JP2002352995A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2002352995A
JP2002352995A JP2001158332A JP2001158332A JP2002352995A JP 2002352995 A JP2002352995 A JP 2002352995A JP 2001158332 A JP2001158332 A JP 2001158332A JP 2001158332 A JP2001158332 A JP 2001158332A JP 2002352995 A JP2002352995 A JP 2002352995A
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Ken Ichioka
一岡  建
Kenji Matsuda
賢治 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放電灯の両端電圧の上昇を抑えて回路構成及び
設置上の制約を軽減した放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】電源回路10とインバータ回路INVと、
インバータ回路INVを制御する制御回路20と、放電
灯Lpの両端電圧を検出する電圧検出回路1とを備え、
制御回路20は、インバータ回路INVから放電灯Lp
に供給される電力を段階的又は連続的に可変させること
で放電灯Lpを調光するとともに、電圧検出回路1の検
出結果を基に放電灯Lpの両端電圧が所定値以下になる
ようにインバータ回路INVを制御する。放電灯Lpの
両端電圧の上昇を抑えて回路構成及び設置上の制約を軽
減することができ、適切に放電灯Lpを調光することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図5に示すように、交
流電源ACを整流し平滑する電源回路10と、電源回路
10の出力を高周波電圧に変換して放電灯Lpに供給す
るインバータ回路INVと、調光スイッチSWのオン/
オフに応じてインバータ回路INVを制御する制御回路
20とを備えて、調光スイッチSWがオフされたときに
は、制御回路20は放電灯Lpが全点灯するようにイン
バータ回路INVを制御し、調光スイッチSWがオンさ
れたときには、制御回路20は放電灯Lpを段階的又は
連続的に調光するようにインバータ回路INVを制御す
る放電灯点灯装置が提供されている。
【0003】インバータ回路INVは、電源回路10の
出力端間に接続されたスイッチング素子Q1,Q2の直
列回路を備えて、ハーフブリッジ形に構成されており、
スイッチング素子Q1,Q2を交互にオン/オフさせる
ことで、電源回路10からの出力を高周波電圧に変換す
る。
【0004】制御回路20は、調光スイッチSWがオフ
されているときには、放電灯Lpに定格電力が供給され
て放電灯Lpが定格光出力で全点灯するように、インバ
ータ回路INVに備えられたスイッチング素子Q1,Q
2を、予め設定された所定の駆動周波数でオン/オフさ
せる。そして、調光スイッチSWがオンされると、制御
回路20は、インバータ回路INVのスイッチング素子
Q1,Q2の駆動周波数を段階的又は連続的に変化させ
て、インバータ回路INVから放電灯Lpに供給される
電力を可変させる。これにより、放電灯Lpに流れる負
荷電流は抑制され、放電灯Lpの光出力は定格光出力か
ら低下する。
【0005】ここで、放電灯Lpの光出力は、放電灯L
pに流れる負荷電流と相関があるため、制御回路20
は、上述のように放電灯Lpの調光を行う場合、放電灯
Lpが所定の光出力となる負荷電流値を求め、放電灯L
pの負荷電流値が、求められた値と略等しくなるよう
に、インバータ回路INVのスイッチング素子Q1,Q
2の駆動周波数を変化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
放電灯Lpの管径が細く放電路の長いものが主流になり
つつあり、これに伴って点灯時の放電灯Lpの両端電圧
が従来と比較して高くなってきている。また、放電灯L
pを調光するために、上述のように負荷電流を抑制する
と、放電灯Lpの両端電圧は上昇する。
【0007】その結果、上記従来の放電灯点灯装置で
は、特に管径の細い放電灯Lpを調光した場合、放電灯
Lpの両端電圧が非常に高くなってしまい、回路を構成
する上で大きな制約となってしまうといった問題があっ
た。
【0008】また、使用電圧の大きさにより各種設置工
事の義務などが法令により定められており、放電灯Lp
の両端電圧の上昇は、放電灯点灯装置の設置方法におい
ても大きな制約となる。
【0009】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、放電灯の両端電圧の上昇を抑えて回路構成及
び設置上の制約を軽減した放電灯点灯装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、交流電源を整流し平滑する電源
回路と、前記電源回路の出力を高周波電圧に変換して放
電灯に供給するインバータ回路と、少なくとも前記イン
バータ回路を制御する制御回路と、放電灯の両端電圧を
検出する電圧検出手段とを備え、制御回路は、インバー
タ回路から放電灯に供給される電力を段階的又は連続的
に可変させることで放電灯を調光するとともに、電圧検
出手段の検出結果を基に放電灯の両端電圧が所定値以下
になるようにインバータ回路を制御することを特徴と
し、制御回路がインバータ回路から放電灯に供給される
電力を可変させ、放電灯に流れる負荷電流を減少させる
ことで放電灯を調光していても、制御回路に負荷電流の
減少よりも放電灯の両端電圧上昇の抑制を優先させ、両
端電圧が所定値を越えないように負荷電流を制御させる
ことによって、放電灯の両端電圧の上昇を抑えて回路構
成及び設置上の制約を軽減することができ、適切に放電
灯を調光することができる。
【0011】請求項2の発明は、出力を可変する電源回
路と、前記電源回路の出力を高周波電圧に変換して放電
灯に供給するインバータ回路と、少なくとも前記電源回
路を制御する制御回路と、放電灯の両端電圧を検出する
電圧検出手段とを備え、制御回路は、電源回路からの出
力を段階的又は連続的に可変させることで放電灯を調光
するとともに、電圧検出手段の検出結果を基に放電灯の
両端電圧が所定値以下になるように電源回路を制御する
ことを特徴とし、制御回路が電源回路からの出力を可変
させ、放電灯に流れる負荷電流を減少させることで放電
灯を調光していても、制御回路に負荷電流の減少よりも
放電灯の両端電圧上昇の抑制を優先させ、両端電圧が所
定値を越えないように負荷電流を制御させることによっ
て、放電灯の両端電圧の上昇を抑えて回路構成及び設置
上の制約を軽減することができ、適切に放電灯を調光す
ることができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、制御回路は、互いに特性の異なる複数種の放
電灯に応じた電力をインバータ回路から供給させること
を特徴とし、上記複数種の放電灯の何れも点灯させるこ
とができるとともに、前記放電灯の何れに対しても放電
灯の両端電圧の上昇を抑えて、回路構成及び設置上の制
約を軽減することができ、適切に放電灯を調光すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態におけ
る基本構成は従来例と共通するために共通する部分につ
いては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の
特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0014】本実施形態では、図1に示すように、電源
回路10と、インバータ回路INVと、調光スイッチS
Wのオン/オフに応じてインバータ回路INVを制御す
る制御回路20と、放電灯Lpの両端電圧を検出して前
記両端電圧に応じた検出信号を出力する電圧検出回路1
とを備えている。
【0015】電源回路10は、交流電源ACを整流する
例えばダイオードブリッジからなる整流器DBと、整流
器DBの出力端間に接続される平滑用のコンデンサC1
とを備えて、直流電圧を出力する。
【0016】インバータ回路INVは、電源回路10の
出力端間に接続される例えばFETからなるスイッチン
グ素子Q1,Q2の直列回路と、スイッチング素子Q
1,Q2の接続点に一端が接続されたコンデンサC2及
びインダクタL1の直列回路とを備え、ハーフブリッジ
形に構成されている。
【0017】放電灯Lpは、インバータ回路INVのス
イッチング素子Q2に、コンデンサC2及びインダクタ
L1の直列回路を介して並列に接続される。そして、放
電灯Lpには、共振用のコンデンサC3が並列に接続さ
れる。
【0018】制御回路20は、インバータ回路INVの
スイッチング素子Q1、Q2に、所定のディーティ比と
周波数を有する制御信号を出力して、スイッチング素子
Q1、Q2を前記周波数に応じた駆動周波数で交互にオ
ン/オフさせる。その結果、インバータ回路INVから
前記駆動周波数に応じた高周波電圧が出力される。
【0019】ここで、調光スイッチSWがオフされてい
るときには、制御回路20は、インバータ回路INVか
ら放電灯Lpに定格電力が供給されるように予め設定さ
れた所定周波数の制御信号をインバータ回路INVに出
力する。このとき、放電灯Lpは定格光出力にて全点灯
する。
【0020】また、調光スイッチSWがオンされたとき
には、制御回路20は、放電灯Lpに流れる負荷電流が
抑えられるように、前記制御信号の周波数を可変して、
インバータ回路INVのスイッチング素子Q1、Q2の
駆動周波数を変化させ、インバータ回路INVから放電
灯Lpに供給される電力を段階的に又は連続的に可変さ
せる。その結果、放電灯Lpの光出力は、放電灯Lpに
流れる負荷電流に応じて低下する。
【0021】ここで、負荷電流が抑えられると、従来例
と同様、放電灯Lpの両端電圧は上昇するが、本実施形
態の制御回路20は、電圧検出回路1の検出信号を基
に、放電灯Lpの両端電圧が所定値以下になるようにイ
ンバータ回路INVを制御する。
【0022】例えば、図2に示すように、調光スイッチ
SWがオフされて、制御回路20が所定周波数の制御信
号をインバータ回路INVに出力して、放電灯Lpを全
点灯させているときには、放電灯Lpの両端電圧VはV
1であり、負荷電流IはI1となっている。ここで、調
光スイッチSWがオンされると、制御回路20は、負荷
電流Iが予め設定された値I2に減少するように制御信
号の前記周波数を連続的に変化させ、放電灯Lpの光出
力を定格光出力から連続的に低下させようとする。この
とき、放電灯Lpの両端電圧VはV1からV2にまで上
昇する。
【0023】しかし、制御回路20は、電圧検出回路1
からの検出信号から、放電灯Lpの両端電圧Vを監視し
ており、両端電圧VがV2よりも小さい所定値Vlaに
なったときには、両端電圧VがVlaを越えないよう
に、インバータ回路INVを制御する。つまり、制御回
路20は、制御信号によりインバータ回路INVのスイ
ッチング素子Q1,Q2の駆動周波数を一定にし、両端
電圧VをVlaに、負荷電流IをI3に固定させる。こ
こで、上述の所定値Vlaは、例えば安全性などを考慮
した場合の上限値として設定されるものである。
【0024】本実施形態では、制御回路20がインバー
タ回路INVから放電灯Lpに供給される電力を可変さ
せ、放電灯Lpに流れる負荷電流を減少させることで放
電灯Lpを調光していても、制御回路20に負荷電流の
減少よりも放電灯Lpの両端電圧上昇の抑制を優先さ
せ、両端電圧が所定値を越えないように負荷電流を制御
させることによって、回路を構成する上で例えば耐電圧
性の高い部品を用いなければならないといった制約を軽
減することができる。さらに、本実施形態を設置する上
での制約を軽減して法定規則を容易に遵守することがで
き、安全性を確保することができる。また、両端電圧V
が所定値Vlaよりも大きくなるのを防ぎながらも、放
電灯Lpの光出力を最大限に小さくすることができ、放
電灯Lpを適切に調光することができる。
【0025】ところで本実施形態では、インバータ回路
INVから1種類の放電灯Lpに応じた電力が供給され
るように、制御回路10にインバータ回路INVを制御
させたが、インバータ回路INVから互いに特性の異な
る2種類の放電灯Lp、LpAに応じた電力が供給され
るように、制御回路10にインバータ回路INVを制御
させても良い。
【0026】例えば、放電灯LpAは、定格電力が放電
灯Lpよりも小さく、定格電力が供給されているときの
負荷電流Iが、放電灯Lpに流れる負荷電流I1と略等
しく設定されている。
【0027】このような放電灯LpAを、本実施形態に
接続した場合、図3に示すように、調光スイッチSWが
オフされて、制御回路20が所定周波数の制御信号をイ
ンバータ回路INVに出力して、放電灯LpAを全点灯
させているときには、放電灯LpAの両端電圧VはV1
aであり、負荷電流IはI1となっている。ここで、調
光スイッチSWがオンされると、制御回路20は、負荷
電流Iが予め設定された値I2に減少するように制御信
号の前記周波数を連続的に変化させ、放電灯LpAの光
出力を定格光出力から連続的に低下させようとする。こ
のとき、放電灯LpAの両端電圧VはV1aからV2a
にまで上昇する。
【0028】制御回路20は、電圧検出回路1からの検
出信号から、放電灯LpAの両端電圧Vを監視している
が、上述の場合、両端電圧Vは所定値Vlaよりも大き
くなろうとしないので、放電灯Lpが接続されている場
合のように負荷電流IをI3に固定させるようなインバ
ータ回路INVの制御を行わず、放電灯LpAの両端電
圧VをV2aにして放電灯LpAを調光させる。
【0029】このように本実施形態では、互いに特性の
異なる放電灯Lp、LpAが接続されても、これらの放
電灯Lp、LpAを点灯させることができるとともに、
制御回路20が放電灯Lp、LpAの何れに対しても両
端電圧VがVla以下となるようインバータ回路INV
を制御するので、何れの放電灯Lp,LpAが接続され
ても回路構成及び設置上の制約を軽減することができ
る。また、何れの放電灯Lp,LpAをも適切に調光す
ることができる。 (実施形態2)本実施形態における基本構成は実施形態
1と共通するために共通する部分については同一の符号
を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
【0030】本実施形態の電源回路10は、図4に示す
ように、交流電源ACを整流する整流器DBと、整流器
DBの出力端間に接続される限流チョークL3及びFE
Tからなるスイッチング素子Q3の直列回路と、スイッ
チング素子Q3に並列接続されるダイオードD1及び平
滑用のコンデンサC1とを備えている。
【0031】このような電源回路10は、交流電源AC
を、整流器DBにより整流して、限流チョークL3及び
スイッチング素子Q3から構成される昇圧チョッパ回路
により昇圧し、ダイオードD1及コンデンサC1から構
成される平滑回路により平滑して、直流電圧を出力す
る。
【0032】また本実施形態の制御回路20は、オンデ
ューティを可変とした駆動制御信号を出力してスイッチ
ング素子Q3を前記オンデューティに応じてオン/オフ
させることで、昇圧チョッパ回路の昇圧比を変え、電源
回路10からの出力電圧を可変させる。
【0033】つまり本実施形態の制御回路20は、駆動
制御信号のオンデューティ、又はインバータ回路INV
のスイッチング素子Q1,Q2をオン/オフさせる制御
信号の周波数を可変とすることで、インバータINVか
ら放電灯Lpに供給される電力を変化させるのである。
【0034】例えば、調光スイッチSWがオフされてい
るときには、制御回路20は、放電灯Lpに定格電力が
供給されるように、予め設定されたオンデューティの駆
動制御信号を電源回路10に出力するとともに、予め設
定された周波数の制御信号をインバータ回路INVに出
力する。このとき、放電灯Lpは全点灯する。
【0035】そして調光スイッチSWがオンされたとき
には、制御回路20は、電源回路10からの出力電圧が
小さくなるように駆動制御信号のオンデューティを可変
することで、又は制御信号の周波数を大きくすること
で、インバータ回路INVから放電灯Lpに供給される
電力を段階的に又は連続的に変化させ、放電灯Lpの光
出力を小さくさせる。また、制御回路20が、上述とは
逆に、電源回路10からの出力電圧が大きくなるように
駆動制御信号のオンデューティを可変することで、又は
制御信号の周波数を小さくすることで、放電灯Lpの光
出力を大きくさせる。
【0036】また本実施形態では、制御回路20が電源
回路10からの出力を可変させ、放電灯Lpに流れる負
荷電流を減少させることで放電灯Lpを調光していて
も、実施形態1と同様、制御回路20に負荷電流の減少
よりも放電灯Lpの両端電圧上昇の抑制を優先させ、両
端電圧が所定値を越えないように負荷電流を制御させて
いる。その結果、電源回路10からの出力を可変させて
いる場合においても、放電灯の両端電圧の上昇を抑えて
回路構成及び設置上の制約を軽減することができ、適切
に放電灯を調光することができる。
【0037】ところで、本実施形態では、制御回路20
に駆動制御信号のオンデューティ、制御信号の周波数の
何れか一方を可変させたが、両方を可変させても良い。
このときには、インバータ回路INVから放電灯Lpに
供給される電力を実施形態1よりも細かく可変させ、放
電灯Lpの光出力を詳細に設定することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源を整流し平
滑する電源回路と、前記電源回路の出力を高周波電圧に
変換して放電灯に供給するインバータ回路と、少なくと
も前記インバータ回路を制御する制御回路と、放電灯の
両端電圧を検出する電圧検出手段とを備え、制御回路
は、インバータ回路から放電灯に供給される電力を段階
的又は連続的に可変させることで放電灯を調光するとと
もに、電圧検出手段の検出結果を基に放電灯の両端電圧
が所定値以下になるようにインバータ回路を制御するの
で、制御回路がインバータ回路から放電灯に供給される
電力を可変させ、放電灯に流れる負荷電流を減少させる
ことで放電灯を調光していても、制御回路に負荷電流の
減少よりも放電灯の両端電圧上昇の抑制を優先させ、両
端電圧が所定値を越えないように負荷電流を制御させる
ことによって、放電灯の両端電圧の上昇を抑えて回路構
成及び設置上の制約を軽減することができ、適切に放電
灯を調光することができるという効果がある。
【0039】請求項2の発明は、出力を可変する電源回
路と、前記電源回路の出力を高周波電圧に変換して放電
灯に供給するインバータ回路と、少なくとも前記電源回
路を制御する制御回路と、放電灯の両端電圧を検出する
電圧検出手段とを備え、制御回路は、電源回路からの出
力を段階的又は連続的に可変させることで放電灯を調光
するとともに、電圧検出手段の検出結果を基に放電灯の
両端電圧が所定値以下になるように電源回路を制御する
ので、制御回路が電源回路からの出力を可変させ、放電
灯に流れる負荷電流を減少させることで放電灯を調光し
ていても、制御回路に負荷電流の減少よりも放電灯の両
端電圧上昇の抑制を優先させ、両端電圧が所定値を越え
ないように負荷電流を制御させることによって、放電灯
の両端電圧の上昇を抑えて回路構成及び設置上の制約を
軽減することができ、適切に放電灯を調光することがで
きるという効果がある。
【0040】請求項3の発明は、制御回路は、互いに特
性の異なる複数種の放電灯に応じた電力をインバータ回
路から供給させるので、上記複数種の放電灯の何れも点
灯させることができるとともに、前記放電灯の何れに対
しても放電灯の両端電圧の上昇を抑えて、回路構成及び
設置上の制約を軽減することができ、適切に放電灯を調
光することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す概略回路構成図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の他の動作説明図である。
【図4】実施形態2を示す概略回路構成図である。
【図5】従来例を示す概略回路構成図である。
【符号の説明】
1 電圧検出回路 10 電源回路 20 制御回路 AC 交流電源 INV インバータ回路 Lp 放電灯
フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA02 AB09 AC02 AC11 BA05 BB10 CB10 DB09 DC07 DC08 DD04 DE04 EA07 GA03 GB12 HA05 HA06 3K098 CC41 CC42 DD22 DD33 DD35 EE10 EE12 EE14 EE17 FF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流し平滑する電源回路と、
    前記電源回路の出力を高周波電圧に変換して放電灯に供
    給するインバータ回路と、少なくとも前記インバータ回
    路を制御する制御回路と、放電灯の両端電圧を検出する
    電圧検出手段とを備え、制御回路は、インバータ回路か
    ら放電灯に供給される電力を段階的又は連続的に可変さ
    せることで放電灯を調光するとともに、電圧検出手段の
    検出結果を基に放電灯の両端電圧が所定値以下になるよ
    うにインバータ回路を制御することを特徴とする放電灯
    点灯装置。
  2. 【請求項2】 出力を可変する電源回路と、前記電源回
    路の出力を高周波電圧に変換して放電灯に供給するイン
    バータ回路と、少なくとも前記電源回路を制御する制御
    回路と、放電灯の両端電圧を検出する電圧検出手段とを
    備え、制御回路は、電源回路からの出力を段階的又は連
    続的に可変させることで放電灯を調光するとともに、電
    圧検出手段の検出結果を基に放電灯の両端電圧が所定値
    以下になるように電源回路を制御することを特徴とする
    放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 制御回路は、互いに特性の異なる複数種
    の放電灯に応じた電力をインバータ回路から供給させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014470A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Koizumi Lighting Technology Corp 照明器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014470A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Koizumi Lighting Technology Corp 照明器具

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