JP2002349703A - シフトバイワイヤシステム - Google Patents

シフトバイワイヤシステム

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JP2002349703A JP2001160132A JP2001160132A JP2002349703A JP 2002349703 A JP2002349703 A JP 2002349703A JP 2001160132 A JP2001160132 A JP 2001160132A JP 2001160132 A JP2001160132 A JP 2001160132A JP 2002349703 A JP2002349703 A JP 2002349703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトバイワイヤシステムにおいて、運転者
のシフトスイッチ操作に応答性よくシフト可能なシフト
バイワイヤシステムを提供すること。 【解決手段】 ドライバにより操作され、パーキングレ
ンジやドライブレンジなどの各レンジに応じたシフトポ
ジションを示すスイッチ信号を出力するシフトスイッチ
4と、自動変速機に設けられ、マニュアルバルブとパー
キングロッドを駆動するシフトアクチュエータと、シフ
トスイッチ4のスイッチ信号を入力し、スイッチ信号が
示すシフトポジションを得る指令を前記シフトアクチュ
エータに出力するシフト制御手段20と、を備えたシフ
トバイワイヤシステムにおいて、シフトスイッチ4の各
レンジに応じたシフトポジションを示すスイッチの中間
に、各レンジの中間位置を示す中間スイッチ11,1
3,15,17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のシフ
トレンジの選択を電気制御に基づくモータ駆動により行
うシフトバイワイヤシステムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、シフトバイワイヤシステムとして
は、例えば、特開平5−87233号公報に記載のもの
が知られている。この公報に記載のシフトバイワイヤシ
ステムは、電気制御に基づいて駆動するモータにより自
動変速機のレンジ切換弁が切り換えられるとともに、レ
ンジ切換弁がディテント機構により複数のレンジポジシ
ョンで位置決めされ、シフトスイッチ信号に応じてレン
ジを切り換えることができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シフトバイワイヤシステムにあっては、以下に示すよう
な問題があった。すなわち、シフトスイッチから出力さ
れた信号に基づいてシフトアクチュエータが作動する
が、シフトスイッチ信号には、図8に示すように、レン
ジスイッチ100が各レンジに配置され、各レンジスイ
ッチ信号が出力されて初めてシフトアクチュエータが作
動する。よって、運転者の操作と実際のシフトアクチュ
エータの駆動との間にタイムラグが発生し、応答性の悪
化を招くという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、自動変速機のシフト
ポジションの選択を電気制御に基づくモータ駆動により
行うシフトバイワイヤシステムにおいて、運転者のシフ
トスイッチ操作に応答性よくシフト可能なシフトバイワ
イヤシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、運転者の操作により、パ
ーキングレンジやドライブレンジなどの各レンジに応じ
たシフトポジションに対するスイッチ信号を出力するシ
フトスイッチと、シフトポジションに応じた位置となる
ようにシフトを行わせる電動式のシフトアクチュエータ
と、前記シフトスイッチのスイッチ信号を入力し、スイ
ッチ信号が示すシフトポジションを得る指令を前記シフ
トアクチュエータに出力するシフト制御手段と、各レン
ジに応じたシフトポジションを示す前記シフトスイッチ
の接点間に設けられ、各レンジの中間位置を示す中間ス
イッチと、を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
のシフトバイワイヤシステムにおいて、前記シフト制御
手段は、入力された前記中間スイッチ信号から前記シフ
トアクチュエータの駆動方向を設定する駆動方向設定部
と、現在のシフトポジションを基準として設定された駆
動方向に位置する次のシフトポジションを目標シフトポ
ジションとして設定する目標シフトポジション設定部
と、現在のシフトポジションから設定された目標シフト
ポジションに応じたシフトアクチュエータ駆動信号を出
力する駆動信号出力部と、を有する手段であることを特
徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明では、ドライバによ
り操作され、パーキングレンジやドライブレンジなどの
各レンジに応じたシフトポジションに対するスイッチ信
号を出力するシフトスイッチと、電動式のシフトアクチ
ュエータと、前記シフトスイッチのスイッチ信号を入力
し、スイッチ信号が示すシフトポジションを得る指令を
前記シフトアクチュエータに出力するシフト制御手段
と、前記シフトスイッチの各レンジに応じたシフトポジ
ションを示すスイッチの間に設けられ、各レンジ間の位
置に応じた信号を無段階に出力する無段階スイッチと、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1記載のシフトバイワ
イヤシステムにあっては、シフトスイッチの各レンジに
応じたシフトポジションに対するスイッチの接点間に、
各レンジの中間位置を示す中間スイッチが設けられたこ
とで、運転者があるレンジから他のレンジに操作すると
き、最初に中間スイッチの信号が出力され、駆動信号を
出力する。すなわち、従来技術では、あるレンジから他
のレンジに到達してからレンジ信号が出力され、シフト
アクチュエータはその後から駆動するため応答遅れが著
しかったが、本請求項1記載の発明では、中間スイッチ
を設けたことで、より早くシフトアクチュエータを駆動
することが可能となり、応答性を高めることができる。
よって、発進クラッチ圧及びプライマリプーリ発生トル
クも応答性よく発生することができる。
【0009】請求項2に記載のシフトバイワイヤシステ
ムにあっては、シフト制御手段において下記の制御が行
われる。すなわち、駆動方向設定部において、入力され
た中間スイッチ信号からシフトアクチュエータの駆動方
向が設定され、目標シフトポジション設定部において、
現在のシフトポジションを基準として設定された駆動方
向に位置する次のシフトポジションが目標シフトポジシ
ョンとして設定され、駆動信号出力部において、現在の
シフトポジションから設定された目標シフトポジション
に応じたシフトアクチュエータ駆動信号が出力される。
これにより、中間スイッチ信号を入力した時点で、中間
スイッチの位置を目標シフトポジションとせず、シフト
アクチュエータの駆動方向に位置する次のシフトポジシ
ョンが目標シフトポジションとして設定されるため、請
求項1に記載の作用効果に加え、更に応答性よくシフト
アクチュエータを駆動することができる。
【0010】請求項3記載のシフトバイワイヤシステム
にあっては、シフトスイッチの各レンジに応じたシフト
ポジションに対するスイッチの間に、各レンジ間の位置
に応じた信号を無段階に出力する無段階スイッチが設け
られたことで、運転者があるレンジから他のレンジに操
作するとき、予め設定されたレンジ領域を外れると、そ
の位置に応じた電流値が出力される。そして、電流値に
応じた位置に駆動するのに必要な駆動信号を出力する。
すなわち、従来技術では、あるレンジスイッチから他の
レンジスイッチに到達してからレンジ信号が出力され、
シフトアクチュエータはその後から駆動するため応答遅
れが著しかったが、請求項2に記載の発明では、あるレ
ンジ領域を外れるとすぐに信号が出力されるため、より
早くシフトアクチュエータを駆動することが可能とな
り、より応答性を高めることができる。よって、発進ク
ラッチ圧及びプライマリプーリ発生トルクも応答性よく
発生することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるシフトバイ
ワイヤシステムを実現する実施の形態を、請求項1に対
応する第1実施例と、請求項2に対応する第2実施例と
に基づいて説明する。
【0012】(第1実施例)まず、構成を説明する。図
1は第1実施例のシフトバイワイヤシステムを表す全体
構成図である。図中1はシフトの選択位置を示すインジ
ケータ、2は運転者に異常を知らせるフェイルランプ、
3はイグニッションスイッチ、4はシフト位置を選択す
るシフトスイッチ、5はシフトロック機構である。ま
た、20はシフトコントロールユニット、40は自動変
速機60を制御するCVTコントロールユニット、50
はエンジンコントロールユニット、60は自動変速機で
あり、61は変速機構部である。尚、本実施例では変速
機構部61にベルト式無段変速機を搭載しているが、有
段変速機であっても何ら問題なく使用できる。30はイ
ンヒビタスイッチ62の近傍に設けられたシフトアクチ
ュエータ、31はメインモータ、32はサブモータであ
る。
【0013】図2は第1実施例のシフトバイワイヤシス
テムを表す全体システム図である。シフトコントロール
ユニット20には、メインモータ31の駆動電圧を演算
するメインCPU21aと、このメインCPU21aに
より演算された駆動電圧をメインモータ31に供給する
メインドライバ21が備えられている。また、サブモー
タ32の駆動電圧を演算するサブCPU22aと、この
サブCPU22aにより演算された駆動電圧をサブモー
タ32に供給するサブドライバ22が備えられている。
これらメインCPU21aとサブCPU22aは常に相
互を監視し、異常を検出することができるよう構成され
ている。また、シフトコントロールユニット20は、変
速機構部61の変速制御を行うCVTコントロールユニ
ット40からの信号が入力されると共に、エンジンコン
トロールユニット50に信号を出力する。
【0014】シフトアクチュエータ30には、メインモ
ータ31又はサブモータ32により駆動する歯車機構3
3と、メインモータ31の温度を検出する温度センサ3
5と、歯車機構33に連結し、インヒビタスイッチ62
を介してシフトレンジをコントロールするコントロール
シャフト36の回転角度を検出するポテンショメータ3
4が備えられ、シフトコントロールユニット20からの
信号に基づいて駆動する。
【0015】図3は第1実施例のシフトスイッチの構成
を表す概略図である。このシフトスイッチ4には、各レ
ンジに対応したスイッチ10,12,14,16,18
に加え、各レンジの中間位置に更にスイッチ11,1
3,15,17が加えられている。
【0016】次に、作用を説明する。 [制御処理]図4はシフトコントロールユニット20で
実行されるNレンジ→Dレンジ方向へシフトチェンジす
る際のシフト位置決め制御処理の流れを示すフローチャ
ートで、以下、各ステップについて説明する。
【0017】ステップ101では、現在のシフトポジシ
ョンを読み込む。
【0018】ステップ102では、シフトスイッチ信号
を読み込む。
【0019】ステップ103では、目標ポジションが更
新されたかどうかを判断し、更新されていればステップ
104へ進み、更新されていなければステップ107へ
進む。
【0020】ステップ104では、目標ポジションを設
定する。
【0021】ステップ105では、現在のポジションと
目標ポジションからモータ駆動量を算出する。
【0022】ステップ106では、モータ駆動信号を出
力する。
【0023】ステップ107では、目標ポジションに到
達したかどうかを判断し、到達していればステップ10
8へ進み、到達していなければステップ101へ進み本
制御を繰り返す。
【0024】ステップ107Aでは、モータ駆動出力を
停止する。
【0025】ステップ108では、Xmsec経過させ、デ
ータの安定を図る。
【0026】ステップ109では、ポテンショメータ値
の変化率が0かどうかを判断し、ポテンショメータ値変
化率=0のときは本制御を終了し、ポテンショメータ値
変化率≠0であればステップ101へ進み、本制御を繰
り返す。
【0027】[作用]図4は従来の中間スイッチの無い
シフトスイッチを用いたシフト制御及び発進クラッチ
圧、プライマリプーリの発生トルクTpriを表すタイ
ムチャートと、第1実施例の中間スイッチを有するシフ
トスイッチを用いたシフト制御及び発進クラッチ圧、プ
ライマリプーリの発生トルクTpriを表すタイムチャ
ートである。ここでは、運転者がNレンジからDレンジ
にシフト操作を行った場合について説明する。
【0028】運転者がNレンジからDレンジに操作する
とき、最初に中間スイッチであるN−Dスイッチ15の
信号が出力される。現在のシフトポジションはNレンジ
であり、シフトスイッチ信号はN−Dレンジであるた
め、目標ポジションをN−Dレンジに設定し、Nレンジ
からN−Dレンジに駆動するのに必要なモータ駆動量を
算出し、メインモータ31に駆動信号を出力する。
【0029】ポテンショメータ値から目標ポジションで
あるN−Dレンジに相当する位置に到達したかどうかを
判断し、到達していなければ、再度現在のシフトポジシ
ョンを読み込む。そして、シフトスイッチ信号を読み込
み、シフトスイッチ信号がDレンジ信号になっていれ
ば、目標ポジションをDレンジに更新し、現在のポジシ
ョンからDレンジに駆動するのに必要なモータ駆動量を
算出し、メインモータ31に駆動信号を出力する。従来
技術では、Dレンジスイッチに到達してからレンジ信号
が出力されるため、シフトアクチュエータ30はその後
から駆動するため応答遅れが著しかったが、本第1実施
例では、中間スイッチを設けたことで、より早くシフト
アクチュエータ30を駆動することが可能となり、応答
性を高めることができる。よって、発進クラッチ圧及び
プライマリプーリ発生トルクも応答性よく発生すること
ができる。
【0030】(第2実施例)第2実施例は、基本的な制
御は第1実施例と同様であるが、シフトスイッチの構成
が異なる。構成の説明については、第2実施例の構成は
第1実施例(図1〜図2)と同様であるので、図示並び
に説明を省略する。
【0031】図6は第2実施例のシフトスイッチの構成
を表す概略図である。このシフトスイッチ4には、各レ
ンジの間にホールセンサ19が設けられている。よっ
て、運転者がシフトスイッチ4を操作し、各レンジ領域
を外れると直ちに信号がシフトコントロールユニット2
0に送信され、その信号に応じてシフトアクチュエータ
30を駆動する。
【0032】次に、作用を説明する。 [作用]図7は従来の中間スイッチの無いシフトスイッ
チを用いたシフト制御を表すタイムチャートと、第2実
施例のホールセンサ10を有するシフトスイッチを用い
たシフト制御及び発進クラッチ圧、プライマリプーリの
発生トルクTpriを表すタイムチャートである。ここ
では、運転者がNレンジからDレンジにシフト操作を行
った場合について説明する。
【0033】運転者がNレンジからDレンジに操作する
とき、予め設定されたPレンジ領域を外れると、その位
置に応じた電流値が出力される。現在のシフトポジショ
ンはNレンジであり、シフトスイッチ信号は位置に応じ
た電流値が出力されているため、目標ポジションを電流
値に応じた位置に設定し、Nレンジから電流値に応じた
位置に駆動するのに必要なモータ駆動量を算出し、メイ
ンモータ31に駆動信号を出力する。
【0034】ポテンショメータ値からシフトスイッチ4
の出力する電流値に相当する位置に到達したかどうかを
判断し、到達していなければ、再度現在のシフトポジシ
ョンを読み込む。そして、シフトスイッチの出力する電
流値を読み込み、目標ポジションを新たな電流値に更新
し、現在のポジションから新たな電流値に相当するポジ
ションに駆動するのに必要なモータ駆動量を算出し、メ
インモータ31に駆動信号を出力する。従来技術では、
Dレンジスイッチに到達してからレンジ信号が出力され
るため、シフトアクチュエータ30はその後から駆動す
るため応答遅れが著しかったが、本第2実施例では、各
レンジ間に位置に応じた電流値を出力するホールセンサ
19を設けたことで、より早くシフトアクチュエータ3
0を駆動することが可能となり、より応答性を高めるこ
とができる。
【0035】(他の実施例)以上、本発明のシフトバイ
ワイヤシステムを第1実施例及び第2実施例に基づき説
明してきたが、具体的な構成については、これらの実施
例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項
に記載された本発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変
更や追加等は許容される。例えば、第1実施例における
シフトコントロールユニット20で実行されるシフト位
置決め制御処理において、駆動方向を設定する設定部を
設け、入力された中間スイッチ信号からシフトアクチュ
エータ30の駆動方向を設定し、現在のシフトポジショ
ンを基準として設定された駆動方向に位置する次のシフ
トポジションを目標シフトポジションとして設定しても
よい。これにより、中間スイッチ信号を入力した時点
で、中間スイッチの位置を目標シフトポジションとせ
ず、シフトアクチュエータの駆動方向に位置する次のシ
フトポジションが目標シフトポジションとして設定され
るため、第1実施例に記載の作用効果に加え、更に応答
性よくシフトアクチュエータ30を駆動することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシフトバイワイヤシステムを示す
全体システム図である。
【図2】第1実施例のシフトバイワイヤシステムの制御
システム図である。
【図3】第1実施例のシフトバイワイヤシステムにおけ
るシフトスイッチを表す概略図である。
【図4】第1実施例のシフトバイワイヤシステムにおけ
る制御を表すフローチャートである。
【図5】第1実施例のシフトバイワイヤシステムにおけ
る制御を表すタイムチャートである。
【図6】第2実施例のシフトバイワイヤシステムにおけ
るシフトスイッチを表す概略図である。
【図7】第2実施例のシフトバイワイヤシステムにおけ
る制御を表すタイムチャートである。
【図8】従来技術のシフトバイワイヤシステムにおける
シフトスイッチを表す概略図である。
【符号の説明】
1 インジケータ 2 フェイルランプ 3 イグニッションスイッチ 4 シフトスイッチ 5 シフトロック機構 6 傾斜角センサ 7 トゥーイングセンサ 8 バッテリ電圧センサ 20 シフトコントロールユニット 21 メインドライバ 21a メインCPU 22 サブドライバ 22a サブCPU 30 シフトアクチュエータ 31 メインモータ 32 サブモータ 33 歯車機構 34 角度センサ 35 温度センサ 36 コントロールシャフト 40 CVTコントロールユニット 50 エンジンコントロールユニット 60 自動変速機 61 変速機構部(ベルト式無段変速機) 100 レンジスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の操作により、パーキングレンジ
    やドライブレンジなどの各レンジに応じたシフトポジシ
    ョンに対するスイッチ信号を出力するシフトスイッチ
    と、 シフトポジションに応じた位置となるようにシフトを行
    わせる電動式のシフトアクチュエータと、 前記シフトスイッチのスイッチ信号を入力し、スイッチ
    信号が示すシフトポジションを得る指令を前記シフトア
    クチュエータに出力するシフト制御手段と、 各レンジに応じたシフトポジションを示す前記シフトス
    イッチの接点間に設けられ、各レンジの中間位置を示す
    中間スイッチと、 を備えたことを特徴とするシフトバイワイヤシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシフトバイワイヤシス
    テムにおいて、 前記シフト制御手段は、入力された前記中間スイッチ信
    号から前記シフトアクチュエータの駆動方向を設定する
    駆動方向設定部と、現在のシフトポジションを基準とし
    て設定された駆動方向に位置する次のシフトポジション
    を目標シフトポジションとして設定する目標シフトポジ
    ション設定部と、現在のシフトポジションから設定され
    た目標シフトポジションに応じたシフトアクチュエータ
    駆動信号を出力する駆動信号出力部と、を有する手段で
    あることを特徴とするシフトバイワイヤシステム。
  3. 【請求項3】 ドライバにより操作され、パーキングレ
    ンジやドライブレンジなどの各レンジに応じたシフトポ
    ジションに対するスイッチ信号を出力するシフトスイッ
    チと、 電動式のシフトアクチュエータと、 前記シフトスイッチのスイッチ信号を入力し、スイッチ
    信号が示すシフトポジションを得る指令を前記シフトア
    クチュエータに出力するシフト制御手段と、 前記シフトスイッチの各レンジに応じたシフトポジショ
    ンを示すスイッチの間に設けられ、各レンジ間の位置に
    応じた信号を無段階に出力する無段階スイッチと、 を備えたことを特徴とするシフトバイワイヤシステム。
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