JP2002353965A - 出力システム及び出力システムの制御方法 - Google Patents

出力システム及び出力システムの制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第三者がネットワーク上からユーザ情報、パ
スワード及び出力データを盗み出すことが困難であり、
かつ、出力システム全体の構成の複雑さと出力システム
導入の手間を解消することができる出力システム及び出
力システムの制御方法を提供する。 【解決手段】 出力データ及び付随情報を暗号化して転
送データを作成し、この暗号化された転送データをネッ
トワーク上の各装置間で通信する。また、出力データを
受信した出力装置からの受信報告を暗号化された電子メ
ールで転送データを送信した装置に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して互いに接続される情報処理装置と、出力装置と、該
出力装置を制御する出力制御装置とを備える出力システ
ム及び出力システムの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のネットワーク
システムの普及によりネットワーク上を電子メール等の
様々なデータが流れており、さらに、このデータの暗号
化もすすめられている。また、イーサネット(登録商
標)等を用いたネットワークに接続されたプリンタ、プ
リンタサーバ、及びホストコンピュータで構成される出
力システムが実用化されてきている。
【0003】この種の出力システムにおいても、データ
の漏洩の防止や関係のない出力の混入の防止を目的とし
て、データの暗号化等がすすめられている。
【0004】例えば、特開平10−264483号公報
には、複数のユーザが1つのプリンタを共有する環境に
おいて、出力を行うユーザがプリンタに接続されたホス
トコンピュータに対して出力依頼時にパスワードを設定
することで、関係のない出力の混入を防止することが可
能なプリンタ及び情報処理システムが開示されている。
【0005】また、特開平11−249848号公報に
は、予めユーザ情報とパスワードが登録されているネッ
トワーク上のサーバを利用することで、又は予め出力装
置にユーザ情報とパスワードを登録しておくことで出力
を特定の人のみが引き出すことができる親展プリントを
可能とし、出力が可能となった時点で出力を引き出す人
に対し通知を行うことが可能な印刷システムが開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタ及び情報処理システム、並びに印刷システ
ムでは、ユーザ情報、パスワード及び出力データがネッ
トワーク上で送受信されていることから、第三者がネッ
トワーク上から当該ユーザ情報、パスワード及び出力デ
ータを盗み出されるおそれがある。
【0007】また、上記ネットワーク上のサーバを利用
する方法では出力システム全体の構成が従来よりも複雑
となってしまうおそれがあり、出力装置に予めユーザ情
報とパスワードを登録する方法は出力システム導入の手
間が大きくなるおそれがある。
【0008】本発明は、かかる問題に鑑みなされたもの
であり、第三者がネットワーク上からユーザ情報、パス
ワード及び出力データを盗み出すことが困難であり、か
つ、出力システム全体の構成の複雑さと出力システム導
入の手間を解消することができる出力システム及び出力
システムの制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の出力システムは、ネットワークを介して
互いに接続される情報処理装置と、出力装置と、該出力
装置を制御する出力制御装置とを備える出力システムに
おいて、前記情報処理装置は、出力データ及び前記出力
データに関連する付随情報を入力する入力手段と、該入
力された出力データ及び付随情報に基づいて前記出力装
置に転送する転送データを作成する転送データ作成手段
と、該作成された転送データを暗号化する暗号化手段
と、該暗号化された転送データを前記出力装置に転送す
る転送手段とを備え、前記出力装置は、前記転送手段か
ら転送されてくる暗号化された転送データを受信する受
信手段と、前記暗号化された転送データの受信報告を暗
号化して、前記出力制御装置に通知する通知手段と、前
記暗号化された転送データを復号化する復号化手段と、
前記復号化された転送データから前記出力データを抽出
する抽出手段と、該抽出された出力データを出力する出
力手段とを備え、前記出力制御装置は、前記通知手段か
ら通知された受信報告を前記情報処理装置に転送するか
否かを判別する転送可否判別手段と、前記転送可否判別
手段が前記受信報告を前記情報処理装置に転送すると判
別した場合には、前記受信報告を前記情報処理装置に転
送し、前記転送可否判別手段が前記受信報告を前記情報
処理装置に転送しないと判別した場合には、前記受信報
告を前記出力装置に返送する受信報告送付手段とを備
え、前記出力制御装置により前記受信報告が前記情報処
理装置に転送された場合に、前記出力手段が前記出力デ
ータを出力することを特徴とする。
【0010】請求項2の出力システムは、請求項1記載
の出力システムにおいて、前記通知手段は前記受信報告
を前記出力制御装置に電子メールで通知し、前記受信報
告送付手段は前記受信報告を電子メールで前記情報処理
装置に転送する又は前記出力装置に返送することを特徴
とする。
【0011】請求項3の出力システムは、請求項1又は
2に記載の出力システムにおいて、前記通知手段は、前
記出力手段で出力が可能になったときに、前記受信報告
を前記出力制御装置に通知することを特徴とする。
【0012】請求項4の出力システムは、請求項1乃至
3のいずれか1項に記載の出力システムにおいて、前記
出力装置は、前記受信報告送付手段から前記受信報告を
返送されたときに、前記出力データの廃棄及び一時記憶
のいずれか一方を行うことを特徴とする。
【0013】請求項5の出力システムは、請求項1乃至
4のいずれか1項に記載の出力システムにおいて、前記
付随情報は、前記情報処理装置を使用するユーザのメー
ルアドレス、前記ユーザの認証用のパスワード、前記出
力データを一意に区別する名称、及び前記ユーザに対す
るコメントを備えることを特徴とする。
【0014】請求項6の出力システムは、請求項5記載
の出力システムにおいて、前記出力装置は、前記出力手
段が前記出力データを出力する前に、前記ユーザのパス
ワードの入力を要求するパスワード入力要求手段と、該
パスワード入力要求手段の要求に応じて入力されたパス
ワードと前記付随情報に含まれる前記ユーザの認証用の
パスワードとが一致するか否か判別するパスワード判別
手段とを備え、前記パスワード判別手段が前記2つのパ
スワードが一致すると判別したときに、前記出力手段が
前記出力データを出力することを特徴とする。
【0015】請求項7の出力システムは、請求項6記載
の出力システムにおいて、前記出力装置は、前記出力デ
ータの出力を中止する出力中止手段を備え、前記パスワ
ード判別手段が前記2つのパスワードが一致すると判別
したときに、前記出力中止手段が前記出力データの出力
を中止することを特徴とする。
【0016】請求項8の出力システムは、ネットワーク
を介して互いに接続される情報処理装置と、出力装置
と、該出力装置を制御する出力制御装置とを備える出力
システムにおいて、前記情報処理装置は、出力データを
暗号化する暗号化手段と、該暗号化された出力データを
前記出力装置に転送する転送手段とを備え、前記出力装
置は、前記転送手段から転送されてくる暗号化された出
力データを受信する受信手段と、前記暗号化された転送
データの受信報告を暗号化して、前記出力制御装置に通
知する通知手段と、前記暗号化された出力データを復号
化する復号化手段と、該復号された出力データを出力す
る出力手段とを備え、前記出力制御装置は、前記通知手
段から通知された受信報告を前記情報処理装置に転送す
る受信報告転送手段を備え、前記受信報告転送手段によ
り前記受信報告が前記情報処理装置に転送された場合
に、前記出力手段が前記出力データを出力することを特
徴とする。
【0017】請求項9の出力システムの制御方法は、ネ
ットワークを介して互いに接続される情報処理装置と、
出力装置と、該出力装置を制御する出力制御装置とを備
える出力システムの制御方法において、前記情報処理装
置において、出力データ及び前記出力データに関連する
付随情報を入力し、該入力された出力データ及び付随情
報に基づいて前記出力装置に転送する転送データを作成
し、該入力された出力データ及び付随情報に基づいて前
記出力装置に転送する転送データを作成し、該作成され
た転送データを暗号化し、該暗号化された転送データを
前記出力装置に転送し、前記出力装置において、前記情
報処理装置から転送されてきた暗号化された転送データ
を受信し、前記暗号化された転送データを復号化し、該
復号化された転送データから前記出力データを抽出し、
前記暗号化された転送データの受信報告を暗号化して、
前記出力制御装置に通知し、前記出力制御装置におい
て、前記通知された受信報告を前記情報処理装置に転送
するか否かを判別し、前記受信報告を前記情報処理装置
に転送すると判別した場合には、前記受信報告を前記情
報処理装置に転送し、前記受信報告が前記情報処理装置
に転送された場合に、前記出力装置において、前記抽出
された出力データを出力することを特徴とする。
【0018】請求項10の出力システムの制御方法は、
ネットワークを介して互いに接続される情報処理装置
と、出力装置と、該出力装置を制御する出力制御装置と
を備える出力システムの制御方法において、前記情報処
理装置において、出力データ及び前記出力データに関連
する付随情報を入力し、該入力された付随情報を暗号化
し、該暗号化された付随情報を前記出力装置に転送し、
前記出力装置において、前記情報処理装置から転送され
てきた前記暗号化された付随情報を受信し、前記暗号化
された付随情報を復号化し、該復元化された付随情報の
受信報告を前記出力制御装置に通知し、前記出力制御装
置において、前記通知された受信報告を前記情報処理装
置に転送するか否かを判別し、前記受信報告を前記情報
処理装置に転送すると判別した場合には、前記受信報告
を前記情報処理装置に転送し、前記情報処理装置におい
て、前記受信報告を受信した場合に、前記出力データを
暗号化し、該暗号化された出力データを前記出力装置に
転送し、前記出力装置において、前記暗号化された出力
データを復号化し、出力することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係る出力システムの概略構成を示す図で
ある。
【0021】本実施の形態に係る出力システムは、主と
してディジタルオフィスシステムに適用される。ここ
で、ディジタルオフィスシステムとは、コンピュータを
中心として有線・無線のネットワークにより接続され、
ディジタル化されたデータとしての情報の送受信が行わ
れる環境及びそのディジタル機器群を指す。ディジタル
機器群は、コンピュータの他、スキャナ、プリンタ、デ
ジタルカメラ等の単体デバイス、又はスキャナ、プリン
タ及びファックスを含む複合機から構成される。また、
ディジタルオフィスシステムは、メール管理、機器管
理、ジョブ管理等を行うサーバと、主にデバイス側でク
ライアント機能を持つクライアントからサーバ・クライ
アントとから構成されており、テキスト化されたデー
タ、イメージデータ等のドキュメントをやり取りするこ
とができる。
【0022】同図において、符号11はデータの入出力
依頼を行うパーソナルコンピュータ(以下「PC」とい
う)である。符号12はデジタルカメラで、PC11に
IEEE1394等を用いて接続されておりデータの入力をす
る。符号13はメール管理、機器管理、ジョブ管理等の
機能を持つサーバである。符号14はネットワークに接
続されたスキャナであり、データを入力するのに用い
る。符号15はネットワークに接続されたプリンタであ
り、データの出力をする。
【0023】符号16はメール管理、機器管理、ジョブ
管理等のサーバ機能を持ち、データの入出力依頼を行う
PCである。符号17はネットワークに接続された複合
機であり、メール送受信、ジョブ管理等の機能を持ち、
データの出力をする。符号18はデータ入出力依頼を行
うPC19にセントロニクスインタフェース等のインタ
フェースを介して接続されるプリンタであり、データの
出力をする。
【0024】PC16,19、複合機17、プリンタ1
8の各機器は、PC11、デジタルカメラ12、サーバ
13、スキャナ14、プリンタ15の各機器とネットワ
ーク的に別セグメントで接続されている機器であり、イ
ンターネット等のネットワークを通じて接続される。
【0025】尚、PC11,16,19の代わりにワー
クステーションを用いてもよい。
【0026】図2は図1の出力システムにおける各機器
の内部構成の主要部分を示すブロック図である。
【0027】各機器は形態を異にするが、内部構成の主
要部分において共通する。
【0028】同図において、符号31はイーサネット
(登録商標)等のネットワークインタフェースであり、
このインタフェースを介して各機器がネットワークに接
続される。符号32は外部インタフェースであり、パラ
レル又はシリアルのインタフェースを介してホストコン
ピュータ等と接続される。符号33はエンジンインタフ
ェースであり、実際にエンジンを制御するコマンド等の
やり取りを行う。符号34は液晶等を用いた表示部であ
り、出力機器の設定状態、現在の出力機器の処理状態、
出力機器からのエラー通知等の表示に使用される。符号
35は操作部であり、出力装置の設定変更、出力指示等
に使用される。符号36はROM(読み出し専用メモ
リ)であり、及び文字コードや文字コード情報等の出力
データ、システム起動プログラム、及び出力エンジンの
制御を行うプログラム等の記憶領域である。符号37は
使用制限のないデータ記憶領域を有するRAMであり、
ダウンロードにより追加登録されたフォントデータを記
憶したり、様々な処理毎のプログラムやデータが実行時
にロードされる領域である。符号38は例えばハードデ
ィスク等の外部記憶装置であり、出力機器が受け付けた
出力ジョブを蓄えたり、プログラムや各情報ファイル等
を格納したり、作業用の領域として利用される。符号3
9はCPU(中央処理装置)であり、機器全体の制御及
び演算処理等を行う。上述した各構成部はバス40によ
り互いに接続されている。
【0029】図3は、図1の出力システムにおける出力
処理手順を示すフローチャートである。
【0030】この処理手順を実行するための処理プログ
ラムは、例えば、PC11及び複合機17内の外部記憶
装置38に格納されており、処理内容に応じて各機器内
のCPU39によって実行される。
【0031】まず、デジタルカメラ12やスキャナ14
等から入力されたデータやPC11上で作成されたデー
タを保持しているPC11より、例えば別ネットワーク
上の複合機17に親展プリントを行う場合、PC11は
PC11と複合機17の両方で使用できるプロトコルで
ネゴシエーションを行い(ステップS1)、出力指示を
行うユーザはPC11より親展プリントを指示し(ステ
ップS2)、プリントデータを引き出すユーザのメール
アドレス、プリントデータを引き出すためのパスワー
ド、プリントデータを一意に区別する名称、及び前記ユ
ーザに対するコメント(以下、これらを「付随情報」と
いう)を入力して(ステップS3)、送信ボタンを押下
することで、PC11はプリントデータとステップS3
で入力された付随情報とを合わせて転送データを作成し
(ステップS4)、転送データの暗号化を行い(ステッ
プS5)、複合機17に該暗号化された転送データを転
送する(ステップS6)。出力指示を行うユーザはステ
ップS3〜S6の実行中に表示されるキャンセルボタン
を押すことで出力をキャンセルすることができる。
【0032】そして、複合機17で暗号化された転送デ
ータを受信すると、複合機17は復号化を行い、ステッ
プS4で作成された転送データに戻し(ステップS
7)、プリントデータとステップS3で入力された付随
情報とに分割し(ステップS8)、複合機17からプリ
ントデータの出力が可能となると、ステップS3で入力
された付随情報を記載した暗号化された電子メールをP
C16を介してPC11に送る(ステップS9)。該当
する電子メールアドレスがない等の理由で暗号化された
電子メールがPC16から複合機17に送り返されてい
ないか否かを判別し(ステップS10)、暗号化された
電子メールが複合機17に送り返された場合には、複合
機17はPC11から受信したプリントデータを破棄
し、PC16を介してPC11に暗号化された電子メー
ルの送信ができない旨を通知し(ステップS15)、ス
テップS3に戻り、PC11から出力指示を行ったユー
ザに再入力をうながす。
【0033】一方、ステップS10において、暗号化さ
れた電子メールがPC16から複合機17に送り返され
ないとき、即ち、PC11に親展プリントの到着が通知
されたときは、ユーザが適当なときに複合機17に行
き、その操作部35から通知されたプリントデータを選
択し(ステップS11)、通知されたパスワードを入力
する(ステップS12)。複合機17は前記転送データ
の付随情報のパスワードとステップS12で入力された
パスワードの照合を行い(ステップS13)、パスワー
ドが不一致の場合には、ステップS12に戻り再入力を
うながし、パスワードが一致した場合には、複合機17
内で出力準備が完了しているステップS11で選択され
たプリントデータの出力を行う又は出力のキャンセルを
行い(ステップS14)、本処理を終了する。
【0034】上述したように、本実施の形態によれば、
出力データ及び付随情報を暗号化して転送データを作成
し、この暗号化された転送データをネットワーク上の各
装置間で通信するので、第三者がネットワーク上からユ
ーザ情報、パスワード及び出力データを盗み出すことが
困難となり、また、予めユーザ情報とパスワードが登録
されているネットワークサーバ等を利用する必要がない
ので、出力システム全体の構成の複雑さと出力システム
導入の手間を解消することができる。
【0035】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、上述した第1の実施の形態とは出力システム
における出力処理手順が異なる。本実施の形態に係る出
力システムの構成は上述した図1,2の出力システムの
構成を同様であるので、その説明は省略する。
【0036】図4は、第2の実施の形態に係る出力処理
手順を示すフローチャートであるが、上述した図3の第
1の実施の形態に係る出力処理手順を示すフローチャー
トと同一の処理については、同一の番号を付し、その説
明を省略する。
【0037】ステップS9の後、該当する電子メールア
ドレスがない等の理由で暗号化された電子メールがPC
16から複合機17に送り返されていないか否かを判別
し(ステップS10)、暗号化された電子メールが複合
機17に送り返された場合には、複合機17はPC11
から受信したプリントデータを破棄せずに、外部記憶装
置38等に一時記憶し、PC16を介してPC11に暗
号化された電子メールの送信ができない旨を通知し(ス
テップS16)、PC11から出力指示を行ったユーザ
に再入力をうながす。このとき、表示部34に表示され
るキャンセルボタンを押すことで出力をキャンセルする
ことができる。キャンセルボタンが押されると複合機1
7で保持されているプリントデータは破棄される。
【0038】次に、付随情報の再入力があったか否かを
判別し(ステップS17)、付随情報の再入力がない場
合には、本判別を繰り返す一方、付随情報の再入力があ
った場合には、ステップS9に戻る。
【0039】上記ステップS10の判別の結果、暗号化
された電子メールがPC16から複合機17に送り返さ
れないとき、即ち、PC11に親展プリントの到着が通
知されたときは、ステップS11に進む。
【0040】上述したように、本実施の形態によれば、
出力データを破棄せずに、複合機17の外部記憶装置3
8等に一時記憶するので、暗号化された電子メールの通
知先(ここでは、PC11である)の指定を誤った場合
であっても、PC11から転送データを再送する必要が
なくなり、転送データの転送効率を良くすることができ
る。
【0041】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、上述した第1の実施の形態とは出力システム
における出力処理手順が異なる。本実施の形態に係る出
力システムの構成は上述した図1,2の出力システムの
構成を同様であるので、その説明は省略する。
【0042】図5は、第3の実施の形態に係る出力処理
手順を示すフローチャートであるが、上述した図3の第
1の実施の形態に係る出力処理手順を示すフローチャー
トと同一の処理については、同一の番号を付し、その説
明を省略する。
【0043】ステップS3において、ユーザがプリント
データに関する付随情報を入力して、送信ボタンを押下
することで、PC11はステップS3で入力された付随
情報を記載した暗号化された電子メールをPC16を介
して複合機17に送る(ステップS20)。
【0044】次に、該当する電子メールアドレスがない
等の理由で暗号化された電子メールがPC16からPC
11に送り返されていないか否かを判別し(ステップS
21)、暗号化された電子メールがPC11に送り返さ
れた場合には、ステップS3に戻り、ユーザは付随情報
の再入力を行う。
【0045】一方、ステップS21において、暗号化さ
れた電子メールがPC16からPC11に送り返されな
いとき、即ち、PC16に親展プリントの到着が通知さ
れたときは、PC11はプリントデータに基づいて転送
データを作成し(ステップS23)、転送データの暗号
化を行い(ステップS24)、複合機17に該暗号化さ
れた転送データを転送する(ステップS25)。出力指
示を行うユーザはステップS23〜S25の実行中に表
示されるキャンセルボタンを押すことで出力をキャンセ
ルすることができる。
【0046】そして、複合機17で暗号化された転送デ
ータを受信すると、複合機17は復号化を行い、ステッ
プS23で作成された転送データに戻し(ステップS2
6)、転送データからプリントデータを抽出し(ステッ
プS27)、複合機17からプリントデータの出力が可
能となると、表示部34にプリントデータを表示し(ス
テップS28)、ユーザが操作部35から電子メールで
通知されたプリントデータを選択して(ステップS2
9)、電子メールで通知されたパスワードを入力する
(ステップS30)。複合機17は付随情報のパスワー
ドとステップS30で入力されたパスワードの照合を行
い(ステップS31)、パスワードが不一致の場合に
は、ステップS30に戻り再入力をうながし、パスワー
ドが一致した場合には、ステップS29で選択されたプ
リントデータの出力を行う又は出力のキャンセルを行い
(ステップS32)、本処理を終了する。
【0047】上述したように、本実施の形態によれば、
予め暗号化された電子メールの通知先(ここでは、PC
11である)を確認して、PC11から複合機17に転
送データを送信するので、暗号化された電子メールの通
知先(ここでは、PC11である)の指定を誤ることが
なくなるという効果を奏する。
【0048】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、上述した第1の実施の形態とは出力システム
の概略構成が異なる。以下、本発明の第4の実施の形態
に係る出力システムについて説明する。
【0049】図6は第4の実施の形態に係る出力システ
ムの概略構成を示す図である。
【0050】同図において、符号21はデータの入出力
依頼を行うパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と
いう)である。尚、PCの代わりにワークステーション
(以下「WS」という)を用いてもよい。符号22はメ
ール管理、機器管理、及びジョブ管理等の機能を持つサ
ーバである。符号23はネットワークに接続された複合
機であり、メール送受信、又はジョブ管理等の機能を持
ち、データを出力する。
【0051】符号24はメール管理、機器管理、及びジ
ョブ管理等のサーバ機能を持ち、データの入出力依頼を
行うPCである。尚、PCの代わりにWSを用いてもよ
い。符号25,29はデータの入出力依頼を行うPCで
ある。尚、PCの代わりにワークステーション(WS)
を用いてもよい。符号26は複合機27とプリンタ28
のジョブ管理をするプリンタサーバであり、メール送受
信機能を持つ。複合機27はネットワークに接続され、
プリンタサーバ26に管理され、データの出力をする。
プリンタ28はネットワークに接続され、プリンタサー
バ26に管理され、データの出力をする。
【0052】PC24,25,29、プリンタサーバ2
6、複合機27、及びプリンタ28の各機器は、PC2
1、サーバ22、複合機23の各機器とネットワーク的
に別セグメントで接続されており、インターネット等の
ネットワークを通じて接続されている。
【0053】尚、PC21,24,25,29、サーバ
22、複合機23,27、プリンタサーバ26、及びプ
リンタ28の各機器の内部構成の主要部分は図2に示し
たものと同一であるので、その説明は省略する。
【0054】図7は、図6の出力システムにおける出力
処理手順を示すフローチャートである。
【0055】この処理手順を実行するための処理プログ
ラムは、例えば、PC21及びプリンタサーバ26内の
外部記憶装置38に格納されており、処理内容に応じて
各機器内のCPU39によって実行される。
【0056】まず、PC21上で作成されたデータを保
持しているPC21より、例えば別ネットワーク上に接
続されている複合機27やプリンタ28等の出力装置に
親展プリントを行う場合、PC21はPC21と親展プ
リントを行う出力装置を管理するプリンタサーバ26の
両方が理解するプロトコルでネゴシエーションを行い
(ステップS41)、出力指示を行うユーザはPC21
より親展プリントを指示し(ステップS42)、プリン
トデータを引き出すユーザのメールアドレス、プリント
データを引き出すためのパスワード、プリントデータを
一意に区別する名称、及び前記ユーザに対するコメント
(以下、これらを「付随情報」という)を入力して(ス
テップS43)、送信ボタンを押下することで、PC2
1はステップS43で入力された付随情報を記載した暗
号化された電子メールをサーバ22及びPC24を介し
てプリンタサーバ26に送る(ステップS44)。
【0057】次に、該当する電子メールアドレスがない
等の理由で暗号化された電子メールがPC24からPC
21に送り返されていないか否かを判別し(ステップS
45)、暗号化された電子メールがPC21に送り返さ
れた場合には、ステップS43に戻り、ユーザは付随情
報の再入力を行う。
【0058】一方、ステップS45において、暗号化さ
れた電子メールがPC24からPC21に送り返されな
いとき、即ち、PC24を介してプリンタサーバ26に
親展プリントの到着が通知されたときは、PC21はプ
リントデータに基づいて転送データを作成し(ステップ
S46)、転送データの暗号化を行い(ステップS4
7)、プリンタサーバ26に該暗号化された転送データ
を転送する(ステップS48)。出力指示を行うユーザ
はステップS46〜S48の実行中に表示部34に表示
されるキャンセルボタンを押下することで出力をキャン
セルすることができる。
【0059】そして、プリンタサーバ26で暗号化され
た転送データを受信すると、プリンタサーバ26は暗号
化された転送データの復号化を行い、ステップS46で
作成された転送データに戻し(ステップS49)、転送
データからプリントデータを抽出する(ステップS5
0)。その後、プリンタサーバ26からプリントデータ
の出力が可能となると、任意のPC24,25,29の
表示部34では該プリントデータを表示することができ
るようになり、例えば、PC24の表示部34よりプリ
ンタサーバ27の操作部35を呼び出し(ステップS5
1)、ユーザが操作部35から電子メールで通知された
プリントデータを選択して(ステップS52)、電子メ
ールで通知されたパスワードを入力する(ステップS5
3)。
【0060】プリンタサーバ26はステップS44で送
られてきた付随情報のパスワードとステップS53で入
力されたパスワードとの照合を行い(ステップS5
4)、パスワードが不一致の場合には、ステップS53
に戻り、パスワードの再入力をうながし、パスワードが
一致した場合には、ステップS52で選択されたプリン
トデータの出力を複合機27又はプリンタ28のどちら
で行うかを指定する、若しくは出力のキャンセルを行い
(ステップS55)、本処理を終了する。
【0061】上述したように、本実施の形態によれば、
ユーザは任意のPCから出力データの出力を指定し、パ
スワードを入力することが可能となり、しかも出力先の
出力装置を指定することができるので、ユーザの使い勝
手を一層向上することができる。
【0062】本発明の第1〜第4の実施の形態に係る出
力装置は、プリンタや複合機などの印刷装置以外の出力
装置でもよい。
【0063】本発明は、出力システム又は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明を達成す
るためのソフトウェアによって表されるプログラムをシ
ステム又は装置に読み出すことによって、そのシステム
又は装置が本発明の効果を享受することが可能となる。
このプログラムを記憶媒体から読み出すことによって、
システム又は装置に組み込む場合には、記憶媒体とし
て、例えば、ROM、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、及び不揮
発性のメモリカード等を用いることができる。もちろ
ん、インターネットやLAN等のネットワークからプロ
グラムをダウンロードし、システム又は装置に組み込む
ことができることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
記載の出力システムによれば、情報処理装置が暗号化さ
れた転送データを前記出力装置に転送し、出力装置が暗
号化された転送データを復号化し、該復号化された転送
データから出力データを抽出し、さらに、暗号化された
転送データの受信報告を暗号化して、出力制御装置に通
知し、出力制御装置が、通知された受信報告を情報処理
装置に転送するか否かを判別し、受信報告を情報処理装
置に転送した場合に、出力装置が出力データを出力する
ので、暗号化されたデータがネットワーク上の各装置間
で通信され、第三者がネットワーク上からユーザ情報、
パスワード及び出力データを盗み出すことが困難となる
という効果を奏する。また、予めユーザ情報とパスワー
ドが登録されているネットワークサーバ等を利用する必
要がないので、出力システム全体の構成の複雑さと出力
システム導入の手間を解消することができる。
【0065】請求項2に記載の出力システムによれば、
出力装置が受信報告を出力制御装置に電子メールで通知
し、出力制御装置が受信報告を電子メールで情報処理装
置に転送する又は出力装置に返送するので、既存のメー
ルシステムを利用することができ、出力システム全体の
構成の複雑さと出力システム導入の手間を解消すること
ができる。
【0066】請求項3に記載の出力システムによれば、
出力装置で出力が可能になったときに、受信報告を出力
制御装置に通知する。従って、情報処理装置はこの通知
後に受信報告を出力制御装置から受信することになるた
め、ユーザは都合の良いときに、出力データを出力する
ことができる。
【0067】請求項4に記載の出力システムによれば、
出力装置が受信報告を返送されたときに、出力データの
廃棄及び一時記憶のいずれか一方を行うので、出力デー
タを廃棄するときには、出力データを記憶する外部記憶
装置等の空き容量の不足を解消することができる。ま
た、出力データを一時記憶するときには、改めて、情報
処理装置から転送データを再送する必要がなくなり、転
送データの転送効率を良くすることができる。
【0068】請求項5に記載の出力システムによれば、
付随情報は、情報処理装置を使用するユーザのメールア
ドレス、ユーザの認証用のパスワード、出力データを一
意に区別する名称、及びユーザに対するコメントを備え
るので、パスワードにより第三者が無断で出力データを
出力することを防止でき、出力データを一意に区別する
名称により出力装置から一意に出力データを選択するこ
とが可能となり、指定されたユーザに対するコメントに
より出力データの内容について知ることができる。
【0069】請求項6に記載の出力システムによれば、
出力手段が出力データを出力する前に、パスワード入力
要求手段の要求に応じて入力されたパスワードと付随情
報に含まれるユーザの認証用のパスワードとが一致する
か否かが判別され、この2つのパスワードが一致すると
判別されたときに、出力手段が出力データを出力するの
で、第三者が無断で出力データを出力することを防止す
ることができる。
【0070】請求項7に記載の出力システムによれば、
パスワード入力要求手段の要求に応じて入力されたパス
ワードと付随情報に含まれるユーザの認証用のパスワー
ドとが一致するか否かが判別され、この2つのパスワー
ドが一致すると判別されたときに、出力中止手段が出力
データの出力を中止するので、第三者が無断で出力デー
タの出力を中止することを防止することができる。
【0071】請求項8に記載の出力システムによれば、
情報処理装置が暗号化された出力データを前記出力装置
に転送し、出力装置が暗号化された出力データを復号化
し、さらに、暗号化された出力データの受信報告を暗号
化して、出力制御装置に通知し、出力制御装置が受信報
告を情報処理装置に転送した場合に、出力装置が出力デ
ータを出力するので、暗号化されたデータがネットワー
ク上の各装置間で通信され、第三者がネットワーク上か
らユーザ情報、パスワード及び出力データを盗み出すこ
とが困難となるという効果を奏する。また、予めユーザ
情報とパスワードが登録されているネットワークサーバ
等を利用する必要がないので、出力システム全体の構成
の複雑さと出力システム導入の手間を解消することがで
きる。
【0072】請求項9に記載の出力システムの制御方法
によれば、暗号化されたデータがネットワーク上の各装
置間で通信されるので、第三者がネットワーク上からユ
ーザ情報、パスワード及び出力データを盗み出すことが
困難となるという効果を奏する。また、予めユーザ情報
とパスワードが登録されているネットワークサーバ等を
利用する必要がないので、出力システム全体の構成の複
雑さと出力システム導入の手間を解消することができ
る。
【0073】請求項10に記載の出力システムの制御方
法によれば、予め暗号化された受信報告の通知先、即ち
情報処理装置の所在を確認して、情報処理装置から出力
装置に暗号化された出力データを転送するので、暗号化
された受信報告の通知先の指定を誤ることがなくなると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る出力システム
の概略構成を示す図である。
【図2】図1の出力システムにおける各機器の内部構成
の主要部分を示すブロック図である。
【図3】図1の出力システムにおける出力処理手順を示
すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態に係る出力処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】第3の実施の形態に係る出力処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】第4の実施の形態に係る出力システムの概略構
成を示す図である。
【図7】図6の出力システムにおける出力処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
11,16,19,21,24,25,29 パーソナ
ルコンピュータ(PC) 12 デジタルカメラ 13,22 サーバ 14 スキャナ 15,18,28 プリンタ 17,23,27 複合機 26 プリンタサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA03 AA07 BA05 BA07 BB09 CA16 5B021 AA01 NN18 5J104 AA01 NA02 NA05 PA08 5K030 GA15 HA08 HC01 JT03 LB02 LD19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して互いに接続される
    情報処理装置と、出力装置と、該出力装置を制御する出
    力制御装置とを備える出力システムにおいて、 前記情報処理装置は、出力データ及び前記出力データに
    関連する付随情報を入力する入力手段と、該入力された
    出力データ及び付随情報に基づいて前記出力装置に転送
    する転送データを作成する転送データ作成手段と、該作
    成された転送データを暗号化する暗号化手段と、該暗号
    化された転送データを前記出力装置に転送する転送手段
    とを備え、 前記出力装置は、前記転送手段から転送されてくる暗号
    化された転送データを受信する受信手段と、前記暗号化
    された転送データの受信報告を暗号化して、前記出力制
    御装置に通知する通知手段と、前記暗号化された転送デ
    ータを復号化する復号化手段と、前記復号化された転送
    データから前記出力データを抽出する抽出手段と、該抽
    出された出力データを出力する出力手段とを備え、 前記出力制御装置は、前記通知手段から通知された受信
    報告を前記情報処理装置に転送するか否かを判別する転
    送可否判別手段と、前記転送可否判別手段が前記受信報
    告を前記情報処理装置に転送すると判別した場合には、
    前記受信報告を前記情報処理装置に転送し、前記転送可
    否判別手段が前記受信報告を前記情報処理装置に転送し
    ないと判別した場合には、前記受信報告を前記出力装置
    に返送する受信報告送付手段とを備え、 前記出力制御装置により前記受信報告が前記情報処理装
    置に転送された場合に、前記出力手段が前記出力データ
    を出力することを特徴とする出力システム。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は前記受信報告を前記出力
    制御装置に電子メールで通知し、前記受信報告送付手段
    は前記受信報告を電子メールで前記情報処理装置に転送
    する又は前記出力装置に返送することを特徴とする請求
    項1記載の出力システム。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記出力手段で出力が
    可能になったときに、前記受信報告を前記出力制御装置
    に通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の出
    力システム。
  4. 【請求項4】 前記出力装置は、前記受信報告送付手段
    から前記受信報告を返送されたときに、前記出力データ
    の廃棄及び一時記憶のいずれか一方を行うことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の出力システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記付随情報は、前記情報処理装置を使
    用するユーザのメールアドレス、前記ユーザの認証用の
    パスワード、前記出力データを一意に区別する名称、及
    び前記ユーザに対するコメントを備えることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1項に記載の出力システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記出力装置は、前記出力手段が前記出
    力データを出力する前に、前記ユーザのパスワードの入
    力を要求するパスワード入力要求手段と、該パスワード
    入力要求手段の要求に応じて入力されたパスワードと前
    記付随情報に含まれる前記ユーザの認証用のパスワード
    とが一致するか否か判別するパスワード判別手段とを備
    え、 前記パスワード判別手段が前記2つのパスワードが一致
    すると判別したときに、前記出力手段が前記出力データ
    を出力することを特徴とする請求項5記載の出力システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記出力装置は、前記出力データの出力
    を中止する出力中止手段を備え、前記パスワード判別手
    段が前記2つのパスワードが一致すると判別したとき
    に、前記出力中止手段が前記出力データの出力を中止す
    ることを特徴とする請求項6記載の出力システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して互いに接続される
    情報処理装置と、出力装置と、該出力装置を制御する出
    力制御装置とを備える出力システムにおいて、 前記情報処理装置は、出力データを暗号化する暗号化手
    段と、該暗号化された出力データを前記出力装置に転送
    する転送手段とを備え、 前記出力装置は、前記転送手段から転送されてくる暗号
    化された出力データを受信する受信手段と、前記暗号化
    された転送データの受信報告を暗号化して、前記出力制
    御装置に通知する通知手段と、前記暗号化された出力デ
    ータを復号化する復号化手段と、該復号された出力デー
    タを出力する出力手段とを備え、 前記出力制御装置は、前記通知手段から通知された受信
    報告を前記情報処理装置に転送する受信報告転送手段を
    備え、 前記受信報告転送手段により前記受信報告が前記情報処
    理装置に転送された場合に、前記出力手段が前記出力デ
    ータを出力することを特徴とする出力システム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して互いに接続される
    情報処理装置と、出力装置と、該出力装置を制御する出
    力制御装置とを備える出力システムの制御方法におい
    て、 前記情報処理装置において、出力データ及び前記出力デ
    ータに関連する付随情報を入力し、該入力された出力デ
    ータ及び付随情報に基づいて前記出力装置に転送する転
    送データを作成し、該入力された出力データ及び付随情
    報に基づいて前記出力装置に転送する転送データを作成
    し、該作成された転送データを暗号化し、該暗号化され
    た転送データを前記出力装置に転送し、 前記出力装置において、前記情報処理装置から転送され
    てきた暗号化された転送データを受信し、前記暗号化さ
    れた転送データを復号化し、該復号化された転送データ
    から前記出力データを抽出し、前記暗号化された転送デ
    ータの受信報告を暗号化して、前記出力制御装置に通知
    し、 前記出力制御装置において、前記通知された受信報告を
    前記情報処理装置に転送するか否かを判別し、前記受信
    報告を前記情報処理装置に転送すると判別した場合に
    は、前記受信報告を前記情報処理装置に転送し、 前記受信報告が前記情報処理装置に転送された場合に、
    前記出力装置において、前記抽出された出力データを出
    力することを特徴とする出力システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して互いに接続され
    る情報処理装置と、出力装置と、該出力装置を制御する
    出力制御装置とを備える出力システムの制御方法におい
    て、 前記情報処理装置において、出力データ及び前記出力デ
    ータに関連する付随情報を入力し、該入力された付随情
    報を暗号化し、該暗号化された付随情報を前記出力装置
    に転送し、 前記出力装置において、前記情報処理装置から転送され
    てきた前記暗号化された付随情報を受信し、前記暗号化
    された付随情報を復号化し、該復元化された付随情報の
    受信報告を前記出力制御装置に通知し、 前記出力制御装置において、前記通知された受信報告を
    前記情報処理装置に転送するか否かを判別し、前記受信
    報告を前記情報処理装置に転送すると判別した場合に
    は、前記受信報告を前記情報処理装置に転送し、 前記情報処理装置において、前記受信報告を受信した場
    合に、前記出力データを暗号化し、該暗号化された出力
    データを前記出力装置に転送し、 前記出力装置において、前記暗号化された出力データを
    復号化し、出力することを特徴とする出力システムの制
    御方法。
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