JP2002346533A - 生ゴミ処理装置、及び、生ゴミ処理方法 - Google Patents

生ゴミ処理装置、及び、生ゴミ処理方法

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JP2002346533A
JP2002346533A JP2001159953A JP2001159953A JP2002346533A JP 2002346533 A JP2002346533 A JP 2002346533A JP 2001159953 A JP2001159953 A JP 2001159953A JP 2001159953 A JP2001159953 A JP 2001159953A JP 2002346533 A JP2002346533 A JP 2002346533A
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garbage
deodorizer
deodorizing
temperature
garbage disposal
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JP2001159953A
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Hironori Katayama
弘典 片山
Kenji Toyoda
憲治 豊田
Hiromichi Morikita
浩通 森北
Kazuo Kakehi
和生 懸樋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に脱臭能力を発揮することのできる生
ゴミ処理装置、及び、その処理方法を提供する。 【解決手段】 微生物により生ゴミを分解する処理材を
収容する処理室1、この処理室1から生じた臭気を含む
ガスを排気する排気路3、この排気路3内にあって上記
ガスを脱臭する脱臭器4を備える。上記処理材2の上昇
する温度カーブの変動を測定し、この温度カーブの変動
に応じて、消臭器4の消臭能力を変動させる手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物により生ゴ
ミを分解し、この生ゴミを処理する際に生じた臭気を脱
臭器で脱臭して排気する生ゴミ処理装置、及び、その処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、微生物により生ゴミの分解を
行うバイオ式の生ゴミ処理装置が知られている。この生
ゴミ処理装置では、生ゴミの分解を行う微生物を含む処
理材を収容した処理室に生ゴミを投入し、処理が行われ
る。上記処理室は、微生物が生ゴミの分解を行うに伴っ
て処理室内の温度が、例えば、50〜60℃程度に上昇
する。また、上記生ゴミ処理装置は、生ゴミの処理に伴
って、アンモニア等の悪臭を含むガスが発生し、このガ
スが排気路を通って排気される。このガスを排気する際
に脱臭するため、排気路の途中に脱臭器を設けている。
この脱臭器は、悪臭が外部に漏れないようにするため、
処理室で発生するガスが最大のときでも、脱臭できるよ
うに設定したものが汎用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような生ゴミ処理
装置は、脱臭器の脱臭能力を高く設定しているため、生
ゴミの投入量が少なかったりして悪臭の発生が少ない場
合、過剰な脱臭能力を有するものとなっている。上記生
ゴミ処理装置は、効率的に脱臭能力を発揮するものが求
められている。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、効率的に脱臭能力を発揮
することのできる生ゴミ処理装置、及び、その処理方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】脱臭能力を効率的に発現
する生ゴミ処理装置として、処理材の温度に応じて脱臭
器の能力を変化させたものが提案されている。この生ゴ
ミ処理装置は、処理材の温度を測定し、この温度が所定
温度以上のときに脱臭器の能力を最大とするものであっ
た。
【0006】本発明者は、上記目的を達成するために鋭
意研究を重ねた結果、処理材から発生する臭気の程度
は、処理材の温度の絶対値より処理材の上昇する温度カ
ーブの変動と関連することを見出し、さらに、研究を重
ねた結果、脱臭器を処理材の温度の絶対値で制御するの
ではなく、処理材の上昇する温度カーブに基づいてで制
御することで、効率的に脱臭能力が発揮することを見出
し、本発明の完成に至ったものである。すなわち、生ゴ
ミ処理装置にあっては、一つの処理に伴って上昇を始め
た処理材の温度カーブが、ピークに達して温度カーブが
平坦になったときに、脱臭器の脱臭能力を最大にする
と、良好な脱臭ができるものである。
【0007】請求項1記載の生ゴミ処理装置は、微生物
により生ゴミを分解する処理材を収容する処理室、この
処理室から生じた臭気を含むガスを排気する排気路、こ
の排気路内にあって上記ガスを脱臭する脱臭器を備える
生ゴミ処理装置において、上記処理材の上昇する温度カ
ーブの変動を測定し、この温度カーブの変動に応じて、
消臭器の消臭能力を変動させる手段を備えることを特徴
とする。上記によって、処理材の上昇する温度カーブに
基づいてで制御するので、効率的に脱臭能力が発揮する
ものである。
【0008】請求項2記載の生ゴミ処理装置は、請求項
1記載の生ゴミ処理装置において、上記処理材の上昇中
の温度カーブの変動が緩やかになったところで、消臭器
の消臭能力を向上するため、弱脱臭の状態から強脱臭の
状態に切替えることを特徴とする。上記によって、温度
カーブが平坦になったときに、脱臭器の脱臭能力が最大
となるようにすることによって、効率的な脱臭を実現す
るものである。
【0009】請求項3記載の生ゴミ処理装置は、請求項
1又は請求項2記載の生ゴミ処理装置において、上記消
臭器が、脱臭用触媒を備えるものであり、上記脱臭用触
媒の温度を上昇させて消臭能力を向上させることを特徴
とする。
【0010】請求項4記載の生ゴミ処理装置は、請求項
1又は請求項2記載の生ゴミ処理装置において、上記消
臭器が、水洗方式のものであり、上記水洗する水量を増
加して消臭能力を向上させることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の生ゴミ処理装置は、請求項
1又は請求項2記載の生ゴミ処理装置において、上記消
臭器が、薬液洗浄方式のものであり、上記薬液の流量を
増加して消臭能力を向上させることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の生ゴミ処理装置は、請求項
1又は請求項2記載の生ゴミ処理装置において、上記消
臭器が、オゾン脱臭方式のものであり、上記オゾンの発
生量を増加して消臭能力を向上させることを特徴とす
る。
【0013】請求項7記載の生ゴミ処理方法は、微生物
により生ゴミを分解し、この生ゴミを処理する際に生じ
た臭気を含むガスを脱臭器で脱臭して排気する生ゴミ処
理方法において、微生物が含まれる処理材の温度カーブ
の変動を測定し、この温度カーブの変動に応じて、消臭
器の消臭能力が変動することを特徴とする。上記によっ
て、処理材の上昇する温度カーブに基づいてで制御する
ので、効率的に脱臭能力が発揮するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の請求項1、
2、3、7に係る発明に対応する実施の形態の一例を示
し、図1は生ゴミ処理の要部を示した概略図、図2はフ
ローチャートである。
【0015】本発明の生ゴミ処理装置は、微生物により
生ゴミを分解する処理材2を収容する処理室1と、この
処理室1から生じた臭気を含むガスを排気する排気路
3、この排気路3内にあって上記ガスを脱臭する脱臭器
4を備える。
【0016】上記処理室1は、内部空間の底部に処理材
2が貯留され、また、攪拌機7が備えられており、処理
室1に投入された生ゴミと処理材2とを攪拌混合できる
ようになっている。上記処理材2は、生ゴミを分解する
微生物が繁殖しており、この微生物が生ゴミを栄養源と
して増殖することで生ゴミを分解するものである。上記
処理室1では、生ゴミの分解により、主として水、二酸
化炭素、アンモニアを生じ、その他に硫黄化合物、アル
デヒド類、アルコール類等のガスを発生する。なかで
も、上記処理で発生するガスの臭気成分は、多量のアン
モニアガスである。上記臭気を含むガスは、排気路3か
ら排出される。
【0017】上記生ゴミ処理装置は、排気路3内に脱臭
器4を備える。上記脱臭器4は、脱臭用触媒からなる触
媒層11を備えており、上記臭気を含むガスがこの触媒
層11をを通過することによって脱臭される。上記脱臭
器4は、触媒層11の温度を調整するために加熱器12
を備えている。上記脱臭用触媒としては、担体に酸化性
能を有する貴金属あるいは金属酸化物を担持したものが
例示される。上記担体は、例えば、アルミナ、チタニ
ア、シリカアルミナ、シリカ、ゼオライト等が挙げられ
る。上記貴金属としては、白金、金、銀、銅、パラジウ
ム、ルテニウム、ロジウム等が挙げられ、なかでも白金
が最適である。上記金属酸化物としては、酸化ニッケ
ル、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化鉄等が挙げられ
る。上記脱臭用触媒は、例えば、200〜300℃程度
に加熱するとアンモニア等を多量に除去するものであ
る。なお、図1中の符号8は、排気路3内に設けられた
排気用のファンである。
【0018】上記生ゴミ処理装置は、上記処理室1の底
部に温度検知機6を備え、この温度検知機6で測定した
処理材2の温度を随時電気回線9を介して制御機5に送
信している。上記制御機5は、処理材2の温度カーブを
随時記録し、解析できるようになっている。また、上記
生ゴミ処理装置は、制御機5と加熱機12が電気回線1
0で実質的に接続されており、制御機5からの指示信号
で加熱機12が可動又は停止して触媒層11の温度を調
整することができる。
【0019】上記生ゴミ処理装置を用いた生ゴミ処理方
法は、処理材2の温度の変動を測定し、この温度の変動
に応じて、消臭器4に備えられた加熱機12の温度を調
整し、触媒層11の消臭能力を変動させる。上記生ゴミ
処理方法は、生ゴミが投入され、生ゴミと処理材2が攪
拌混合されると、処理材2の温度が上昇する。上記処理
方法は、制御機5で処理材2の温度カーブを随時記録し
て、脱臭機4の脱臭能力を制御するものである。
【0020】本発明は、本発明者らが得た以下の知見に
よるものである。処理材2の温度カーブの一例を図3に
示す。処理材2が生ゴミを分解する処理温度をt1〜t2
とする。温度カーブBの場合は、温度が上昇し温度t1
で処理温度が最高に達した場合である。この温度カーブ
Bの場合、時間bのとき臭気の濃度が最大となる。よっ
て、温度カーブBの場合、時間bのときに触媒層11の
消臭能力を最大となるように調整する。一方、温度カー
ブAの場合は、温度が上昇し温度t1を超えて温度t2
処理温度が最高に達した場合である。この温度カーブA
の場合、時間cのときに温度がt1になるが、温度がま
だ上昇中であり、温度が大きく上昇中のときは、臭気の
濃度が高い状態に達することがない。温度カーブAの場
合は、時間aのときに温度がt2に達して臭気の濃度が
最大となる。そこで、温度カーブAの場合、時間aのと
きに触媒層11の消臭能力を最大となるように調整す
る。これら温度カーブA及び温度カーブBとも、処理材
2の上昇中の温度カーブの変動が緩やかになったところ
で、消臭器4の消臭能力を向上させると、良好な脱臭が
できるものである。
【0021】上記生ゴミ処理方法を、図2に基づいて説
明する。上記生ゴミ処理方法を、生ゴミが投入され、生
ゴミと処理材2が攪拌混合されると、処理材2の温度が
上昇する。この際に、上記制御機5は、温度検知機6で
測定した処理材2の温度を随時記録し、温度が所定温度
(例えば温度t1)に達するまで消臭器4が消臭能力を
弱い状態(弱脱臭と称す)で維持するように制御する。
その後、上記制御機5は、処理材2の上昇する温度カー
ブの変動を算出し、この変動が緩やかになってきたとこ
ろで、消臭器4の消臭能力が向上するように、強い状態
(強脱臭と称す)に切り替える指示信号を脱臭機4の送
信する。このようにすると、上記処理材2の臭気の濃度
が大きくなったのにあわせて、消臭器4の消臭能力を増
加して、効率的な脱臭を実現する。
【0022】また、上記生ゴミ処理装置は、処理室1内
の底に温度検知機6を備えて処理材2の温度を直接的に
測定していたが、図4に示すように処理室1の底壁13
の温度を介して処理材2の温度を間接的に測定してもよ
い。直接的に処理材2の温度を測定する場合、生ゴミと
処理材2の攪拌混合に伴って温度検知機6が故障し易か
ったり、検知部の寿命が短いなど、温度検知機6の取扱
いで困難性が予測される。間接的に処理材2の温度を測
定する場合、温度検知機6のこのような困難性を解消で
きるものである。
【0023】次に、他の実施の形態について説明する。
図5は、本発明の請求項4、7に係る発明に対応する実
施の形態の要部を示した概略図である。上記実施の形態
と異なる点のみ説明する。
【0024】上記生ゴミ処理装置は、上記脱臭器4が水
洗方式のものである。上記脱臭器4は、天上部に散水管
21を備え、脱臭器4内に散水される。上記散水管21
は、給水弁22を有し、給水弁22を作動して、開栓や
閉栓、及び、開栓の程度を調整することで、水量を調整
する構造となっている。上記生ゴミ処理装置は、上記制
御機5から給水弁22に指示信号が電気回線25を介し
て送信するようになっている。なお、図中の符号23は
脱臭器4に貯まった水、符号24は脱臭器4に貯まった
水を排水する排水管を示す。
【0025】上記生ゴミ処理装置を用いた生ゴミ処理方
法は、処理材2の温度の変動を測定し、処理材2の上昇
中の温度カーブの変動が緩やかになったところで、制御
機5からの指示信号で給水弁22を調整して、脱臭器4
内に多量の水を散水するようにし、消臭能力を向上させ
るものである。
【0026】次に、他の実施の形態について説明する。
図6は、本発明の請求項5、7に係る発明に対応する実
施の形態の要部を示した概略図である。上記実施の形態
と異なる点のみ説明する。
【0027】上記生ゴミ処理装置は、上記脱臭器4が薬
液洗浄方式のものである。上記脱臭器4は、天上部に薬
液散水管31を備え、脱臭器4内に薬液を散水する。上
記薬液散水管31は、給水弁32を介して薬液を貯えた
薬品タンク33に接続している。上記薬液としては、酸
性を有する水溶液が挙げられる。酸性を有する水溶液
は、アンモニアを中和してアンモニア塩になるので再放
出の恐れがない。上記酸性を有する水溶液としては、安
全性や容器の耐腐食性を考慮すると弱い酸が好ましい。
上記水溶液としては、例えば、酒石酸塩、フタル酸塩、
リン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩等の緩衝作用を有する緩
衝液、アスコルビル酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、
コハク酸等が挙げられる。上記生ゴミ処理装置は、給水
弁32を作動して、開栓や閉栓、及び、開栓の程度を調
整することで、薬液量を調整する構造となっている。上
記生ゴミ処理装置は、上記制御機5から給水弁32に指
示信号が電気回線36を介して送信するようになってい
る。なお、図中の符号34は脱臭器4に貯まったアンモ
ニア塩等を含有する生成物、符号35はこの生成物を取
出す配管を示す。
【0028】上記生ゴミ処理装置を用いた生ゴミ処理方
法は、処理材2の温度の変動を測定し、処理材2の上昇
中の温度カーブの変動が緩やかになったところで、制御
機5からの指示信号で給水弁32を調整して、脱臭器4
内に多量の薬液を散水するようにし、消臭能力を向上さ
せるものである。
【0029】次に、他の実施の形態について説明する。
図7は、本発明の請求項6、7に係る発明に対応する実
施の形態の要部を示した概略図である。上記実施の形態
と異なる点のみ説明する。
【0030】上記生ゴミ処理装置は、上記脱臭器4がオ
ゾン脱臭方式のものである。上記生ゴミ処理装置は、オ
ゾン発生器43を備え、バルブ42を介して、上記脱臭
器4内に配管41が配設されている。上記生ゴミ処理装
置は、バルブ42を作動して、開栓や閉栓、及び、開栓
の程度を調整することで、オゾンの供給量を調整する構
造となっている。上記生ゴミ処理装置は、上記制御機5
からバルブ42に指示信号が電気回線44を介して送信
するようになっている。上記オゾンは、アンモニアを中
和して脱臭するものである。
【0031】上記生ゴミ処理装置を用いた生ゴミ処理方
法は、処理材2の温度の変動を測定し、処理材2の上昇
中の温度カーブの変動が緩やかになったところで、制御
機5からの指示信号でバルブ42を調整して、脱臭器4
内に多量のオゾンを供給するようにし、消臭能力を向上
させるものである。
【0032】上述の如く、上記生ゴミ処理装置、及び、
それを用いた処理方法は、処理材2の温度カーブが、ピ
ークに達して温度カーブが平坦になったときに、脱臭器
4の脱臭能力が最大となるようにすることによって、効
率的な脱臭を実現するものである。
【0033】
【発明の効果】請求項1〜6記載の生ゴミ処理装置は、
処理材の温度の変動を測定し、この温度カーブの変動に
応じて、消臭器の消臭能力を変動させる手段を有するこ
とによって、効率的な脱臭を実現する。
【0034】請求項7記載の生ゴミ処理方法は、処理材
の温度の変動を測定し、この温度カーブの変動に応じ
て、消臭器の消臭能力を変動させるので、効率的な脱臭
を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に対応する実施の形態の一例を示す概略
図である。
【図2】同上のフローチャートである。
【図3】温度カーブを示したグラフである。
【図4】本発明に対応する他の実施の形態の一例を示す
概略図である。
【図5】本発明に対応する他の実施の形態の一例を示す
概略図である。
【図6】本発明に対応する他の実施の形態の一例を示す
概略図である。
【図7】本発明に対応する他の実施の形態の一例を示す
概略図である。
【符号の説明】
1 処理室 2 処理材 3 排気路 4 脱臭器 5 制御機 6 温度検知機 7 攪拌機 9、10 電気回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森北 浩通 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 懸樋 和生 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4D002 AA13 AA32 AA40 AC10 BA02 BA05 CA01 DA26 DA51 DA70 GA02 GA04 GB06 GB20 4D004 AA03 CA18 CA48 CB04 CC03 CC09 CC11 CC12 DA01 DA02 DA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物により生ゴミを分解する処理材を
    収容する処理室、この処理室から生じた臭気を含むガス
    を排気する排気路、この排気路内にあって上記ガスを脱
    臭する脱臭器を備える生ゴミ処理装置において、上記処
    理材の上昇する温度カーブの変動を測定し、この温度カ
    ーブの変動に応じて、消臭器の消臭能力を変動させる手
    段を備えることを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記処理材の上昇中の温度カーブの変動
    が緩やかになったところで、消臭器の消臭能力を向上す
    るため、弱脱臭の状態から強脱臭の状態に切替えること
    を特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】 上記消臭器が、脱臭用触媒を備えるもの
    であり、上記脱臭用触媒の温度を上昇させて消臭能力を
    向上させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】 上記消臭器が、水洗方式のものであり、
    上記水洗する水量を増加して消臭能力を向上させること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の生ゴミ処理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記消臭器が、薬液洗浄方式のものであ
    り、上記薬液の流量を増加して消臭能力を向上させるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の生ゴミ処理
    装置。
  6. 【請求項6】 上記消臭器が、オゾン脱臭方式のもので
    あり、上記オゾンの発生量を増加して消臭能力を向上さ
    せることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の生ゴ
    ミ処理装置。
  7. 【請求項7】 微生物により生ゴミを分解し、この生ゴ
    ミを処理する際に生じた臭気を含むガスを脱臭器で脱臭
    して排気する生ゴミ処理方法において、微生物が含まれ
    る処理材の温度カーブの変動を測定し、この温度カーブ
    の変動に応じて、消臭器の消臭能力が変動することを特
    徴とする生ゴミ処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005329319A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Hino Akito 使用済み紙おむつ発酵処理用脱臭処理方法、及び脱臭処理装置
JP2009268754A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Sumika Enviro-Science Co Ltd 家畜糞尿から発生する臭気の消臭方法
JP2019072363A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 洗浄システム及び洗浄方法、並びに、情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

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