JP2002352341A - 防犯戸装置 - Google Patents

防犯戸装置

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JP2002352341A
JP2002352341A JP2001159606A JP2001159606A JP2002352341A JP 2002352341 A JP2002352341 A JP 2002352341A JP 2001159606 A JP2001159606 A JP 2001159606A JP 2001159606 A JP2001159606 A JP 2001159606A JP 2002352341 A JP2002352341 A JP 2002352341A
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JP
Japan
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security door
capacitance
conductive layer
alarm
door device
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Pending
Application number
JP2001159606A
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English (en)
Inventor
Susumu Nagayasu
進 長安
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯戸に近接あるいは接触することで静電容
量を変化させ、所定の静電容量値以上になると警報を発
する防犯戸装置を提供する。 【解決手段】 電気的絶縁性を有する樹脂層3の両面に
導電層4を配し、それぞれの導電層4に接するように電
気的絶縁性を有するカバー材5を積層固定して防犯戸6
とし、上記防犯戸の各導電層4に連結した端子8を静電
容量検出器7に接続した防犯戸装置1にある。防犯戸6
に近接あるいは接触することで静電容量を変化させ、所
定の静電容量値以上になると警報信号を送ることができ
るものであり、侵入者を阻止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は意図しない侵入者を検出
する防犯戸装置であり、詳しくは防犯戸に近接あるいは
接触することで静電容量を変化させ、所定の静電容量値
以上になると警報を発する防犯戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】意図しない侵入者の検出手段として、従
来は、建物の解放部に装着されたドアが解放されたこと
を検出するリードスイッチがある。これは磁石と磁力の
変化を検知する検出器を内臓したものであり、具体的に
は一方側に磁石を、他方側に磁石の変化を検知する検出
器を別々に取付け、一方側が解放されると、磁力の影響
がなくなって検出器が劣化することをとらえる方法であ
る。また、ガラス窓を含め、ドアが破壊された場合、そ
のショックを検知するショックセンサをガラス表面に貼
り付ける方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リードスイッ
チまたはショックセンサは、ドアが開かれないと侵入者
有無を検出できない問題があった。意図しない侵入者は
ドアを開放しないで、かつ破壊しないで侵入することも
ある。即ち、ドアまたは窓に取付けられた鍵の周囲のみ
衝撃を与えないで一部を壊して鍵を開けるからである。
このため、建物の開放部であるドア、窓の全面を検知セ
ンサとすることにより、侵入者が近接した時点で検出で
きることが強く望まれている。
【0004】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、防犯戸に近接あるいは接触することで静電容量
を変化させ、所定の静電容量値以上になると警報を発す
る防犯戸装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に適合する本願
請求項1記載の発明では、電気的絶縁性を有する樹脂層
の両面に導電層を配し、それぞれの導電層に接するよう
に電気的絶縁性を有するカバー材を積層固定して防犯戸
とし、上記防犯戸の各導電層に連結した端子を静電容量
検出器に接続した防犯戸装置にあり、防犯戸に近接ある
いは接触することで静電容量を変化させ、所定の静電容
量値以上になると警報信号を送ることができるものであ
り、侵入者を阻止することができる。
【0006】本願請求項2記載の発明では、静電容量検
出器に警報器を接続した防犯戸装置であり、警報信号を
警報器に送り音あるいは光に変えることができる。
【0007】本願請求項3記載の発明では、導電層がカ
ーボンブラックを付着した層である防犯戸装置にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照し、本発明
の実施例を説明する。図1は本発明に係る防犯戸装置の
概略図である。
【0009】本発明の防犯戸装置1では、ポリエステル
フィルム、ニトロセルロース、エチルセルロース、酢酸
セルロース、ブチルセルロース等のセルロース類、ポリ
オキシメチレン等のポリエーテル類、ポリブチルメタク
リレート、ポリメチルメタクリレート等のアクリル類等
からなる厚さ0.03〜0.25mmの電気的絶縁性を
有する樹脂層3の片面に導電層4を形成して導電層付き
樹脂材2を用意し、これを2枚積層して両面に導電層4
を配した後、それぞれの導電層4に接するように電気的
絶縁性を有するカバー材5を積層して防犯戸6とし、上
記各導電層4に連結した端子8を静電容量検出器7に接
続する。そして、静電容量検出器7は警報信号を音信号
あるいは光信号に変える警報器9を備えている。尚、防
犯ガラス6は端部がフレーム10によって固定されてい
る。
【0010】導電層4は、銅、金、銀、白金、パラジウ
ム、鉄、ニッケル、コバルト、スズ、亜鉛、パラジウ
ム、セリウム、イットリウム、カーボンブラックを塗装
法、張り付け法によって得ることができる。得られた導
電層の厚さは5〜30μmであり、5μm未満の場合に
は導電層4の膜が均一になりにくくて表面抵抗値が安定
しない問題があり、一方30μmを越えると導電層表面
を曲げたときに割れの問題が発生する。表面抵抗は1,
000Ω/□以下にすることが望まれる。
【0011】電気的絶縁性を有するカバー材5は、通常
市販のフロートガラス等のガラス板、アクリル樹脂、塩
化ビニル、ポリカーボネイト、ポリエステル等の合成樹
脂板を使用する。厚さは特に限定されないが、1〜5m
m程度である。
【0012】上記静電容量検出器7は、例えばパルス発
生回路と、このパルス発生回路の出力を2つに分岐さ
せ、各々の出力を遅延させる2つの遅延回路と、これら
2つの遅延回路に接続され、侵入者の近接によって静電
容量が変化する検知電極(導電層4)と、この2つの遅
延回路の出力信号の位相の進み後れを比較判定して検出
信号を出力する位相弁別回路からなっている。しかし、
静電容量検出器7はこれに限定されるものではない。
【0013】以下に本発明の実施例を示す。実施例1 厚さ0.125mmのポリエステルフィルムの一方表面
にカーボンブラックを厚さ10μmに塗付して導電層を
形成した導電層付き樹脂材を用意し、これを2枚積層し
て両面に導電層を配し、これを合わせるように板ガラス
(360mm×235mm×3mm)を積層して防犯ガ
ラスとし、そして各導電層に接続したリード線を静電容
量検出器とそれから出される検出信号を音に変える警報
機へ連結して防犯戸装置を作製した。得られた防犯戸の
警報性能を測定した。この場合、アルミニウム板(10
0mm×100mm×5mm)からなる標準検出物を5
0mmまで近接させると、静電容量の変化を感知して、
警報機を発することができ、侵害者の防犯戸への近接を
正確に確認できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本願では、電気的絶縁性を
有する樹脂層の両面に導電層を配し、それぞれの導電層
に接するように電気的絶縁性を有するカバー材を積層固
定して防犯戸とし、上記防犯戸の各導電層に連結した端
子を静電容量検出器に接続した防犯戸装置にあり、侵入
者が防犯戸に近接あるいは接触することで静電容量が変
化し、所定の静電容量値以上になると警報信号を送るこ
とができるものであり、侵入者を阻止することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防犯戸装置の概略図である。
【符号の説明】
1 防犯戸装置 2 導電層付き樹脂材 3 樹脂層 4 導電層 5 カバー材 6 防犯戸 7 静電容量検出器 8 端子 9 警報器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的絶縁性を有する樹脂層の両面に導
    電層を配し、それぞれの導電層に接するように電気的絶
    縁性を有するカバー材を積層固定して防犯戸とし、上記
    防犯戸の各導電層に連結した端子を静電容量検出器に接
    続したことを特徴とする防犯戸装置。
  2. 【請求項2】 静電容量検出器に警報器を接続した請求
    項1記載の防犯戸装置。
  3. 【請求項3】 導電層がカーボンブラックを付着した層
    である請求項1、2、または3記載の防犯戸装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123434A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Tokyo Parts Ind Co Ltd 近接センサ及びドア装置
CN114737863A (zh) * 2022-03-21 2022-07-12 安徽双鹏实业有限公司 一种带有撬动报警功能的防盗门

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