JP2002354724A - 永久磁石型発電機 - Google Patents

永久磁石型発電機

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JP2002354724A
JP2002354724A JP2001155510A JP2001155510A JP2002354724A JP 2002354724 A JP2002354724 A JP 2002354724A JP 2001155510 A JP2001155510 A JP 2001155510A JP 2001155510 A JP2001155510 A JP 2001155510A JP 2002354724 A JP2002354724 A JP 2002354724A
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ring
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magnetic
metal ring
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JP2001155510A
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English (en)
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Akihiro Hoshino
昭広 星野
Takao Sakurai
貴夫 桜井
Masao Fujiwara
正雄 藤原
Hirotaka Higashimori
弘高 東森
Katsuhiko Takita
勝彦 田北
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石を締付け補強する保持リングの発熱
を低くして、キュリー点の低い永久磁石が使用できるよ
うにし、且つ、永久磁石の締付強度を強くする。 【解決手段】 回転子1である永久磁石2の外周には薄
い非磁性体の金属リング3が強固に巻かれ、その外周に
はカーボン繊維などの高張力材料を樹脂で固めた繊維リ
ング4が巻かれている。この繊維リング4は、磁束を通
すが電流を流さない非磁性の絶縁体である。永久磁石2
の近傍の磁束分布は均一であり、固定子5に近付くと固
定磁極6に磁束が集中するので磁束分布が不均一とな
る。したがって、磁束分布の均一な金属リングは渦電流
損が少なく発熱も少ない。一方、磁束分布の不均一な繊
維リング4は絶縁体であるので渦電流は流れないため発
熱しない。よって、永久磁石2は殆ど発熱しないので、
常温で強磁性特性を有する安価なネオジウム化合物の磁
石を用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子に永久磁石
を用いた永久磁石型発電機に関し、特に、永久磁石を補
強するための回転子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転子に永久磁石を用いた永久磁石型発
電機は、励磁回路が不用であり励磁電流分の損失がない
ため、高効率な電力が得られるので好んで用いられてい
る。この種の発電機としては、例えば、65,000〜95,000
rpmの超高速なマイクロガスタービン発電機などが知ら
れている。このような超高速発電機は、遠心力で回転子
側の永久磁石が飛散しないように、永久磁石の外周を保
持リングで締め付けて補強している。
【0003】図3は、一般的な超高速用の永久磁石型発
電機の断面構造図である。回転子11側の永久磁石12
の外周には、例えば、インコネル718などの、強度の高
い非磁性体の金属リング13が、永久磁石12を締め付
けるように巻かれている。尚、磁性体の金属リングで
は、永久磁石12からの磁束が金属リング13内で磁気
短絡を起こしてしまうので、通常、非磁性体の金属リン
グ13が用いられている。このような非磁性体の金属リ
ング13は、永久磁石12が超高速で回転しても飛散し
ないように、かなり厚い金属環を用いて永久磁石12を
締め付けて補強している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3におい
て、永久磁石12から流れる磁束は、固定子15側の固
定磁極16の部分が密となり、コイル18が巻かれてい
るスロット17の部分は疎となっている。したがって、
永久磁石12の回転に伴って金属リング13の円周方向
に磁束の変化を生じ、金属リング13に渦電流が流れて
ジュール損失を発生する。このようなジュール損失は金
属リング13及び永久磁石12を発熱させる原因とな
る。
【0005】このような渦電流によるジュール損失は、
一般的に、次の式(1)で示される。 W=kf2Bm22/ρ … (1) 但し、W:ジュール損失、f:磁束変化の周波数(つま
り、発電機の周波数)、k:定数、Bm:最大磁束密度、
t:金属リングの板厚、ρ:金属リングの電気抵抗
【0006】すなわち、式(1)から分かるように、ジ
ュール損失Wは金属リング13の板厚tの二乗に比例し
て発生し、金属リング13や永久磁石12を発熱させて
しまう。したがって、金属リング13に厚い金属環を用
いているとかなりの発熱を生じる。しかも、超高速発電
機に使用されるために磁束変化の周波数fも高くなり、
周波数fの二乗に比例してジュール損失Wが発生するの
で、結果的に、金属リング13や永久磁石12はかなり
の高温となってしまう。このため、永久磁石12は、耐
熱性の高いサマリウムコバルトなどの希土類磁石が用い
られている。このようなサマリウムコバルト磁石はキュ
リー点が800℃程度であり、かなり高温まで安定した磁
束を発生することができる。しかし、サマリウムコバル
ト磁石は高価であるので発電機全体の価格を高くしてし
まうなどの問題がある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、永久磁石を締付け補強するた
めの保持リングの発熱を低くして、キュリー点の低い永
久磁石が使用できるようにし、且つ、永久磁石の締付強
度を強くすることができるような保持リングを備えた永
久磁石型発電機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の永久磁石型発電機は、永久磁石を配置し
た回転子と、永久磁石と対向して配置された固定子とを
備え、永久磁石の外周に、回転トルクによる永久磁石の
飛散を防止するための保持リングを固着した永久磁石型
発電機において、保持リングの半径方向の肉厚の少なく
とも一部は、非磁性体の絶縁材料で形成されていること
を特徴とする。
【0009】すなわち、本発明の永久磁石型発電機によ
れば、永久磁石の飛散を防止するための保持リングの一
部を、特に磁束密度が不均一になる固定子の磁極に近い
部分を絶縁材料で形成すれば、磁束密度の不均一に起因
して回転に伴う磁束変化が生じても、保持リングに渦電
流が流れる虞はない。したがって、ジュール熱による発
熱もなくなるので永久磁石の温度上昇も抑えれれる。勿
論、保持リングは強固に永久磁石を締付け保持する必要
があるので、絶縁材料のリングの内径に強固な材料のリ
ングを介在させるとか、保持リング全体を絶縁材料のリ
ングにした場合は、強固な絶縁材料を選ぶ必要がある。
【0010】また、本発明の永久磁石型発電機は、前記
発明において、保持リングは、永久磁石の外周に直に固
着された、非磁性体の金属材料からなる金属リングと、
この金属リングの外周に固着された、非磁性体の絶縁材
料からなる絶縁リングとによって構成されていることを
特徴とする。この場合、好ましい実施形態としては、金
属リングはインコネルとし、絶縁リングはカーボン繊維
を樹脂で固めた繊維リングが望ましい。
【0011】すなわち、本発明の永久磁石型発電機によ
れば、磁束分布の均一な永久磁石の直の外周部に、強度
の高い非磁性体の金属リング、例えばインコネル718
を用いても、渦電流損による発熱を生じることはない。
また、金属リングの外周に絶縁リング、例えばFRP
(Fiber Reinforced Plastics)などの強度のある繊維
リングを固着しても、磁束の変化によって渦電流が流れ
ることはない。したがって、永久磁石が発熱することは
ない。
【0012】また、本発明の永久磁石型発電機は、前記
発明において、金属リングの半径方向の肉厚は、繊維リ
ングの半径方向の肉厚より薄いことを特徴とする。つま
り、金属リングの肉厚は、通過する磁束の分布がほぼ均
一である程度に薄く形成することが望ましい。すなわ
ち、永久磁石から放射される磁束は、永久磁石の極近傍
において均一に分布しているが、対向する固定子側の磁
極に近付くにつれて、磁極の歯の部分に磁束が集中し
て、コイルが巻回されているスロットの部分には磁束は
流れないので、磁束分布が不均一となる。したがって、
磁束分布が均一な永久磁石近傍の極薄い部分のみを金属
リングとして、それより外周の部分は繊維リングとすれ
ば、保持リング全体の強度は保持されるとともに、渦電
流損による発熱も少ない。
【0013】また、本発明の永久磁石型発電機は、前記
の各発明において、永久磁石は常温時に強磁性特性を有
する磁性材料であることを特徴とする。好適な実施形態
としては、強磁性特性を有する磁性材料は、ネオジウム
化合物の常磁性体であり、一例として、ネオジウム鉄ボ
ロンの磁石が好ましい。
【0014】すなわち、本発明の永久磁石型発電機によ
れば、永久磁石の外周に薄い非磁性体の金属リングを巻
き、その外周に繊維リングなどの絶縁リングを巻くの
で、渦電流損による発熱は殆ど発生しない。したがっ
て、永久磁石の発熱も殆どないので、常温においてサマ
リウムコバルトなどの希土類磁石と同程度の強磁性特性
を有する、安価なネオジウム鉄ボロンの磁石を用いるこ
とができる。これによって、超高速発電機の回転子に用
いられる永久磁石が遠心力で飛散する虞がなくなると共
に、安価な永久磁石を用いることができるので、発電機
全体のコスト低減を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける永久磁石型発電機の実施の形態について説明する。
図1は、本発明における超高速型の永久磁石型発電機の
断面構造図である。以下の説明では、固定子側は従来の
構造と変わらないし、直接的には本発明と関係ないので
その詳細な説明は省略する。つまり、本発明における回
転子部分の特徴は、永久磁石を締付け保持する保持リン
グを、非磁性体の金属材料からなる金属リングと絶縁材
料からなる絶縁リングの二重構造としたことである。
【0016】図1において、回転子1を構成する永久磁
石2の外周には、薄い非磁性体の金属リング3が、永久
磁石2を締付けるように強固に巻かれている。この金属
リング3は、例えばインコネル718などの非磁性金属で
ある。さらに、その外周にはカーボン繊維からなるFR
Pなどの高張力材料を樹脂で固めた繊維リング4が巻か
れている。このような繊維リング4による巻き方をフィ
ラメントワインディングと言う。また、FRPは、カー
ボン繊維をプラスチックで固めたもの以外に、ガラス繊
維やホウ素繊維などをプラスチックで固めた、いわゆる
繊維強化プラスチックの絶縁体であり、軽くて成形性が
よく耐蝕性や耐久性にも優れている。したがって、繊維
リング4は、磁束を通すことはできるが電流を流さな
い、いわゆる非磁性であって低伝導率な特性を有する強
度の高い絶縁体である。
【0017】また、永久磁石2は、ネオジウム鉄ボロン
を使用した磁石である。このようなネオジウム化合物は
常磁性体であり、常温においてはサマリウムコバルトな
どの希土類磁石と同等の強磁性特性を有している。但
し、ネオジウム鉄ボロン磁石は、サマリウムコバルト磁
石のようにキュリー点が高くはなく、通常、400℃程度
のキュリー点であって、専ら常温において使用される。
したがって、常温における磁気特性はサマリウムコバル
ト磁石などと同等であり、且つ価格が安いので、常温使
用の永久磁石として好んで用いられている。
【0018】このように構成された永久磁石2と金属リ
ング3と繊維リング4からなる回転子1の外周には、固
定子5が構成されており、この固定子5の部分は、図2
の場合と同様に、固定子5の円周上に均等な間隔で固定
磁極6が配列されている。また、各固定磁極6の間のス
ロット7の部分にはコイル8が巻回されている。そし
て、回転する永久磁石2からの磁束を固定磁極6が切る
ことによってコイル8に電圧が発電される。
【0019】図2は、永久磁石と固定子との間の空隙に
おける磁束分布の概念図である。つまり、図2は、図1
における永久磁石1と固定子5との間の磁束分布を示し
たものであり、金属リング3や繊維リング4は省略して
ある。図2に示すように、永久磁石2から固定子5へ流
れる磁束9は、配列された各固定磁極6の部分に集中し
て密となり、コイル8が巻回されているスロット7の部
分には殆ど磁束が流れないので疎となっている。したが
って、永久磁石2から固定子5側へ流れる磁束の分布は
円周上において不均一になる。しかし、図2に示すよう
に、固定磁極6に近い空隙部分である破線aの位置で
は、磁束密度は密と疎の部分があり磁束分布が不均一と
なっているが、永久磁石2に近い空隙部分である破線b
の位置では磁束の分布は殆ど均一である。
【0020】すなわち、図1に戻って説明すると、磁束
の発生源である永久磁石2の極近傍にある金属リング3
の部分では殆ど均一な磁束分布であるが、固定子5に近
付くにしたがって固定磁極6の部分に磁束が集中して流
れるので磁束分布は不均一となる。つまり、繊維リング
4の部分において磁束密度の粗密が著しくなり、円周方
向における磁束分布が不均一となっている。
【0021】このように、金属リング3の部分は磁束分
布が均一であるので、金属リング3の部分では、回転子
1の回転に伴う磁束変化が殆ど生じないために渦電流損
は殆ど発生しない。しかも、前述の式(1)から明らか
なように、図1に示すような保持リングの構成では金属
リング3の板厚tが薄いので、図2に示すような金属リ
ング13の厚さに比べて二乗的効果で渦電流損が減少す
る。つまり、金属リング3は、磁束変化が少ない上に板
厚が薄いので、これらの相乗効果によって渦電流損は一
層低減し、結果的に金属リング3の温度上昇はかなり少
なくなる。
【0022】一方、繊維リング4の部分は、固定磁極6
やスロット7に近いので磁束分布はかなり不均一であ
る。したがって、繊維リング4の部分では、回転子1の
回転に伴う磁束変化は著しく大きい。しかし、繊維リン
グ4は非磁性体であると共に絶縁体であるので、磁束変
化が生じても渦電流は流れない。すなわち、繊維リング
4の部分では渦電流損は発生しなのでジュール熱も生じ
ない。
【0023】したがって、保持リングを構成する金属リ
ング3や繊維リング4が渦電流損によって温度上昇する
ことは殆どなくなり、よって、永久磁石2も発熱する虞
はない。つまり、永久磁石2の温度上昇は小さいので、
キュリー点の低いところで強磁力特性を有するネオジウ
ム鉄ボロン磁石を使用しても、充分に所望の磁束を流す
ことができる。このようにして、安価なネオジウム鉄ボ
ロン磁石を用いて所望の発電効果が得られると共に、高
速回転においても永久磁石が飛散しないように締付保持
を行うことができる。
【0024】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では、永久磁石
を締付け保持する保持リングを非磁性体の金属リングと
繊維リングの二重構造としたが、高い強度を必要とする
場合には、内側に非磁性体の金属リングを用いることが
望ましい。さらに、金属リングはインコネル718に限る
ことはなく、強度の高い非磁性金属であれば他の適当な
材料であっても構わない。また繊維リングについてもF
RPに限ることはなく、強固な締付力があり、高速回転
によって破損しないような高張力材料であれば他の適当
な材料であっても構わない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の永久磁石
型発電機によれば、回転子である永久磁石の外周に、直
に、インコネルなどの非磁性体の金属リングを固着し、
さらに、その外周に絶縁材料の繊維リングを固着してい
る。このような構成の保持リングによって、回転子であ
る永久磁石が高速回転しても、遠心力で永久磁石が飛散
する虞はなくなる。さらに、金属リングの部分は磁束の
変化が殆どないため渦電流損による発熱は殆どなく、磁
束の変化の多い繊維リングの部分は絶縁体であるので渦
電流は流れないため発熱も生じない。したがって、保持
リング全体の発熱が少ないので、永久磁石の温度上昇も
極めて小さい。これによって、常温において希土類磁石
と同程度の強磁性特性を有する安価なネオジウム化合物
の磁石(例えば、ネオジウム鉄ボロン磁石)を用いるこ
とができる。したがって、超高速発電機の回転子に用い
られる永久磁石が遠心力で飛散する虞がなくなると共
に、安価な永久磁石を用いることができるので、発電機
全体のコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における超高速型の永久磁石型発電機
の断面構造図である。
【図2】 永久磁石と固定子との間の空隙における磁束
分布の概念図である。
【図3】 一般的な超高速用の永久磁石型発電機の断面
構造図である。
【符号の説明】
1、11 回転子 2、12 永久磁石 3、13 金属リング 4 繊維リング 5、15 固定子 6、16 固定磁極 7、17 スロット 8、18 コイル 9 磁束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 正雄 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社汎用機・特車事業本部内 (72)発明者 東森 弘高 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 田北 勝彦 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 5H621 GA01 GA04 GB03 JK03 JK17 5H622 CA01 CA05 DD02 PP03 PP17 PP18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石を配置した回転子と、前記永久
    磁石と対向して配置された固定子とを備え、前記永久磁
    石の外周に、回転トルクによる該永久磁石の飛散を防止
    するための保持リングを固着した永久磁石型発電機にお
    いて、 前記保持リングの半径方向の肉厚の少なくとも一部は、
    非磁性体の絶縁材料で形成されていることを特徴とする
    永久磁石型発電機。
  2. 【請求項2】 前記保持リングは、 前記永久磁石の外周に直に固着された、非磁性体の金属
    材料からなる金属リングと、 前記金属リングの外周に固着された、非磁性体の絶縁材
    料からなる絶縁リングとによって構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の永久磁石型発電機。
  3. 【請求項3】 前記金属リングはインコネルで構成さ
    れ、 前記絶縁リングは、カーボン繊維を樹脂で固めた繊維リ
    ングで構成されていることを特徴とする請求項2に記載
    の永久磁石型発電機。
  4. 【請求項4】 前記金属リングの半径方向の肉厚は、前
    記繊維リングの半径方向の肉厚より薄いことを特徴とす
    る請求項3に記載の永久磁石型発電機。
  5. 【請求項5】 前記金属リングの半径方向の肉厚は、通
    過する磁束の分布がほぼ均一である程度に薄く形成され
    ていることを特徴とする請求項4に記載の永久磁石型発
    電機。
  6. 【請求項6】 前記永久磁石は常温時に強磁性特性を有
    する磁性材料であることを特徴とする請求項1〜請求項
    5の何れかに記載の永久磁石型発電機。
  7. 【請求項7】 前記磁性材料はネオジウム化合物の常磁
    性体であることを特徴とする請求項6に記載の永久磁石
    型発電機。
  8. 【請求項8】 前記ネオジウム化合物の常磁性体は、ネ
    オジウム鉄ボロンの磁石であることを特徴とする請求項
    7に記載の永久磁石型発電機。
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Cited By (4)

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