JP2002351535A - アプリケーションプログラム動作ローカルコントローラ、鉄鋼用プラント制御装置 - Google Patents

アプリケーションプログラム動作ローカルコントローラ、鉄鋼用プラント制御装置

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JP2002351535A
JP2002351535A JP2001160393A JP2001160393A JP2002351535A JP 2002351535 A JP2002351535 A JP 2002351535A JP 2001160393 A JP2001160393 A JP 2001160393A JP 2001160393 A JP2001160393 A JP 2001160393A JP 2002351535 A JP2002351535 A JP 2002351535A
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Hiroyuki Fujieda
宏之 藤枝
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカルコントローラのプログラムをアプリ
ケーションプログラムで作成、変更可能なアプリケーシ
ョンプログラム動作ローカルコントローラを提供する。 【解決手段】 メインコントローラに接続されるローカ
ルコントローラであって、実行周期が高速でアプリケー
ションプログラムのエミュレータを搭載したCPU装置
1、プロセス制御装置8,9,11とのインタフェース
を行うプロセス入出力I/F装置2、メインコントロー
ラとのインタフェースを行うメインコントローラI/F
装置3、次段のローカルコントローラとのインタフェー
スを行う次段コントローラI/F装置4を備え、アプリ
ケーションプログラムにより鉄鋼用プラントの制御を行
う。また、イーサネット(登録商標)I/F装置6をさら
に備えこれを介して汎用PC上のメンテナンスツールを
用いてローカルコントローラのデータの監視、解析を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄鋼用プラント
に対する制御装置、特にプラントの一部部分を高速な実
行周期で制御する装置であるローカルコントローラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、ローカルコントローラを適用し
た鉄鋼用プラント制御装置の一般的な構成を示す図であ
る。図8において、12はメインコントローラ、13は
メインコントローラ用プロセス入出力、14、19はロ
ーカルコントローラA、ローカルコントローラBで、1
5、20はそれぞれのローカルコントローラA専用プロ
セス入出力、ローカルコントローラB専用プロセス入出
力である。
【0003】また図9は従来の鉄鋼用プラント制御装置
におけるローカルコントローラの構成を示す図である。
図9において、1は実行周期が高速であるCPU装置、
2はプロセス入出力I/F装置、3はメインコントロー
ラI/F装置、4は次段コントローラI/F装置であ
る。
【0004】次に動作について図8、図9を用いて説明
する。図8のメインコントローラ12は、ローカルコン
トローラA14およびローカルコントローラB19に対
してプラント制御用のデータを送信するとともにこれら
のコントローラA14、コントローラB19の動作状態
を監視し、さらにメインコントローラ用プロセス入出力
13を周期的に制御する。
【0005】ローカルコントローラA14は、メインコ
ントローラ12からプラント制御用のデータを受信し、
ローカルコントローラA用プロセス入出力15を、メイ
ンコントローラ12の実行周期と比較してより高速な周
期で制御する。また、メインコントローラ12からロー
カルコントローラB19に対するデータを図9のメイン
コントローラI/F装置3で受け、次段コントローラI
/F装置4よりローカルコントローラB19へ出力す
る。
【0006】ローカルコントローラB19も同様に、ロ
ーカルコントローラB用プロセス入出力20を高速周期
で制御する。
【0007】ローカルコントローラA用プロセス入出力
15の制御は、図9のCPU装置1の機械語プログラム
により行われる。ローカルコントローラA14およびロ
ーカルコントローラB19のデータは、機械語データで
ある。データの解析は、機械語データを読み出して行
う。
【0008】ローカルコントローラ14,19は、高速
周期制御の機能に特化しているため、メインコントロー
ラ12より低コストで、小型の装置であり、制御の負荷
を最適に分散できるため、メインコントローラ12の台
数削減が可能となり、鉄鋼用プラント制御装置のコスト
削減を図ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の鉄
鋼プラント用のローカルコントローラは、高速な実行周
期で制御を行うために、機械語によりプログラムが構成
されているので、プログラム作成には、機械語の知識が
必要である。また、ローカルコントローラのデータが機
械語であるので、データの表示がアドレス番地と16進
数データとなるので、データの内容を示すアドレス番地
と16進数データが記入された表とローカルコントロー
ラのデータを照合してデータの解析を行う必要があり、
解析に時間がかかるという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、ローカルコントローラのプロ
グラムを機械語ではなく、アプリケーションプログラム
で作成ができるとともに、イーサネット(登録商標)I/
Fにより接続される汎用PC上のメンテナンスツールに
よりプラント制御のデータを解析しやすいように表示す
ることができるアプリケーションプログラム動作ローカ
ルコントローラおよびこれを含む鉄鋼用プラント制御装
置を提供することを目的とする。
【0011】また、この装置を製造するに当たり、アプ
リケーションプログラムで動作するメインコントローラ
を多数ネットワーク接続した制御装置、あるいは、アプ
リケーションプログラムで動作するメインコントローラ
をマルチCPUとして構成する制御装置より低コストで
制御装置を構築できる装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、メインコントローラに接続されるローカルコン
トローラであって、実行周期が高速でアプリケーション
プログラムのエミュレータを搭載したCPU装置と、プ
ロセス制御装置とのインタフェースを行うプロセス入出
力I/F装置と、メインコントローラとのインタフェー
スを行うメインコントローラI/F装置と、次段のロー
カルコントローラとのインタフェースを行う次段コント
ローラI/F装置と、を備え、アプリケーションプログ
ラムにより鉄鋼用プラントの制御を行うことを特徴とす
るアプリケーションプログラム動作ローカルコントロー
ラにある。
【0013】また、イーサネット(登録商標)I/F装置
をさらに備え、このイーサネット(登録商標)I/F装置
を介して汎用PC上のメンテナンスツールを用いてロー
カルコントローラのデータの監視、解析を行うことがで
きるようにした。
【0014】また、プロセス制御装置として巻取りコイ
ルに鉄板を巻取る際に鉄板をガイドする巻取りコイルガ
イドがプロセス入出力I/F装置に接続され、鉄板巻取
り制御用アプリケーションプログラムを用いることによ
り、前記巻取りコイルガイドの制御を行う。
【0015】また、プロセス制御装置として所望の板厚
の鉄板を製造するための圧延ミルの位置を移動させる油
圧圧下装置がプロセス入出力I/F装置に接続され、油
圧圧下装置用アプリケーションプログラムを用いること
により、前記油圧圧下装置の制御を行う。
【0016】また、プロセス制御装置として複数のドラ
イブ装置が接続されたドライブネットワークI/F装置
がプロセス入出力I/F装置に接続されると共にこれの
ドライブ制御用のアプリケーションプログラムを備え、
鉄板の圧延ミル、仕上げミル、および鉄板搬送用モータ
の制御を行う。
【0017】また、メインコントローラに接続されずに
ローカルコントローラ単独でプロセス制御装置の制御を
行う。
【0018】また、上述のローカルコントローラが、メ
インコントローラI/F装置を介してメインコントロー
ラと接続され、次段コントローラI/F装置を介してロ
ーカルコントローラを複数接続することにより、メイン
コントローラ1台と複数のローカルコントローラにより
構成され鉄鋼用プラントの制御を行うことを特徴とする
鉄鋼用プラント制御装置とした。
【0019】また、ローカルコントローラの故障監視と
メインコントローラの故障監視とを一元化して監視する
故障監視手段をさらに備えた。
【0020】この発明では、CPU装置の実行周期を高
速化したことにより、制御対象を高速周期で制御でき
る。また、メインコントローラの台数を削減できるた
め、制御装置を低コストで構築できる。また、アプリケ
ーションプログラムエミュレータをCPU装置に搭載す
ることにより、プログラムの作成・変更が容易になり、
エンジニアリングコストの削減が可能である。さらに、
イーサネット(登録商標)経由で接続される汎用PC上の
メンテナンスツールが適用できることにより、ローカル
コントローラのデータ解析が容易となり、メンテナンス
時間の短縮が可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明を各実施の形態に
従って説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるア
プリケーションプログラム動作ローカルコントローラの
構成を示す図である。従来のものと同一もしくは相当部
分は同一符号で示す。図1において、1は実行周期が高
速でアプリケーションプログラムのエミュレータを搭載
したCPU装置、2はプロセス制御装置とのインタフェ
ースを行うプロセス入出力I/F装置、3はメインコン
トローラとのインタフェースを行うメインコントローラ
I/F装置、4は次段のローカルコントローラとのイン
タフェースを行う次段コントローラI/F装置、5はC
PU装置1に搭載されるアプリケーションプログラムエ
ミュレータである。
【0022】また、鉄鋼用プラント制御装置全体の構成
は図8に示したものと基本的に同じである。すなわち図
8において、12はメインコントローラ、13はメイン
コントローラ用プロセス入出力、14、19はこの発明
によるローカルコントローラA、ローカルコントローラ
Bで、15、20はそれぞれのローカルコントローラA
専用プロセス入出力、ローカルコントローラB専用プロ
セス入出力である。
【0023】次に図1および図8に従って動作について
説明する。図1のCPU装置1は、プロセス入出力I/
F装置2よりローカルコントローラA用プロセス入出力
15(図8参照)を高速周期で制御するために、高速な実
行周期を設定可能にしている。
【0024】メインコントローラI/F装置3によりメ
インコントローラ12からプラント制御用データを受け
て、プロセス入出力I/F装置2に接続されたプロセス
制御装置(例えば図3の巻取りコイルガイド9、図4の
油圧圧下装置11等)の制御を行う。
【0025】CPU装置1に搭載されるアプリケーショ
ンプログラムエミュレータ5により、ローカルコントロ
ーラA14のプログラムをアプリケーションプログラム
で作成、変更するこができる。
【0026】実施の形態2.上記実施の形態1ではロー
カルコントローラの構成について述べたが、実施の形態
2では鉄鋼用プラント制御装置の構成について図1、図
8を用いて説明する。次段コントローラI/F装置4に
ローカルコントローラB19を接続することにより、複
数のローカルコントローラを接続することができ、高速
周期で制御が必要となる制御対象を、1つのメインコン
トローラと複数のローカルコントローラからなる制御装
置で鉄鋼用プラント制御装置を構成可能となる。
【0027】実施の形態3.図2はこの発明の実施の形
態3によるアプリケーションプログラム動作ローカルコ
ントローラの構成を示す図である。この実施の形態3
は、実施の形態1に対するローカルコントローラのデー
タ監視、解析に関する説明である。図2において、上記
実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示す。
6はイーサネット(登録商標)I/F装置を実施の形態1
のローカルコントローラに対してさらに付加したもので
ある。なお、8,9および11の破線部については実施
の形態4,5に関するものである。
【0028】イーサネット(登録商標)I/F装置6によ
り、CPU装置1で演算されるデータおよび、メインコ
ントローラ12からのプラント制御データならびにプロ
セス入出力のデータをイーサネット(登録商標)I/F装
置6経由で汎用PC上のメンテナンスツールから監視す
ることが可能である。
【0029】実施の形態4.図3はこの発明の実施の形
態4によるアプリケーションプログラム動作ローカルコ
ントローラの制御を説明するための図である。実施の形
態4では、実施の形態3を用いて、鉄鋼用プラントの鉄
板の巻取りコイルの制御を行う場合について図3を用い
て説明する。鉄鋼用プラントの鉄板7の巻取りコイル8
への巻取り制御において、鉄板に傷をつけることなく巻
き取るために、巻取りコイルガイド9を高速周期で制御
するために実施の形態3を用いる。
【0030】ローカルコントローラにアプリケーション
プログラムのプログラムを作成し、プロセス入出力I/
F装置2を経由して、巻取りコイルガイド9(巻取りコ
イル8の制御を同時に行ってもよい)の制御を行う(図2
参照)。高速周期で巻取りコイルガイド9を制御できる
ため、傷の少ない高い品質の鉄板の製造が可能となる。
【0031】実施の形態5.図4はこの発明の実施の形
態5によるアプリケーションプログラム動作ローカルコ
ントローラの制御を説明するための図である。実施の形
態5では、実施の形態3を用いて、鉄鋼用プラントの油
圧圧下装置の制御を行う場合について図4を用いて説明
する。鉄鋼用プラントの鉄板7の圧延制御において、最
適な板厚の鉄板を製造するために圧延ミル10の位置を
油圧圧下装置11を用いて高速周期で制御するために実
施の形態3を用いる。ローカルコントローラにアプリケ
ーションプログラムのプログラムを作成し、プロセス入
出力I/F装置2を経由して、油圧圧下装置11を高速
周期で制御する(図2参照)。高速周期で油圧圧下装置1
1を制御できるため、最適な板厚となる高い品質の鉄板
の製造が可能となる。
【0032】実施の形態6.図5はこの発明の実施の形
態6による鉄鋼用プラント制御装置の構成を示す図であ
る。図5において、上記実施の形態と同一もしくは相当
部分は同一符号で示す。16はドライブネットワークI
/F装置、18は鉄板の圧延ミル、仕上げミル、鉄板搬
送用のモータ、17はこれらのモータ18のドライブ装
置(プロセス制御装置)である。実施の形態6では、実施
の形態3を用いて、鉄鋼用プラントのモータの制御を行
う場合について図5を用いて説明する。鉄鋼用プラント
の鉄板圧延、鉄板搬送において、多数のモータ18を高
速周期で制御するために実施の形態3を用いる。
【0033】ローカルコントローラ14にアプリケーシ
ョンプログラムのプログラムを作成し、プロセス入出力
I/F装置2(図1、2参照)を経由してドライブ制御用
のドライブネットワークI/F装置16を接続すること
により、複数のモータ18(鉄板の圧延ミル、仕上げミ
ル、鉄板搬送用モータ)の各ドライブ装置17の制御を
高速周期で制御する。高速周期で多数のモータ18を制
御できるため、メインコントローラ12の台数を削減す
ることができ、鉄鋼用プラント制御装置を低コストで構
築できる。
【0034】実施の形態7.図6はこの発明の実施の形
態7による鉄鋼用プラント制御装置の構成を示す図であ
る。図6において、上記実施の形態と同一もしくは相当
部分は同一符号で示す。21はメインコントローラ21
に設けられたメインコントローラ故障監視装置、22〜
24はこのメインコントローラ故障監視装置21と各プ
ロセス入出力13,15および20間にそれぞれ接続さ
れた故障監視信号ケーブルA,B,Cで、これらはロー
カルコントローラの故障監視とメインコントローラ1
4,19の故障監視とを一元化して監視する故障監視手
段を構成する。
【0035】図6において、実施の形態7では、ローカ
ルコントローラ14,19の故障監視をメインコントロ
ーラ12の故障監視と一元化する場合について図6を用
いて説明する。メインコントローラ故障監視装置21か
ら故障監視信号ケーブルA22をメインコントローラ用
プロセス入出力13へ接続し、メインコントローラ用プ
ロセス入出力13の故障監視を行う。故障監視信号ケー
ブルB23をローカルコントローラA用プロセス入出力
15へ接続することにより、メインコントローラ故障監
視装置21を用いて、ローカルコントローラA用プロセ
ス入出力15の故障監視を行う。同様に故障監視信号ケ
ーブルC24をローカルコントローラB用プロセス入出
力20へ接続し、故障監視を行う。
【0036】メインコントローラ故障監視装置21によ
って、メインコントローラ12およびローカルコントロ
ーラ14,19のプロセス入出力を監視できるため、故
障の情報が一元化され、保守が容易になる。
【0037】実施の形態8.図7はこの発明の実施の形
態8による鉄鋼用プラント制御装置の構成を示す図であ
る。図7において、上記実施の形態と同一もしくは相当
部分は同一符号で示す。実施の形態2では例えば図8に
示すようにメインコントローラと複数台のローカルコン
トローラを用いて鉄鋼用プラント制御装置を構築できる
ことを示したが、実施の形態8では、プロセス入出力の
制御対象数が少ない鉄鋼用プラントにおいて、メインコ
ントローラを接続せずに、ローカルコントローラ単独で
鉄鋼用プラント制御装置の構築を行う場合について図7
を用いて説明する。
【0038】ローカルコントローラA用プロセス入出力
15を接続するローカルコントローラA14は、ローカ
ルコントローラA用プロセス入出力15を高速周期で制
御するメインコントローラが不要なため、小規模な鉄鋼
用プラントにおいて制御装置を低コストで構築できる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、メイン
コントローラに接続されるローカルコントローラであっ
て、実行周期が高速でアプリケーションプログラムのエ
ミュレータを搭載したCPU装置と、プロセス制御装置
とのインタフェースを行うプロセス入出力I/F装置
と、メインコントローラとのインタフェースを行うメイ
ンコントローラI/F装置と、次段のローカルコントロ
ーラとのインタフェースを行う次段コントローラI/F
装置と、を備え、アプリケーションプログラムにより鉄
鋼用プラントの制御を行うことを特徴とするアプリケー
ションプログラム動作ローカルコントローラとしたの
で、CPU装置に搭載されるアプリケーションプログラ
ムエミュレータにより、ローカルコントローラのプログ
ラムをアプリケーションプログラムで作成、変更するこ
ができる。
【0040】また、イーサネット(登録商標)I/F装置
をさらに備えたので、このイーサネット(登録商標)I/
F装置を介して汎用PC上のメンテナンスツールを用い
てローカルコントローラのデータの監視、解析を行うこ
とができる。
【0041】また、プロセス制御装置として巻取りコイ
ルに鉄板を巻取る際に鉄板をガイドする巻取りコイルガ
イドがプロセス入出力I/F装置に接続され、鉄板巻取
り制御用アプリケーションプログラムを用いることによ
り、前記巻取りコイルガイドの制御を行うようにしたの
で、高速周期で巻取りコイルガイドを制御できるため、
傷の少ない高い品質の鉄板を製造することが可能とな
る。
【0042】また、プロセス制御装置として所望の板厚
の鉄板を製造するための圧延ミルの位置を移動させる油
圧圧下装置がプロセス入出力I/F装置に接続され、油
圧圧下装置用アプリケーションプログラムを用いること
により、前記油圧圧下装置の制御を行うようにしたの
で、高速周期で油圧圧下装置を制御できるため、最適な
板厚となる高い品質の鉄板の製造が可能となる。
【0043】また、プロセス制御装置として複数のドラ
イブ装置が接続されたドライブネットワークI/F装置
がプロセス入出力I/F装置に接続されると共にこれの
ドライブ制御用のアプリケーションプログラムを備え、
鉄板の圧延ミル、仕上げミル、および鉄板搬送用モータ
の制御を行うようにしたので、高速周期で多数のモータ
を制御できるため、メインコントローラの台数を削減す
ることができ、鉄鋼用プラント制御装置を低コストで構
築できる。
【0044】また、メインコントローラに接続されずに
ローカルコントローラ単独でプロセス制御装置の制御を
行うようにしたので、ローカルコントローラA用プロセ
ス入出力を高速周期で制御するメインコントローラが不
要なため、小規模な鉄鋼用プラントにおいて制御装置を
低コストで構築できる。
【0045】また、上述のローカルコントローラが、メ
インコントローラI/F装置を介してメインコントロー
ラと接続され、次段コントローラI/F装置を介してロ
ーカルコントローラを多数接続することにより、メイン
コントローラ1台と複数のローカルコントローラにより
構成され鉄鋼用プラントの制御を行う鉄鋼用プラント制
御装置としたので、複数のローカルコントローラを接続
することができ、高速周期で制御が必要となる制御対象
を、1つのメインコントローラと複数のローカルコント
ローラからなる制御装置で鉄鋼用プラント制御装置を構
成可能となる。
【0046】また、ローカルコントローラの故障監視と
メインコントローラの故障監視とを一元化して監視する
故障監視手段をさらに備えたので、故障の情報が一元化
され、保守が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアプリケーシ
ョンプログラム動作ローカルコントローラの構成を示す
図である。
【図2】 この発明の実施の形態3によるアプリケーシ
ョンプログラム動作ローカルコントローラの構成を示す
図である。
【図3】 この発明の実施の形態4によるアプリケーシ
ョンプログラム動作ローカルコントローラの制御を説明
するための図である。
【図4】 この発明の実施の形態5によるアプリケーシ
ョンプログラム動作ローカルコントローラの制御を説明
するための図である。
【図5】 この発明の実施の形態6による鉄鋼用プラン
ト制御装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態7による鉄鋼用プラン
ト制御装置の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態8による鉄鋼用プラン
ト制御装置の構成を示す図である。
【図8】 従来およびこの発明の実施の形態2に関する
ローカルコントローラを適用した鉄鋼用プラント制御装
置の一般的な構成を示す図である。
【図9】 従来の鉄鋼用プラント制御装置におけるロー
カルコントローラの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU装置、2 プロセス入出力I/F装置、3
メインコントローラI/F装置、4 次段コントローラ
I/F装置、5 アプリケーションプログラムエミュレ
ータ、6 イーサネット(登録商標)I/F装置、7 鉄
板、8 巻取りコイル、9 巻取りコイルガイド、10
圧延ミル、11 油圧圧下装置、12メインコントロ
ーラ、13 メインコントローラ用プロセス入出力、1
4 ローカルコントローラA、15 ローカルコントロ
ーラA用プロセス入出力、16ドライブネットワークI
/F装置、17 ドライブ装置、18 モータ、19ロ
ーカルコントローラB、20 ローカルコントローラB
用プロセス入出力、21 メインコントローラ故障監視
装置、22 故障監視信号ケーブルA、23故障監視信
号ケーブルB、24 故障監視信号ケーブルC。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインコントローラに接続されるローカ
    ルコントローラであって、実行周期が高速でアプリケー
    ションプログラムのエミュレータを搭載したCPU装置
    と、プロセス制御装置とのインタフェースを行うプロセ
    ス入出力I/F装置と、メインコントローラとのインタ
    フェースを行うメインコントローラI/F装置と、次段
    のローカルコントローラとのインタフェースを行う次段
    コントローラI/F装置と、を備え、アプリケーション
    プログラムにより鉄鋼用プラントの制御を行うことを特
    徴とするアプリケーションプログラム動作ローカルコン
    トローラ。
  2. 【請求項2】 イーサネット(登録商標)I/F装置をさ
    らに備え、このイーサネット(登録商標)I/F装置を介
    して汎用PC上のメンテナンスツールを用いてローカル
    コントローラのデータの監視、解析を行うことができる
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のアプリケ
    ーションプログラム動作ローカルコントローラ。
  3. 【請求項3】 プロセス制御装置として巻取りコイルに
    鉄板を巻取る際に鉄板をガイドする巻取りコイルガイド
    がプロセス入出力I/F装置に接続され、鉄板巻取り制
    御用アプリケーションプログラムを用いることにより、
    前記巻取りコイルガイドの制御を行うことを特徴とする
    請求項1または2に記載のアプリケーションプログラム
    動作ローカルコントローラ。
  4. 【請求項4】 プロセス制御装置として所望の板厚の鉄
    板を製造するための圧延ミルの位置を移動させる油圧圧
    下装置がプロセス入出力I/F装置に接続され、油圧圧
    下装置用アプリケーションプログラムを用いることによ
    り、前記油圧圧下装置の制御を行うことを特徴とする請
    求項1または2に記載のアプリケーションプログラム動
    作ローカルコントローラ。
  5. 【請求項5】 プロセス制御装置として複数のドライブ
    装置が接続されたドライブネットワークI/F装置がプ
    ロセス入出力I/F装置に接続されると共にこれのドラ
    イブ制御用のアプリケーションプログラムを備え、鉄板
    の圧延ミル、仕上げミル、および鉄板搬送用モータの制
    御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のア
    プリケーションプログラム動作ローカルコントローラ。
  6. 【請求項6】 メインコントローラに接続されずにロー
    カルコントローラ単独でプロセス制御装置の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    アプリケーションプログラム動作ローカルコントロー
    ラ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載のロ
    ーカルコントローラが、メインコントローラI/F装置
    を介してメインコントローラと接続され、次段コントロ
    ーラI/F装置を介してローカルコントローラを複数接
    続することにより、メインコントローラ1台と複数のロ
    ーカルコントローラにより構成され鉄鋼用プラントの制
    御を行うことを特徴とする鉄鋼用プラント制御装置。
  8. 【請求項8】 ローカルコントローラの故障監視とメイ
    ンコントローラの故障監視とを一元化して監視する故障
    監視手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記
    載の鉄鋼用プラント制御装置。
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