JP2002350944A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002350944A
JP2002350944A JP2001154627A JP2001154627A JP2002350944A JP 2002350944 A JP2002350944 A JP 2002350944A JP 2001154627 A JP2001154627 A JP 2001154627A JP 2001154627 A JP2001154627 A JP 2001154627A JP 2002350944 A JP2002350944 A JP 2002350944A
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JP
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switch
turned
self
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Application number
JP2001154627A
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English (en)
Inventor
Takao Umetsu
隆夫 梅津
Makoto Akiba
眞 秋葉
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチセルフモード、リモコンモード、OFF
モードを選択する際に順方向及び逆方向の両方から切り
替えができ、且つ順方向と逆方向とで選択可能なモード
を変更してより使い勝手のよい切り替えが可能なカメラ
を提供する。 【解決手段】LCDパネル84は、OFFモード、セル
フ撮影枚数が1、2、3枚のセルフ1、2、3モードの
うちの1つのセルフモード、及びリモコンモードを表示
することができ、これらのモードは、選択ボタンを左右
に操作することによって順方向又は逆方向に順番に選択
できるようになっている。選択ボタンを右方向に操作す
ると、OFFモード→セルフ1モード→セルフ2モード
→セルフ3モード→リモコンモード→OFFモードに切
り替わり、選択ボタンを左方向に操作すると、リモコン
モード→セルフ1モード→OFFモード→リモコンモー
ドに切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに係り、特に
カメラのセルフモード及びリモコンモードの切替操作の
改善を図ったカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルフ撮影枚数が選択可能なマル
チセルフモード( 例えば、1枚のセルフ撮影を行うセル
フ1モードS1、2枚のセルフ撮影を行うセルフ2モー
ドS2、3枚のセルフ撮影を行うセルフ3モードS3)
と、リモコンモードRem と、マルチセルフモード及びリ
モコンモードを解除するOFFモードOFF とを切り替え
可能なカメラがある。
【0003】これらのモードを有するカメラにおいて、
上記モードを切り替える場合には、これらのモードが属
するグループに割り付けられたモード選択スイッチをワ
ンプッシュすると、ワンプッシュするごとにOFF →S1
→S2→S3→Rem →OFF →の順に一方向にサイクリッ
クに切り替わるようになっている(特開平9−9686
2号公報、10−142651号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記モードの切替は、一方向にサイクリックに切り替わ
るため、例えば、セルフ1モードS1を選択しようとし
て、モード選択スイッチを押しすぎてセルフ2モードS
2を選択してしまうと、再びセルフ1モードS1を選択
するまでに、S3→Rem →OFF →S1の順に4回、モー
ド選択スイッチを押さなければならないという問題があ
る。
【0005】これに対し、上記の順番とは逆の方向にも
モードを切り替えることができるスイッチ(即ち、順方
向と逆方向に切り替え可能なスイッチ)を設けることが
考えられる。
【0006】この場合に、例えば、現在リモコンモード
Rem が選択されており、この状態からモードを逆方向に
切り替えてセルフモードを選択すると、最初に使用頻度
の少ないセルフ3モードS3が選択されることになる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、マルチセルフモード、リモコンモード、OFF
モードを選択する際に順方向及び逆方向の両方から切り
替えができ、且つ順方向と逆方向とで選択可能なモード
を変更してより使い勝手のよい切り替えが可能なカメラ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1に係る発明は、セルフ撮影枚数が選択
可能なマルチセルフモードと、リモコンモードと、マル
チセルフモード及びリモコンモードを解除するOFFモ
ードとに切り替え可能なカメラにおいて、前記OFFモ
ード、マルチセルフモード及びリモコンモードを順方向
又は逆方向に切り替えるための操作部材と、前記操作部
材が順方向に操作された場合と逆方向に操作された場合
とで選択可能なモードを変更するモード切替手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0009】即ち、上記各モードの切り替えを順方向及
び逆方向の両方向から可能とし、所望のモードに迅速に
設定することができ、また順方向及び逆方向とで選択可
能なモードを変更し、より自然なモードの選択を可能に
している。
【0010】本願請求項2に示すように前記マルチセル
フモードは、選択可能なセルフ撮影枚数をn枚とする
と、セルフ1モード〜セルフnモードからなり、前記セ
ルフ1モード〜セルフnモード内で前記操作部材が順方
向又は逆方向に操作されると、前記モード切替手段は、
前記セルフ1モード〜セルフnモードを順方向又は逆方
向に順番に選択し、前記セルフ1モード〜セルフnモー
ド以外のモードから前記操作部材が逆方向に操作される
と、前記モード切替手段は、前記セルフ1モードのみを
選択することを特徴としている。
【0011】即ち、セルフ1モード〜セルフnモード内
では、セルフ1モード〜セルフnモードを順方向又は逆
方向に順番に選択できるようにし、他のモードからセル
フモードに切り替わる場合には、最初にセルフ1モード
に切り替わるようにしている。
【0012】本願請求項3に示すように前記OFFモー
ド、前記セルフ1モード〜セルフnモードのうちの1つ
のセルフモード及びリモコンモードを同時に表示する表
示手段を有し、前記操作部材が順方向に操作されて前記
セルフ1モード〜セルフnモード以外のモードに切り替
えられると、前記表示手段は、前記セルフnモードから
セルフ1モードに戻して表示することを特徴としてい
る。
【0013】本願請求項4に示すように前記表示手段
は、前記OFFモード、前記セルフ1モード〜セルフn
モードのうちの1つのセルフモード及びリモコンモード
のうち、前記操作部材によって選択されているモード
と、選択されていないモードとを識別可能に表示するこ
とを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係るカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0015】図1〜図5は、135フイルムが装填され
るカメラの外観図で、図1は正面図、図2は平面図、図
3は背面図、図4は左側面図、図5は右側面図である。
【0016】図1に示すカメラのケース10の前面11
にはズームレンズ鏡胴12、略三ヶ月形の凸状部からな
る指掛かり部(グリップ部)14、ストロボ窓16、フ
ァインダ18、セルフ表示窓20、パッシブタイプのA
F窓22、リモコン用受光窓24、測光窓25等が設け
られている。ズームレンズ鏡胴12の前面には、レンズ
バリア26、レンズバリア26の外側にはリング状の飾
り板28が設けられている。
【0017】図2に示すカメラのケース10の上面30
には、後方コーナ部にメインスイッチ32が設けられ、
シャッタボタン34が図2上で左側平坦部に設けられて
いる。更に図3に示すカメラのケース10の背面36に
は、LCD表示窓38、十字キータイプの選択ボタン4
0、メニュー/決定ボタン42が設けられている。LC
D表示窓38の左側39には「フラッシュ」、「セルフ
タイマー」、「フォーカス」、「日付」等の文字が印刷
されており、選択ボタン40でフラッシュ等の機能を選
択し、選択後メニュー/決定ボタン42を押すことによ
りその機能の選択を実行することができる。更にケース
10の背面右側には、電池蓋44が設けられ、電池蓋4
4の内側には図示しない電池室が形成される。カメラの
ケース10の側面には、図4に示す電池蓋開閉ツマミ4
5が上下方向スライド可能に設けられ、電池蓋開閉ツマ
ミ45を下方に押し下げることによって電池蓋44を開
放することができる。
【0018】図3に於いて電池蓋(電池室)44の左側
には、図示しないフイルム収納室が形成され、対応する
位置に透明なフイルムパトローネ確認窓46が形成さ
れ、外部からフイルム感度等が確認できるようになって
いる。カメラのケース10の背面上部には、シーソ式の
ズームボタン48、AF表示窓50等が形成されてい
る。AF表示窓50は、シャッタボタン34の半押し状
態での測距が完了すると緑色に点灯し、被写体に近づき
過ぎる等の測距不能の距離の場合には、点滅する。図5
に示すように、ケース10の右側面に、裏蓋開閉ツマミ
52が上下方向スライド自在に設けられ、上方にスライ
ドさせて裏蓋51を開放し、フイルムの装填、取り出し
を行うことができる。
【0019】図6は、カメラの制御部の構成を示したブ
ロック図である。同図に示すように、カメラには、CP
U60が内蔵されており、このCPU60からの指示に
よって以下で示す各部の制御が実行され、カメラ全体が
統括制御される。
【0020】同図において、昇圧レギュレータ62は、
バッテリの電圧を昇圧させるとともに安定化させ、CP
U60及びその他の各回路に電源を供給する。鏡胴部6
4は、ズームレンズ鏡胴12の繰出し位置を制御し、ズ
ーム倍率の変更等を行う。給送部66は、フイルムの給
送、巻戻しの制御を行う。シャッタ部68は、撮影時の
シャッタ開閉動作を制御する。測光回路70は、測光窓
25(図1参照)から取り込まれた外光により被写体の
光量を測光する。ストロボ回路72は、コンデンサーの
充電制御及び上記測光回路70によって検出された外光
輝度等に基づいてストロボ(フラッシュ)の発光を制御
する。AF部74は、AF窓22(図1参照)から取り
込んだ外光に基づいてパッシブ方式による測距を行い、
ピント合わせの制御を行う。リモコン受信回路76は、
撮影者自身が被撮影者となる場合等に用いられるリモコ
ン装置 (不図示)からの信号を受信してCPU60に
その信号を与える。LED78は、セルフ表示窓20
(図1参照)において点灯するLEDやAF表示窓50
(図3参照)において点灯するLEDを示し、CPU6
0によりこれらのLEDの点灯、消灯、点滅等が制御さ
れる。DATE写し込み部80は、フイルムに撮影の年
月日、時刻等を映し込む制御を行う。電気的消去可能プ
ログラマブルROM (EEPROM)82には、カメ
ラの制御に関する各種のパラメータ、データが格納され
る。
【0021】LCDパネル84は、カメラの背面のLC
D表示窓38(図3参照)からその表示が見えるように
配置され、各種図形、文字、数字等が表示される。バッ
クライト用LED86、バックライト用LED88は、
LCDパネル84のバックライト用の照明光源であり、
バックライト用LED86は、LCDパネル84を緑色
に照明し、バックライト用LED88は、LCDパネル
84を橙色に照明する。尚、LCDパネル84の表示及
びバックライトの色の切替えについては後述する。ま
た、以下の説明において、LCDLED1(又はLED
1)という場合には、緑色のバックライト用LED86
を示し、LCDLED2(又はLED2)という場合に
は、橙色のバックライト用LED88を示すものとす
る。
【0022】また、CPU60には、カメラの各部に設
けられたスイッチのオン/オフ状態が入力され、それら
のスイッチのオン/オフ状態により上記各部の制御、後
述する撮影モードの設定等が行われる。同図において、
スイッチ/SMは、カメラのメインスイッチ32(図2
参照)が押された状態でオンとなり、押されていない状
態でオフとなる。スイッチ/SBは、フイルム着脱のた
めのカメラの裏蓋51(図3参照)が開かれた状態でオ
ンとなり、裏蓋51が閉じられた状態でオフとなる。ス
イッチ/SP1は、シャッタボタン34(図2参照)が
半押し、又は全押しされている状態でオンとなり、半押
し及び全押しされていない状態でオフとなる。スイッチ
/SP2は、シャッタボタン34が全押しされた状態で
オンとなり、全押しされていない状態でオフとなる。ス
イッチ/STELEは、ズームボタン48(図3参照)
のテレ側が押されている状態でオンとなり、テレ側が押
されていない状態でオフとなる。スイッチ/SWIDE
は、ズームボタン48のワイド側が押されている状態で
オンとなり、ワイド側が押されていない状態でオフとな
る。
【0023】スイッチ/SMENUは、メニュー/決定
ボタン42(図3参照)が押されている状態でオンとな
り、押されていない状態でオフとなる。スイッチ/SU
Pは、選択ボタン40(図3参照)の上側が押されてい
る状態でオンとなり、上側が押されていない状態でオフ
となる。スイッチ/SDOWNは、選択ボタン40の下
側が押されている状態でオンとなり、下側が押されてい
ない状態でオフとなる。スイッチ/SRIGHTは、選
択ボタン40の右側が押されている状態でオンとなり、
右側が押されていない状態でオフとなる。スイッチ/S
LEFTは、選択ボタン40の左側が押されている状態
でオンとなり、左側が押されていない状態でオフとな
る。
【0024】詳細を後述する撮影モードの設定、変更
は、上記LCDパネル84の表示を参照しながら、主に
選択ボタン40、メニュー/決定ボタン42の操作によ
って行うことでき、CPU60は、LCDパネル84の
表示を制御すると共に、それらの操作部材によってオン
/オフされる上記スイッチ/SMENU、スイッチ/S
UP、スイッチ/SDOWN、スイッチ/SRIGH
T、スイッチ/SLEFTのオン/オフ状態に基づいて
カメラのモードを設定、変更する。そして、これによっ
て設定したモードに基いて各部の動作を制御する。
【0025】また、CPU60は、モードが確定してい
るモード(通常モード)か、モードの選択が可能なモー
ド(セレクトモード)かをユーザが容易に把握できるよ
うに、緑色のバックライト用LED86(LCDLED
1)と橙色のバックライト用LED88(LCDLED
2)の点灯、消灯を制御し、LCDパネル84のバック
ライトの色を緑色と橙色とで切り替える。
【0026】次に、上記CPU60におけるモードの設
定、変更の処理について詳説する。上述のようにフラッ
シュ、セルフタイマー、フォーカス、日付(日付プリン
ト)等に関するモードの設定は、カメラの背面側に配設
されたLCDパネル84の表示を見ながら、選択ボタン
40、メニュー/決定ボタン42等を操作して行うこと
ができるようになっている。
【0027】図7は、上記LCDパネル84において各
種図形、文字、数字を表示するセグメントの割付を示し
た図である。同図に示すようにカメラのケース10の背
面(図3参照)において、LCDパネル84の左側に
は、各種モードを種類ごとに複数のグループに区分した
場合の各グループ項目名として、「フラッシュ」、「セ
ルフタイマー」、「フォーカス」、「日付」の文字が印
刷されている。これらの各グループ項目に対応して各文
字の右側に位置するLCDパネル84上の各段(各行)
に、各グループ項目において選択可能な撮影モード(以
下、単にモードという)を表示するセグメント(LCD
セグメント)が割り付けられている。各グループごとに
LCDセグメントの種類を説明すると、「フラッシュ」
に関しては、LCDパネル84(1段目)の左側から順
に、「低輝度自動発光」(AUTO)モードを表示するAUTO
セグメントA1、「赤目軽減」(PRE )モードを表示す
るPRE セグメントA2、「ストロボ常時発光」(ON)モ
ードを表示するONセグメントA3、「ストロボ発光禁
止」(F-OFF )モードを表示するF-OFF セグメントA
4、「夜景ポートレート(スローシンクロ)」(NVP )
モードを表示するNVPセグメントA5が割り付けられ
る。尚、以下において、「フラッシュ」のグループに属
するモードをFLASH モードという。
【0028】「セルフタイマー」に関しては、LCDパ
ネル84(2段目)の左側から順に、「オフ」(S-OFF
)モードを表示するS-OFF セグメントB1、「オン」
(SELF)モードを表示すると共に、セルフ撮影する撮影
枚数1〜3を表示するSELFセグメントB2、「リモコ
ン」(REMOCON )モードを表示するREMOCON セグメント
B3が割り付けられる。尚、SELFモードにおいて連続撮
影枚数を1枚とするときにはSELF1 モード、2枚とする
ときにはSELF2 モード、3枚とするときにはSELF3モー
ドという。また、以下において、「セルフタイマー」の
グループに属するモードをSELFモードという。
【0029】「フォーカス」に関しては、LCDパネル
84(3段目)の左側から順に、「オートフォーカス」
(AF)モードを表示するAFセグメントC1、「遠距離フ
ォーカス固定」(INF )モードを表示するINF セグメン
トC2、「マクロフォーカス」(MACRO )モードを表示
するMACRO セグメントC3が割り付けられる。尚、以下
において、「フォーカス」のグループに属するモードを
FOCUS モードという。
【0030】「日付」に関しては、LCDパネル84
(4段目)の左側において、「オフ」(D-OFF )モー
ド、「年月日プリント」モード、「月日年プリント」モ
ード、「日月年プリント」モード、「日時分プリント」
モードを切り替えて表示する英数字セグメントD1が割
り付けられる。D-OFF モードのときは、英数字セグメン
トD1によって「OFF」の文字が表示され、それ以外
のモードの時には、実際にプリントされる「年」、
「月」、「日」、又は「日」、「時」、「分」の配列で
日付が表示される。尚、以下において、「日付」のグル
ープに属するモードをDATEモードという。
【0031】以上のLCDセグメントの他に、LCDパ
ネル84において、英数字セグメントD1の下側にはバ
ッテリ残量を表示するバッテリ表示セグメントE1が割
り付けられ、英数字セグメントD1の右側には撮影可能
な残り枚数を表示する数字セグメントF1が割り付けら
れている。
【0032】モードの設定、変更を行う場合、通常モー
ドにおいてメニュー/決定ボタン42を押し、セレクト
モードに移行する必要がある。CPU60は、メニュー
/決定ボタン42によってオン/オフされるスイッチ/
SMENUがオンされたことを検出すると、セレクトモ
ードの処理に移行する。尚、カメラの電源投入時には、
FLASH モード、FOCUS モードは、いずれもオートモード
(AUTOモード、AFモード)に確定して立ち上がるように
なっている。
【0033】セレクトモードは図8に示すように、FLAS
H (フラッシュ)セレクトモード、SELF(セルフ)セレ
クトモード、FOCUS (フォーカス)セレクトモード、DA
TE(日付)セレクトモードの4種類に分類される。FLAS
H セレクトモードでは、FLASH モードについて所望のモ
ードを選択することができる。上述したようにFLASHモ
ードとして選択可能なモードには、AUTOモード、PRE モ
ード、ONモード、F-OFF モード、NVP モードがある。
【0034】SELFセレクトモードでは、SELFモードにつ
いて所望のモードを選択することができる。SELFモード
として選択可能なモードには、S-OFF モード、SELF1 モ
ード、SELF2 モード、SELF3 モード、REMOCON モードが
ある。
【0035】FOCUS セレクトモードでは、FOCUS モード
について所望のモードを選択することができる。FOCUS
モードとして選択可能なモードには、AFモード、INF モ
ード、MACRO モードがある。
【0036】DATEセレクトモードでは、DATEモードにつ
いて所望のモードを選択することができる。DATEモード
として選択可能なモードには、D-OFF モード、年月日プ
リントモード、月日年プリントモード、日月年プリント
モード、日時分プリントモードがある。
【0037】これらのセレクトモードにおいて、DAT
Eセレクトモード以外はセレクトモード中のグループに
属するモードのうちで現在設定されているモード、又は
スイッチ操作で切り替えた場合には、それによって新た
に選択されたモード(次ぎに設定しようとするモード)
のLCDセグメントが点滅する。セレクトモード中のグ
ループに属するその他のモードのLCDセグメントは点
灯する。
【0038】また、セレクトモード中は、スイッチ/S
UP及びスイッチ/SDOWNの操作(選択ボタン40
の上下の操作)により、セレクトモードが、FLASH セレ
クトモード、SELFセレクトモード、FOCUS セレクトモー
ド、及び、DATEセレクトモードの間で切り替わる。一
方、スイッチ/SRIGHT、スイッチ/SLEFTの
操作により、セレクトモード中のグループに属するモー
ド間で、選択されるモードが切り替わる。スイッチ/S
MENUをオンすると、セレクトモードが終了し、モー
ドが上記スイッチ操作で選択されたモードに確定する。
同時に、セレクトモード中に点灯していたLCDLED
2(橙色のバックライト用LED88)が消灯する一
方、セレクトモード中に消灯していたLCDLED1
(緑色のバックライト用LED86)が点灯し、LCD
パネル84のバックライトが緑色から橙色に切り替わ
る。尚、条件によってはスイッチ/SMENUのオンに
よってモードラッチ、DATE修正モードに移行する。
【0039】また、セレクトモード中において、スイッ
チ/SMENU、スイッチ/SUP、スイッチ/SDO
WN、スイッチ/SRIGHT、スイッチ/SLEFT
以外のスイッチ(スイッチ/SM、スイッチ/SB、ス
イッチ/SP1、スイッチ/STELE、スイッチ/S
WIDE等)の操作があった場合には、セレクトモード
が終了し、モードが確定する。このとき同時に、LCD
LED1、2が消灯し、LCDパネル84のバックライ
トが消える。
【0040】また、セレクトモード中又は通常モード中
において、LCDLED1又はLCDLED2が点灯し
ている場合、スイッチ無操作の時間がE_T_LCDL
EDOFFタイマーの計測時間(例えば、10秒)だけ
経過すると、その点灯は消灯に切り替わり、LCDパネ
ル84のバックライトが消える。
【0041】尚、セレクトモード中において、スイッチ
無操作が所定時間継続した場合には、強制的にモード確
定としてもよいし、また、セレクトモード中は、リモコ
ン入力/SRCINを受け付けなくしてもよい。
【0042】図9は、CPU60のメインルーチンの処
理を示したフローチャートである。バッテリが交換され
る等によってCPU60がパワーオンリセットされる
と、同図に示すように、CPU60はまず、初期設定の
処理、即ち、CPU起動直後のカメラ初期設定処理を実
行した後(ステップS8)、時計処理、即ち、時計カウ
ント及び表示処理を実行する(ステップS10)。続い
て、各スイッチの状態がオンか否かを順次判定する。即
ち、メインスイッチ32(図2参照)によりオン/オフ
されるスイッチ/SMがオンか否か(ステップS1
2)、カメラの裏蓋51(図3参照)の開閉によりオン
/オフされるスイッチ/SBがオンか否か(開か閉か)
(ステップS14)、シャッタボタン34(図2参照)
の半押しによりオン/オフされるスイッチ/SP1がオ
ンか否か(ステップS16)、リモコン操作によりオン
/オフされるリモコン入力/SRCINがオンか否か
(ステップS18)、ズームボタン48(図3参照)の
操作によりオン/オフされるスイッチ/STELEがオ
ンか否か(ステップS20)、同じくズームボタン48
(図3参照)の操作によりオン/オフされるスイッチ/
SWIDEがオンか否か(ステップS22)、メニュー
/決定ボタン42(図3参照)の操作によりオン/オフ
されるスイッチ/MENUがオンか否か(ステップS2
4)、選択ボタン40(図3参照)の操作によりオン/
オフされるスイッチ/SUPがオンか否か(ステップS
26)、同じく選択ボタン40(図3参照)の操作によ
りオン/オフされるスイッチ/SDOWNがオンか否か
(ステップS28)、同じく選択ボタン40(図3参
照)の操作によりオン/オフされるスイッチ/SRIG
HTがオンか否か(ステップS30)、同じく選択ボタ
ン40(図3参照)の操作によりオン/オフされるスイ
ッチ/SLEFTがオンか否か(ステップS32)につ
いて判定する。
【0043】以上の判定に基づき所要の処理が終了する
と、次いで、ストロボ充電の処理を行った後(ステップ
S34)、タイマー割り込み起動をセットすると共に
(ステップS36)、スイッチ割り込み起動をセットす
る(ステップS38)。そして、スタンバイ処理によ
り、CPU60は、スイッチ又はタイマー割り込み起動
の待機状態に入る。設定したタイマー時間経過又はスイ
ッチ操作が行われるとスタンバイ処理の待機状態から抜
け出して次のステップ(S42)に移行する。E_T_
LCDLEDOFFタイマーによる規定の計測時間(1
0秒)が経過したか否かを判定し(ステップS42)、
YESであれば、後述する処理により点灯するLCDL
ED1(緑色のバックライト用LED86)、及び、L
CDLED2(橙色のバックライト用LED88)を消
灯させる(ステップS44)。尚、E_T_LCDLE
DOFFタイマーは、上述のようにスイッチ無操作の時
間を計測するタイマーである。
【0044】CPU60は、以上のステップS12から
ステップS44までの処理を繰り返し実行する。ここ
で、ステップS10の時計処理について図10のフロー
チャートを用いて簡単に説明する。CPU60は、ステ
ップS40のスタンバイ処理からの250mSの起動に
より、秒データのカウントアップを行い、まず、後述す
るDATE修正モードか否かを判定する(ステップS9
0)。YESであれば、この時計処理を終了する。一
方、NOであれば、次に、秒データが60秒以上であっ
たか否かを判定する(ステップS92)。NOであれ
ば、この時計処理を終了する。YESであれば、次に、
秒データから60秒を引き、その値を新たな秒データに
修正すると共に(ステップS94)、時計カウントアッ
プ処理により、分、時、日、月、年の順にデータセット
を行う(ステップS96)。そして、このようにセット
したデータに基づき、LCDパネル84の英数字セグメ
ントD1に日付表示を行う(ステップS98)。
【0045】次に、図9のメインルーチンにおいて、ス
テップS12からステップS32までのスイッチの状態
判定において各スイッチのオン状態が検出された場合の
処理について説明する。
【0046】ステップS12において、スイッチ/SM
がオン状態と判定した場合、CPU60は、既にメイン
電源がオンされているか否かを判定する(ステップS5
0)。NOと判定した場合には、緑色のLCDLED1
を点灯させ(ステップS52)、LCDパネル84を緑
色で照明すると共に、メインオン時の所要の処理を実行
する(ステップS54)。尚、本実施の形態では、ステ
ップS52のように、LCDLED1又はLCDLED
2のいずれか一方が点灯した場合には他方は消灯の状態
である。また、CPU60の処理として、LCDLED
1又はLCDLED2をオンにした場合に、それまでL
CDLED1又はLCDLED2がオフであったことを
意味するものではなく、既にオンとなっている場合もあ
り得る。LCDLED1又はLCDLED2をオフにす
る処理を行う場合も同様である(以下同じ)。
【0047】一方、ステップS50において、YESと
判定した場合には、LCDLED1とLCDLED2の
両方を消灯させ(ステップS56)、メイン電源をオフ
するための所要の処理を実行する(ステップS58)。
【0048】ステップS14において、スイッチ/SB
がオン状態と判定した場合、CPU60は、LCDLE
D1及びLCDLED2の両方を消灯させ(ステップS
60)、裏蓋開閉処理を実行する(ステップS62)。
【0049】ステップS16において、スイッチ/SP
1がオン状態と判定した場合、CPU60は、LCDL
ED1及びLCDLED2の両方を消灯させ(ステップ
S64)、シャッタレリーズの処理を実行する(ステッ
プS66)。
【0050】ステップS18において、リモコン入力/
SRCINがオン状態と判定した場合、CPU60は、
LCDLED1及びLCDLED2の両方を消灯させ
(ステップS68)、リモコン処理を実行する(ステッ
プS70)。
【0051】ステップS20において、スイッチ/ST
ELEがオン状態と判定した場合、CPU60は、LC
DLED1及びLCDLED2の両方を消灯させ(ステ
ップS72)、テレ方向へのズーム処理を実行する(ス
テップS74)。
【0052】ステップS22において、スイッチ/SW
IDEがオン状態と判定した場合、CPU60は、LC
DLED1及びLCDLED2の両方を消灯させ(ステ
ップS76)、ワイド方向へのズーム処理を実行する
(ステップS78)。
【0053】ステップS24〜ステップS32におい
て、スイッチ/SMENU、スイッチ/SUP、スイッ
チ/SDOWN、スイッチ/SRIGHT、スイッチ/
SLEFTのいずれかがオン状態と判定した場合には、
CPU60は、それぞれに対応した/SMENUスイッ
チ処理(ステップS80)、/SUPスイッチ処理(ス
テップS82)、/SDOWNスイッチ処理(ステップ
S84)、/SRIGHTスイッチ処理(ステップS8
6)、/SLEFTスイッチ処理(ステップS88)を
実行するが、これらの処理については、フローチャート
を用いて順に詳説する。
【0054】図11は、上記図9のメインルーチンにお
けるステップS80の/SMENUスイッチ処理の処理
手順を示したフローチャートである。この処理におい
て、CPU60は、まず、DATE修正モードか否かを判定
する(ステップS100)。DATE修正モードは、日付
(年、月、日、時、分)を設定、修正するモードであ
り、DATE修正モードへの移行については本フローチャー
ト中の後述の説明で明示する。もし、DATE修正モードで
あると判定した場合には、DATE修正モードで修正された
日付を確定するためのDATE確定処理を実行する(ステッ
プS102)。そして、DATE修正モードにおいて点灯す
る橙色のLCDLED2を消灯させると共に(ステップ
S104)、緑色のLCDLED1を点灯させる(ステ
ップS106)。尚、DATE確定処理の内容についても後
述する。
【0055】この処理が終了すると、CPU60は、ス
イッチ/SMENUがオンか否かを判定しながら(ステ
ップS194)、YESと判定している間、上記図10
で説明した時計処理を実行し(ステップS192)、ス
イッチ/SMENUがオフとなるのを待機する。そし
て、スイッチ/SMENUがオフになると、この/SM
ENUスイッチ処理に移行するためのスイッチ/SME
NUの操作があったことからスイッチ無操作の時間を計
測するE_T_LCDLEDOFFタイマーを再スター
トさせ(ステップS200)、図9のメインルーチンに
戻る。
【0056】上記ステップS100においてNOと判定
した場合、次にCPU60は、セレクトモードか否かを
判定する(ステップS108)。NOと判定した場合、
即ち、通常モードの場合には、緑色のLCDLED1を
消灯させ(ステップS110)、橙色のLCDLED2
を点灯させる(ステップS112)。これによってLC
Dパネル84を橙色で照明し、セレクトモードに移行し
たことをユーザに知らせる。そして、CPU60は、FL
ASH セレクトモード処理を実行する(ステップS11
4)。尚、セレクトモードに移行した際の初期のセレク
トモードはFLASHセレクトモードである。
【0057】ここで、FLASH セレクトモード処理とし
て、CPU60は、FLASH セレクトモードに移行するこ
とによって選択可能となったFLASH モード(AUTOモー
ド、PREモード、ONモード、F-OFF モード、NVP モー
ド)のうち、現在選択されているモードのLCDパネル
84のLCDセグメントを点滅させ、その他のFLASH モ
ードのLCDセグメントを点灯させる。尚、特別な場合
として、FLASH モードのうちINF モードが選択されてい
る場合には、F-OFF モードのみの選択を可能とし、F-OF
F セグメントA4のみを点滅させ、他のFLASH モードの
LCDセグメントは点灯させない。また、FOCUS モード
のうちMACRO モードが選択されている場合には、AUTOモ
ード、ONモード、F-OFF モードのみの選択を可能とし、
他のFLASH モードのLCDセグメントは点灯させない。
【0058】次いで、CPU60は、現在選択されてい
るモードがラッチ対象モードか否かを判定する(ステッ
プS116)。ラッチ対象モードとは、モードラッチ機
能の対象となるモードをいう。モードラッチ機能は、通
常の場合(ラッチされていない場合)において、シャッ
タレリーズが1回行われると、予め決められたモードに
リセットされるモード(ラッチ対象モード)を、リセッ
トされないようにする機能である。FLASH セレクトモー
ドにより選択可能となったFLASH モードのうち、NVP モ
ードはラッチ対象モードであり、NVP モードに設定して
シャッタレリーズを行うと、ラッチされていない場合に
はAUTOモードにリセットされる。尚、他のグループに属
するラッチ対象モードとしては、FOCUS モードのうち、
INF モード、及び、MACRO モードがあり、これらのモー
ドは、ラッチされていない場合にシャッタレリーズを行
うと、いずれもAFモードにリセットされる。
【0059】ステップS116において、現在選択され
ているモードがラッチ対象モード、即ち、NVP モードで
あると判定した場合、次いでCPU60は、2秒タイマ
ーをスタートさせる(ステップS118)。そして、ス
イッチ/SMENUがオンか否かを判定しながら(ステ
ップS124)、その判定がYESの間、時計処理を行
うと共に(ステップS122)、2秒タイマーがオーバ
ータイムとなったか否かを判定する(ステップS12
0)。もし、2秒タイマーがオーバータイムとなる前に
スイッチ/SMENUがオフとなった場合には、ステッ
プS124においてNOと判定することになる。この場
合、CPU60は、E_T_LCDLEDOFFタイマ
ーを再スタートさせて(ステップS126)、図9のメ
インルーチンの処理に戻る。
【0060】一方、2秒タイマーがオーバータイムとな
った場合には、ステップS120においてYESと判定
されることになる。この場合、CPU60は、モード確
定処理を実行し(ステップS128)、橙色のLCDL
ED2を消灯させると共に(ステップS130)、緑色
のLCDLED1を点灯させる(ステップS132)。
そして、モードラッチ処理を実行した後(ステップS1
34)、ステップS192に移行する。ステップS19
2以降においてスイッチ/SMENUがオフになるのを
待機する処理は、上述した通りである。
【0061】ここで、上記ステップS128におけるモ
ード確定処理として、CPU60は、現在選択されてい
るモード(全グループに関して現在選択されているモー
ド)を確定とし、その確定したモードのLCDセグメン
トを点灯させ、他のモードのLCDセグメントを消灯さ
せる。ただし、モードラッチ処理によってラッチ確定と
なるモードのLCDセグメントについては点滅とする。
【0062】また、上記ステップS134のモードラッ
チ処理として、CPU60は、上記モードラッチ機能に
よりラッチ対象モード、即ち、NVP モードをラッチにセ
ットし、シャッタレリーズ後もNVP モードを継続させ
る。また、このようにしてラッチ確定となったNVP モー
ドのLCDセグメント(NVP セグメントA5)を点滅さ
せる。
【0063】以上のように、セレクトモードでない場合
(通常モードの場合)において、スイッチ/SMENU
がオンされたときのCPU60の一連の処理をLCDパ
ネル84の表示態様を例にして説明する。図12(A)
に示すように、スイッチ/SMENUがオンされる前に
おいて、FLASH モードがラッチ対象モード以外のモー
ド、即ち、NVP モード以外のモードに設定されていたと
する。図では、FLASH モードのうちPRE モードが選択さ
れた状態でPRE セグメントA2のみが点灯している。
尚、SELFモードについては、S-OFF モードに設定された
状態でS-OFF セグメントB1のみが点灯し、FOCUS モー
ドについては、AFモードに設定された状態でAFセグメン
トC1のみが点灯している。また、DATEモードについて
は、年月日プリントモードに設定された状態で英数字セ
グメントD1に現在の「年」、「月」、「日」がこの順
序で表示されている。バッテリ表示セグメントE1には
バッテリ残量が十分にあることが表示され、数字セグメ
ントF1には残り撮影枚数が34枚であることが表示さ
れている。
【0064】この場合に、スイッチ/SMENUがオン
されると、FLASH セレクトモードとなり、図12(B)
に示すように、セレクトモードとなったFLASH モードに
ついて、PRE セグメントA2以外のすべてのセグメント
A1、A3、A4、A5が点灯する。一方、PRE モード
が現在選択中であることを示すため、PRE セグメントA
2が点滅する。尚、セレクトモードとなっていないSELF
モード、FOCUS モード、及び、DATEモードについては、
スイッチ/SMENUがオンされる前と同じ表示であ
る。
【0065】また、図12(A)において、スイッチ/
SMENUがオンされる前においては、緑色のLCDL
ED1が点灯又は消灯した状態で、橙色のLCDLED
2が消灯した状態となっており、LCDパネル84のバ
ックライトは緑色に照明された状態、又は、消灯の状態
である。これに対して、スイッチ/SMENUがオンさ
れた後、図12(B)のセレクトモードに移行すると、
緑色のLCDLED1が消灯した状態で、橙色のLCD
LED2が点灯した状態に切り替わり、LCDパネル8
4のバックライトが橙色で照明された状態となる。
【0066】一方、図13(A)に示すように、スイッ
チ/SMENUがオンされる前において、FLASH モード
がラッチ対象モード、即ち、NVP モードに設定された状
態で、LCDパネル84では、NVP セグメントA5が点
灯していたとする。尚、FLASH モード以外で設定されて
いるモードは上記図12(A)と同一で、LCDパネル
84で点灯しているLCDセグメントも同一であるため
説明を省略する。
【0067】この場合に、スイッチ/SMENUがオン
されると、FLASH セレクトモードとなり、図13(B)
に示すように、FLASH モードについて、NVP セグメント
A5以外のすべてのLCDセグメントA1、A2、A
3、A4が点灯する。一方、NVP モードが現在選択中で
あることを示すため、NVP セグメントA5が点滅する。
セレクトモードとなっていないSELFモード、FOCUS モー
ド、及び、DATEモードについては、スイッチ/SMEN
Uがオンされる前と同じ表示である。
【0068】続いて、図13(A)の通常モードから図
13(B)のFLASH セレクトモードへの切替えの原因と
なったスイッチ/SMENUのオン状態が2秒以上継続
したとすると、モードが確定すると共に、NVP モードが
ラッチされる。このとき、図13(C)に示すようにNV
P モードがラッチされたことを示すためNVP セグメント
A5が点滅する。
【0069】尚、図13(A)の通常モードから図13
(B)のFLASH セレクトモードへの切替え時には、図1
2で説明した場合と同様にLCDパネル84のバックラ
イトが緑色に照明された状態、又は、消灯の状態から橙
色に照明された状態に切り替わる。即ち、図13(B)
のときには、セレクトモードであることを示すため緑色
のLCDLED1が消灯した状態で、橙色のLCDLE
D2が点灯した状態となる。これに対して、図13
(B)のFLASH セレクトモードから図13(C)の通常
モードに移行すると、即ち、モードが確定すると、緑色
のLCDLED1が点灯した状態で、橙色のLCDLE
D2が消灯した状態に切り替わり、LCDパネル84の
バックライトが緑色で照明された状態となる。
【0070】次に、図11の上記ステップS108にお
いてYES、即ち、セレクトモードと判定した場合につ
いて説明する。この場合、CPU60は、次に、現在選
択されているセレクトモード(FLASH セレクトモード、
SELFセレクトモード、FOCUSセレクトモード、又は、DAT
Eセレクトモード)において選択可能なモードのうち、
現在選択されているモードが上記ラッチ対象モードか否
かを判定する(ステップS136)。即ち、上述のよう
にFLASH セレクトモードが選択されている場合において
は、NVP モードが選択されているか否かを判定し、FOCU
S セレクトモードが選択されている場合においては、IN
F モード又はMACRO モードが選択されているか否かを判
定する。
【0071】ここでYESと判定した場合、CPU60
は、2秒タイマーをスタートさせる(ステップS13
8)。そして、スイッチ/SMENUがオンか否かを判
定しながら(ステップS144)、その判定がYESの
間、時計処理を行うと共に(ステップS142)、2秒
タイマーがオーバータイムとなったか否かを判定する
(ステップS140)。もし、2秒タイマーがオーバー
タイムとなる前にスイッチ/SMENUがオフとなった
場合には、ステップS144においてNOと判定するこ
とになる。この場合、CPU60は、モード確定処理を
実行し(ステップS146)、橙色のLCDLED2を
消灯させると共に(ステップS148)、緑色のLCD
LED1を点灯させる(ステップS150)。そして、
E_T_LCDLEDOFFタイマーを再スタートさせ
て(ステップS152)、図9のメインルーチンの処理
に戻る。尚、ステップS146のモード確定処理は、上
記ステップS128と同様の処理である。また、このよ
うに2秒が経過する前にスイッチ/SMENUがオフと
なった場合には、ラッチ対象モードのモードラッチは行
わない。
【0072】一方、2秒タイマーがオーバータイムとな
った場合には、ステップS140においてYESと判定
されることになる。この場合、CPU60は、モード確
定処理を実行し(ステップS154)、橙色のLCDL
ED2を消灯させると共に(ステップS156)、緑色
のLCDLED1を点灯させる(ステップS158)。
そして、モードラッチ処理を実行した後(ステップS1
60)、ステップS192に移行する。ステップS19
2以降においてスイッチ/SMENUがオフになるのを
待機する処理は、上述した通りである。ここで、ステッ
プS154のモード確定処理は、上記ステップS128
と同様の処理であり、ステップS160のモードラッチ
処理は、ラッチするモードが異なる場合があることを除
き上記ステップS134と同様の処理である。尚、上述
とは逆に、スイッチ/SMENUが継続してオンされた
時間が2秒未満であれば、モードラッチを行い、2秒以
上継続した場合にはモードラッチを解除するようにして
もよい。
【0073】以上のように、セレクトモードの場合に、
現在選択されているモードがラッチ対象モードである場
合において、スイッチ/SMENUがオンされたときの
CPU60の一連の処理をLCDパネル84の表示態様
を例にして説明する。スイッチ/SMENUがオンされ
る前において、FOCUS セレクトモードに設定された状態
で、ラッチ対象モードであるINF モードが選択されてい
たとする。このとき、図14(A)に示すようにFOCUS
モードについて、LCDパネル84のINF セグメントC
2が点滅し、その他のLCDセグメント(AFセグメント
C1、MACRO セグメントC3)が点灯している。尚、FL
ASH モードについては、F-OFF モードが選択された状態
でF-OFF セグメントA4のみが点灯し、SELFモードにつ
いては、S-OFF モードが選択された状態でS-OFF セグメ
ントB1のみが点灯している。DATEモードについては、
年月日プリントモードが選択された状態で英数字セグメ
ントD1に現在の「年」、「月」、「日」がこの順序で
表示されている。その他の表示については説明を省略す
る。
【0074】この場合に、スイッチ/SMENUが2秒
未満でオンされると、セレクトモードが終了し、セレク
トモードで選択されたモードが確定する。そして、図1
4(B)に示すように、確定したモードのLCDセグメ
ントのみが点灯する。このとき、スイッチ/SMENU
のオン状態が2秒以上継続しなければ、ラッチ対象モー
ドはラッチされず、そのLCDセグメントの表示も他の
モードと同様に点灯となる。図14(B)では、ラッチ
対象モードであるINF モードはラッチされず、INF セグ
メントC2は点灯となる。
【0075】また、図14(A)のスイッチ/SMEN
Uがオンされる前においては、セレクトモードであるこ
とを示すため、緑色のLCDLED1が消灯した状態
で、橙色のLCDLED2が点灯した状態となってお
り、LCDパネル84のバックライトは橙色に照明され
た状態である。ただし、セレクトモードにおいてスイッ
チ無操作がE LCDLEDOFF時間(10秒)
以上継続していた場合には、LCDパネル84のバック
ライトは消灯している。
【0076】これに対して、スイッチ/SMENUが2
秒未満でオンされてモードが確定され、図14(B)の
通常モードに移行すると、緑色のLCDLED1が点灯
した状態で、橙色のLCDLED2が消灯した状態に切
り替わり、LCDパネル84のバックライトが緑色で照
明された状態となる。
【0077】一方、図14(A)において、スイッチ/
SMENUのオン状態が2秒以上継続したとすると、モ
ードが確定すると共に、選択されていたラッチ対象モー
ドがラッチされる。そして、そのラッチ対象モードのL
CDセグメントが点滅した状態となる。図14(A)に
おいて、選択されていたラッチ対象モードは、FOCUSモ
ードのうちのINF モードであるため、INF モードがラッ
チされ、図14(C)に示すように、INF セグメントC
2が点滅の状態となる。
【0078】次に、図11の上記ステップS136にお
いてNO、即ち、セレクトモードで現在選択されている
モードがラッチ対象モードでないと判定した場合につい
て説明する。この場合、CPU60は、次に、現在選択
されているセレクトモードがDATEセレクトモードか否か
を判定する(ステップS162)。
【0079】ここでYESと判定した場合、CPU60
は、2秒タイマーをスタートさせる(ステップS16
4)。そして、スイッチ/SMENUがオンか否かを判
定しながら(ステップS170)、その判定がYESの
間、時計処理を行うと共に(ステップS168)、2秒
タイマーがオーバータイムとなったか否かを判定する
(ステップS166)。もし、2秒タイマーがオーバー
タイムとなる前にスイッチ/SMENUがオフとなった
場合には、ステップS170においてNOと判定するこ
とになる。この場合、CPU60は、モード確定処理を
実行し(ステップS172)、橙色のLCDLED2を
消灯させると共に(ステップS174)、緑色のLCD
LED1を点灯させる(ステップS176)。そして、
E_T_LCDLEDOFFタイマーを再スタートさせ
て(ステップS178)、図9のメインルーチンの処理
に戻る。尚、ステップS172のモード確定処理は、上
記ステップS128等と同様の処理である。
【0080】一方、2秒タイマーがオーバータイムとな
った場合には、ステップS166においてYESと判定
されることになる。この場合、CPU60は、モード確
定処理を実行し(ステップS180)、橙色のLCDL
ED2を点灯させる(ステップS182)。そして、DA
TE修正モードに移行しDATE修正モード処理を実行する
(ステップS184)。ここで、ステップS180のモ
ード確定処理は、上記ステップS128等と同様の処理
である。一方、ステップS184のDATE修正モード処理
は、日時設定を行うための処理である。これらの処理が
終了すると、ステップS192に移行する。ステップS
192以降においてスイッチ/SMENUがオフになる
のを待機する処理は、上述した通りである。
【0081】以上、DATEセレクトモードの場合におい
て、スイッチ/SMENUがオンされたときのCPU6
0の一連の処理をLCDパネル84の表示態様を例に説
明する。図15(A)に示すように、スイッチ/SME
NUがオンされる前において、DATEセレクトモードに設
定されているとする。このとき、図15(A)に示すよ
うにLCDパネル84の英数字セグメントD1が点滅し
ている。尚、図では、DATEモードについては、年月日プ
リントモードが選択されている状態で英数字セグメント
D1に現在の「年」、「月」、「日」がこの順序で点滅
表示されている。また、FLASH モードについては、PRE
モードが選択された状態でPRE セグメントA2のみが点
灯し、SELFモードについては、S-OFF モードが選択され
た状態でS-OFF セグメントB1のみが点灯し、FOCUS モ
ードについては、AFモードが選択された状態でAFセグメ
ントC1のみが点灯している。
【0082】この場合に、スイッチ/SMENUが2秒
未満でオンされると、DATEセレクトモードが終了すると
共に、セレクトモードが終了し、選択されていたモード
が確定する。そして、図15(A)では、DATEモードに
ついて、年月日プリントモードが選択されていたため、
図15(B)に示すように、英数字セグメントD1に現
在の「年」、「月」、「日」がこの順序で点灯表示され
る。
【0083】尚、図15(A)のスイッチ/SMENU
がオンされる前においては、セレクトモードであること
を示すため、緑色のLCDLED1が消灯した状態で、
橙色のLCDLED2が点灯した状態であるが、スイッ
チ/SMENUが2秒未満でオンされてモードが確定
し、図15(B)の通常モードに移行すると、緑色のL
CDLED1が点灯した状態で、橙色のLCDLED2
が消灯した状態に切り替わり、LCDパネル84のバッ
クライトが緑色で照明された状態となる。
【0084】一方、図15(A)において、スイッチ/
SMENUのオン状態が2秒以上継続したとすると、DA
TE修正モードに移行する。そして、図15(C)に示す
ように英数字セグメントD1に「日」、「時」、「分」
が順に表示されると共に、「日」の表示が点滅する。こ
れによって、点滅している「日」の修正が可能となる
(「日」が修正桁となる)。このとき、後述のようにス
イッチ/SUPやスイッチ/SDOWNを操作すること
によってその設定値を1ずつ増加、減少させることがで
きる。また、後述のようにスイッチ/SRIGHTやス
イッチ/SLEFTを操作することによって修正可能な
修正桁を「日」⇔「時」⇔「分」⇔「年」⇔「月」⇔
「日」で順次切り替えることができ、修正桁が点滅表示
される。尚、DATE修正モードでは、セレクトモードと同
様に、緑色のLCDLED1が消灯した状態で、橙色の
LCDLED2が点灯した状態であり、LCDパネル8
4のバックライトが橙色に照明された状態となる。
【0085】このDATE修正モードへの移行に関連して、
図11の上記ステップS102におけるDATE確定処理、
即ち、DATE修正モードにおいてスイッチ/SMENUが
オンされた場合のCPU60の処理についてLCDパネ
ル84の表示態様を例に説明する。スイッチ/SMEN
Uがオンされる前においてDATE修正モードに設定されて
いるとすると、図16(A)に示すように上述のように
英数字セグメントD1の修正可能な修正桁が点滅表示さ
れている。図では、英数字セグメントD1に「日」、
「時」、「分」が順に表示され、「分」の表示が点滅し
て「分」の値が修正可能な状態になっている。
【0086】この場合に、スイッチ/SMENUがオン
されると、修正済みの日付(年月日時分)が確定し、通
常モードに移行する。そして、図16(B)に示すよう
にLCDパネル84の英数字セグメントD1に、DATE修
正モードに移行する前に確定したモードに対応した英数
字が点灯表示される。図では、年月日プリントモードに
設定されていた場合を示しており、そのモードに対応し
て英数字セグメントD1に修正した現在の「年」、
「月」、「日」がその順序で点灯表示されている。
【0087】また、図16(A)のDATE修正モードで
は、上述のように緑色のLCDLED1が消灯した状態
で、橙色のLCDLED2が点灯した状態となってお
り、LCDパネル84のバックライトは橙色に照明され
た状態である。これに対して、図16(B)の通常モー
ドに以降すると、緑色のLCDLED1が点灯した状態
で、LCDLED2が消灯した状態に切り替わり、LC
Dパネル84のバックライトが緑色に照明された状態と
なる。
【0088】次に、図11の上記ステップS162にお
いてNO、即ち、DATEセレクトモードでないと判定した
場合について説明する。この場合、CPU60は、セレ
クトモードにおいて選択されたモードを確定するモード
確定処理を実行し(ステップS186)、通常モードに
移行すると共に、橙色のLCDLED2を消灯させると
共に(ステップS188)、緑色のLCDLED1を点
灯させる(ステップS190)。そして、ステップS1
92に移行し、上述のようにスイッチ/SMENUがオ
フとなるのを待って、E_T_LCDLEDOFFタイ
マーを再スタートさせ(ステップS200)、図9のメ
インルーチンに戻る。ここで、ステップS186のモー
ド確定処理は、上記ステップS128等と同様の処理で
ある。
【0089】ここで、モード確定処理について、LCD
パネル84の表示態様を例に説明する。スイッチ/SM
ENUがオンされる前において、SELFセレクトモードに
設定された状態で、SELFモードについて、SELF2モード
が選択されていたとする。このとき、図17(A)に示
すようにSELFモードについてLCDパネル84のSELFセ
グメントB2が点滅し、その他のSELFモードのLCDセ
グメント(S-OFF セグメントB1、REMOCON セグメント
B3)が点灯している。また、図では、FLASHモードに
ついては、PRE モードが選択された状態でPRE セグメン
トA2が点灯し、FOCUS モードについては、AFモードが
選択された状態でAFセグメントC1が点灯している。DA
TEモードについては、年月日プリントモードが選択され
た状態で英数字セグメントD1に現在の「年」、
「月」、「日」がこの順序で表示されている。その他の
表示については説明を省略する。
【0090】この場合に、スイッチ/SMENUがオン
されると、セレクトモードが終了し、セレクトモードで
選択されたモードが確定する。そして、通常モードに移
行し、図17(B)に示すように、確定したモードのL
CDセグメントのみが点灯する。
【0091】また、図17(A)のスイッチ/SMEN
Uがオンされる前においては、セレクトモードであるこ
とを示すため、緑色のLCDLED1が消灯した状態
で、橙色のLCDLED2が点灯した状態となってお
り、LCDパネル84のバックライトは橙色に照明され
た状態である。ただし、セレクトモードにおいてスイッ
チ無操作がE_T_LCDLEDOFF(10秒)以上
継続していた場合には、LCDパネル84のバックライ
トは消灯している。
【0092】これに対して、スイッチ/SMENUがオ
ンされてモードが確定され、図17(B)の通常モード
に移行すると、緑色のLCDLED1が点灯した状態
で、橙色のLCDLED2が消灯した状態に切り替わ
り、LCDパネル84のバックライトが緑色で照明され
た状態となる。
【0093】図18は、上記図9のメインルーチンにお
けるステップS82の/SUPスイッチ処理の処理手順
を示したフローチャートである。この処理において、C
PU60は、まず、上述したDATE修正モードか否かを判
定する(ステップS300)。YESと判定した場合に
は、橙色のLCDLED2を点灯させ(ステップS30
2)、DATE修正処理を実行する(ステップS304)。
そして、この処理が終了すると、CPU60は、スイッ
チ/SUPがオンか否かを判定しながら(ステップS3
22)、YESと判定している間、上記図10で説明し
た時計処理を実行し(ステップS320)、スイッチ/
SUPがオフとなるのを待機する。そして、スイッチ/
SUPがオフになると、この/SUPスイッチ処理に移
行するためのスイッチ/SUPの操作があったことから
スイッチ無操作の時間を計測するE_T_LCDLED
OFFタイマーを再スタートさせ(ステップS32
4)、図9のメインルーチンに戻る。
【0094】以上のように、DATE修正モードにおいてス
イッチ/SUPがオンされた場合のCPU60の一連の
処理をLCDパネル84の表示態様を例に説明する。ス
イッチ/SUPがオンされる前において、DATE修正モー
ドに設定された状態で、「日」の修正が選択されている
とする。このとき、図19(C)に示すようにLCDパ
ネル84の英数字セグメントD1の「日」の表示が修正
可能な修正桁として点滅する。図では、25日に設定さ
れている。
【0095】この場合に、スイッチ/SUPがオンされ
ると、「日」の設定値が1増加し、図19(B)に示す
ように26日に修正される。図19(B)のように
「日」の設定値が26日に設定されていたとすれば、図
19(A)に示すように27日に修正される。
【0096】他の例としてスイッチ/SUPがオンされ
る前において、DATE修正モードに設定された状態で、
「分」の修正が選択されているとする。このとき、図2
0(C)に示すようにLCDパネル84の英数字セグメ
ントD1の「分」の表示が修正可能な修正桁として点滅
する。図では、59分に設定されている。
【0097】この場合に、スイッチ/SUPがオンされ
ると、「分」の設定値が1増加し、図20(B)に示す
ように00分に修正される。図20(B)のように
「分」の設定値が00分に設定されていたとすれば、図
20(A)に示すように01分に修正される。
【0098】次に、図18の上記ステップS300にお
いてNO、即ち、DATE修正モードでないと判定した場合
について説明する。この場合、CPU60は、次に、セ
レクトモードか否かを判定する(ステップS306)。
このとき、YES、即ち、セレクトモードと判定した場
合には、橙色のLCDLED2を点灯させ(ステップS
308)、LCDパネル84のバックライトを橙色で照
明する。
【0099】次に、CPU60は、FLASH セレクトモー
ドか否かを判定する(ステップS310)。ここで、Y
ESと判定した場合、スイッチ/SUPがオンされる
と、通常はDATEセレクトモードに移行するが、ここで
は、まず、パワーオンリセット後か否かを判定する(ス
テップS312)。もし、YESと判定した場合には、
初回DATE修正モード処理を実行した後(ステップS31
4)、ステップS320に移行する。
【0100】ここで、初回DATE修正モード処理は、パワ
ーオンリセット後において、初めてDATEセレクトモード
が選択されようとした場合に行われるDATE修正モードの
処理であり、その内容は、基本的に、上述したDATE修正
モード処理と同様である。初回DATE修正モード処理への
移行についてLCDパネル84の表示態様を例に説明す
ると、パワーオンリセット後において、スイッチ/SU
Pがオンされる前に、FLASH セレクトモードに設定され
ていたものとする。このとき、図21(C)に示すよう
にFLASH モードについて現在選択されているモードに対
応するLCDパネル84のLCDセグメントが点滅して
いる。図では、PRE モードが選択された状態で、LCD
パネル84のPRE セグメントA2が点滅している。ま
た、DATEモードについて、D-OFF モードが選択された状
態で、英数字セグメントD1に「OFF」の文字が表示
されている。
【0101】この場合に、スイッチ/SUPがオンされ
ると、初回DATE修正モード処理に移行し、図21(B)
に示すように、LCDパネル84のPRE セグメントA2
が点滅から点灯に切り替わる。また、LCDパネル84
の英数字セグメントD1に、パワーオンリセット後にお
いて初期設定されている「年」、「月」、「日」の初期
値がこの順序で表示されると共に、修正可能な初期の修
正桁として「年」の初期値が点滅表示され、その他の
「月」、「日」の初期値が点灯表示される。
【0102】尚、図21(C)のスイッチ/SUPがオ
ンされる前においては、セレクトモードであることを示
すため、上述のように緑色のLCDLED1が消灯した
状態で、橙色のLCDLED2が点灯した状態である
が、スイッチ/SUPがオンされて図21(B)の初回
DATE修正モード処理に移行した際にも緑色のLCDLE
D1が消灯した状態で、橙色のLCDLED2が点灯し
た状態であり、LCDパネル84のバックライトは橙色
に照明されている。
【0103】次に、図18の上記ステップS310にお
いてNO、即ち、FLASH セレクトモードでないと判定し
た場合、又は、上記ステップS312においてNO、即
ち、初回DATE修正モード処理が既に行われている場合に
は、次にCPU60は、セレクトモードをFLASH セレク
トモード、SELFセレクトモード、FOCUS セレクトモー
ド、又は、DATEセレクトモードに切り替えるセレクトモ
ード切替処理を実行する(ステップS316)。そし
て、この処理が終了すると、CPU60は、ステップS
320に移行し、上述したように時計処理を実行すると
共に、スイッチ/SUPがオフとなるのを待って(ステ
ップS322)、E_T_LCDLEDOFFタイマー
を再スタートさせ(ステップS324)、図9のメイン
ルーチンに戻る。尚、上記ステップS316のセレクト
モード切替処理については、後述する。
【0104】上記ステップS306においてNO、即
ち、セレクトモードでないと判定した場合、CPU60
は、特別な処理を実行することなく、緑色のLCDLE
D1を点灯させて(ステップS318)、ステップS3
20に移行し、上述のようにスイッチ/SUPがオフと
なるのを待って図9のメインルーチンに戻る。
【0105】次に、上記ステップS316におけるセレ
クトモード切替処理について、LCDパネル84の表示
態様を例に説明する。セレクトモード切替処理は、FLAS
H セレクトモード、SELFセレクトモード、FOCUS セレク
トモード、又は、DATEセレクトモードのいずれかのセレ
クトモードに設定されている場合において、スイッチ/
SUPがオンされたときに行われる処理である。スイッ
チ/SUPをオンするごとに、セレクトモードがFLASH
セレクトモード→DATEセレクトモード→FOCUSセレクト
モード→SELFセレクトモード→FLASH セレクトモードの
ようにサイクリックに切り替わる。
【0106】スイッチ/SUPがオンされる前におい
て、例えば、FLASH セレクトモードに設定されていたも
のとする。図22(E)は、このときのLCDパネル8
4の表示例を示している。尚、FLASH セレクトモードに
設定されている場合、FLASH モードについて選択可能な
モードのLCDセグメントが全て表示されるが、同図に
おいては、F-OFF モードのF-OFF セグメントA4のみが
点滅している。これは、FOCUS モードについて選択され
ているモードがINF モードであるため、強制的にFLASH
モードについてF-OFF モード以外のモードの選択が禁止
されているためである。もし、FOCUS モードについて選
択されているモードがAFモードであれば、FLASH モード
について全てのモードが選択可能であり、MACRO モード
であれば、AUTOモード、ONモード、F-OFF モードが選択
可能である。このようにFLASH セレクトモードに設定さ
れている場合に、スイッチ/SUPがオンされると、図
22(D)に示すようにDATEセレクトモードに移行し、
DATEモードを表示する英数字セグメントD1の表示が点
滅表示となる。
【0107】同様に、図22(D)に示したようにDATE
セレクトモードに設定されていた場合に、スイッチ/S
UPがオンされると、図22(C)に示すように、FOCU
S セレクトモードに移行し、FOCUS モードについて選択
可能なモードのLCDセグメントが表示される。図で
は、FOCUS モードであるAFモード、INF モード、MACRO
モードのうち、現在選択されているINF モードのINF セ
グメントC2が点滅し、その他のAFモードのAFセグメン
トC1、及び、MACRO セグメントC3が点灯している。
【0108】また、図22(C)に示したようにFOCUS
セレクトモードに設定されていた場合に、スイッチ/S
UPがオンされると、図22(B)に示すように、SELF
セレクトモードに移行し、SELFモードについての選択可
能なモードのLCDセグメントが表示される。図では、
SELFモードのうちS-OFF モードが選択されており、S-OF
F セグメントB1が点滅しているその他のSELFセグメン
トB2、REMOCON セグメントB3は点灯している。尚、
SELFセグメントB2においては、SELF1 モードの表示が
行われている。
【0109】また、図22(B)に示したようにSELFセ
レクトモードに設定されていた場合に、スイッチ/SU
Pがオンされると、図22(A)に示すようにFLASH セ
レクトモードに移行する。即ち、図22(E)で示した
セレクトモードに戻る。
【0110】図23は、上記図9のメインルーチンにお
けるステップS84の/SDOWNスイッチ処理の処理
手順を示したフローチャートである。尚、処理内容とし
ては、上述した図18の/SUPスイッチ処理と略同じ
である。この処理において、CPU60は、まず、上述
したDATE修正モードか否かを判定する(ステップS35
0)。YESと判定した場合には、橙色のLCDLED
2を点灯させ(ステップS352)、DATE修正処理を実
行する(ステップS354)。そして、この処理が終了
すると、CPU60は、スイッチ/SDOWNがオンか
否かを判定しながら(ステップS372)、YESと判
定している間、上記図10で説明した時計処理を実行し
(ステップS370)、スイッチ/SDOWNがオフと
なるのを待機する。そして、スイッチ/SDOWNがオ
フになると、この/SDOWNスイッチ処理に移行する
ためのスイッチ/SDOWNの操作があったことからス
イッチ無操作の時間を計測するE_T_LCDLEDO
FFタイマーを再スタートさせ(ステップS374)、
図9のメインルーチンに戻る。
【0111】以上のように、DATE修正モードにおいてス
イッチ/SDOWNがオンされた場合のCPU60の一
連の処理をLCDパネル84の表示態様を例に説明す
る。スイッチ/SDOWNがオンされる前において、DA
TE修正モードに設定された状態で、「日」の修正が選択
されているとする。このとき、図19(A)に示したよ
うにLCDパネル84の英数字セグメントD1の「日」
の表示が修正可能な修正桁として点滅する。図では、2
7日に設定されている。
【0112】この場合に、スイッチ/SDOWNがオン
されると、「日」の設定値が1減少し、図19(B)に
示すように26日に修正される。図19(B)のように
「日」の設定値が26日に設定されていたとすれば、図
19(C)に示したように25日に修正される。
【0113】他の例としてスイッチ/SDOWNがオン
される前において、DATE修正モードに設定された状態
で、「分」の修正が選択されているとする。このとき、
図20(A)に示したようにLCDパネル84の英数字
セグメントD1の「分」の表示が修正可能な修正桁とし
て点滅する。図では、01分に設定されている。
【0114】この場合に、スイッチ/SDOWNがオン
されると、「分」の設定値が1減少し、図20(B)に
示すように00分に修正される。図20(B)のように
「分」の設定値が00分に設定されていたとすれば、図
20(C)に示すように59分に修正される。
【0115】次に、図23の上記ステップS350にお
いてNO、即ち、DATE修正モードでないと判定した場合
について説明する。この場合、CPU60は、次に、セ
レクトモードか否かを判定する(ステップS356)。
このとき、YES、即ち、セレクトモードと判定した場
合には、橙色のLCDLED2を点灯させ(ステップS
358)、LCDパネル84のバックライトを橙色で照
明する。
【0116】次に,CPU60は、FOCUS セレクトモー
ドか否かを判定する(ステップS360)。ここで、Y
ESと判定した場合、スイッチ/SDOWNがオンされ
ると、通常はDATEセレクトモードに移行するが、ここで
は、まず、パワーオンリセット後か否かを判定する(ス
テップS362)。もし、YESと判定した場合には、
初回DATE修正モード処理を実行した後(ステップS36
4)、ステップS370に移行する。
【0117】ここで、初回DATE修正モード処理は、上述
のようにパワーオンリセット後において、初めてDATEセ
レクトモードが選択されようとした場合に行われるDATE
修正モードの処理である。スイッチ/SDOWNがオン
された場合における初回DATE修正モード処理への移行に
ついてLCDパネル84の表示態様を例に説明すると、
パワーオンリセット後において、スイッチ/SDOWN
がオンされる前に、FOCUS セレクトモードに設定されて
いたものとする。このとき、図21(A)に示したよう
にFOCUS モードについて現在選択されているモードに対
応するLCDパネル84のLCDセグメントが点滅して
いる。図では、AFモードが選択された状態で、LCDパ
ネル84のAFセグメントC1が点滅している。また、DA
TEモードについては、D-OFF モードが選択された状態
で、英数字セグメントD1に「OFF」の文字が表示さ
れている。
【0118】この場合に、スイッチ/SDOWNがオン
されると、初回DATE修正モード処理に移行し、図21
(B)に示したように、LCDパネル84のAFセグメン
トA2が点滅から点灯に切り替わる。また、LCDパネ
ル84の英数字セグメントD1に、パワーオンリセット
後において初期設定されている「年」、「月」、「日」
の初期値がこの順序で表示されると共に、修正可能な初
期の修正桁として「年」の初期値が点滅表示され、その
他の「月」、「日」の初期値が点灯表示される。
【0119】尚、図21(A)のスイッチ/SDOWN
がオンされる前においては、セレクトモードであること
を示すため、上述のように緑色のLCDLED1が消灯
した状態で、橙色のLCDLED2が点灯した状態であ
るが、スイッチ/SDOWNがオンされて図21(B)
の初回DATE修正モード処理に移行した際にも緑色のLC
DLED1が消灯した状態で、橙色のLCDLED2が
点灯した状態であり、LCDパネル84のバックライト
は橙色に照明される。
【0120】次に、図23の上記ステップS360にお
いてNO、即ち、FOCUS セレクトモードでないと判定し
た場合、又は、上記ステップS362においてNO、即
ち、初回DATE修正モード処理が既に行われている場合に
は、次にCPU60は、セレクトモードをFLASH セレク
トモード、SELFセレクトモード、FOCUS セレクトモー
ド、又は、DATEセレクトモードに切り替えるセレクトモ
ード切替処理を実行する(ステップS366)。そし
て、この処理が終了すると、CPU60は、ステップS
370に移行し、上述したように時計処理を実行すると
共に、スイッチ/SDOWNがオフとなるのを待って
(ステップS372)、E_T_LCDLEDOFFタ
イマーを再スタートさせ(ステップS374)、図9の
メインルーチンに戻る。尚、上記ステップS366のセ
レクトモード切替処理については、後述する。
【0121】上記ステップS356においてNO、即
ち、セレクトモードでないと判定した場合、CPU60
は、特別な処理を実行することなく、緑色のLCDLE
D1を点灯させて(ステップS368)、ステップS3
70に移行し、上述のようにスイッチ/SDOWNがオ
フとなるのを待って図9のメインルーチンに戻る。
【0122】次に、上記ステップS366におけるセレ
クトモード切替処理について、LCDパネル84の表示
態様を例に説明する。スイッチ/SDOWNがオンされ
た場合にも、スイッチ/SUPがオンされた場合と同様
に、セレクトモードがFLASHセレクトモード→SELFセレ
クトモード→FOCUS セレクトモード→DATEセレクトモー
ド→FLASH セレクトモードのようにサイクリックに切り
替わる。
【0123】スイッチ/SDOWNがオンされる前にお
いて、例えば、FLASH セレクトモードに設定されていた
とし、このとき、図22(A)のようにLCDパネル8
4の各LCDセグメントが表示されていたものとする。
このようにFLASH セレクトモードに設定されている場合
に、スイッチ/SDOWNがオンされると、図22
(B)に示したように、SELFセレクトモードに移行し、
SELFモードについて選択可能なモードのLCDセグメン
トが表示される。図では、SELFモードでS-OFF モードが
現在選択されており、S-OFF セグメントB1が点滅して
いる。その他のSELFセグメントB2、REMOCON セグメン
トB3は点灯している。尚、SELFセグメントB2におい
ては、SELF1 モードの表示が行われている。
【0124】同様に、図22(B)に示したように、SE
LFセレクトモードに設定されていた場合に、スイッチ/
SDOWNがオンされると、図22(C)に示すよう
に、FOCUS セレクトモードに移行し、FOCUS モードにつ
いて選択可能なモードのLCDセグメントが表示され
る。図では、FOCUS モードであるAFモード、INF モー
ド、MACRO モードのうち、現在選択されているINF モー
ドのINF セグメントC2が点滅し、その他のAFモードの
AFセグメントC1、及び、MACRO セグメントC3が点灯
している。
【0125】また、図22(C)に示したように、FOCU
S セレクトモードに設定されていた場合に、スイッチ/
SDOWNがオンされると、図22(D)に示すよう
に、DATEセレクトモードに移行し、DATEモードを表示す
る英数字セグメントD1の表示が点滅表示となる。
【0126】また、図22(D)に示したように、DATE
セレクトモードに設定されていた場合に、スイッチ/S
DOWNがオンされると、図22(E)に示すように、
FLASH セレクトモードに移行する。即ち、図22(A)
で示したセレクトモードに戻る。
【0127】図24は、上記図9のメインルーチンにお
けるステップS86の/SRIGHTスイッチ処理、及
び、ステップS88の/SLEFTスイッチ処理の処理
手順を併せて示したフローチャートである。尚、以下に
おいて、スイッチ/SRIGHTがオンされた場合の/
SRIGHTスイッチ処理として説明するが、スイッチ
/SLEFTがオンされた場合についても特に言及しな
い限りは同様の処理である。この処理において、CPU
60は、まず、上述したDATE修正モードか否かを判定す
る(ステップS400)。YESと判定した場合には、
橙色のLCDLED2を点灯させ(ステップS40
2)、DATE修正桁切替え処理を実行する(ステップS4
04)。そして、この処理が終了すると、CPU60
は、スイッチ/SRIGHTがオンか否かを判定しなが
ら(ステップS428)、YESと判定している間、上
記図10で説明した時計処理を実行し(ステップS42
6)、スイッチ/SRIGHTがオフとなるのを待機す
る。そして、スイッチ/SRIGHTがオフになると、
この/SRIGHTスイッチ処理に移行するためのスイ
ッチ/SRIGHTの操作があったことからスイッチ無
操作の時間を計測するE_T_LCDLEDOFFタイ
マーを再スタートさせ(ステップS430)、図9のメ
インルーチンに戻る。
【0128】以上のように、DATE修正モードにおいてス
イッチ/SRIGHTがオンされた場合のDATE修正桁切
替え処理についてLCDパネル84の表示態様を例に説
明する。スイッチ/SRIGHTがオンされる前におい
て、DATE修正モードに設定された状態で、「日」の修正
が選択されているとする。即ち、修正桁が「日」に設定
されていたとする。このとき、図25(A)に示すよう
にLCDパネル84の英数字セグメントD1の「日」の
表示が修正可能な修正桁として点滅する。図では、27
日に設定されている。
【0129】この場合に、スイッチ/SRIGHTがオ
ンされると、図25(B)に示すように修正桁が「時」
に切り替わり、英数字セグメントD1の「時」の表示が
修正可能な項目として点滅する。図25(B)のように
修正桁が「時」に設定されていた場合にスイッチ/SR
IGHTがオンされると、図25(C)に示すように修
正桁が「分」に切り替わり、英数字セグメントD1の
「分」の表示が修正可能な修正桁として点滅する。
【0130】更に、図25(C)のように修正桁が
「分」に設定されていた場合にスイッチ/SRIGHT
がオンされると、図25(D)に示すように英数字セグ
メントD1の表示が「年」、「月」、「日」の表示に切
り替わると共に、修正桁が「年」に切り替わり、「年」
の表示が修正可能な項目として点滅する。図25(D)
のように修正桁が「年」に設定されていた場合にスイッ
チ/SRIGHTがオンされると、図25(E)に示す
ように修正桁が「月」に切り替わり、英数字セグメント
D1の「月」の表示が修正可能な修正桁として点滅す
る。図25(E)のように修正桁が「月」に設定されて
いた場合にスイッチ/SRIGHTがオンされると、図
25(E)に示すように英数字セグメントD1の表示が
「日」、「時」、「分」の表示に切り替わると共に、修
正桁が「日」に切り替わり、「日」の表示が修正可能な
修正桁として点滅する。尚、図25(E)の状態は図2
5(A)の状態であり、スイッチ/SRIGHTがオン
されるごとに上記修正桁の切替え処理が繰り返される。
また、スイッチ/SLEFTをオンした場合には、スイ
ッチ/SRIGHTと全く逆に修正桁が切り替えられ
る。
【0131】次に、図24の上記ステップS400にお
いてNO、即ち、DATE修正モードでないと判定した場合
について説明する。この場合、CPU60は、次に、セ
レクトモードか否かを判定する(ステップS406)。
このとき、YES、即ち、セレクトモードと判定した場
合には、橙色のLCDLED2を点灯させ(ステップS
408)、LCDパネル84のバックライトを橙色で照
明する。
【0132】次に,CPU60は、FLASH セレクトモー
ドか否かを判定する(ステップS410)。ここで、Y
ESと判定した場合には、FLASH セレクトモード選択処
理を実行し(ステップS412)、上述したステップS
426に移行する。
【0133】一方、ステップS410でNOと判定した
場合には、次に、SELFセレクトモードか否かを判定する
(ステップS414)。ここで、YESと判定した場合
には、SELFセレクトモード選択処理を実行し(ステップ
S416)、ステップS426に移行する。一方、ステ
ップS414でNOと判定した場合には、次に、FOCUS
セレクトモードか否かを判定する(ステップS41
8)。ここで、YESと判定した場合には、FOCUS セレ
クトモード選択処理を実行し(ステップS420)、ス
テップS426に移行する。一方、ステップS420で
NOと判定した場合には、DATEセレクトモードであるこ
とから、DATEセレクトモード選択処理を実行し(ステッ
プS422)、ステップS426に移行する。尚、上記
FLASH セレクトモード選択処理(ステップS412)、
SELFセレクトモード選択処理(ステップS416)、FO
CUS セレクトモード選択処理(ステップS420)、DA
TEセレクトモード選択処理(ステップS422)の内容
については後述する。
【0134】上記ステップS406においてNO、即
ち、セレクトモードでないと判定した場合、CPU60
は、特別な処理を実行することなく、緑色のLCDLE
D1を点灯させて(ステップS424)、ステップS4
26に移行し、上述のようにスイッチ/SRIGHTが
オフとなるのを待って図9のメインルーチンに戻る。
【0135】次に、上記ステップS412におけるFLAS
H セレクトモード選択処理についてLCDパネル84の
表示態様を例に説明する。FLASH セレクトモード選択処
理は、FLASH セレクトモードにおいてFLASH モードにつ
いて選択するモードを切り替える処理である。スイッチ
/SRIGHTがオンされる前において、FLASH セレク
トモードの状態で、PRE モードが選択されていたとす
る。このとき、図26(A)に示すようにFLASH モード
について、選択可能なモードのLCDセグメントが点灯
し、又は、現在選択されているモードのLCDセグメン
トが点滅する。尚、図では、PRE モードが選択された状
態でPRE セグメントA2が点滅しており、その他のLC
Dセグメント(AUTOセグメントA1、ONセグメントA
3、F-OFF セグメントA4、NVP セグメントA5)が点
灯している。また、SELFモードについては、S-OFF モー
ドが選択された状態で、S-OFF セグメントB1のみが点
灯し、FOCUS モードについては、AFモードが選択された
状態で、AFセグメントC1のみが点灯し、DATEモードに
ついては、「年月日プリント」モードが選択された状態
で、英数字セグメントD1に現在の「年」、「月」、
「日」がこの順序で表示されている。
【0136】この場合に、スイッチ/SRIGHTがオ
ンされると、FLASH モードについて、選択されるモード
が1つ右にシフトし、ONモードとなる。このとき、LC
Dパネル84では、図26(B)に示すように点滅する
LCDセグメントがPRE セグメントA2からONセグメン
トA3に切り替わる。更に、スイッチ/SRIGHTが
オンされると、選択されるモードがF-OFF モードに切り
替わり、図26(C)に示すようにF-OFF セグメントA
4が点滅する。更に、スイッチ/SRIGHTがオンさ
れると、選択されるモードがNVP モードに切り替わり、
図26(D)に示すようにNVP セグメントA5が点滅す
る。更に、スイッチ/SRIGHTがオンされると、選
択されるモードがAUTOモードに切り替わり、図26
(E)に示すようにAUTOセグメントA1が点滅する。更
に、スイッチ/SRIGHTがオンされると、選択され
るモードがPRE モードに切り替わり、図26(F)に示
すようにPRE セグメントA2が点滅する。図26(F)
は図26(A)と同じ状態であり、スイッチ/SRIG
HTがオンされるごとに上記順序でサイクリックに選択
されるモードが切り替わる。尚、スイッチ/SRIGH
Tではなく、スイッチ/SLEFTがオンされた場合に
は上述とは逆の順序で選択されるモードが切り替わる。
【0137】次に、図24の上記ステップS416にお
けるSELFセレクトモード選択処理についてLCDパネル
84の表示態様を例に図27のフローチャートを用いて
説明する。SELFセレクトモード選択処理は、SELFセレク
トモードにおいてSELFモードについて選択するモードを
切り替える処理であり、CPU60は、スイッチ/SR
IGHTがオンされると(ステップS500)、まず、
現在選択されているモードがS-OFF モードか否かを判定
する(ステップS502)。このとき、YESであれ
ば、SELF1 モードにモードの選択を切り替える(ステッ
プS504)。そして、図9のメインルーチンに戻る。
この場合に対応したLCDパネル84の表示が図28
(A)及び図28(B)である。図28(A)のSELFモ
ードについて、現在選択されているS-OFF モードのS-OF
F セグメントB1が点滅し、その他のモードのLCDセ
グメント(SELFセグメントB2、REMOCON セグメントB
3)が点灯している。尚、SELFセグメントB2にはSELF
1 モードの表示が行われている。この場合に、スイッチ
/SRIGHTがオンされると、SELF1 モードに選択が
切り替わり、図28(B)のようにSELFセグメントB2
にSELF1 モードの表示がなされると共に、SELFセグメン
トB2が点滅する。
【0138】上記ステップS502においてNOと判定
した場合、CPU60は、次に現在選択されているモー
ドがSELF1 モードか否かを判定する(ステップS50
6)。このとき、YESであれば、SELF2 モードにモー
ドの選択を切り替える(ステップS508)。そして、
図9のメインルーチンに戻る。この場合に対応したLC
Dパネル84の表示が図28(B)及び図28(C)で
ある。図28(B)では、上述のようにSELF1 モードが
選択された状態で、SELFセグメントB2にSELF1モード
の表示がなされると共に、SELFセグメントB2が点滅し
ている。この場合に、スイッチ/SRIGHTがオンさ
れると、SELF2 モードに選択が切り替わり、図28
(C)のようにSELFセグメントB2にSELF2 モードの表
示がなされると共に、SELFセグメントB2が点滅する。
【0139】上記ステップS506においてNOと判定
した場合には、CPU60は、次に現在選択されている
モードが、SELF2 モードか否かを判定する(ステップS
510)。このとき、YESであれば、SELF3 モードに
モードの選択を切り替える(ステップS512)。そし
て、図9のメインルーチンに戻る。この場合に対応した
LCDパネル84の表示が図28(C)及び図28
(D)である。図28(C)では、上述のようにSELF2
モードが選択された状態で、SELFセグメントB2にSELF
2 モードの表示がなされると共に、SELFセグメントB2
が点滅している。この場合に、スイッチ/SRIGHT
がオンされると、SELF3 モードに選択が切り替わり、図
28(D)のようにSELFセグメントB2にSELF3 モード
の表示がなされると共に、SELFセグメントB2が点滅す
る。
【0140】上記ステップS510においてNOと判定
した場合には、CPU60は、次に現在選択されている
モードが、SELF3 モードか否かを判定する(ステップS
514)。このとき、YESであれば、REMOCON モード
にモードの選択を切り替える(ステップS516)。そ
して、図9のメインルーチンに戻る。この場合に対応し
たLCDパネル84の表示が図28(D)及び図28
(E)である。図28(D)では、上述のようにSELF3
モードが選択された状態で、SELFセグメントB2にSELF
3 モードの表示がなされると共に、SELFセグメントB2
が点滅している。この場合に、スイッチ/SRIGHT
がオンされると、REMOCON モードに選択が切り替わり、
図28(E)のようにREMOCON セグメントB3が点滅す
る。
【0141】上記ステップS514においてNOと判定
した場合には、CPU60は、次に現在選択されている
モードが、REMOCON モードか否かを判定する(ステップ
S51 8)。このとき、YESであれば、S-OFF モード
にモードの選択を切り替える(ステップS520)。そ
して、図9のメインルーチンに戻る。この場合に対応し
たLCDパネル84の表示が図28(E)及び図28
(F)である。図28(E)では、上述のようにREMOCO
N モードが選択された状態で、REMOCON セグメントB3
が点滅している。この場合に、スイッチ/SRIGHT
がオンされると、S-OFF モードに選択が切り替わり、図
28(F)のようにS-OFF セグメントB1が点滅する、
即ち、図28(A)の状態に戻る。
【0142】一方、CPU60は、スイッチ/SLEF
Tがオンされると(ステップS530)、まず、現在選
択されているモードがS-OFF モードか否かを判定する
(ステップS532)。このとき、YESであれば、RE
MOCON モードにモードの選択を切り替える(ステップS
534)。そして、図9のメインルーチンに戻る。この
場合に対応したLCDパネル84の表示が図28(F)
及び図28(E)である。図28(F)では、上述のよ
うにS-OFF セグメントB1が点滅している。この場合
に、スイッチ/SLEFTがオンされると、REMOCON モ
ードに選択が切り替わり、図28(E)のようにREMOCO
N セグメントB3が点滅する。
【0143】上記ステップS532においてNOと判定
した場合、CPU60は、次に現在選択されているモー
ドがSELF1 モードか否かを判定する(ステップS53
6)。このとき、YESであれば、S-OFF モードにモー
ドの選択を切り替える(ステップS538)。そして、
図9のメインルーチンに戻る。この場合に対応したLC
Dパネル84の表示が図28(B)及び図28(A)で
ある。図28(B)では、上述のようにSELF1 モードが
選択された状態で、SELFセグメントB2にSELF1モード
の表示がなされると共に、SELFセグメントB2が点滅し
ている。この場合に、スイッチ/SLEFTがオンされ
ると、S-OFF モードに選択が切り替わり、図28(A)
のようにS-OFF セグメントB1が点滅する。
【0144】上記ステップS536においてNOと判定
した場合には、CPU60は、次に現在選択されている
モードが、SELF2 モードか否かを判定する(ステップS
540)。このとき、YESであれば、SELF1 モードに
モードの選択を切り替える(ステップS542)。そし
て、図9のメインルーチンに戻る。この場合に対応した
LCDパネル84の表示が図28(C)及び図28
(B)である。図28(C)では、上述のようにSELF2
モードが選択された状態で、SELFセグメントB2にSELF
2 モードの表示がなされると共に、SELFセグメントB2
が点滅している。この場合に、スイッチ/SLEFTが
オンされると、SELF1 モードに選択が切り替わり、図2
8(B)のようにSELFセグメントB2にSELF1 モードの
表示がなされると共に、SELFセグメントB2が点滅す
る。
【0145】上記ステップS540においてNOと判定
した場合には、CPU60は、次に現在選択されている
モードが、SELF3 モードか否かを判定する(ステップS
544)。このとき、YESであれば、SELF2 モードに
モードの選択を切り替える(ステップS546)。そし
て、図9のメインルーチンに戻る。この場合に対応した
LCDパネル84の表示が図28(D)及び図28
(C)である。図28(D)では、上述のようにSELF3
モードが選択された状態で、SELFセグメントB2にSELF
3 モードの表示がなされると共に、SELFセグメントB2
が点滅している。この場合に、スイッチ/SLEFTが
オンされると、SELF2 モードに選択が切り替わり、図2
8(C)のようにSELFセグメントB2にSELF2 モードの
表示がなされると共に、SELFセグメントB2が点滅す
る。
【0146】上記ステップS544においてNOと判定
した場合には、CPU60は、次に現在選択されている
モードが、REMOCON モードか否かを判定する(ステップ
S548)。このとき、YESであれば、SELF3 モード
ではなく、SELF1 モードにモードの選択を切り替える
(ステップS550)。そして、図9のメインルーチン
に戻る。この場合に対応したLCDパネル84の表示が
図28(E)及び図28(B)である。図28(E)で
は、上述のようにREMOCON モードが選択された状態で、
REMOCON セグメントB3が点滅している。この場合に、
スイッチ/SLEFTがオンされると、SELF1 モードに
選択が切り替わり、図28(B)のようにSELFセグメン
トB2にSELF1 モードの表示がなされると共に、SELFセ
グメントB2が点滅する。
【0147】次に、上記ステップS420におけるFOCU
S セレクトモード選択処理についてLCDパネル84の
表示態様を例に説明する。FOCUS セレクトモード選択処
理は、FOCUS セレクトモードにおいて、FOCUS モードに
ついて選択するモードを切り替える処理である。スイッ
チ/SRIGHTがオンされる前において、FOCUS セレ
クトモードの状態で、AFモードが選択されているものと
する。このとき、図29(A)に示すようにFOCUS モー
ドについて、選択可能なモードのLCDセグメントが点
灯し、又は、現在選択されているモードのLCDセグメ
ントが点滅する。尚、図では、AFモードが選択された状
態でAFセグメントC1が点滅しており、その他のLCD
セグメント(INF セグメントC2、MACRO セグメントA
3)が点灯している。また、FLASH モードについては、
PRE モードが選択された状態で、PRE セグメントA2の
みが点灯し、SELFモードについては、S-OFF モードが選
択された状態で、S-OFF セグメントB1のみが点灯し、
DATEモードについては、「年月日プリント」モードが選
択された状態で、英数字セグメントD1に現在の
「年」、「月」、「日」がこの順序で表示されている。
【0148】この場合に、スイッチ/SRIGHTがオ
ンされると、FOCUS モードについて、選択されるモード
が1つ右にシフトし、INF モードとなる。このとき、L
CDパネル84では、図29(B)に示すように点滅す
るLCDセグメントがAFセグメントC1からINF セグメ
ントC2に切り替わる。また、INF モードでは、FLASH
モードについてPRE モードの選択が禁止され、F-OFF モ
ードのみが許容されるため、自動的にF-OFF モードに切
り替わり、F-OFF セグメントA3が点灯する。尚、この
ようにFOCUS セレクトモードにおいて、FOCUS モードを
自動的に切り替えた際には、その切替え前に選択されて
いたモードがモード確定まで記憶される。
【0149】更に、スイッチ/SRIGHTがオンされ
ると、選択されるモードがMACRO モードに切り替わり、
図29(C)に示すようにMACRO セグメントC3が点滅
する。尚、MACRO モードにおいても、FLASH モードにつ
いてPRE モードの選択が禁止され、AUTOモード、F-OFF
モード、ONモードの選択が許容される。FLASH モードと
の組み合わせで制限を受ける場合には、FLASH モードが
自動的に好適なモードに変更される。図のようにAUTOモ
ードに変更され、AUTOセグメントA1が点灯する。
【0150】更に、スイッチ/SRIGHTがオンされ
ると、選択されるモードがAFモードに切り替わり、図2
9(D)に示すようにAFセグメントC1が点滅する。
尚、図29(D)は図29(A)と同じ状態であり、ス
イッチ/SRIGHTがオンされるごとに上記順序でサ
イクリックに選択されるモードが切り替わる。また、AF
モードに切り替わると、FLASH モードについて元々選択
されていたPRE モードが許容されるため、PRE モードに
復帰し、PRE セグメントA2が点灯する。また、スイッ
チ/SRIGHTではなく、スイッチ/SLEFTがオ
ンされた場合には上述とは逆の順序で選択されるモード
が切り替わる。
【0151】次に、上記ステップS422におけるDATE
セレクトモード選択処理についてLCDパネル84の表
示態様を例に説明する。DATEセレクトモード選択処理
は、DATEセレクトモードにおいてDATEモードについて選
択するモードを切り替える処理である。スイッチ/SR
IGHTがオンされる前において、DATEセレクトモード
の状態で、「年月日プリント」モードが選択されている
ものとする。このとき、図30(A)に示すように英数
字セグメントD1に現在の「年」、「月」、「日」がこ
の順序で点滅表示されている。尚、図では、FLASH モー
ドについて、PREモードが選択された状態で、PRE セグ
メントA2のみが点灯し、SELFモードについては、S-OF
F モードが選択された状態で、S-OFF セグメントB1の
みが点灯し、FOCUS モードについては、AFモードが選択
された状態でAFセグメントC1のみが点灯している。
【0152】この場合に、スイッチ/SRIGHTがオ
ンされると、DATEモードについて、選択されるモードが
「月日年プリント」モードに切り替わる。このとき、L
CDパネル84では、図30(B)に示すように英数字
セグメントD1に現在の「月」、「日」、「年」がこの
順序で点滅表示される。更に、スイッチ/SRIGHT
がオンされると、選択されるモードが「日月年プリン
ト」モードに切り替わり、図30(C)に示すように英
数字セグメントD1に現在の「日」、「月」、「年」が
この順序で点滅表示される。更に、スイッチ/SRIG
HTがオンされると、選択されるモードが「日時分プリ
ント」モードに切り替わり、図30(D)に示すように
英数字セグメントD1に現在の「日」、「時」、「分」
がこの順序で点滅表示される。更に、スイッチ/SRI
GHTがオンされると、選択されるモードがD-OFF モー
ドに切り替わり、図30(E)に示すように英数字セグ
メントD1に現在の「OFF」の文字が表示される。更
に、スイッチ/SRIGHTがオンされると、選択され
るモードが「年月日プリント」モードに切り替わり、図
30(F)に示すように英数字セグメントD1に現在の
「年」、「月」、「日」がこの順序で点滅表示される。
尚、図30(F)は、図30(A)と同じ状態を示し、
スイッチ/SRIGHTがオンされるごとに上記順序で
モードがサイクリックに切り替わる。また、スイッチ/
SRIGHTではなく、スイッチ/SLEFTがオンさ
れた場合には上述とは逆の順序で選択されるモードが切
り替わる。
【0153】以上のように、本実施の形態のカメラで
は、撮影モード等を表示するLCDパネル84を緑色の
LCDLED1又は橙色のLCDLED2により色を変
えて照明することができるようになっている。上述の処
理においては、モードを選択できるセレクトモードの状
態では橙色のLCDLED2が点灯すると共に、緑色の
LCDLED1が消灯し、LCDパネル84が橙色のバ
ックライトで照明される。
【0154】一方、モードが確定した状態(通常モー
ド)では、緑色のLCDLED1が点灯すると共に、橙
色のLCDLED2が消灯し、LCDパネル84が緑色
のバックライトで照明される。このようにカメラの状態
に応じてLCDパネル84の照明光の色をかえることに
よって、ユーザはカメラの状態を容易に知ることができ
る。
【0155】また、上記実施の形態では、LCDパネル
84のバックライトの色を緑色と橙色の2色で切り替え
るようにしたが、他の色のバックライトを用いてもよい
し、2色に限らず、3色以上でバックライトの色を切り
替えるようにし、カメラの状態をより詳細にLCDパネ
ル84のバックライトの色で表示することもできる。更
に、バックライトを点灯又は消灯させるだけでなく、点
滅させてカメラの状態を表示することもできる。
【0156】また、上記実施の形態では、LCDパネル
84のバックライトの色を、セレクトモードか否か等に
よって切り替えるようにしたが、他の条件で切り替える
こともできる。例えば、撮影モードとして、カメラが自
動的に撮影条件を決めるオートモードと、ユーザが任意
に撮影条件を設定できるマニュアルモードとがある場合
に、オートモードが選択された場合と、マニュアルモー
ドが選択された場合とで、LCDパネル84のバックラ
イトの色を切り替えることもできる。
【0157】また、カメラの状態を検出して正常状態か
異常状態かをCPU60が判断し、その状態に応じてL
CDパネル84のバックライトの色を切り替えるように
してもよい。特に異常時には、バックライトを点滅させ
るようにしてもよい。正常状態か異常状態かの識別は、
カメラ動作が正常に行われたか否かで判断することがで
きる。
【0158】また、LCDパネル84の照明は、上記実
施の形態のようにLCDパネル84の背面側から照明す
る場合に限らず、前面側から照明する場合であってもよ
い。
【0159】また、上述のグループの区分については、
上記実施の形態では、ストロボ(露出)に関連するFLAS
H モード、レリーズ開始に関連するSELFモード、フォー
カスに関連するFOCUS モード、日付に関連するDATEモー
ドで区分しているが、これらのグループのうち、少なく
とも2つ以上のグループに区分されていれば本発明の適
用が可能である。
【0160】また、モードの選択が可能となっているグ
ループについては、現在選択されているモードはLCD
パネル84に点滅表示され、選択されていないモードは
点灯するが、逆の態様にしてもよい。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
によれば、マルチセルフモード、リモコンモード、OF
Fモードを選択する際に順方向及び逆方向の両方から切
り替えができ、且つ順方向と逆方向とで選択可能なモー
ドを変更してより使い勝手のよい切り替えが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】135フイルムが装填されるカメラの外観を示
した正面図。
【図2】135フイルムが装填されるカメラの外観を示
した平面図。
【図3】135フイルムが装填されるカメラの外観を示
した背面図。
【図4】135フイルムが装填されるカメラの外観を示
した左側面図。
【図5】135フイルムが装填されるカメラの外観を示
した右側面図。
【図6】カメラの制御部の構成を示したブロック図。
【図7】LCDパネルにおいて各種図形、文字、数字を
表示するセグメントの割付を示した図。
【図8】セレクトモードの説明に使用した説明図。
【図9】CPUのメインルーチンの処理を示したフロー
チャート。
【図10】時計処理について示したフローチャート。
【図11】/SMENUスイッチ処理の処理手順を示し
たフローチャート。
【図12】セレクトモードでない場合において、スイッ
チ/SMENUがオンされたときのLCDパネルの表示
態様を示した図。
【図13】セレクトモードでない場合であって、FLASH
モードがラッチ対象モードの場合にスイッチ/SMEN
UがオンされたときのLCDパネルの表示態様を示した
図。
【図14】セレクトモードの場合であって、現在選択さ
れているモードがラッチ対象モードの場合にスイッチ/
SMENUがオンされたときのLCDパネル84の表示
態様を示した図。
【図15】DATEセレクトモードの場合において、スイッ
チ/SMENUがオンされたときのLCDパネルの表示
態様を示した図。
【図16】DATE修正モードにおいてスイッチ/SMEN
Uがオンされた場合のLCDパネルの表示態様を示した
図。
【図17】モード確定処理におけるLCDパネルの表示
態様を示した図。
【図18】/SUPスイッチ処理の処理手順を示したフ
ローチャート。
【図19】DATE修正モードにおいてスイッチ/SUP、
スイッチ/SDOWNがオンされた場合のLCDパネル
の表示態様を示した図。
【図20】DATE修正モードにおいてスイッチ/SUP、
スイッチ/SDOWNがオンされた場合のLCDパネル
の表示態様を示した図。
【図21】初回DATE修正モード処理への移行についてL
CDパネルの表示態様を示した図。
【図22】セレクトモード切替処理についてLCDパネ
ルの表示態様を示した図。
【図23】/SDOWNスイッチ処理の処理手順を示し
たフローチャート。
【図24】/SRIGHTスイッチ処理、及び、/SL
EFTスイッチ処理の処理手順を併せて示したフローチ
ャート。
【図25】DATE修正モードにおいてスイッチ/SRIG
HT,スイッチ/SLEFFがオンされた場合のDATE修
正桁切替え処理についてLCDパネルの表示態様を示し
た図。
【図26】FLASH セレクトモード選択処理についてLC
Dパネルの表示態様を示した図。
【図27】SELFセレクトモード選択処理の処理手順を示
したフローチャート。
【図28】SELFセレクトモード選択処理についてLCD
パネルの表示態様を示した図。
【図29】FOCUS セレクトモード選択処理についてLC
Dパネルの表示態様を示した図。
【図30】DATEセレクトモード選択処理についてLCD
パネルの表示態様を示した図。
【符号の説明】
32…メインスイッチ、34…シャッタボタン、38…
LCD表示窓、40…選択ボタン、42…メニュー/決
定ボタン、60…CPU、84…LCDパネル、86…
バックライト用LED(LCDLED1)、88…バッ
クライト用LED(LCDLED2)、/SM、/S
B、/SP1、/SP2、/STELE、/SWID
E、/SMENU、/SUP、/SDOWN、/SRI
GHT、/SLEFT…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋葉 眞 埼玉県さいたま市植竹町1丁目324番地 富士写真光機株式会社内 (72)発明者 西谷 泰浩 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H100 FF01 2H102 AA51 AA62 BB08 BB22 CA03 CA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルフ撮影枚数が選択可能なマルチセル
    フモードと、リモコンモードと、マルチセルフモード及
    びリモコンモードを解除するOFFモードとに切り替え
    可能なカメラにおいて、 前記OFFモード、マルチセルフモード及びリモコンモ
    ードを順方向又は逆方向に切り替えるための操作部材
    と、 前記操作部材が順方向に操作された場合と逆方向に操作
    された場合とで選択可能なモードを変更するモード切替
    手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記マルチセルフモードは、選択可能な
    セルフ撮影枚数をn枚とすると、セルフ1モード〜セル
    フnモードからなり、 前記セルフ1モード〜セルフnモード内で前記操作部材
    が順方向又は逆方向に操作されると、前記モード切替手
    段は、前記セルフ1モード〜セルフnモードを順方向又
    は逆方向に順番に選択し、前記セルフ1モード〜セルフ
    nモード以外のモードから前記操作部材が逆方向に操作
    されると、前記モード切替手段は、前記セルフ1モード
    のみを選択することを特徴とする請求項1のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記OFFモード、前記セルフ1モード
    〜セルフnモードのうちの1つのセルフモード及びリモ
    コンモードを同時に表示する表示手段を有し、 前記操作部材が順方向に操作されて前記セルフ1モード
    〜セルフnモード以外のモードに切り替えられると、前
    記表示手段は、前記セルフnモードからセルフ1モード
    に戻して表示することを特徴とする請求項2のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記OFFモード、前
    記セルフ1モード〜セルフnモードのうちの1つのセル
    フモード及びリモコンモードのうち、前記操作部材によ
    って選択されているモードと、選択されていないモード
    とを識別可能に表示することを特徴とする請求項3のカ
    メラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100651807B1 (ko) 2004-08-25 2006-12-01 삼성테크윈 주식회사 효율적 설정 동작을 위한 디지털 촬영 장치의 제어 방법,및 이 방법을 채용한 디지털 촬영 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100651807B1 (ko) 2004-08-25 2006-12-01 삼성테크윈 주식회사 효율적 설정 동작을 위한 디지털 촬영 장치의 제어 방법,및 이 방법을 채용한 디지털 촬영 장치

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