JP2002355329A - 一斉開放弁の感知配管用感知ヘッド - Google Patents
一斉開放弁の感知配管用感知ヘッドInfo
- Publication number
- JP2002355329A JP2002355329A JP2001167712A JP2001167712A JP2002355329A JP 2002355329 A JP2002355329 A JP 2002355329A JP 2001167712 A JP2001167712 A JP 2001167712A JP 2001167712 A JP2001167712 A JP 2001167712A JP 2002355329 A JP2002355329 A JP 2002355329A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piping
- sensitive
- head
- valve body
- discharge port
- Prior art date
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- Pending
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- Safety Valves (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 凍結を未然に防止できて感知配管などの機器
の破損や水損が免れる一斉開放弁の感知配管用感知ヘッ
ドを得る。 【解決手段】 ヘッド本体1の放出口1aを開閉する安
全弁体2と、この安全弁体2を先端側で支持すると共に
感知配管内に過度の圧力が掛かったときに放出口1aが
開くように安全機能を作用させる弁体常閉用弾機3と、
この弾機3の基端側を保持する保持部材4とを備え、か
つ弾機3を火災熱で溶ける材料により構成してなる。
の破損や水損が免れる一斉開放弁の感知配管用感知ヘッ
ドを得る。 【解決手段】 ヘッド本体1の放出口1aを開閉する安
全弁体2と、この安全弁体2を先端側で支持すると共に
感知配管内に過度の圧力が掛かったときに放出口1aが
開くように安全機能を作用させる弁体常閉用弾機3と、
この弾機3の基端側を保持する保持部材4とを備え、か
つ弾機3を火災熱で溶ける材料により構成してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スプリンクラー
設備,泡消火設備等に使用する一斉開放弁の感知配管用
感知ヘッドに関するものである。
設備,泡消火設備等に使用する一斉開放弁の感知配管用
感知ヘッドに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の一斉開放弁の感
知配管は、火災熱による感熱作動により感知ヘッドの放
出口が開くと、感知配管内の消火液が前記放出口から抜
けて一斉開放弁が開くようになっているので、常時は感
知配管内に消火液が充満した状態になっている。そのた
めにこの消火液が感知配管内で凍結すると、感知配管な
どの機器が破損し、水損が発生するという問題点があ
る。
知配管は、火災熱による感熱作動により感知ヘッドの放
出口が開くと、感知配管内の消火液が前記放出口から抜
けて一斉開放弁が開くようになっているので、常時は感
知配管内に消火液が充満した状態になっている。そのた
めにこの消火液が感知配管内で凍結すると、感知配管な
どの機器が破損し、水損が発生するという問題点があ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる問題点
を解消するためになされたもので、放出口を開閉する安
全弁体に感知配管内に過度の圧力が掛かると開く安全機
能を兼ね備えさせることにより、感知配管内の消火液が
凍結しかけてその体積が膨張し感知配管内の圧力が上昇
すると放出口が開くので、感知配管内で凍結しかけた消
火液が放出口から抜けて凍結を未然に防止でき、ひいて
は感知配管などの機器の破損や水損が免れる。
を解消するためになされたもので、放出口を開閉する安
全弁体に感知配管内に過度の圧力が掛かると開く安全機
能を兼ね備えさせることにより、感知配管内の消火液が
凍結しかけてその体積が膨張し感知配管内の圧力が上昇
すると放出口が開くので、感知配管内で凍結しかけた消
火液が放出口から抜けて凍結を未然に防止でき、ひいて
は感知配管などの機器の破損や水損が免れる。
【0004】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の一実施
の形態を図1について説明する。図1は感知ヘッドの縦
断側面図である。
の形態を図1について説明する。図1は感知ヘッドの縦
断側面図である。
【0005】図において、1はヘッド本体、2はヘッド
本体1の放出口1aを開閉する安全弁体、3は安全弁体
2を先端側で支持すると共に感知配管内に過度の圧力が
掛かったときに放出口1aが開くように安全機能を作用
させる弁体常閉用弾機、4は弾機3の基端側を保持する
保持部材で、火災熱で溶ける材料により構成されかつア
ーム5によりヘッド本体1に支持されている。
本体1の放出口1aを開閉する安全弁体、3は安全弁体
2を先端側で支持すると共に感知配管内に過度の圧力が
掛かったときに放出口1aが開くように安全機能を作用
させる弁体常閉用弾機、4は弾機3の基端側を保持する
保持部材で、火災熱で溶ける材料により構成されかつア
ーム5によりヘッド本体1に支持されている。
【0006】これを一斉開放弁の感知配管に用いると、
火災熱により保持部材4が溶けるので、弾機3のバネ力
が消失して安全弁体2が開き、感知配管内の消火液が放
出口1aから放出されて一斉開放弁が開く。
火災熱により保持部材4が溶けるので、弾機3のバネ力
が消失して安全弁体2が開き、感知配管内の消火液が放
出口1aから放出されて一斉開放弁が開く。
【0007】感知配管としての常時は弾機3のバネ力に
より安全弁体2が放出口1aを閉じているが、感知配管
内の消火液が凍結しかけて体積が膨張し感知配管内の圧
力が上昇すると、この感知配管内の過度の圧力により弾
機3のバネ力が負けて安全弁体2が開くので、感知配管
内で凍結しかけた消火液が放出口1aから抜ける。
より安全弁体2が放出口1aを閉じているが、感知配管
内の消火液が凍結しかけて体積が膨張し感知配管内の圧
力が上昇すると、この感知配管内の過度の圧力により弾
機3のバネ力が負けて安全弁体2が開くので、感知配管
内で凍結しかけた消火液が放出口1aから抜ける。
【0008】実施の形態2.上記実施の形態1では保持
部材4を火災熱で溶ける材料により構成したものを示し
たが、図2に示すように弾機3Aを火災熱で溶ける材料
により構成しても上記実施の形態1と同様の効果が得ら
れる。なお、この場合保持部材4Aは火災熱により溶け
ない材料とすることは勿論である。
部材4を火災熱で溶ける材料により構成したものを示し
たが、図2に示すように弾機3Aを火災熱で溶ける材料
により構成しても上記実施の形態1と同様の効果が得ら
れる。なお、この場合保持部材4Aは火災熱により溶け
ない材料とすることは勿論である。
【0009】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば放出口
を開閉する安全弁体が感知配管内に過度の圧力が掛かる
と開く安全機能を兼ね備えているので、感知配管内の消
火液が凍結しかけてその体積が膨張し感知配管内の圧力
が上昇すると放出口が開いて感知配管内で凍結しかけた
消火液が放出口から抜けて凍結を未然に防止でき、ひい
ては感知配管などの機器の破損や水損が免れるという効
果が得られる。
を開閉する安全弁体が感知配管内に過度の圧力が掛かる
と開く安全機能を兼ね備えているので、感知配管内の消
火液が凍結しかけてその体積が膨張し感知配管内の圧力
が上昇すると放出口が開いて感知配管内で凍結しかけた
消火液が放出口から抜けて凍結を未然に防止でき、ひい
ては感知配管などの機器の破損や水損が免れるという効
果が得られる。
【図1】この発明の実施の形態1を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図2】この発明の実施の形態2を示す縦断側面図であ
る。
る。
1 ヘッド本体 1a 放出口 2 安全弁体 3 弾機 4 保持部材
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッド本体の放出口を開閉する安全弁体
と、この安全弁体を先端側で支持すると共に感知配管内
に過度の圧力が掛かったときに前記放出口が開くように
安全機能を作用させる弁体常閉用弾機と、この弾機の基
端側を保持する保持部材とを備え、かつ前記弾機および
保持部材のいずれかを火災熱で溶ける材料により構成し
たことを特徴とする一斉開放弁の感知配管用感知ヘッ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001167712A JP2002355329A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 一斉開放弁の感知配管用感知ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001167712A JP2002355329A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 一斉開放弁の感知配管用感知ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002355329A true JP2002355329A (ja) | 2002-12-10 |
Family
ID=19010057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001167712A Pending JP2002355329A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 一斉開放弁の感知配管用感知ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002355329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005526941A (ja) * | 2002-05-24 | 2005-09-08 | シュレイダー ブリッジポート インターナショナル インコーポレイテッド | 熱及び圧力両用のリリーフ弁 |
JP2012239505A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Taisei Corp | 散水設備 |
-
2001
- 2001-06-04 JP JP2001167712A patent/JP2002355329A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005526941A (ja) * | 2002-05-24 | 2005-09-08 | シュレイダー ブリッジポート インターナショナル インコーポレイテッド | 熱及び圧力両用のリリーフ弁 |
JP2012239505A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Taisei Corp | 散水設備 |
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