JP2002350322A - 近接場光プローブ及び近接場光ピックアップ - Google Patents

近接場光プローブ及び近接場光ピックアップ

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JP2002350322A
JP2002350322A JP2001269750A JP2001269750A JP2002350322A JP 2002350322 A JP2002350322 A JP 2002350322A JP 2001269750 A JP2001269750 A JP 2001269750A JP 2001269750 A JP2001269750 A JP 2001269750A JP 2002350322 A JP2002350322 A JP 2002350322A
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Japan
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field optical
light
optical probe
boundary surface
optical pickup
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JP2001269750A
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English (en)
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Nobuaki Toyoshima
伸朗 豊島
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近接場光プローブに対する集光スポットの位
置ずれを精度よく検出して十分な強度の安定した近接場
強度分布を実現する。 【解決手段】 高屈折率材料からなる突起部103と透
光性基板101との境界面103aの周辺に段差部10
5を設ける。光を照射した時に段差部105による回折
光の断面強度分布を観測することにより、境界面103
aと集光スポットとの位置ずれを高精度に検出し、その
位置ずれを補正することにより突起部103に効率的に
光を導入せしめ、突起部103の先端開口部に十分な強
度の近接場を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近接場光を発生さ
せるための近接場光プローブと、それを用いて記録媒体
に対する情報の記録及び/又は再生を行うための近接場
光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】現在実用化されている光メモリでは、回
折限界にまで集光したレーザ光を記録媒体へ照射して記
録層に熱的・磁気的変調を与えることによって情報を記
録し、一方、情報記録媒体の記録ピットによって変調さ
れた反射光強度および偏光を検出することによって情報
の再生を行っている。このような情報記録手段は、記録
媒体上の記録密度が使用されるレーザの波長でほぼ決定
されてしまう。近年のコンピュータ等の情報機器を取り
巻く情報量の増大に対応していくため、回折限界を超え
るような高い記録密度を達成する大容量光メモリの実現
が待たれる。
【0003】このような次世代の大容量光メモリとして
有望視されているものとして、近接場光を用いて情報の
記録・再生を行う、いわゆる近接場光メモリが提案され
ている。近接場光を発生させる手段としては、光ファイ
バーを用いたものや金属膜に微小な開口部を形成させた
ものなどが一般的であるが、放射強度が強く微小なスポ
ットを得ることが可能なものとして、図12及び図13
に示されるような構成を有する近接場光プローブ及び近
接場光ピックアップが提案されている。
【0004】図12に示すように、この近接場光プロー
ブ1は、透光性基板2(ガラス基板など)に、それより
も屈折率の高い高屈折率材料(シリコンなど)で形成さ
れる円錐台形状の突起部3を設け、その側面を含む透光
性基板2の一面に金やアルミといった金属でコーティン
グして遮光膜4を形成した構成である。同様の近接場光
プローブは例えば特開平11−265520号公報に見
られる。
【0005】図13に示すように、この近接場光プロー
ブ1を用いる近接場光ピックアップ10aにおいては、
半導体レーザ11より出射されたレーザビームRはレン
ズ12で平行ビームに整形される。整形後のレーザビー
ムは、偏光ビームスプリッター13を介して1/4波長
板15に入射し、直線偏光から円偏光に変換された後
に、対物レンズ16により、近接場光プローブ1の突起
部3に集光されることにより、突起部3の先端開口部
(図8では下端部)の近傍に近接場が形成される。記録
媒体17に情報を書き込む場合には、半導体レーザ11
より出射されるレーザビームが書き込み情報により強度
変調され、突起部3の先端部近傍に形成される書き込み
情報で強度変調された近接場によって記録媒体に情報が
記録される。記録媒体17の記録情報を再生する場合に
は、半導体レーザ11より出射されるレーザビームは一
定強度とされ、一定強度の近接場によって記録媒体17
が照射され、その反射光が近接場光プローブ1の突起部
3の先端開口部より取り込まれ、1/4波長板15を経
由して偏光ビームスプリッター13に入射し、その分離
面14より横向きのビームR1としてレンズ19に導か
れてフォトダイオード20に集光され、フォトダイオー
ド20の検出信号から記録情報が再生される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】対物レンズ16により
集光されて突起部3上に形成される集光スポットの中
心、つまり対物レンズ16の光軸と、突起部3の中心と
の位置ずれが生じると、突起部3に導入される光強度が
低下し、これにともなって突起部3の先端開口部近傍に
形成される近接場の強度も低下してしまうという問題が
ある。
【0007】よって、本発明の主たる目的は、前記のご
とき位置ずれの高精度な検出を容易にした近接場光プロ
ーブと、前記のごとき位置ずれを高精度に補正する近接
場光ピックアップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による近接場光プ
ローブは、請求項1に記載のように、透光性材料よりな
る第1の部材と、この第1の部材との境界面を有し、こ
の境界面から離れるに従い断面積が減少する形状を持
つ、前記第1の部材よりも屈折率の高い透光性材料より
なる第2の部材とからなり、前記境界面を通して前記第
2の部材の内部に光が導入されることによって前記第2
の部材の前記境界面から遠い端部の近傍に近接場を形成
する近接場光プローブであり、その特徴は前記境界面の
周辺に所定の深さの段差部が設けらることである。
【0009】本発明の近接場光ピックアップは、請求項
2に記載のように、レンズを用いて集光した光を、本発
明の近接場光プローブの第1の部材と第2の部材との境
界面に照射することによって、前記第2の部材の内部に
前記境界面を通して光を導入する構成であって、その特
徴は、前記近接場光プローブの前記境界面の周辺に設け
られた段差部による回折光を検出する手段と、この手段
による検出情報に基づいて、前記境界面と平行な方向へ
の、前記レンズと前記第2の部材との位置ずれを求める
手段と、該手段により求められた位置ずれに基づいて該
位置ずれを補正するために前記レンズと前記近接場プロ
ーブを相対移動させる手段とを有することである。
【0010】本発明の近接場光ピックアップのもう1つ
の特徴は、請求項3に記載のように、前記回折光を検出
する手段が、複数の受光部を有する光検出器と、前記回
折光を前記光検出器へ入射させるための前記レンズを含
む光学系とからなり、前記位置ずれを求める手段が前記
光検出器の複数の受光部に対応した検出信号の演算によ
って位置ずれを求めることである。
【0011】本発明の近接場光ピックアップのもう1つ
の特徴は、請求項4に記載のように、前記回折光を検出
する手段が前記回折光を相異なった方向より前記レンズ
を介さず受光する複数の光検出器からなり、前記位置ず
れを求める手段が前記複数の光検出器の検出信号の演算
によって位置ずれを求めることである。
【0012】本発明の近接場光ピックアップのもう1つ
の特徴は、請求項5に記載のように、前記近接場光プロ
ーブに光を照射するための前記レンズを含む光学系と前
記複数の光検出器が、前記近接場光プローブを支持する
ための共通の部材に固定されることである。
【0013】本発明の近接場光ピックアップのもう1つ
の特徴は、請求項6に記載のように、前記複数の光検出
器が前記近接場光プローブに固定されることである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1乃至図11を参照し説明する。なお、説明の重複
を避けるため、複数の図面において同等部分には同一の
参照番号を用いる。
【0015】図1は、本発明による近接場光プローブの
一実施例を説明するための断面図である。ここに示す近
接場光プローブ101は、透光性基板102(第1の部
材)と、これとの境界面103aを有する突起部103
(第2の部材)とからなる。透光性基板102はガラス
などの透光性材料によって形成される。突起部3は、透
光性基板2より屈折率の高い高屈折率の透光性材料、例
えばシリコンによって形成される。突起部3は、境界面
103aから遠ざかるに従って断面面積が減少する円錐
台形状を有する。ただし、突起部103の形状はこれに
限られるものではなく、例えば角錐台形状とすることも
可能である。境界面103aの周辺には所定の深さの段
差部105が設けられるが、これは本発明の近接場光プ
ローブ101の大きな特徴である。突起部103の側面
と透光性基板102の一面(図中の下面)には遮光膜1
04が形成される。この遮光膜104は、例えば金や
銀、アルミ等の金属材料の被膜によって形成される。な
お、ここに示した例では、突起部103はその略全体が
ガラス基板101より外部に突出しているが、突起部1
03の外側に適当な部材が存在する構造を除外するもの
ではない。
【0016】本発明の近接場光プローブ101を使用す
る場合には、図1に模式的に示すように、対物レンズに
よって集光された光が透光性基板102側より照射さ
れ、境界面103aを通して突起部103の内部に導入
されることにより、突起部103の先端開口部(図中の
下端部)の近傍に近接場が形成される。通常、境界面1
03a上に照射される集光スポットの大きさは境界面1
03aより大きいため、照射された光の大部分は突起部
103の内部を伝搬して近接場の形成に寄与することに
なるが、一部の光は境界面103aと、その周辺領域
(段差部105を含む)で反射される。集光スポットの
中心と境界面103aの中心との位置がずれると、突起
部103の内部に導入される光強度が低下し、これにと
もなって突起部103の先端開口部近傍に形成される近
接場の強度も低下してしまう。したがって、境界面10
3aの中心と集光スポットの中心、つまり対物レンズの
光軸との位置ずれを補正することが重要であり、そのた
めには位置ずれを高精度に検出する必要がある。
【0017】本発明の近接場光プローブ101において
は、境界面103aの周囲に段差部105が設けられる
が、この段差部105の深さ(高さ)は照射光の波長よ
り短い所定の大きさに決められる。したがって、境界面
103aと周辺領域での反射光には、図2に模式的に示
すように、境界面103aで回折されずに反射された光
(0次光)のほかに、段差部105により回折された光
(回折光)が含まれる。この段差部105による回折光
の断面強度分布は集光スポットと境界面103aとの相
対位置によって顕著に変化するため、その断面強度分布
の観測によって、集光スポット中心つまり対物レンズの
光軸と境界面103aの中心との位置ずれを容易かつ高
精度に検出することができるようになる。
【0018】なお、突起部103を形成するための高屈
折率材料として、以下に示す材料を用い得る。
【0019】C(ダイヤモンド)、アモルファスSi、
マイクロクリスタル(微小結晶)Si、多結晶Si、S
ixNy(x、yは任意)、TiO2 、TeO2 、Al
2 O3 、Y2 O3 、La2 O2 S 、LiGaO2 、B
aTiO3 、SrTiO3 、PbTiO3 、KNbO3
、K(Ta,Nb)O3 (KTN)、LiNbO3 、
LiTaO3 、Pb(Mg1/3Nb2/3)O3 、
(Pb,La)(Zr,Ti)O2 、(Pb,La)
(Hf,Ti)O3 、PbGeO3 、Li2 GeO3 、
MgAl2 O4 、CoFe2 O4 、(Sr,Ba)Nb
2 O6 、La2 Ti2 O7 、Nd2 Ti2 O7 、Ba2
TiSi12O8 、Pb5 Ge3 O11、Bi4 Ge3 O1
2、Bi4 Si3 O12、Y3 Al5 O12、Gd3 Fe5
O12、(Gd,Bi)3 Fe5 O12、Ba2 NaNbO
15、Bi12GeO2 O、Bi12SiO2 、Ca12Al
14O33、LiF、NaF、KF、RbF、CsF、Na
Cl、KCl、RbCl、CsCl、AgCl、TlC
l、CuCl、LiBr、NaBr、KBr、CsB
r、AgBr、TlBr、LiI、NaI、KI、Cs
I、Tl(Br,I)、Tl(Cl、Br)、MgF2
、CaF2 、SrF2 、BaF2 、PbF2 、Hg2
CI2 、FeF3 、CsPbCl3 、BaMgF4 、B
aZnF4 、Na2 SbF5 、LiClO4 ・3H2
O、CdHg(SCN)4 、ZnS、ZnSe、ZnT
e、CdS、CdSe、CdTe、α‐HgS、Pb
S、PbSe、EuS、EuSe、GaSe、LiIn
S2 、AgGaS2 、AgGaSe2、TiInS2 、
TiInSe2 、TlGaSe2 、TlGaS2 、As
2 S3 、As2 Se3 、Ag3 AsS3 、Ag3 SbS
3 、CdGa2 S4 、CdCr2 S4 、TlTa3 S4
、Tl3 TaSe4 、Tl3 VS4 、Tl3 AsS4
、Tl3 PSe4 、GaP、GaAs、GaN、(G
a,Al)As、Ga(As,P)、(lnGa)P、
(lnGa)As、(Ga,AI)Sb、Ga(AsS
b)、(lnGa)(AsP)、(GaAI)(AsS
b)、ZnGeP2 、CaCO3 、NaNO3 、α−H
IO3 、α−LiIO3 、KIO2 F2 、FeBO3 、
Fe3 BO6 、KB5 O8 ・4H2 O、BeSO4 ・2
H2 O、CuSO4 ・5H2 O、Li2 SO4 ・H2
O、KH2 PO4 ,KD2 PO4 、NH4 H2 PO4 、
KH2 AsO4 、KD2 AsO4 CSH2 AsO4 、C
sD2 AsO4 、KTiOPO4 、RbTiOPO4 、
(K,Rb)TiOPO4 、PbMoO4、β−Gd2
(MoO4 )3 、β−Tb2 (MoO4 )3 、Pb2 M
oO5 、Bi2 WO6 、K2 MoOS3 ・KCl、YV
O4 Ca3 (VO4 )2 、Pb5 (GeO4 )(VO4
)2 、CO(NH2 )2 ,Li(COOH)・H2
O、Sr(COOH)2 、(NH4 CH2 COOH)3
H2 SO4 、(ND4 CD2 COOD)3D2 SO4 ,
(NH4 CH2 COOH)3H2 BeF、(NH4 )2
C2 O4 ・H2 O、C4 H3 N3 O4 、C4 H9NO3
、C6 H4 (NO2 )、C6 H4 NO2 Br、C6 H4
NO2 CI、C6 H4 NO2 NH2 、C6 H4 (NH4
)OH、C6 H4 (CO2 )2 HCs、C6 H4 (C
O2 )2 HRb、C6 H3 NO2 CH3 NH2 、C6 H
3 CH3 (NH2 )2 、C6 H12O5 ・H2 OKH(C
8 H4 O4 )、C1OH11N3 O6 、[CH2 ・CF2
]n。
【0020】また、透光性基板102の材料としてはガ
ラスのほか、石英やポリカーボネートなどのプラスチッ
ク材料を用いることができ、遮光膜104の材料として
は金、銀、アルミニウムのほか、クロム、白金などを用
いることができる。
【0021】以上説明した本発明による近接場光プロー
ブ101を用いた、本発明による近接場光ピックアップ
の第1の実施例について、図3乃至図5を参照すること
により説明する。
【0022】図3は、本実施例の近接場光ピックアップ
110の簡略化した全体構成図である。図3において、
111は光源としての半導体レーザである。この半導体
レーザ111より出射されたレーザビームRはレンズ1
12によって平行ビームに整形され、偏光ビームスプリ
ッター113を通過した後に1/4波長板115により
直線偏光から円偏光に変換され、さらに対物レンズ11
6により集光されて本発明の近接場光プローブ101に
照射されることにより、近接場光プローブ101の突起
部103(図1)の先端開口部近傍に近接場が形成され
る。
【0023】偏光ビームスプリッター114は近接場光
プローブ101側からの戻り光を分離するためのもので
あり、分離された戻り光R1はレンズ119によって光
検出器121に集光される。
【0024】106は近接場光プローブ101を支持す
る支持体である。この支持体106には、近接場光プロ
ーブ101の水平方向位置を調整するための位置調整手
段107を備える。122は位置ずれ検出補正回路(信
号補正回路)であり、光検出器121の検出信号より位
置ずれを検出し、検出した位置ずれに応じて位置調整手
段107を駆動する。
【0025】図13に関連して述べたように、記録媒体
117に情報を記録する場合には、半導体レーザ111
は書き込み情報によって変調されるため、書き込み情報
によって変調された近接場が形成され、この近接場によ
って書き込み情報が記録媒体117に記録される。
【0026】一方、記録媒体117の記録情報を再生す
る場合には、半導体レーザ111は変調されないため一
定強度の近接場が形成される。そして、近接場を介して
記録媒体117へ放射された光は、記録媒体117上の
記録情報によって変調されて近接場光プローブ101の
突起部103の先端開口部より取り込まれ、対物レンズ
116によって平行光とされ、1/4波長板115によ
り円偏光から直線偏光に変えられて偏光ビームスプリッ
ター113に戻され、偏光ビームスプリッター113の
分離面114より横向きのビームR1としてレンズ11
9に導かれて光検出器121に集光される。この光検出
器121は、記録媒体117上の記録情報によって変調
された光の検出と、近接場光プローブ101の段差部1
05による回折光の検出の両方に用いられるもので、本
実施例では、光検出器121として、受光部が図4に示
すような4つの受光部A,B,C,Dに分割された、い
わゆる4分割フォトダイオードが用いられる。ただし、
受光部の個数は4個に限定されるものではない。通常、
図示しない信号再生回路において、光検出器121の4
つの受光部A,B,C,Dに対応した4つの検出信号の
和をとることによって記録情報の読み出し強度信号を作
成し、同信号より記録情報を再生する。なお、光検出器
121として、領域分割がなされないエリア型のCCD
イメージセンサなども用いる得ることは以下の説明から
明白であろう。
【0027】次に、近接場光プローブ101の境界面1
03a(図1、図2)と集光スポットとの位置ずれの検
出とその補正について説明する。
【0028】図2に模式的に示したように、近接場光プ
ローブ101からの反射光には、段差部105による回
折光と回折されない0次光が含まれる。その回折光の一
部と0次光は再び対物レンズ116に取り込まれて平行
光となり、1/4波長板115、偏光ビームスプリッタ
ー113、レンズ119を経由して光検出器121の受
光部A,B,C,Dに、図4に網掛け領域a,b,c,
dとして示すように入射する。この入射光の強度分布に
は、近接場光プローブ101からの回折光の断面強度分
布が反映されているため、光検出器121の受光部A,
B,C,Dの検出信号に位置ずれが反映される。
【0029】図4を参照して説明するならば、図4の上
下方向に対応する方向の位置ずれ(図3における左右方
向の位置ずれ)が生じた場合に、受光部A,Cの入射光
強度に違いが生じるため、それらの検出信号にも位置ず
れの量と方向に応じた差が生じる。図4の左右方向に対
応する方向の位置ずれ(図3における前後方向の位置ず
れ)が生じた場合には、受光部B,Dの入射光強度に違
いが生じるため、それぞれの検出信号にも位置ずれに応
じた差が生じる。これ以外の水平方向の位置ずれが生じ
た場合にも、受光部A,B,C,Dの検出信号は位置ず
れに応じた変化が生じる。したがって、位置ずれ検出補
正回路122は、光検出器121の受光部A,B,C,
Dに対応した検出信号より位置ずれの方向と量を検出す
ることができる。
【0030】本実施例では、後述するように、位置調整
手段107は、図3における左右方向と前後方向に近接
場光プローブ101を移動させることができる構成であ
る。したがって、位置ずれ検出補正回路122において
は、受光部A,Dの検出信号の差をとることによって左
右方向の位置ずれを求め、受光部B,Dの検出信号の差
をとることによって前後方向の位置ずれ求める。なお、
光検出器121としてエリア型イメージセンサを用いた
場合にも、その出力信号より同様の演算によって各方向
の位置ずれを算出できることは明らかである。そして、
位置ずれ検出補正回路122は、各方向の位置ずれを減
少させるように位置調整手段107を駆動する。この駆
動による結果は各検出信号に反映されるため、フィード
バック制御によって位置ずれ補正が行われることにな
る。
【0031】本実施例において用いられる位置調整手段
107を図5に示す。なお、図5の左右方向は図3の左
右方向に対応し、また、図5の上下方向は図3の前後方
向に対応する。こここに示す位置調整手段107は、支
持体106に、厚み方向に変形可能な圧電体107bを
介してブロック部材107aを結合し、このブロック部
材107aに、厚み方向に変形可能な圧電体107cを
介して近接場光プローブ101の透光性基板102を結
合した構成である。このような構成であるから、位置ず
れ検出補正回路122は、光検出器121の受光部A,
Cの検出信号の差信号を増幅した駆動電圧を圧電体10
7cに印加することにより、近接場光プローブ101の
左右方向(図3)の位置ずれを補正し、受光部B,Dの
検出信号の差信号を増幅した駆動電圧を圧電体107b
に印加することにより、近接場光プローブ101の前後
方向(図3)の位置ずれを補正することができる。
【0032】ここまでの説明から明らかなように、本実
施例においては、対物レンズ116、1/4波長板11
5、偏光ビームスプリッター114、レンズ119から
なる光学系と光検出器121で、近接場光プローブ10
1の段差部105による回折光を検出するための手段を
実現している。そして、その手段による検出情報に基づ
いて位置ずれを検出する手段は位置ずれ検出補正回路1
22によって実現している。また、求められた位置ずれ
を補正するために対物レンズ116と近接場光プローブ
101を相対移動させる手段を、位置ずれ検出補正回路
122と位置調整手段107によって実現している。
【0033】なお、圧電素子に代えて電磁コイルなどの
作動要素を用いた機構も位置調整手段107として採用
し得ることは明らかである。
【0034】本発明による近接場光ピックアップの第2
の実施例について、図6及び図7を参照し説明する。図
6は、本実施例の近接場光ピックアップ210の簡略化
した全体構成図である。図6において、図3と同一の番
号が付された部分は同等部分であるので、その説明を省
略し、前記実施例との相違点のみ説明する。
【0035】この近接場光ピックアップ210において
は、対物レンズ116は支持体208に保持されるが、
この支持体208に位置調整手段209が設けられてい
る。近接場光プローブ101の支持体(サスペンション
部材)106は支持体208に支持される。位置ずれ検
出補正回路122は前記実施例のものと同様のものであ
るが、支持体208に設けられた位置調整手段209を
駆動することによって、対物レンズ116の位置補正を
行う。
【0036】位置調整手段209を図7に示す。なお、
図7の左右方向は図6の左右方向に対応し、また、図7
の上下方向は図6の前後方向に対応する。こここに示す
位置調整手段209は、支持体208に、厚み方向に変
形可能な圧電体209bを介してブロック部材209a
を結合し、このブロック部材209aに、厚み方向に変
形可能な圧電体209cを介して対物レンズ116を結
合した構成である。このような構成であるから、位置ず
れ検出補正回路122は、光検出器121の受光部A,
Cの検出信号の差信号を増幅した駆動電圧を圧電体20
9cに印加することにより対物レンズ116の左右方向
(図6)の位置ずれを補正することができ、受光部B,
Dの検出信号の差信号を増幅した駆動電圧を圧電体20
9bに印加することにより、対物レンズ116の前後方
向(図6)の位置ずれを補正することができる。
【0037】ここまでの説明から明らかなように、本実
施例においては、検出した位置ずれを補正するために対
物レンズ116と近接場光プローブ101を相対移動さ
せる手段を、位置ずれ検出補正回路122と位置調整手
段209によって実現している。なお、圧電素子に代え
て電磁コイルなどの作動要素を用いた機構も位置調整手
段209として採用し得ることは明らかである。
【0038】本発明による近接場光ピックアップの第3
の実施例について、図8及び図9を参照し説明する。図
8は、本実施例の近接場光ピックアップ310の簡略化
した全体構成図である。図8において、図3と同一の番
号が付された部分は同等部分であるので、その説明を省
略する。ただし、本実施例においては、光検出器121
は前記各実施例の場合のような位置ずれ検出に関与しな
いため、受光部が1個の普通のフォトダイオードなどで
よい(後記の第4及び第5の実施例においても同様)。
【0039】本実施例の近接場光ピックアップ310に
おいては、近接場光プローブ101の段差部105(図
1)による回折光を直接検出するための4個の光検出器
301a,301b,301c,301dが、図8及び
図9に示すような位置に配設される(図9は、上方より
見た光検出器301a,301b,301c,301d
と対物レンズ116との位置関係を示す)。これら光検
出器301a,301b,301c,301dとして
は、普通のフォトダイオードなどの受光素子を用いるこ
とができる。位置ずれ検出補正回路122は、光検出器
301a,301cの検出信号の差をとることにより図
8の左右方向の位置ずれを求め、光検出器301b.3
01dの検出信号の差をとることにより図8の前後方向
の位置ずれを求め、各位置ずれに応じた駆動電圧を位置
調整手段107の圧電体107c.107b(図5)に
印加することによって、近接場光プローブ101の位置
を調整し位置ずれの補正を行う。
【0040】前記第1及び第2の実施例におけるよう
に、記録情報の読み取りのための光検出器121で近接
場光プローブ101の段差部105(図1)による回折
光を検出する方式では、記録媒体117から反射された
記録情報成分と回折光成分とが光検出器121に重なっ
て入射することになる。そして、一般に、記録媒体11
7で反射され突起部103を介して対物レンズ116に
向けて放射される光の波面及び強度分布は一定には保た
れないため、記録情報成分と回折光成分とが重畳する
と、その分離に限界があり、位置ずれ検出精度が低下す
る恐れがある。これに対し、本実施例においては、近接
場光プローブ101からの回折光を光検出器301a〜
301dで直接的に検出するため、そのような問題はな
く、位置ずれの高精度な検出及び補正を容易かつ確実に
実現できる。このことは後記の第4及び第5の実施例に
おいても同様である。
【0041】なお、本実施例では近接場光プローブ10
1側を移動させたが、前記第2の実施例と同様に対物レ
ンズ116側の位置調整によって位置ずれを補正するよ
うに変形することも可能である。また、圧電素子に代え
て電磁コイルなどの作動要素を用いた機構も位置調整手
段107として採用し得ることは明らかである。また、
回折光の強度分布観測のために4つの光検出器301a
〜301dを配設したが、3個又は5個以上の光検出器
を配設し、それらの検出信号に基づいて位置ずれを求め
ることも可能であることは明らかである。このような変
形は、後記の第4及び第5の実施例においても同様に可
能である。
【0042】本発明による近接場光ピックアップの第4
の実施例を図10に示す。本実施例の近接場光ピックア
ップ410においては、近接場光プローブ101の突起
部103に光を集光照射するための対物レンズ116を
含む光学系が支持体208で支持されるとともに、近接
場光プローブ101の段差部105(図1)による回折
光を直接検出するための4個の光検出器301a,30
1b,301c,301dも支持体208に固定され
る。近接場光プローブ101は支持体(サスペンション
部材)106を介して支持体208に支持される。位置
ずれ検出補正回路122は、光検出器301a〜301
dの検出信号より左右方向及び前後方向の位置ずれを算
出し、その位置ずれに対応した駆動電圧を位置調整手段
107の圧電体107b,107cに印加することによ
り、近接場光プローブ101の位置を調整して位置ずれ
を補正する。これ以外は前記第3の実施例と同様の構成
である。
【0043】本実施例のように、回折光の強度分布観測
のための光検出器301a〜301dと、対物レンズ1
16を含む光学系を共通の支持体208に固定する構成
は、同光学系及び同光検出器を保持する機構を支持体2
08と別に設ける構成に比べ機械的剛性を高めやすいた
め、一般に位置ずれの検出精度の向上に有利であり、ま
た装置全体の小型化に有利である。
【0044】本発明による近接場光ピックアップの第5
の実施例を図11に示す。本実施例の近接場光ピックア
ップ510においては、近接場光プローブ101の段差
部105(図1)による回折光を直接検出するための4
個の光検出器301a,301b,301c,301d
が近接場光プローブ101の背面(透光性基板102の
突起部103が設けられている面と反対側の面)に固定
される。これ以外の構成は前記第4の実施例と同様であ
る。光検出器301a〜301dとしてチップ形状のフ
ォトダイオードなどの受光素子を用いるのが、近接場光
プローブ101の部分の軽量化の面で好ましい。
【0045】本実施例のように、光検出器301a〜3
01dを近接場光プローブ101に固定する構成は、同
光検出器と近接場光プローブ101の位置関係を別の保
持機構によって保持する構成に比べ機械的剛性を高めや
すいため、一般に位置ずれの検出精度の向上に有利であ
り、さらに装置全体の小型化に有利である。
【0046】なお、以上説明した本発明による近接場光
ピックアップにおいて、近接場光のみを発生させる近接
場光プローブ以外の、例えば、特許第3053380 号公報で
示されているようなモード間干渉を用いたプローブを用
いることも可能である。でもよい。
【0047】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、請求項1
記載の近接場光プローブは、第1の部材の第2の部材の
境界面の周辺に設けた段差部による回折光の断面強度分
布を観測することによって、光を集光照射するためのレ
ンズの光軸もしくは集光スポットの中心と境界面の中心
との位置ずれを容易かつ高精度に検出することが可能で
ある。請求項2乃至6記載の近接場光ピックアップは、
位置ずれを高精度に補正し、近接場光プローブの境界面
を通し第2の部材の内部に光を効率よく導入することが
できるため、十分な強度の近接場を安定に形成すること
が可能となる。請求項3記載の近接場光ピックアップ
は、回折光の断面強度分布を観測するための光検出器が
1個で足り、また、この光検出器を記録媒体により変調
された光の検出にも兼用可能であるため、部品数の削
減、装置の小型化に有利である。請求項4乃至6記載の
近接場光ピックアップは、記録媒体により変調された光
の影響を受けることなく回折光の断面強度分布を観測可
能であるため、より安定かつ高精度の位置ずれ検出が可
能であり、したがって、より安定かつ高精度の位置ずれ
補正が可能である。請求項5又は6記載の近接場光ピッ
クアップは、光検出器、近接場光プローブ、それに光を
集光照射するための光学系に関連した機構の機械的剛性
を高めやすいため位置ずれ検出のさらなる高精度化に有
利であり、また装置全体の小型化にも有利である、等々
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による近接場光プローブの一実施例を示
す断面図である。
【図2】近接場光プローブに設けられた段差部による光
の回折の様子を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明による近接場光ピックアップの第1の実
施例の全体構成図である。
【図4】4分割フォトダイオードの受光部を説明するた
めの図である。
【図5】位置調整手段の一例を示す概略平面図図であ
る。
【図6】本発明による近接場光ピックアップの第2の実
施例の全体構成図である。
【図7】位置調整手段の別の例を示す概略平面図であ
る。
【図8】本発明による近接場光ピックアップの第3の実
施例の全体構成図である。
【図9】光検出器の配置の説明図である。
【図10】本発明による近接場光ピックアップの第4の
実施例の全体構成図である。
【図11】本発明による近接場光ピックアップの第5の
実施例の全体構成図である。
【図12】従来の近接場光プローブの構成を示す断面図
である。
【図13】図12の近接場光プローブを用いた従来の近
接場光ピックアップの全体構成図である。
【符号の説明】
101 近接場光プローブ 102 透光性基板(第1の部材) 103 突起部(第2の部材) 103a 境界面 104 遮光膜 105 段差部 106 支持体 107 位置調整手段 111 半導体レーザ 112 レンズ 113 偏光ビームスプリッター 115 1/4波長板 116 対物レンズ 117 記録媒体 119 レンズ 121 光検出器 122 位置ずれ検出補正回路 208 支持体 209 位置調整手段 301 光検出器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G12B 21/06 G12B 1/00 601C Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 AA07 CC03 DD02 FF44 FF48 GG06 GG12 GG22 HH03 HH13 JJ05 JJ08 JJ18 JJ26 LL32 5D118 AA18 CC15 CD03 CF05 CF20 DB05 DB08 DC03 DC10 EA01 EA11 EF09 5D119 AA11 AA22 AA39 CA06 EA02 EB02 EC15 JA34 JA43 KA02 KA03 KA08 KA19 MA05 MA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性材料よりなる第1の部材と、 前記第1の部材との境界面を有し、前記境界面から離れ
    るに従い断面積が減少する形状を持つ、前記第1の部材
    よりも屈折率の高い透光性材料よりなる第2の部材とか
    らなり、前記境界面を通して前記第2の部材の内部に光
    が導入されることによって前記第2の部材の前記境界面
    から遠い端部の近傍に近接場を形成する近接場光プロー
    ブであって、 前記境界面の周辺に所定の深さの段差部が設けられたこ
    とを特徴とする近接場光プローブ。
  2. 【請求項2】 レンズを用いて集光した光を、請求項1
    記載の近接場光プローブの第1の部材と第2の部材との
    境界面に照射することによって、前記第2の部材の内部
    に前記境界面を通して光を導入する構成の近接場光ピッ
    クアップであって、 前記近接場光プローブの前記境界面の周辺に設けられた
    段差部による回折光を検出する手段と、この手段による
    検出情報に基づいて、前記境界面と平行な方向への、前
    記レンズと前記第2の部材との位置ずれを求める手段
    と、該手段により求められた位置ずれに基づいて該位置
    ずれを補正するために前記レンズと前記近接場光プロー
    ブを相対移動させる手段とを有することを特徴とする近
    接場光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記回折光を検出する手段は、複数の受
    光部を有する光検出器と、前記回折光を前記光検出器へ
    入射させるための前記レンズを含む光学系とからなり、 前記位置ずれを求める手段は、前記光検出器の複数の受
    光部に対応した検出信号の演算によって位置ずれを求め
    ることを特徴とする請求項2記載の近接場光ピックアッ
    プ。
  4. 【請求項4】 前記回折光を検出する手段は、前記回折
    光を相異なった方向より前記レンズを介さず受光する複
    数の光検出器からなり、 前記位置ずれを求める手段は、前記複数の光検出器の検
    出信号の演算によって位置ずれを求めることを特徴とす
    る請求項2記載の近接場光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記近接場光プローブに光を照射するた
    めの前記レンズを含む光学系と前記複数の光検出器が、
    前記近接場光プローブを支持するための共通の部材に固
    定されることを特徴とする請求項4記載の近接場光ピッ
    クアップ。
  6. 【請求項6】 前記複数の光検出器が前記近接場光プロ
    ーブに固定されることを特徴とする請求項4記載の近接
    場光ピックアップ。
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