JP2002348138A - 楕円コア光ファイバの製造方法及び楕円コア光ファイバの製造に用いるための加工プリフォーム - Google Patents

楕円コア光ファイバの製造方法及び楕円コア光ファイバの製造に用いるための加工プリフォーム

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JP2002348138A
JP2002348138A JP2002076521A JP2002076521A JP2002348138A JP 2002348138 A JP2002348138 A JP 2002348138A JP 2002076521 A JP2002076521 A JP 2002076521A JP 2002076521 A JP2002076521 A JP 2002076521A JP 2002348138 A JP2002348138 A JP 2002348138A
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Japan
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preform
optical fiber
core
aspect ratio
elliptical
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Shuji Okagawa
周司 岡川
Hideo Kato
英郎 加藤
Kenji Yagi
賢二 八木
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Original Assignee
Moritex Corp
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
    • C03B37/01225Means for changing or stabilising the shape, e.g. diameter, of tubes or rods in general, e.g. collapsing
    • C03B37/01228Removal of preform material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2203/00Fibre product details, e.g. structure, shape
    • C03B2203/10Internal structure or shape details

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Abstract

(57)【要約】 【課題】円形のクラッドの中心に円形のコアが配置され
たプリフォームを扁平に加工した後、加熱線引きして楕
円コア光ファイバを製造する方法が提案されているが、
従来では、所望の寸法のものを確実に製造することはで
きなかった。 【解決手段】そこで本発明では、扁平に加工したプリフ
ォームのアスペクト比と、楕円コア光ファイバの楕円コ
アのアスペクト比との対応関係から、楕円コアの所望の
アスペクト比を得るための加工プリフォームのアスペク
ト比を求めると共に、加工プリフォームのアスペクト比
とコア断面積比との対応関係から、所望のコア断面積比
を得るための元プリフォームのコア/外径比を求め、そ
の元プリフォームを加工して、上記アスペクト比の加工
プリフォームを構成することを提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の仕様の楕円
コア光ファイバを製造することのできる楕円コア光ファ
イバの製造方法及びそれに使用するプリフォームに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】楕円コア光ファイバは、従来より偏波面
保存光ファイバとして知られている。偏波面保存光ファ
イバは、通常のシングルモード光ファイバが、微弱な外
乱(例えば温度・圧力・振動等)の影響を受けてモード
変換や偏光状態の乱れを起こしやすく、光を、その位相
情報や偏光状態を安定に保持して伝搬させることが困難
であることから案出されたものである。
【0003】即ち、理想的なシングルモード光ファイバ
の固有の直交偏波モード間の伝搬定数差Δβ=βx−β
yは0であるが、実際の光ファイバでは、コアが真円で
はなく不均一歪を含んでいるため0ではない。このよう
な自然複屈折性のために、光ファイバ内を僅かに異なる
速度で伝搬しているx方向の偏波モードと、y方向の偏
波モードの間でモード変換を生じやすいという問題があ
る。
【0004】そこで、2つの直交偏波モード間の伝搬定
数差Δβを大きくすることにより、モード変換を生じ難
くし、微弱な外乱では偏光状態が乱されないようにシン
グルモード光ファイバの特性を向上させたものが偏波面
保存光ファイバである。
【0005】そして、このような偏波面保存光ファイバ
に用いる楕円コア光ファイバの製造方法として、断面円
形のクラッドの中心に断面円形のコアが配置されたプリ
フォームの周面を、その中心線から等距離にある平行な
弦に沿って研削加工して扁平状なプリフォームとした
後、この加工プリフォームを加熱線引きする方法が従来
知られている。(特開平6−235838号公報参照)
【0006】即ち、この方法では、元となるプリフォー
ムを、その中心線から等距離にある平行な弦に沿って研
削加工した後、加熱して線引きすることにより、溶融さ
れたプリフォームの先端側から光ファイバが紡糸され
る。この際、溶融部では、光ファイバの表面に作用する
表面張力により、クラッドの、上記平行に研削加工され
た部分が円弧部よりも相対的に膨出して全体が円形断面
となるように変形されるので、これに伴い円形コアが楕
円形に変形されて楕円コア光ファイバとなるのである。
【0007】ここで、偏波面保存光ファイバは、最終的
な楕円コアの形状を特定の所望の寸法にしなければなら
ないというものではなく、極端に言えば、コアが円形で
はなく、楕円形に形成されていれば足りるのである。
【0008】即ち、偏波面保存光ファイバは、固有の直
交偏波モード間の伝搬定数差を大きくしてやればよいの
であるから、楕円コアの短径と長径の比を特定の寸法に
なるように製造する必要はなく、同じ寸法に設計された
プリフォームを用いて、同じ条件で加熱線引きすること
により、結果として楕円コアの形状が一定の光ファイバ
が製造できれば足りる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
グレーデッドインデックス(GI)型の楕円コア光ファ
イバを、半導体レーザと光ファイバとの接続損失を低減
するための界分布変換光ファイバとして用いることが提
案されている。
【0010】この界分布変換光ファイバは、半導体レー
ザのように縦方向と横方向で広がり角度が異なる光を円
形コアの光ファイバに導くために、楕円形断面のスポッ
ト光を円形断面のスポット光に変換するものであり、こ
のような光ファイバでは、使用する半導体レーザのスポ
ット光のアスペクト比に合わせて、楕円コアの寸法を厳
密に制御する必要がある。
【0011】ところが、上述したような従来の方法のよ
うに、単に、プリフォームを、その中心線から等距離に
ある平行な弦に沿って研削加工した後、加熱して線引き
したとしても、楕円コアの寸法を、所望の寸法に制御す
ることはできない。
【0012】このため従来では、予め異なる条件で製造
された様々な寸法の楕円コア光ファイバから、楕円コア
が所望の特定の寸法のものを選ぶしかなく、半導体レー
ザの特性に応じた寸法の楕円コア光ファイバがない場合
には、その寸法に近いもので代用しなければならず、こ
の場合には、光損失を十分に低減することができなかっ
た。
【0013】一方、従来では、任意の所望の寸法の楕円
コア光ファイバを製造しようとしてもプリフォームの形
状を特定することができず、所望の寸法の楕円コア光フ
ァイバを得るための扁平プリフォームの形状を特定する
ためには、様々な形状のプリフォームを構成し、それら
を用いて楕円コア光ファイバを試験的に製造して、夫々
の寸法を測定するという試行錯誤が必要であり、非常に
無駄が多いという問題があった。
【0014】そこで本発明では、このような課題を解決
して、任意の所望の寸法の楕円コア光ファイバを確実且
つ容易に製造できるようにすることを目的とするもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、まず、円形のクラッドの中心に円形
のコアが配置された構成の元プリフォームの周面を扁平
に加工して加工プリフォームを構成した後、加熱線引き
して楕円コア光ファイバを製造する際、加工プリフォー
ムの材質及び加熱線引きする際の条件において、上記加
工プリフォームのアスペクト比と、楕円コア光ファイバ
の楕円コアのアスペクト比との対応関係から、楕円コア
の所望のアスペクト比を得るための加工プリフォームの
アスペクト比を求めると共に、プリフォームのコア/外
径比に対する、加工プリフォームのアスペクト比とコア
断面積比との対応関係から、楕円コア光ファイバの所望
のコア断面積比を得るための元プリフォームのコア/外
径比を求め、求めたコア/外径比の元プリフォームを加
工して、上記アスペクト比の加工プリフォームを構成す
ることを特徴とする楕円コア光ファイバの製造方法を提
案するものである。
【0016】上述したとおり、円形のクラッドの中心に
円形のコアが配置された構成の元プリフォームの周面を
加工して加工プリフォームを構成した後、加熱線引きし
て、溶融された加工プリフォームの先端側から光ファイ
バを紡糸する方法では、溶融部において光ファイバの表
面に作用する表面張力により、扁平な部分が円弧部より
も相対的に膨出して全体が円形断面となるように変形さ
れ、これに伴い円形コアが楕円形に変形されて楕円コア
光ファイバとなるのであるから、製造される楕円コア光
ファイバの楕円コアのアスペクト比は、加工プリフォー
ムのアスペクト比に応じて変化する。即ち、それらの間
には、ある特定の対応関係が存在する。
【0017】一方、あるコア/外径比の元プリフォーム
を加工して加工プリフォームを構成する際、加工プリフ
ォームのコア断面積比は、アスペクト比に応じて変化
し、即ち、それらの間には、ある特定の対応関係が存在
する。また、上記紡糸の前後においてコア断面積比は、
基本的には維持されると考えられる。このことから、プ
リフォームのコア/外径比に対する、加工プリフォーム
のアスペクト比とコア断面積比との対応関係から、楕円
コア光ファイバの所望のコア断面積比を得るための元プ
リフォームのコア/外径比を求めることができる。
【0018】これらのことから、所望のコア断面積比と
楕円コアのアスペクト比を有する楕円コア光ファイバを
製造する場合には、加工プリフォームのアスペクト比
と、楕円コア光ファイバの楕円コアのアスペクト比との
対応関係から、楕円コアの所望のアスペクト比を得るた
めの加工プリフォームのアスペクト比を求め、そして、
プリフォームのコア/外径比に対する、加工プリフォー
ムのアスペクト比とコア断面積比との対応関係から、上
記アスペクト比で、且つ、コア断面積比が、楕円コア光
ファイバの所望のコア断面積比と等しい加工プリフォー
ムを加工により得るための元プリフォームのコア/外径
比を求めることができ、こうして、所望のコア断面積比
と楕円コアのアスペクト比を有する楕円コア光ファイバ
を製造するための元プリフォーム及びそれから構成する
加工プリフォームの構成を特定することができる。
【0019】以上の各対応関係、即ち、加工プリフォー
ムのアスペクト比と、楕円コア光ファイバの楕円コアの
アスペクト比との対応関係、及びプリフォームのコア/
外径比に対する、加工プリフォームのアスペクト比とコ
ア断面積比との対応関係は、光ファイバの材質及び加工
プリフォームを加熱線引きする際の各条件が異なる場合
においては異なるものの、同一条件のもとでは同じと考
えられる。
【0020】そこで本発明では、次に、上記の方法を具
体化する方法として、加工プリフォームのアスペクト比
と、楕円コア光ファイバの楕円コアのアスペクト比との
対応関係、及びプリフォームのコア/外径比に対する、
加工プリフォームのアスペクト比とコア断面積比との対
応関係は、光ファイバの材質及び加工プリフォームを加
熱線引きする際の各条件において予め求めて記憶してお
き、記憶された対応関係により、楕円コアの所望のアス
ペクト比を得るための加工プリフォームのアスペクト比
と、楕円コア光ファイバの所望のコア断面積比を得るた
めのもとプリフォームのコア/外径比を求めることを提
案する。
【0021】そして本発明では、上記の方法において、
各対応関係は関数式の形で記憶したり、あるいはテーブ
ルの形で記憶することを提案する。
【0022】そして本発明では、上記方法において、加
工プリフォームを加熱線引きする際の条件は、加熱温度
が2000〜2300 ℃、線引き速度が10 〜 100m/minの範
囲とすることを提案する。
【0023】そして本発明では、以上の方法において、
加工プリフォームのアスペクト比と、楕円コア光ファイ
バの楕円コアのアスペクト比との対応関係は、加工プリ
フォームのアスペクト比をr/x、楕円コアのアスペク
ト比をa/bとした場合、下式で表されるものとし、n
は1.6〜2.4の範囲内にある値とすることを提案する。 r/x=(a/b)1/n (ただし、楕円コア光ファイバの楕円コアに関し、a:
長半径、b:短半径であり、プリフォームに関し、r:
クラッド半径、x:扁平に加工された部分の半幅であ
る。)
【0024】更に本発明は、以上の方法において、加工
プリフォームは、まず元プリフォームのクラッドの外周
を、中心線から等距離にある平行な弦に沿って研削して
構成することを提案する。
【0025】このような加工プリフォームでは、製造す
る楕円コア光ファイバのクラッド半径、楕円コアの長半
径及び短半径に対して、プリフォーム(元及び加工プリ
フォーム)のコア/外径比は下式で表される。 c/r=[ab(π−2θ+2cosθsinθ)/(π
2)]1/2 (ただし、楕円コア光ファイバに関し、f:クラッド半
径、a:長半径、b:短半径であり、プリフォームに関
し、c:コア半径、r:クラッド半径、x:平行に研削
された部分の半幅、θ=arccos(x/r)である。
【0026】また本発明では、上記の加工プリフォーム
において、弦の両端側に対応する角部を平面又は曲面で
研削して加工プリフォームを構成することができる。
【0027】また本発明では、以上の方法において、加
工プリフォームは、元プリフォームのクラッドの外周
を、楕円形状に研削して構成することもできる。
【0028】また本発明では、円形のクラッドの中心に
円形のコアが配置された構成の元プリフォームの周面を
加工して加工プリフォームを構成した後、加熱線引きし
て楕円コア光ファイバを製造する方法に用いる加工プリ
フォームであって、そのアスペクト比は、楕円コア光フ
ァイバの楕円コアのアスペクト比との対応関係から求め
られると共に、この加工プリフォームを加工する元プリ
フォームのコア/外径比は、コア/外径比に対する、加
工プリフォームのアスペクト比とコア断面積比との対応
関係から求められることを特徴とする楕円コア光ファイ
バの製造に用いる加工プリフォームを提案するものであ
る。
【0029】そして本発明では、上記加工プリフォーム
において、そのアスペクト比と、楕円コア光ファイバの
楕円コアのアスペクト比との対応関係は、加工プリフォ
ームのアスペクト比をr/x、楕円コアのアスペクト比
をa/bとした場合、下式で表されるものとし、nは1.6
〜2.4の範囲内にある値とすることを提案する。 r/x=(a/b)1/n
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の根拠及び実施の形態
を図を参照して説明する。図1は本発明に使用する加工
プリフォームを概念的に示す断面図、図2はこの加工プ
リフォームを加熱線引きして製造される楕円コア光ファ
イバを概念的に示す断面図である。
【0031】まず、図1に示されるように加工プリフォ
ーム1は、図中一点鎖線で示した元プリフォームの円形
クラッド2の中心に、例えばグレーデッドインデックス
型の円形コア3が配置されており、その周面が、中心線
CLからxの等距離にある平行な弦4,4に沿って研削
されて構成されている。この加工プリフォーム1のクラ
ッド半径をr、コア半径をc、平行に研削された部分の
半幅(平行部半幅)をxで表している。
【0032】このような構成の加工プリフォーム1を加
熱線引きして、溶融された加工プリフォームの先端側か
ら光ファイバを紡糸すると、溶融部においてクラッドの
表面に作用する表面張力により、研削された部分が円弧
部よりも相対的に膨出してクラッド6全体が円形断面と
なるように変形され、これに伴い加工プリフォーム1で
は円形だった円形コア3が、楕円形に変形されてクラッ
ド6の中心に楕円コア7が形成される。この状態におけ
る楕円コア光ファイバ5のクラッド6の半径をf、楕円
コア7の長半径をa、短半径をbで表している。
【0033】図3は、様々な寸法に構成した加工プリフ
ォーム1を加熱線引きして楕円コア光ファイバを試作し
た実例の各値を示すものである。また図4は製造した楕
円コア光ファイバの実測値を、加工プリフォーム1のア
スペクト比(ここではクラッド半径rと平行部半幅xの
比を称する):r/xを横軸とし、楕円コア7のアスペ
クト比(ここでは長半径aと短半径bの比を称する):
a/bを縦軸とした表にプロットしたものである。
【0034】尚、上記試作においては、加工プリフォー
ム1を加熱線引きする際の条件は、加熱温度が2000〜23
00℃、線引き速度が10〜100m/minの範囲で行ってい
る。
【0035】この結果から、楕円コア7のアスペクト比
(a/b)と加工プリフォーム1のアスペクト比(r/
x)の対応関係は、下式 (a/b)=(r/x) で表すことができるとの知見を得た。そして、図4に示
すように、この試作結果では、nは1.6〜2.4の範
囲のいずれかの値として捉えられるとの知見を得た。こ
のnは、光ファイバの材質や加熱線引きする際の条件等
に応じて異なるもので、同一条件においては同一となる
ものと思われる。
【0036】以上のことから、上記試作の条件の範囲に
おいて、所望のアスペクト比の楕円コアを有する楕円コ
ア光ファイバを製造する場合には、下式の対応関係によ
り加工プリフォーム1のアスペクト比を求められること
がわかる。 r/x=(a/b)1/n ……(1) ただし、上述したとおりnは1.6〜2.4の範囲内にある値
で、この値は、光ファイバの材質や加熱線引きする際の
条件等に応じて選択されるものである。
【0037】次に図5、図6は、製造される楕円コア光
ファイバ5の径φ125μmに対して、加工プリフォーム
1のアスペクト比と、そのコア断面積比との対応関係
を、加工プリフォーム1のアスペクト比の逆数(x/
r)を横軸とし、またコア断面積比を縦軸とし、元プリ
フォームのコア/外径比(即ち、コア半径/クラッド半
径比)をパラメータとして表したものである。これらの
対応関係は後述するように計算により理論的に得られる
ものである。尚、図5、図6は夫々Δ1.5%、Δ2.
0%のGI(グレーテッドインデックス)型楕円コア光
ファイバの場合である。
【0038】図5、図6に示すように、あるコア/外径
比の元プリフォームを扁平に加工して加工プリフォーム
1を構成する際、加工プリフォーム1のコア断面積比
は、そのアスペクト比に応じて変化し、即ち、それらの
間には特定の対応関係が存在することがわかる。一方、
上述したとおり上記紡糸の前後においてコア断面積比
が、基本的には維持されると考えられるため、図5、図
6に示されるようにコア/外径比に対する、加工プリフ
ォーム1のアスペクト比とコア断面積比との対応関係か
ら、楕円コア光ファイバの所望のコア断面積比を得るた
めの加工プリフォーム1のコア/外径比を求めることが
できることがわかる。
【0039】ここで以上を数式で説明すると、次のとお
りである。図1において、加工プリフォーム1の弦4と
直交する半径と、弦4の端点を通る半径の成す角度をθ
とすると、加工プリフォーム1の断面積Sp、コア断面
積Sc、製造された楕円コア光ファイバ5の断面積S
f、楕円コア断面積Sabは、夫々以下のように表すこと
ができる。 Sp=r2(π−2θ+2cosθsinθ) ………(3) Sc=πc2 …………(4) Sf=πf2 …………(5) Sab=πab ………(6)
【0040】一方、上述したとおり上記紡糸の前後にお
いてコア断面積比が基本的に維持されると考えると次式
が成り立つ。 Sc/Sp=Sab/Sf ………(2)
【0041】以上の(2)〜(6)式より、プリフォー
ム(元及び加工プリフォーム)のコア/外径比(c/
r)は次式のように表すことができる。 c/r=[ab(π−2θ+2cosθsinθ)/(πf2)]1/2 ……(7) (ただし、θ=arccos(x/r)である。)
【0042】これらのことから、所望のコア断面積比
と、楕円コアのアスペクト比を有する楕円コア光ファイ
バを製造する場合には、まず図4に示される、加工プリ
フォーム1のアスペクト比(r/x)と、楕円コア光フ
ァイバ5の楕円コア7のアスペクト比(a/b)との対
応関係から得られる(1)式により、楕円コア7の所望
のアスペクト比を得るための加工プリフォーム1のアス
ペクト比を求め、次いで、図5又は図6に示される、プ
リフォームのコア/外径比に対する、加工プリフォーム
1のアスペクト比とコア断面積比との対応関係から、上
記アスペクト比で、且つ、コア断面積比が、楕円コア光
ファイバ5の所望のコア断面積比と等しい加工プリフォ
ーム1を加工により得るための元プリフォームのコア/
外径比を求めることができ、こうして、所望のコア断面
積比と楕円コア7のアスペクト比を有する楕円コア光フ
ァイバ5を製造するための元プリフォーム及びそれから
構成する加工プリフォーム1の構成を特定することがで
きる。
【0043】以上の説明では、上記紡糸の前後において
コア断面積比が維持されることを前提としているが、あ
る製造条件においてコア断面積比が変化するような場合
には、その製造条件における、コア断面積比の変化割合
を上記加工プリフォームの構成の特定に加味することが
できる。
【0044】以上に説明した加工プリフォーム1の構成
の特定の手順の例を次に説明する。図7は楕円コア光フ
ァイバ5の目標仕様と、この楕円コア光ファイバ5を製
造するために特定した加工プリフォーム1の構成を示す
表である。この手順の例では、この表に示されるよう
に、楕円コア光ファイバ5に関し、(2)式の右辺で求
めたコア断面積比と、このコア断面積比/0.9の値を
求めている。前者のコア断面積比は、上記紡糸の前後に
おいてコア断面積比が変化しない場合に対応し、また後
者のコア断面積比は、上記紡糸の前後においてコア断面
積比が10%減少する場合に対応している。また加工プ
リフォーム1に関して、アスペクト比の逆数は、上記
(1)式の逆数として求めている。この例の場合、上記
値n=2に設定している。
【0045】まずΔ1.5%、Δ2.0%の楕円コア光
ファイバに関して、その目標仕様のうち、楕円コア5の
アスペクト比(a/b=3.47)に対して、(1)式
の逆数により、加工プリフォーム1のアスペクト比の逆
数(x/r=0.537)を求める。次いで、図5、図
6において、このアスペクト比の逆数(x/r=0.5
37)に対応する垂直線と、上記コア断面積比及びコア
断面積比/0.9の水平線(太実線及び破線)間で交わ
るコア/外径比の元プリフォームを選択する。即ち、Δ
1.5%の楕円コア光ファイバの場合には、図4からコ
ア/外径比=16/125の元プリフォームを選択し
て、それをアスペクト比r/x=1/0.537=1.86とな
るように切削し、またΔ2.0%の楕円コア光ファイバ
の場合には、図5からコア/外径比=19/125の元
プリフォームを選択して、それを上記アスペクト比とな
るように切削して、加工プリフォームを構成する。
【0046】以上に説明した手順の例では、加工プリフ
ォームを構成するための元プリフォームのコア/外径比
は、それを段階的に異ならせて予め設定された複数の中
から選択するようにしているが、次に示す例では、加工
プリフォームを構成するための元プリフォームのコア/
外径比を(7)式から直接的に求めている。
【0047】即ち、他の試作例として、クラッド半径f
=62.5μm、楕円コアの長半径a=19.8μm、
短半径b=5.4μm、アスペクト比a/b=3.67
の楕円コア光ファイバを製造する場合を説明する。この
試作例では、以前実測された条件と等しい値として、上
記(1)式の値をn=2.15と設定すると、(1)式
から、平行に研削された部分の半幅xとクラッド半径の
比x/r、即ち加工プリフォームのアスペクト比の逆数
は、x/r=0.5464と求められる。一方、(7)
式から、加工プリフォームのコア/外径比は、c/r=
0.1343と算出される。
【0048】これらの値から、加工プリフォーム1のク
ラッド半径r=11.47mmの場合には、コア半径c
=1.54mm、平行に研削する部分の半幅x=6.2
7mmと算出される。従って、クラッド半径r=11.
47mm、コア半径c=1.54mmの元プリフォーム
を、上記半幅x=6.27mmで平行に研削して加工プ
リフォームを構成し、これを使用すればよい。
【0049】図8は以上のように構成した加工プリフォ
ームにより製造したΔ1.5%楕円コア光ファイバの試
作結果を示す表である。この試作結果からわかるよう
に、製造された楕円コア光ファイバの楕円コア5のアス
ペクト比は、目標とするアスペクト比(a/b=3.4
7)に対して、3.65と、5%増程度の誤差しかな
く、またコア断面積比は加工プリフォームと楕円コア光
ファイバとでほぼ等しい結果が得られた。
【0050】以上に説明した加工プリフォームは、円形
のプリフォームの円形クラッド2の外周を、中心線から
等距離にある平行な弦4,4に沿って研削して構成した
ものであるが、加工プリフォーム1は、その他、図9、
図10に示すような構成とすることもできる。即ち、図
9に示される加工プリフォーム1は、図1に示されるも
のと同様に、円形のプリフォームの円形クラッド2の外
周を、中心線から等距離にある平行な弦4,4に沿って
研削すると共に、弦4,4の両端側に対応する角部を平
面8で研削し、面取りして構成したものである。また、
他の例としては、角部の面取りを平面8でなく、円筒面
等の曲面で行っても良い。また、図10に示される加工
プリフォーム1は、円形プリフォームのクラッドの外周
を楕円形状に研削して構成したものである。
【0051】以上に説明したいずれの構成の加工プリフ
ォームを採用する場合においても、それらの構成の夫々
につき、加工プリフォームのアスペクト比と、楕円コア
光ファイバの楕円コアのアスペクト比との対応関係、及
びプリフォームのコア/外径比に対する、加工プリフォ
ームのアスペクト比とコア断面積比との対応関係を、光
ファイバの材質及び加工プリフォームを加熱線引きする
際の各条件において、多数の試作結果から予め求めて記
憶し、夫々の構成の加工プリフォームに対して、記憶さ
れた夫々の対応関係により、楕円コアの所望のアスペク
ト比を得るための加工プリフォームのアスペクト比と、
楕円コア光ファイバの所望のコア断面積比を得るための
プリフォームのコア/外径比を求めることができる。
【0052】この場合、各対応関係の記憶は、関数式の
形で記憶することもできるし、テーブルの形で記憶する
こともできる。
【0053】尚、以上に詳述した本発明の製造方法が対
象とする楕円コア光ファイバは、上述したように半導体
レーザの扁平状レーザ光を、円形コアを有するシングル
モード光ファイバに導くための界分布変換光ファイバと
して使用する楕円コア光ファイバに限らず、楕円コアを
有する適宜の楕円コア光ファイバにも拡張できるもので
ある。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、円形のクラッドの中心に円形のコアが配置された構
成のプリフォームの周面を扁平に加工して加工プリフォ
ームを構成した後、加熱線引きして楕円コア光ファイバ
を製造する方法において、所望の特定の寸法の楕円コア
光ファイバを製造するための加工プリフォームの形状
を、予め求められた対応関係を用い、楕円コア光ファイ
バの各寸法に基づいて設計することができる。そして、
このように設計された加工プリフォームを加熱線引きす
ることにより、所望の特定の寸法の楕円コア光ファイバ
を、確実且つ容易に製造することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法に使用するプリフォーム、
即ち加工プリフォームの一例を概念的に示す断面図であ
る。
【図2】 本発明の製造方法により製造する楕円コア光
ファイバの一例を概念的に示す断面図である。
【図3】 本発明の製造方法に使用した様々な寸法の加
工プリフォームと、それらの加工プリフォームにより製
造した楕円コア光ファイバの例を示す表である。
【図4】 図3に示す製造例に基づいて得られた、加工
プリフォームのアスペクト比と楕円コア光ファイバの楕
円コアのアスペクト比との対応関係を示すグラフであ
る。
【図5】 Δ1.5%GI型楕円コア光ファイバに関
し、加工プリフォームのアスペクト比とコア断面積比と
の対応関係を、加工プリフォームのアスペクト比の逆数
を横軸とし、コア断面積比を縦軸とし、プリフォームの
コア/外径比をパラメータとして表したグラフである。
【図6】 Δ2.0%GI型楕円コア光ファイバに関
し、加工プリフォームのアスペクト比とコア断面積比と
の対応関係を、加工プリフォームのアスペクト比の逆数
を横軸とし、コア断面積比を縦軸とし、プリフォームの
コア/外径比をパラメータとして表したグラフである。
【図7】 製造する楕円コア光ファイバの目標仕様と、
それを製造するために特定した加工プリフォームの構成
を示す表である。
【図8】 加工プリフォームと、それにより製造したΔ
1.5%楕円コア光ファイバの寸法を示す表である。
【図9】 本発明の製造方法に使用する加工プリフォー
ムの他の例を概念的に示す断面図である。
【図10】 本発明の製造方法に使用する加工プリフォ
ームの更に他の例を概念的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 加工プリフォーム 2 クラッド 3 円形コア 4 弦 5 楕円コア光ファイバ 6 クラッド 7 楕円コア 8 平面(面取り部分) CL 中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 賢二 栃木県矢板市中字長峰1052−2 株式会社 モリテックス矢板事業所内 Fターム(参考) 2H050 AA02 AB03Z AC47 AD16 4G021 BA00 HA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形のクラッドの中心に円形のコアが配
    置された構成の元プリフォームの周面を扁平に加工して
    加工プリフォームを構成した後、加熱線引きして楕円コ
    ア光ファイバを製造する際、加工プリフォームの材質及
    び加熱線引きする際の条件における、上記加工プリフォ
    ームのアスペクト比と、楕円コア光ファイバの楕円コア
    のアスペクト比との対応関係から、楕円コアの所望のア
    スペクト比を得るための加工プリフォームのアスペクト
    比を求めると共に、プリフォームのコア/外径比に対す
    る、加工プリフォームのアスペクト比とコア断面積比と
    の対応関係から、楕円コア光ファイバの所望のコア断面
    積比を得るための元プリフォームのコア/外径比を求
    め、求めたコア/外径比の元プリフォームを加工して、
    上記アスペクト比の加工プリフォームを構成することを
    特徴とする楕円コア光ファイバの製造方法
  2. 【請求項2】 加工プリフォームのアスペクト比と、楕
    円コア光ファイバの楕円コアのアスペクト比との対応関
    係、及びプリフォームのコア/外径比に対する、加工プ
    リフォームのアスペクト比とコア断面積比との対応関係
    は、光ファイバの材質及び加工プリフォームを加熱線引
    きする際の各条件において予め求めて記憶し、記憶され
    た対応関係により、楕円コアの所望のアスペクト比を得
    るための加工プリフォームのアスペクト比と、楕円コア
    光ファイバの所望のコア断面積比を得るための元プリフ
    ォームのコア/外径比を求めることを特徴とする請求項
    1に記載の楕円コア光ファイバの製造方法
  3. 【請求項3】 各対応関係は関数式の形で記憶すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の楕円コア光ファイ
    バの製造方法
  4. 【請求項4】 各対応関係はテーブルの形で記憶するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の楕円コア光ファ
    イバの製造方法
  5. 【請求項5】 加工プリフォームを加熱線引きする際の
    条件は、加熱温度が2000〜2300 ℃、線引き速度が10 〜
    100m/ minの範囲であることを特徴とする請求項1〜
    4までのいずれか1項に記載の楕円コア光ファイバの製
    造方法
  6. 【請求項6】 加工プリフォームのアスペクト比と、楕
    円コア光ファイバの楕円コアのアスペクト比との対応関
    係は、加工プリフォームのアスペクト比をr/x、楕円
    コアのアスペクト比をa/bとした場合、下式で表され
    るものとし、nは1.6〜2.4の範囲内にある値とすること
    を特徴とする請求項1〜5までのいずれか1項に記載の
    楕円コア光ファイバの製造方法 r/x=(a/b)1/n (ただし、楕円コア光ファイバの楕円コアに関し、a:
    長半径、b:短半径であり、プリフォームに関し、r:
    クラッド半径、x:扁平に加工された部分の半幅であ
    る。)
  7. 【請求項7】 加工プリフォームは、元プリフォームの
    クラッドの外周を、中心線から等距離にある平行な弦に
    沿って研削して構成することを特徴とする請求項1〜6
    までのいずれか1項に記載の楕円コア光ファイバの製造
    方法
  8. 【請求項8】 製造する楕円コア光ファイバのクラッド
    半径、楕円コアの長半径及び短半径に対して、元プリフ
    ォームのコア/外径比は下式で表されるものとすること
    を特徴とする請求項7に記載の楕円コア光ファイバの製
    造方法 c/r=[ab(π−2θ+2cosθsinθ)/(π
    2)]1/2 (ただし、楕円コア光ファイバに関し、f:クラッド半
    径、a:長半径、b:短半径であり、プリフォームに関
    し、c:コア半径、r:クラッド半径、x:平行に研削
    された部分の半幅、θ=arccos(x/r)である。
  9. 【請求項9】 加工プリフォームは、元プリフォームの
    クラッドの外周を、中心線から等距離にある平行な弦に
    沿って研削すると共に、弦の両端側に対応する角部を平
    面又は曲面で面取りして構成することを特徴とする1〜
    6までのいずれか1項に記載の楕円コア光ファイバの製
    造方法
  10. 【請求項10】 加工プリフォームは、元プリフォーム
    のクラッドの外周を、楕円形状に研削して構成すること
    を特徴とする請求項1〜6までのいずれか1項に記載の
    楕円コア光ファイバの製造方法
  11. 【請求項11】 円形のクラッドの中心に円形のコアが
    配置された構成の元プリフォームの周面を扁平に加工し
    て加工プリフォームを構成した後、加熱線引きして楕円
    コア光ファイバを製造する方法に用いる加工プリフォー
    ムであって、そのアスペクト比は、楕円コア光ファイバ
    の楕円コアのアスペクト比との対応関係から求められる
    と共に、この加工プリフォームを加工する元プリフォー
    ムのコア/外径比は、コア/外径比に対する、加工プリ
    フォームのアスペクト比とコア断面積比との対応関係か
    ら求められることを特徴とする楕円コア光ファイバの製
    造に用いる加工プリフォーム
  12. 【請求項12】 加工プリフォームのアスペクト比と、
    楕円コア光ファイバの楕円コアのアスペクト比との対応
    関係は、加工プリフォームのアスペクト比をr/x、楕
    円コアのアスペクト比をa/bとした場合、下式で表さ
    れるものとし、nは1.6〜2.4の範囲内にある値とするこ
    とを特徴とする請求項11に記載の楕円コア光ファイバ
    の製造に用いる加工プリフォーム r/x=(a/b)1/n (ただし、楕円コア光ファイバの楕円コアに関し、a:
    長半径、b:短半径であり、プリフォームに関し、r:
    クラッド半径、x:平行に研削された部分の半幅であ
    る。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113548797A (zh) * 2021-07-02 2021-10-26 哈尔滨工程大学 一种椭圆芯光纤的制备方法

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