JP2002352678A - 自動点滅器 - Google Patents

自動点滅器

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JP2002352678A
JP2002352678A JP2001157634A JP2001157634A JP2002352678A JP 2002352678 A JP2002352678 A JP 2002352678A JP 2001157634 A JP2001157634 A JP 2001157634A JP 2001157634 A JP2001157634 A JP 2001157634A JP 2002352678 A JP2002352678 A JP 2002352678A
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常弘 北村
Yoshihisa Ishigami
義久 石神
Yukihiro Murata
之広 村田
Yasushi Nomura
泰 野村
Yoshinori Akinari
芳範 秋成
Kenji Okada
健治 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工後の確認作業及びメンテナンス作業を容
易にする。 【解決手段】 電源及び制御負荷に接続される端子を備
えた複数の端子ブロック1を備える。周囲の外光を利用
して電源に接続される端子と制御負荷に接続される端子
との接続の開閉を行う開閉機能ブロック2を備える。端
子ブロック1と開閉機能ブロック2を収容するベース3
及びカバー4を備える。外光を採り入れる受光カバー5
を備えた自動点滅器である。受光カバー5を覆って外光
を遮蔽するテストカバー6をベース3及びカバー4で構
成する器体36に保持させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲の外光の光量
によって電源と制御負荷との接続の開閉を行う自動点滅
器に関し、詳しくは、施工後の確認作業及びメンテナン
ス作業を容易にしようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動点滅器は、電源及び制御負荷
に接続される端子を備えた複数の端子ブロックと、周囲
の外光を利用して電源に接続される端子と制御負荷に接
続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブロック
と、端子ブロックと開閉機能ブロックを収容するベース
及びカバーと、外光を採り入れる受光カバーを備えてい
て、周囲の外光の光量の検出結果によって、電源に接続
される端子と制御負荷に接続される端子との接続の開閉
をおこなう構成になっている(特開2001−5359
7公報などを参照)。
【0003】ところで、ベース及びカバーによって構成
される器体は全体又は一部が乳白色のカバー部からな
り、このカバー部を受光カバーと兼用する場合がある
が、近年の電子式の自動点滅器では、従来の360度の
光の検知ではなく、設定された検知範囲に対して受光を
行うように、カバーと受光カバーとを分離して指向性を
確保し、これにより耐誤動作性能を向上させている。
【0004】そして、このような従来の自動点滅器は屋
外に設置されて使用されるが、例えば自動点滅器を設置
する場合、またはこれを用いた街路灯または道路灯など
の蛍光灯を交換するなどのメンテナンスを行う場合に、
光を透過しない袋を作業者が所持していてこれを取り出
して受光カバーの部分を覆い、外光を遮断した状態で、
自動点滅器の動作または蛍光灯などの点灯の確認がおこ
なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、街路灯また
は道路灯などの場合、遮光用の袋を取り出して受光カバ
ーの部分に被せる作業は、面倒であってメンテナンスの
作業性が悪く、また高所での作業としては好ましいもの
ではない。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、施工後及びメンテナンス時の自動点滅器
の動作または蛍光灯などの点灯の確認作業を容易におこ
なえる自動点滅器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、電源及び制御負荷に接続される端子を備えた複数の
端子ブロック1と、周囲の外光を利用して電源に接続さ
れる端子と制御負荷に接続される端子との接続の開閉を
行う開閉機能ブロック2と、端子ブロック1と開閉機能
ブロック2を収容するベース3及びカバー4と、外光を
採り入れる受光カバー5を備えた自動点滅器であって、
受光カバー5を覆って外光を遮蔽するテストカバー6を
ベース3及びカバー4で構成する器体36に保持させて
いることを特徴とするものである。
【0008】このような構成によれば、例えば、自動点
滅器Aを設置した後の自動点滅器Aの作動を確認する場
合、またはこれを用いた街路灯または道路灯などの蛍光
灯を交換した後に蛍光灯などの点灯の確認する場合、テ
ストカバー6は器体36側に保持させていることから、
器体36から外したテストカバー6にて受光カバー5を
容易に覆うことができ、従来のように、高所において作
業者が所持している遮光用の袋を取り出して受光カバー
の部分に被せて遮光をおこなう作業を省くことができ、
高所での作業性及び安全性を確保することができる。
【0009】請求項2においては、テストカバー6は端
子を覆う端子カバーと共用化していることを特徴とする
ものである。このような構成によれば、例えば、端子ブ
ロック1の端子に電線を接続した後にその接続作業をお
こなうためのドライバー挿入孔11や、端子ねじ17等
を屋外環境から保護する端子カバーとテストカバー6を
共用することができるのであり、共用によって構成を簡
素化し、それでいて、信頼性を向上させるだけでなく、
高所での作業性及び安全性を、一層、高めることができ
る。
【0010】請求項3においては、カバー4は、テスト
カバー6及び端子カバーを共用化した共用部4aと、ベ
ース3もしくは受光カバー5に保持されて位置決めする
保持部4bとから構成し、共用部4aと保持部4bは可
動可能な部位で接続していることを特徴とするものであ
る。このような構成によれば、可動可能な部位で共用部
4aを可動させることで、施工時及びメンテナンス時
に、端子カバーとテストカバー6とに容易に共用するこ
とができる。
【0011】請求項4においては、共用部4aと保持部
4bを接続する部位が薄肉部7になっていることを特徴
とするものである。このような構成によれば、薄肉部7
で折り曲げることで、施工時及びメンテナンス時に、端
子カバーとテストカバー6とに容易に共用することがで
き、かつ、共用部4aと保持部4bとを一体化でき、安
価に製造することができてコストを低くできる。
【0012】請求項5においては、薄肉部7において共
用部4aを折り返して保持部4b又は受光カバー5に嵌
合保持していることを特徴とするものである。このよう
な構成によれば、本体(自動点滅器)において検知遅れ
時間がある動作確認時にも共用部4aが保持部4b又は
受光カバー5に保持されていて作業者がテストカバー6
にて受光カバー5を覆う作業をおこなわないで確認がで
き、一層、高所での作業性及び安全性を確保することが
できる。
【0013】請求項6においては、共用部4aとこれを
嵌合保持する部分の一方に凸部8を他方に凹部9を受光
部の全周に形成して凹凸嵌合していることを特徴とする
ものである。このような構成によれば、共用部4aを保
持部4bにテストカバー6として面同士を当接して遮光
する場合に比べて、受光部としての採光窓13の全周に
おいて凹凸嵌合させることから、共用部4aをテストカ
バー6とする場合に採光窓13の周部に隙間が生じるこ
とがなく、テストカバー6の遮光機能を、一層、高める
ことができる。
【0014】請求項7においては、共用部4aに光を透
過しないラベル10を貼っていることを特徴とするもの
である。このような構成によれば、共用部4a及び保持
部4bを例えば合成樹脂成形品にて形成した場合に、テ
ストカバー6となる共用部4aに強い外光が照射された
場合にも確実に遮光をおこなうことができ、確認作業を
確実におこなうことができる。
【0015】請求項8においては、ラベル10は仕様を
記した銘板であることを特徴とするものである。このよ
うな構成によれば、高い遮光機能を得ることができなが
ら、銘板にラベル10の機能を発揮させることができて
コストを低くできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明に係る自動点滅器の側断面図であ
る。図2は正面図である。図3は分解斜視図である。
【0017】自動点滅器Aは、電源及び制御負荷に接続
される端子14を備えた複数の端子ブロック1…と、周
囲の外光を利用して電源に接続される端子14と制御負
荷に接続される端子14との接続の開閉を行う開閉機能
ブロック2と、端子ブロック1と開閉機能ブロック2を
収容する器体36としてのベース3及びカバー4と、外
光を採り入れる受光カバー5を備えている。このような
自動点滅器Aは、例えば、断面L字状で一端部にねじ孔
15が形成された板状の取付金具16を介して、例え
ば、屋外に取り付けられて使用されるものである。
【0018】端子ブロック1は、端子ねじ17、これが
螺着される板状部18および端子14となる端子板19
により構成され、複数の端子ブロック1の端子14に
は、電源および制御負荷にそれぞれ接続されることにな
る。
【0019】開閉機能ブロック2は、実装基板21、こ
の一の面(前面)に実装される例えば外光の明るさに応
じた電圧を発生する太陽電池からなる光起電力素子2
2、および実装基板21の他の面に実装されるリレー2
3などにより構成される。実装基板21には、図1に示
すように、端子ブロック1の端子板19の一端が接続さ
れ、電源に接続される端子14と制御負荷に接続される
端子14との間には、リレー23が設けられる。開閉機
能ブロック2は、周囲の外光を利用して、電源に接続さ
れる端子14と制御負荷に接続される端子14との接続
の開閉(リレー23の接点の開閉)をおこなう構成にな
っている。なお、リレー23に代えてスイッチング素子
を使用する構成でもよい。
【0020】器体36を構成するベース3は、遮光性で
例えば黒色の樹脂により前面に開口31を有する箱状に
形成され、複数の端子ブロック1および開閉機能ブロッ
ク2を内部に収容するものである。図3の例では、ベー
ス3の前面下方には各端子ブロック1を収容する収容室
39が4室設けられており、各収容室39の間は隔壁3
2で仕切られ、各端子ブロック1がベース3の前面下方
に絶縁状態で収容保持される。
【0021】ベース3の前面上方には、一対の支持部3
3および別の支持部34が形成されている。支持部33
の前方先端には、実装基板21に形成された孔21aに
挿入される突起33aが形成され、一方、支持部34の
前方先端には、実装基板21に形成された孔21bに挿
通されたねじ具(図示せず)のねじ孔4aが形成されて
いる。
【0022】これにより、突起33aが孔21aに挿入
されて実装基板21を支持部33、34で支持して、ね
じ孔34aにおいてねじ具でねじ止めすることで開閉機
能ブロック2がベース3に固定される。
【0023】ベース3の後面には、後方に突出する支持
部35が形成され、この支持部35には、図1に示すよ
うに、取付金具16の一端部の面と支持部35の一の面
とを合わせた状態で、取付ねじS1を支持部35に形成
したねじ挿通孔35aに挿通し、ねじ孔15にねじ込む
ことで取付金具16にベース3をねじ止めするようにし
ている。
【0024】取付金具16を介してベース3が、例え
ば、玄関先の壁面または電柱などの所定の取付部分に取
り付けられた状態で、開閉機能ブロック2の光起電力素
子22が外光を受光する受光方向を、複数の方向のうち
のいずれかの方向に固定するための複数の凹部35b…
および凸部16bが、それぞれ支持部35の一の面およ
び取付金具16の一端部の面に形成されている。これに
より、凸部16bを複数の凹部35b…のいずれかに凹
凸嵌合すれば、受光方向を複数の方向のうちのいずれか
の方向に指向性を持たせて固定することができる。
【0025】受光カバー5は、透光性で透明の樹脂によ
り後面に開口を有する薄箱状に形成され、ベース3の開
口31を閉塞するものである。なお、受光カバー4の詳
細な説明は後述する。
【0026】器体36を構成するカバー4は、遮光性で
例えば黒色の樹脂により受光カバー5の前面を覆う薄箱
状に形成され、受光カバー5の前面に取り付けられる。
カバー4は、端子ブロック1…を覆う端子カバーの機能
と光起電力素子22を覆うテストカバー6の機能を共用
する共用部4aと、受光カバー5の上半部に保持される
保持部4bとが、保持部4bに対して可動可能な部位と
して折り曲げが可能な薄肉部7にて接続されて構成され
ている。
【0027】カバー4において、開閉機能ブロック2の
光起電力素子22の前方に位置する保持部4bの中央部
には採光窓13が形成され、共用部4aの前面中央には
採光窓13の内縁を凹部9として凹凸嵌合する凸部8を
採光窓13の全周に相当させて形成している。更に、採
光窓13の上縁中央部には切欠き24が形成され、共用
部4aの下縁部に爪25を有する係止片26が突設され
ている。又、図1に示すように、遮光片27が保持部4
bの後面の下端側から後方に突設されている。
【0028】これにより、共用部4aを薄肉部7におい
て折り曲げて略矩形状となった凸部8を矩形状の採光窓
13の縁部を凹部9として凹凸嵌合させ、更に、係止片
26の爪25を切欠き24の縁に係止し、共用部4aを
テストカバー6として保持部4bに重ねて支持するので
あり、光起電力素子22に対して好適な遮光が可能にな
るのである。この場合、凸部8の内縁が受光カバー5の
矩形突部43の外縁部に係合して、一層、遮光性を高め
ている。
【0029】カバー4の共用部4aの左右部には、後方
に突出する先端外向きの爪を有する左右一対の掛止突片
28、28が後方に突設されている。一対の掛止突片2
8、28は、ベース3の開口縁部内側に形成され側壁に
貫通する孔29に挿通され、孔29の外側の縁部に先端
外向きの爪が掛止するようになっている。
【0030】これにより、カバー4の保持部4bの採光
窓13を除いてベース3の開口31全体を閉塞すること
ができる。保持部4bの側壁内側には突起40が複数形
成されて、受光カバー4の側壁に形成された受部42に
係合してカバー4が受光カバー5に保持される。
【0031】このように、受光カバー5を覆って外光を
遮蔽するテストカバー6をカバー4及びベース3にて構
成している器体36に保持させていることから、例え
ば、自動点滅器Aを設置した後の自動点滅器Aの作動を
確認する場合、またはこれを用いた街路灯または道路灯
などの蛍光灯を交換した後に蛍光灯などの点灯の確認す
る場合、テストカバー6にて受光カバー5(採光窓1
3)を容易に覆うことができ、高所において作業者が所
持している遮光用の袋を取り出して受光カバー5の部分
(採光窓13)に被せて遮光をおこなう作業を省くこと
ができ、高所での作業性及び安全性を確保することがで
きるのである。
【0032】次に、受光カバー5について詳述する。受
光カバー5の前面中央には、カバー4の遮光片27が挿
入される溝41が形成されており、溝41の下方であっ
て、各端子ブロック1のねじ17の前方に位置する受光
カバー4の前面下部には、ドライバーの先端を挿入する
ためのドライバー挿入孔11が形成されている。ベース
3の下側面に半円状の溝37が形成されて端子14に接
続される電線が、ベース3の下面側の溝37から挿入さ
れるようになっている。
【0033】これにより、カバー5の共用部4aを薄肉
部7で折り曲げて開放した状態で、ドライバーの先端を
ドライバー挿入孔11に挿通して端子ねじ17を操作す
ることで、下面側から挿入した電線の導体線を端子14
に接続することができる。電線の接続後は、共用部4a
を薄肉部7で折り曲げて掛止突片28をベース3の孔2
9に挿入して爪を係止することで端子カバーとするもの
である。
【0034】このように、テストカバー6は端子を覆う
端子カバーと共用化しているのであり、端子ブロック1
の端子14に電線を接続した後にその接続作業をおこな
うためのドライバー挿入孔11や、端子ねじ17等を屋
外環境から保護する端子カバーとテストカバー6を共用
することができるのであり、共用によって構成を簡素化
し、それでいて、信頼性を向上させるだけでなく、高所
での作業性及び安全性を、一層、高めることができる。
【0035】更に、薄肉部7で共用部4aを折り曲げる
ことで、施工時及びメンテナンス時に、端子カバーとテ
ストカバー6とに容易に共用することができるのであ
る。又、共用部4aと保持部4bとを一体化でき、安価
に製造することができてコストを低くできる。しかも、
共用部4aと保持部4b側の採光窓13の一方に凸部8
を他方に凹部9を採光窓13の全周に形成して凹凸嵌合
していることから、共用部4aを保持部4bをテストカ
バー6として面同士を当接して遮光する場合に比べて、
共用部4aをテストカバー6とする場合に採光窓13の
周部に隙間が生じることがなく、テストカバー6の遮光
機能を、一層、高めることができる。
【0036】図6に示すように、共用部4aに光を透過
しないラベル10を貼っているのであり、かつ、ラベル
10は、自動点滅器Aの本体仕様や施工時の注意事項の
ような施工仕様のような仕様を記した銘板であることか
ら、共用部4a及び保持部4bを例えば合成樹脂成形品
にて形成した場合に、テストカバー6となる共用部4a
に強い外光が照射された場合にも確実に遮光をおこなう
ことができ、確認作業を確実におこなうことができ、か
つ、銘板にラベル10の機能を発揮させることができて
コストを低くできるのである。
【0037】図8は他の実施の形態を示し、但し、本実
施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、共
通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0038】本実施の形態においては、共用部4aの係
止片26の爪25が係止される係止受部24aを受光カ
バー5側に形成したものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明においては、電源及び制
御負荷に接続される端子を備えた複数の端子ブロック
と、周囲の外光を利用して電源に接続される端子と制御
負荷に接続される端子との接続の開閉を行う開閉機能ブ
ロックと、端子ブロックと開閉機能ブロックを収容する
ベース及びカバーと、外光を採り入れる受光カバーを備
えた自動点滅器であって、受光カバーを覆って外光を遮
蔽するテストカバーをベース及びカバーにて構成する器
体に保持させているから、例えば、自動点滅器を設置し
た後の自動点滅器の作動を確認する場合、またはこれを
用いた街路灯または道路灯などの蛍光灯を交換した後に
蛍光灯などの点灯の確認する場合、器体から外したテス
トカバーにて受光カバーを容易に覆うことができ、従来
のように、高所において作業者が所持している遮光用の
袋を取り出して受光カバーの部分に被せて遮光をおこな
う作業を省くことができ、高所での作業性及び安全性を
確保することができるという利点がある。
【0040】請求項2においては、請求項1の効果に加
えて、テストカバーは端子を覆う端子カバーと共用化し
ているから、例えば、端子ブロックの端子に電線を接続
した後にその接続作業をおこなうためのドライバー挿入
孔や、端子ねじ等を屋外環境から保護する端子カバーと
テストカバーを共用することができるのであり、共用に
よって構成を簡素化し、それでいて、信頼性を向上させ
るだけでなく、高所での作業性及び安全性を、一層、高
めることができるという利点がある。
【0041】請求項3においては、請求項2の効果に加
えて、カバーは、テストカバー及び端子カバーを共用化
した共用部と、ベースもしくは受光カバーに保持されて
位置決めする保持部とから構成し、共用部と保持部は可
動可能な部位で接続しているから、可動可能な部位で共
用部を可動させることで、施工時及びメンテナンス時
に、端子カバーとテストカバーとに容易に共用すること
ができるという利点がある。
【0042】請求項4においては、請求項3の効果に加
えて、共用部と保持部を接続する部位が薄肉部になって
いるから、薄肉部で折り曲げることで、施工時及びメン
テナンス時に、端子カバーとテストカバーとに容易に共
用することができ、かつ、共用部と保持部とを一体化で
き、安価に製造することができてコストを低くできると
いう利点がある。
【0043】請求項5においては、請求項4の効果に加
えて、薄肉部において共用部を折り返して保持部又は受
光カバーに嵌合保持しているから、本体において検知遅
れ時間がある動作確認時にも共用部が保持部又は受光カ
バーに保持されていて作業者がテストカバーにて受光カ
バーを覆う作業をおこなわないで確認ができ、一層、高
所での作業性及び安全性を確保することができるという
利点がある。
【0044】請求項6においては、請求項5の効果に加
えて、共用部とこれを嵌合保持する部分の一方に凸部を
他方に凹部を採光窓の全周に形成して凹凸嵌合している
から、共用部を保持部をテストカバーとして面同士を当
接して遮光する場合に比べて、共用部と保持部とを採光
窓の全周において凹凸嵌合させることから、共用部をテ
ストカバーとする場合に採光窓の周部に隙間が生じるこ
とがなく、テストカバーの遮光機能を、一層、高めるこ
とができるという利点がある。
【0045】請求項7においては、請求項3乃至6の効
果に加えて、共用部に光を透過しないラベルを貼ってい
るから、共用部及び保持部を例えば合成樹脂成形品にて
形成した場合に、テストカバーとなる共用部に強い外光
が照射された場合にも確実に遮光をおこなうことがで
き、確認作業を確実におこなうことができるという利点
がある。
【0046】請求項8においては、請求項7の効果に加
えて、高い遮光機能を得ることができながら、ラベルは
仕様を記した銘板であるから、銘板にラベルの機能を発
揮させることができてコストを低くできるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す側断面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の共用部をテストカバーとして使用してい
る側断面図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】同上の部分分解斜視図である。
【図7】同上のテストカバーの嵌合保持状態を示す側断
面図である。
【図8】同上の他の実施の形態の側断面図である。
【符号の説明】
1 端子ブロック 2 開閉機能ブロック 3 ベース 4 カバー 5 受光カバー 6 テストカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 之広 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 野村 泰 三重県津市大字野田字鎌切856番地 株式 会社オームズ内 (72)発明者 秋成 芳範 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 岡田 健治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA38 AA86 AB07 BA28 CF13 CJ11 CJ22 5G052 HA01 HA11 HB04 5G055 AA02 AA10 AE01 AE22 AG03 BD15 BD18 DD01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源及び制御負荷に接続される端子を備
    えた複数の端子ブロックと、周囲の外光を利用して電源
    に接続される端子と制御負荷に接続される端子との接続
    の開閉を行う開閉機能ブロックと、端子ブロックと開閉
    機能ブロックを収容するベース及びカバーと、外光を採
    り入れる受光カバーを備えた自動点滅器であって、受光
    カバーを覆って外光を遮蔽するテストカバーをベース及
    びカバーで構成する器体に保持させて成ることを特徴と
    する自動点滅器。
  2. 【請求項2】 テストカバーは端子を覆う端子カバーと
    共用化して成ることを特徴とする請求項1記載の自動点
    滅器。
  3. 【請求項3】 カバーは、テストカバー及び端子カバー
    を共用化した共用部と、ベースもしくは受光カバーに保
    持されて位置決めする保持部とから構成し、共用部と保
    持部は可動可能な部位で接続して成ることを特徴とする
    請求項2記載の自動点滅器。
  4. 【請求項4】 共用部と保持部を接続する部位が薄肉部
    になっていることを特徴とする請求項3記載の自動点滅
    器。
  5. 【請求項5】 薄肉部において共用部を折り返して保持
    部又は受光カバーに嵌合保持して成ることを特徴とする
    請求項4記載の自動点滅器。
  6. 【請求項6】 共用部とこれを嵌合保持する部分の一方
    に凸部を他方に凹部を受光部の全周に形成して凹凸嵌合
    して成ることを特徴とする請求項5記載の自動点滅器。
  7. 【請求項7】 共用部に光を透過しないラベルを貼って
    成ることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載
    の自動点滅器。
  8. 【請求項8】 ラベルは仕様を記した銘板であることを
    特徴とする請求項7記載の自動点滅器。
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