JPH05504393A - 枢動ラッチ付流体制御弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 枢動ラッチ付流体制御弁装置 本発明は、流体制御弁装置に関し、特に、可燃性又は危険な流体の供給ラインに 設けられて通常は開状態であるが、危険な事態が発生した場合に当該危険流体の 吐出点への供給を遮断すべく自動的に閉塞せしめられる弁装置に関する。

この弁は、可溶融リンクによって開状態に維持せしめられ、このリンクはスプリ ングバイアスされたバルブを開位置に維持する枢動ラッチに係止している。また 、この可溶融リンクは、火災の場合生ずる高温状態の如き所定状態の下で溶融し て、上記ラッチを開放するので、バルブが危険流体を停止する閉塞位置に達して 火災等の危険状態を制御する。

情報開示記載 種々の周囲条件によって自動的に作動する弁装置は良く知られている。かかる弁 装置のうち、スプリンクラ−に接続した水供給ライン内に配設される弁があり、 かかる弁は、周囲温度が非安全レベルを超えたとき複数のスプリンクラ−ヘッド から水を放出するように自動的に開となる。上記した親出願において引用した従 来例は、本発明に均等な構成を含まない。

発明の概要 本発明の目的は、可燃性流体供給ラインに素早くかつ容易に取り付けられ得る流 体制御弁装置であって、スプリング・〈イアスされたバルブに係合する枢動ラッ チを開放自在に維持する可溶性リンクによって開位置に維持されるノくルブを含 み、火災の際に生ずる高温状態によって該可溶性リンクが破壊され、この可溶性 リンクの破壊によってスプリングバイアスされた弁が閉成位置に移動して火災現 場への可燃性流体の供給を遮断する流体制御弁を提供することを目的とする。

本発明の他の目的は枢動ランチが外部バネ力によらずにスプリングバイアス弁に よって生ずる力が溶融可能リンクの破壊の際当該ラッチが開放位置に達するよう に駆動するようになされた流体制御弁を提供することである。

本発明の更なる目的はバルブステムのピストン面に係合した枢動ラッチを有し当 該ラッチの大部分はハウジングの外側に配置され一端においてハウジングに枢動 自在に支持ネれ他端にて可溶融リンクによってｌ＼ウジングに結合せしめられた ラッチを有する流体制御弁を提供することである。

本発明の更に他の目的は、取付けが容易であり、高信頼性であり、一旦トリガー された後のりでットが容易であり、ガソリンの様な可燃性流体の供給の制御を効 果的にする二とができ、所望の場合は素早い手動開放をなし得るクイ・ツクレリ ースピンを備えた流体制御弁を提供することである。

上記した目的及び他の目的更には有為な作用効果は以下の説明及び特許請求の範 囲によってより明らかにされる横″−造及び動作によって明らかである。以下の 説明においては添付図面の２照がなされ、該添付図面においては同様な参照符は 同様な部分を示す。

図面の簡単な説明 第１図は本発明による流体制御弁装置の側面図であり、流体供給ラインに配置さ れた弁装置を示している。

第２図はバルブハウジングと枢動ラッチの構造の詳細を示す側端面図。

第３図は第２図の３−３線に沿った本発明による弁装置の長手方向断面図であり 、閉弁状態を示している。

第４図は第３図と同様な断面図であり、閉弁状態を示し本発明による流体制御弁 装置は全体として膠照符１０によって示されており、バルブ収納体１２を含んで いる。バルブ収納体１２は互いに対向して配置されたネジ孔１４を有し、ネジ孔 １４はガソリン等の可燃性流体を供給点から排出点に中継する供給パイプ１６と 嵌合する。図においてはネジ嵌合が示されているが、バルブ収納体１２とバイブ １６を有効に結合するための結合形態は種々の形態があり得る。

バルブ収納体１２は内部開口２０を含む横方向延長部１８を有し、内部開口２０ はバルブ収納体に収納される通常のゲートバルブのバルブシート２２に連通し、 パイプ１６の一方から他方へバルブ収納体１２を経て流体が流れ得る。

バルブ収納体１２に往復動自在にゲートバルブメンバー２４が搭載され、ゲート バルブメンバー２４はその軸方向に延在するバルブステム２６を備えている。ゲ ートバルブメンバー２４はバルブシート２２の形状に対応し、ゲートバルブメン バー２４がバルブシート２２に完全に係合したとき、パイプ１６の一方から他方 への流路は第４図に示す如く閉塞される。しかし乍ら、ゲートバルブメンバー２ ４が後退している限り、流路は開状態に維持される。バルブシート及びバルブメ ンバーの形状は種々の変型が考えられ得るが、好ましくは、ステム２６が横方向 延長部１８との関係においては通常の如くシールされている。

横方向延長部１８の外側端部は、その内部にネジ孔を有し、略円筒状のアクチュ エータハウジング３ｏがこれに螺合し、アクチュエータハウジング３０はネジ孔 ２８に螺合した外周ネジ端部３２を有し、バルブステム２６はアクチュエータハ ウジング３０内で往復動自在となっている。アクチュエータハウジング３０は往 復動自在なバルブステムを有する種々のタイプのバルブに結合し得るようになっ ている。図示した如く、アクチュエータハウジング３０の内部はシリンダ３６を 形成し、シリンダ３６はアクチュエータピストンを摺動自在に受容し、アクチュ エータピストン３８はバルブ収納体１２に対面する端部においてフランジ、４０ を有し、バルブステム２６は参照符４２によって示した如くピストン３８の端部 に螺合している。アクチュエータハウジング３０の外側端部には、外周ネジ部４ ４が設けられ、外周ネジ部４４には外周ネジキャップナツト４６が螺合し、キャ ップナツト４６は一対の対向端凹部４８を有し、対向端凹部４８はナツト４６の 締結及び弛緩の為にレンチと係合し得る。ナツト４６の内部にはショルダー５゜ が形成され、ショルダー５ｏは円筒状スプリングバイアスイナの外部フランジ５ ２に係合し、スプリングバイアス圧４は圧縮スプリング５８の一端に係合する内 部端５６を有している。圧縮スプリング５８の他端はピストン３８のフランジ４ ０の内面に係合し、よって、ピストン３８をスプリングバイアスし、バルブステ ム及びバルブメンバー２４を第４図に示す閉塞位置に付勢する。ピストン３８は 外周ショルダー６０を含み、この外周ンヨルダー６ｏはスプリング５８が圧縮さ れている場合のピストン３８の外側への移動を制限してバルブメンバー２４を開 位置に位置せしめる。

ピボットアームの形状の枢動ラッチはアクチュエータハウジング３０の外側にあ って、バルブ収納体１２に結合した端部の近傍において設けられている。ピボッ トアーム６２はピボットピン６４の設けられた端部に向って傾斜し、バルブ収納 体】２から離れた側のピボットアーム６２の端部において一対のマウントラグ６ ６の間に枢動自在に設けられている。マウントラグ６６はアクチュエータハウジ ング３０の外側面に固着されている。枢動ラッチ６２はその内側エツジ６８がア クチュエータハウジング３０の外側面の近傍でかつこれに沿った位置から枢動で きるように、すなわち、第３図に示したラッチ位置から第４図に示した開放位置 に枢動するようにしている。枢動ラッチ６２の内側エツジ６８は、ラッチ部７０ を含み、ラッチ部７０はアクチュエータハウジング３０の開ロア２に嵌入してい る。ラッチ部７０は半径方向の平面７１を有し、平面７１はフランジ４０の外周 側から内側に向って伸長してピストン３８の端部に係合してピストン３８を後退 位置に保持し且つ、コイルスプリング５８を圧縮状態に保持しバルブメンバー２ ４を開位置に保持する。即ち、この場合は、枢動ラッチ６２の内側エツジが第３ 図に示す如くアクチュエータハウジング３０の外側表面に当接している。

可溶融リンク７４はラッチ部７０から遠い方の枢動ラッチ６２の端部をマウント ラグ６６の端部７６にピン７８によって結合する。可溶融リンク７４の他端は脱 着自在ラッチピン８０によって枢動ラッチ６２に結合し、ラッチピン８０はその 一端においてフィンガールー１８２を存し、これによってラッチピン８０は所望 の際可溶融リンクの破壊なしに弁装置を手動にて閉塞するように素早く取り除か れる。

第３図に示す如く弁装置が開状態にロックされているとき、高温状態が発生する と可溶融リンクは溶融すなわち破壊し枢動ラッチ６２を開放し、圧縮スプリング ５８によるピストン３８に加わる軸方向力によって外側に付勢される。

この力は枢動ラッチ６２をピボットピン６４の回りに外側方向に枢動せしめロッ ク部７０をフランジ４０の係合状態から後退せしめて圧縮スプリング５８がバル ブメンバーをして素早く閉塞せしめる。

弁装置が一端閉塞した後これをリセットする場合は、ネジロッド８４の如きツー ルがピストン３８のネジ端部の内部にねじ込まれる。ピストン３８のねじ端部８ ６はリテイナ−５４の端部より外側に突出している。ネジロッド８４の端部は平 坦部８８を有し、ピストン３８の外側端部は平坦部８７を有する。平坦部８７は レンチ等のツールに係合し得る。スラストナツト９０がネジロッド８４に螺合し ナツト９０とリテイナ−５４との間には、第４図に示す如く、円筒状のスラスト スリーブ９２が介装せしめられナツト９０がピストン３８を後退せしめスプリン グ５８を圧縮して第３図に示す如く枢動ラッチ６６が戻され得る位置にフランジ ４０を後退せしめる。ピン７８及び８０を交換する事によって破壊された可溶融 リンクを新しい可溶融リンクに置き換えて再び新しい可溶融リンクによってラグ ６６の端部７４及び枢動ラッチ６６の端部に結合する。第３図に示す如くピスト ン３８の端部はリティナ−５４を越えて伸長しナツト４６はアクチュエータピス トンが後退位置にあること及び流体制御弁が作動状態にあり可溶融リンクの破壊 °　又はビン８０の除去によって閉塞され得ることを示す可視インジケータとし て働く。

ナツト４６は装置全体を保持し、スプリング５８のスラスト力を保持しハウジン グ３０内にリティナ−５４を保持する。アクチュエータピストン及びバルブステ ムのねじ結゛合４０によってピストン３８に結合するバルブステムを有する種々 のタイプのバルブを用いる事を可能にしている。

可溶融リンク７４は所望の温度に応答する感熱合金によって形成され例えば約５ ７℃（１３５″Ｆ）のような比較的低温の溶融開始点を備えて種々の温度範囲応 答できるようにすることが可能である。引き抜きピンは温度上昇に関係のない非 常事態において素早く弁を閉成することを可能にしている。このとき、枢動ラッ チ６２は開放位置に達してピストンを開放して弁の素早い閉塞を可能にする。ア クチュエータハウジング３０の外側表面は赤又は意味のある色によって塗布され て弁装置が流体制御装置であることを示すことも出来る。

上記したことは本発明の原理を示すためだけであり、当業者によれば種々の変形 が容易に可能であり、ここに示し説明した構成及び動作に本発明が限定されるべ きではなく、従って本発明の範囲に入る種々の変形や均等物が考えられる。

第２図 発明の要約　（翻訳文）　゛ 発明の要約 可燃性若しくは危険な流体の供給ライン（１６）に配設され通常は開状態であり 危険状態の発生の際、放出点への危険な流体の供給を遮断すべく自動的に閉塞す るバルブ（１０）。

バルブ（１０）はバルブを開位置に保持するスプリングバイアスバルブク２４） に係合する枢動ラッチ（６２）を保持する可溶融リンク（７４）によって開位置 に保持される。可溶融リンク（７４）は火災の際に生ずる高温状態の所定の条件 の下に溶融し、ラッチ（６２）を開放してバルブ（２４）を閉塞位置に移動せし めて可燃流体の供給を停止して火災又はその他の危険状態を制御する。

国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．流体通路を有しかつ可燃性流体の供給ラインに結合さるべき弁収納体を有す る流体制御弁装置であって、前記弁収納体はバルブシート、前記バルブシートと 選択的に係合して前記流路を閉塞するバルブメンバーと、前記バルブメンバーを 前記バルブシートに係合するようにバイアスするスプリング手段と、前記流路の 中を流体が流れ得る位置に前記バルブメンバーを開放自在に保持する手段と、前 記バルブメンバーを開放位置に保持する保持手段を非作動状態として前記バルブ メンバーを自動的に開放して所定温度を超えた温度状態において前記流路を遮断 する感温手段とを含み、 前記スプリング手段は、前記弁収納体に結合したハウジングと、前記ハウジング 内のアクチュエータピストンと、前記アクチュエータピストンを前記バルブメン バーに結合する手段と、前記アクチュエータピストン及び前記ハウジングに対し て前記アクチュエータピストン及び前記バルブメンバーを動かして前記バルブメ ンバーをして前記バルブシートに係合せしめる圧縮スプリングとからなり、前記 バルブメンバーを流路開放位置に保持する手段は、前記ハウジングに搭載されか つ前記アクチュエータピストンに係合して前記アクチュエータピストンを前記コ イルスプリングが圧縮された状態の後退位置に保持する枢動ラッチを含み、 前記感温手段は前記枢動ラッチの一部を前記アクチュエータハウジングに結合し て前記枢動ラッチを前記アクチュエータピストンに係合した状態に保持する可溶 融リンクを含み、 前記可溶触リンクは前記高温状態に応答して破壊され、前記アクチュエータピス トンのスプリングバイアスによって前記枢動ラッチが開放位置に枢動して前記バ ルブメンバーが閉塞するようになされたことを特徴とする流体制御弁装置。
2. ２．請求項１記載の弁装置であって、前記可溶融リンクの一端は脱着自在ピンに よって係止され、前記脱着自在ピンはその一端においてハンドル手段を有し、こ れによって前記ピンの素早い除去を可能とし前記可溶融リンクの除去を可能とし て前記枢動ラッチを開放して前記バルブメンバーの素早い閉塞を可能にしたこと を特徴とする弁装置。
3. ３．請求項２記載の弁装置であって、前記アクチュエータピストンは前記ハウジ ング内に摺動自在に収納されたフランジを含み、前記ハウジングは横方向開口部 を有し、前記枢動ラッチは前記横方向開口内に嵌入される突出ラグを有し、前記 突出ラグは前記枢動ラッチが前記可溶融リンクによってロック位置に保持されて いるとき前記フランジの面に係合することを特徴とする弁装置。
4. ４．請求項３記載の弁装置であって、前記バルブ収納体の反対側の前記ハウジン グの端部はネジ込みナット及びスプリングリテイナーを含み、前記アクチュエー タピストンのフランジに前記コイルスプリングを保持し、前記アクチュエータピ ストンは前記スプリングリテイナーを経て前記ハウジングの外側に達し前記バル ブメンバーが開位置にあることを示すことを特徴とする弁装置。
5. ５．請求項４記載の弁装置であって、前記バルブメンバーとは反対の前記アクチ ュエータピストンの端部にはねじ部が形成され、前記アクチュエータピストンを 後退せしめかつ前記スプリングを前記アクチュエータピストンにネジ結合したス プリングを圧縮せしめ前記ハウジングに対して前記アクチュエータピストン及び バルブメンバーを開位置に動かして前記枢動ラッチをロック位置に枢動せしめ新 しい可溶融リンクによってロックされる位置に前記枢動ラッチを位置せしめるツ ールを含むことを特徴とする弁装置。
6. ６．請求項５記載の弁装置であって、前記ツールは前記ハウジングに対して作用 して前記アクチュエータピストンをその後退位置に移動せしめるスラストナット を含む長手外周ネジ部材を含むことを特徴とする弁装置。