21は、出力ポート28
を介して表示用CPU41に「通常ハズレ図柄の表示指
示」を出力する。そして、所定時間経過後に、CPU2
1は、出力ポート28を介して表示用CPU41に変動
図柄確定指示信号を出力する。一方、表示用CPU41
は各図柄変動表示指示が入力された場合には、時短・確
変モードを獲得していない通常の「大当たり」の場合に
は、ハズレリーチの一旦停止表示と共に、画面下方に再
変動可能回数を所定個数のチャンスマーク65で表示す
る画面表示を所定回数繰り返し後、大当たり図柄を一旦
停止状態で表示すると共に、所定個数のチャンスマーク
65を表示して、変動図柄確定指示信号が入力されると
大当たり図柄を確定停止させて表示する。また、時短・
確変モードを獲得した「大当たり」の場合には、ハズレ
リーチの一旦停止表示と共に、画面下方に所定個数のチ
ャンスマーク65を表示する画面表示を所定回数繰り返
し後、大当たり図柄を一旦停止状態で表示した後、再
度、横3列に揃った状態で一旦停止表示と共に、画面下
方に所定個数のチャンスマーク65を表示する画面表示
を所定回数繰り返し後、大当たり図柄を一旦停止状態で
表示すると共に、所定個数のチャンスマーク65を表示
して、変動図柄確定指示信号が入力されると大当たり図
柄を確定停止させて表示する。
【0189】従って、選択された「大当たり再変動パタ
ーン」又は「確変再変動パターン」の確定停止するまで
の変動と一旦停止との繰り返し回数が、一旦停止開始時
から次の回の変動開始時までの間に画面下側に所定個数
のチャンスマーク65によって予告報知されて、遊技者
は、「大当たり再変動パターン」又は「確変再変動パタ
ーン」の再変動回数を予想することができるため、長時
間遊技を行っても遊技者の「大当たり」発生への期待感
を維持することが可能となると共に、遊技者の興味を引
きつけ、且つ興趣を増大させることが可能となる。ま
た、「大当たり再変動パターン」又は「確変再変動パタ
ーン」のLCD表示器12を介して予告報知される再変
動可能回数が、再変動パターンの確定停止するまでの変
動と一旦停止との繰り返し回数と異なる場合もあるた
め、該再変動可能な回数の予告報知に種々のバリエーシ
ョンを持たせることができ、遊技者の「大当たり」発生
への期待感を高めることが可能となると共に、遊技者の
興味を更に引きつけ、且つ興趣をより増大させることが
可能となる。また、LCD表示器12を介してチャンス
マーク65によって再変動可能回数が予告報知可能なた
め、バリエーションに富んだ演出表示が可能となり、遊
技者の「大当たり」発生への期待感をより高めることが
可能となる。更に、「大当たり」発生後の確変再変動の
再変動回数がチャンスマーク65によって予告報知され
るため、遊技者のいわゆる時短・確変モードの遊技状態
発生への期待感を高めることが可能となると共に、遊技
者の興味を更に引きつけ、且つ興趣をより増大させるこ
とが可能となる。
【0190】次に、第3実施形態に係るパチンコ機につ
いて図31乃至図41に基づいて詳細に説明する。尚、
図31乃至図41において上記図1乃至図24の第1実
施形態に係るパチンコ機1等の構成と同一符号は、該第
1実施形態に係るパチンコ機1等の構成と同一あるいは
相当部分を示すものである。第3実施形態に係るパチン
コ機の概略構成及び制御回路構成は、第1実施形態に係
るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。また、各種制御
処理も第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御
処理である。但し、第3実施形態に係るパチンコ機は、
上記第1実施形態のLCD表示器12の各再変動可能回
数の表示(図19乃至図24参照)に替えて、後述のよ
うに7セグメントLEDを介して各再変動可能回数の表
示をする点で第1実施形態に係るパチンコ機1と異なっ
ている(図31乃至図41参照)。
【0191】先ず、第3実施形態に係るパチンコ機の全
体構成について図31に基づき説明する。図31は第3
実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。
但し、図31では、遊技盤上のキャラクタ図柄は省略し
ている。図31に示すように、第3実施形態に係るパチ
ンコ機71の概略構成は、第1実施形態に係るパチンコ
機1とほぼ同じ構成である。但し、LCD表示器12の
下端中央部の下側に7セグメントLED73が設けられ
ている。
【0192】次に、LCD表示器12等を制御する制御
回路部20の構成について図32に基づき詳細に説明す
る。図32は第3実施形態に係るパチンコ機71の制御
回路部20のシステム構成を示すブロック図である。図
32に示すように、第3実施形態に係るパチンコ機71
の制御回路部20のシステム構成は、第1実施形態に係
るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。但し、表示制御
回路31には、7セグメントLED73が接続されてい
る。そして、後述のように表示用CPU41は、LED
表示器12の「大当たり再変動パターン」又は「確変再
変動パターン」の表示に合わせて、該7セグメントLE
D73を介して「第1再変動可能回数」又は「第2再変
動可能回数」を表示する(図33〜図41参照)。
【0193】次に、上記のように構成されるパチンコ機
71の表示用CPU41が制御回路部20のCPU21
から指示された図柄変動開始指令信号が時短・確変モー
ドを獲得していない通常の「大当たり図柄」として「6
66」の図柄信号、大当たり再変動パターン信号として
「パターンA」、「第1変動可能回数」として「3回」
の再変動回数信号である場合に、上記S48→S46→
S47の処理におけるLCD表示器12の画面の表示及
び7セグメントLED73の表示の一例を図33乃至図
38に基づいて説明する。図33は第3実施形態に係る
パチンコ機71のLCD表示器12に表示される左列・
中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・
確変モードを獲得していない通常の「大当たり」になる
大当たり図柄「666」の表示の一例を示す図で、
(1)は左列・中列・右列の各変動領域に表示される変
動図柄が高速変動している状態の画像図と7セグメント
LED73の表示を模式的に示す図、(2)は左列の変
動図柄が低速変動に変わり、中列・右列の各変動領域に
表示される変動図柄が高速変動している状態の画像図と
7セグメントLED73の表示を模式的に示す図、
(3)は左列の変動図柄が「6」で一旦停止して、右列
の変動図柄が低速変動に変わり、中列の変動領域に表示
される変動図柄が高速変動している状態の画像図と7セ
グメントLED73の表示を模式的に示す図である。
【0194】また、図34は第3実施形態に係るパチン
コ機71のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(4)は左
列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の
変動領域に表示される変動図柄が高速変動している状態
の画像図と7セグメントLED73の表示を模式的に示
す図、(5)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦
停止して、中列の変動図柄が低速変動している状態の画
像図と7セグメントLED73の表示を模式的に示す
図、(6)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部
に変動図柄が「656」で一旦停止して表示される画像
図と、最初の「残り3回」の再変動可能回数が7セグメ
ントLED73に表示される状態を模式的に示す図であ
る。
【0195】また、図35は第3実施形態に係るパチン
コ機71のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(7)は左
列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列が
再度高速変動を開始した状態の画像図と7セグメントL
ED73の表示を模式的に示す図、(8)は左列と右列
の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄
が低速変動している状態の画像図と7セグメントLED
73の表示を模式的に示す画像図、(9)は左列・中列
・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「626」
で一旦停止して表示される画像図と、「残り2回」の再
変動可能回数が7セグメントLED73に表示される状
態を模式的に示す図である。
【0196】また、図36は第3実施形態に係るパチン
コ機71のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(10)は
左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列
が再度高速変動を開始した状態の画像図と7セグメント
LED73の表示を模式的に示す図、(11)は左列と
右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動
図柄が低速変動している状態の画像図と7セグメントL
ED73の表示を模式的に示す図、(12)は左列・中
列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「69
6」で一旦停止して表示される画像図と、「残り1回」
の再変動可能回数が7セグメントLED73に表示され
る状態を模式的に示す図である。
【0197】また、図37は第3実施形態に係るパチン
コ機71のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(13)は
左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列
が再度高速変動を開始した状態の画像図と7セグメント
LED73を模式的に示す図、(14)は左列と右列の
各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が
低速変動している状態の画像図と7セグメントLED7
3を模式的に示す図、(15)は左列・中列・右列の各
変動領域の略中央部に変動図柄が「666」で一旦停止
して表示される状態画像図と、「残り0回」の再変動可
能回数が7セグメントLED73に表示される状態を模
式的に示す図である。
【0198】更に、図38は第3実施形態に係るパチン
コ機71のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(16)は
確定停止信号が入力されて左列・中列・右列の各変動領
域の略中央部に変動図柄が「666」で確定停止して表
示される画像図と7セグメントLED73に表示される
状態を模式的に示す図である。
【0199】第1種始動口19に入賞すると、CPU2
1からこの入賞時の各種カウント値に基づいて表示用C
PU41へ図柄変動開始指令信号が出力される。そし
て、当該図柄変動開始指令信号が時短・確変モードを獲
得していない通常の「大当たり図柄」として「666」
の図柄信号、再変動パターン信号として「パターン
A」、「第1変動可能回数」として「3回」の再変動回
数信号である場合には、表示CPU41を介してLCD
表示器12には、先ず、図33(1)に示すように、左
列・中列・右列の各変動領域に各々変動図柄が高速スピ
ードで変動表示される。また、左列・中列・右列の変動
表示領域に表示される各変動図柄は、各々LCD表示器
12の画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して変
動表示される。また、7セグメントLED73には、
「0」が表示されている。即ち、まだ「第1変動可能回
数」は表示されていない。
【0200】そして、図33(2)に示すように、所定
時間経過後、左列の変動領域に表示される変動図柄は、
LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ上下方向
に視認可能な低速スピードの変動表示になり、左列の変
動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置されて画面
の下方に下降するように表示されている。また、この左
列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄が配置され
て、画面の下方に下降するように表示されている。一
方、中列・右列の変動表示領域に表示される各変動図柄
は、各々画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して
高速変動表示されている。また、7セグメントLED7
3には、「0」が表示されている。即ち、まだ「第1変
動可能回数」は表示されていない。
【0201】続いて、図33(3)に示すように、左列
の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が左
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。また、右列の変動領域に表示される変動
図柄は、LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ
上下方向に視認可能な低速スピードの変動表示になり、
右列の変動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置さ
れて画面の下方に下降するように表示されている。ま
た、この右列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄
が配置されて、画面の下方に下降するように表示されて
いる。一方、中列の変動表示領域に表示される変動図柄
は、画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して高速
変動表示されている。また、7セグメントLED73に
は、「0」が表示されている。即ち、まだ「第1変動可
能回数」は表示されていない。
【0202】次に、図34(4)に示すように、左列の
変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、右列の変動領域の下方に表示
される「5」の変動図柄が画面下端部から下方に消える
と共に、「6」の変動図柄が右列の変動領域の略中央部
まで下降して、一旦停止の状態で表示される。一方、中
列の変動表示領域に表示される変動図柄は、画面の上端
部から下端部へ上下方向に移動して高速変動表示されて
いる。即ち、リーチモード状態になったことが表示され
ている。また、7セグメントLED73には、「0」が
表示されている。即ち、まだ「第1変動可能回数」は表
示されていない。
【0203】そして、図34(5)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「5」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「4」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、7セグメントLED73
には、「0」が表示されている。即ち、まだ「第1変動
可能回数」は表示されていない。
【0204】続いて、図34(6)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「4」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「5」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「656」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、7セグメントLED73に
は、「3」が表示されている。即ち、「第1変動可能回
数」である「3回」が表示され、遊技者に再変動可能回
数が「残り3回」であることが報知される。
【0205】次に、図35(7)に示すように、左列と
右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦
停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域に
表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上下
方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再度、
リーチモード状態になったことが表示されている。ま
た、7セグメントLED73には、「3」が表示されて
いる。即ち、「第1変動可能回数」である「3回」が表
示され、遊技者に再変動可能回数が「残り3回」である
ことが報知されている。
【0206】そして、図35(8)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「2」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「1」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、7セグメントLED73
には、「3」が表示されている。即ち、「第1変動可能
回数」である「3回」が表示され、遊技者に再変動可能
回数が「残り3回」であることが報知されている。
【0207】続いて、図35(9)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「1」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「2」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「626」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、7セグメントLED73に
は、「2」が表示される。即ち、遊技者に再変動可能回
数が「残り2回」であることが報知される。
【0208】次に、図36(10)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
また、7セグメントLED73には、「2」が表示され
ている。即ち、遊技者に再変動可能回数が「残り2回」
であることが報知されている。
【0209】そして、図36(11)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「9」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「8」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、7セグメントLED73
には、「2」が表示されている。即ち、遊技者に再変動
可能回数が「残り2回」であることが報知されている。
【0210】続いて、図36(12)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「8」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「9」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「696」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。また、7セグメントLED73に
は、「1」が表示される。即ち、遊技者に再変動可能回
数が「残り1回」であることが報知される。
【0211】次に、図37(13)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
また、7セグメントLED73には、「1」が表示され
ている。即ち、遊技者に再変動可能回数が「残り1回」
であることが報知されている。
【0212】そして、図37(14)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「6」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「5」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、7セグメントLED73
には、「1」が表示されている。即ち、遊技者に再変動
可能回数が「残り1回」であることが報知されている。
【0213】続いて、図37(15)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「666」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。また、7セグメントLED73に
は、「0」が表示される。即ち、遊技者に再変動可能回
数が「残り0回」であることが報知される。
【0214】次に、図22(16)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「666」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
は「666」の変動図柄が確定停止状態で表示され、時
短・確変モードを獲得しない通常の「大当たり」の確定
が報知される。また、7セグメントLED73には、
「0」が表示される。即ち、遊技者に「第1変動可能回
数」のリセットが報知される。
【0215】次に、表示用CPU41が制御回路部20
のCPU21から指示された図柄変動開始指令信号が時
短・確変モードを獲得した「大当たり図柄」として「7
77」の図柄信号、大当たり再変動パターン信号として
「パターンA」、「確変再変動パターン」として「パタ
ーン1」、「第1変動可能回数」として「3回」、及び
「第2変動可能回数」として「3回」の再変動回数信号
である場合に、上記S44→S45→S46→S47の
処理におけるLCD表示器12の画面の表示及び7セグ
メントLED73の表示の一例を図39乃至図41に基
づいて説明する。図39は第3実施形態に係るパチンコ
機71のLCD表示器12に表示される左列・中列・右
列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モー
ドを獲得した「大当たり」になる大当たり図柄「77
7」の表示の一例を示す図で、(1)は左列・中列・右
列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「666」で一
旦停止して表示される画像図と、7セグメントLED7
3に左列・中列・右列の各変動図柄が揃った状態で再変
動可能な回数が「残り3回」であることが表示された状
態を模式的に示す図、(2)は第1回目の「一旦停止図
柄」への変動状態を示す画像図と、7セグメントLED
73の表示を模式的に示す図、(3)は第1回目の変動
後表示される「一旦停止図柄」が表示される画像図と、
7セグメントLED73の表示を模式的に示す図であ
る。また、図40は第3実施形態に係るパチンコ機71
のLCD表示器12に表示される左列・中列・右列の各
変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モードを獲
得した「大当たり」になる大当たり図柄「777」の表
示の一例を示す図で、(4)は第2回目の「一旦停止図
柄」への変動状態を模式的に示す画像図と、7セグメン
トLED73の表示を模式的に示す図、(5)は第2回
目の変動後表示される「一旦停止図柄」が表示される画
像図と、7セグメントLED73の表示を模式的に示す
図、(6)は第3回目の「一旦停止図柄」への変動状態
を模式的に示す画像図と、7セグメントLED73の表
示を模式的に示す図である。更に、図41は第3実施形
態に係るパチンコ機71のLCD表示器12に表示され
る左列・中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄
が時短・確変モードを獲得した「大当たり」になる大当
たり図柄「777」の表示の一例を示す図で、(7)は
第3回目の「一旦停止図柄」である「777」の一旦停
止状態を示す画像図と、7セグメントLED73の表示
を模式的に示す図、(8)は確定停止信号を受けて確定
停止した状態を示す画像図と、7セグメントLED73
の表示を模式的に示す図である。
【0216】ここで、S44における処理は、図柄変動
開始指令として時短・確変モードを獲得した「大当たり
図柄」として「777」の図柄信号、及び「確変再変動
パターン」として「パターン1」が表示制御回路31に
入力されているため、表示用CPU41は、選択データ
記憶エリア43Bに格納されている一旦停止図柄データ
テーブル57の「パターン1」に対応する「一旦停止図
柄選択手順」である「次順→逆順→逆順」に従って、一
旦停止図柄記憶エリア45Bの一旦停止図柄データテー
ブル60から「777」→「888」→「777」→
「666」と「一旦停止図柄」を選択する。即ち、「一
旦停止図柄」として「666」が選択されてRAM42
に記憶される。
【0217】そして、S45の処理において、表示用C
PU41は、再度RAM42から「一旦停止図柄」とし
て記憶される「666」を読み出し、該一旦停止図柄
「666」に対応する一旦停止図柄データテーブル60
の「リーチ図柄群」データ、即ち「リーチ図柄群6」を
読み込みRAM42に記憶する。
【0218】続いて、表示用CPU41は、当該図柄変
動開始指令信号の「大当り再変動パターン」である「パ
ターンA」をRAM42から読み出し、通常再変動デー
タ記憶エリア43Aに記憶される大当り再変動表示デー
タテーブル56の「パターン」とし、該「パターンA」
に対応する「再変動表示手順」である「リーチハズレ→
リーチハズレ→リーチハズレ→大当たり図柄」に従って
大当たり再変動表示を実行する。即ち、1回目の「リー
チハズレ」の場合には、「リーチ図柄群6」リーチ図柄
記憶エリア45Aに記憶されるリーチ図柄データテーブ
ル59の「リーチ図柄群6」とし、該「リーチ図柄群
6」を構成する11個のハズレリーチの図柄データから
一の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12
に変動表示後一旦停止状態で所定時間表示する。また、
同時にRAM42に記憶される図柄変動開始指令から
「第1変動可能回数」である「3回」を読み出して、一
旦停止状態で表示中に、7セグメントLED73に
「3」を表示する(図33(1)〜図34(6)参
照)。これにより、遊技者に再変動可能回数が「残り3
回」であることが報知される。そして、該「パターン
A」の「再変動表示手順」に従って、順次ハズレリーチ
の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12に
変動表示後一旦停止状態で所定時間表示すると共に、一
旦停止状態で表示中に、RAM42に記憶される「第1
変動可能回数」から順次「1」減算した変動可能回数を
7セグメントLED73に表示する(図35(7)〜図
36(12)参照)。これにより、遊技者に再変動可能
回数が順次報知される。一方、「パターンA」の「再変
動表示手順」が「大当たり図柄」の場合には、RAM4
2に記憶されている「一旦停止図柄」である「666」
に対応する画像データを一旦停止状態で表示すると共
に、7セグメントLED73に「0」を表示する(図3
7(13)〜図37(15)参照)。これにより、遊技
者に時短・確変モードを獲得しない通常の「大当たり」
が発生する可能性があることが報知される。
【0219】続いて、表示用CPU41は、RAM42
に記憶される当該図柄変動開始指令信号の「確変再変動
パターン」である「パターン1」のデータと、「第2変
動可能回数」である「3回」のデータを読み出す。そし
て、該「パターン1」のデータを確変再変動データ記憶
エリア43Cに記憶される確変再変動表示データテーブ
ル58の「パターン」とし、該「パターン1」に対応す
る「再変動表示手順」である「一旦停止→次順→次順→
逆順」に従って確変再変動表示を実行する。この確変再
変動表示は、先ず、図39(1)に示すように、「パタ
ーン1」の「一旦停止」より、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「一旦停止図柄」である「66
6」の変動図柄が一旦停止の状態で続けて表示される。
また、7セグメントLED73には「第2変動可能回
数」である「3回」、即ち時短・確変モードが発生する
再変動可能な回数を表す「3」が表示される。これによ
り、遊技者に時短・確変モードが発生する再変動可能な
回数が「残り3回」であることが報知される。
【0220】そして、図39(2)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「666」の「番号」の次の番
号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「77
7」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「666」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「777」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。また、7セ
グメントLED73には「3」が表示されている。これ
により、遊技者に時短・確変モードが発生する再変動可
能な回数が「残り3回」であることが報知されている。
【0221】次に、図39(3)に示すように、「66
6」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示される。また、7セグメントL
ED73には、「第2変動可能回数」である「3回」か
ら「1回」減算した回数、即ち時短・確変モードが発生
する再変動可能な回数が「残り2回」であることを表す
「2」が表示される。これにより、遊技者に時短・確変
モードが発生する再変動可能な回数が「残り2回」であ
ることが報知される。
【0222】続いて、図40(4)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「777」の「番号」の次の番
号、即ち「7」の番号の「一旦停止図柄」である「88
8」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「777」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「888」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。また、7セ
グメントLED73には「2」が表示されている。これ
により、遊技者に時短・確変モードが発生する再変動可
能な回数が「残り2回」であることが報知されている。
【0223】そして、図40(5)に示すように、「7
77」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消える
と共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「888」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示される。また、7セグメントL
ED73には、時短・確変モードが発生する再変動可能
な回数「残り2回」から「1回」減算した「残り1回」
であることを表す「1」が表示される。これにより、遊
技者に時短・確変モードが発生する再変動可能な回数が
「残り1回」であることが報知される。
【0224】続いて、図40(6)に示すように、「パ
ターン1」の「逆順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「888」の「番号」の後ろの
番号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「7
77」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。
続いて、画面中央部に一旦停止表示されている「88
8」の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視
認可能な速度で画面上側に上昇しつつ、「777」の一
旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な
速度で画面下側から上昇するように表示される。また、
7セグメントLED73には「1」が表示されている。
これにより、遊技者に時短・確変モードが発生する再変
動可能な回数が「残り1回」であることが報知されてい
る。
【0225】次に、図41(7)に示すように、「88
8」の一旦停止図柄は、画面上端部から上方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で表示される。また、7セグメントLED73
には、時短・確変モードが発生する再変動可能な回数
「残り1回」から「1回」減算した「残り0回」である
ことを表す「0」が表示される。これにより、遊技者に
時短・確変モードが発生する再変動可能な回数が「残り
0回」であることが報知される。
【0226】そして、図40(8)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「777」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
は「777」の変動図柄が確定停止状態で表示され、時
短・確変モードを獲得した「大当たり」の確定が報知さ
れる。また、7セグメントLED73には、「0」が表
示される。即ち、遊技者に「第2変動可能回数」のリセ
ットが報知される。
【0227】以上詳細に説明した通り第3実施形態に係
るパチンコ機1では、第1種始動口19にパチンコ球が
入賞すると、始動口入賞処理が実行されて、時短・確変
モードを獲得していない通常の「大当たり」の場合に
は、CPU21は、出力ポート28を介して表示用CP
U41に「図柄変動開始指令」として、「大当たり図
柄」の図柄データと「大当り再変動パターン」のパター
ンデータと「第1変動可能回数」の予告報知回数データ
とを出力する。また、時短・確変モードを獲得した「大
当たり」の場合には、CPU21は、出力ポート28を
介して表示用CPU41に「図柄変動開始指令」とし
て、「大当たり図柄」の図柄データと「リーチ図柄群」
のリーチ図柄群データと「大当り再変動パターン」及び
「確変再変動パターン」のパターンデータと「第1変動
可能回数」と「第2変動可能回数」の予告報知回数デー
タとを出力する。また、「リーチハズレ」の場合には、
CPU21は、出力ポート28を介して表示用CPU4
1に「リーチハズレ図柄の表示指示」を出力し、更に、
「通常ハズレ」の場合には、CPU21は、出力ポート
28を介して表示用CPU41に「通常ハズレ図柄の表
示指示」を出力する。そして、所定時間経過後に、CP
U21は、出力ポート28を介して表示用CPU41に
変動図柄確定指示信号を出力する。一方、表示用CPU
41は各図柄変動表示指示が入力された場合には、時短
・確変モードを獲得していない通常の「大当たり」の場
合には、ハズレリーチの一旦停止表示と共に、7セグメ
ントLED73に再変動可能回数を順次「1回」減算し
て表示する処理を所定回数繰り返し後、大当たり図柄の
一旦停止表示と共に、7セグメントLED73に「1
回」減算した再変動可能回数を表示して、変動図柄確定
指示信号が入力されると大当たり図柄を確定停止させて
表示し、7セグメントLED73の表示をリセットす
る。また、時短・確変モードを獲得した「大当たり」の
場合には、ハズレリーチの一旦停止表示と共に、7セグ
メントLED73に再変動可能回数を順次「1回」減算
して表示する処理を所定回数繰り返し後、大当たり図柄
の一旦停止表示と共に、7セグメントLED73に「1
回」減算した再変動可能回数を表示した後、再度、横3
列に揃った状態で一旦停止表示と共に、7セグメントL
ED73に再変動可能回数を順次「1回」減算して表示
する処理を所定回数繰り返し後、大当たり図柄の一旦停
止表示と共に、7セグメントLED73に「1回」減算
した再変動可能回数を表示した後、変動図柄確定指示信
号が入力されると大当たり図柄を確定停止させて表示
し、7セグメントLED73の表示をリセットする。
【0228】従って、選択された「大当たり再変動パタ
ーン」又は「確変再変動パターン」の確定停止するまで
の変動と一旦停止との繰り返し回数が、一旦停止開始時
から次の回の変動開始時までの間に7セグメントLED
73に予告報知されて、遊技者は、「大当たり再変動パ
ターン」又は「確変再変動パターン」の再変動回数を予
想することができるため、長時間遊技を行っても遊技者
の「大当たり」発生への期待感を維持することが可能と
なると共に、遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣を増大
させることが可能となる。また、「大当たり再変動パタ
ーン」又は「確変再変動パターン」の7セグメントLE
D73を介して予告報知される再変動可能回数が、再変
動パターンの確定停止するまでの変動と一旦停止との繰
り返し回数と異なる場合もあるため、該再変動可能な回
数の予告報知に種々のバリエーションを持たせることが
でき、遊技者の「大当たり」発生への期待感を高めるこ
とが可能となると共に、遊技者の興味を更に引きつけ、
且つ興趣をより増大させることが可能となる。また、7
セグメントLED73を介して再変動可能回数が予告報
知可能なため、バリエーションに富んだ演出表示が可能
となり、遊技者の「大当たり」発生への期待感をより高
めることが可能となる。更に、「大当たり」発生後の確
変再変動の再変動回数が7セグメントLED73によっ
て予告報知されるため、遊技者のいわゆる時短・確変モ
ードの遊技状態発生への期待感を高めることが可能とな
ると共に、遊技者の興味を更に引きつけ、且つ興趣をよ
り増大させることが可能となる。
【0229】次に、第4実施形態に係るパチンコ機につ
いて図42乃至図52に基づいて詳細に説明する。尚、
図42乃至図52において上記図1乃至図24の第1実
施形態に係るパチンコ機1等の構成と同一符号は、該第
1実施形態に係るパチンコ機1等の構成と同一あるいは
相当部分を示すものである。第4実施形態に係るパチン
コ機の概略構成及び制御回路構成は、第1実施形態に係
るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。また、各種制御
処理も第1実施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御
処理である。但し、第4実施形態に係るパチンコ機は、
上記第1実施形態のLCD表示器12の各再変動可能回
数の表示(図19乃至図24参照)に替えて、後述のよ
うに4個の各LED77、78、79、80を介して各
再変動可能回数の表示をする点で第1実施形態に係るパ
チンコ機1と異なっている(図42乃至図52参照)。
【0230】先ず、第4実施形態に係るパチンコ機の全
体構成について図42に基づき説明する。図42は第4
実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。
但し、図42では、遊技盤上のキャラクタ図柄は省略し
ている。図42に示すように、第4実施形態に係るパチ
ンコ機75の概略構成は、第1実施形態に係るパチンコ
機1とほぼ同じ構成である。但し、LCD表示器12の
下端部の下側には、4個の各LED77、78、79、
80が横一列に配置されている。
【0231】次に、LCD表示器12等を制御する制御
回路部20の構成について図43に基づき詳細に説明す
る。図43は第4実施形態に係るパチンコ機75の制御
回路部20のシステム構成を示すブロック図である。図
43に示すように、第4実施形態に係るパチンコ機75
の制御回路部20のシステム構成は、第1実施形態に係
るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。但し、表示制御
回路31には、4個の各LED77、78、79、80
が接続されている。そして、後述のように表示用CPU
41は、LED表示器12の「大当たり再変動パター
ン」又は「確変再変動パターン」の表示に合わせて、該
各LED77、78、79、80を介して「第1再変動
可能回数」又は「第2再変動可能回数」を表示する(図
44〜図52参照)。
【0232】ここで、第4実施形態に係るパチンコ機7
5は、上記S26において、CPU21は、パラメータ
記憶エリア27Lから読み込んだ代数Gが「3」の場合
で、この「3」を「第1変動可能回数」の代数Sに代入
してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。また、C
PU21は、パラメータ記憶エリア27Lから「第1回
数カウント値」としての代数Jを読み込む。そして、該
代数Jが「0」の場合には、再度パラメータ記憶エリア
27Lから代数Sを読み出し、この代数Sから「1」減
算した後、該代数Sである「2」が「第1変動可能回
数」としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶されてい
る。そして、CPU21から表示用CPU41に出力さ
れた図柄変動開始指令信号が、時短・確変モードを獲得
していない通常の「大当たり図柄」として「666」の
図柄信号、大当たり再変動パターン信号として「パター
ンA」、「第1変動可能回数」として「2回」の再変動
回数信号の場合に、上記S48→S46→S47の処理
におけるLCD表示器12の画面の表示及び各LED7
7、78、79、80の駆動状態の一例を図44乃至図
49に基づいて説明する。図44は第4実施形態に係る
パチンコ機75のLCD表示器12に表示される左列・
中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・
確変モードを獲得していない通常の「大当たり」になる
大当たり図柄「666」の表示の一例を示す図で、
(1)は左列・中列・右列の各変動領域に表示される変
動図柄が高速変動している状態の画像図と各LED7
7、78、79、80の駆動状態を模式的に示す図、
(2)は左列の変動図柄が低速変動に変わり、中列・右
列の各変動領域に表示される変動図柄が高速変動してい
る状態の画像図と各LED77、78、79、80の駆
動状態を模式的に示す図、(3)は左列の変動図柄が
「6」で一旦停止して、右列の変動図柄が低速変動に変
わり、中列の変動領域に表示される変動図柄が高速変動
している状態の画像図と各LED77、78、79、8
0の駆動状態を模式的に示す図である。
【0233】また、図45は第4実施形態に係るパチン
コ機75のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(4)は左
列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の
変動領域に表示される変動図柄が高速変動している状態
の画像図と各LED77、78、79、80の駆動状態
を模式的に示す図、(5)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が低速変動して
いる状態の画像図と各LED77、78、79、80の
駆動状態を模式的に示す図、(6)は左列・中列・右列
の各変動領域の略中央部に変動図柄が「656」で一旦
停止して表示される画像図と、最初の再変動可能回数が
「残り2回」の場合の各LED77、78、79、80
の駆動状態を模式的に示す図である。
【0234】また、図46は第4実施形態に係るパチン
コ機75のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(7)は左
列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列が
再度高速変動を開始した状態の画像図と各LED77、
78、79、80の駆動状態を模式的に示す図、(8)
は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中
列の変動図柄が低速変動している状態の画像図と各LE
D77、78、79、80の駆動状態を模式的に示す画
像図、(9)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央
部に変動図柄が「626」で一旦停止して表示される画
像図と、再変動可能回数が「残り1回」の場合の各LE
D77、78、79、80の駆動状態を模式的に示す図
である。
【0235】また、図47は第4実施形態に係るパチン
コ機71のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(10)は
左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列
が再度高速変動を開始した状態の画像図と各LED7
7、78、79、80の駆動状態を模式的に示す図、
(11)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止
して、中列の変動図柄が低速変動している状態の画像図
と各LED77、78、79、80の駆動状態を模式的
に示す図、(12)は左列・中列・右列の各変動領域の
略中央部に変動図柄が「696」で一旦停止して表示さ
れる画像図と、再変動可能回数が「残り0回」の場合の
各LED77、78、79、80の駆動状態を模式的に
示す図である。
【0236】また、図48は第4実施形態に係るパチン
コ機75のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(13)は
左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列
が再度高速変動を開始した状態の画像図と各LED7
7、78、79、80の駆動状態を模式的に示す図、
(14)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止
して、中列の変動図柄が低速変動している状態の画像図
と各LED77、78、79、80の駆動状態を模式的
に示す図、(15)は左列・中列・右列の各変動領域の
略中央部に変動図柄が「666」で一旦停止して表示さ
れる状態画像図と各LED77、78、79、80の駆
動状態を模式的に示す図である。
【0237】更に、図49は第4実施形態に係るパチン
コ機75のLCD表示器12に表示される左列・中列・
右列の各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モ
ードを獲得していない通常の「大当たり」になる大当た
り図柄「666」の表示の一例を示す図で、(16)は
確定停止信号が入力されて左列・中列・右列の各変動領
域の略中央部に変動図柄が「666」で確定停止して表
示される画像図と各LED77、78、79、80の駆
動状態を模式的に示す図である。
【0238】第1種始動口19に入賞すると、CPU2
1からこの入賞時の各種カウント値に基づいて表示用C
PU41へ図柄変動開始指令信号が出力される。そし
て、当該図柄変動開始指令信号が時短・確変モードを獲
得していない通常の「大当たり図柄」として「666」
の図柄信号、再変動パターン信号として「パターン
A」、「第1変動可能回数」として「2回」の再変動回
数信号である場合には、表示CPU41を介してLCD
表示器12には、先ず、図44(1)に示すように、左
列・中列・右列の各変動領域に各々変動図柄が高速スピ
ードで変動表示される。また、左列・中列・右列の変動
表示領域に表示される各変動図柄は、各々LCD表示器
12の画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して変
動表示される。また、各LED77、78、79、80
は全て点灯駆動されていない。即ち、まだ「第1変動可
能回数」は表示されていない。
【0239】そして、図44(2)に示すように、所定
時間経過後、左列の変動領域に表示される変動図柄は、
LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ上下方向
に視認可能な低速スピードの変動表示になり、左列の変
動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置されて画面
の下方に下降するように表示されている。また、この左
列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄が配置され
て、画面の下方に下降するように表示されている。一
方、中列・右列の変動表示領域に表示される各変動図柄
は、各々画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して
高速変動表示されている。また、各LED77、78、
79、80は全て点灯駆動されていない。即ち、まだ
「第1変動可能回数」は表示されていない。
【0240】続いて、図44(3)に示すように、左列
の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が左
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。また、右列の変動領域に表示される変動
図柄は、LCD表示器12の画面の上端部から下端部へ
上下方向に視認可能な低速スピードの変動表示になり、
右列の変動領域の上方には、「6」の変動図柄が配置さ
れて画面の下方に下降するように表示されている。ま
た、この右列の変動領域の下方には、「5」の変動図柄
が配置されて、画面の下方に下降するように表示されて
いる。一方、中列の変動表示領域に表示される変動図柄
は、画面の上端部から下端部へ上下方向に移動して高速
変動表示されている。また、各LED77、78、7
9、80は全て点灯駆動されていない。即ち、まだ「第
1変動可能回数」は表示されていない。
【0241】次に、図45(4)に示すように、左列の
変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、右列の変動領域の下方に表示
される「5」の変動図柄が画面下端部から下方に消える
と共に、「6」の変動図柄が右列の変動領域の略中央部
まで下降して、一旦停止の状態で表示される。一方、中
列の変動表示領域に表示される変動図柄は、画面の上端
部から下端部へ上下方向に移動して高速変動表示されて
いる。即ち、リーチモード状態になったことが表示され
ている。また、各LED77、78、79、80は全て
点灯駆動されていない。即ち、まだ「第1変動可能回
数」は表示されていない。
【0242】そして、図45(5)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「5」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「4」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、各LED77、78、7
9、80は全て点灯駆動されていない。即ち、まだ「第
1変動可能回数」は表示されていない。
【0243】続いて、図45(6)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「4」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「5」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「656」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、「第1変動可能回数」である
「2回」に対応して左側2個の各LED77、78が点
灯駆動され、一方、右側2個の各LED79、80は点
灯駆動されていない。これにより、遊技者に再変動可能
回数が「残り2回」であることが報知される。
【0244】次に、図46(7)に示すように、左列と
右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一旦
停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域に
表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上下
方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再度、
リーチモード状態になったことが表示されている。ま
た、左側2個の各LED77、78が引き続き点灯駆動
され、一方、右側2個の各LED79、80は点灯駆動
されていない。即ち、「第1変動可能回数」である「2
回」が表示され、遊技者に再変動可能回数が「残り2
回」であることが報知されている。
【0245】そして、図46(8)に示すように、左列
と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が
一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域に
表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上端
部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの変
動表示になり、中列の変動領域の上方には、「2」の変
動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示さ
れている。また、この中列の変動領域の下方には、
「1」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、左側2個の各LED7
7、78が引き続き点灯駆動され、一方、右側2個の各
LED79、80は点灯駆動されていない。即ち、「第
1変動可能回数」である「2回」が表示され、遊技者に
再変動可能回数が「残り2回」であることが報知されて
いる。
【0246】続いて、図46(9)に示すように、中列
の変動領域の下方に表示される「1」の変動図柄が画面
下端部から下方に消えると共に、「2」の変動図柄が中
列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状態
で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部には「626」の変動図柄が一旦停止の
状態で表示される。また、「第1変動可能回数」である
「2回」から「1回」減算した「残り1回」に対応して
左端のLED77が点灯駆動され、一方、右側3個の各
LED78、79、80は点灯駆動されていない。これ
により、遊技者に再変動可能回数が「残り1回」である
ことが報知される。
【0247】次に、図47(10)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
また、左端のLED77が引き続き点灯駆動され、一
方、右側3個の各LED78、79、80は点灯駆動さ
れていない。即ち、遊技者に再変動可能回数が「残り1
回」であることが報知されている。
【0248】そして、図47(11)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「9」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「8」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、左端のLED77が引き
続き点灯駆動され、一方、右側3個の各LED78、7
9、80は点灯駆動されていない。即ち、遊技者に再変
動可能回数が「残り1回」であることが報知されてい
る。
【0249】続いて、図47(12)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「8」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「9」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「696」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。また、再変動可能回数である「1
回」から「1回」減算した「残り0回」に対応して全て
の各LED77、78、79、80は点灯駆動されてい
ない。これにより、遊技者に再変動可能回数が「残り0
回」であることが報知される。
【0250】次に、図48(13)に示すように、左列
と右列の変動領域の略中央部には「6」の変動図柄が一
旦停止の状態で表示される。また、中列の変動表示領域
に表示される変動図柄は、画面の上端部から下端部へ上
下方向に移動して高速変動表示されている。即ち、再
度、リーチモード状態になったことが表示されている。
また、全ての各LED77、78、79、80は引き続
き点灯駆動されていない。これにより、遊技者に再変動
可能回数が「残り0回」であることが引き続き報知され
ている。従って、遊技者の予想に反して、再度、リーチ
モード状態が発生する。
【0251】そして、図48(14)に示すように、左
列と右列の各変動領域の略中央部には「6」の変動図柄
が一旦停止の状態で表示される。また、中列の変動領域
に表示される変動図柄は、LCD表示器12の画面の上
端部から下端部へ上下方向に視認可能な低速スピードの
変動表示になり、中列の変動領域の上方には、「6」の
変動図柄が配置されて画面の下方に下降するように表示
されている。また、この中列の変動領域の下方には、
「5」の変動図柄が配置されて、画面の下方に下降する
ように表示されている。また、全ての各LED77、7
8、79、80は点灯駆動されていない。これにより、
遊技者に再変動可能回数が「残り0回」であることが引
き続き報知されている。
【0252】続いて、図48(15)に示すように、中
列の変動領域の下方に表示される「5」の変動図柄が画
面下端部から下方に消えると共に、「6」の変動図柄が
中列の変動領域の略中央部まで下降して、一旦停止の状
態で表示される。これにより、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「666」の変動図柄が一旦停止
の状態で表示される。また、全ての各LED77、7
8、79、80は、引き続き点灯駆動されていない。こ
れにより、遊技者に再変動可能回数が「残り0回」であ
ることが引き続き報知されている。
【0253】次に、図49(16)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「666」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
は「666」の変動図柄が確定停止状態で表示され、時
短・確変モードを獲得しない通常の「大当たり」の確定
が報知される。また、全ての各LED77、78、7
9、80は点灯駆動されていない。これにより、遊技者
に「第1変動可能回数」のリセットが報知される。従っ
て、遊技者の予想に反して、時短・確変モードを獲得し
ていない通常の「大当たり」が発生する。
【0254】次に、表示用CPU41が制御回路部20
のCPU21から指示された図柄変動開始指令信号が時
短・確変モードを獲得した「大当たり図柄」として「7
77」の図柄信号、大当たり再変動パターン信号として
「パターンA」、「確変再変動パターン」として「パタ
ーン1」、「第1変動可能回数」として「2回」、及び
「第2変動可能回数」として「2回」の再変動回数信号
である場合に、上記S44→S45→S46→S47の
処理におけるLCD表示器12の画面の表示及び各LE
D77、78、79、80の駆動状態の一例を図50乃
至図52に基づいて説明する。図50は第4実施形態に
係るパチンコ機75のLCD表示器12に表示される左
列・中列・右列の各変動領域に表示される変動図柄が時
短・確変モードを獲得した「大当たり」になる大当たり
図柄「777」の表示の一例を示す図で、(1)は左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「6
66」で一旦停止して表示される画像図と、左列・中列
・右列の各変動図柄が揃った状態で再変動可能な回数が
「残り2回」であることを表示する各LED77、7
8、79、80の駆動状態を模式的に示す図、(2)は
第1回目の「一旦停止図柄」への変動状態を示す画像図
と、各LED77、78、79、80の駆動状態を模式
的に示す図、(3)は第1回目の変動後表示される「一
旦停止図柄」が表示される画像図と、各LED77、7
8、79、80の駆動状態を模式的に示す図である。ま
た、図51は第4実施形態に係るパチンコ機75のLC
D表示器12に表示される左列・中列・右列の各変動領
域に表示される変動図柄が時短・確変モードを獲得した
「大当たり」になる大当たり図柄「777」の表示の一
例を示す図で、(4)は第2回目の「一旦停止図柄」へ
の変動状態を模式的に示す画像図と、各LED77、7
8、79、80の駆動状態を模式的に示す図、(5)は
第2回目の変動後表示される「一旦停止図柄」が表示さ
れる画像図と、各LED77、78、79、80の駆動
状態を模式的に示す図、(6)は第3回目の「一旦停止
図柄」への変動状態を模式的に示す画像図と、各LED
77、78、79、80の駆動状態を模式的に示す図で
ある。更に、図52は第4実施形態に係るパチンコ機7
5のLCD表示器12に表示される左列・中列・右列の
各変動領域に表示される変動図柄が時短・確変モードを
獲得した「大当たり」になる大当たり図柄「777」の
表示の一例を示す図で、(7)は第3回目の「一旦停止
図柄」である「777」の一旦停止状態を示す画像図
と、各LED77、78、79、80の駆動状態を模式
的に示す図、(8)は確定停止信号を受けて確定停止し
た状態を示す画像図と、各LED77、78、79、8
0の駆動状態を模式的に示す図である。尚、第4実施形
態に係るパチンコ機75は、上記S24において、パラ
メータ記憶エリア27Lから読み込んだ代数Hが「3」
の場合で、この「3」を「第2変動可能回数」の代数Q
に代入してパラメータ記憶エリア27Lに記憶する。ま
た、CPU21は、パラメータ記憶エリア27Lから
「第2回数カウント値」としての代数Kを読み込む。そ
して、該代数Kが「0」の場合には、再度パラメータ記
憶エリア27Lから代数Qを読み出し、この代数Qを1
減算した後、該代数Qである「2」が「第2変動可能回
数」としてパラメータ記憶エリア27Lに記憶されてい
る。
【0255】ここで、S44における処理は、図柄変動
開始指令として時短・確変モードを獲得した「大当たり
図柄」として「777」の図柄信号、及び「確変再変動
パターン」として「パターン1」が表示制御回路31に
入力されているため、表示用CPU41は、選択データ
記憶エリア43Bに格納されている一旦停止図柄データ
テーブル57の「パターン1」に対応する「一旦停止図
柄選択手順」である「次順→逆順→逆順」に従って、一
旦停止図柄記憶エリア45Bの一旦停止図柄データテー
ブル60から「777」→「888」→「777」→
「666」と「一旦停止図柄」を選択する。即ち、「一
旦停止図柄」として「666」が選択されてRAM42
に記憶される。
【0256】そして、S45の処理において、表示用C
PU41は、再度RAM42から「一旦停止図柄」とし
て記憶される「666」を読み出し、該一旦停止図柄
「666」に対応する一旦停止図柄データテーブル60
の「リーチ図柄群」データ、即ち「リーチ図柄群6」を
読み込みRAM42に記憶する。
【0257】続いて、表示用CPU41は、当該図柄変
動開始指令信号の「大当り再変動パターン」である「パ
ターンA」をRAM42から読み出し、通常再変動デー
タ記憶エリア43Aに記憶される大当り再変動表示デー
タテーブル56の「パターン」とし、該「パターンA」
に対応する「再変動表示手順」である「リーチハズレ→
リーチハズレ→リーチハズレ→大当たり図柄」に従って
大当たり再変動表示を実行する。即ち、1回目の「リー
チハズレ」の場合には、「リーチ図柄群6」リーチ図柄
記憶エリア45Aに記憶されるリーチ図柄データテーブ
ル59の「リーチ図柄群6」とし、該「リーチ図柄群
6」を構成する11個のハズレリーチの図柄データから
一の図柄データをランダムに選択してLCD表示器12
に変動表示後一旦停止状態で所定時間表示する。また、
同時にRAM42に記憶される図柄変動開始指令から
「第1変動可能回数」である「2回」を読み出して、一
旦停止状態で表示中に、左側2個の各LED77、78
を点灯駆動し、右側2個の各LED79、80は点灯駆
動しない(図44(1)〜図45(6)参照)。これに
より、遊技者に再変動可能回数が「残り2回」であるこ
とが報知される。そして、該「パターンA」の「再変動
表示手順」に従って、順次ハズレリーチの図柄データを
ランダムに選択してLCD表示器12に変動表示後一旦
停止状態で所定時間表示すると共に、一旦停止状態で表
示中に、RAM42に記憶される「第1変動可能回数」
から順次「1」減算した変動可能回数に従って各LED
77、78、79、80を点灯駆動する(図46(7)
〜図47(12)参照)。これにより、遊技者に再変動
可能回数が各LED77、78、79、80の点灯駆動
される個数によって順次報知される。一方、「パターン
A」の「再変動表示手順」が「大当たり図柄」の場合に
は、RAM42に記憶されている「一旦停止図柄」であ
る「666」に対応する画像データを一旦停止状態で表
示すると共に、各LED77、78、79、80は点灯
駆動されない、即ち、再変動可能な回数が「0回」が引
き続き報知されている(図48(13)〜図48(1
5)参照)。これにより、遊技者の予想に反して、再変
動状態が発生し、通常の「大当たり図柄」が一旦停止状
態で表示される。
【0258】続いて、表示用CPU41は、RAM42
に記憶される当該図柄変動開始指令信号の「確変再変動
パターン」である「パターン1」のデータと、「第2変
動可能回数」である「2回」のデータを読み出す。そし
て、該「パターン1」のデータを確変再変動データ記憶
エリア43Cに記憶される確変再変動表示データテーブ
ル58の「パターン」とし、該「パターン1」に対応す
る「再変動表示手順」である「一旦停止→次順→次順→
逆順」に従って確変再変動表示を実行する。この確変再
変動表示は、先ず、図50(1)に示すように、「パタ
ーン1」の「一旦停止」より、左列・中列・右列の各変
動領域の略中央部には「一旦停止図柄」である「66
6」の変動図柄が一旦停止の状態で続けて表示される。
また、「第2変動可能回数」である「2回」に対応して
左側2個の各LED77、78が点灯駆動され、一方、
右側2個の各LED79、80は点灯駆動されていな
い。これにより、遊技者に再変動可能回数が「残り2
回」であることが報知される。
【0259】そして、図50(2)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「666」の「番号」の次の番
号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「77
7」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「666」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「777」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。また、左側
2個の各LED77、78が引き続き点灯駆動され、一
方、右側2個の各LED79、80は点灯駆動されてい
ない。これにより、遊技者に再変動可能回数が「残り2
回」であることが報知されている。
【0260】次に、図50(3)に示すように、「66
6」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示される。また、「第2変動可能
回数」である「2回」から「1回」減算した「残り1
回」に対応して左端のLED77が点灯駆動され、一
方、右側3個の各LED78、79、80は点灯駆動さ
れていない。これにより、遊技者に再変動可能回数が
「残り1回」であることが報知される。
【0261】続いて、図51(4)に示すように、「パ
ターン1」の「次順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「777」の「番号」の次の番
号、即ち「7」の番号の「一旦停止図柄」である「88
8」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。続
いて、画面中央部に一旦停止表示されている「777」
の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可
能な速度で画面下側に下降しつつ、「888」の一旦停
止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な速度
で画面上側から下降するように表示される。また、左端
のLED77が引き続き点灯駆動され、一方、右側3個
の各LED78、79、80は点灯駆動されていない。
即ち、遊技者に再変動可能回数が「残り1回」であるこ
とが報知されている。
【0262】そして、図51(5)に示すように、「7
77」の一旦停止図柄は、画面下端部から下方に消える
と共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「888」の変動図柄が一旦停
止の状態で所定時間表示される。また、再変動可能回数
である「1回」から「1回」減算した「残り0回」に対
応して全ての各LED77、78、79、80は点灯駆
動されていない。これにより、遊技者に時短・確変モー
ドが発生する再変動可能な回数が「残り0回」であるこ
とが報知される。
【0263】続いて、図51(6)に示すように、「パ
ターン1」の「逆順」より、一旦停止図柄記憶エリア4
5Bに格納される一旦停止図柄データテーブル60の
「一旦停止図柄」である「888」の「番号」の後ろの
番号、即ち「6」の番号の「一旦停止図柄」である「7
77」を次の順番の「一旦停止図柄」として選択する。
続いて、画面中央部に一旦停止表示されている「88
8」の一旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視
認可能な速度で画面上側に上昇しつつ、「777」の一
旦停止図柄が横に3列に揃った状態で、且つ視認可能な
速度で画面下側から上昇するように表示される。また、
全ての各LED77、78、79、80は引き続き点灯
駆動されていない。これにより、遊技者に再変動可能回
数が「残り0回」であることが引き続き報知されてい
る。従って、遊技者の予想に反して、再度、再変動状態
が発生する。
【0264】次に、図52(7)に示すように、「88
8」の一旦停止図柄は、画面上端部から上方に消えると
共に、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部には
「一旦停止図柄」である「777」の変動図柄が一旦停
止の状態で表示される。また、全ての各LED77、7
8、79、80は、引き続き点灯駆動されていない。こ
れにより、遊技者に再変動可能回数が「残り0回」であ
ることが引き続き報知されている。
【0265】そして、図52(8)に示すように、左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部には「777」の
変動図柄が一旦停止の状態で表示された後、表示制御回
路31の表示用CPU41が変動図柄確定指令信号を受
信すると、左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
は「777」の変動図柄が確定停止状態で表示され、時
短・確変モードを獲得した「大当たり」の確定が報知さ
れる。また、全ての各LED77、78、79、80は
点灯駆動されていない。これにより、遊技者に「第2変
動可能回数」のリセットが報知される。従って、遊技者
の予想に反して、時短・確変モードを獲得した「大当た
り」が発生する。
【0266】以上詳細に説明した通り第4実施形態に係
るパチンコ機1では、第1種始動口19にパチンコ球が
入賞すると、始動口入賞処理が実行されて、時短・確変
モードを獲得していない通常の「大当たり」の場合に
は、CPU21は、出力ポート28を介して表示用CP
U41に「図柄変動開始指令」として、「大当たり図
柄」の図柄データと「大当り再変動パターン」のパター
ンデータと「第1変動可能回数」の予告報知回数データ
とを出力する。また、時短・確変モードを獲得した「大
当たり」の場合には、CPU21は、出力ポート28を
介して表示用CPU41に「図柄変動開始指令」とし
て、「大当たり図柄」の図柄データと「リーチ図柄群」
のリーチ図柄群データと「大当り再変動パターン」及び
「確変再変動パターン」のパターンデータと「第1変動
可能回数」と「第2変動可能回数」の予告報知回数デー
タとを出力する。また、「リーチハズレ」の場合には、
CPU21は、出力ポート28を介して表示用CPU4
1に「リーチハズレ図柄の表示指示」を出力し、更に、
「通常ハズレ」の場合には、CPU21は、出力ポート
28を介して表示用CPU41に「通常ハズレ図柄の表
示指示」を出力する。そして、所定時間経過後に、CP
U21は、出力ポート28を介して表示用CPU41に
変動図柄確定指示信号を出力する。一方、表示用CPU
41は各図柄変動表示指示が入力された場合には、時短
・確変モードを獲得していない通常の「大当たり」の場
合には、ハズレリーチの一旦停止表示と共に、各LED
77、78、79、80のうち再変動可能な回数に対応
する個数だけ点灯駆動した後、大当たり図柄の一旦停止
表示と共に、各LED77、78、79、80のうち再
変動可能な回数に対応する個数だけ点灯駆動して、変動
図柄確定指示信号が入力されると大当たり図柄を確定停
止させて表示し、各LED77、78、79、80を点
灯駆動しないでリセットする。また、時短・確変モード
を獲得した「大当たり」の場合には、ハズレリーチの一
旦停止表示と共に、各LED77、78、79、80の
うち再変動可能な回数に対応する個数だけ点灯駆動した
後、大当たり図柄の一旦停止表示と共に、各LED7
7、78、79、80のうち再変動可能な回数に対応す
る個数だけ点灯駆動した後、再度、横3列に揃った状態
で一旦停止表示と共に、各LED77、78、79、8
0のうち再変動可能な回数に対応する個数だけ点灯駆動
した後、大当たり図柄の一旦停止表示と共に、各LED
77、78、79、80のうち再変動可能な回数に対応
する個数だけ点灯駆動し、変動図柄確定指示信号が入力
されると大当たり図柄を確定停止させて表示し、各LE
D77、78、79、80を点灯駆動しないでリセット
する。
【0267】従って、選択された「大当たり再変動パタ
ーン」又は「確変再変動パターン」の確定停止するまで
の変動と一旦停止との繰り返し回数が、一旦停止開始時
から次の回の変動開始時までの間に各LED77、7
8、79、80の点灯駆動状態によって予告報知され
て、遊技者は、「大当たり再変動パターン」又は「確変
再変動パターン」の再変動回数を予想することができる
ため、長時間遊技を行っても遊技者の「大当たり」発生
への期待感を維持することが可能となると共に、遊技者
の興味を引きつけ、且つ興趣を増大させることが可能と
なる。また、「大当たり再変動パターン」又は「確変再
変動パターン」の各LED77、78、79、80の点
灯駆動状態によって予告報知される再変動可能回数が、
再変動パターンの確定停止するまでの変動と一旦停止と
の繰り返し回数と異なる場合もあるため、該再変動可能
な回数の予告報知に種々のバリエーションを持たせるこ
とができ、遊技者の「大当たり」発生への期待感を高め
ることが可能となると共に、遊技者の興味を更に引きつ
け、且つ興趣をより増大させることが可能となる。ま
た、各LED77、78、79、80の点灯駆動状態に
よって再変動可能回数が予告報知可能なため、バリエー
ションに富んだ演出表示が可能となり、遊技者の「大当
たり」発生への期待感をより高めることが可能となる。
更に、「大当たり」発生後の確変再変動の再変動回数
が、各LED77、78、79、80の点灯駆動状態に
よって予告報知されるため、遊技者のいわゆる時短・確
変モードの遊技状態発生への期待感を高めることが可能
となると共に、遊技者の興味を更に引きつけ、且つ興趣
をより増大させることが可能となる。
【0268】尚、本発明は、前記第1乃至第4実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、以下のようにしてもよい。 (a)前記第1乃至第4実施形態では、LCD表示器1
2の各変動図柄が一旦停止状態になった都度、再変動可
能回数を予告報知しているが、最初の再変動可能回数に
限り予告報知する構成にしてもよい。これにより、遊技
者の「大当たり」に対する期待感をより高めることがで
きる。 (b)前記第1及び第2実施形態では、所定の文章やマ
ークによって再変動可能回数が予告報知されたが、キャ
ラクタが出現して、このキャラクタによって再変動可能
回数が予告報知される構成にしてもよい。これにより、
遊技者は再変動の可能性を直感的に認識できるため、遊
技者の「大当たり」に対する期待感をより高めることが
できる。 (c)前記第1乃至第4実施形態では、同じリーチ図柄
群からリーチハズレ図柄を選択して一旦停止図柄として
表示したが、任意のリーチ図柄群からリーチハズレ図柄
を選択して一旦停止図柄として表示する構成にしてもよ
い。これにより、再変動の表示によりバリエーションを
持たせることができるため、遊技者の興味を更に強く引
きつけることができる。
【0269】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の遊技機で
は、遊技領域に設けられた図柄表示装置に表示される変
動図柄が変動後一旦停止して、再度、変動と一旦停止と
を所定回数繰り返した後確定停止する複数の再変動パタ
ーンが記憶されている。そして、再変動表示手段を介し
て選択された再変動パターンに基づいて変動図柄が表示
され、変動と一旦停止とを所定回数繰り返した後確定停
止する。また、再変動表示手段によって選択された再変
動パターンの確定停止するまでの変動と一旦停止との繰
り返し回数が、一旦停止開始時から次の回の変動開始時
までの間に再変動回数予告報知手段を介して予告報知さ
れる。これにより、選択された再変動パターンの確定停
止するまでの変動と一旦停止との繰り返し回数が、一旦
停止開始時から次の回の変動開始時までの間に予告報知
されるため、遊技者は、再変動回数を予想することがで
きるため、長時間遊技を行っても遊技者の「大当たり」
発生への期待感を維持することが可能となると共に、遊
技者の興味を引きつけ、且つ興趣を増大させることが可
能な遊技機を提供することができる。
【0270】また、請求項2に係る遊技機では、請求項
1に記載の遊技機において、回数値選択手段を介して一
の回数値が、所定の第1確率に基づいて選択される。そ
して、前記再変動表示手段によって選択された再変動パ
ターンの確定停止するまでの変動と一旦停止との繰り返
し回数、又は該繰り返し回数に前記回数値選択手段によ
って選択された回数値を加算した回数若しくは減算した
回数のうちいずれかの回数が、所定の第2確率に基づい
て予告報知される。これにより、再変動回数予告報知手
段を介して予告報知される回数が、再変動パターンの確
定停止するまでの変動と一旦停止との繰り返し回数と異
なる場合もあるため、該繰り返し回数の予告報知に種々
のバリエーションを持たせることができ、遊技者の「大
当たり」発生への期待感を高めることが可能となると共
に、遊技者の興味を更に引きつけ、且つ興趣をより増大
させることが可能な遊技機を提供することができる。
【0271】また、請求項3に係る遊技機では、請求項
1又は請求項2に記載の遊技機において、前記再変動回
数予告報知手段は、前記特別図柄表示装置を介して予告
報知可能なため、バリエーションに富んだ演出表示が可
能となり、遊技者の「大当たり」発生への期待感をより
高めることが可能な遊技機を提供することができる。
【0272】また、請求項4に係る遊技機では、請求項
1又は請求項2に記載の遊技機において、前記再変動回
数予告報知手段は、遊技領域に設けられて前記繰り返し
回数を表示する回数表示装置を介して予告報知可能なた
め、バリエーションに富んだ予告報知が可能となり、遊
技者の「大当たり」発生への期待感をより高めることが
可能な遊技機を提供することができる。
【0273】また、請求項5に係る遊技機では、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前
記再変動パターンの最初の一旦停止図柄は、リーチハズ
レであるため、リーチハズレ後の前記繰り返し回数が予
告報知される。これにより、リーチハズレ後の再変動回
数が予告報知されるため、遊技者の「大当たり」発生へ
の期待感を高めることが可能となると共に、遊技者の興
味を更に引きつけ、且つ興趣をより増大させることが可
能な遊技機を提供することができる。
【0274】更に、請求項6に係る遊技機では、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前
記再変動パターンの最初の一旦停止図柄は、遊技者に有
利な特別遊技状態(いわゆる「大当たり」遊技状態)が
発生する所定の態様であるため、特別遊技状態発生後の
前記繰り返し回数が予告報知される。これにより、「大
当たり」発生後の再変動回数が予告報知されるため、遊
技者のいわゆる確率変動遊技状態の発生への期待感を高
めることが可能となると共に、遊技者の興味を更に引き
つけ、且つ興趣をより増大させることが可能な遊技機を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した正
面図である。
【図2】第1実施形態に係るパチンコ機の制御回路部の
システム構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態に係るパチンコ機の制御回路部の
メモリの構成を示すブロック図である。
【図4】第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回路
の概略システム構成を示すブロック図である。
【図5】第1実施形態に係るパチンコ機のメモリの大当
り図柄記憶エリアに記憶される大当り図柄データテーブ
ルの一例を示す図である。
【図6】第1実施形態に係るパチンコ機のメモリのリー
チ図柄群記憶エリアに記憶されるリーチ図柄群データテ
ーブルの一例を示す図である。
【図7】第1実施形態に係るパチンコ機のメモリの大当
り再変動パターン記憶エリアに記憶される大当り再変動
パターンテーブルの一例を示す図である。
【図8】第1実施形態に係るパチンコ機のメモリの確変
再変動パターン記憶エリアに記憶される確変再変動パタ
ーンテーブルの一例を示す図である。
【図9】第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回路
のプログラムROMの通常再変動データ記憶エリアに記
憶される大当り再変動表示データテーブルの一例を示す
図である。
【図10】第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回
路のプログラムROMの選択データ記憶エリアに記憶さ
れる一旦停止図柄選択データテーブルの一例を示す図で
ある。
【図11】第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回
路のプログラムROMの確変再変動データ記憶エリアに
記憶される確変再変動表示データテーブルの一例を示す
図である。
【図12】第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回
路のキャラクタROMのリーチ図柄記憶エリアに記憶さ
れるリーチ図柄データテーブルの一例を示す図である。
【図13】第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回
路のキャラクタROMの一旦停止図柄記憶エリアに記憶
される一旦停止図柄データテーブルの一例を示す図であ
る。
【図14】第1実施形態に係るパチンコ機の第1種始動
口にパチンコ球が入賞した場合の制御回路部のCPUが
実行する始動口入賞処理を示すフローチャートである。
【図15】第1実施形態に係るパチンコ機の「確変獲得
処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
【図16】第1実施形態に係るパチンコ機の「大当たり
図柄と再変動パターンの選択処理」のサブ処理を示すサ
ブフローチャートである。
【図17】第1実施形態に係るパチンコ機の「大当たり
遊技処理」のサブ処理を示すサブフローチャートであ
る。
【図18】第1実施形態に係るパチンコ機の表示制御回
路の表示用CPUが実行する図柄変動開始指令信号に対
応する制御処理を示すフローチャートである。
【図19】第1実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(1)は左列・中列・右列の各変動
領域に表示される変動図柄が高速変動している状態を模
式的に示す画像図、(2)は左列の変動図柄が低速変動
に変わり、中列・右列の各変動領域に表示される変動図
柄が高速変動している状態を模式的に示す画像図、
(3)は左列の変動図柄が「6」で一旦停止して、右列
の変動図柄が低速変動に変わり、中列の変動領域に表示
される変動図柄が高速変動している状態を模式的に示す
画像図、(4)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一
旦停止して、中列の変動領域に表示される変動図柄が高
速変動している状態を模式的に示す画像図である。
【図20】第1実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(5)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が低速変動して
いる状態を模式的に示す画像図、(6)は左列・中列・
右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「656」で
一旦停止して表示されると共に、最初の「残り3回」の
再変動可能回数が画面の下方に表示される状態を模式的
に示す画像図、(7)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始した
状態を模式的に示す画像図、(8)は左列と右列の各変
動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が低速
変動している状態を模式的に示す画像図である。
【図21】第1実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(9)は左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部に変動図柄が「626」で一旦停止して
表示されると共に、「残り2回」の再変動可能回数が画
面の下方に表示される状態を模式的に示す画像図、(1
0)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止し
て、中列が再度高速変動を開始した状態を模式的に示す
画像図、(11)は左列と右列の各変動図柄が「6」で
一旦停止して、中列の変動図柄が低速変動している状態
を模式的に示す画像図、(12)は左列・中列・右列の
各変動領域の略中央部に変動図柄が「696」で一旦停
止して表示されると共に、「残り1回」の再変動可能回
数が画面の下方に表示される状態を模式的に示す画像図
である。
【図22】第1実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(13)は左列と右列の各変動図柄
が「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始し
た状態を模式的に示す画像図、(14)は左列と右列の
各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が
低速変動している状態を模式的に示す画像図、(15)
は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄
が「666」で一旦停止して表示される状態を模式的に
示す画像図、(16)は確定停止信号が入力されて左列
・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「6
66」で確定停止して表示される状態を模式的に示す画
像図である。
【図23】第1実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
画像で、(1)は左列・中列・右列の各変動領域の略中
央部に変動図柄が「666」で一旦停止して表示される
と共に、左列・中列・右列の各変動図柄が揃った状態で
再変動可能回数が「残り3回」であることが画面の下方
に表示された状態を模式的に示す画像図、(2)は第1
回目の「一旦停止図柄」への変動状態を模式的に示す
図、(3)は第1回目の変動後表示される「一旦停止図
柄」が表示されると共に、左列・中列・右列の各変動図
柄が揃った状態で再変動可能回数が「残り2回」である
ことが画面の下方に表示された状態を模式的に示す画像
図、(4)は第2回目の「一旦停止図柄」への変動状態
を模式的に示す図である。
【図24】第1実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
画像で、(5)は第2回目の変動後表示される「一旦停
止図柄」が表示されると共に、左列・中列・右列の各変
動図柄が揃った状態で再変動可能回数が「残り1回」で
あることが画面の下方に表示された状態を模式的に示す
画像図、(6)は第3回目の「一旦停止図柄」への変動
状態を模式的に示す図、(7)は第3回目の「一旦停止
図柄」である「777」の一旦停止状態を示す図、
(8)は確定停止信号を受けて確定停止した状態を示す
図である。
【図25】第2実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(1)は左列・中列・右列の各変動
領域に表示される変動図柄が高速変動している状態を模
式的に示す画像図、(2)は左列の変動図柄が低速変動
に変わり、中列・右列の各変動領域に表示される変動図
柄が高速変動している状態を模式的に示す画像図、
(3)は左列の変動図柄が「6」で一旦停止して、右列
の変動図柄が低速変動に変わり、中列の変動領域に表示
される変動図柄が高速変動している状態を模式的に示す
画像図、(4)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一
旦停止して、中列の変動領域に表示される変動図柄が高
速変動している状態を模式的に示す画像図である。
【図26】第2実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(5)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が低速変動して
いる状態を模式的に示す画像図、(6)は左列・中列・
右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「656」で
一旦停止して表示されると共に、再変動可能な「第1変
動可能回数」の「4回」に対応する4個のチャンスマー
クが画面の下方に表示される状態を模式的に示す画像
図、(7)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停
止して、中列が再度高速変動を開始した状態を模式的に
示す画像図、(8)は左列と右列の各変動図柄が「6」
で一旦停止して、中列の変動図柄が低速変動している状
態を模式的に示す画像図である。
【図27】第2実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(9)は左列・中列・右列の各変動
領域の略中央部に変動図柄が「656」で一旦停止して
表示されると共に、再変動可能な「第1変動可能回数」
の「残り3回」に対応する「X」が付された1個のチャ
ンスマークと「X」が付されていない3個のチャンスマ
ークが画面の下方に表示される状態を模式的に示す画像
図、(10)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦
停止して、中列が再度高速変動を開始した状態を模式的
に示す画像図、(11)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が低速変動して
いる状態を模式的に示す画像図、(12)は左列・中列
・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が「696」
で一旦停止して表示されると共に、再変動可能な「第1
変動可能回数」の「残り2回」に対応する「X」が付さ
れた2個のチャンスマークと「X」が付されていない2
個のチャンスマークが画面の下方に表示される状態を模
式的に示す画像図である。
【図28】第1実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す画像で、(13)は左列と右列の各変動図柄
が「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始し
た状態を模式的に示す画像図、(14)は左列と右列の
各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が
低速変動している状態を模式的に示す画像図、(15)
は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄
が「666」で一旦停止して表示されると共に、再変動
可能な「第1変動可能回数」の「残り1回」に対応する
「X」が付された3個のチャンスマークと「X」が付さ
れていない1個のチャンスマークが画面の下方に表示さ
れる状態を模式的に示す画像図、(16)は確定停止信
号が入力されて左列・中列・右列の各変動領域の略中央
部に変動図柄が「666」で確定停止して表示される状
態を模式的に示す画像図である。
【図29】第2実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
画像で、(1)は左列・中列・右列の各変動領域の略中
央部に変動図柄が「666」で一旦停止して表示される
と共に、左列・中列・右列の各変動図柄が揃った状態で
再変動可能回数の「4回」に対応する4個のチャンスマ
ークが画面の下方に表示される状態を模式的に示す画像
図、(2)は第1回目の「一旦停止図柄」への変動状態
を模式的に示す画像図、(3)は第1回目の変動後表示
される「一旦停止図柄」が表示されると共に、左列・中
列・右列の各変動図柄が揃った状態で再変動可能回数が
「残り3回」であることが画面の下方に表示された状態
を模式的に示す画像図、(4)は第2回目の「一旦停止
図柄」への変動状態を模式的に示す図である。
【図30】第2実施形態に係るパチンコ機1のLCD表
示器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示
される変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
画像で、(5)は第2回目の変動後表示される「一旦停
止図柄」が表示されると共に、左列・中列・右列の各変
動図柄が揃った状態で再変動可能回数が「残り2回」で
あることが画面の下方に表示された状態を模式的に示す
画像図、(6)は第3回目の「一旦停止図柄」への変動
状態を模式的に示す図、(7)は第3回目の変動後表示
される「一旦停止図柄」が表示されると共に、左列・中
列・右列の各変動図柄が揃った状態で再変動可能回数が
「残り1回」であることが画面の下方に表示された状態
を模式的に示す画像図、(8)は確定停止信号を受けて
確定停止した状態を示す図である。
【図31】第3実施形態に係るパチンコ機全体を示した
正面図である。
【図32】第3実施形態に係るパチンコ機の制御回路部
のシステム構成を示すブロック図である。
【図33】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(1)は左列・中列・右列の各変動領
域に表示される変動図柄が高速変動している状態の画像
図と7セグメントLEDの表示を模式的に示す図、
(2)は左列の変動図柄が低速変動に変わり、中列・右
列の各変動領域に表示される変動図柄が高速変動してい
る状態の画像図と7セグメントLEDの表示を模式的に
示す図、(3)は左列の変動図柄が「6」で一旦停止し
て、右列の変動図柄が低速変動に変わり、中列の変動領
域に表示される変動図柄が高速変動している状態の画像
図と7セグメントLEDの表示を模式的に示す図であ
る。
【図34】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(4)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列の変動領域に表示される変
動図柄が高速変動している状態の画像図と7セグメント
LEDの表示を模式的に示す図、(5)は左列と右列の
各変動図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が
低速変動している状態の画像図と7セグメントLEDの
表示を模式的に示す図、(6)は左列・中列・右列の各
変動領域の略中央部に変動図柄が「656」で一旦停止
して表示される画像図と、最初の「残り3回」の再変動
可能回数が7セグメントLEDに表示される状態を模式
的に示す図である。
【図35】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(7)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始した
状態の画像図と7セグメントLEDの表示を模式的に示
す図、(8)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦
停止して、中列の変動図柄が低速変動している状態の画
像図と7セグメントLEDの表示を模式的に示す画像
図、(9)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部
に変動図柄が「626」で一旦停止して表示される画像
図と、「残り2回」の再変動可能回数が7セグメントL
EDに表示される状態を模式的に示す図である。
【図36】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(10)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始した
状態の画像図と7セグメントLEDの表示を模式的に示
す図、(11)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一
旦停止して、中列の変動図柄が低速変動している状態の
画像図と7セグメントLEDの表示を模式的に示す図、
(12)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に
変動図柄が「696」で一旦停止して表示される画像図
と、「残り1回」の再変動可能回数が7セグメントLE
Dに表示される状態を模式的に示す図である。
【図37】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(13)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始した
状態の画像図と7セグメントLEDを模式的に示す図、
(14)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止
して、中列の変動図柄が低速変動している状態の画像図
と7セグメントLEDを模式的に示す図、(15)は左
列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が
「666」で一旦停止して表示される状態画像図と、
「残り0回」の再変動可能回数が7セグメントLEDに
表示される状態を模式的に示す図である。
【図38】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(16)は確定停止信号が入力されて
左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が
「666」で確定停止して表示される画像図と7セグメ
ントLEDに表示される状態を模式的に示す図である。
【図39】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
図で、(1)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央
部に変動図柄が「666」で一旦停止して表示される画
像図と、7セグメントLEDに左列・中列・右列の各変
動図柄が揃った状態で再変動可能な回数が「残り3回」
であることが表示された状態を模式的に示す図、(2)
は第1回目の「一旦停止図柄」への変動状態を示す画像
図と、7セグメントLEDの表示を模式的に示す図、
(3)は第1回目の変動後表示される「一旦停止図柄」
が表示される画像図と、7セグメントLEDの表示を模
式的に示す図である。
【図40】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
図で、(4)は第2回目の「一旦停止図柄」への変動状
態を模式的に示す画像図と、7セグメントLEDの表示
を模式的に示す図、(5)は第2回目の変動後表示され
る「一旦停止図柄」が表示される画像図と、7セグメン
トLEDの表示を模式的に示す図、(6)は第3回目の
「一旦停止図柄」への変動状態を模式的に示す画像図
と、7セグメントLEDの表示を模式的に示す図であ
る。
【図41】第3実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
図で、(7)は第3回目の「一旦停止図柄」である「7
77」の一旦停止状態を示す画像図と、7セグメントL
EDの表示を模式的に示す図、(8)は確定停止信号を
受けて確定停止した状態を示す画像図と、7セグメント
LEDの表示を模式的に示す図である。
【図42】第4実施形態に係るパチンコ機全体を示した
正面図である。
【図43】第4実施形態に係るパチンコ機の制御回路部
のシステム構成を示すブロック図である。
【図44】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(1)は左列・中列・右列の各変動領
域に表示される変動図柄が高速変動している状態の画像
図と各LEDの駆動状態を模式的に示す図、(2)は左
列の変動図柄が低速変動に変わり、中列・右列の各変動
領域に表示される変動図柄が高速変動している状態の画
像図と各LEDの駆動状態を模式的に示す図、(3)は
左列の変動図柄が「6」で一旦停止して、右列の変動図
柄が低速変動に変わり、中列の変動領域に表示される変
動図柄が高速変動している状態の画像図と各LEDの駆
動状態を模式的に示す図である。
【図45】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(4)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列の変動領域に表示される変
動図柄が高速変動している状態の画像図と各LEDの駆
動状態を模式的に示す図、(5)は左列と右列の各変動
図柄が「6」で一旦停止して、中列の変動図柄が低速変
動している状態の画像図と各LEDの駆動状態を模式的
に示す図、(6)は左列・中列・右列の各変動領域の略
中央部に変動図柄が「656」で一旦停止して表示され
る画像図と、最初の再変動可能回数が「残り2回」の場
合の各LEDの駆動状態を模式的に示す図である。
【図46】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(7)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始した
状態の画像図と各LEDの駆動状態を模式的に示す図、
(8)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止し
て、中列の変動図柄が低速変動している状態の画像図と
各LEDの駆動状態を模式的に示す画像図、(9)は左
列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が
「626」で一旦停止して表示される画像図と、再変動
可能回数が「残り1回」の場合の各LEDの駆動状態を
模式的に示す図である。
【図47】第4実施形態に係るパチンコ機71のLCD
表示器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表
示される変動図柄が時短・確変モードを獲得していない
通常の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表
示の一例を示す図で、(10)は左列と右列の各変動図
柄が「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始
した状態の画像図と各LEDの駆動状態を模式的に示す
図、(11)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦
停止して、中列の変動図柄が低速変動している状態の画
像図と各LEDの駆動状態を模式的に示す図、(12)
は左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄
が「696」で一旦停止して表示される画像図と、再変
動可能回数が「残り0回」の場合の各LEDの駆動状態
を模式的に示す図である。
【図48】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(13)は左列と右列の各変動図柄が
「6」で一旦停止して、中列が再度高速変動を開始した
状態の画像図と各LEDの駆動状態を模式的に示す図、
(14)は左列と右列の各変動図柄が「6」で一旦停止
して、中列の変動図柄が低速変動している状態の画像図
と各LEDの駆動状態を模式的に示す図、(15)は左
列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が
「666」で一旦停止して表示される状態画像図と各L
EDの駆動状態を模式的に示す図である。
【図49】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得していない通常
の「大当たり」になる大当たり図柄「666」の表示の
一例を示す図で、(16)は確定停止信号が入力されて
左列・中列・右列の各変動領域の略中央部に変動図柄が
「666」で確定停止して表示される画像図と各LED
の駆動状態を模式的に示す図である。
【図50】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
図で、(1)は左列・中列・右列の各変動領域の略中央
部に変動図柄が「666」で一旦停止して表示される画
像図と、左列・中列・右列の各変動図柄が揃った状態で
再変動可能な回数が「残り2回」であることを表示する
各LEDの駆動状態を模式的に示す図、(2)は第1回
目の「一旦停止図柄」への変動状態を示す画像図と、各
LEDの駆動状態を模式的に示す図、(3)は第1回目
の変動後表示される「一旦停止図柄」が表示される画像
図と、各LEDの駆動状態を模式的に示す図である。
【図51】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
図で、(4)は第2回目の「一旦停止図柄」への変動状
態を模式的に示す画像図と、各LEDの駆動状態を模式
的に示す図、(5)は第2回目の変動後表示される「一
旦停止図柄」が表示される画像図と、各LEDの駆動状
態を模式的に示す図、(6)は第3回目の「一旦停止図
柄」への変動状態を模式的に示す画像図と、各LEDの
駆動状態を模式的に示す図である。
【図52】第4実施形態に係るパチンコ機のLCD表示
器に表示される左列・中列・右列の各変動領域に表示さ
れる変動図柄が時短・確変モードを獲得した「大当た
り」になる大当たり図柄「777」の表示の一例を示す
図で、(7)は第3回目の「一旦停止図柄」である「7
77」の一旦停止状態を示す画像図と、各LEDの駆動
状態を模式的に示す図、(8)は確定停止信号を受けて
確定停止した状態を示す画像図と、各LEDの駆動状態
を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1、71、75 パチンコ機 2 遊技盤 12 LCD表示器 19 第1種始動口 20 制御回路部 21 CPU 27 メモリ 31 表示制御回路 41 表示用CPU 43 プログラムROM 65 チャンスマーク 73 7セグメントLED 77、78、79、80 LED

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられて変動図柄を表示す
    る特別図柄表示装置と、 前記変動図柄が変動後一旦停止して、再度、変動と一旦
    停止とを所定回数繰り返した後確定停止する複数の再変
    動パターンを記憶する再変動パターン記憶手段と、 前記複数の再変動パターンから一の再変動パターンを選
    択して、この再変動パターンに基づいて変動図柄を特別
    図柄表示装置を介して表示する再変動表示手段とを備え
    た遊技機において、 前記再変動表示手段によって選択された再変動パターン
    の確定停止するまでの変動と一旦停止との繰り返し回数
    を一旦停止開始時から次の回の変動開始時までの間に予
    告報知可能な再変動回数予告報知手段を備えたことを特
    徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 所定の第1確率に基づいて一の回数値を
    選択する回数値選択手段を備え、 前記再変動回数予告報知手段は、前記繰り返し回数又は
    該繰り返し回数に前記回数値選択手段によって選択され
    た回数値を加算した回数若しくは減算した回数のうちい
    ずれかの回数を所定の第2確率に基づき選択して予告報
    知可能なことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記再変動回数予告報知手段は、前記特
    別図柄表示装置を介して予告報知可能なことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技領域に設けられて前記繰り返し回数
    を表示する回数表示装置を備え、 前記再変動回数予告報知手段は、前記回数表示装置を介
    して予告報知可能なことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記再変動パターンの最初の一旦停止図
    柄は、リーチハズレであることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記再変動パターンの最初の一旦停止図
    柄は、遊技者に有利な特別遊技状態が発生する所定の態
    様であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の遊技機。
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