JP2001075886A - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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JP2001075886A
JP2001075886A JP25068399A JP25068399A JP2001075886A JP 2001075886 A JP2001075886 A JP 2001075886A JP 25068399 A JP25068399 A JP 25068399A JP 25068399 A JP25068399 A JP 25068399A JP 2001075886 A JP2001075886 A JP 2001075886A
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Akihiko Motegi
章彦 茂手木
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別途コンピュータリソースを必要とせずに送
信元ユーザから原稿の送信があった旨を送信先ユーザが
認識でき、送信先ユーザに対し確実に原稿を届けること
のできるセキュリティの高いプリンタシステムを提供す
ること。 【解決手段】 プリンタシステム100は、送信元ユー
ザがプリンタ120に印刷指示を行う際に、送信先ユー
ザに対して、送信先ユーザの利用するプリンタ120へ
原稿を送信した旨を通知する通知メールを送信するメー
ル送受信部114およびメール送信部140を具備する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク接続
されたプリンタシステムに関し、特に、メールを用い
て、原稿の伝達の確実性を高めたプリンタシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続された複数の
プリンタは、プリントサーバなどを介して、原稿の送り
元のユーザ(送信元ユーザ)の出力指示(印刷指示)に
従い、任意に出力先のプリンタを選んで原稿の印刷(印
刷出力)をすることができた。特に、送り先のユーザ
(送信先ユーザ)にプリンタがある場合には、送信元ユ
ーザの手元でわざわざ印刷出力することなく、直接送信
先ユーザのプリンタに印刷出力できた。これにより、印
刷時間や配達時間が短縮され、また、不要な記録紙の発
生を低減するなど、ネットワーク接続されたプリンタの
利便性は高かった。
【0003】一方、送信先ユーザに直接原稿を出力した
い場合は、ファクシミリ装置(FAX)を用いることも
できる。特開平6−225059号公報の「FAXシス
テムおよび電子メールシステム」では、FAXサーバお
よびFAXサーバを用いた受信通知制御方式に関する技
術が開示されている。当該FAXサーバは、サーバ内
に、送信先ユーザのステータスから選択したFAX受信
メッセージをクライアントへ通知するユーザ管理部を設
ける。
【0004】すなわち、ユーザ管理部が、送信先ユーザ
がネットワーク内にログインしている場合は、送信先ユ
ーザにFAXの受信を通知する情報を送信し、ログイン
していない場合は、送信先ユーザと同一グループ内のロ
グインユーザへFAX受信の通知を依頼する情報を送信
する。これにより、宛先不明のFAX原稿の発生を防止
することができ、また、ログインしていないユーザにも
原稿受信の通知を行うことができた。また、親展扱いの
FAX受信については、続いて受信する親展パスワード
情報を送信宛先として抽出し、該当する送信先ユーザに
FAX受信メッセージを通知する。これにより、同一メ
ーカ間のFAXにおける親展通信が可能となった。
【0005】一方、特開平8−98008号公報の「画
像処理装置」では、会議議事録を記録した原稿などのよ
うに、送信先ユーザに応じてその内容を表示するレベル
を異ならせるFAXなどの画像処理装置についての技術
が開示されている。例えば、この画像処理装置は、同一
の議事録を、営業担当の者には、技術ポイントを列挙し
たレベルの議事録として印刷出力し、技術者に対して
は、技術ポイントをより詳細に説明した議事録として出
力する。この画像処理装置により、送信者の編集作業や
送信管理を軽減することができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では以下の問題点があった。ネットワーク接続され
たプリンタで原稿を印刷出力することは、セキュリティ
が低いという問題点があった。すなわち、送信先ユーザ
の利用するプリンタが複数人で共用されている場合、誤
って他人が当該原稿をとり抜いてしまう等、必ずしも確
実に原稿が送信先ユーザに届かないという問題点があっ
た。さらに、この場合には、送信先ユーザが、送信元ユ
ーザから原稿が送られて来たことすら認識されないとい
う問題点があった。
【0007】また、送信先ユーザの利用するプリンタが
当該ユーザ専用であっても、席を離れている間に、印刷
出力されてしまい、誰かがその原稿を見てしまう可能性
があった。従って、特に、極秘あるいは親展扱いの原稿
に対するセキュリティが低くなるという問題点があっ
た。
【0008】一方、FAX装置としては、特開平6−2
25059号公報の「FAXシステムおよび電子メール
システム」で開示されるごとく、原稿のセキュリティを
向上させることができる。しかしながら、従来のネット
ワーク接続されたプリンタに関しては、上記FAXシス
テムと同様な、原稿のセキュリティを向上するプリンタ
システムはなかった。
【0009】また、このFAXシステムは、送信先ユー
ザがログインしている場合は、コンピュータ画面に、原
稿が送信された旨の通知を表示するが、これは、FAX
サーバとコンピュータとの間に当該通知を受信したり表
示したりするソフトウェアもしくはドライバが必要であ
り、コンピュータのリソース(記憶容量やメモリ)が別
途必要となるという問題点があった。
【0010】また、上記FAXシステムをプリンタシス
テムに適用した場合であっても、次の様な問題点があっ
た。送信先ユーザがネットワークにログインしていない
場合には、送信先ユーザと同一グループ内のログインユ
ーザへ印刷出力の通知を依頼する情報を送信するが、極
秘あるいは親展扱いの原稿は、その存在を他人に知られ
ること自体が極秘性等の機密性を損ねてしまい、また、
原稿の送信時期が知られるとその内容が他人にある程度
推認されてしまう場合もあるため、必ずしも原稿のセキ
ュリティが保持されないという問題点があった。
【0011】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、別途コンピュータリソースを必要とせずに送信元ユ
ーザから原稿の送信があった旨を送信先ユーザが認識で
き、送信先ユーザに対し確実に原稿を届けることのでき
るセキュリティの高いプリンタシステムを提供すること
目的とする。
【0012】なお、特開平6−225059号公報の
「FAXシステムおよび電子メールシステム」における
親展通信は、同一メーカ間のFAX通信を行う場合に、
送信先ユーザを特定するにあたって有効な情報であり、
プリンタシステムについて適用される技術ではない。
【0013】一方、特開平8−98008号公報の「画
像処理装置」は、送信者の編集作業や送信管理が軽減さ
れることを目的とするものであって、本発明とは関係が
ない。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のプリンタシステムは、複数のコ
ンピュータと複数のプリンタとがネットワーク接続され
たプリンタシステムであって、前記複数のコンピュータ
間では相互にメールの送受信が可能であり、かつ、原稿
の送り元である送信元ユーザの印刷指示に基づいて、前
記原稿の送り先である送信先ユーザの利用するプリンタ
から当該原稿を印刷するプリンタシステムにおいて、前
記送信元ユーザが前記印刷指示を行う際に、前記送信先
ユーザに対して、前記送信先ユーザの利用するプリンタ
へ前記原稿を送信した旨を内容とする通知メールを送信
する通知メール送信手段を具備するものである。
【0015】すなわち、請求項1に係る発明は、通知メ
ール送信手段が、印刷指示の際に送信先ユーザに対して
送信先ユーザの利用するプリンタへ原稿を送信した旨を
内容とする通知メールを送信する。
【0016】また、請求項2に記載のプリンタシステム
は、請求項1に記載のプリンタシステムにおいて、さら
に、前記送信先ユーザが前記通知メールを読んだか否か
を検知する検知手段と、前記検知手段により前記通知メ
ールが読まれたと検知するまで前記送信先ユーザの利用
するプリンタから前記原稿を印刷しないように前記プリ
ンタを制御する制御手段とを具備するものである。
【0017】すなわち、請求項2に係る発明は、検知手
段が送信先ユーザが通知メールを読んだか否かを検知
し、制御手段が検知手段により通知メールが読まれたと
検知するまで送信先ユーザの利用するプリンタから原稿
を印刷しないようにプリンタを制御する。
【0018】また、請求項3に記載のプリンタシステム
は、請求項1に記載のプリンタシステムにおいて、さら
に、前記送信元ユーザが前記印刷指示を行う際に、前記
送信先ユーザの利用するプリンタから前記原稿が印刷可
能であるか否かを検出する検出手段と、前記検出手段に
より前記原稿が印刷不能であると検出された場合に、前
記通知メールに当該プリンタが前記原稿を印刷不能であ
る旨を追加するメール追加手段を具備するものである。
【0019】すなわち、請求項3に係る発明は、検出手
段が、印刷指示の際に、送信先ユーザの利用するプリン
タから原稿が印刷可能であるか否かを検出し、メール追
加手段が、検出手段により原稿が印刷不能であると検出
された場合に、通知メールの内容にプリンタが原稿を印
刷不能である旨を追加する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明のプリン
タシステムの構成例を表す図である。プリンタシステム
100は4人のユーザA〜ユーザDが原稿などの編集装
置としてそれぞれ使用するコンピュータA〜コンピュー
タD(以降において、適宜コンピュータ110と総称す
る)と、コンピュータ110で作成された原稿を印刷出
力するプリンタEおよびプリンタF(以降において、適
宜プリンタ120と総称する)と、コンピュータ110
とプリンタ120とのインターフェースを司り各種制御
を行うプリントサーバ130とからなる。
【0021】コンピュータ110と、プリンタ120
と、プリントサーバ130とは、ネットワーク接続され
ている。ここで、ネットワーク接続とは、もっとも一般
的な接続形態としてはLAN接続されているものをいう
が、シリアル接続もしくはパラレル接続されているもの
であればよく、電話回線などを通じて接続されるものも
含み、有線接続および無線接続の別は問わない。また、
プリンタ120はコンピュータ110にローカルに接続
されていてもよい。
【0022】ユーザA〜ユーザDの各人はプリントサー
バ130を介して、原稿をプリンタEあるいはプリンタ
Fに印刷出力可能である。また、コンピュータ110
は、ネットワークを念頭に置かれて開発されたUNIX
系のOSを搭載するワークステーションであってもよい
し、近年低価格化および高性能化し、ネットワーク機能
を取り込んだOSを搭載したパーソナルコンピュータで
あってもよい。従って、コンピュータ110は何れの範
疇のコンピュータであっても、OSの機能として電子メ
ール(以降、単にメールと称する)の送受信が相互に可
能であるものとする。
【0023】図2は、プリンタシステム100内の各ユ
ニット、すなわち、コンピュータ110、プリンタ12
0およびプリントサーバ130の機能および各ユニット
間のデータのインターフェースを表す図である。
【0024】コンピュータ110は、プリントサーバ1
30との間で各種データ(原稿データ、画像データ、印
字条件、ユーザ情報、プリンタ情報、各種ステータス、
メール情報など)を授受するインターフェース部(以
降、適宜I/F部と称する)111と、装置各部を制御
する制御部112と、各種データを記録する記録部11
3等とからなる。制御部112は、図示しない原稿作成
部の制御を行いつつユーザが送信先ユーザに送信しよう
とする原稿を作成する。この原稿は記録部113に適宜
保存される。また、制御部112は、コンピュータ11
0間などでメールの送受信を行うメール送受信部114
を有する。なお、I/F部111は、他のコンピュータ
110との間でメールを交換する際にも使用される。
【0025】プリンタ120は、プリントサーバ130
との間で各種データ(プリンタ制御データなどを含むプ
リンタ出力情報、各種ステータス、画像データ、印字条
件、ユーザ情報、各種設定条件、原稿データ、プリンタ
情報、など)を授受するI/F部121と、CPUなど
から構成され装置各部を制御する制御部122と、RA
Mなどから構成され、画像データや原稿データと後述す
るユーザ情報とを必要に応じてリンクして格納する記憶
部123と、原稿を印刷出力する印刷部124等とから
なる。制御部122は、画像データや原稿データの処理
制御を行う画像データ制御部125と、画像データや制
御データなどのデータを処理、加工する演算制御部12
6と、制御プログラムが書かれたROMや制御データを
格納するRAMなどからなりプリンタ状態の検出なども
行うプリント出力制御部127などから構成される。
【0026】プリントサーバ130は、コンピュータ1
10のI/F部111もしくはプリンタ120のI/F
部121と各種データを授受するI/F部131と、装
置各部を制御する制御部132と、各種データを格納す
る記録部133等とから構成される。記録部133は、
コンピュータ110からの印刷要求などに従ってプリン
トサーバ130に送信された原稿を格納する原稿データ
記憶部135と、後述するユーザ情報を記憶するユーザ
情報記憶部136などから構成される。制御部132
は、プリントサーバ130の接続状態などを外部からの
要求に応じて通知等するネットワーク制御部137と、
どのユーザが現在どのコンピュータにログインしている
かやメールの開封などを検知等するコンピュータ制御部
138と、ネットワーク接続されているプリンタ120
の状態を検知等するプリンタ制御部139と、プリンタ
120が印刷出力不能である場合にその旨を電子メール
としてコンピュータ110に送信するメール送信部14
0などとから構成される。
【0027】なお、メール送受信部114またはメール
送受信部140が通知メール送信手段およびメール追加
手段に、メール送受信部114およびコンピュータ制御
部138が検知手段に、プリンタ制御部139が制御手
段に、プリント出力制御部127およびプリンタ制御部
139が検出手段に、それぞれ該当する。
【0028】次に、ユーザ情報について説明する。ユー
ザ情報とは、ユーザの氏名・名称、ユーザID、メール
アドレス、所属グループなどから構成される情報であっ
て、必要に応じて、使用するコンピュータまたはプリン
タおよびプリンタIDアドレス等も特定する情報であ
る。図3は、ユーザ情報の登録の流れを示すフローチャ
ートである。まず、原稿の送信先ユーザのメールアドレ
スと使用プリンタもしくは原稿を出力させたいプリンタ
をコンピュータ110(コンピュータAとする)を介し
て入力する(ステップS201)。入力された情報は制
御部112で制御をうけつつI/F部111を通じてプ
リントサーバ130に送信され(ステップS202)、
プリントサーバ131のI/F部131は当該入力情報
を受信する(ステップS203)。
【0029】プリントサーバ130は、ネットワーク制
御部132やプリンタ制御部139等を通じて、入力さ
れた受信データに誤りがあるか否かを判断する(ステッ
プS204)。入力されたプリンタがネットワーク上に
存在しない場合や、入力されたユーザIDが他のユーザ
IDと重複する場合など、入力データの誤りがある場合
は(ステップS204:YES)、入力データに誤りが
ある旨をコンピュータAに送信し(ステップS20
5)、コンピュータAは入力情報が誤っている旨をモニ
タ等を介してユーザに通知し(ステップS206)、ユ
ーザは、ステップS201に戻ってユーザ情報を再入力
する。
【0030】一方、受信データに誤りがない場合は(ス
テップS204:NO)、プリントサーバ130は、送
信先ユーザがプリンタを使用できるか否かを判断する
(ステップS207)。ここで、使用できるとは、現在
送信先ユーザがログインしているか否かという情報であ
ってもよいし、送信先ユーザが出力先のプリンタ120
に対する使用権限があるかといった情報であってもよ
い。使用不可能である場合は(ステップS207:N
O)、その旨をコンピュータAに送信し(ステップS2
08)、コンピュータAはプリンタが使用できない旨の
モニタなどを介してユーザに通知し(ステップS20
9)、ユーザは、ステップS201に戻って、使用プリ
ンタの再入力などを行う。一方、プリンタが使用できる
場合は(ステップS207:YES)、受信した入力情
報をユーザ情報記憶部136に登録する。
【0031】次に、送信元ユーザ(ユーザAとする)が
送信先ユーザ(ユーザDとする)の利用するプリンタ
(プリンタEとする)に原稿を印刷出力する流れについ
て説明する。図4および図5は送信元ユーザが送信先ユ
ーザの利用するプリンタに原稿を印刷出力する流れにつ
いて説明するフローチャートである。なお、ユーザAが
利用するコンピュータはコンピュータAであるとし、ユ
ーザDが利用するコンピュータはコンピュータDである
とする。さらに、プリンタEは、コンピュータDにロー
カル接続されているとする。
【0032】ユーザAはコンピュータAを使用して、原
稿を作成し(ステップS301)、制御部112を介し
て、ユーザDの利用するプリンタEを指定して印刷出力
指示を送る(ステップS302)。プリントサーバ13
0は、印刷出力指示に従って原稿データを受信し(ステ
ップS303)、原稿データ記憶部135に記憶する。
プリントサーバ130は、制御部132およびユーザ情
報記憶部136を介して指定されたコンピュータDは登
録されているか否かを判断する(ステップS304)。
登録されていない場合は(ステップS304:NO)、
その旨をコンピュータAに送信する(ステップS30
5)。コンピュータAはその旨を受信し(ステップS3
06)、モニタなどを通じてユーザAに通知する(ステ
ップS307)。この送信はメール送信部140により
メールとしてコンピュータAに送信してもよい。
【0033】一方、ステップS304にて、プリントサ
ーバ130が、コンピュータDが登録されていると判断
した場合は(ステップS304:YES)、ユーザ情報
記憶部136からユーザ情報の詳細情報(メールアドレ
ス、プリンタIPアドレス等)を抽出する(ステップS
308)。続いて、制御部132は、ネットワーク制御
部137、プリンタ制御部139等を介して、コンピュ
ータDに登録されているプリンタ(ここではプリンタ
E)の状態を確認する(ステップS309)。プリンタ
Eは確認要求を受信し(ステップS310)、印刷可能
な状態であるか否かを判断する(ステップS311)。
【0034】印刷可能でないときはその旨をプリントサ
ーバ130に送信する(ステップS312)。プリント
サーバ130はプリンタEが印刷不能である旨を受信し
て(ステップS313)、コンピュータDに対し、メー
ル送信部140を介してユーザAから原稿データの送信
があり、出力しようとしたプリンタEは印刷不能な状態
であった旨のメールを送信する(ステップS314)。
コンピュータDはこのメールを受信し(ステップS31
5)、ユーザDは、コンピュータAのユーザからユーザ
D当てに原稿データを指定プリンタEに出力する要求が
あった旨と、プリンタEが印刷不能な状態であった旨を
メールを通じて認識する(ステップS316)。
【0035】これにより、ユーザDは、自分宛の原稿が
あったことと、自分が利用するプリンタEが印刷不可能
な状態であったことを確実に認識できる。そして、プリ
ンタEを印刷出力可能な状態とし、適宜プリントサーバ
130に印刷要求を行うことにより、原稿データ記憶部
135に保存された原稿を印刷することが可能となる。
【0036】一方、ステップS311で、プリンタEか
ら原稿を印刷出力可能である場合は(ステップS31
1:YES)、その旨をプリントサーバ130に送信す
る(ステップS317、図5参照)。プリントサーバ1
30は、印刷可能の旨を受信し(ステップS318)、
コンピュータDのユーザDに対し、ユーザAから原稿デ
ータの受信があった旨をメール送信する(ステップS3
19)。
【0037】コンピュータDでは、メールを受信し(ス
テップS320)、ユーザDによるメールの開封および
受信が完了したことをメールサーバ130に送信する
(ステップS321)。メールの受信を完了したとこと
は、例えば、コンピュータ制御部138が定期的にコン
ピュータDのメール送受信部114にアクセスすること
等により確認できる。プリントサーバ130は、受信完
了の旨を受信し(ステップS322)、プリンタEに対
し印刷指示を行う(ステップS323)。
【0038】プリンタEは、記憶部133に格納されて
いた原稿データを受信し、印刷部124を通じて原稿を
印刷する(ステップS324)。なお、ステップS31
9でメール送信後に、プリントサーバ130が原稿の印
刷出力指示を行う態様であってもよい。なお、以上のメ
ールの送受信は、ネットワーク上にメールサーバがある
場合は、当該メールサーバを経由する態様であることを
妨げない。
【0039】また、以上の説明では、プリントサーバ1
30はコンピュータ110およびプリンタ120から独
立した構成としたが、これに限ることなく、例えばプリ
ンタ120の装置内に内蔵される態様であってもよい
し、コンピュータ110の制御部がプリントサーバであ
ってもよい。また、プリントサーバ130は、1つに限
ることなくシステム内(ネットワーク内に)複数備えた
態様であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
システム(請求項1)は、通知メール送信手段が、印刷
指示の際に送信先ユーザに対して送信先ユーザの利用す
るプリンタへ原稿を送信した旨を通知する通知メールを
送信するため、別途コンピュータリソースを必要とせず
に送信元ユーザから原稿の送信があった旨を送信先ユー
ザが認識でき、送信先ユーザに対し確実に原稿を届ける
ことのできるセキュリティの高いプリンタシステムを提
供することが可能となる。
【0041】また、本発明のプリンタシステム(請求項
2)は、検知手段が送信先ユーザが通知メールを読んだ
か否かを検知し、制御手段が検知手段により通知メール
が読まれたと検知するまで送信先ユーザの利用するプリ
ンタから原稿を印刷しないようにプリンタを制御するた
め、別途コンピュータリソースを必要とせずに送信元ユ
ーザから原稿の送信があった旨を送信先ユーザが認識で
き、送信先ユーザに対し、より確実に原稿を届けること
のできるセキュリティの高いプリンタシステムを提供す
ることが可能となる。
【0042】また、本発明のプリンタシステム(請求項
3)は、検出手段が、印刷指示の際に、送信先ユーザの
利用するプリンタから原稿が印刷可能であるか否かを検
出し、メール追加手段が、検出手段により原稿が印刷不
能であると検出された場合に、通知メールの内容にプリ
ンタが原稿を印刷不能である旨を追加するため、別途コ
ンピュータのリソースを必要とせずに送信元ユーザから
原稿の送信があった旨を送信先ユーザが認識でき、送信
先ユーザに対し、より確実に原稿を届けることのできる
セキュリティの高いプリンタシステムを提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタシステムの構成例を表す図で
ある。
【図2】プリンタシステム内の、コンピュータ、プリン
タおよびプリントサーバの機能および各ユニット間のデ
ータのインターフェースを表す図である。
【図3】ユーザ情報の登録の流れを示すフローチャート
である。
【図4】送信元ユーザが送信先ユーザの利用するプリン
タに原稿を印刷出力する流れについて説明するフローチ
ャートである。
【図5】送信元ユーザが送信先ユーザの利用するプリン
タに原稿を印刷出力する流れについて説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 プリンタシステム 110 コンピュータ 112 制御部 114 メール送受信部 120 プリンタ 122 制御部 127 プリント出力制御部 130 プリントサーバ 132 制御部 135 原稿データ記憶部 136 ユーザ情報記憶部 137 ネットワーク制御部 138 コンピュータ制御部 139 プリンタ制御部 140 メール送信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータと複数のプリンタと
    がネットワーク接続されたプリンタシステムであって、
    前記複数のコンピュータ間では相互にメールの送受信が
    可能であり、かつ、原稿の送り元である送信元ユーザの
    印刷指示に基づいて、前記原稿の送り先である送信先ユ
    ーザの利用するプリンタから当該原稿を印刷するプリン
    タシステムにおいて、 前記送信元ユーザが前記印刷指示を行う際に、前記送信
    先ユーザに対して、前記送信先ユーザの利用するプリン
    タへ前記原稿を送信した旨を内容とする通知メールを送
    信する通知メール送信手段を具備することを特徴とする
    プリンタシステム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記送信先ユーザが前記通知メ
    ールを読んだか否かを検知する検知手段と、前記検知手
    段により前記通知メールが読まれたと検知するまで前記
    送信先ユーザの利用するプリンタから前記原稿を印刷し
    ないように前記プリンタを制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載のプリンタシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記送信元ユーザが前記印刷指
    示を行う際に、前記送信先ユーザの利用するプリンタか
    ら前記原稿が印刷可能であるか否かを検出する検出手段
    と、前記検出手段により前記原稿が印刷不能であると検
    出された場合に、前記通知メールに当該プリンタが前記
    原稿を印刷不能である旨を追加するメール追加手段とを
    具備することを特徴とする請求項1に記載のプリンタシ
    ステム。
JP25068399A 1999-09-03 1999-09-03 プリンタシステム Pending JP2001075886A (ja)

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