JP2002345056A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2002345056A
JP2002345056A JP2001145420A JP2001145420A JP2002345056A JP 2002345056 A JP2002345056 A JP 2002345056A JP 2001145420 A JP2001145420 A JP 2001145420A JP 2001145420 A JP2001145420 A JP 2001145420A JP 2002345056 A JP2002345056 A JP 2002345056A
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JP2001145420A
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English (en)
Inventor
Hideki Kasai
秀樹 笠井
Kazuhisa Yoshiki
和久 吉木
Masayuki Matsuo
昌行 松尾
Masanobu Ogawa
正信 小川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信器への送信器の固有番号(ID)の登録
や登録内容の変更が容易にできる無線通信システムを提
供する。 【解決手段】 負荷接続器3に接続される負荷を遠隔制
御するためのIDを含む命令信号を送出する送信器2
と、該送信器2のIDを予め登録しておき、前記送信器
2から受信したIDが予め登録されているIDと一致す
ることを確認すると、前記送信器2から送出された前記
命令信号に応じて前記負荷を制御する受信器1とを備え
てなる無線通信システムにおいて、前記受信器1又は前
記負荷接続器3のいずれか一方に、擬似負荷4と前記負
荷接続器3との接続を検出して入力モードを登録モード
に移行させる接続検出部11を設け、前記擬似負荷4が
接続された前記負荷接続器3に対して、前記受信器1で
は登録したい送信器2からのIDを受信し登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信器と受信器と
を有してなる無線通信システムに関して、送信器と受信
器の登録関係によって送信器により負荷を遠隔制御する
無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信システムとしては、例え
ば、直接操作不可能な所に設置される受信器の登録部に
送信器の固有番号(ID)を予め登録し、この登録を行
った送信器によって受信器に固有番号(ID)を含む命
令信号(遠隔制御信号)を送出し、受信器では、この命
令信号が予め登録された送信器からのものであるかどう
かを受信した固有番号(ID)から判断し、この固有番
号(ID)が予め登録している送信器の固有番号(I
D)と一致したときにのみ命令信号に基づいて負荷接続
器に接続される負荷を制御するものである。
【0003】以下に、受信器に送信器の固有番号(I
D)を登録する方法を示す。受信器に送信器の固有番号
(ID)を登録するには、受信器を直接操作不可能な所
に設置する前に、受信器と送信器とを利用者の手元に置
いて行う。まず、受信器に設けられたスイッチを直接操
作して送信器の固有番号(ID)の登録が可能である登
録モードにし、登録させたい送信器から、命令信号とと
もに固有番号(ID)を送信して、その固有番号(I
D)を受信器に登録させる。その後、受信器は、直接操
作不可能な所に設置され、利用者は、送信器からの命令
信号により、負荷を遠隔制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な無線通信システムにおいては、受信器を直接操作不可
能な所に設置するので、登録内容を変更(例えば、消去
や上書き等)する場合や、送信器を紛失したり、送信器
が故障したことで新しい送信器の固有番号(ID)を再
登録する場合には、受信器を一旦前述の設置場所から撤
去してこのような固有番号(ID)の変更又は再登録を
実施しなければならず、利用者にとっては大変面倒であ
るという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、受信器への送信器の固有番号(ID)の登録や
登録内容の変更が容易にできる無線通信システムを提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の無線通
信システムは、負荷接続器3に接続される負荷を遠隔制
御するための固有番号(ID)を含む命令信号を送出す
る送信器2と、該送信器2の前記固有番号(ID)を予
め登録しておき、前記送信器2から受信した固有番号
(ID)が予め登録されている固有番号(ID)と一致
することを確認すると、前記送信器2から送出された前
記命令信号に応じて前記負荷を制御する受信器1と、を
備えてなる無線通信システムにおいて、擬似的な負荷で
ある擬似負荷4を前記負荷接続器3と接続し、前記受信
器1又は前記負荷接続器3のいずれか一方には、前記擬
似負荷4と前記負荷接続器3とが接続したことを検出す
るとともに前記受信器1の入力モードを待機モードから
前記固有番号(ID)を登録可能な登録モードに移行さ
せる接続検出部11を設け、前記擬似負荷4が接続され
た前記負荷接続器3に対して、前記固有番号(ID)を
登録したい前記送信器2から前記受信器1に所定の固有
番号(ID)を含む命令信号を送信することによって、
前記送信器2の前記固有番号(ID)を登録するように
したことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の無線通信システム
は、請求項1に記載の発明において、前記擬似負荷4
は、特定のインピーダンスを備えてなり、前記接続検出
部11が、前記インピーダンスを検出することにより入
力モードを検出するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0008】また、請求項3に記載の無線通信システム
は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記
受信器1の入力モードとして、登録モードの他に、予め
前記受信器1に登録した前記固有番号(ID)を消去す
る消去モードを備え、前記接続検出部11は、前記受信
器1の入力モードを待機モードから前記消去モードに移
行させるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項4に記載の無線通信システム
は、請求項3に記載の発明において、前記擬似負荷4
は、前記受信器1の種々の入力モードにそれぞれ対応し
て異なるインピーダンスを備えてなり、前記接続検出部
11が、受信器1の入力モードを検出したインピーダン
スに対応するモードへ移行させるようにしたことを特徴
とするものである。
【0010】また、請求項5に記載の無線通信システム
は、請求項4に記載の発明において、前記擬似負荷4に
は、前記インピーダンスの種類に応じてインピーダンス
を切替え可能な切替操作部43を設けたことを特徴とす
るものである。
【0011】また、請求項6に記載の無線通信システム
は、請求項4に記載の発明において、前記擬似負荷4
を、前記インピーダンスの種類に応じて複数設け、各擬
似負荷の外形又は外観色を各々異なるようにしたことを
特徴とするものである。
【0012】また、請求項7に記載の無線通信システム
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明にお
いて、前記送信器2と前記擬似負荷4とを一体化させた
ことを特徴ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1実施形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。図1は、本発明の第1
実施形態に係る無線通信システムを示す構成図であり、
図2は、受信器1へ送信器2の固有番号(ID)を新規
登録する方法を示すフローチャート図である。図3は、
擬似負荷4のインピーダンスZbを検出する構成を示す
回路図である。
【0014】図1に示すように、無線通信システムは、
受信器1と、送信器2と、複数の負荷接続器3(3以外
は図示せず)と、擬似負荷4とを備えてなる構成であ
る。
【0015】なお、第1実施形態においては、複数の負
荷接続器3が受信器1に接続され、複数の負荷(図示せ
ず)が制御されるような構成となっているが、負荷接続
器3の構成及び機能は共通であるため、1つの負荷接続
器3に対する説明を代表的に記載する。負荷接続器3
は、例えば、引掛シーリングであり、負荷(図示せず)
は、天井から引掛シーリングを介して吊り下げられる照
明である。
【0016】受信器1は、予め直接操作不可能な天井裏
に設置されており、擬似負荷4の後述のようなインピー
ダンスZbを検出する接続検出部11と、送信器2から
の信号を受信する信号受信部(図示ぜず)と、送信器2
からの固有番号(ID)を予め登録する登録部(図示せ
ず)と、所定の時間だけ作動させ、送信器2からの固有
番号(ID)を含む信号の受信を制御するタイマー(図
示ぜず)と、送信器2から受信した固有番号(ID)が
予め登録部に登録されている固有番号(ID)と一致す
るのか否かを比較する比較部(図示せず)と、前記各部
を制御するとともに負荷接続器3に接続する負荷を制御
する制御部(図示せず)と、定電流源αとを備えてな
り、外部から電力配線を受けている。
【0017】ここで、第1実施形態においては、登録モ
ードとしては、送信器2からの固有番号(ID)を新規
登録することができる新規登録モードを用いており、受
信器1は、入力モードとして、待機状態である待機モー
ドと、新規登録モードを備えている。
【0018】なお、待機モードとは、送信器2からの固
有番号(ID)の登録動作ではなく、受信器1が負荷に
対して通常の制御動作を行う状態である。また、新規登
録モードとは、固有番号(ID)を登録したい送信器2
から固有番号(ID)を含む信号を受信器1が受信する
と、その固有番号(ID)を登録部に予め登録すること
ができる状態である。
【0019】なお、第1実施形態においては、接続検出
部11は、予め設定した所定の電圧V1と入力とを比較
するコンパレータC1を有してなる。
【0020】また、第1実施形態においては、擬似負荷
4を設けている。擬似負荷4は、天井に配置された負荷
接続器3に対応した取手部41と、負荷接続器3に接続
するため栓刃421を有した本体部42を備えてなる。
本体部42は、擬似的な負荷であり新規登録モードに対
応した特定のインピーダンスZbを備えている。なお、
取手部41は、長尺の構成にしている。このように長尺
構成にすることで、利用者(図示せず)は、天井等高い
位置又は手の届きにくい位置に設置された負荷接続器3
に対して、擬似負荷4を容易に接続させることができ
る。
【0021】なお、送信器2は、負荷接続器3に接続さ
れる負荷を電波を用いて部屋にる利用者が制御するため
の命令信号(遠隔制御信号)を送信する信号送信部(図
示せず)を備えている。なお、この命令信号には、送信
器2の固有番号(ID)を含んでいる。
【0022】以下に、受信器1へ送信器2の固有番号
(ID)を新規登録する方法を示す。図2に示すよう
に、初期状態では受信器1の入力モードは、待機モード
である(ステップS1)。次に、対象となる負荷接続器
3に、疑似負荷4を接続する。受信器1の接続検出部1
1は、擬似的な負荷である疑似負荷4が接続されその疑
似負荷4が特定のインピーダンスZbを有していること
を後述のような方法で検出する(ステップS2)と、受
信器1は、タイマーを作動させ(ステップS3)、接続
検出部11は、所定の時間だけ入力モードを新規登録モ
ードへと移行する(ステップS4)。
【0023】この新規登録モードの状態で、予め設定し
ておいたタイマーの設定時間を超えても受信器1の接続
検出部11が、送信器2からの固有番号(ID)を含む
信号を受信できない場合には(ステップS5)、受信器
1は、タイムアップ(ステップS6)して、接続検出部
11は入力モードを待機モードへと移行する(ステップ
S1)。
【0024】また、新規登録モードの状態で、受信器1
が固有番号(ID)を登録したい送信器2から固有番号
(ID)を含む信号を受信した場合には(ステップS
5)、この固有番号(ID)を登録部に新規登録する
(ステップS7)。そして、固有番号(ID)登録後に
は、受信器1の接続検出部11は、入力モードを待機モ
ードへと移行する(ステップS1)。
【0025】このようにして、送信器2を用いて、受信
器1に送信器2の固有番号(ID)を予め登録すること
で、受信器1の比較部は、送信器2からの命令信号とと
もに送出される固有番号(ID)と、予め記憶している
固有番号(ID)とを比較し、両固有番号(ID)が一
致する場合には、受信器1の制御部が、送信器2からの
命令信号に基づいて負荷接続器3に接続される負荷を制
御することができる。
【0026】以下に、受信器1の接続検出部11が疑似
負荷4を検出する方法について、図3に基づいて説明す
る。Za(図示せず)は、負荷接続器3に何も接続され
ていない場合のインピーダンスである。擬似負荷4は、
負荷接続器3に接続することで定電流源αと電源Vcc
に接続される。ここで、電源Vccは、前述の電力配線
を利用して供給されるものであるが、別途回路を設けて
そこから供給を受けるような構成であってもよい。
【0027】受信器1の接続検出部11は、負荷接続器
3と定電流源αとを接続することで接続検出部11に生
じる電圧Vと、コンパレータC1に予め設定した所定の
電圧V1とを比較する。受信器1の接続検出部11は、
コンパレータC1から出力結果がV>V1のときには、
負荷接続器3に擬似負荷4が接続されていることを検出
して入力モードを新規登録モードに移行する。
【0028】なお、図3は、擬似負荷4のインピーダン
スZbを検出する回路構成の一例であり、インピーダン
スZbの値を識別できる回路であれば、その他の構成で
あってもよい。
【0029】かかる無線通信システムにおいては、受信
器1への送信器2の固有番号(ID)の新規登録が容易
にできる無線通信システムを提供することができる。
【0030】次に、第1実施形態においては、受信器1
は、入力モードとして新規登録モードを備えているもの
であるが、その他の入力モードも備えた場合の実施形態
を、第2実施形態として以下に示す。なお、無線通信シ
ステムの基本構成は、第1実施形態と共通するので、同
一箇所には同一符号を付して、共通部分の説明は省略す
る。
【0031】本発明の第2実施形態を図4乃至図6に基
づいて説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る
無線通信システムの受信器1へ送信器2の固有番号(I
D)を新規登録又は変更する方法を示すフローチャート
図である。また、図5は、擬似負荷4のインピーダンス
Zb、Zc、Zdを検出する構成を示す回路図であり、
図6は、受信器1の接続検出部11の出力結果を示す説
明図である。
【0032】ここで、第2実施形態においては、登録モ
ードとしては、第1実施形態で用いた新規登録モード
と、予め登録部に登録されている送信器2の固有番号
(ID)を上書きすることができる上書きモードとを用
いている。
【0033】受信器1は、入力モードとして、待機モー
ドと、新規登録モードの他に、消去モードと、上書きモ
ードとを備えている。
【0034】なお、消去モードとは、受信器1の登録部
に予め登録されている所定の送信器2の固有番号(I
D)を消去して未登録にすることができる状態である。
また、上書きモードとは、受信器1の登録部に予め登録
されている所定の送信器2の固有番号(ID)を消去す
るとともに新たな送信器2の固有番号(ID)に再登録
することができる状態である。
【0035】なお、固有番号(ID)の上書きは、消去
モードと新規登録モードを2段階の操作を経て実現可能
であるが、上書きモードを導入することで、1度の操作
で実現できるため、更に固有番号(ID)の登録時間の
短縮がはかれる。
【0036】第2実施形態においては、消去モードと、
上書きモードは、例えば、受信器1に送信器2の固有番
号(ID)を誤登録した場合や、負荷に関わるレイアウ
ト変更等で送信器2の組合せを変更したりする場合に利
用者が選択できる入力モードである。
【0037】ここで、受信器1の接続検出部11は、予
め設定した所定の電圧V1と入力とを比較するコンパレ
ータC1と、予め設定した所定の電圧V2と入力とを比
較するコンパレータC2と、予め設定した所定の電圧V
3と入力とを比較するコンパレータC3とを有してな
る。なお、V1<V2<V3の関係を満たしている。
【0038】なお、擬似負荷4の本体部42は、擬似的
な負荷であり、受信器1の新規登録モードに対応したイ
ンピーダンスZb(図示せず)と、上書きモードに対応
したインピーダンスZc(図示せず)と、消去モードに
対応したインピーダンスZd(図示せず)とを備えてい
る。
【0039】ここで、図5に示すように、擬似負荷4に
は、利用者の選択に応じてインピーダンスZb、Zc、
Zdを切替えることが可能な切替操作部43を備えてい
る。なお、切替操作部43は、例えば、ボタンスイッチ
で構成されている。
【0040】以下に、受信器1の登録部に登録されてい
る送信器2の固有番号(ID)を消去したり上書きした
りする方法を示す。利用者は、所望の入力モードを擬似
負荷4の切替操作部43で選択する。図4に示すよう
に、受信器1の接続検出部11では、切替操作部43で
選択された3つの入力モードに対応したインピーダンス
Zを検出(ステップS8、ステップS8−1〜8−3)
する。
【0041】利用者が切替操作部43で上書きモード、
つまりインピーダンスZcを選択した場合(ステップS
8−1)には、受信器1の接続検出部11は、入力モー
ドを上書きモードへと移行する。所定の時間以内に、固
有番号(ID)を上書きし再登録したい送信器2から受
信器1へ固有番号(ID)を含む信号が送信される(ス
テップS5)と、予め登録部に登録されていた固有番号
(ID)を新たな固有番号(ID)にて上書きする(ス
テップS9)。固有番号(ID)の上書きが完了すれ
ば、受信器1の接続検出部11は、入力モードを待機モ
ードへと移行する(ステップS1)。
【0042】また、利用者が切替操作部43で消去モー
ド、つまりインピーダンスZdを選択した場合(ステッ
プS8−3)には、受信器1の接続検出部11は、入力
モードを消去モードへと移行する。所定の時間以内に、
受信器1の登録部に予め登録されている送信器2の固有
番号(ID)を消去する際には、固有番号(ID)を含
む信号を送信器2から受信器1へと送信(ステップS
5)することで予め登録部に登録されていた固有番号
(ID)を消去して登録部を未登録状態にする(ステッ
プS9)。固有番号(ID)の消去が完了すれば、受信
器1の接続検出部11は、入力モードを待機モードへと
移行する(ステップS1)。
【0043】なお、利用者が切替操作部43で新規登録
モード、つまりインピーダンスZbを選択した場合(ス
テップS8−2)は、第1実施形態に示した通りである
ため説明は省略する。
【0044】ここで、いずれの入力モードの場合におい
ても、受信器1が予め設定しておいたタイマーの設定時
間を超えても固有番号(ID)を含む信号が送信器2か
ら受信できない場合には(ステップS5)、タイムアッ
プ(ステップS6)して、接続検出部11は、入力モー
ドを待機モードへと移行する(ステップS1)。
【0045】以下に、受信器1の接続検出部11が、疑
似負荷4を検出する方法について、図5に基づいて説明
する。
【0046】第1実施形態で示したコンパレータC1と
同様に、擬似負荷4を負荷接続器3に接続することで、
受信器1の接続検出部11を構成するコンパレータC
2、C3も、その時生じる電圧Vと、予め設定した所定
の電圧V2、V3の値とを比較する。
【0047】ここで、各コンパレータC1〜C3の出力
条件を以下に示す。V<V1のときは、コンパレータC
1〜C3とも、Low(L)を出力する。V1<V<V
2のときは、コンパレータC1は、High(H)を出
力し、コンパレータC2、C3は、Low(L)を出力
する。V2<V<V3のときは、コンパレータC1、C
2は、High(H)を出力し、コンパレータC3は、
Low(L)を出力する。また、V3<Vのときは、コ
ンパレータC1〜C3とも、High(H)を出力す
る。
【0048】図6に示すように、受信器1の接続検出部
11は、V1<V<V2のときには、上述のようなコン
パレータC1〜C3の出力より、インピーダンスZ=Z
bであり、負荷接続器3には新規登録モードに対応した
擬似負荷4が接続されていることを検出して、入力モー
ドを新規登録モードに移行する。V2<V<V3のとき
には、受信器1の接続検出部11は、インピーダンスZ
=Zcであり、負荷接続器3には上書きモードに対応し
た擬似負荷4が接続されていることを検出して、入力モ
ードを上書きモードに移行する。また、受信器1の接続
検出部11は、V3<Vのときには、インピーダンスZ
=Zdであり、負荷接続器3には消去モードに対応した
擬似負荷4が接続されていることを検出して、入力モー
ドを消去モードに移行する。
【0049】なお、図5は、擬似負荷4のインピーダン
スZb、Zc、Zdを検出する回路構成の一例であり、
インピーダンスZb、Zc、Zdの値を識別できる回路
であれば、その他の構成であってもよい。
【0050】かかる無線通信システムにおいては、擬似
負荷4は、受信器1の新規登録モード、上書きモード、
消去モードにそれぞれ対応して異なるインピーダンスZ
b、Zc、Zdを備えているので、受信器1の接続検出
部11からの検出結果をもとに、受信器1の入力モード
を各インピーダンスZb、Zc、Zdに対応するモード
に移行させることができる。また、擬似負荷4に切替操
作部43を設けることで、利用者は、前記3つの入力モ
ードから、受信器1に対する所望の入力モードを容易に
選択するこができる。
【0051】また、例えば、受信器1を直接操作不可能
な所に設置しており、予め受信器1の登録部に登録され
ている送信器2の固有番号(ID)を変更(例えば、消
去や上書き等)する場合や、送信器2を紛失したり、送
信器2が故障したことで新しい送信器2の固有番号(I
D)を再登録する場合にも、受信器1の入力モードとし
て、新規登録モードの他に、消去モードと、上書きモー
ドを導入することにより、利用者は、受信器1を一旦前
述の設置場所から撤去せずに、受信器1の登録部に登録
されている固有番号(ID)を消去したり上書きしたり
することができる。
【0052】ここで、第2実施形態においては、擬似負
荷4の本体部42には、受信器1の新規登録モード、上
書きモード、消去モードのそれぞれ対応した異なる3つ
のインピーダンスZb、Zc、Zdと、それらを切替え
る切替操作部43を備えているが、切替操作部43を備
えずに、各入力モードにそれぞれ対応した疑似負荷4
を、入力モードに対応する数量だけ設けるような構成で
あってもよい。なお、このような場合には、疑似負荷4
の外形、例えば、取手部41の形状や、疑似負荷4の外
観色を、各入力モードに応じて変えることで、複数の疑
似負荷の中から、利用者が選択すべき擬似負荷を容易に
識別できるため、操作性が向上する。
【0053】また、上記の実施形態においては、負荷接
続器3が天井に配置されており、利用者の手の届く範囲
にはなく、擬似負荷4と送信器2とは、各々分離されて
いたが、負荷接続器3が利用者の手の届く範囲にある場
合には、擬似負荷4と送信器2とを一体化するような構
成であってもよい。
【0054】また、上述の第1実施形態及び第2実施形
態においては、接続検出部11は、受信器1に設けてい
るが、負荷接続器3に設けることも可能であり、この場
合には、負荷接続器3は、直接点検できる位置に配置さ
れているので、修理や取り替えが容易にできる。
【0055】
【発明の効果】上記のように本発明に係る請求項1に記
載の無線通信システムにあっては、負荷接続器に接続さ
れる負荷を遠隔制御するための固有番号(ID)を含む
命令信号を送出する送信器と、該送信器の前記固有番号
(ID)を予め登録しておき、前記送信器から受信した
固有番号(ID)が予め登録されている固有番号(I
D)と一致することを確認すると、前記送信器から送出
された前記命令信号に応じて前記負荷を制御する受信器
と、を備えてなる無線通信システムにおいて、擬似的な
負荷である擬似負荷を前記負荷接続器と接続し、前記受
信器又は前記負荷接続器のいずれか一方には、前記擬似
負荷と前記負荷接続器とが接続したことを検出するとと
もに前記受信器の入力モードを待機モードから前記固有
番号(ID)を登録可能な登録モードに移行させる接続
検出部を設け、前記擬似負荷が接続された前記負荷接続
器に対して、前記固有番号(ID)を登録したい前記送
信器から前記受信器に所定の固有番号(ID)を含む命
令信号を送信することによって、前記送信器の前記固有
番号(ID)を登録するようにしたので、前記受信器へ
の前記送信器の前記固有番号(ID)の登録が容易にで
きる無線通信システムを提供することができた。
【0056】また、請求項2に記載の無線通信システム
にあっては、請求項1に記載の発明において、 前記擬
似負荷は、特定のインピーダンスを備えてなり、前記接
続検出部が、前記インピーダンスを検出することにより
入力モードを検出するようにしたので、前記負荷接続器
に接続される負荷が擬似負荷であることが確実に判別で
きるという効果を奏する。
【0057】また、請求項3に記載の無線通信システム
にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明におい
て、前記受信器の入力モードとして、登録モードの他
に、予め前記受信器に登録した固有番号(ID)を消去
する消去モードを備え、前記接続検出部は、前記受信器
の入力モードを待機モードから前記消去モードに移行さ
せるようにしたので、前記受信器に予め登録されている
前記送信器の前記固有番号(ID)を消去することがで
きるので、前記受信器の登録内容の消去が容易にできる
無線通信システムを提供することができた。また、前記
登録モードと前記消去モードとを組み合わせて用いるこ
とで、前記受信器への前記送信器の前記固有番号(I
D)の登録内容の変更が容易にできる無線通信システム
を提供することができた。
【0058】また、請求項4に記載の無線通信システム
にあっては、請求項3に記載の発明において、前記擬似
負荷は、前記受信器の種々の入力モードにそれぞれ対応
して異なるインピーダンスを備えてなり、前記接続検出
部が、受信器の入力モードを検出したインピーダンスに
対応するモードへ移行させるようにしたので、前記擬似
負荷は、受信器の種々の入力モードにそれぞれ対応して
異なるインピーダンスを備えており、前記受信器の接続
検出部からの検出結果をもとに、受信器の入力モードを
各インピーダンスに対応するモードに移行させることが
できるという効果を奏する。
【0059】また、請求項5に記載の無線通信システム
にあっては、請求項4に記載の発明において、前記擬似
負荷には、前記インピーダンスの種類に応じてインピー
ダンスを切替え可能な切替操作部を設けるようにしたの
で、利用者は、前記受信器に対する所望の入力モードを
容易に選択するこができるという効果を奏する。
【0060】また、請求項6に記載の無線通信システム
にあっては、請求項4に記載の発明において、前記擬似
負荷を、前記インピーダンスの種類に応じて複数設け、
各擬似負荷の外形又は外観色を各々異なるようにしたの
で、複数の疑似負荷の中から、利用者が選択すべき擬似
負荷を容易に識別できるため、操作性が向上するという
効果を奏する。
【0061】また、請求項7に記載の無線通信システム
にあっては、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
発明において、前記送信器と前記擬似負荷とを一体化さ
せるようにしたので、特に前記負荷接続器が利用者の手
の届く範囲にある場合には、前記擬似負荷を別途設ける
必要がないので、前記擬似負荷を保管しておくスペース
が必要ではなくなるとともに、利用者の操作性が向上す
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る無線通信システム
を示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る送信器の固有番号
(ID)の登録方法を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る擬似負荷のインピ
ーダンスを検出する構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る送信器の固有番号
(ID)の登録又は変更方法を示すフローチャート図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態に係る擬似負荷のインピ
ーダンスを検出する構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る受信器の接続検出
部の出力結果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 受信器 2 送信器 3 負荷接続器 4 擬似負荷 11 接続検出部 41 取手部 42 本体 43 切替操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 昌行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小川 正信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K048 BA07 BA08 DC01 EA16 EB01 EB02 EB06 GC02 GC05 HA04 HA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷接続器に接続される負荷を遠隔制御
    するための固有番号(ID)を含む命令信号を送出する
    送信器と、該送信器の前記固有番号(ID)を予め登録
    しておき、前記送信器から受信した固有番号(ID)が
    予め登録されている固有番号(ID)と一致することを
    確認すると、前記送信器から送出された前記命令信号に
    応じて前記負荷を制御する受信器と、を備えてなる無線
    通信システムにおいて、 擬似的な負荷である擬似負荷を前記負荷接続器と接続
    し、 前記受信器又は前記負荷接続器のいずれか一方には、前
    記擬似負荷と前記負荷接続器とが接続したことを検出す
    るとともに前記受信器の入力モードを待機モードから前
    記固有番号(ID)を登録可能な登録モードに移行させ
    る接続検出部を設け、 前記擬似負荷が接続された前記負荷接続器に対して、前
    記固有番号(ID)を登録したい前記送信器から前記受
    信器に所定の固有番号(ID)を含む命令信号を送信す
    ることによって、前記送信器の前記固有番号(ID)を
    登録するようにしたことを特徴とする無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記擬似負荷は、特定のインピーダンス
    を備えてなり、前記接続検出部が、前記インピーダンス
    を検出することにより入力モードを検出するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記受信器の入力モードとして、登録モ
    ードの他に、予め前記受信器に登録した前記固有番号
    (ID)を消去する消去モードを備え、前記接続検出部
    は、前記受信器の入力モードを待機モードから前記消去
    モードに移行させるようにしたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記擬似負荷は、前記受信器の種々の入
    力モードにそれぞれ対応して異なるインピーダンスを備
    えてなり、前記接続検出部が、受信器の入力モードを検
    出したインピーダンスに対応するモードへ移行させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載
    の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記擬似負荷には、前記インピーダンス
    の種類に応じてインピーダンスを切替え可能な切替操作
    部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の無線通信
    システム。
  6. 【請求項6】 前記擬似負荷を、前記インピーダンスの
    種類に応じて複数設け、各擬似負荷の外形又は外観色を
    各々異なるようにしたことを特徴とする請求項4に記載
    の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信器と前記擬似負荷とを一体化さ
    せたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
    に記載の無線通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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