JP2002345595A - 乗り物用シート - Google Patents

乗り物用シート

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JP2002345595A
JP2002345595A JP2001162535A JP2001162535A JP2002345595A JP 2002345595 A JP2002345595 A JP 2002345595A JP 2001162535 A JP2001162535 A JP 2001162535A JP 2001162535 A JP2001162535 A JP 2001162535A JP 2002345595 A JP2002345595 A JP 2002345595A
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lumbar support
headrest
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vehicle seat
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Osamu Kayama
修 嘉山
Takahisa Tsuji
崇久 辻
Masaaki Miyazawa
昌彰 宮澤
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の腰椎支持を確実にすると共に乗員の背
中へソフトな支持感を与えるようにした乗り物用シート
を提供する。 【解決手段】 中空部4aを有するシートバックフレー
ム4と、該シートバックフレーム4の中空部4aを覆う
と共に下端部29aが前記シートバックフレーム4に支
持手段30によって回転自在に軸支されてなる略平板状
のランバーサポートプレート29と、該ランバーサポー
トプレート29の略中間部を前後動自在に制御可能なる
ランバーサポート機構21とより構成されてなり、前記
ランバーサポート機構21の回転中心用のロッド26に
前記ランバーサポートプレート29を係合手段27によ
り回転自在に軸支してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗り物用シー
ト、特に乗員の腰椎を保持してなるランバーサポート機
構を備えた乗り物用シートの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乗員の腰椎を保持してなるランバ
ーサポート機構を備えた乗り物用シートとしては、例え
ば特開平10−262778号公報に示すように、シー
トバックフレームの左右のサイドフレームの内側それぞ
れに配設したランバーフレームに合成樹脂製のランバー
パネルを設けて、ランバーフレームの回転角によって乗
員の腰椎を支持可能としているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ランバーパネルが上下に小
さいものであるので、ランバーフレームの角度を決める
と、乗員の腰椎に点接触のような点荷重が加わり、腰椎
支持が却って腰椎への痛点の提供になるおそれがる。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、乗員の腰椎支持を確実にする
と共に乗員の背中へソフトな支持感を与えるようにした
乗り物用シートを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、中空部を有するシートバックフレームと、該シート
バックフレームの中空部を覆うと共に下端部が前記シー
トバックフレームに支持手段によって回転自在に軸支さ
れてなる略平板状のランバーサポートプレートと、該ラ
ンバーサポートプレートの略中間部を前後動自在に制御
可能なるランバーサポート機構とより構成されてなり、
前記ランバーサポート機構の回転中心用のロッドに前記
ランバーサポートプレートを係合手段により回転自在に
軸支してなる。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、ランバー
サポート機構を操作することで、ランバーサポート機構
のロッドが移動して、係合手段を介して軸支されてなる
ランバーサポートプレートの略中間部を前後方向に移動
させることができるし、該ランバーサポートプレート
は、シートバックフレームの中空部を覆う大きさになっ
ているので、乗員の腰椎を確実に支持すると共に乗員の
背中へ面で接触することにより、乗員の腰椎に圧迫感を
与えず、ソフトなる支持感を与えることになる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の乗り物用シートであって、前記係合手段は、前記ラン
バーサポートプレートの裏面より突出形成されてなる突
出部と、該突出部の自由端に形成されてなる前記ロッド
への嵌合を可能とした嵌合腕とよりなる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、係合手段
がランバーサポートプレートの裏面に一体に形成されて
いるので、成形性が向上する。また、ランバーサポート
プレートに荷重が加わると、前記ランバーサポートプレ
ートばかりか、前記突出部が撓むことで、乗員の腰椎に
ソフトなる支持感を与えることになる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の乗り物用シートであって、前記係合手段は、前記ラン
バーサポートプレートの中央部に形成された貫通孔によ
り切り起こされたように裏面側に突出形成されてなる突
出部と、該突出部の自由端に形成されてなる前記ロッド
への嵌合を可能とした嵌合腕とよりなる。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、係合手段
がランバーサポートプレートの裏面側に一体に形成され
ていて、貫通孔があることにより、係合手段の成形型が
簡易なるものでよい、つまりスライド型などが不要とな
るので、成形原価が著しく低減する。また、ランバーサ
ポートプレートに荷重が加わると、前記ランバーサポー
トプレートばかりか、前記突出部が撓むことで、乗員の
腰椎にソフトなる支持感を与えることになる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の乗り物用シートであって、
前記ランバーサポートプレートの下端部の表側には、乗
員の尾てい骨を保持可能なるサポート部が形成してな
る。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、ランバー
サポートプレートの下端部の前側に位置する乗員の尾て
い骨が、サポート部で保持されるので、乗員の居住性が
著しく向上する。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の乗り物用シートであって、前記サポート部の裏面側
は、肉盗み部となっている。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、肉盗み部
によって、ランバーサポートプレートの肉厚が減少し、
軽量化が図れるばかりか、原材料の消費が少なくてす
む。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の乗り物用シートであって、
前記シートバックフレームのサイドフレーム上端部間に
は、ヘッドレスト支持部材が前後に回転自在に架設され
てなり、該ヘッドレスト支持部材には、アクティブヘッ
ドレストを保持するヘッドレストホルダ及び前記ランバ
ーサポートプレートの上端部の裏面側に隣接されてなる
受圧部材が配設されてなり、前記受圧部材は、追突に伴
う乗員による二次衝撃荷重を受け得る位置に配されてな
る。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、アクティ
ブヘッドレストを支持したヘッドレストホルダを支持し
たヘッドレスト支持部材が、サイドフレーム間に架設さ
れているので、乗員の二次衝突力が発生したときには、
アクティブヘッドレストの前後移動が適切に行われ、乗
員の頸部の保護がより確実に行われる。また、ヘッドレ
スト支持部材に支持された受圧部材は、ランバーサポー
トプレートを介しているので、乗員の着座位置がアウト
ポジションであっても、ランバーサポートプレートは大
きいので、確実に受圧し、受圧部材への荷重の伝達が確
実となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。尚、FRを前側、RRを後
ろ側、UPは上側、LWRは下側として説明する。
【0018】図1乃至図9は、この発明の一実施形態を
示すもので、符号1は「乗り物」としての自動車のシー
トで、シートバック2と図示しない周知のシートクッシ
ョンとより構成されてなる。符号3は、シートバック2
に支持されたアクティブヘッドレストである。
【0019】前記シートバック2は、シートバックフレ
ーム4と、該フレーム4を覆う図示しないトリム及びパ
ッドと、ヘッドレスト支持部材7と、受圧部材8と、ヘ
ッドレストホルダ9と、ランバーサポート機構21とよ
り構成されてなる。
【0020】前記シートバックフレーム4は、両側部に
配されてなる左右対称の鉄板よりなるサイドフレーム
5,5と、該サイドフレーム5の上端部5a,5aの前
側FR間に略水平状に架設されてなる断面コの字状の鉄
板製のアッパクロスメンバ10と、前記サイドフレーム
5の下端部5b,5bに略水平状に架設されてなる鉄板
製のロアクロスメンバ11とよりなり、中空部4aが形
成されてなる。前記サイドフレーム5と、前記アッパク
ロスメンバ10と、前記ロアクロスメンバ11とは、相
互に溶接GWにより支持されている。
【0021】前記サイドフレーム5,5間には、通常使
用時には撓むことがなく、自車が追突されたことによる
二次衝突荷重でのみ伸張可能なるアクティブヘッドレス
ト用リターンスプリング12と、通常使用時の荷重で撓
むことにより乗員の乗り心地を良くするためのS字スプ
リング35とが配されて、アクティブヘッドレスト用リ
ターンスプリング12は、後述するランバーサポートプ
レート29の上端部29bの裏面側を前側FRに付勢す
るように保持され且つ前記シートバックフレーム4のサ
イドフレーム5、5に直接架設され、S字スプリング3
5は、クリップ17、17を介してサイドフレーム5に
架設されてなる。
【0022】前記受圧部材8は、前記ヘッドレスト支持
部材7の後述する後面部7bの左右方向の中央部の前側
FRの面に、溶接GWにより固設されて垂下されてなる
直線部14と、該直線部14の下端部から若干前側FR
に曲がった位置から垂下されてなる曲線部14aとより
なり、前後が潰されて正面視で略I字状をなす。前記直
線部14と前記曲線部14aとの境部の後側RRは、図
3に示す側面視で、前側に「く」の字状に折曲される曲
折部20を有する。該受圧部材8の配設位置は、前記シ
ートバック2に凭れる乗員による、追突に伴う二次衝撃
荷重を受け得る位置である。
【0023】また、受圧部材8の下端部8aには、合成
樹脂製のキャップ15が配されて、該受圧部材8の下端
部8aを覆ってなり、該キャップ15の後ろ側RRの面
に、図3に示すように、前記アクティブヘッドレスト用
リターンスプリング12が係合されていて、前記受圧部
材8の下端部8aは、前記アクティブヘッドレスト用リ
ターンスプリング12により常時前側FRに付勢されて
なる。つまり、前記ヘッドレスト支持部材7の後面部7
bが、前記アッパクロスメンバ10の後述するストッパ
面10aに当接する方向に常時付勢されている。前記キ
ャップ15の後ろ側RRの面は、摩擦抵抗の少ない滑面
に形成されているので、前記アクティブヘッドレスト用
リターンスプリング12が、該滑面上を上下にスライド
自在である。
【0024】前記アクティブヘッドレスト用リターンス
プリング12は、針金状に形成されてなり、断面が略真
円でも略正多角形でもよく、それ自体が回転可能であれ
ば良い。また、図示しない乗員の着座荷重では伸長せ
ず、追突に伴う二次衝撃の荷重でのみ伸長が可能である
「ばね力」を有するように、コイルスプリング12a
を、前記アクティブヘッドレスト用リターンスプリング
12に二カ所介在形成してなる。
【0025】前記ヘッドレスト支持部材7は、鉄板製
で、図3に示すように、左右に延在されてなると共に上
面部7aと後面部7bとが直角状に折り曲げられて、断
面逆L字状に形成されてなる。また、前記ヘッドレスト
支持部材7は、図4に示すように、その左右端部が、前
記後面部7b、7bから前側FRに折り曲げられた支持
部7c、7cが形成されてなる。前記シートバックフレ
ーム4のサイドフレーム5,5の上端部5a,5aに
は、段付きボルト5c及び回転時の擦れ音や衝撃吸収の
ためのブッシュ6により、前後FR,RRに回転自在に
それぞれ軸支されてなる。
【0026】前記上面部7aそのもの及び前記後面部7
bより前側FRに曲折されて突出したブラケット7dに
は、図4乃至図6に示すように、前記ヘッドレストホル
ダ9が挿通支持される第1、第2貫通孔19、19a
が、上下同軸状に左右に離間して形成されてなる。つま
り、上側の第1貫通孔19には、前記ヘッドレストホル
ダ9の頭部9aが支持され、下側の第1貫通孔19aに
は、前記ヘッドレストホルダ9の係合部9bが係合支持
されてなる。
【0027】前記アッパクロスメンバ10は、図1乃至
図4に示すように、鉄板製で、左右に延在されてなる上
面部10bと、前記ストッパ面10aとが一体に形成さ
れてなる。前記上面部10bは、前側FRが閉じられ且
つ後ろ側RRが開口されてなる断面コの字状をなす。前
記ストッパ面10aは、該上面部10bの下側から壁状
に垂下されてなる。前記ストッパ面10aと上面部10
bとの折り曲がり部には、前記受圧部材8の直線部14
が挿入且つ移動可能な前後に長い孔10cが形成されて
いる。前記上面部10bには、前記アクティブヘッドレ
スト3のステー13との干渉を防止する切り欠き10
d、10dが形成されている。
【0028】前記ヘッドレスト支持部材7の後面部7b
の下端部7eは、図3に示すように、前記アッパクロス
メンバ10から垂下されたストッパ面10aに対向した
位置まで垂下されていて、該ストッパ面10aに配され
ている緩衝部材16の第1緩衝部16aに、前記ヘッド
レスト支持部材7の後面部7bの下端部7eがぶつかっ
て、それ以上の動きが停止される。つまり、前記ヘッド
レスト支持部材7自体の後ろ側RRへの回転防止位置を
特定している。
【0029】前記ヘッドレスト支持部材7の後面部7b
には、前記受圧部材8の直線部14が溶接により支持さ
れていて、該ヘッドレスト支持部材7が回転するに伴い
受圧部材8が前記アッパクロスメンバ10のストッパ面
10aに近接したとき、該ストッパ面10aに配されて
いる前記緩衝部材16の第2緩衝部16bに受圧部材8
の後面が、図7に示すように、ぶつかって、それ以上の
動きが停止される。つまり、前記ヘッドレスト支持部材
7自体の前側FRへの回転防止位置を特定している。前
記第2緩衝部16bは、前記ストッパ面10aへの緩衝
部材16の支持部でもある。
【0030】前記ヘッドレストホルダ9は、前記したよ
うに、前記ヘッドレスト支持部材7に形成された前記第
1,第2貫通孔19,19aに係合して支持されてなる
と共に前記アクティブヘッドレスト3のステー13を保
持する合成樹脂製の部材である。該ヘッドレストホルダ
9には、前記ステー13の上下位置を適宜移動可能なる
と共に適宜の位置で停止可能である周知のストッパ機構
を有する。
【0031】前記受圧部材8の直線部14は、図1に示
すように、正面視で垂直状をなし、該直線部14の保持
位置は、前記アッパクロスメンバ10の後ろ側RRに配
されてなるので、自車が追突されたことにより、前記シ
ートバックフレーム4の前側FRからの該乗員による荷
重、つまり乗員がシートバック2に前側FRから押し付
けられても、該乗員のショルダポイントが、直線部14
に干渉しないことになる。
【0032】前記ランバーサポート機構21は、後述す
るランバーサポートプレート29の略中間部を前後動自
在に制御可能なるように、操作手段22と、ピン23
と、サポートアーム25と、ロッド26と、巻きスプリ
ング28とより構成されてなる。
【0033】前記ピン23は、前記サイドフレーム5の
一方(図1で左側)の内側に溶接支持されてなるブラケ
ット37に確実にかしめられてなり、前記ブラケット3
7に前記サポートアーム25を保持してなり、更に、巻
きスプリング28を巻装している。前記サポートアーム
25は、前記ピン23に対して回転自在に軸支されてな
る。
【0034】前記ロッド26は、鉄製の丸棒で、前記サ
ポートアーム25に一方26aが溶接GWにより保持さ
れ且つ他方26bが前記サイドフレーム5の他方(図1
で右側)に回転自在に軸支されてなる。前記ロッド26
の他方26bは、前記ピン23と同じ位置になるように
途中が曲げられてなる。
【0035】符号29は、ランバーサポートプレートで
あり、該ランバーサポートプレート29は、シートバッ
クフレーム4の中空部4aを覆う大きさに形成されてな
ると共に下端部29aが前記シートバックフレーム4の
ロアクロスメンバ11に支持手段30によって回転自在
に軸支されてなる。前記ランバーサポートプレート29
は、図9に示すように、縦断面が前側FRが突状をな
し、大略的には略平板状をなす。また、図8に示すよう
に、正面視で幅240ミリ、縦330ミリの方形をな
し、ポリプロピレン製の板厚2ミリである。前記ランバ
ーサポートプレート29の裏面、即ち後側RRの面に
は、図8に破線で示すように、係合手段27が形成され
てなる。格子状のリブも適宜複数形成されてなる。
【0036】前記係合手段27は、前記ランバーサポー
トプレート29の裏面より突出形成されてなる突出部2
7aと、該突出部27aの自由端に形成されてなる前記
ロッド26への嵌合を可能とした嵌合腕27bとよりな
る。該嵌合腕27bは、前記突出部27aに三カ所形成
されてなる。
【0037】前記支持手段30は、図8及び図9に示す
ように、前記ランバーサポートプレート29の下端部2
9aを、断面U字状に一体に形成してなる。符号32
は、支持手段30、つまりランバーサポートプレート2
9の下端部29aの前側FRに形成された貫通孔で、該
貫通孔32を介して裏側、つまり、後側RRに回り込ん
だプレート34に形成された支持穴33に図示しない締
結具でもってロアクロスメンバ11に保持されるのであ
る。
【0038】次に、この実施形態に係る作動を説明す
る。
【0039】前記ランバーサポート機構21の操作手段
22を操作することで、前記ランバーサポート機構21
のロッド26が移動して、係合手段27を介して軸支さ
れてなるランバーサポートプレート29の略中間部を前
後方向に移動させることができるし、該ランバーサポー
トプレート29は、シートバックフレーム4の中空部4
aを覆う大きさになっているので、乗員の腰椎を確実に
支持すると共に乗員の背中へ面で接触することにより、
乗員の腰椎に圧迫感を与えず、ソフトなる支持感を与え
ることになる。
【0040】前記係合手段27が、ランバーサポートプ
レート29の裏面に一体に形成されているので、成形性
が向上する。また、ランバーサポートプレート29に荷
重が加わると、前記ランバーサポートプレート29ばか
りか、前記突出部27aが撓むことで、乗員の腰椎にソ
フトなる支持感を与えることになる。
【0041】アクティブヘッドレスト3を支持したヘッ
ドレストホルダ9を支持したヘッドレスト支持部材7
が、サイドフレーム5,5間に架設されているので、乗
員の二次衝突力が発生したときには、アクティブヘッド
レスト3の前後移動が適切に行われ、乗員の頸部の保護
がより確実に行われる。また、ヘッドレスト支持部材7
に支持された受圧部材8は、ランバーサポートプレート
29を介しているので、乗員の着座位置がアウトポジシ
ョン、つまり、乗員の着座位置がどこにあっても、ラン
バーサポートプレート29は大きいので、アクティブヘ
ッドレスト用リターンスプリング12に伸張力が加わ
り、受圧部材8に確実に受圧し、受圧部材8への荷重の
伝達が確実となる。
【0042】アクティブヘッドレスト用リターンスプリ
ング12が常時ランバーサポートプレート29の上端部
29bを前側FRに付勢しているので、操作手段22に
よるランバーサポートプレート29の前側FRへの移動
は、軽い操作力ですむ。
【0043】前記ランバーサポートプレート29の下端
部29aを、断面U字状に形成してなるので、該ランバ
ーサポートプレート29の下端部29aの断面U字が開
閉方向に撓むことで、ランバーサポートプレート29が
移動できる。
【0044】前記シートバック2は、常時、図1乃至図
3に示す状態にある。即ち、アクティブヘッドレスト用
リターンスプリング12により、受圧部材8の下端部8
aのキャップ15が前側FRに押圧されてなるので、該
受圧部材8を支持したヘッドレスト支持部材7の後面部
7bが緩衝部材16を介してアッパクロスメンバ10の
ストッパ面10aに当接していて、該ヘッドレスト支持
部材7に支持されたヘッドレストホルダ9を介してアク
ティブヘッドレスト3が保持されている。
【0045】前記シートバック2と図示しないシートク
ッションとよりなる自動車のシート1のシートクッショ
ンに乗員が着座し、前記シートバック2に背中を凭れか
けない運転状態などでは、乗員の頭部とアクティブヘッ
ドレスト3との間には、隙間があり、乗員の背中と受圧
部材8との間にも隙間が形成されている。尤も、該乗員
の背中と受圧部材8との間には、図示しないパッドや表
皮部材などが介在されているので、密着されている。ま
た、着座時における乗員が、リラックス状態で、シート
バック2に凭れかけると、乗員の背中から加えられた荷
重により、パッド及びS字スプリング35の撓みによっ
て、乗員の背中を柔らかに受け止めることができる状態
にある。従って、着座感が良いものとなる。勿論、受圧
部材8には、荷重が加わらない。前記ランバーサポート
機構21により、乗員の腰椎側に迫り出して、腰椎を保
持する。
【0046】この状態で、自車が追突されると、まず車
体に加わった前側FRへの衝撃荷重となって、乗員はシ
ートバック2から前側FRに投げ出される方向の荷重を
受ける。次に、乗員には、後ろ側RRに移動される荷
重、つまり二次衝撃荷重(二次衝突という)が加わるこ
とになる。かかる「二次衝突」に伴う衝撃値が、ランバ
ーサポートプレート29を介してアクティブヘッドレス
ト用リターンスプリング12のコイルスプリング12a
が伸長を始める荷重以上であると、アクティブヘッドレ
スト用リターンスプリング12のコイルスプリング12
aが伸張するに伴い、前記受圧部材8の下端部のキャッ
プ15が、後ろ側RRに移動される。
【0047】前記受圧部材8の下端部の後ろ側RRへの
移動により、ヘッドレスト支持部材7の支持部7c,7
cが、段付きボルト5c及びブッシュ6を中心に、図7
に示すように、前側FRに回転する。前記ヘッドレスト
支持部材7に支持されたヘッドレストホルダ9が、ヘッ
ドレスト支持部材7と共に前側FRに回転して、該ヘッ
ドレストホルダ9に支持されたステー13がアクティブ
ヘッドレスト3と共に前側FRへ回転制御されることに
なり、乗員の頭部の後ろ側RRに移動することで、乗員
の頭部を確実に保持できることによって、乗員の頚部の
保護が可能となる。かかる回転制御は、瞬時に行われる
ことは勿論である。
【0048】こうして、乗員の背中が、衝撃によって、
後ろ側RRに移動することで、残される挙動をするはず
の乗員の頭部が、アクティブヘッドレスト3の前側FR
への移動により、確実に保持されることになる。しか
も、この状態で、前記直線部14の下端部である曲折部
20は、前側に「く」の字状に曲がっているので、受圧
部材8が後ろ側RRに移動した時に、受圧部材8が後ろ
側RRに出っ張らず、後席乗員との空間が確保されるこ
とになる。
【0049】前記ヘッドレストホルダ9に対して、前記
アクティブヘッドレスト3のステイ13,13が上下移
動自在に支持されてなるので、体格の異なる乗員の頭部
の位置に適宜アクティブヘッドレスト3を合致させるこ
とができる。
【0050】シートバック2は、サイドフレーム5,5
と、アッパクロスメンバ10と、ロアクロスメンバ11
とにより方形をなすので、シートバック1の強度が著し
く向上し、二次衝突を受圧する受圧部材8を支持するヘ
ッドレスト支持部材7が変形するような支障を来すよう
なことがない。
【0051】前記受圧部材8は、アクティブヘッドレス
ト用リターンスプリング12により、前側FRに付勢さ
れてなると共に着座荷重では伸長せず、追突に伴う衝撃
荷重でのみ伸長可能なるので、通常時の乗員の着座やリ
ラックス状態においては、該乗員の背中による背凭れ荷
重に対応してアクティブヘッドレスト用リターンスプリ
ング12が伸長せず、S字スプリング35により快適に
乗員の背中部を保持できることになる。また、追突によ
る二次衝突による荷重が加わった時には、アクティブヘ
ッドレスト用リターンスプリング12のコイルスプリン
グ15aが伸張することが可能であるので、受圧部材8
が移動することに支障を与えないことになり、確実に移
動できる。
【0052】二次衝突により、アクティブヘッドレスト
3が前側FRに回転して乗員の頸部を保護可能なる状態
になった時、アッパクロスメンバ10のストッパ面10
aに支持された緩衝部材16の第2緩衝部16bに、前
記ヘッドレスト支持部材7に支持された受圧部材8がぶ
つかることにより、アクティブヘッドレスト3の前側F
Rへの回転角度を制限できるので、異常にアクティブヘ
ッドレスト3が前側FRに回転してしまう不具合の発生
は阻止される。つまり、一つの緩衝部材16でもって、
アクティブヘッドレスト3の立設停止位置及び前側回転
停止位置が決まるため、製造原価が安価となる。また、
位置精度が出しやすくなる。
【0053】追突に伴う衝撃荷重を受け得る位置である
乗員の背中に相当する受圧部材8が、正面視で略I字状
であるし、ランバーサポートプレート29により大きく
保護されているので、突起部が存在せず、その分、受圧
用の作動板などが不用となり、安価であると共に受圧部
材8が1本だけであり、著しい軽量化が図れる。
【0054】前記アクティブヘッドレスト3を支持した
ヘッドレストホルダ9を支持したヘッドレスト支持部材
7が、上面部7aと後面部7bとブラケット7dとによ
り一体に形成されてなるので、個々の部材の支持手段を
不要とし、支持することによって生じるひずみの発生が
ないことになる。従って、アクティブヘッドレスト3の
ステー13の操作力にバラツキが生ぜず、常に安定した
操作力のアクティブヘッドレスト3を得られる。
【0055】前記ヘッドレスト支持部材7の第1貫通孔
19と、第2貫通孔19aとが、一体のヘッドレスト支
持部材7に形成されてなるので、両貫通孔19,19a
の中心位置が確実に直線上に形成されてなり、アクティ
ブヘッドレスト3を上下動させる際にスムースに上下動
できるし、擦れ音が発生しない。
【0056】図10は、前記実施形態と異なる支持手段
の変形例で、符号40は、前記ランバーサポートプレー
ト29の下端部29aを、断面逆U字状に形成してなる
支持手段であって、該支持手段40は、ランバーサポー
トプレート29の裏面側のプレート41には、支持穴4
2が形成されて、ロアクロスメンバ11に支持されてな
る。
【0057】かかる変形例によれば、ランバーサポート
プレート29の下端部29aの支持手段40が、断面逆
U字が開閉方向に撓むことで、ランバーサポートプレー
ト29が移動できる。
【0058】図11及び図12は、前記実施形態と異な
る係合手段の変形例で、符号44は、係合手段で、該係
合手段44は、ランバーサポートプレート43の中央部
に形成された貫通孔45により切り起こされたように裏
面側に突出形成されてなる突出部44aと、該突出部4
4aの自由端に形成されてなる前記ロッド26への嵌合
を可能とした嵌合腕44bとよりなる。
【0059】かかる構成によれば、係合手段44がラン
バーサポートプレート43の裏面側に一体に形成されて
いて、貫通孔45があることにより、係合手段44の成
形型が簡易なるものでよい、つまり、スライド型などが
不要となるので、成形原価が著しく低減する。また、ラ
ンバーサポートプレート43に荷重が加わると、該ラン
バーサポートプレート43ばかりか、前記突出部44a
が撓むことで、乗員の腰椎にソフトなる支持感を与える
ことになる。
【0060】図13は、実施形態と異なるランバーサポ
ートプレートの変形例で、符号46は、ランバーサポー
トプレートで、該ランバーサポートプレート46の下端
部の表側には、乗員の尾てい骨を保持可能なるサポート
部47が形成してなる。前記サポート部47の裏面側
は、肉盗み部48となっている。
【0061】かかる構成によれば、ランバーサポートプ
レート46の下端部の前側に位置する乗員の尾てい骨
が、サポート部47で保持されるので、乗員の居住性が
著しく向上する。前記肉盗み部48によって、ランバー
サポートプレート46の肉厚が減少し、軽量化が図れる
ばかりか、原材料の消費が少なくてすむ。
【0062】前記作動説明で、乗員の頭部が、アクティ
ブヘッドレスト3の移動により、確実に保持されるとし
たが、アクティブヘッドレスト3の移動と、シートバッ
ク2の移動とは、相対的なものであり、乗員の背中によ
ってシートバック2が後ろ側RRに移動しても、乗員の
頭部に対してアクティブヘッドレスト3が移動せず、そ
の位置に保持されることで、乗員の頭部が保護されるも
のと説明されるものも含むものである。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ランバ
ーサポート機構を操作することで、ランバーサポート機
構のロッドが移動して、係合手段を介して軸支されてな
るランバーサポートプレートの略中間部を前後方向に移
動させることができるし、該ランバーサポートプレート
は、シートバックフレームの中空部を覆う大きさになっ
ているので、乗員の腰椎を確実に支持すると共に乗員の
背中へ面で接触することにより、乗員の腰椎に圧迫感を
与えず、ソフトなる支持感を与えることになる。
【0064】請求項2に記載の発明によれば、係合手段
がランバーサポートプレートの裏面に一体に形成されて
いるので、成形性が向上する。また、ランバーサポート
プレートに荷重が加わると、前記ランバーサポートプレ
ートばかりか、前記突出部が撓むことで、乗員の腰椎に
ソフトなる支持感を与えることになる。
【0065】請求項3に記載の発明によれば、係合手段
がランバーサポートプレートの裏面側に一体に形成され
ていて、貫通孔があることにより、係合手段の成形型が
簡易なるものでよい、つまりスライド型などが不要とな
るので、成形原価が著しく低減する。また、ランバーサ
ポートプレートに荷重が加わると、前記ランバーサポー
トプレートばかりか、前記突出部が撓むことで、乗員の
腰椎にソフトなる支持感を与えることになる。
【0066】請求項4に記載の発明によれば、ランバー
サポートプレートの下端部の前側に位置する乗員の尾て
い骨が、サポート部で保持されるので、乗員の居住性が
著しく向上する。
【0067】請求項5に記載の発明によれば、肉盗み部
によって、ランバーサポートプレートの肉厚が減少し、
軽量化が図れるばかりか、原材料の消費が少なくてす
む。
【0068】請求項6に記載の発明によれば、アクティ
ブヘッドレストを支持したヘッドレストホルダを支持し
たヘッドレスト支持部材が、サイドフレーム間に架設さ
れているので、乗員の二次衝突力が発生したときには、
アクティブヘッドレストの前後移動が適切に行われ、乗
員の頸部の保護がより確実に行われる。また、ヘッドレ
スト支持部材に支持された受圧部材は、ランバーサポー
トプレートを介しているので、乗員の着座位置がアウト
ポジションであっても、ランバーサポートプレートは大
きいので、確実に受圧し、受圧部材への荷重の伝達が確
実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るシートバックを示
す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1のSA−SA線に係る断面図。
【図4】図1の分解斜視図。
【図5】図4のヘッドレスト支持部材を下側から見た分
解斜視図。
【図6】図5の要部の組立後の断面図。
【図7】図1の作動後における要部拡大断面図。
【図8】図1のランバーサポートプレートの正面図。
【図9】図8の側面図。
【図10】ランバーサポートプレートの変形例を示す図
9相当側面図。
【図11】係合手段の変形例を示す図9相当側面図。
【図12】図11の正面図。
【図13】ランバーサポートプレートの変形例を示す図
9相当側面図。
【符号の説明】
1 自動車のシート(乗り物のシート) 2 シートバック 3 アクティブヘッドレスト 4 シートバックフレーム 4a シートバックフレームの中空部 5 サイドフレーム 5a サイドフレームの上端部 7 ヘッドレスト支持部材 8 受圧部材 9 ヘッドレストホルダ 21 ランバーサポート機構 26 ロッド 27、44 係合手段 27a、44a 係合手段の突出部 27b、44b 係合手段の嵌合腕 29、43,46 ランバーサポートプレート 29a、43a、46a ランバーサポートプレートの
下端部 29b、43b、46b ランバーサポートプレートの
上端部 30、40 支持手段 47 サポート部 48 肉盗み部 FR 前側 RR 後ろ側 UP 上側 LWR 下側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 崇久 神奈川県綾瀬市小園771番地 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ シ ステムズ株式会社内 (72)発明者 宮澤 昌彰 神奈川県綾瀬市小園771番地 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ シ ステムズ株式会社内 Fターム(参考) 3B084 HA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部を有するシートバックフレーム
    と、該シートバックフレームの中空部を覆うと共に下端
    部が前記シートバックフレームに支持手段によって回転
    自在に軸支されてなる略平板状のランバーサポートプレ
    ートと、該ランバーサポートプレートの略中間部を前後
    動自在に制御可能なるランバーサポート機構とより構成
    されてなり、 前記ランバーサポート機構の回転中心用のロッドに前記
    ランバーサポートプレートを係合手段により回転自在に
    軸支してなることを特徴とする乗り物用シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の乗り物用シートであっ
    て、 前記係合手段は、前記ランバーサポートプレートの裏面
    より突出形成されてなる突出部と、該突出部の自由端に
    形成されてなる前記ロッドへの嵌合を可能とした嵌合腕
    とよりなることを特徴とする乗り物用シート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の乗り物用シートであっ
    て、 前記係合手段は、前記ランバーサポートプレートの中央
    部に形成された貫通孔により切り起こされたように裏面
    側に突出形成されてなる突出部と、該突出部の自由端に
    形成されてなる前記ロッドへの嵌合を可能とした嵌合腕
    とよりなることを特徴とする乗り物用シート。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記
    載の乗り物用シートであって、 前記ランバーサポートプレートの下端部の表側には、乗
    員の尾てい骨を保持可能なるサポート部が形成してなる
    ことを特徴とする乗り物用シート。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の乗り物用シートであっ
    て、 前記サポート部の裏面側は、肉盗み部となっていること
    を特徴とする乗り物用シート。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記
    載の乗り物用シートであって、 前記シートバックフレームのサイドフレーム上端部間に
    は、ヘッドレスト支持部材が前後に回転自在に架設され
    てなり、 該ヘッドレスト支持部材には、アクティブヘッドレスト
    を保持するヘッドレストホルダ及び前記ランバーサポー
    トプレートの上端部の裏面側に隣接されてなる受圧部材
    が配設されてなり、 前記受圧部材は、追突に伴う乗員による二次衝撃荷重を
    受け得る位置に配されてなることを特徴とする乗り物用
    シート。
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