JP2002350631A - 表示装置の製造方法 - Google Patents
表示装置の製造方法Info
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- Optical Filters (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラーフィルタを形成するフィルム転写工法
において、従来、着色層をベースフィルム表面に形成し
た色フィルムを基板に熱圧着させる工程で、少なくとも
二つ以上の基板が並送処理可能である溝の無い熱圧着ロ
ールを用いる方法があるが、この場合、基板の基板間近
辺に気泡が発生し歩留りの低下を招くと言う課題があっ
た。 【解決手段】 並送処理する基板１，１間に対応する位
置に溝９を設けた熱圧着ロール４を用いて熱圧着するこ
とで、気泡の混入を防止でき、高歩留まりのカラーフィ
ルタ基板を得る事が出来る。
において、従来、着色層をベースフィルム表面に形成し
た色フィルムを基板に熱圧着させる工程で、少なくとも
二つ以上の基板が並送処理可能である溝の無い熱圧着ロ
ールを用いる方法があるが、この場合、基板の基板間近
辺に気泡が発生し歩留りの低下を招くと言う課題があっ
た。 【解決手段】 並送処理する基板１，１間に対応する位
置に溝９を設けた熱圧着ロール４を用いて熱圧着するこ
とで、気泡の混入を防止でき、高歩留まりのカラーフィ
ルタ基板を得る事が出来る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の
表示装置の製造方法に関する。
表示装置の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フィルム転写工法により液晶表示
装置のカラーフィルタを作製する場合、図４に示すよう
な熱圧着ロール４を用い、着色層２をベースフィルム３
表面に形成した色フィルム５を基板１に熱圧着させた
後、フィルムカット工程、ベースフィルム剥離工程、露
光工程、現像工程を行うことによりカラーパターン８
（図１参照）を基板１上に形成していた。ここで、色フ
ィルム５を基板１に熱圧着させるために、少なくとも二
つ以上の基板１が並送処理可能である溝９（図２，図３
参照）の無い熱圧着ロール４（図４）を用いていた。
装置のカラーフィルタを作製する場合、図４に示すよう
な熱圧着ロール４を用い、着色層２をベースフィルム３
表面に形成した色フィルム５を基板１に熱圧着させた
後、フィルムカット工程、ベースフィルム剥離工程、露
光工程、現像工程を行うことによりカラーパターン８
（図１参照）を基板１上に形成していた。ここで、色フ
ィルム５を基板１に熱圧着させるために、少なくとも二
つ以上の基板１が並送処理可能である溝９（図２，図３
参照）の無い熱圧着ロール４（図４）を用いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来手法でカラー
パターンを基板１上に形成する際、二つ以上の基板１が
並送処理可能である溝９（図２，図３参照）の無い熱圧
着ロール４（図４）を用いると、基板１の基板間近辺に
気泡の混入が見られ、歩留りの低下を招くと言う課題が
あった。
パターンを基板１上に形成する際、二つ以上の基板１が
並送処理可能である溝９（図２，図３参照）の無い熱圧
着ロール４（図４）を用いると、基板１の基板間近辺に
気泡の混入が見られ、歩留りの低下を招くと言う課題が
あった。
【０００４】本発明の目的は、気泡の混入を防止でき、
高歩留まりのカラーフィルタ基板を得る事が出来る表示
装置の製造方法を提供することである。
高歩留まりのカラーフィルタ基板を得る事が出来る表示
装置の製造方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の表示装置
の製造方法は、少なくとも二つ以上の基板が並送処理可
能である幅の熱圧着ロールを用いて基板を並送処理しな
がら着色層をベースフィルム表面に形成した色フィルム
を基板に熱圧着させる工程、フィルムカット工程、ベー
スフィルム剥離工程、露光工程、現像工程を行うことに
よりカラーパターンを基板上に形成する表示装置の製造
方法であって、熱圧着ロールは、並送処理する基板間に
対応する位置に溝を設けている事を特徴とする。
の製造方法は、少なくとも二つ以上の基板が並送処理可
能である幅の熱圧着ロールを用いて基板を並送処理しな
がら着色層をベースフィルム表面に形成した色フィルム
を基板に熱圧着させる工程、フィルムカット工程、ベー
スフィルム剥離工程、露光工程、現像工程を行うことに
よりカラーパターンを基板上に形成する表示装置の製造
方法であって、熱圧着ロールは、並送処理する基板間に
対応する位置に溝を設けている事を特徴とする。
【０００６】請求項２記載の表示装置の製造方法は、請
求項１記載の表示装置の製造方法において、熱圧着ロー
ルの基板処理部分は基板幅を基準として中央部直径が大
きくなっている円弧型である事を特徴とする。
求項１記載の表示装置の製造方法において、熱圧着ロー
ルの基板処理部分は基板幅を基準として中央部直径が大
きくなっている円弧型である事を特徴とする。
【０００７】請求項３記載の表示装置の製造方法は、請
求項１または２記載の表示装置の製造方法において、着
色層は感光性樹脂膜を用いて形成されたものである事を
特徴とする。
求項１または２記載の表示装置の製造方法において、着
色層は感光性樹脂膜を用いて形成されたものである事を
特徴とする。
【０００８】請求項４記載の表示装置の製造方法は、請
求項１記載の表示装置の製造方法において、着色層の代
わりに、有機発光材料を用いて形成したものである事を
特徴とする。
求項１記載の表示装置の製造方法において、着色層の代
わりに、有機発光材料を用いて形成したものである事を
特徴とする。
【０００９】請求項５記載の熱圧着ロールは、少なくと
も二つ以上の基板が並送処理可能である幅の熱圧着ロー
ルであって、並送処理する基板間に対応する位置に溝を
設けた事を特徴とする。
も二つ以上の基板が並送処理可能である幅の熱圧着ロー
ルであって、並送処理する基板間に対応する位置に溝を
設けた事を特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による表示装
置の製造方法の工程図を図１に示す。本実施の形態で
は、液晶表示装置のカラーフィルタを作製するフィルム
転写工程において、色フィルム５を基板１に熱圧着させ
る際に用いる、少なくとも二つ以上の基板１が並送処理
可能である熱圧着ロール４を図２のように構成してい
る。すなわち、熱圧着ロール４は、並送処理する基板
１，１間に対応する位置に溝９を設けている。
置の製造方法の工程図を図１に示す。本実施の形態で
は、液晶表示装置のカラーフィルタを作製するフィルム
転写工程において、色フィルム５を基板１に熱圧着させ
る際に用いる、少なくとも二つ以上の基板１が並送処理
可能である熱圧着ロール４を図２のように構成してい
る。すなわち、熱圧着ロール４は、並送処理する基板
１，１間に対応する位置に溝９を設けている。
【００１１】製造工程を詳しく説明すると、まず、図１
（ａ）に示すようにアクリル系ネガ型感光性樹脂の着色
層２をベースフィルム３表面に形成した色フィルム５を
基板１に熱圧着させた後、色フィルム５を基板端部で切
断するフィルムカット工程（図１（ｂ））、ベースフィ
ルム３を剥離するベースフィルム剥離工程（図１
（ｃ））、露光工程（図１（ｄ））、現像工程（図１
（ｅ））を行い、カラーパターン８を基板１上に形成す
る。これを繰り返して液晶表示装置のカラーフィルタ基
板を得る。図１（ａ）の熱圧着工程で、図２に示す、二
つの基板１が並送処理可能であり基板間に溝９部分を有
した熱圧着ロール４を用いてカラーフィルタオンＴＦＴ
アレイ基板を製造したところ、気泡による歩留りの低下
が改善された高歩留まりのカラーフィルタオンＴＦＴア
レイ基板を得る事が出来た。
（ａ）に示すようにアクリル系ネガ型感光性樹脂の着色
層２をベースフィルム３表面に形成した色フィルム５を
基板１に熱圧着させた後、色フィルム５を基板端部で切
断するフィルムカット工程（図１（ｂ））、ベースフィ
ルム３を剥離するベースフィルム剥離工程（図１
（ｃ））、露光工程（図１（ｄ））、現像工程（図１
（ｅ））を行い、カラーパターン８を基板１上に形成す
る。これを繰り返して液晶表示装置のカラーフィルタ基
板を得る。図１（ａ）の熱圧着工程で、図２に示す、二
つの基板１が並送処理可能であり基板間に溝９部分を有
した熱圧着ロール４を用いてカラーフィルタオンＴＦＴ
アレイ基板を製造したところ、気泡による歩留りの低下
が改善された高歩留まりのカラーフィルタオンＴＦＴア
レイ基板を得る事が出来た。
【００１２】以上のように本実施の形態によれば、並送
処理する基板１，１間に対応する位置に溝９を設けた熱
圧着ロール４を用いて熱圧着することで、気泡の混入を
防止でき、高歩留まりのカラーフィルタ基板を得る事が
出来る。
処理する基板１，１間に対応する位置に溝９を設けた熱
圧着ロール４を用いて熱圧着することで、気泡の混入を
防止でき、高歩留まりのカラーフィルタ基板を得る事が
出来る。
【００１３】なお、熱圧着ロール４の基板処理部分は基
板幅を基準として中央部直径が大きくなっている円弧型
である事が好ましい。
板幅を基準として中央部直径が大きくなっている円弧型
である事が好ましい。
【００１４】また、本実施の形態では熱圧着ロール４の
溝９部分に支持柱の無い熱圧着ロール４を用いたが、こ
の限りではない。すなわち熱圧着ロール幅または基板サ
イズによっては熱圧着ロール４の撓みを防止するため、
図３に示すように熱圧着ロール４の溝９部分に支持柱１
０が形成されていても良い。
溝９部分に支持柱の無い熱圧着ロール４を用いたが、こ
の限りではない。すなわち熱圧着ロール幅または基板サ
イズによっては熱圧着ロール４の撓みを防止するため、
図３に示すように熱圧着ロール４の溝９部分に支持柱１
０が形成されていても良い。
【００１５】また、本実施の形態ではＴＦＴアレイ基板
上にカラーパターン８を形成したがこの限りではなく、
目的により基板１上に何層形成しても良い。
上にカラーパターン８を形成したがこの限りではなく、
目的により基板１上に何層形成しても良い。
【００１６】また、本実施の形態では着色層２にアクリ
ル樹脂系のネガ型感光性樹脂を用いたが、これに限定さ
れない。すなわち、ポジ型、ネガ型あるいはアクリル樹
脂系、ノボラック樹脂系に限らず、すくなくとも露光プ
ロセスを用いてパターニングできる感光性樹脂であれば
使用可能である。
ル樹脂系のネガ型感光性樹脂を用いたが、これに限定さ
れない。すなわち、ポジ型、ネガ型あるいはアクリル樹
脂系、ノボラック樹脂系に限らず、すくなくとも露光プ
ロセスを用いてパターニングできる感光性樹脂であれば
使用可能である。
【００１７】また、本実施の形態では着色層２として感
光性樹脂を用いたが、有機発光材料を用い、有機ＥＬ表
示装置を製造することもできる。
光性樹脂を用いたが、有機発光材料を用い、有機ＥＬ表
示装置を製造することもできる。
【００１８】また、本実施の形態では基板１にＴＦＴア
レイ基板を用いたが、これに限定されない。すなわち、
ガラス基板、プラスチック基板に限らず熱圧着に耐え得
る基板であれば使用可能である。
レイ基板を用いたが、これに限定されない。すなわち、
ガラス基板、プラスチック基板に限らず熱圧着に耐え得
る基板であれば使用可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、色フィル
ムを基板に熱圧着させる工程で用いる、少なくとも二つ
以上の基板が並送処理可能である幅の熱圧着ロールにお
いて並送処理する基板間に対応する位置に溝を設けるこ
とにより、気泡の混入を防止でき、高歩留まりのカラー
フィルタ基板を得る事が出来る。
ムを基板に熱圧着させる工程で用いる、少なくとも二つ
以上の基板が並送処理可能である幅の熱圧着ロールにお
いて並送処理する基板間に対応する位置に溝を設けるこ
とにより、気泡の混入を防止でき、高歩留まりのカラー
フィルタ基板を得る事が出来る。
【図１】本発明の実施の形態におけるフィルム転写工程
を用いた表示装置の製造方法を示す工程図
を用いた表示装置の製造方法を示す工程図
【図２】本発明の実施の形態における熱圧着ロールの正
面図
面図
【図３】本発明の実施の形態における熱圧着ロールの正
面図
面図
【図４】従来の熱圧着ロールの正面図
１ 基板 ２ 着色層 ３ ベースフィルム ４ 熱圧着ロール ５ 色フィルム ６ カッター ７ フォトマスク ８ カラーパターン ９ 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０１Ｌ 21/027 Ｈ０５Ｂ 33/10 ５Ｆ０４６ Ｈ０５Ｂ 33/10 33/14 Ａ ５Ｇ４３５ 33/14 Ｈ０１Ｌ 21/30 ５６４Ｚ Ｆターム(参考） 2H025 AA14 AA18 AB11 AB13 AC01 AD01 BC12 BC42 CC11 EA08 2H048 BA43 BA45 BA64 BA66 BB08 BB42 2H091 FA02Y FD16 GA01 LA21 3K007 AB18 EB00 FA02 5C094 AA42 AA43 BA03 BA29 BA43 CA19 CA24 EB02 ED03 5F046 JA27 5G435 AA17 GG12 KK07 KK10
Claims (5)
- 【請求項１】 少なくとも二つ以上の基板が並送処理可
能である幅の熱圧着ロールを用いて前記基板を並送処理
しながら着色層をベースフィルム表面に形成した色フィ
ルムを前記基板に熱圧着させる工程、フィルムカット工
程、ベースフィルム剥離工程、露光工程、現像工程を行
うことによりカラーパターンを前記基板上に形成する表
示装置の製造方法であって、 前記熱圧着ロールは、並送処理する基板間に対応する位
置に溝を設けている事を特徴とする表示装置の製造方
法。 - 【請求項２】 前記熱圧着ロールの基板処理部分は基板
幅を基準として中央部直径が大きくなっている円弧型で
ある事を特徴とする請求項１記載の表示装置の製造方
法。 - 【請求項３】 前記着色層は感光性樹脂膜を用いて形成
されたものである事を特徴とする請求項１または２記載
の表示装置の製造方法。 - 【請求項４】 前記着色層の代わりに、有機発光材料を
用いて形成したものである事を特徴とする請求項１記載
の表示装置の製造方法。 - 【請求項５】 少なくとも二つ以上の基板が並送処理可
能である幅の熱圧着ロールであって、並送処理する基板
間に対応する位置に溝を設けた事を特徴とする熱圧着ロ
ール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001161962A JP2002350631A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001161962A JP2002350631A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 表示装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002350631A true JP2002350631A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=19005161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001161962A Pending JP2002350631A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002350631A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007281099A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Meisho Kiko Kk | ナノインプリント装置およびナノインプリント方法 |
| JP2013025282A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | 波長可変干渉フィルター、光フィルターモジュール、および光分析装置 |
| KR101902367B1 (ko) * | 2016-10-31 | 2018-10-01 | 위아코퍼레이션 주식회사 | 유기전계발광 표시장치 및 그 제조방법 |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001161962A patent/JP2002350631A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007281099A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Meisho Kiko Kk | ナノインプリント装置およびナノインプリント方法 |
| JP2013025282A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | 波長可変干渉フィルター、光フィルターモジュール、および光分析装置 |
| US9377357B2 (en) | 2011-07-26 | 2016-06-28 | Seiko Epson Corporation | Tunable interference filter having communicable groove part, optical filter module, and photometric analyzer |
| KR101902367B1 (ko) * | 2016-10-31 | 2018-10-01 | 위아코퍼레이션 주식회사 | 유기전계발광 표시장치 및 그 제조방법 |
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