JP2002350258A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JP2002350258A
JP2002350258A JP2001155508A JP2001155508A JP2002350258A JP 2002350258 A JP2002350258 A JP 2002350258A JP 2001155508 A JP2001155508 A JP 2001155508A JP 2001155508 A JP2001155508 A JP 2001155508A JP 2002350258 A JP2002350258 A JP 2002350258A
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JP2001155508A
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Kimiaki Taruya
公昭 樽谷
Satoru Fukagawa
哲 深川
Hiroshi Nakamura
洋志 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings
    • G01L19/148Details about the circuit board integration, e.g. integrated with the diaphragm surface or encapsulation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/02Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means by making use of variations in ohmic resistance, e.g. of potentiometers, electric circuits therefor, e.g. bridges, amplifiers or signal conditioning
    • G01L9/06Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means by making use of variations in ohmic resistance, e.g. of potentiometers, electric circuits therefor, e.g. bridges, amplifiers or signal conditioning of piezo-resistive devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁波等のノイズに対する耐久性があり、か
つセンサ信号を各種システムで共通に使用する環境下で
システムが要求するタイミングで自由にセンサ信号を読
み込むことができるようなシステム環境を容易に選択可
能な構成とし、また自動車用として好適な小型化、低価
格化を実現可能な圧力センサを提供する。 【解決手段】 圧力を検出する素子部1と信号処理機能
を有する回路部2が同一のパッケージ内に一体に収納さ
れ、回路部2に外部配線とのインターフェイスに最適化
されたインターフェイス手段24、センサのアナログ演
算処理された検出信号をディジタル符号化するためのA
/D変換手段25、該ディジタル符号を基に所望のシリ
アル信号に変換するディジタル演算処理手段26を付加
し、回路部全体を多くとも2個のICのみによって構成
し、かつアナログ演算処理された検出信号およびディジ
タル演算処理された検出信号の2つの出力形態を選択可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は圧力センサ、特に
自動車用等に好適な圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の半導体圧力センサの構成
例を示すブロック図である。圧力を検出する素子部1は
例えば、図12に示す測定する外力を受けて変形するダ
イアフラムD上に構成されるとともにその変形に伴う歪
みにより抵抗値が変化する半導体ゲージ抵抗RA〜R
D(図中RDはRAの向こう側にある)からなる図13に示
すようなブリッジ回路によって構成されたものである。
なお、R1は温度特性補償抵抗、Tは定電流回路であ
る。
【0003】図11において1は前述の圧力を検出する
素子部、2は信号処理機能を有する回路部である。回路
部2は素子部1のブリッジ回路出力41の初期ばらつき
および温度依存性を調整、補償するためのビットデータ
22を格納する第1のIC3と、素子部1のブリッジ回
路出力41を受けて圧力に応じたアナログ出力を行うた
めのアナログ演算処理手段21、前記ビットデータ22
を基に素子部1のブリッジ回路出力41の初期ばらつき
および温度依存性を調整、補償する特性調整および補償
を行う手段23、および外部配線とのインターフェイス
に最適化されたインターフェイス手段24を有する第2
のIC4と、から構成される。
【0004】ここで、図11に示した従来技術の動作を
詳しく説明する。素子部1に構成されたダイアフラムD
(図12参照)が測定する外力を受けて変形すると、該ダ
イアフラムD上に構成されるとともにその歪みにより抵
抗値が変化する半導体ゲージ抵抗RA〜RDの抵抗値が変
化し、該半導体ゲージ抵抗RA〜RDからなる図13に示
したブリッジ回路の出力41が変化する。この変化を第
2のIC4に構成されるアナログ演算処理手段21によ
って増幅し、所望の出力SPANを得る。
【0005】通常、圧力に応じて変化する素子部1から
のブリッジ回路出力41は、素子個々に応じて異なる。
これは個々の素子の素子検出感度の違いによるものであ
る。このとき、個々の素子に応じて異なる素子検出感度
に対して所望の出力SPANを容易に得るために、例え
ば特開平9−218118に示されるブリッジ回路に給
電する電流量を制御する手法などが用いられる。
【0006】電流量の制御方法は、定電流回路の電流量
を決定する抵抗に給電する電圧量を第1のIC3に格納
されたビットデータ22によって与えることで変化させ
るもので、該ビットデータは通信経路42を経て、第2
のIC4に構成される素子部1のブリッジ回路出力41
の初期ばらつきおよび温度依存性を調整、補償する特性
調整および補償手段23に与えられる。
【0007】以上の構成によって、例えば温度によって
変化する素子検出感度の補償も、用いるビットデータを
温度によって変化させることにより行うことが可能であ
る。上記の動作によって得られた信号を、さらに外部配
線とのインターフェイスに最適化されたインターフェイ
ス手段24を経て、アナログ信号32が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年の自動車を取り巻
く環境は大きく変貌し、非常に高周波にいたる電磁波に
対する耐性の確保といった周辺環境であるとか、センサ
信号を各種システムに対し共通に使用する環境、特にシ
ステムが要求するタイミングで自由にセンサ信号を読み
込みにいくことができるようなシステム環境が自動車に
おいても要求されるようになってきた。
【0009】これを具体化する方法が車載LANであ
り、その方式として例えばCANなどがある。このCA
N方式は、通常アナログ信号で取り扱ってきた電圧情報
をディジタル化しビットでのシリアル信号に変換して取
り扱うものであり、電磁波等のノイズに対する耐性を大
幅に向上できるメリットがあるとともに、前述のシステ
ムが要求するタイミングで自由にセンサ信号を読み込み
にいくことができるようなシステム環境を容易に実現す
ることが可能である。
【0010】また一方では、従来以上に必要最小限の機
能で低価格なセンサを要求されるようになってきてお
り、この対極的な要求に対し、図11に示す従来の圧力
センサ構成では、特にCAN方式への対応が容易ではな
いという課題があった。CAN方式に対応するために
は、バスラインとのインターフェイスを構成するための
CANドライバーと、CAN規定に準じたシリアル信号
出力を演算し制御するためのディジタル演算処理手段
と、センサのアナログ信号をディジタル符号化するため
の手段の付加が最低限必要であり、これを実現するため
に追加される部品点数を鑑みた場合、自動車用センサと
して小型化、低価格化を実現する上で、好適ではないと
いう問題があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電磁波等のノイズに対する耐性
を大幅に向上せしめるとともに、前述のシステムが要求
するタイミングで自由にセンサ信号を読み込みにいくこ
とができるようなシステム環境を容易に選択可能な構成
とし、さらに自動車用として好適な小型化、低価格化を
実現可能な圧力センサを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、圧力を検出する素子部と信号処理機能を有する
回路部とで構成され、それらが同一のパッケージ内に一
体に収納されるとともに、前記回路部が、素子部からの
検出信号をアナログ演算処理する手段と、特性調整、補
償用のビットデータを格納するとともに該ビットデータ
を基に特性調整および補償を行う手段と、外部配線との
インターフェイスに最適化されたインターフェイス手段
と、アナログ演算処理された検出信号をディジタル符号
化するA/D変換手段と、該ディジタル符号を基に所望
のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段と、
を備えたことを特徴とする圧力センサにある。
【0013】また、アナログ演算処理された検出信号お
よびディジタル演算処理された検出信号の2つの出力形
態を選択可能としたアナログ信号出力とシリアル信号出
力と、を備えたことを特徴とする。
【0014】また、前記A/D変換手段およびディジタ
ル演算処理手段と、インターフェイス手段とを、異なる
IC内に構成したことを特徴とする。
【0015】また、第1のICに、ビットデータを格納
する手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、および該ディジタル符号
を基に所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処
理手段を配し、第2のICに、素子部からの検出信号を
アナログ演算処理する手段、ビットデータを基に特性調
整および補償を行う手段、および外部配線とのシリアル
出力に好適なシリアルインターフェイス手段を配したこ
とを特徴とする。
【0016】また、第1のICに、ビットデータを格納
する手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手
段、素子部からの検出信号をアナログ演算処理する手
段、およびビットデータを基に特性調整および補償を行
う手段を配し、第2のICに、外部配線とのシリアル出
力に好適なシリアルインターフェイス手段を配したこと
を特徴とする。
【0017】また、第1のICに、素子部からの検出信
号をアナログ演算処理する手段、ビットデータを格納す
るとともに該ビットデータを基に特性調整および補償を
行う手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段
を配し、第2のICに、外部配線とのインターフェイス
に最適化されたインターフェイス手段を配するととも
に、前記第1および第2のICにアナログ演算処理され
た検出信号およびディジタル演算処理された検出信号の
ための2つの出力ポートをそれぞれ設けたことを特徴と
する。
【0018】また、第1のICに、素子部からの検出信
号をアナログ演算処理する手段、ビットデータを格納す
るとともに該ビットデータを基に特性調整および補償を
行う手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段
を配し、第2のICに、外部配線とのインターフェイス
に最適化されたインターフェイス手段を配するととも
に、前記第1のICにはアナログ演算処理された検出信
号およびディジタル演算処理された検出信号のための2
つの出力ポートを設け、かつアナログ信号の出力ポート
を用いると共に、第2のICにアナログ出力に好適なア
ナログ信号のための前記インターフェイス手段を設けた
ことを特徴とする。
【0019】また、第1のICに、素子部からの検出信
号をアナログ演算処理する手段、ビットデータを格納す
るとともに該ビットデータを基に特性調整および補償を
行う手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段
を配し、第2のICに、外部配線とのインターフェイス
に最適化されたインターフェイス手段を配し、前記第1
のICにはアナログ演算処理された検出信号およびディ
ジタル演算処理された検出信号のためのそれぞれアナロ
グ信号出力ポートとシリアル信号出力ポートを設け、か
つシリアル信号出力ポートを用いると共に、第2のIC
にシリアル出力に好適なシリアル信号のための前記イン
ターフェイス手段を設けたことを特徴とする。
【0020】また、前記両IC間には、アナログ演算処
理された検出信号又はディジタル演算処理された検出信
号の通信を行うための1本の配線を設けたことを特徴と
する。
【0021】また、外部電源を入力する電源入力ポート
と、この電源入力ポートの入力電圧に対しレシオメトリ
ック性を有しかつ電源入力よりも降圧した電圧を発生す
る電源回路と、を備え、この電源回路およびインターフ
ェース手段以外の前記各手段は前記降圧された電源回路
出力にて動作するように構成したことを特徴とする。
【0022】また、前記インターフェイス手段を設けた
ICが、外部電源を入力する電源入力ポートと、この電
源入力ポートの入力電圧に対しレシオメトリック性を有
しかつ電源入力よりも降圧した電圧を発生する電源回路
と、前記降圧された電源回路出力を他のICに供給する
ための電源出力ポートと、を配し、前記電源回路および
インターフェース手段以外の前記各手段は前記降圧され
た電源回路出力にて動作するように構成したことを特徴
とする。
【0023】この発明に係る圧力センサは、圧力を検出
する素子部と、信号処理機能を有する回路部が同一のパ
ッケージ内に一体に収納されるとともに、回路部に外部
配線とのインターフェイスに最適化されたインターフェ
イス手段と、センサのアナログ演算処理された検出信号
をディジタル符号化するためのA/D変換手段と、該デ
ィジタル符号を基に所望のシリアル信号に変換するディ
ジタル演算処理手段と、を付加するとともに、回路部全
体を多くとも2個のICのみによって構成し、かつアナ
ログ演算処理された検出信号又はディジタル演算処理さ
れた検出信号の2つの出力形態を選択可能としたもので
ある。
【0024】これにより、電磁波等のノイズに対する耐
性を大幅に向上せしめるとともに、前述のシステムが要
求するタイミングで自由にセンサ信号を読み込みにいく
ことができるようなシステム環境を容易に選択可能な構
成とし、さらに自動車用として好適な小型化、低価格化
を容易に実現することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明を各実施の形態に
従って説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による圧
力センサの構成を示すブロック図である。図11に示す
従来のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示し、
その詳細説明は省略する。本実施の形態では、圧力を検
出する素子部1と信号処理機能を有する回路部2とで構
成され、それらが図2に示すように同一のパッケージP
内に一体に収納されている。
【0026】回路部2(複数のICから構成される場合
もある)は、素子部1からの検出信号をアナログ演算処
理する手段21と、ビットデータを格納する手段22、
このビットデータを基に特性調整および補償を行う手段
23と(本発明では手段22,23を合わせて特性調整
および補償を行う手段23とする場合もある)、外部配
線とのインターフェイスに最適化されたインターフェイ
ス手段24と、アナログ演算処理された検出信号をディ
ジタル符号化するA/D変換手段25と、該ディジタル
符号を基に所望のシリアル信号に変換するディジタル演
算処理手段26とを有する。また回路部2は、アナログ
演算処理された検出信号およびディジタル演算処理され
た検出信号の2つの出力形態を選択可能とするように、
シリアル信号出力ポート11およびアナログ信号出力ポ
ート12の2つの出力ポートを配している。なお、31
はシリアル信号出力、32はアナログ信号出力である。
【0027】本実施の形態においては、外部配線とのイ
ンターフェイスに最適化されたインターフェイス手段2
4と、センサのアナログ演算処理された検出信号をディ
ジタル符号化するためのA/D変換手段25と、該ディ
ジタル符号を基に所望のシリアル信号に変換するディジ
タル演算処理手段26とを付加するとともに、アナログ
演算処理された検出信号およびディジタル演算処理され
た検出信号の2つの出力形態を選択可能としたことによ
り、電磁波等のノイズに対する耐性を大幅に向上せしめ
るとともに、前述のシステムが要求するタイミングで自
由にセンサ信号を読み込みにいくことができるようなシ
ステム環境を容易に選択可能な構成とし、さらに自動車
用として好適な小型化、低価格化を容易に実現すること
が可能となる。
【0028】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による圧力センサの構成を示すブロック図である。
上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示
し、その詳細説明は省略する。本実施の形態では、第1
のIC3に、ビットデータを格納する手段22と、アナ
ログ演算処理された検出信号をディジタル符号化するA
/D変換手段25と、該ディジタル符号を基に所望のシ
リアル信号に変換するディジタル演算処理手段26を配
し、第2のIC4に、素子からの検出信号をアナログ演
算処理する手段21と、ビットデータを基に特性調整お
よび補償を行う手段23と、外部配線とのインターフェ
イスに最適化されたインターフェイス手段24とを配す
る。
【0029】さらにアナログ演算処理された検出信号お
よびディジタル演算処理された検出信号の2つの出力形
態を選択可能とするように、該第2のIC4にシリアル
信号出力ポート11およびアナログ信号出力ポート12
の2つの出力ポートを配した。またさらに、前記両IC
3,4間にはビットデータの通信用配線42、アナログ
演算処理された検出信号の通信を行うためのアナログ演
算処理検出信号通信用配線43およびディジタル演算処
理された検出信号の通信を行うためのディジタル演算処
理検出信号通信用配線44の3本を備える。
【0030】本実施の形態においては、各手段の機能を
容易に実現可能な製造プロセス毎に手段を分配し、2個
のICによって構成するようにしたことにより、さらに
自動車用として好適な低価格化を容易に実現することが
可能となる。
【0031】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3による圧力センサの構成を示すブロック図である。
上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示
し、その詳細説明は省略する。本実施の形態3では図3
の実施の形態2に対し、第2のIC4にシリアル信号出
力ポート11のみを配し、アナログ信号出力ポート12
を省略したものである。これによりさらに自動車用とし
て好適な低価格化を容易に実現することが可能となる。
【0032】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4による圧力センサの構成を示すブロック図である。
上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示
し、その詳細説明は省略する。本実施の形態では、第1
のIC3には、素子からの検出信号をアナログ演算処理
する手段21と、ビットデータを格納する手段22と、
該ビットデータを基に特性調整および補償を行う手段2
3と、アナログ演算処理された検出信号をディジタル符
号化するA/D変換手段25と、該ディジタル符号を基
に所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手
段26とを配している。
【0033】第2のIC4には、外部配線とのインター
フェイスに最適化されたインターフェイス手段24、さ
らにアナログ演算処理された検出信号およびディジタル
演算処理された検出信号の2つの出力形態を選択可能と
するようにシリアル信号出力ポート11およびアナログ
信号出力ポート12の2つの出力ポートを配している。
また該第1のIC3にも併せてシリアル信号出力ポート
13およびアナログ信号出力ポート14の2つの出力ポ
ートを配している。さらに、前記両IC3,4間にはア
ナログ演算処理された検出信号およびディジタル演算処
理された検出信号の通信を行うための配線43および4
4を1本ずつ備える。
【0034】本実施の形態においては、各手段の機能を
容易に実現可能な製造プロセス毎に手段を分配し、2個
のICによって構成するようにしたとともに、両IC間
の通信に必要な配線を最小化するように機能分配したこ
とにより、さらに自動車用として好適な低価格化を容易
に実現することが可能となる。
【0035】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5による圧力センサの構成を示すブロック図である。
上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示
し、その詳細説明は省略する。本実施の形態では、図5
に示す実施の形態4に対し、第2のIC4にアナログ信
号出力ポート12のみを配し、シリアル信号出力ポート
11を省略したものである。これによりさらに自動車用
として好適な低価格化を容易に実現することが可能とな
る。
【0036】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6による圧力センサの構成を示すブロック図である。
上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示
し、その詳細説明は省略する。本実施の形態では、図5
に示す実施の形態4に対し、第2のIC4にシリアル信
号出力ポート11のみを配し、アナログ信号出力ポート
12を省略したものである。これによりさらに自動車用
として好適な低価格化を容易に実現することが可能とな
る。
【0037】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7による圧力センサの構成を示すブロック図である。
上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示
し、その詳細説明は省略する。本実施の形態では、図1
に示す実施の形態1に対し、回路部2に外部電源33を
入力する電源入力ポート15を備えると共に、該電源入
力ポート15の入力電圧に対しレシオメトリック性を有
しかつ電源入力よりも降圧した電圧を発生する電源回路
27とを備え、該電源回路27以外の各手段21〜26
を前述の降圧された電源回路27の出力により動作する
ように構成したものである。
【0038】本実施の形態においては、電源入力ポート
15の入力電圧に対しレシオメトリック性を有しかつ電
源入力よりも降圧した電圧を該電源回路27より出力す
るように構成し、回路部2全体で必要とされる消費電流
を最小化したことにより、さらに自動車用として好適な
低価格化を容易に実現することが可能となる。
【0039】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8による圧力センサの構成を示すブロック図である。
上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号で示
し、その詳細説明は省略する。本実施の形態では、図3
に示す実施の形態2に対し、第2のIC4に外部電源を
入力する電源入力ポート15と、該電源入力ポート15
の入力電圧に対しレシオメトリック性を有しかつ電源入
力よりも降圧した電圧を発生する電源回路27と、該電
源回路27およびインターフェース手段24以外の各手
段21〜23、25、26を前述の降圧された電源回路
27の出力により動作させるための特に手段22,2
5,26のための電源出力ポート16と、を備えたもの
である。
【0040】本実施の形態においては、回路部2が2つ
のICから構成される場合において、電源入力ポート1
5の入力電圧に対しレシオメトリック性を有しかつ電源
入力よりも降圧した電圧を該電源出力ポート16より別
のICにも出力するように構成し、回路部全体で必要と
される消費電流を最小化したことにより、さらに自動車
用として好適な低価格化を容易に実現することが可能と
なる。
【0041】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9による圧力センサの構成を示すブロック図であ
る。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一符号
で示し、その詳細説明は省略する。本実施の形態では、
図5に示す実施の形態4に対し、第2のIC4に外部電
源を入力する電源入力ポート15と、該電源入力ポート
15の入力電圧に対しレシオメトリック性を有しかつ電
源入力よりも降圧した電圧を発生する電源回路27と、
該電源回路27およびインターフェース手段24以外の
各手段21〜23、25、26を前述の降圧された電源
回路27の出力により動作させるための特に手段21〜
23,25,26のための電源出力ポート16と、を備
えたものである。
【0042】本実施の形態においては、回路部2が2つ
のICから構成される場合において、電源入力ポート1
5の入力電圧に対しレシオメトリック性を有しかつ電源
入力よりも降圧した電圧を該電源出力ポート16より別
のICにも出力するように構成し、回路部全体で必要と
される消費電流を最小化したことにより、さらに自動車
用として好適な低価格化を容易に実現することが可能と
なる。
【0043】
【実施例】図14は、この発明の圧力センサを実施する
ハードウェア構成の具体例の一つを示す。アナログ演算
処理手段21は、素子部1のブリッジ構成された半導体
ゲージ抵抗の抵抗値変化により発生する各ノードの電圧
差を、所定のゲインで増幅する差動増幅器にて構成され
る。
【0044】ビットデータを基に特性調整および補償を
行う手段23においては、2種のビット抵抗を回路内に
構成し、前記アナログ演算処理手段21の出力のゲイン
ならびにオフセット調整を、該ビット抵抗の変化にて行
えるように構成したものである。
【0045】第1のビット抵抗R1は、ビットデータに
より抵抗比を変化させる構成としている。具体的には、
その入力である電源−GND間電位の抵抗分圧に応じた
電圧を出力する構成となっており、該出力端子が抵抗を
介して出力オペアンプの反転入力に接続される。該抵抗
には、前記出力端子電圧と出力オペアンプの非反転入力
電圧との差に対応した電位差が生じ、電流を発生する。
この電流が出力オペアンプの帰還抵抗に流れ、結果とし
てオペアンプの出力にオフセットを生じさせる。すなわ
ち、ビットデータに基づき第1のビット抵抗の抵抗分圧
を変化させることにより、出力オフセットを変化させる
ことが可能となる(図ではOFFSET調整)。例えば、用いる
ビットデータを温度により変化させれば、出力オフセッ
トの温度補償も容易に行うことが可能である。
【0046】第2のビット抵抗R2は、ビット抵抗によ
り抵抗値を変化させる構成としており、1つの端子はア
ナログ演算処理手段21の出力に、もう1つの端子は出
力オペアンプの反転入力端子に接続され、出力オペアン
プの帰還抵抗との抵抗比率によって決定されるゲイン
を、ビットデータの変化により変化させるものである。
すなわち、ビットデータに基づき第2のビット抵抗の抵
抗値を変化させることにより、出力ゲインを変化させる
ことが可能となる(図ではSPAN調整)。例えば、用いるビ
ットデータを温度により変化させれば、出力ゲインの温
度補償も容易に行うことが可能である。
【0047】各インターフェイス手段24は、例えば各
ポートに接続される負荷に対し所望の性能が確保される
ように、あるいは接続ハーネス重畳するノイズに対する
適合性、サージに対する保護を考慮して構成される。シ
リアル信号出力ポート11に接続されるDRIVER(ドライ
バ)は、CPUからの時間的にシリーズに出力されてく
る0−1信号を増幅し、電圧ないしは電流のON−OF
Fにて出力するものである。
【0048】ビットデータ格納手段22は、前述のビッ
トデータを基に特性調整および補償を行う手段23にお
いて用いられるもので、所望の性能を得るためのビット
データを調整時にメモリに記憶させておく構成とし、例
えばメモリと通信制御回路で構成される。
【0049】A/D変換手段25は、センサのアナログ
出力信号を、所定のビット数に分割したビットデータに
変換するA/D変換器により構成される。
【0050】ディジタル演算処理手段26は、該A/D
変換出力をもとに、所定の通信仕様(通信速度、通信周
期、データフォーマット等)に合致するシリアル信号に
変換するものであり、例えばCPUで構成される。
【0051】電源回路27は、例えば電源の抵抗分圧に
より決定される基準電圧を、ボルテージフォロアで出力
するような降圧回路で構成される。
【0052】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、圧力を
検出する素子部と信号処理機能を有する回路部とで構成
され、それらが同一のパッケージ内に一体に収納される
とともに、前記回路部が、素子部からの検出信号をアナ
ログ演算処理する手段と、特性調整、補償用のビットデ
ータを格納するとともに該ビットデータを基に特性調整
および補償を行う手段と、外部配線とのインターフェイ
スに最適化されたインターフェイス手段と、アナログ演
算処理された検出信号をディジタル符号化するA/D変
換手段と、該ディジタル符号を基に所望のシリアル信号
に変換するディジタル演算処理手段と、を備えたことを
特徴とする圧力センサとしたので、電磁波等のノイズに
対する耐性を大幅に向上せしめるとともに、センサ信号
を各種システムに対して共通に使用する環境において、
システムが要求するタイミングで自由にセンサ信号を読
み込みにいくことができるようなシステム環境を容易に
選択可能な構成とすることができ、さらに自動車用とし
て好適な小型化、低価格化を容易に実現することが可能
となる。
【0053】また、アナログ演算処理された検出信号お
よびディジタル演算処理された検出信号の2つの出力形
態を選択可能としたアナログ信号出力とシリアル信号出
力と、を備えたので、2つの出力形態を選択可能とする
ことができ、ひいては、電磁波等のノイズに対する耐性
を大幅に向上せしめるとともに、センサ信号を各種シス
テムに対して共通に使用する環境において、システムが
要求するタイミングで自由にセンサ信号を読み込みにい
くことができるようなシステム環境を容易に選択可能な
構成とすることができる。
【0054】また、前記A/D変換手段およびディジタ
ル演算処理手段と、インターフェイス手段とを、異なる
IC内に構成したので、各手段の機能を容易に実現可能
な製造プロセス毎に手段を分配し、2個のICによって
構成するようにしたことにより、さらに自動車用として
好適な低価格化を容易に実現することが可能となる。
【0055】また、第1のICに、ビットデータを格納
する手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、および該ディジタル符号
を基に所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処
理手段を配し、第2のICに、素子部からの検出信号を
アナログ演算処理する手段、ビットデータを基に特性調
整および補償を行う手段、および外部配線とのシリアル
出力に好適なシリアルインターフェイス手段を配したの
で、各手段の機能を容易に実現可能な製造プロセス毎に
手段を分配し、2個のICによって構成するようにした
ことにより、さらに自動車用として好適な低価格化を容
易に実現することが可能となる。
【0056】また、第1のICに、ビットデータを格納
する手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手
段、素子部からの検出信号をアナログ演算処理する手
段、およびビットデータを基に特性調整および補償を行
う手段を配し、第2のICに、外部配線とのシリアル出
力に好適なシリアルインターフェイス手段を配したこと
により、各手段の機能を容易に実現可能な製造プロセス
毎に手段を分配し、2個のICによって構成するように
したとともに、両IC間の通信に必要な配線を最小化す
るように機能分配したことにより、さらに自動車用とし
て好適な低価格化を容易に実現することが可能となる。
【0057】また、第1のICに、素子部からの検出信
号をアナログ演算処理する手段、ビットデータを格納す
るとともに該ビットデータを基に特性調整および補償を
行う手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段
を配し、第2のICに、外部配線とのインターフェイス
に最適化されたインターフェイス手段を配するととも
に、前記第1および第2のICにアナログ演算処理され
た検出信号およびディジタル演算処理された検出信号の
ための2つの出力ポートをそれぞれ設けるようにしたの
で、各手段の機能を容易に実現可能な製造プロセス毎に
手段を分配し、2個のICによって構成するようにした
とともに、両IC間の通信に必要な配線を最小化するよ
うに機能分配したことにより、さらに自動車用として好
適な低価格化を容易に実現することが可能となる。
【0058】また、第1のICに、素子部からの検出信
号をアナログ演算処理する手段、ビットデータを格納す
るとともに該ビットデータを基に特性調整および補償を
行う手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段
を配し、第2のICに、外部配線とのインターフェイス
に最適化されたインターフェイス手段を配するととも
に、前記第1のICにはアナログ演算処理された検出信
号およびディジタル演算処理された検出信号のための2
つの出力ポートを設け、かつアナログ信号の出力ポート
を用いると共に、第2のICにアナログ出力に好適なア
ナログ信号のための前記インターフェイス手段を備える
ようにしたので、各手段の機能を容易に実現可能な製造
プロセス毎に手段を分配し、2個のICによって構成す
るようにしたとともに、両IC間の通信に必要な配線を
最小化するように機能分配したことにより、さらに自動
車用として好適な低価格化を容易に実現することが可能
となる。
【0059】また、第1のICに、素子部からの検出信
号をアナログ演算処理する手段、ビットデータを格納す
るとともに該ビットデータを基に特性調整および補償を
行う手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタ
ル符号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に
所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段
を配し、第2のICに、外部配線とのインターフェイス
に最適化されたインターフェイス手段を配し、前記第1
のICにはアナログ演算処理された検出信号およびディ
ジタル演算処理された検出信号のためのそれぞれアナロ
グ信号出力ポートとシリアル信号出力ポートを設け、か
つシリアル信号出力ポートを用いると共に、第2のIC
にシリアル出力に好適なシリアル信号のための前記イン
ターフェイス手段を設けるようにしたので、各手段の機
能を容易に実現可能な製造プロセス毎に手段を分配し、
2個のICによって構成するようにしたとともに、両I
C間の通信に必要な配線を最小化するように機能分配し
たことにより、さらに自動車用として好適な低価格化を
容易に実現することが可能となる。
【0060】また、前記両IC間には、アナログ演算処
理された検出信号又はディジタル演算処理された検出信
号の通信を行うための1本の配線を設けるようにしたの
で、両IC間の通信に必要な配線を最小化するようにし
たことにより、さらに自動車用として好適な低価格化を
容易に実現することが可能となる。
【0061】また、外部電源を入力する電源入力ポート
と、この電源入力ポートの入力電圧に対しレシオメトリ
ック性を有しかつ電源入力よりも降圧した電圧を発生す
る電源回路と、を備え、この電源回路およびインターフ
ェース手段以外の前記各手段は前記降圧された電源回路
出力にて動作するように構成したので、回路部全体で必
要とされる消費電流を最小化したことにより、さらに自
動車用として好適な低価格化を容易に実現することが可
能となる。
【0062】また、前記インターフェイス手段を設けた
ICが、外部電源を入力する電源入力ポートと、この電
源入力ポートの入力電圧に対しレシオメトリック性を有
しかつ電源入力よりも降圧した電圧を発生する電源回路
と、前記降圧された電源回路出力を他のICに供給する
ための電源出力ポートと、を配し、前記電源回路および
インターフェース手段以外の前記各手段は前記降圧され
た電源回路出力にて動作するように構成したので、回路
部全体で必要とされる消費電流を最小化したことによ
り、さらに自動車用として好適な低価格化を容易に実現
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明による圧力センサの全体の構成を示
す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態8による圧力センサの
構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態9による圧力センサ
の構成を示すブロック図である。
【図11】 従来の圧力センサの構成を示すブロック図
である。
【図12】 素子部のダイアフラムの構成を示す断面図
である。
【図13】 ブリッジ回路の一例を示す図である。
【図14】 この発明の圧力センサを実施するハードウ
ェア構成の具体例の一つを示す図である。
【符号の説明】
1 素子部、2 回路部、3 第1のIC、4 第2の
IC、11,13 シリアル信号出力ポート、12,1
4 第1のアナログ信号出力ポート、15 電源入力ポ
ート、16 電源出力ポート、21 アナログ演算処理
手段、22 ビットデータ格納手段、23 特性調整お
よび補償手段、24 インターフェイス手段、25 A
/D変換手段、26 ディジタル演算処理手段、27
電源回路、31 シリアル信号出力、32 アナログ信
号出力、33 (外部)電源、41ブリッジ回路出力、4
2 ビットデータ通信用配線、43 アナログ演算処理
検出信号通信用配線、44 ディジタル演算処理検出信
号通信用配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 洋志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA39 BB20 CC02 DD04 EE13 FF02 FF11 FF38 FF43 GG32 GG36 GG44 4M112 AA01 BA01 CA03 CA08 CA10 EA03 FA08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力を検出する素子部と信号処理機能を
    有する回路部とで構成され、それらが同一のパッケージ
    内に一体に収納されるとともに、 前記回路部が、 素子部からの検出信号をアナログ演算処理する手段と、 特性調整、補償用のビットデータを格納するとともに該
    ビットデータを基に特性調整および補償を行う手段と、 外部配線とのインターフェイスに最適化されたインター
    フェイス手段と、 アナログ演算処理された検出信号をディジタル符号化す
    るA/D変換手段と、 該ディジタル符号を基に所望のシリアル信号に変換する
    ディジタル演算処理手段と、 を備えたことを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 アナログ演算処理された検出信号および
    ディジタル演算処理された検出信号の2つの出力形態を
    選択可能としたアナログ信号出力とシリアル信号出力
    と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の圧力セ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 前記A/D変換手段およびディジタル演
    算処理手段と、インターフェイス手段とを、異なるIC
    内に構成したことを特徴とする請求項1に記載の圧力セ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 第1のICに、ビットデータを格納する
    手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタル符
    号化するA/D変換手段、および該ディジタル符号を基
    に所望のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手
    段を配し、第2のICに、素子部からの検出信号をアナ
    ログ演算処理する手段、ビットデータを基に特性調整お
    よび補償を行う手段、および外部配線とのシリアル出力
    に好適なシリアルインターフェイス手段を配したことを
    特徴とする請求項3に記載の圧力センサ。
  5. 【請求項5】 第1のICに、ビットデータを格納する
    手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタル符
    号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に所望
    のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段、素
    子部からの検出信号をアナログ演算処理する手段、およ
    びビットデータを基に特性調整および補償を行う手段を
    配し、第2のICに、外部配線とのシリアル出力に好適
    なシリアルインターフェイス手段を配したことを特徴と
    する請求項3に記載の圧力センサ。
  6. 【請求項6】 第1のICに、素子部からの検出信号を
    アナログ演算処理する手段、ビットデータを格納すると
    ともに該ビットデータを基に特性調整および補償を行う
    手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタル符
    号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に所望
    のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段を配
    し、第2のICに、外部配線とのインターフェイスに最
    適化されたインターフェイス手段を配するとともに、前
    記第1および第2のICにアナログ演算処理された検出
    信号およびディジタル演算処理された検出信号のための
    2つの出力ポートをそれぞれ設けたことを特徴とする請
    求項3に記載の圧力センサ。
  7. 【請求項7】 第1のICに、素子部からの検出信号を
    アナログ演算処理する手段、ビットデータを格納すると
    ともに該ビットデータを基に特性調整および補償を行う
    手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタル符
    号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に所望
    のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段を配
    し、第2のICに、外部配線とのインターフェイスに最
    適化されたインターフェイス手段を配するとともに、前
    記第1のICにはアナログ演算処理された検出信号およ
    びディジタル演算処理された検出信号のための2つの出
    力ポートを設け、かつアナログ信号の出力ポートを用い
    ると共に、第2のICにアナログ出力に好適なアナログ
    信号のための前記インターフェイス手段を設けたことを
    特徴とする請求項3に記載の圧力センサ。
  8. 【請求項8】 第1のICに、素子部からの検出信号を
    アナログ演算処理する手段、ビットデータを格納すると
    ともに該ビットデータを基に特性調整および補償を行う
    手段、アナログ演算処理された検出信号をディジタル符
    号化するA/D変換手段、該ディジタル符号を基に所望
    のシリアル信号に変換するディジタル演算処理手段を配
    し、第2のICに、外部配線とのインターフェイスに最
    適化されたインターフェイス手段を配し、前記第1のI
    Cにはアナログ演算処理された検出信号およびディジタ
    ル演算処理された検出信号のためのそれぞれアナログ信
    号出力ポートとシリアル信号出力ポートを設け、かつシ
    リアル信号出力ポートを用いると共に、第2のICにシ
    リアル出力に好適なシリアル信号のための前記インター
    フェイス手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載
    の圧力センサ。
  9. 【請求項9】 前記両IC間には、アナログ演算処理さ
    れた検出信号又はディジタル演算処理された検出信号の
    通信を行うための1本の配線を設けたことを特徴とする
    請求項7又は8に記載の圧力センサ。
  10. 【請求項10】 外部電源を入力する電源入力ポート
    と、この電源入力ポートの入力電圧に対しレシオメトリ
    ック性を有しかつ電源入力よりも降圧した電圧を発生す
    る電源回路と、を備え、この電源回路およびインターフ
    ェース手段以外の前記各手段は前記降圧された電源回路
    出力にて動作するように構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の圧力センサ。
  11. 【請求項11】 前記インターフェイス手段を設けたI
    Cが、外部電源を入力する電源入力ポートと、この電源
    入力ポートの入力電圧に対しレシオメトリック性を有し
    かつ電源入力よりも降圧した電圧を発生する電源回路
    と、前記降圧された電源回路出力を他のICに供給する
    ための電源出力ポートと、を配し、前記電源回路および
    インターフェース手段以外の前記各手段は前記降圧され
    た電源回路出力にて動作するように構成したことを特徴
    とする請求項3に記載の圧力センサ。
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