JP2002346539A - 汚染土壌の浄化方法 - Google Patents

汚染土壌の浄化方法

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JP2002346539A
JP2002346539A JP2001159063A JP2001159063A JP2002346539A JP 2002346539 A JP2002346539 A JP 2002346539A JP 2001159063 A JP2001159063 A JP 2001159063A JP 2001159063 A JP2001159063 A JP 2001159063A JP 2002346539 A JP2002346539 A JP 2002346539A
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contaminant
granular material
removing contaminants
pollutants
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Kazuyoshi Sato
和義 佐藤
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土壌が粘性土の場合又は粘性土を多く含む場
合、汚染物質の拡散・移動が非常に遅いので、汚染物質
捕捉材で汚染物質を捕捉する速度が遅く、汚染物質の除
去が効率的に進まないという問題がある。 【解決手段】本発明に係る汚染物質の除去方法は、汚染
物質で汚染された土壌中に、粒状体が充填された粒状体
路を連続的に設け、汚染物質捕捉管の一部又は全体を該
粒状体路に接触させて前記土壌中に設置し、該汚染物質
捕捉管を減圧して土壌中の汚染物質を除去することを特
徴とする。また、粒状体路に壁体を設けて、粒状体路を
掘削する際の崩壊を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有害物質除去や汚
染物質浄化分野、特に、汚染土壌や廃棄物堆積場の浄化
などに関する。
【0002】
【従来の技術】土壌汚染の浄化方法としては、種々の方
法が提案、実施されている。例えば、特許公開平11−
169836には、不飽和帯に存在する汚染帯の下方に
所定の間隔を開けて複数の水平井戸を掘削して暗渠を構
築する工程と、地表から汚染帯に浸透して汚染物質が溶
解した重力水を前記各水平井戸に形成されたスクリーン
から強制的に集水する工程と、前記集水された重力水を
排出する工程とを含み、前記汚染物質の溶解した重力水
が帯水層に移動するのを防止することを特徴とする技術
が開示されている。また、水平井戸の内部に空気を吸引
して水平井戸の孔の周辺の地層を乾燥させて乾燥ゾーン
を形成し、該乾燥ゾーンに生じる毛管現象により前記重
力水を井戸孔の内部に吸引することを特徴とする技術も
開示されている。
【0003】また、特許公開平10−314714に
は、汚染物質を含む地下水流に交叉するように掘削孔を
形成し、汚染物質を吸着する帯状吸着体を掘削孔の下部
側と地上との間に循環走行させ、帯状吸着体に吸着され
た汚染物質を地上側で離脱回収することを特徴とする土
壌汚染物質の除去方法が開示されている。
【0004】また、特許公開平9−164381には、
地表から地中の土壌汚染領域まで穿設した長穴状の抽出
井戸に、先端部にストレーナを有する汚染物抽出用のパ
イプを嵌入し、パイプ内を負圧にしてストレーナ周囲の
土壌中から土壌汚染物を吸い寄せてストレーナからパイ
プ内に抽出する際に、ストレーナ周囲の土壌を加熱する
ことを特徴とする汚染土壌から汚染物を抽出する抽出方
法が開示されている。
【0005】上記以外にも土壌汚染の浄化に対しては、
原位置抽出、分解処理、分離処理、溶融処理、固化、科
学的不溶化、封じ込め、生物分解や科学的分解による原
位置分解、土壌ガス吸引による原位置抽出、地下水用水
による原位置抽出、分離処理などがあり、重金属や揮発
性有機化合物などに対して使われている。
【0006】例えば、有機塩素化合物の除去には、土壌
ガス(土壌粒子の間隙にある気体)を真空吸引する技術
(土壌ガス吸引法)が一般的に使われている。地下水位
より上部の地層に存在する汚染物質を強制的に吸引除去
し、汚染土壌の浄化を行うものである。具体的には、ボ
ーリングにより土壌中に吸引井戸を設置し、真空ポンプ
で、その吸引井戸を減圧し、気化した汚染物質を地上に
導き、活性炭などで吸着除去する。
【0007】汚染が帯水層まで及んでいる場合には、吸
引井戸内部に水中ポンプを設置し、地下水の揚水も行う
二重吸引法を用いる。比較的浅い地下水位の地盤には、
地下水位低下工法の一つであるウェルポイント工法を応
用し、土壌ガスと汚染地下水の両方を一緒に吸引する方
法も利用される。
【0008】多数の補助工法が開発されており、吸引井
戸に水平井戸を用いる方法や、飽和帯に空気を注入して
地下水からの揮発を促進するエアスパージング法などが
ある。シルト質地盤、粘土質地盤には、一般的には適用
できないが、深層混合処理法を応用して、生石灰を混入
し、地盤の温度を上昇させ、透気性を高めた上で汚染物
質を抽出する工法も実用化されている。
【0009】揮発性の有機化合物による土壌・地下水の
汚染対策としては、物質の移動性が高く、かつ分離・分
解しやすい特性があることから、重金属に対してよく使
われる封じ込め技術は適用されず、汚染物質を除去する
浄化技術が対策の中心になる。
【0010】特開平07−41761 号公報に、揮発
性の有機化合物が含まれた汚染土壌に、中和反応により
発熱しうる酸性の無機化合物と塩基性の無機化合物とを
組み合わせて添加混合することにより、土壌中における
揮発性の有機化合物を除去する方法が開示されている。
【0011】特開平11−156351 号公報に、帯
水層より大きい透水性を容易に得ることが可能である、
金属系還元剤又は吸着物質を含む円柱を地中に列状配置
してなる地下連続の地下水浄化壁、及び地下水の汚染領
域に金属系還元剤を注入する注入工程又は地下水の汚染
領域に位置する土壌と金属系還元剤又は吸着物質とを攪
拌混合する攪拌混合工程を含む浄化方法が開示されてい
る。
【0012】生物分解技術(バイオレメディエーショ
ン)もベンゼンなどの炭化水素系の汚染除去には用いら
れている。特にベンゼンなどの軽質油は分解が容易なこ
とから、汚染した土壌を掘削し、平坦地に薄く広げて鋤
き込むような簡便な方法(ランドファーミングなど)が
実用されている。また、最近ではトリクロロエチレンな
どの揮発性有機塩素化合物を効率よく分解する微生物も
見つかっており、実用化に向けて検討されている。
【0013】特開平11−77019 号公報には、有
機ハロゲン化合物で汚染された土壌に微生物を添加する
ことで土壌浄化を図っているものにおいて、土壌のpH
を特定範囲に調整することにより、土壌の種類に影響さ
れず常に効率的に土壌浄化を行えるようにする方法が開
示されている。
【0014】化学分解を利用した方法は、鉄粉を利用し
揮発性有機塩素化合物による汚染地下水を脱塩素する方
法があり、実用されてきている。
【0015】汚染地下水を揚水し、汚染物質を除去・回
収することにより、地下水および土壌汚染の処理を行う
方法(地下水揚水法)もある。揚水した汚染地下水の処
理方法は、ばっ気処理、活性炭吸着処理および化学分解
が行われるが、ばっ気処理が一般的である。
【0016】掘削した汚染土壌に対して、風力乾燥、加
熱などの処理を施し、汚染物質の除去・回収を行う方法
も使われている。また、有機塩素化合物を過マンガン酸
カリウムで原位置で酸化する技術もある。PCBやダイ
オキシンなどによる汚染土壌に対して、土壌と添加材を
混ぜて 300〜350℃で混合反応させる技術もあ
る。
【0017】重金属などの浄化技術としては、原位置溶
融・ガラス固化、地下水の揚水による処理、分解(熱分
解、化学分解、生物分解)処理、分離処理(熱脱着法、
土壌洗浄法)、溶融処理、封じ込め処理などが使われ
る。
【0018】ところで、テトラクロロエチレンなどの有
機塩素化合物は、土壌を構成する土壌粒子に付着してお
り、土壌粒子からの分離が必要であり、そのために土壌
の温度を上げて脱離することが行なわれているが、温度
と供給する熱量の制御を簡便かつ容易に行なえる技術が
求められている。
【0019】また、土壌以外の、廃棄物の堆積したとこ
ろなどでも同様の問題がある。
【0020】また、吸着材で汚染物質を吸着捕捉する場
合、吸着材が飽和(吸着効率が著しく低下)し、それ以
上汚染物質を吸着捕捉できなくなると、汚染物質の処理
が進まなくなるという問題がある。
【0021】本件特許出願人はこれらの問題を解決する
発明として、マット状に成形した汚染物質捕捉体につい
て、「汚染物質捕捉用マットとその設置構造」(特願平
11−369744)、汚染物質捕捉材を入れたパイプ
について、「汚染物質捕捉構造体とこの構造体を用いた
汚染物質捕捉方法」(特願2000−079200)、
「汚染物質捕捉構造体とこの構造体を用いた汚染物質捕
捉方法」(特願2000−258548)、「汚染物質
の除去方法」(特願2000−312143)を特許出
願している。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、土壌が粘性
土の場合または粘性土を多く含む場合、汚染物質の拡散
・移動が非常に遅い(透水係数で10−7cm/sec
以下など)ので、汚染物質捕捉材で汚染物質を捕捉する
速度が遅く、汚染物質の除去が効率的に進まないという
問題がある。
【0023】また、汚染物質を捕捉する際に汚染物質捕
捉管中を減圧吸引する訳だが、地表から空気が流入して
しまうと、汚染物質捕捉管内の負圧が低減して、汚染物
質を捕捉しにくくなるという問題がある。
【0024】また、汚染物質捕捉管を土壌中又は堆積物
中に設置するために、幅の狭い溝を掘る必要がある。こ
の時、溝の壁面の崩壊を防ぎながら作業を行わなければ
ならず、特に粘性の弱い土壌に溝を形成する際には、壁
が崩壊しやすいため、どのような土質の土壌に対しても
簡単に溝を形成して汚染物質捕捉管を設置することがで
きる工法が望まれていた。
【0025】この発明は、土壌が粘性土の場合または粘
性土を多く含む場合であっても、汚染土壌から汚染物質
を効率的に除去できるようにした汚染物質の除去方法を
提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係る汚染物質の
除去方法は、粒状体6が充填された粒状体路4を連続的
に土壌中に設け、汚染物質捕捉管16の一部又は全体を
粒状体路4に接触させて土壌中に設置し、汚染物質捕捉
管16を減圧して土壌中の汚染物質を除去することを特
徴とする。
【0027】ここで、本発明で引用している土壌とは狭
義の土壌のみならず、投棄されて堆積している廃棄物を
も含む。また、汚染物質で汚染されたとは、土壌粒子や
廃棄物に汚染物質が付着している場合、土壌粒子や廃棄
物の隙間に存在する水分が汚染物質で汚染されている場
合、地下水が汚染物質で汚染されている場合、土壌粒子
や廃棄物の隙間に汚染物質がそのまま存在する場合等、
土壌中に汚染物質が何等かの形で存在している場合をい
う。
【0028】本発明に係る粒状体6としては、砂、砕
石、岩石、などを使用することができる。特に、砂とし
ては、川砂、海砂、砕石砂、人工砂等を使用することが
できる。これ以外にも、砂以外の有機・無機物の天然球
体や、有機・無機物の人工球体や中空筒状体も使用する
こともでき、透気性、透水性に優れたものであれば、適
宜に設定して使用することができる。
【0029】透水性に優れた土質を土壌中に設置するこ
とで、汚染物質の移動を速め、広い範囲の汚染物質を浄
化することができる。従って、本発明に係る汚染物質の
除去方法は、粒状体路4に物質が通りやすくなる程度の
粒状体6を設けて土壌中の汚染物質の移動させようとす
るものである。土壌中を移動する物質の通り安さの目安
としては、例えば透水係数が10−4cm/sec以上
のものを粒状体6として用いることが好ましい。
【0030】また、粒状体6に還元剤として微細な鉄粉
を混合し、土壌中を移動する汚染物質を還元して無害化
しながら汚染物質捕捉管16によって捕捉することも可
能である。これ以外にも、きのこの廃培地の炭化成型物
などを粒状体6に混合して粒状体路4に設置すれば、汚
染物質を無害化しながら捕捉することができるため、汚
染物質の除去を迅速に行うことができる。
【0031】粒状体6を充填する粒状体路4としては、
土壌中に連続的に形成された溝であっても、土壌中に連
続的に形成された穴(坑)であっても良い。広範囲の汚
染物質を効率よく捕捉するには、粒状体6を土壌中に連
続的に設置することが好ましい。粒状体路4の大きさ
は、汚染物質捕捉管16が捕捉できる範囲や、土壌の汚
染状況、土質などの種々の条件を考慮して適宜設定すれ
ば良い。
【0032】また、粒状体路4は、格子状の穴(坑)で
あっても良し、ありの巣状の穴(坑)であっても良い。
図5は、格子状に形成された粒状体路4を示した説明図
である。この図のように縦穴と横穴を交差させて粒状体
6を土壌中に広範囲に設ければ、遠方の汚染物質でも粒
状体路4を移動するため、少数の汚染物質捕捉管16で
も効率よく捕捉することができる。この縦穴と横穴は、
必ずしも直角に交わる必要はない。
【0033】また、粒状体路4の近傍に補助路8を設け
て汚染物質を捕捉する方法も可能である。図6は、補助
路8を用いた説明図である。汚染物質捕捉管16を設置
する粒状体路4を挟むようにして補助路8を設け、この
補助路8にも粒状体6を充填する。これにより、通常で
は汚染物質捕捉管16が捕捉できない距離にある汚染物
質も、補助路8に移動した後、更に汚染物質捕捉管16
で捕捉することができる。また、この補助路8及び粒状
体路4に横穴を交差させても良い。
【0034】また、本発明に係る汚染物質の除去方法
は、汚染物質捕捉管16を減圧して汚染物質を捕捉する
ため、地表から空気が流入しないことが望ましい。そこ
で、粒状体路4の一部、特に開口部に蓋状体10を設け
ると、空気の流入を著しく防ぐことができる。蓋体とし
ては、透気性、透水性の非常に小さい土などを充填して
も良いし、ビニール製のシート等を被せても良いし、コ
ンクリートなどで固めてしまっても良い。即ち、空気の
流入を防ぐことができれば、どのような手段、方法を用
いても良い。
【0035】ここで、図6は本発明に係る壁体12を示
した説明図である。汚染物質が汚染土壌2中に溝型の粒
状体路4を形成する際に、溝の側面に壁体12を設けて
も良い。壁体12としては、略板状のものを溝の側面に
設置しても良いし、略筒状のものを設置しても良い。ま
た、袋状の金網に石などを入れたものや土嚢などでも使
用することができる。その他に、セメントやモルタルな
どを、側面に塗装しても良い。本工法で用いることがで
きる壁体としては、溝を形成する際に、粒状体路4の崩
壊を防ぐことができ、土壌中に埋設しても汚染物質の捕
捉の妨げにならないものであれば、どのようなものでも
使用することができる。
【0036】例えば、略板状又は略筒状の壁体12を使
用する場合、その材料としては、鋼、鋼以外の金属、樹
脂など、及びその組み合わせも使用することが可能であ
る。壁体12の材料は、埋設しようとする土壌の土質、
汚染している汚染物質といった種々の条件を考慮し、最
適な材料を用いて使用すれば良い。
【0037】ここで、壁体12は透気性・透水性を有し
ていることを特徴とする。例えば、金網や透気性・透水
性を有している壁体12を使用するのであれば、そのま
ま使用しても良いし、透水係数を何等かの方法で調節し
て使用することができる。また、壁体12が金属の平板
や、透気性・透水性を有していないものを使用する場合
は、壁体12の胴体部に複数の孔やスリット14などを
設けても良い。
【0038】また、この壁体12には、図に示されるよ
うな嵌合部18を形成しても良い。この嵌合部18に汚
染物質捕捉管16を設置すれば、土壌中に埋設した後、
汚染物質捕捉管16を固定することができる。この嵌合
部18は、汚染物質捕捉管16と嵌合する形状でも良い
し、その他の形状であっても良い。
【0039】次に、本発明に係る汚染物質の除去方法
は、土壌中に汚染物質捕捉管16を設置するわけだが、
この汚染物質捕捉管16はポリエチレン管が良い。しか
し、これ以外にも樹脂製、金属製などのパイプも使用す
ることができ、使用目的に適した材質の汚染物質捕捉管
16を適宜使用すればよい。また、この汚染物質捕捉管
16には、周面に複数個の孔が形成されていることを特
徴とする。孔の形状は、円形や矩形(スリット14)な
ど幅広く選択することができる。
【0040】汚染物質捕捉管16を土壌中に設置すると
きは、汚染物質捕捉管16の一部又は全部を、粒状体路
4と接触させながら配置する。汚染物質捕捉管16を粒
状体路4中に埋設して設置しても良いし、粒状体路4と
交差するように設置しても良い。また、汚染物質捕捉管
16を略水平に設置するだけでなく、鉛直方向に設置し
ても良い。
【0041】また、この汚染物質捕捉管16内には、汚
染物質捕捉体を設けたことを特徴とする。この汚染物質
捕捉体は、汚染物質捕捉材とこの汚染物質捕捉材を入れ
ている袋状の入れ物からなる。汚染物質の入れ物の材料
としては布状材や網状材を使用することができる。汚染
物質捕捉体の形状は、例えば略マット状や略ボール状と
することができるが、用途に応じてこれら以外の形状を
とっても良い。
【0042】汚染物質捕捉材としては、活性炭、炭、ゼ
オライトなどの鉱物系捕捉材(吸着やイオン交換機能を
持つ)等幅広く選択できる。汚染物捕捉材は、粉状と粒
状いずれも使用できるが、粒状の方が扱いやすい場合が
多い。粒状の形状は必ずしも球状でなく、円筒状などで
も良い。円筒状の場合、ランダム配置されたときの空隙
が大きく、捕捉材層中の物質移動が容易になり、汚染物
質の捕捉が有効に行われる。炭は、木質系廃棄物を炭化
したものも使用できる。
【0043】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る汚染物質の
除去方法の一実施例を示した説明図である。
【0044】まず、汚染物質で汚染されている土地に粒
状体路4を形成する。溝の粒状体路4を形成する場合
は、グラブで掘削して地表から深さ3600mm、幅3
00mmの溝を形成する。
【0045】次に、この粒状体路4の側面に壁体12を
設置する訳だが、本発明に係る壁体12は4枚の孔明き
鋼板で形成され、天地の部分が開口している幅300m
mの略筒状のものを使用した。この壁体12の底部に
は、嵌合部18が設けられており、この嵌合部18に汚
染物質捕捉管16を設置する。この壁体12を粒状体路
4の深さ3600mmの位置に設置した。また、汚染物
質捕捉管16は深さ3000mmの位置に中心が来るよ
うに設置した。
【0046】次に、粒状体路4内の汚染物質捕捉管16
以外の空隙の部分に、粒状体6を充填した。粒状体6
は、透水係数が5×10−2cm/secの人工砂を使
用した。この粒状体6には、予め鉄粉を混合した。粒状
体6を粒状体路4の深さ500mmまで、充填した後、
残りの部分に粘性土を充填し、粒状体路4に蓋をした。
その後、汚染物質捕捉管16内を真空ポンプによって減
圧して、汚染物質を捕捉した。
【0047】また、粒状体路4を土壌中に穴状に形成す
る場合は、まず、土地を挟むようにして複数本の立坑を
各々掘削・形成する。そして、何れかの一方の立坑内に
パーカッションやオーガ等の水平ボーリング設備を入
れ、この一方の立坑内から他方の立坑に向けて水平に土
壌をボーリングしてこれらの立坑を結ぶ横坑を形成す
る。横坑は、1本でも複数本でも良い。
【0048】ここで、水平ボーリング設備で土壌を水平
にボーリングする際、横坑の空隙に粒状体6を充填して
いく。次に、一方の立坑内に複数本の汚染物質捕捉管1
6を順次降ろし、汚染物質捕捉管16を繋ぎながら横坑
に順次挿入する。
【0049】汚染物質捕捉管16の周面には、多数の孔
が形成されている。汚染物質捕捉管16の中には汚染物
質捕捉体が装入されている。汚染物質捕捉管16として
は、直径20cmのポリエチレン製の孔明きパイプを使
用し、汚染物質捕捉体内の汚染物質材としては粒状活性
炭などを使用した。
【0050】土壌中の汚染物質は、浸透水により汚染物
質捕捉管16の近くまで運ばれ、汚染物質捕捉管16の
側部の孔から内部に入り、内部の汚染物質捕捉体の汚染
物質捕捉材に捕捉される。また、浸透水が不足している
場合は、地表から散水し、土壌中を通った水を汚染物質
捕捉管16で捕捉して、汚染物質を捕捉しても良い。
【0051】
【発明の効果】通気性、透水性に乏しい粘度性質土壌や
シルト質土壌部分に粒状体路を設けて粒状体置換するこ
とによって、汚染物質吸引のための負圧範囲を広くで
き、汚染物質の捕捉がしやすくなる。
【0052】また、粒状体路に孔明き壁体を設けること
で、溝を掘る際崩壊する土質に対して崩壊を抑えて施工
でき、浄化工事の工期を短くすることができるだけでな
く、本願工法の活用範囲を広め得ることができる。
【0053】また、粒状体路の開口部などに蓋体を設け
ることにより、汚染物質捕捉管へ地表からの空気の流入
を防ぐことができるため、負圧の低減を防いで効率よく
汚染物質を捕捉することができる。
【0054】また、本発明に係る汚染物質の除去方法
は、粒状体路を連続的に土壌中に設けて、汚染物質捕捉
管を減圧して汚染物質を捕捉するため、パイプの布設密
度を小さくでき、コスト低減が図れる。
【符号の説明】
2 汚染土壌 4 粒状体路 6 粒状体 8 補助路 10 蓋状体 12 壁体 14 スリット 16 汚染物質捕捉管 18 嵌合部
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚染物質除去方法の一実施例を示
した説明図である。
【図2】本発明に係る汚染物質除去方法の一実施例を示
した説明図である。
【図3】本発明に係る汚染物質除去方法の壁体を用いた
例を示した説明図である。
【図4】本発明に係る汚染物質除去方法の補助路を用い
た例を示した説明図である。
【図5】本発明に係る汚染物質除去方法の粒状体路の一
実施例を示した説明図である。
【図6】本発明に係る壁体を示した説明図である。
【図7】本発明に係る汚染物質捕捉管を示した説明図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA41 AB06 CA13 CA40 CA41 CA47 CB43 DA02 DA03 DA20 4D024 AA09 AA10 AB10 AB11 AB14 BA02 BA03 BA07 BB01 BC01 CA01 DB22 4D050 AA12 BA02 BC05 CA06 CA20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚染物質で汚染された土壌中に汚染物
    質捕捉体を設けて、該土壌中を移動してきた汚染物質を
    前記汚染物質捕捉体に捕捉させる汚染物質の除去方法に
    おいて、粒状体が充填された粒状体路を連続的に前記土
    壌中に設け、汚染物質捕捉管の一部又は全体を該粒状体
    路に接触させて前記土壌中に設置し、該汚染物質捕捉管
    を減圧して土壌中の汚染物質を除去することを特徴とす
    る汚染物質の除去方法。
  2. 【請求項2】 前記粒状体路は前記土壌中に連続的に形
    成された溝であることを特徴とする請求項1に記載の汚
    染物質の除去方法。
  3. 【請求項3】 前記粒状体路は前記土壌中に形成された
    ありの巣状又は格子状の穴であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の汚染物質の除去方法。
  4. 【請求項4】 前記粒状体路に壁体を設けたことを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の汚染物質の除去方
    法。
  5. 【請求項5】 前記壁体は、通気性・透水性を有してい
    ることを特徴とする請求項4に記載の汚染物質の除去方
    法。
  6. 【請求項6】 前記壁体は、略筒状体であることを特徴
    とする請求項4又は5に記載の汚染物質の除去方法。
  7. 【請求項7】 前記汚染物質捕捉管は、周面に複数個の
    孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の汚染物質の除去方法。
  8. 【請求項8】 前記汚染物質捕捉管中に、汚染物質捕捉
    体を設けたことを特徴とする請求項7に記載の汚染物質
    の除去方法。
  9. 【請求項9】 前記粒状体路の一部に通気性・透水性を
    有さない土壌を充填したことを特徴とする請求項7又は
    8に記載の汚染物質の除去方法。
  10. 【請求項10】 前記粒状体は、透水係数が10−4
    m/sec以上であることを特徴とする請求項9に記載
    の汚染物質の除去方法。
  11. 【請求項11】 前記粒状体は、川砂、海砂、砕石砂、
    人工砂であることを特徴とする請求項10に記載の汚染
    物質の除去方法。
  12. 【請求項12】 前記粒状体に鉄粉を混合したことを特
    徴とする請求項11に記載の汚染物質の除去方法。
  13. 【請求項13】 前記粒状体にきのこの廃培地の炭化成
    型物を混合したことを特徴とする請求項11に記載の汚
    染物質の除去方法。
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