JP2002352385A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び、該情報処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び、該情報処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002352385A
JP2002352385A JP2001153385A JP2001153385A JP2002352385A JP 2002352385 A JP2002352385 A JP 2002352385A JP 2001153385 A JP2001153385 A JP 2001153385A JP 2001153385 A JP2001153385 A JP 2001153385A JP 2002352385 A JP2002352385 A JP 2002352385A
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Kenichi Ikeda
健一 池田
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め登録した複数の移動体端末11間で互い
に遠隔操作を行う場合に、その登録を解除しなくても遠
隔操作不要時の誤操作を防止して、ユーザの利便性を向
上させる。 【解決手段】 移動体端末11における他の移動体端末
11に対する遠隔操作のための操作に対する誤操作可能
性を判断して、該判断結果に応じて上記他の移動体端末
11に対する遠隔操作制御を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システ
ム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラ
ム、及び、該情報処理プログラムを記憶した記憶媒体に
関し、特に複数の移動体にそれぞれ設けられた複数の移
動体端末間等で遠隔操作を行うようにしたものの技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開2000−595
33号公報に示されているように、自動車等の移動体を
移動局(移動体端末)として、該移動局間で固定局を経
由して情報の受け渡しを行うようにすることが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のように固定局に相当する情報センターを設置して、こ
の情報センターと、複数の移動体にそれぞれ設けられた
複数の移動体端末とをネットワークを介して接続した場
合、これら複数の移動体端末間で情報の受け渡しを行う
ことによって、情報センターを介して(又は直接に)互
いに遠隔操作できるようにすれば、ユーザの利便性を向
上させることができる。すなわち、移動体端末が例えば
自動車のナビゲーション装置である場合に、自車の位置
を他車のナビゲーション装置のディスプレイに表示させ
たり、自車と同じ目的地を他車のナビゲーション装置に
設定させたりすることができ、複数の自動車でドライブ
するとき等においては非常に便利である。そして、この
よう遠隔操作は、特定の移動体端末間で行う必要がある
ため、予めそれらの移動体端末を情報センター等に登録
しておき、この登録した移動体端末間で互いに遠隔操作
できるようにすればよい。特に、近距離だけでなく電話
等を利用して遠距離でも遠隔操作できるようにする場合
には、そのような登録が必要になる。
【0004】しかしながら、登録した移動体端末間であ
っても常に遠隔操作が必要であるとは限らず、遠隔操作
が必要でないときに誤操作により他の移動体端末を遠隔
操作してしまうという不都合がある。そこで、遠隔操作
が必要でないときには登録を解除できるようにしておけ
ばよいが、このように登録を一々解除することは煩わし
くて不便である。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記のように登録した
移動体端末間等で互いに遠隔操作を行う場合に、その登
録を解除しなくても遠隔操作不要時の誤操作を防止し
て、ユーザの利便性を向上させようとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、遠隔操作のための操作に対する誤
操作可能性を判断して、この判断結果に応じて遠隔操作
制御又は遠隔被操作制御を規制するようにした。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、情報セ
ンターと、複数の移動体にそれぞれ設けられ、該情報セ
ンターとネットワークを介してそれぞれ接続された複数
の移動体端末とを備えた情報処理システムを対象とす
る。
【0008】そして、上記情報センターは、予め登録し
た上記複数の移動体端末間で互いに遠隔操作可能なよう
に制御する制御手段を備え、上記各移動体端末は、該移
動体端末の操作により他の移動体端末に対する遠隔操作
要求を情報センターに送信するように構成され、上記情
報センターの制御手段は、上記移動体端末からの遠隔操
作要求を受けて該遠隔操作要求に応じて上記他の移動体
端末を遠隔操作制御すると共に、上記移動体端末の操作
に対する誤操作可能性を判断して、該判断結果に応じて
上記他の移動体端末に対する遠隔操作制御を規制するよ
うに構成されているものとする。
【0009】上記の構成により、情報センターの制御手
段は、或る移動体端末からの操作による遠隔操作要求を
受けて該遠隔操作要求に応じて他の移動体端末を遠隔操
作制御する。このことで、登録した複数の移動体端末間
で情報センターを介して互いに遠隔操作可能になる。そ
して、上記制御手段は、上記操作に対する誤操作可能性
を判断して、この判断結果に応じて上記他の移動体端末
に対する遠隔操作制御を規制する。つまり、遠隔操作が
不要な状況下にあって遠隔操作要求が送信されたのは誤
操作である可能性がかなり高い場合には、上記遠隔操作
制御を規制する。この結果、登録を解除しなくても遠隔
操作不要時の誤操作を的確に防止することができ、ユー
ザの利便性を向上させることができる。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末
と遠隔操作される他の移動体端末とがそれぞれ設けられ
た両移動体間の距離に基づいて誤操作可能性を判断する
ように構成されているものとする。
【0011】このことにより、両移動体間の距離がかな
り大きい場合に遠隔操作要求が送信されたときには、誤
操作である可能性が高いと判断することができ、誤操作
可能性を適切に判断することができる。
【0012】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末
と遠隔操作される他の移動体端末との間における前回の
遠隔操作時からの経過時間に基づいて誤操作可能性を判
断するように構成されているものとする。
【0013】このことで、両移動体端末間における前回
の遠隔操作時からの経過時間がかなり長い場合に遠隔操
作要求が送信されたときには、誤操作である可能性が高
いと判断することができ、誤操作可能性を適切に判断す
ることができる。
【0014】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末
と遠隔操作される他の移動体端末とがそれぞれ設けられ
た両移動体相互の所定時間前からの移動軌跡に基づいて
誤操作可能性を判断するように構成されているものとす
る。
【0015】こうすることで、両移動体が互いに異なる
ルートを走行して移動軌跡が全く関連していない場合に
遠隔操作要求が送信されたときには、誤操作である可能
性が高いと判断することができ、誤操作可能性を適切に
判断することができる。
【0016】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末
と遠隔操作される他の移動体端末との間における所定時
間前からの通信有無に基づいて誤操作可能性を判断する
ように構成されているものとする。
【0017】このことにより、両移動体端末間で所定時
間前から通信が全くなされていない場合に遠隔操作要求
が送信されたときには、誤操作である可能性が高いと判
断することができ、誤操作可能性を適切に判断すること
ができる。
【0018】請求項6の発明では、請求項1〜5のいず
れかの発明において、制御手段は、遠隔操作要求を送信
した移動体端末と遠隔操作される他の移動体端末とが相
互に遠隔操作許容状態に設定されているときには、誤操
作可能性の判断結果に拘わらず遠隔操作制御の規制を行
わないように構成されているものとする。
【0019】こうすることで、両移動体端末を相互に遠
隔操作許容状態に設定しておけば、誤操作可能性が高く
て遠隔操作制御が規制されるような状況であっても、遠
隔操作を確実に行うことができる。
【0020】請求項7の発明では、請求項1〜6のいず
れかの発明において、制御手段は、誤操作可能性の判断
結果に応じて、規制対象とする遠隔操作内容を変更する
ように構成されているものとする。
【0021】このことにより、誤操作可能性を判断し難
い場合に、実際に誤操作であれば遠隔操作される側の移
動体端末への悪影響がかなり大きいものを規制対象と
し、あまり悪影響のないものを規制対象としないように
することができる。よって、遠隔操作制御の規制を出来
る限り行わないようにしつつ、遠隔操作される側の移動
体端末に対する悪影響を防止することができる。
【0022】請求項8の発明は、複数の移動体にそれぞ
れ設けられた複数の移動体端末とネットワークを介して
接続された情報処理装置の発明である。
【0023】そして、この発明では、予め登録した上記
複数の移動体端末間で互いに遠隔操作可能なように制御
する制御手段を備え、上記制御手段は、上記各移動体端
末からの操作による他の移動体端末に対する遠隔操作要
求に応じて該他の移動体端末を遠隔操作制御すると共
に、上記移動体端末の操作に対する誤操作可能性を判断
して、該判断結果に応じて上記他の移動体端末に対する
遠隔操作制御を規制するように構成されているものとす
る。この発明により、請求項1の発明と同様の作用効果
が得られる。
【0024】請求項9の発明では、移動体毎に設けら
れ、通信により互いに遠隔操作可能に構成された情報処
理装置を対象とし、操作により、予め登録した他の情報
処理装置を遠隔操作制御する制御手段を備え、上記制御
手段は、上記操作に対する誤操作可能性を判断して、該
判断結果に応じて上記他の情報処理装置に対する遠隔操
作を規制するように構成されているものとする。
【0025】このことにより、移動体毎に設けられた情
報処理装置間で直接に遠隔操作する場合において、遠隔
操作する側の情報処理装置で誤操作可能性を判断して、
該判断結果に応じて遠隔操作制御を規制する。よって、
請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0026】請求項10の発明では、請求項9の発明に
おいて、制御手段は、当該移動体と他の情報処理装置が
設けられた移動体との間の距離に基づいて誤操作可能性
を判断するように構成されているものとする。こうする
ことで、請求項2の発明と同様の作用効果が得られる。
【0027】請求項11の発明では、請求項9の発明に
おいて、制御手段は、制御手段は、他の情報処理装置と
の間における前回の遠隔操作時からの経過時間に基づい
て誤操作可能性を判断するように構成されているものと
する。このことで、請求項3の発明と同様の作用効果を
得ることができる。
【0028】請求項12の発明では、請求項9の発明に
おいて、制御手段は、当該移動体及び他の情報処理装置
が設けられた移動体相互の所定時間前からの移動軌跡に
基づいて誤操作可能性を判断するように構成されている
ものとする。このことにより、請求項4の発明と同様の
作用効果を得ることができる。
【0029】請求項13の発明では、請求項9の発明に
おいて、制御手段は、他の情報処理装置との間における
所定時間前からの通信有無に基づいて誤操作可能性を判
断するように構成されているものとする。このことで、
請求項5の発明と同様の作用効果が得られる。
【0030】請求項14の発明では、請求項9〜13の
いずれかの発明において、制御手段は、他の情報処理装
置と相互に遠隔操作許容状態に設定されているときに
は、誤操作可能性の判断結果に拘わらず遠隔操作制御の
規制を行わないように構成されているものとする。こう
することで、請求項6の発明と同様の作用効果が得られ
る。
【0031】請求項15の発明では、請求項9〜14の
いずれかの発明において、制御手段は、誤操作可能性の
判断結果に応じて、規制対象とする遠隔操作内容を変更
するように構成されているものとする。このことによ
り、請求項7の発明と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0032】請求項16の発明では、移動体毎に設けら
れ、通信により互いに遠隔操作可能に構成された情報処
理装置を対象とし、予め登録した他の情報処理装置の操
作により遠隔操作されるように制御する制御手段を備
え、上記制御手段は、上記他の情報処理装置の操作に対
する誤操作可能性を判断して、該判断結果に応じて上記
遠隔被操作制御を規制するように構成されているものと
する。
【0033】この発明により、移動体毎に設けられた情
報処理装置間で直接に遠隔操作する場合において、遠隔
操作される側の情報処理装置で誤操作可能性を判断し
て、該判断結果に応じて遠隔被操作制御を規制する。よ
って、請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0034】請求項17の発明では、請求項16の発明
において、制御手段は、当該移動体と他の情報処理装置
が設けられた移動体との間の距離に基づいて誤操作可能
性を判断するように構成されているものとする。このこ
とにより、請求項2の発明と同様の作用効果が得られ
る。
【0035】請求項18の発明では、請求項16の発明
において、制御手段は、他の情報処理装置との間におけ
る前回の遠隔操作時からの経過時間に基づいて誤操作可
能性を判断するように構成されているものとする。この
ことで、請求項3の発明と同様の作用効果が得られる。
【0036】請求項19の発明では、請求項16の発明
において、制御手段は、当該移動体及び他の情報処理装
置が設けられた移動体相互の所定時間前からの移動軌跡
に基づいて誤操作可能性を判断するように構成されてい
るものとする。このようにすることで、請求項4の発明
と同様の作用効果を得ることができる。
【0037】請求項20の発明では、請求項16の発明
において、制御手段は、他の情報処理装置との間におけ
る所定時間前からの通信有無に基づいて誤操作可能性を
判断するように構成されているものとする。このことに
より、請求項5の発明と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0038】請求項21の発明では、請求項16〜20
のいずれかの発明において、制御手段は、他の情報処理
装置と相互に遠隔操作許容状態にあるときには、誤操作
可能性の判断結果に拘わらず遠隔被操作制御の規制を行
わないように構成されているものとする。このことで、
請求項6の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0039】請求項22の発明では、請求項16〜21
のいずれかの発明において、制御手段は、誤操作可能性
の判断結果に応じて、規制対象とする遠隔被操作内容を
変更するように構成されているものとする。こうするこ
とで、請求項7の発明と同様の作用効果が得られる。
【0040】請求項23の発明は、複数の移動体にそれ
ぞれ設けられ、情報センターに予め登録されかつ該情報
センターとネットワークを介してそれぞれ接続された複
数の移動体端末間で、情報センターを介して通信により
互いに遠隔操作するための情報処理方法の発明である。
【0041】そして、この発明では、上記1つの移動体
端末から、該移動体端末の操作により他の移動体端末に
対する遠隔操作要求を情報センターに送信する要求送信
ステップと、上記情報センターにおいて、上記遠隔操作
要求に応じて上記他の移動体端末を遠隔操作制御する遠
隔操作制御ステップとを含み、上記遠隔操作制御ステッ
プは、上記移動体端末の操作に対する誤操作可能性を判
断する判断ステップと、該判断ステップにおける判断結
果に応じて上記他の移動体端末に対する遠隔操作制御を
規制する規制ステップとを有するものとする。この発明
により、請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0042】請求項24の発明では、複数の移動体にそ
れぞれ設けられた複数の情報処理装置間で、通信により
互いに遠隔操作するための情報処理方法を対象として、
上記1つの情報処理装置において、該情報処理装置の操
作により、該情報処理装置に予め登録した他の情報処理
装置を遠隔操作制御する遠隔操作制御ステップを含み、
上記遠隔操作制御ステップは、上記情報処理装置の操作
に対する誤操作可能性を判断する判断ステップと、該判
断ステップにおける判断結果に応じて上記他の移動体端
末に対する遠隔操作制御を規制する規制ステップとを有
するものとする。このことにより、請求項9の発明と同
様の作用効果が得られる。
【0043】請求項25の発明では、複数の移動体にそ
れぞれ設けられた複数の情報処理装置間で、通信により
互いに遠隔操作するための情報処理方法を対象として、
上記1つの情報処理装置において、該情報処理装置に予
め登録した他の情報処理装置の操作により遠隔操作され
るように制御する遠隔被操作制御ステップを含み、上記
遠隔被操作制御ステップは、上記他の情報処理装置の操
作に対する誤操作可能性を判断する判断ステップと、該
判断ステップにおける判断結果に応じて上記遠隔被操作
制御を規制する規制ステップとを有するものとする。こ
のことで、請求項16の発明と同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0044】請求項26の発明は、複数の移動体にそれ
ぞれ設けられた複数の移動体端末とネットワークを介し
て接続され、予め登録した該複数の移動体端末間で互い
に遠隔操作可能に構成された情報処理装置を制御するた
めの情報処理プログラムの発明である。
【0045】そして、この発明では、上記情報処理装置
に対して、上記各移動体端末からの操作による他の移動
体端末に対する遠隔操作要求に応じて該他の移動体端末
を遠隔操作制御させると共に、上記移動体端末の操作に
対する誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応じて
上記他の移動体端末に対する遠隔操作制御を規制させる
ものとする。この発明により、請求項1の発明と同様の
作用効果を得ることができる。
【0046】請求項27の発明では、移動体毎に設けら
れ、通信により互いに遠隔操作可能に構成された情報処
理装置を制御するための情報処理プログラムを対象とし
て、上記情報処理装置に対して、該情報処理装置の操作
により、該情報処理装置に予め登録した他の情報処理装
置を遠隔操作制御させると共に、上記情報処理装置の操
作に対する誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応
じて上記他の情報処理装置に対する遠隔操作制御を規制
させるものとする。このことにより、請求項9の発明と
同様の作用効果が得られる。
【0047】請求項28の発明では、移動体毎に設けら
れ、通信により互いに遠隔操作可能に構成された情報処
理装置を制御するための情報処理プログラムを対象とし
て、上記情報処理装置に対して、該情報処理装置に予め
登録した他の情報処理装置の操作により遠隔操作される
ように制御させると共に、上記他の情報処理装置の操作
に対する誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応じ
て上記遠隔被操作制御を規制させるものとする。このこ
とで、請求項16の発明と同様の作用効果が得られる。
【0048】請求項29の発明は、複数の移動体にそれ
ぞれ設けられた複数の移動体端末とネットワークを介し
て接続され、予め登録した該複数の移動体端末間で互い
に遠隔操作可能に構成された情報処理装置を制御するた
めの情報処理プログラムを記憶した記憶媒体の発明であ
る。
【0049】そして、この発明では、上記情報処理プロ
グラムは、上記情報処理装置に対して、上記各移動体端
末からの操作による他の移動体端末に対する遠隔操作要
求に応じて該他の移動体端末を遠隔操作制御させると共
に、上記移動体端末の操作に対する誤操作可能性を判断
させて、該判断結果に応じて上記他の移動体端末に対す
る遠隔操作制御を規制させるものであるとする。この発
明により、請求項1の発明と同様の作用効果が得られ
る。
【0050】請求項30の発明では、移動体毎に設けら
れ、通信により互いに遠隔操作可能に構成された情報処
理装置を制御するための情報処理プログラムを記憶した
記憶媒体を対象として、上記情報処理プログラムは、上
記情報処理装置に対して、該情報処理装置の操作によ
り、該情報処理装置に予め登録した他の情報処理装置を
遠隔操作制御させると共に、上記情報処理装置の操作に
対する誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応じて
上記他の情報処理装置に対する遠隔操作制御を規制させ
るものであるとする。このことにより、請求項9の発明
と同様の作用効果が得られる。
【0051】請求項31の発明では、移動体毎に設けら
れ、通信により互いに遠隔操作可能に構成された情報処
理装置を制御するための情報処理プログラムを記憶した
記憶媒体を対象として、上記情報処理プログラムは、上
記情報処理装置に対して、該情報処理装置に予め登録し
た他の情報処理装置の操作により遠隔操作されるように
制御させると共に、上記他の情報処理装置の操作に対す
る誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応じて上記
遠隔被操作制御を規制させるものであるとする。このこ
とで、請求項16の発明と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る情
報処理システムの全体構成を示し、この情報処理システ
ムは、情報センター1と、複数の移動体(例えば自動車
等の車両)にそれぞれ設けられ、該情報センター1とネ
ットワークを介してそれぞれ接続された複数の移動体端
末11(図1では2つしか記載していないが、3つ以上
であってもよい)とを備えている。つまり、上記情報セ
ンター1は、複数の移動体にそれぞれ設けられた複数の
移動体端末2とネットワークを介して接続された情報処
理装置を構成している。
【0053】上記情報センター1は、各種信号の制御処
理を行うCPU2を備えており、このCPU2には、上
記各移動体端末11と通信を行うための通信装置3と、
情報処理プログラムや地図等を記憶したROM4(記憶
媒体)と、各種情報等を一時的に記憶するRAM5と、
互いに遠隔操作可能な移動体端末11同士をグルーピン
グした情報を記憶した情報データベース6とが信号の授
受可能に接続されている。
【0054】一方、上記各移動体端末11は、各種信号
の制御処理を行うCPU12を備えており、このCPU
12には、GPS人工衛星から送信されるGPS信号を
受信して当該移動体の現在位置を検出する測位センサ1
3と、各種情報を表示するディスプレイ14と、ユーザ
がこのディスプレイ14に表示されたメニュー等を選択
したり、後述の設定モード等を入力したりするためのス
イッチ15と、ユーザの音声を入力するためのマイク1
6と、音声出力するためのスピーカ17と、上記情報セ
ンター1の通信装置3との間で信号の送受信を行う通信
装置18と、制御プログラムや地図(地図は基本的に情
報センター1から配信されるが、一度配信されたものは
記憶しておく)等を記憶したROM19と、各種情報等
を一時的に記憶するRAM20とが信号の授受可能に接
続されている。尚、この実施形態では、各移動体端末1
1は、通常のナビゲーション機能を有していていて、上
記測位センサ13により検出した当該移動体の現在位置
周辺の地図を、該現在位置と共にディスプレイ14に表
示するようになっている。
【0055】上記各移動体端末11は、該移動体端末1
1の操作により、上記情報センター1の情報データベー
ス6に該移動体端末11と共に予めグルーピングされて
記憶(登録)された他の移動体端末11に対する遠隔操
作要求を情報センター1に送信するように構成されてお
り、上記情報センター1のCPU2は、その移動体端末
11からの遠隔操作要求を受けて該遠隔操作要求に応じ
て上記他の移動体端末11を遠隔操作制御するようにな
っている。つまり、上記情報センター1のCPU2は、
上記情報データベース6に予め登録した複数の移動体端
末11間で互いに遠隔操作可能なように制御する制御手
段を構成している。
【0056】尚、上記各移動体端末11においては、遠
隔操作要求を送信する(遠隔操作する)ときと、遠隔操
作されるときとがあるが、以下の説明では、それらを区
別する場合、遠隔操作要求を送信するときには第1の移
動体端末11といい、遠隔操作されるときには第2の移
動体端末11という。また、第1の移動体端末11が設
けられた移動体を第1の移動体といい、第2の移動体端
末11が設けられた移動体を第2の移動体という。
【0057】上記遠隔操作の内容としては、第2の移動
体端末11に対してナビゲーションのための目的地を設
定する遠隔目的地設定、第2の移動体の現在位置を第1
の移動体端末11のディスプレイ14に表示するため
に、第2の移動体端末11に対して当該第2の移動体の
現在位置を第1の移動体端末11に情報センター1を介
して送信させる位置通信、第2の移動体端末11のディ
スプレイ14に表示されている地図の表示範囲を変更す
る表示範囲遠隔操作、及び、第2の移動体端末11のデ
ィスプレイ14に第1の移動体の現在位置をポインタ表
示させるポインタ遠隔表示の4種類がある。
【0058】上記のような遠隔操作をするには、第1の
移動体端末11のディスプレイ14に図2に示すような
地図表示画面を表示させて、この画面中の「遠隔操作」
を選択する。尚、上記画面中の「設定モード」を選択す
ると、図3に示すようなモード設定画面に切り換わり、
このモード設定画面では、遠隔操作の種別毎に、「可」
又は「否」と入力設定することができ、「可」に設定し
たときには、遠隔操作される第2の移動体端末11をI
D入力により予め指定することができる(「全」と入力
すれば、情報センター1の情報データベース6にグルー
ピングされて記憶された全ての移動体端末11を遠隔操
作できることになり、「否」に設定すれば、いずれの移
動体端末11に対しても遠隔操作することはできな
い)。また、第2の移動体端末11となる場合に、位置
通信を除いて、遠隔被操作の可否も設定することができ
る。
【0059】上記図2の画面において「遠隔操作」を選
択すると、図4に示すような画面に切り換わり、この画
面において「遠隔目的地設定」、「表示範囲遠隔操作」
又は「ポインタ遠隔表示」を選択(上記モード設定画面
で「否」に設定したものは選択することができない)し
て「ok」を操作すると、その選択した遠隔操作が行わ
れることになる。但し、位置通信については、図4の画
面において「ok」を操作するだけで遠隔操作が行われ
る(上記モード設定画面で位置通信を「否」に設定した
ときは行われない)。尚、上記図4の画面において「設
定モード」を選択したときにも、上記図3のモード設定
画面に切り換わる。
【0060】上記図4の画面において「遠隔目的地設
定」を選択したときには、図5に示すような画面に一旦
切り換わり、この画面において目的地の設定方法を選択
できる。つまり、図5の画面において「現在の設定目的
地」を選択して「ok」を操作すると、第1の移動体端
末11において既に設定されている目的地と同じ位置を
第2の移動体端末11の目的地とする。また、「ジャン
ル検索」を選択して「ok」を操作すると、レストラン
や宿泊施設等のジャンル毎に検索して選択した施設等を
第2の移動体端末11の目的地とする(同時に第1の移
動体端末11の目的地としてもよい)。さらに、「地図
上で検索」を選択して「ok」を操作すると、地図上に
表示されたカーソルの位置を第2の移動体端末11の目
的地とする。尚、上記図5の画面において「キャンセ
ル」又は「ok」を選択すると、上記図4の画面に戻
る。
【0061】ここで、上記位置通信、表示範囲遠隔操作
及びポインタ遠隔表示について詳細に説明する。先ず、
位置通信について説明すると、今、第2の移動体端末1
1のディスプレイ14には、図6に示すように、当該第
2の移動体の現在位置(黒丸マーク31参照)が地図上
に表示されているとする。このとき、第1の移動体端末
11において位置通信のための上記操作を行うと、該第
1の移動体端末11のディスプレイ14の地図上に、図
7に示すように、第2の移動体の現在位置(黒丸マーク
31)と、第2の移動体端末11のディスプレイ14に
おける地図表示範囲(矩形状の表示範囲枠32)とが表
示される。尚、図7中、白丸マーク33は第1の移動体
の現在位置を、三角マーク34は、第1の移動体端末1
1において設定されている目的地をそれぞれ示す。
【0062】次いで、表示範囲遠隔操作について説明す
ると、表示範囲遠隔操作のための上記操作を行うと、最
初に上記位置通信が行われて、この位置通信により第1
の移動体端末11のディスプレイ14に表示された表示
範囲枠32の大きさを変えることができるようになる。
つまり、例えば図8に示すように、この表示範囲枠32
を、カーソル35により第1の移動体の現在位置と目的
地とを含むように拡大することができる。すると、図9
に示すように、上記表示範囲枠32の大きさの変更に応
じて第2の移動体端末11のディスプレイ14における
地図表示範囲(つまり地図の縮尺)が変更され、第2の
移動体端末11のディスプレイ14にも、第1の移動体
の現在位置と第1の移動体端末11において設定されて
いる目的地とを表示可能な状態となる。尚、この段階で
は、以下に説明するポインタ遠隔表示を行っていなけれ
ば、第2の移動体端末11のディスプレイ14に第1の
移動体の現在位置は表示されない。また、遠隔目的地設
定を行っていなければ、同様に、目的地も表示されない
(図9では、遠隔目的地設定(第1の移動体端末11に
おいて設定されている目的地と同じ位置に設定)を行っ
た場合を示す)。
【0063】次に、ポインタ遠隔表示について説明する
と、ポインタ遠隔表示のための上記操作を行うと、第2
の移動体端末11のディスプレイ14に第1の移動体の
位置がポインタ表示される。但し、第1の移動体の位置
が第2の移動体端末11のディスプレイ14における地
図表示範囲外にあるときには、ポインタ遠隔表示のため
の操作を行っても、第1の移動体の位置が第2の移動体
端末11のディスプレイ14に表示されることはない。
そこで、上記のように表示範囲遠隔操作を行えば、第1
の移動体の位置を第2の移動体端末11のディスプレイ
14に確実に表示させることができるようになる(図9
の白丸マーク33参照)。尚、表示範囲遠隔操作を行っ
てからポインタ遠隔表示を行ってもよい。
【0064】上記情報センター1のCPU2は、第1の
移動体端末11における遠隔操作のための操作に対する
誤操作可能性を判断するようになっている。つまり、第
1の移動体端末11が遠隔操作要求を情報センター1に
送信してきたことに対して、ユーザの誤操作である可能
性が高いか低いかを判断する。そして、上記CPU2
は、その判断結果に応じて第2の移動体端末11に対す
る遠隔操作制御を規制するようになっている。尚、この
実施形態では、表示範囲遠隔操作及びポインタ遠隔表示
が遠隔操作制御の規制対象となっており(図3のモード
設定画面において「可」に設定していても規制され
る)、遠隔目的地設定及び位置通信は規制されることは
ない(遠隔操作制御の規制対象としてもよい)。
【0065】また、上記情報センター1のCPU2は、
第1及び第2の移動体端末11が相互に遠隔操作許容状
態(強制許容モードという)に設定されているには、誤
操作可能性の判断結果に拘わらず遠隔操作制御の規制を
行わないように構成されている。このような強制許容モ
ードは、ユーザが一時的に手動で設定できるようにして
もよく、例えば第1及び第2の移動体端末11間におい
て前回の通信から設定時間経過後の最初の通信時にのみ
自動で設定するようにしてもよい。
【0066】さらに、上記情報センター1のCPU2
は、上記誤操作可能性の判断結果に応じて、規制対象と
する遠隔操作内容を変更するように構成されている。つ
まり、誤操作可能性の高低によっては、表示範囲遠隔操
作及びポインタ遠隔表示の両方を規制対象としたり、表
示範囲遠隔操作のみを規制対象としたりする。
【0067】上記情報センター1のCPU2は、ROM
4に記憶された情報処理プログラムによって以下の処理
動作を行う。すなわち、図10に示すように、最初のス
テップSA1で、移動体端末11(第1の移動体端末1
1)からの接続(遠隔操作要求)が有るか否かを判定
し、このステップSA1の判定がNOであるときには、
該ステップSA1の動作を繰り返す。そして、ステップ
SA1の判定がYESになると、ステップSA2に進
む。
【0068】上記ステップSA2では、情報データベー
ス6より、対応する移動体端末11(接続が有った移動
体端末11と共にグルーピングされている他の移動体端
末11(第2の移動体端末11))を読み出し、次のス
テップSA3で、そのグルーピングされている各移動体
端末11(第1及び第2の移動体端末11)においてモ
ード設定画面で設定された設定モード(「可」に設定さ
れた第2の移動体端末11の移動体端末ID)を検出す
る。
【0069】次のステップSA4では、後に詳述する遠
隔操作機能規制ルーチンを実行する。すなわち、第1の
移動体端末11における遠隔操作のための操作に対する
誤操作可能性を判断してその判断結果に応じて遠隔操作
制御を許容するか又は規制するかを決定する。
【0070】次のステップSA5では、上記ステップS
A3で検出した設定モードと、上記ステップSA4にお
ける遠隔操作規制状況とに応じて、上記第1の移動体端
末11からの接続時に受信した遠隔操作のための各種デ
ータ(遠隔操作要求信号)を、上記対応する移動体端末
11(第2の移動体端末11)に転送する。尚、位置通
信の場合には、後述の如く、上記遠隔操作要求信号が転
送された第2の移動体端末11から第2の移動体の位置
と第2の移動体端末11のディスプレイ14における地
図表示範囲とのデータが送信されてくるが、このデータ
を受信したときには、該データを第1の移動体端末11
に送信する。また、後述の如く第2の移動体端末11か
ら拒否信号が送信されてこの拒否信号を受信したとき
も、該拒否信号を第1の移動体端末11に送信する。
【0071】次のステップSA6では、移動体端末11
からの地図ダウンロード要求が有ったか否かを判定す
る。このステップSA6の判定がNOであるときには、
そのままリターンする一方、判定がYESであるときに
は、ステップSA7に進んで、その移動体端末11が要
求する地図、又は選択された移動体端末11(位置通信
を行うときの第2の移動体端末11)のディスプレイ1
4に表示された地図を送信し、しかる後にリターンす
る。
【0072】上記ステップSA4の遠隔操作機能規制ル
ーチンの第1例〜第4例を図11〜図14によりそれぞ
れ説明する。
【0073】(第1例)この第1例では、第1及び第2
の移動体間の距離に基づいて誤操作可能性を判断するよ
うにしたものである。
【0074】すなわち、図11に示すように、最初のス
テップSB1で、当該グルーピングされている各移動体
端末11(第1及び第2の移動体端末11)が設けられ
た各移動体(第1及び第2の移動体)の位置情報を検出
し、次のステップSB2で、第1及び第2の移動体端末
11が相互に強制許容モードに設定されているか否かを
判定する。
【0075】上記ステップSB2の判定がYESである
ときには、ステップSB3に進んで、当該第2の移動体
端末11に対する全ての遠隔操作制御を許容して終了す
る一方、判定がNOであるときには、ステップSB4に
進んで、上記第1及び第2の移動体間の距離がどの程度
であったかを判定する。
【0076】上記ステップSB4で、第1及び第2の移
動体間の距離が小さい(例えば2km以内)と判定され
たときには、上記ステップSB3に進み、しかる後に終
了する。また、第1及び第2の移動体間の距離が中程度
である(例えば2kmを越え3km以内)と判定された
ときには、ステップSB5に進んで、当該第2の移動体
端末11に対する位置通信、遠隔目的地設定及びポイン
タ遠隔表示の遠隔操作制御を許容しかつ他の遠隔操作制
御(表示範囲遠隔操作)を禁止して終了する。さらに、
第1及び第2の移動体間の距離が大きい(例えば3km
を越える)と判定されたときには、ステップSB6に進
んで、当該第2の移動体端末11に対する位置通信及び
遠隔目的地設定の遠隔操作制御を許容しかつ他の遠隔操
作制御(表示範囲遠隔操作及びポインタ遠隔表示)を禁
止して終了する。
【0077】(第2例)この第2例では、第1及び第2
の移動体相互の所定時間前(現時点の所定時間前)から
の移動軌跡に基づいて誤操作可能性を判断するようにし
たものである。
【0078】すなわち、図12に示すように、最初のス
テップSB11で、当該グルーピングされている各移動
体端末11(第1及び第2の移動体端末11)が設けら
れた各移動体(第1及び第2の移動体)の所定時間前
(例えば30分前)からの走行状況を検出し、次のステ
ップSB12で、第1及び第2の移動体端末11が相互
に強制許容モードに設定されているか否かを判定する。
【0079】上記ステップSB12の判定がYESであ
るときには、ステップSB13に進んで、当該第2の移
動体端末11に対する全ての遠隔操作制御を許容して終
了する一方、判定がNOであるときには、ステップSB
14に進んで、上記第1及び第2の移動体相互の所定時
間前からの移動軌跡がどうであったかを判定する。
【0080】上記ステップSB14で、第1及び第2の
移動体が所定時間前から現時点までずっと併走している
と判定されたときには、上記ステップSB13に進み、
しかる後に終了する。また、少し前から現時点まで併走
していると判定されたときには、ステップSB15に進
んで、当該第2の移動体端末11に対する位置通信、遠
隔目的地設定及びポインタ遠隔表示の遠隔操作制御を許
容しかつ他の遠隔操作制御(表示範囲遠隔操作)を禁止
して終了する。さらに、所定時間前から現時点まで全く
併走していないと判定されたときには、ステップSB1
6に進んで、当該第2の移動体端末11に対する位置通
信及び遠隔目的地設定の遠隔操作制御を許容しかつ他の
遠隔操作制御(表示範囲遠隔操作及びポインタ遠隔表
示)を禁止して終了する。
【0081】尚、上記第2例では、第1及び第2の移動
体相互の所定時間前からの移動軌跡に基づいて誤操作可
能性を判断したが、現時点の所定時間前からではなく
て、当該グルーピングされている移動体端末11間にお
ける前回の遠隔操作時からの移動軌跡に基づいて誤操作
可能性を判断するようにしてもよい。
【0082】(第3例)この第3例では、第1及び第2
の移動体端末11間における所定時間前(現時点の所定
時間前)からの通信(遠隔操作に関する通信だけでなく
あらゆる通信を含む)の有無に基づいて誤操作可能性を
判断するようにしたものである。
【0083】すなわち、図13に示すように、最初のス
テップSB21で、当該グルーピングされている移動体
端末11(第1及び第2の移動体端末11)間における
所定時間前(例えば30分前)からの通信有無を検出
し、次のステップSB22で、第1及び第2の移動体端
末11が相互に強制許容モードに設定されているか否か
を判定する。
【0084】上記ステップSB22の判定がYESであ
るときには、ステップSB23に進んで、当該第2の移
動体端末11に対する全ての遠隔操作制御を許容して終
了する一方、判定がNOであるときには、ステップSB
24に進んで、上記通信有無がどうであったかを判定す
る。
【0085】上記ステップSB24で、第1及び第2の
移動体端末11間で所定時間前から現時点までの間に通
信が有りかつその頻度が大であると判定されたときに
は、上記ステップSB23に進み、しかる後に終了す
る。また、所定時間前から現時点までの間に通信は有っ
たかがその頻度が小であると判定されたときには、ステ
ップSB25に進んで、当該第2の移動体端末11に対
する位置通信、遠隔目的地設定及びポインタ遠隔表示の
遠隔操作制御を許容しかつ他の遠隔操作制御(表示範囲
遠隔操作)を禁止して終了する。さらに、所定時間前か
ら現時点までの間に通信が全くなかったと判定されたと
きには、ステップSB26に進んで、当該第2の移動体
端末11に対する位置通信及び遠隔目的地設定の遠隔操
作制御を許容しかつ他の遠隔操作制御(表示範囲遠隔操
作及びポインタ遠隔表示)を禁止して終了する。
【0086】(第4例)この第4例では、第1及び第2
の移動体端末11間における前回の遠隔操作時からの経
過時間に基づいて誤操作可能性を判断するようにしたも
のである。
【0087】すなわち、図14に示すように、最初のス
テップSB31で、当該グルーピングされている移動体
端末11(第1及び第2の移動体端末11)間における
前回の遠隔操作時からの経過時間を検出し、次のステッ
プSB32で、第1及び第2の移動体端末11が相互に
強制許容モードに設定されているか否かを判定する。
【0088】上記ステップSB32の判定がYESであ
るときには、ステップSB33に進んで、当該第2の移
動体端末11に対する全ての遠隔操作制御を許容して終
了する一方、判定がNOであるときには、ステップSB
34に進んで、上記経過時間がどの程度であったかを判
定する。
【0089】上記ステップSB34で、上記経過時間が
小さいと判定されたときには、上記ステップSB33に
進み、しかる後に終了する。また、上記経過時間が中程
度であると判定されたときには、ステップSB35に進
んで、当該第2の移動体端末11に対する位置通信、遠
隔目的地設定及びポインタ遠隔表示の遠隔操作制御を許
容しかつ他の遠隔操作制御(表示範囲遠隔操作)を禁止
して終了する。さらに、上記経過時間が大きいと判定さ
れたときには、ステップSB36に進んで、当該第2の
移動体端末11に対する位置通信及び遠隔目的地設定の
遠隔操作制御を許容しかつ他の遠隔操作制御(表示範囲
遠隔操作及びポインタ遠隔表示)を禁止して終了する。
【0090】尚、上記遠隔操作機能規制ルーチンでは、
第2の移動体端末11が複数存在するときには、1つの
第2の移動体端末11毎に遠隔操作制御の許可及び規制
を決定する。
【0091】一方、上記各移動体端末11のCPU12
は、ROM19に記憶された制御プログラムによって以
下の処理動作を行う。すなわち、図15に示すように、
最初のステップSC1で、測位センサ13により現在位
置を検出し、次のステップSC2で、その検出した現在
位置の周辺地図(又は選択された移動体端末11(位置
通信を行うときの第2の移動体端末11)のディスプレ
イ14に表示された地図)を、ROM19に記憶した地
図の中から検索する。
【0092】次のステップSC3では、上記地図の有無
及び信頼性を判定する。このステップSC3で、上記地
図が有ってその信頼性が高い(比較的最近のもの)と判
定されたときには、ステップSC4に進んで、その地図
を上記現在位置と共にディスプレイ14に表示し、しか
る後にステップSC7に進む。
【0093】一方、上記ステップSC3で、上記地図が
無いか、又は有っても信頼性が低い(かなり古いもの)
と判定されたときには、ステップSC5に進んで、情報
センター1から上記地図をダウンロードし、次のステッ
プSC6で、そのダウンロードした地図を現在位置と共
にディスプレイ14に表示し、しかる後にステップSC
7に進む。
【0094】上記ステップSC7では、情報センター1
へ接続したか(又は接続中か)否かを判定し、このステ
ップSC7の判定がNOであるときには、そのままリタ
ーンする一方、判定がYESであるときには、ステップ
SC8に進んで、設定モードの変更が有ったときには、
その設定モードを情報センター1に送信する。
【0095】次のステップSC9では、位置通信若しく
は表示範囲遠隔操作のための遠隔操作要求信号を情報セ
ンター1に送信した状態、又は情報センター1から位置
通信若しくは表示範囲遠隔操作のための遠隔操作要求信
号が転送されてきた状態(位置通信モード状態という)
にあるか否かを判定する。このステップSC9の判定が
YESであるときには、ステップSC10に進んで、後
述する位置通信ルーチンを実行し、しかる後にステップ
SC11に進む一方、判定がNOであるときには、その
ままステップSC11に進む。
【0096】上記ステップSC11では、情報センター
1から各種遠隔操作(位置通信を除く)のための遠隔操
作要求信号が転送されてきた状態(遠隔被操作モード状
態という)にあるか否かを判定する。このステップSC
11の判定がYESであるときには、ステップSC12
に進んで、後述する各種遠隔被操作ルーチンを実行し、
しかる後にステップSC13に進む一方、判定がNOで
あるときには、そのままステップSC13に進む。
【0097】上記ステップSC13では、図2の画面の
「遠隔操作」が選択された状態(遠隔操作モード状態と
いう)にあるか否かを判定する。このステップSC13
の判定がYESであるときには、ステップSC12に進
んで、後述する各種遠隔操作ルーチンを実行し、しかる
後にリターンする一方、判定がNOであるときには、そ
のままリターンする。
【0098】上記ステップSC10の位置通信ルーチン
を図16により説明すると、先ず、最初のステップSD
1で、情報センター1からの遠隔操作要求信号を受信し
たか否かを判定する。このステップSD1の判定がYE
Sであるときには、ステップSD2に進んで、当該移動
体(第2の移動体)の現在位置や進行方向等を演算して
RAM20に一時記憶し、次のステップSD3で、ディ
スプレイ14(第2の移動体端末11のディスプレイ1
4)に現在表示されている地図表示範囲を判別するため
の識別データ及び該地図表示範囲の上方向を判別するた
めの上方向判別データをRAM20に一時記憶し、次の
ステップSD4で、上記一時記憶された現在位置や識別
データ等を所定タイミングで情報センター1に送信し、
しかる後にステップSD5に進む。一方、上記ステップ
SD1の判定がNOであるときには、そのままステップ
SD5に進む。
【0099】上記ステップSD5では、情報センター1
から上記現在位置や識別データ等を受信したか否かを判
定する。このステップSD5の判定がNOであるときに
は、そのまま終了する一方、判定がYESであるときに
は、ステップSD6に進んで、上記受信した現在位置や
識別データ等に基づいて、ディスプレイ14(第1の移
動体端末11のディスプレイ14)の地図上に、第2の
移動体の位置と第2の移動体端末11のディスプレイ1
4における地図表示範囲(表示範囲枠32)を重畳表示
し、しかる後に終了する。
【0100】次いで、上記ステップSC12の各種遠隔
被操作ルーチンを図17により説明すると、先ず、最初
のステップSE1で、設定モード(遠隔被操作の可否
等)を読み出す(変更時には書き換える)。そして、次
のステップSE2で、情報センター1から転送されてき
た各種遠隔操作のための遠隔操作要求信号より、遠隔操
作を行った移動体端末IDや遠隔被操作の種別を検出す
ると共に、この検出結果及び上記設定モードに応じて遠
隔被操作の可否を決定する。
【0101】次のステップSE3では、可と決定された
遠隔被操作を許容して遠隔操作される一方、否と決定さ
れた遠隔被操作を拒否して拒否信号を情報センター1に
返信し、しかる後に終了する。
【0102】次に、上記ステップSC14の各種遠隔操
作ルーチンを図18により説明すると、先ず、最初のス
テップSF1で、設定モード(遠隔操作の可否等)を読
み出す(変更時には書き換える)。そして、次のステッ
プSF2で、上記設定モードに応じて、遠隔目的地設
定、表示範囲遠隔操作及びポインタ遠隔表示のための遠
隔操作スイッチ(図4の画面中の「遠隔目的地設定」等
のメニュー)を表示しかつアクティブ状態にする。
【0103】次のステップSF3では、上記アクティブ
状態にされた遠隔操作スイッチの操作(表示範囲遠隔操
作の場合には、表示範囲枠32の大きさを変更するため
のカーソル35の操作等を含む)に応じて、遠隔操作要
求信号を情報センター1に送信し、次のステップSF4
で、情報センター1から拒否信号を受信したときには、
ディスプレイ14(第1の移動体端末11のディスプレ
イ14)にその旨を表示し、しかる後に終了する。
【0104】次に、上記情報センター1のCPU2及び
各移動体端末11のCPU12による処理動作の作用を
説明する。
【0105】或る移動体端末11において遠隔操作のた
めの操作を行う(例えば図4の画面中の「表示範囲遠隔
操作」を選択して「ok」を操作する)と、当該移動体
端末11(第1の移動体端末11)から情報センター1
に遠隔操作要求信号が送信される。この遠隔操作要求信
号を情報センター1が受信すると、情報データベース6
より、その遠隔操作要求信号を送信した第1の移動体端
末11と共にグルーピングされている他の移動体端末1
1(第2の移動体端末11)を読み出し、そのグルーピ
ングされている各移動体端末11(第1及び第2の移動
体端末11)の設定モードを検出する。
【0106】続いて、遠隔操作機能規制ルーチンにおい
て、上記第1の移動体端末11における遠隔操作のため
の操作に対する誤操作可能性を判断してその判断結果に
応じて遠隔操作制御を許容するか又は規制するかを決定
する。具体的には、第1例では、第1及び第2の移動体
間の距離に基づいて誤操作可能性を判断する。すなわ
ち、上記距離が比較的小さいときには、誤操作可能性が
小さいと判断して、当該第2の移動体端末11に対する
全ての遠隔操作を許容する一方、上記距離が比較的大き
いときには、誤操作可能性が高いと判断して、当該第2
の移動体端末11に対する表示範囲遠隔操作及びポイン
タ遠隔表示の両遠隔操作を禁止する。尚、位置通信及び
遠隔目的地設定については、第2の移動体端末11が誤
操作により遠隔操作されても悪影響を受けることが殆ど
ないので、誤操作可能性の判断結果に拘わらず遠隔操作
を許容する。
【0107】そして、第1及び第2の移動体間の距離が
上記の中間にあるときには、誤操作可能性について明確
には判断できないので、誤操作の場合に第2の移動体端
末11のかなり大きな悪影響を及ぼす(地図表示範囲が
変わってしまう)表示範囲遠隔操作を禁止し、悪影響を
あまり及ぼさない(第1の移動体の位置が第2の移動体
端末11のディスプレイ14における地図表示範囲外に
あるときには、第1の移動体の位置が第2の移動体端末
11のディスプレイ14に表示されない)ポインタ遠隔
表示を許可する。
【0108】また、第2例では、第1及び第2の移動体
相互の所定時間前からの移動軌跡に基づいて誤操作可能
性を判断する。すなわち、第1及び第2の移動体が所定
時間前から現時点までずっと併走しているときには、誤
操作可能性が小さいと判断して、当該第2の移動体端末
11に対する全ての遠隔操作を許容する一方、所定時間
前から現時点まで全く併走していないときには、誤操作
可能性が高いと判断して、当該第2の移動体端末11に
対する表示範囲遠隔操作及びポインタ遠隔表示の両遠隔
操作を禁止する。そして、少し前から現時点まで併走し
ているときには、誤操作可能性について明確には判断で
きないので、上記第1例と同様に、当該第2の移動体端
末11に対する表示範囲遠隔操作を禁止し、ポインタ遠
隔表示を許可する。
【0109】さらに、第3例では、第1及び第2の移動
体端末11間における所定時間前からの通信有無に基づ
いて誤操作可能性を判断する。すなわち、第1及び第2
の移動体端末11間で所定時間前から現時点までの間に
通信が有りかつその頻度が大であるときには、誤操作可
能性が小さいと判断して、当該第2の移動体端末11に
対する全ての遠隔操作を許容する一方、所定時間前から
現時点までの間に通信が全くなかったときには、誤操作
可能性が高いと判断して、当該第2の移動体端末11に
対する表示範囲遠隔操作及びポインタ遠隔表示の両遠隔
操作を禁止する。そして、所定時間前から現時点までの
間に通信は有ったがその頻度が小であるときには、誤操
作可能性について明確には判断できないので、上記第1
例と同様に、当該第2の移動体端末11に対する表示範
囲遠隔操作を禁止し、ポインタ遠隔表示を許可する。
【0110】さらにまた、第4例では、当該グルーピン
グされている第1及び第2の移動体端末11間における
前回の遠隔操作時からの経過時間に基づいて誤操作可能
性を判断する。すなわち、上記経過時間が比較的小さい
ときには、誤操作可能性が小さいと判断して、当該第2
の移動体端末11に対する全ての遠隔操作を許容する一
方、上記経過時間が比較的大きいときには、誤操作可能
性が高いと判断して、当該第2の移動体端末11に対す
る表示範囲遠隔操作及びポインタ遠隔表示の両遠隔操作
を禁止する。そして、上記経過時間が上記の中間にある
ときには、誤操作可能性について明確には判断できない
ので、上記第1例と同様に、当該第2の移動体端末11
に対する表示範囲遠隔操作を禁止し、ポインタ遠隔表示
を許可する。
【0111】次いで、上記検出した設定モード及び遠隔
操作機能規制ルーチンによる遠隔操作規制状況に応じ
て、受信した遠隔操作要求信号を第2の移動体端末11
に転送する。すなわち、第1の移動体端末11の設定モ
ードにおいて当該遠隔操作が「可」に設定された第2の
移動体端末11に対して、遠隔操作機能規制ルーチンに
おいて許可された場合に、遠隔操作要求信号が情報セン
ター1から送信され、遠隔操作機能規制ルーチンにおい
て規制された場合には、遠隔操作要求信号が送信されな
い。
【0112】上記情報センター1から遠隔操作要求信号
が送信された第2の移動体端末11は、位置通信又は表
示範囲遠隔操作の場合には、該第2の移動体端末11の
現在位置やディスプレイ14に現在表示されている地図
表示範囲を判別するための識別データ等を情報センター
1に送信する。そして、この情報センター1から上記現
在位置や識別データ等が第1の移動体端末11に送信さ
れ、この第1の移動体端末11のディスプレイ14の地
図上には、第2の移動体の位置と第2の移動体端末11
のディスプレイ14における地図表示範囲(表示範囲枠
32)とが表示される。
【0113】また、遠隔操作要求信号が送信された第2
の移動体端末11は、位置通信を除く遠隔操作の場合に
は、設定モードに応じて遠隔被操作の可否を決定し、可
と決定された遠隔被操作を許容して遠隔操作される一
方、否と決定された遠隔被操作に対しては遠隔操作され
ることを拒否して拒否信号を情報センター1に返信す
る。そして、この情報センター1から上記拒否信号が第
1の移動体端末11に送信され、この第1の移動体端末
11のディスプレイ14には、第2の移動体端末11が
遠隔操作されることを拒否した旨が表示される。尚、表
示範囲遠隔操作については、否と決定されても最初の位
置通信は行われる。
【0114】したがって、上記実施形態では、情報セン
ター1のCPU2が、第1の移動体端末11における遠
隔操作のための操作に対する誤操作可能性を判断して、
該判断結果に応じて第2の移動体端末11に対する遠隔
操作制御(誤操作の場合に第2の移動体端末11に悪影
響を及ぼす表示範囲遠隔操作及びポインタ表示)を規制
するので、情報センター1の情報データベース6におけ
るグルーピングに関する登録を解除しなくても、また設
定モードにおいて表示範囲遠隔操作及びポインタ表示を
「可」から「否」に設定したり移動体端末IDを変更し
たりしなくても、遠隔操作不要時の誤操作を的確に防止
することができ、ユーザの利便性を向上させることがで
きる。
【0115】また、上記誤操作可能性の判断結果に応じ
て、規制対象とする遠隔操作内容を変更するので、誤操
作可能性を明確に判断できない場合に、実際に誤操作で
あれば第2の移動体端末11への悪影響がかなり大きい
ものを規制対象とし、あまり悪影響のないものを規制対
象としないようにすることができ、遠隔操作制御の規制
を出来る限り行わないようにしつつ、第2の移動体端末
11に対する悪影響を防止することができる。
【0116】さらに、第1及び第2の移動体端末11が
相互に強制許容モードに設定されているときには、遠隔
操作制御の規制が全く行われないので、このような強制
許容モードに手動又は自動で設定しておけば、誤操作可
能性が高くて遠隔操作制御が規制されるような状況であ
っても、遠隔操作を確実に行うことができる。
【0117】尚、上記実施形態では、情報センター1の
CPU2が、予め登録した複数の移動体端末11間で互
いに遠隔操作可能なように制御すると共に、第1の移動
体端末11における遠隔操作のための操作に対する誤操
作可能性を判断して、該判断結果に応じて第2の移動体
端末11に対する遠隔操作制御を規制するようにした
が、複数の移動体端末11間で情報センター1を介さず
に通信により互いに遠隔操作可能にしてもよい。すなわ
ち、図19に示すように、複数の移動体端末11の通信
装置18間で遠隔操作に関する信号の送受信を行うよう
に構成すると共に、情報センター1の代わりに地図配信
センター41を設けて、この地図配信センター41か
ら、上記通信装置18とは別個に設けた通信装置21を
介して各移動体端末11に地図を配信するように構成す
る。この場合は、移動体端末11自体が、通信により互
いに遠隔操作可能に構成された情報処理装置を構成する
ことになる。
【0118】そして、遠隔操作する側の移動体端末11
のCPU12は、ROM19に記憶された情報処理プロ
グラムによって、該移動体端末11の操作により、予め
登録(ROM19に記憶してもよく、上記実施形態の情
報センター1のように移動体端末11に情報データベー
スを設けて該情報データベースに記憶してもよい)した
他の移動体端末11を遠隔操作制御する一方、遠隔操作
される側の移動体端末11のCPU12は、ROM19
に記憶された情報処理プログラムによって、予め登録し
た他の移動体端末11の操作により遠隔操作されるよう
に制御する。つまり、遠隔操作する側の移動体端末11
のCPU12は、操作により、予め登録した他の移動体
端末11を遠隔操作制御する制御手段を構成し、遠隔操
作される側の移動体端末11のCPU12は、予め登録
した他の移動体端末11の操作により遠隔操作されるよ
うに制御する制御手段を構成し、ROM19は、遠隔操
作する側又は遠隔操作される側の移動体端末11を制御
するための情報処理プログラムを記憶した記憶媒体を構
成することになる。
【0119】このように構成する場合、遠隔操作する側
の移動体端末11のCPU12が、該移動体端末11の
操作に対する誤操作可能性を判断して、該判断結果に応
じて他の移動体端末11に対する遠隔操作制御を規制す
るようにしてもよく、遠隔操作される側の移動体端末1
1のCPU12が、他の移動体端末11の操作に対する
誤操作可能性を判断して、該判断結果に応じて遠隔被操
作制御を規制するようにしてもよい。これらの誤操作可
能性の判断は、上記実施形態と同様の手法を用いること
ができる。また、誤操作可能性の判断結果に応じて、規
制対象とする遠隔操作又は遠隔被操作内容を変更するよ
うにすることもできると共に、遠隔操作する側及び遠隔
操作される側の移動体端末11が相互に遠隔操作許容状
態にあるときには、誤操作可能性の判断結果に拘わらず
遠隔操作制御又は遠隔被操作制御の規制を行わないよう
にすることもできる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
登録した移動体端末間等で遠隔操作を行う場合に、遠隔
操作のための操作に対する誤操作可能性を判断して、こ
の判断結果に応じて遠隔操作制御又は遠隔被操作制御を
規制するようにしたことにより、登録を解除しなくても
遠隔操作不要時の誤操作を防止することができ、ユーザ
の利便性の向上化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報処理システムの全
体構成を示す図である。
【図2】移動体端末のディスプレイの地図表示画面を示
す図である。
【図3】移動体端末のディスプレイのモード設定画面を
示す図である。
【図4】遠隔操作の種別選択を行うための画面を示す図
である。
【図5】目的地の設定方法を選択するための画面を示す
図である。
【図6】第2の移動体端末のディスプレイの表示画面を
示す図である。
【図7】位置通信を行った第1の移動体端末のディスプ
レイの表示画面を示す図である。
【図8】表示範囲遠隔操作を行った第1の移動体端末の
ディスプレイの表示画面を示す図である。
【図9】表示範囲遠隔操作が行われた第2の移動体端末
のディスプレイの表示画面を示す図である。
【図10】情報センターのCPUで行われるメインルー
チンの処理動作を示すフローチャートである。
【図11】遠隔操作機能規制ルーチン(サブルーチン)
の処理動作の第1例を示すフローチャートである。
【図12】遠隔操作機能規制ルーチンの処理動作の第2
例を示すフローチャートである。
【図13】遠隔操作機能規制ルーチンの処理動作の第3
例を示すフローチャートである。
【図14】遠隔操作機能規制ルーチンの処理動作の第4
例を示すフローチャートである。
【図15】移動体端末のCPUで行われるメインルーチ
ンの処理動作を示すフローチャートである。
【図16】位置通信ルーチン(サブルーチン)の処理動
作を示すフローチャートである。
【図17】各種遠隔被操作ルーチン(サブルーチン)の
処理動作を示すフローチャートである。
【図18】各種遠隔操作ルーチン(サブルーチン)の処
理動作を示すフローチャートである。
【図19】実施形態の変形例を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 情報センター(情報処理装置) 2 CPU(制御手段) 4 ROM(記憶媒体) 11 移動体端末(情報処理装置) 12 CPU(制御手段) 19 ROM(記憶媒体)

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報センターと、複数の移動体にそれぞ
    れ設けられ、該情報センターとネットワークを介してそ
    れぞれ接続された複数の移動体端末とを備えた情報処理
    システムであって、 上記情報センターは、予め登録した上記複数の移動体端
    末間で互いに遠隔操作可能なように制御する制御手段を
    備え、 上記各移動体端末は、該移動体端末の操作により他の移
    動体端末に対する遠隔操作要求を情報センターに送信す
    るように構成され、 上記情報センターの制御手段は、上記移動体端末からの
    遠隔操作要求を受けて該遠隔操作要求に応じて上記他の
    移動体端末を遠隔操作制御すると共に、上記移動体端末
    の操作に対する誤操作可能性を判断して、該判断結果に
    応じて上記他の移動体端末に対する遠隔操作制御を規制
    するように構成されていることを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末と遠隔
    操作される他の移動体端末とがそれぞれ設けられた両移
    動体間の距離に基づいて誤操作可能性を判断するように
    構成されていることを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末と遠隔
    操作される他の移動体端末との間における前回の遠隔操
    作時からの経過時間に基づいて誤操作可能性を判断する
    ように構成されていることを特徴とする情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末と遠隔
    操作される他の移動体端末とがそれぞれ設けられた両移
    動体相互の所定時間前からの移動軌跡に基づいて誤操作
    可能性を判断するように構成されていることを特徴とす
    る情報処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末と遠隔
    操作される他の移動体端末との間における所定時間前か
    らの通信有無に基づいて誤操作可能性を判断するように
    構成されていることを特徴とする情報処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の情報処
    理システムにおいて、 制御手段は、遠隔操作要求を送信した移動体端末と遠隔
    操作される他の移動体端末とが相互に遠隔操作許容状態
    に設定されているときには、誤操作可能性の判断結果に
    拘わらず遠隔操作制御の規制を行わないように構成され
    ていることを特徴とする情報処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の情報処
    理システムにおいて、 制御手段は、誤操作可能性の判断結果に応じて、規制対
    象とする遠隔操作内容を変更するように構成されている
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 複数の移動体にそれぞれ設けられた複数
    の移動体端末とネットワークを介して接続された情報処
    理装置であって、 予め登録した上記複数の移動体端末間で互いに遠隔操作
    可能なように制御する制御手段を備え、 上記制御手段は、上記各移動体端末からの操作による他
    の移動体端末に対する遠隔操作要求に応じて該他の移動
    体端末を遠隔操作制御すると共に、上記移動体端末の操
    作に対する誤操作可能性を判断して、該判断結果に応じ
    て上記他の移動体端末に対する遠隔操作制御を規制する
    ように構成されていることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 移動体毎に設けられ、通信により互いに
    遠隔操作可能に構成された情報処理装置であって、 操作により、予め登録した他の情報処理装置を遠隔操作
    制御する制御手段を備え、 上記制御手段は、上記操作に対する誤操作可能性を判断
    して、該判断結果に応じて上記他の情報処理装置に対す
    る遠隔操作を規制するように構成されていることを特徴
    とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、当該移動体と他の情報処理装置が設けられ
    た移動体との間の距離に基づいて誤操作可能性を判断す
    るように構成されていることを特徴とする情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、他の情報処理装置との間における前回の遠
    隔操作時からの経過時間に基づいて誤操作可能性を判断
    するように構成されていることを特徴とする情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、当該移動体及び他の情報処理装置が設けら
    れた移動体相互の所定時間前からの移動軌跡に基づいて
    誤操作可能性を判断するように構成されていることを特
    徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、他の情報処理装置との間における所定時間
    前からの通信有無に基づいて誤操作可能性を判断するよ
    うに構成されていることを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれかに記載の情
    報処理装置において、 制御手段は、他の情報処理装置と相互に遠隔操作許容状
    態に設定されているときには、誤操作可能性の判断結果
    に拘わらず遠隔操作制御の規制を行わないように構成さ
    れていることを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項9〜14のいずれかに記載の情
    報処理装置において、 制御手段は、誤操作可能性の判断結果に応じて、規制対
    象とする遠隔操作内容を変更するように構成されている
    ことを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 移動体毎に設けられ、通信により互い
    に遠隔操作可能に構成された情報処理装置であって、 予め登録した他の情報処理装置の操作により遠隔操作さ
    れるように制御する制御手段を備え、 上記制御手段は、上記他の情報処理装置の操作に対する
    誤操作可能性を判断して、該判断結果に応じて上記遠隔
    被操作制御を規制するように構成されていることを特徴
    とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、当該移動体と他の情報処理装置が設けられ
    た移動体との間の距離に基づいて誤操作可能性を判断す
    るように構成されていることを特徴とする情報処理装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、他の情報処理装置との間における前回の遠
    隔操作時からの経過時間に基づいて誤操作可能性を判断
    するように構成されていることを特徴とする情報処理装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項16記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、当該移動体及び他の情報処理装置が設けら
    れた移動体相互の所定時間前からの移動軌跡に基づいて
    誤操作可能性を判断するように構成されていることを特
    徴とする情報処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項16記載の情報処理装置におい
    て、 制御手段は、他の情報処理装置との間における所定時間
    前からの通信有無に基づいて誤操作可能性を判断するよ
    うに構成されていることを特徴とする情報処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項16〜20のいずれかに記載の
    情報処理装置において、 制御手段は、他の情報処理装置と相互に遠隔操作許容状
    態にあるときには、誤操作可能性の判断結果に拘わらず
    遠隔被操作制御の規制を行わないように構成されている
    ことを特徴とする情報処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項16〜21のいずれかに記載の
    情報処理装置において、 制御手段は、誤操作可能性の判断結果に応じて、規制対
    象とする遠隔被操作内容を変更するように構成されてい
    ることを特徴とする情報処理装置。
  23. 【請求項23】 複数の移動体にそれぞれ設けられ、情
    報センターに予め登録されかつ該情報センターとネット
    ワークを介してそれぞれ接続された複数の移動体端末間
    で、情報センターを介して通信により互いに遠隔操作す
    るための情報処理方法であって、 上記1つの移動体端末から、該移動体端末の操作により
    他の移動体端末に対する遠隔操作要求を情報センターに
    送信する要求送信ステップと、 上記情報センターにおいて、上記遠隔操作要求に応じて
    上記他の移動体端末を遠隔操作制御する遠隔操作制御ス
    テップとを含み、 上記遠隔操作制御ステップは、上記移動体端末の操作に
    対する誤操作可能性を判断する判断ステップと、該判断
    ステップにおける判断結果に応じて上記他の移動体端末
    に対する遠隔操作制御を規制する規制ステップとを有す
    ることを特徴とする情報処理方法。
  24. 【請求項24】 複数の移動体にそれぞれ設けられた複
    数の情報処理装置間で、通信により互いに遠隔操作する
    ための情報処理方法であって、 上記1つの情報処理装置において、該情報処理装置の操
    作により、該情報処理装置に予め登録した他の情報処理
    装置を遠隔操作制御する遠隔操作制御ステップを含み、 上記遠隔操作制御ステップは、上記情報処理装置の操作
    に対する誤操作可能性を判断する判断ステップと、該判
    断ステップにおける判断結果に応じて上記他の移動体端
    末に対する遠隔操作制御を規制する規制ステップとを有
    することを特徴とする情報処理方法。
  25. 【請求項25】 複数の移動体にそれぞれ設けられた複
    数の情報処理装置間で、通信により互いに遠隔操作する
    ための情報処理方法であって、 上記1つの情報処理装置において、該情報処理装置に予
    め登録した他の情報処理装置の操作により遠隔操作され
    るように制御する遠隔被操作制御ステップを含み、 上記遠隔被操作制御ステップは、上記他の情報処理装置
    の操作に対する誤操作可能性を判断する判断ステップ
    と、該判断ステップにおける判断結果に応じて上記遠隔
    被操作制御を規制する規制ステップとを有することを特
    徴とする情報処理方法。
  26. 【請求項26】 複数の移動体にそれぞれ設けられた複
    数の移動体端末とネットワークを介して接続され、予め
    登録した該複数の移動体端末間で互いに遠隔操作可能に
    構成された情報処理装置を制御するための情報処理プロ
    グラムであって、 上記情報処理装置に対して、上記各移動体端末からの操
    作による他の移動体端末に対する遠隔操作要求に応じて
    該他の移動体端末を遠隔操作制御させると共に、上記移
    動体端末の操作に対する誤操作可能性を判断させて、該
    判断結果に応じて上記他の移動体端末に対する遠隔操作
    制御を規制させることを特徴とする情報処理プログラ
    ム。
  27. 【請求項27】 移動体毎に設けられ、通信により互い
    に遠隔操作可能に構成された情報処理装置を制御するた
    めの情報処理プログラムであって、 上記情報処理装置に対して、該情報処理装置の操作によ
    り、該情報処理装置に予め登録した他の情報処理装置を
    遠隔操作制御させると共に、上記情報処理装置の操作に
    対する誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応じて
    上記他の情報処理装置に対する遠隔操作制御を規制させ
    ることを特徴とする情報処理プログラム。
  28. 【請求項28】 移動体毎に設けられ、通信により互い
    に遠隔操作可能に構成された情報処理装置を制御するた
    めの情報処理プログラムであって、 上記情報処理装置に対して、該情報処理装置に予め登録
    した他の情報処理装置の操作により遠隔操作されるよう
    に制御させると共に、上記他の情報処理装置の操作に対
    する誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応じて上
    記遠隔被操作制御を規制させることを特徴とする情報処
    理プログラム。
  29. 【請求項29】 複数の移動体にそれぞれ設けられた複
    数の移動体端末とネットワークを介して接続され、予め
    登録した該複数の移動体端末間で互いに遠隔操作可能に
    構成された情報処理装置を制御するための情報処理プロ
    グラムを記憶した記憶媒体であって、 上記情報処理プログラムは、上記情報処理装置に対し
    て、上記各移動体端末からの操作による他の移動体端末
    に対する遠隔操作要求に応じて該他の移動体端末を遠隔
    操作制御させると共に、上記移動体端末の操作に対する
    誤操作可能性を判断させて、該判断結果に応じて上記他
    の移動体端末に対する遠隔操作制御を規制させるもので
    あることを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 移動体毎に設けられ、通信により互い
    に遠隔操作可能に構成された情報処理装置を制御するた
    めの情報処理プログラムを記憶した記憶媒体であって、 上記情報処理プログラムは、上記情報処理装置に対し
    て、該情報処理装置の操作により、該情報処理装置に予
    め登録した他の情報処理装置を遠隔操作制御させると共
    に、上記情報処理装置の操作に対する誤操作可能性を判
    断させて、該判断結果に応じて上記他の情報処理装置に
    対する遠隔操作制御を規制させるものであることを特徴
    とする記憶媒体。
  31. 【請求項31】 移動体毎に設けられ、通信により互い
    に遠隔操作可能に構成された情報処理装置を制御するた
    めの情報処理プログラムを記憶した記憶媒体であって、 上記情報処理プログラムは、上記情報処理装置に対し
    て、該情報処理装置に予め登録した他の情報処理装置の
    操作により遠隔操作されるように制御させると共に、上
    記他の情報処理装置の操作に対する誤操作可能性を判断
    させて、該判断結果に応じて上記遠隔被操作制御を規制
    させるものであることを特徴とする記憶媒体。
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