JP2002353848A - ディジタル無線機 - Google Patents

ディジタル無線機

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JP2002353848A
JP2002353848A JP2001155543A JP2001155543A JP2002353848A JP 2002353848 A JP2002353848 A JP 2002353848A JP 2001155543 A JP2001155543 A JP 2001155543A JP 2001155543 A JP2001155543 A JP 2001155543A JP 2002353848 A JP2002353848 A JP 2002353848A
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Osamu Suzuki
修 鈴木
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な通話ゲインの設定が容易に且つ効率的
に得られるようにしたディジタル無線機を提供するこ
と。 【解決手段】 制御部1により、AD変換部9の出力と
DA変換部10の入力におけるデジタルデータのそれぞ
れを平均化し、平均値Aを表示器8に表示させ、各々を
送信音声レベルと着信音声レベルとして読取れるように
したもの。送信側となった無線機の音声符号化部11か
ら受信側となった無線機の音声復号化部12の出力まで
の間には、通話ゲインを変化させる要素が存在していな
いので、平均値Aにより送信音声レベルと着信音声レベ
ルが表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声通話用のディ
ジタル無線機に係り、特にトランシーバに好適なディジ
タル無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル化のすう勢は伝送技術
分野でも著しく、トランシーバなど音声通話用の無線機
も例外ではなくなっている。ここで、図2は、プレスト
ーク方式のトランシーバとして具現された従来技術によ
るディジタル無線機の一例で、以下、この図2を用い
て、従来技術について説明する。
【0003】図2において、まず制御部1は、例えばマ
イクロコンピュータで構成され、このディジタル無線機
全体の制御を司る働きをするもので、このため、データ
バス34を介して音声符号化部11と音声復号化部1
2、チャネル符号化部13、それにチャネル復号化部1
4にアクセスしている。次に操作部2は、例えば電話機
のハンドセットと同様な機能を果たすもので、このた
め、図示のように、スピーカ3とマイク(マイクロホン)
4、PTT(プレス・ツー・トーク)スイッチ7、それに表
示器8を備えている。
【0004】ここで、スピーカ3は受信音声を再生し、
マイク4は送信音声を取り込むもので、このため、マイ
ク4はマイクアンプ5に接続され、そしてスピーカ3は
スピーカアンプ6に接続されている。また、PTTスイ
ッチ7は、使用者により操作され、無線機を送信モード
と受信動作モードに切換える働きをし、表示器8は、例
えば送受信周波数の表示など、無線機の動作状況を使用
者に表示する働きをする。
【0005】AD変換部9は、マイク4から供給される
アナログの送信音声信号をディジタル信号に変換する働
きをし、DA変換部10は、ディジタルの受信音声信号
をアナログの音声信号に変換する働きをする。音声符号
化部11は、AD変換部9から供給されるディジタルの
送信音声信号を音声符号化し誤り訂正符号化するもの
で、音声復号化部12は、受信した音声信号を誤り訂正
復号化し音声復号化するものである。
【0006】チャネル符号化部13は、音声符号化部1
1で符号化された送信音声データと、制御部1から送ら
れる各種の制御データによって構成される送信データに
対して、誤り検出・訂正能力を付加するためのチヤネル
符号化処理を施し、送信フレームを生成する働きをする
もので、チヤネル復号化部14は、チヤネル符号化処理
された受信データを復号化するものである。
【0007】タイミング制御部15は、各部の動作に必
要なタイミング信号を発生するもので、同期検出部16
は、受信データに含まれる同期信号パターンを検出して
タイミング制御部15に出力するものである。変調部1
7は、チヤネル符号化部13から供給される送信信号に
より所定の周波数の搬送波を変調する働きをし、復調部
18は、受信信号を復調する働きをする。そして送/受
信部19は、所定の周波数の搬送波をアンテナから電波
として送信させ、アンテナに入感した搬送波を受信する
働きをする。
【0008】次に、この従来技術によるディジタル無線
機の動作について、図3により説明する。 (1) 送信モード PTTスイッチ7が操作(ボタンの押下など)されると送
信モードになり、マイク4からマイクアンプ5を介して
入力されたアナログの送信音声は、AD変換部9でディ
ジタル信号に変換され、音声符号化部11に供給され
る。
【0009】図3は、このときのAD変換部9の出力信
号の一例である。これは16ビットのAD変換器を使用
した場合で、この場合は、タイミング制御部15から出
力される125μS周期(8kHz)のストローブ信号3
0でサンプリングされ、256kHzのクロック信号3
1で16ビットにディジタル化されたシリアルデータ3
2がAD変換部9から出力される。
【0010】音声符号化部11は、シリアルデータとし
て入力されてくる送信音声信号に音声符号化処理と誤り
訂正符号化処理を施して音声/誤り訂正符号化し、デー
タバス34に出力する。こうして音声/誤り訂正符号化
され、音声符号化部11から出力される送信音声データ
は、制御部1によりチヤネル符号化部13に転送され、
ここでチヤネル符号化処理が施されてから変調部17に
供給される。
【0011】変調部17はタイミング制御部15からの
送信タイミング信号に合わせ、チヤネル符号化された音
声信号を送受信部19に出力する。なお、このときの送
信フレームフォーマットについては、“ARIB STD-T61"
等に定められているので、これを使用すればよい。ここ
で、このフォーマットの一例を示すと下記の通りであ
る。
【0012】
【表1】 (2) 受信動作モード PTTスイッチ7が操作されていないときは受信動作モ
ードに留まるが、この場合、送受信部19に信号が受信
されない間は、いわゆる待受状態になっている。そし
て、送受信部19に信号が受信されたとき本来の受信動
作に入り、受信信号がチヤネル復号化部14に供給され
る。
【0013】そこで、制御部1は、チヤネル復号化部1
4が1フレーム分の受信信号のチヤネル復号化処理を終
了すると、このチャネル復号化した受信音声データを読
み出し、音声復号化部12に転送する。音声復号化部1
2は、タイミング制御部15から供給されているストロ
ーブ信号30とクロック信号31に同期して、復号化し
た16ビットの受信音声シリアルデータ33を出力す
る。
【0014】この結果、音声復号化部12で音声/誤り
訂正復号化されたディジタルの受信音声信号がDA変換
部10でアナログ音声信号に変換され、スピーカアンプ
6を介してスピーカ3に供給され、音声が出力されるこ
とになる。
【0015】ところで、このようなディジタル無線機の
場合、メーカを異にする複数の無線機、例えばAとBの
2社の無線機が同一通信エリア内で混在して使用される
ことがあるが、この場合、図4に示すように、無線機の
組み合わせが4通りになり、このとき、図4の下側の2
例のように、異なるメーカの無線機の組み合わせになっ
てしまうと、着信音量に差が生じてしまうという不都合
が現われる。
【0016】これは、このようなディジタル無線機で
は、通話音量の設定に関して一般化された明確な規定が
無いため、各メーカがそれぞれの基準で通話ゲインを設
定しており、このため、送話側となった無線機のマイク
から入力した送信音声が受話側となった無線機のスピー
カから出力されるまでのトータルゲインや、送信側無線
機と受話側無線機のゲイン配分が各メーカにより異なっ
ているためである。
【0017】そこで、このような場合、使用に先立っ
て、異なったメーカの無線機器間で通話ゲインを合わせ
る設定を行ない、不都合が生じないようにしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、客観
的な音声信号レベルの把握に配慮がされておらず、機器
間での通話ゲインの設定に問題があった。このときの通
話ゲインの設定は、各無線機の組み合わせにおける着信
音量の大小を比較し、マイクアンプやスピーカアンプの
ゲインを調整し、所定の状態に設定することにより行な
うのであるが、従来技術では、このときの音声信号レベ
ルの違いを聴感に頼って判定している。
【0019】従って、従来技術では、正確なレベルの判
定が困難で、この結果、ゲイン設定に多くの時間を要
し、しかも正確なゲイン設定が容易に得られないという
問題が生じてしまうのである。本発明の目的は、正確な
通話ゲインの設定が容易に且つ効率的に得られるように
したディジタル無線機を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は、音声信号を
ディジタル信号に変化して送信し、受信したディジタル
信号をアナログ信号に変換して音声信号を得る方式のデ
ィジタル無線機において、前記送信する前のディジタル
信号の平均レベルを算出する手段と、前記平均レベルを
表示する手段とを設けることにより達成される。
【0021】同じく上記目的は、音声信号をディジタル
信号に変化して送信し、受信したディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して音声信号を得る方式のディジタル無
線機において、前記受信したディジタル信号の平均レベ
ルを算出する手段と、前記平均レベルを表示する手段と
を設けることによっても達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるディジタル無
線機について、図示の実施の形態により詳細に説明す
る。図1は、本発明によるディジタル無線機をプレスト
ーク方式のトランシーバとして構成した場合の一実施形
態で、20はメモリで、21はモニタスイッチであり、
その他のブロックは、図2で説明した従来技術と同じで
ある。
【0023】そして、まずメモリ20は、制御部1に必
要なデータを格納する働きをするもので、このためデー
タバス34に結合されていて、制御部1からリード/ラ
イトされる。ここで、制御部1のマイクロコンピュータ
に内蔵されているメモリに余裕があれば、その余裕メモ
リ領域をメモリ20として使用すればよく、この場合
は、別途、メモリの付加は要しない。
【0024】次に、モニタスイッチ21は、無線機の動
作モードをレベルモニタモードにするのに必要な指示を
制御部1に入力する働きをするもので、このため、容易
に操作できるように、操作部2に取付けられている。従
って、この図1の実施形態は、ハード的なブロック構成
でみると、図2の従来技術にメモリ20と、モニタスイ
ッチ21が付加されたものに相当する。
【0025】しかし、この図1の実施形態では、これら
の付加に加えて、更にAD変換部9が出力する送信音声
シリアルデータ32と、音声復号化部12が出力する受
信音声シリアルデータ33、それにタイミング制御部1
5が出力するクロック信号31及びストローブ信号30
が制御部1に供給されるようになっている。
【0026】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、この実施形態でも、通常の通話時の動作は従
来技術と同じで、PTTスイッチ7が操作されていない
ときは受信モードに留まり、PTTスイッチ7を操作し
たときだけ送信モードになる。ここで、送信モードにつ
いては、上記(1)の送信動作で説明した通りであり、受
信モードのときは、上記(2)の受信動作で説明した通り
である。
【0027】しかして、この実施形態では、モニタスイ
ッチ21が操作されることにより、レベルモニタモード
に入るが、ここで、このレベルモニタモードにも、送信
レベルモニタモードと、着信レベルモニタモードの2種
がある。まず、送信レベルモニタモードは、モニタスイ
ッチ21とPTTスイッチ7の双方が操作されたときに
得られるモードであり、次に、着信レベルモニタモード
は、着信待受け時、モニタスイッチ21だけが操作さ
れ、ここで他の無線機から着信があったときに得られる
モードである。そこで、以下、これら2種のレベルモニ
タモードについて順次説明する。
【0028】(a) 送信レベルモニタモード この実施形態では、上記したように、モニタスイッチ2
1とPTTスイッチ7の双方が操作(ON)されたとき、
図5に示すように、送信レベルモニタモードになる。そ
して、この送信レベルモニタモードのときは、PTTス
イッチ7の機能が変更され、PTTスイッチ7を押して
も、無線機の送受信部19は電波を送信しない。
【0029】一方、これに代えて、PTTスイッチ7が
押されている間、制御部1がAD変換部9から出力され
る送信音声シリアルデータ32を入力する動作になり、
このとき、AD変換部9は、通常の送信モード時と同じ
く、タイミング制御部15から供給されている125μ
S周期(8kHz)のストローブ信号30に同期して、図
3に示すタイミングで動作し、16ビットの送信音声シ
リアルデータ32を256kHzのクロック信号31で
順次出力する。
【0030】ここで、このAD変換部9は、例えば図7
に示すように、入力基準電圧を2.5Vとし、これと入
力電圧の差を、入力電圧が1Vから4Vの範囲で、16
ビットの分解能でディジタルデータに変換して出力する
性能をもつものとする。そこで、制御部1は、図5に示
すように、このAD変換部9から出力されてくる送信音
声シリアルデータ32を、ストローブ信号30毎に取り
込み、図6に示すように、順次、メモリ20に書き込
む。
【0031】すなわち、DATAlがメモリ20のアド
レス0に、DATA2がアドレス1に、そしてDATA
NがアドレスN−1にというように、順次書き込むの
である。このときのメモリ20の所要量は、8kHz サ
ンプリングで16ビットのデータを書き込むことから、
1秒間に128Kbit、10秒間なら1.28Mbi
tになり、従って、これに対応した記憶容量のメモリを
準備し、メモリ20とする。
【0032】この結果、PTTスイッチ7とモニタスイ
ッチ21を押しながら、音声など何等かの音をマイク4
に向かって、発すると、AD変換された送信音声データ
がメモリ20に書き込まれることになる。この後、PT
Tスイッチ7が離されると、制御部1は、PTTスイッ
チ7が押されている間にメモリ20(Nアドレス)に書き
込んだ送信音声データの平均値Aを、次の(1)式により
計算する。
【0033】 A={|D0|+|D1|+|D2|+……+|DN-1|}/N …………(1) D0 :アドレス0のデータ(DATA 1) D1 :アドレス1のデータ(DATA 2) D2 :アドレス2のデータ(DATA 3) ・ ・ ・ ・ DN-1:アドレスN−1のデータ(DATA N)
【0034】そして、この後、制御部1は、この平均値
Aを自局の送信音声レベルとして、表示器8の当該表示
領域に表示する。従って、この表示により、操作者は、
自局の送信音声レベルを知ることができる。
【0035】(b) 着信レベルモニタモード PTTスイッチ7を操作しないで、モニタスイッチ21
だけを操作すると、着信レベルモニタモードの待受状態
になる。そして、この状態で着信があった場合、すなわ
ち相手局がPTTスイッチ7を押して送信したとする
と、図8に示すように、本来の着信レベルモニタモード
に入り、音声復号化部12は、通常の受信モードのとき
と同様に、ストローブ信号30とクロック信号31に同
期して、図3に示すタイミングで16ビットの受信シリ
アルデータ33を出力するようになる。
【0036】そこで、制御部1は、図8に示すように、
音声復号化部12から出力される受信音声シリアルデー
タ33の入力を開始し、入力した受信シリアルデータを
図6に示すように、順次、メモリ20に書き込む。この
ときの受信音声シリアルデータ33をメモリ20に書き
込む処理は、上記した送信レベルモニタモードの場合と
同じである。
【0037】この後、相手局がPTTスイッチ7を離
し、着信が終了すると、制御部1は、着信中にメモリ2
0に書き込まれた受信音声データの平均値Aを、同じく
上記した(1)式により計算する。そして、制御部1は、
計算した平均値Aを受信音声レベルとして、表示器8の
当該表示領域に表示する。従って、この表示により、操
作者は、受信した音声信号のレベルを知ることができ
る。
【0038】次に、この実施形態において、上記した平
均値Aにより、送信側と受信側のそれぞれの音声レベル
が表わせる理由について説明する。この実施形態の場
合、図1から明らかなように、無線機の送信側となる音
声符号化部11の入力から、受信側となる音声復号化部
12の出力までの間には、通話音量を変化させるような
要素は含まれていないので、この間での通話音量のゲイ
ンは一定で、例えばゲイン0であると見做すことができ
る。
【0039】そこで、通話音声レベルは、送信側ではマ
イクアンプ5の出力レベルをみるだけで、受信側ではス
ピーカアンプ6の入力レベルをみるだけで、それぞれ一
義的に知ることができ、従って、これらの平均値Aによ
り送信側と受信側のそれぞれの音声レベルが表わせるの
である。そして、この実施形態では、これらの平均値A
が音声レベルとして表示器8に表示される。
【0040】従って、この実施形態によれば、表示され
た数値やメータの指示から、聴感に頼ることなく、客観
的に各無線機の音声レベルが把握できることになり、こ
の結果、異なるメーカの無線機の間での通話ゲイン合わ
せが容易に、しかも正確に得られることになる。
【0041】ここで、このときの通話ゲイン合わせにつ
いて、概略、説明すると、まず、所定のテープレコーダ
などの音源を用い、この音源から、メーカを異にする複
数台のディジタル無線機に共通に音声が入力されている
ようにし、この状態で、図5で説明したように、モニタ
スイッチ21とPTTスイッチ7を閉じで送信音声モニ
タモードにする。そして、この状態で、各ディジタル無
線機の表示器8の表示値が同じになるように、各ディジ
タル無線機のマイクアンプ5のゲインを調整した上で、
そのゲインに設定するのである。
【0042】次に、同じく音源から所定の音声が入力さ
れている1台のディジタル無線機を選び、それを送信モ
ードにした上で残りのメーカを異にする複数台のディジ
タル無線機の近傍に置き、これら複数台のディジタル無
線機のモニタスイッチ21を閉じ、受信音声モニタモー
ドにする。そして、この状態で、各ディジタル無線機の
表示器8の表示値が同じであることを確認する。次に、
各ディジタル無線機のスピーカアンプ6のゲインを調整
する。
【0043】従って、この実施形態によれば、聴覚など
による判定、いわゆる官能判定の入り込む余地がほとん
ど無く、客観的な判定による設定が得られるので、常に
正確なゲイン合わせが行える上、数値やメータの指示の
読取りによる判定なので、熟練が不要で容易に正確なゲ
イン合わせが得られることになる。
【0044】また、この実施形態では、それぞれの音声
レベルを、AD変換部9の出力と、DA変換部10の入
力のそれぞれにおけるディジタルデータの平均値から求
めているので、制御部1による演算処理だけで、正確に
通話音声レベルを求めることができ、この結果、別途、
レベル検知手段を必要としないので、簡単な構成で済
み、コストの上昇を最小限に抑えることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、送信音声レベルと受信
音声レベルが正確に表示できるので、ディジタル無線機
のレベル合わせを正確に、しかも容易に能率よくに設定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル無線機の一実施形態を
示すブロック構成図である。
【図2】従来技術によるディジタル無線機の一例を示す
ブロック構成図である。
【図3】本発明が対象とするディジタル無線機における
送信シリアルデータと受信シリアルデータの一例を示す
タイミング図である。
【図4】異なったディジタル無線機の組み合わせによる
通話状態の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態における送信レベルモニタ
モードを説明するためのタイミング図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるメモリ内容の説明
図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるAD変換とDA変
換の入力電圧と出力データの関係を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施形態における着信レベルモニタ
モードを説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1 無線機全体の制御部 2 操作部 3 スピーカ 4 マイク(マイクロホン) 5 マイクアンプ 6 スピーカアンプ 7 PTTスイッチ 8 表示器 9 AD変換部 10 DA変換部 11 音声/誤り訂正符号化部 12 音声/誤り訂正復号化部 13 チヤネル符号化部 14 チヤネル復号化部 15 タイミング制御部 16 同期検出部 17 変調部 18 復調部 19 送受信部 20 メモリ 21 モニタスイッチ 30 ストローブ信号 31 クロック信号 32 送信音声シリアルデータ 33 受信音声シリアルデータ 34 データバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をディジタル信号に変換して送
    信し、受信したディジタル信号をアナログ信号に変換し
    て音声信号を得る方式のディジタル無線機において、 前記送信する前のディジタル信号の平均レベルを算出す
    る手段と、 前記平均レベルを表示する手段とが設けられていること
    を特徴とするディジタル無線機。
  2. 【請求項2】 音声信号をディジタル信号に変換して送
    信し、受信したディジタル信号をアナログ信号に変換し
    て音声信号を得る方式のディジタル無線機において、 前記受信したディジタル信号の平均レベルを算出する手
    段と、 前記平均レベルを表示する手段とが設けられていること
    を特徴とするディジタル無線機。
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