JP2002345052A

JP2002345052A - 情報端末通信システム

Info

Publication number: JP2002345052A
Application number: JP2001145118A
Authority: JP
Inventors: Junichi Ishibashi; 純一石橋; Hisanori Tezuka; 久則手塚; Masatoshi Homitsu; 政敏穂満; Yutaka Adachi; 豊安達
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 2001-05-15
Filing date: 2001-05-15
Publication date: 2002-11-29

Abstract

(57)【要約】【課題】情報機器同士を簡便に複雑な操作が必要ない
情報端末通信システムを提供する。【解決手段】情報端末（１０）に処理制御コマンドコ
ードを記憶し、前記処理制御コマンドコードを送信し、
前記送信した処理制御コマンドコードを受信し、処理制
御コマンドコードを取り出す取り出し、前記処理制御コ
マンドコードに対応した処理制御を行う１つの情報端末
とを有することを特徴とする情報端末通信システムを用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器の接続に
係わり、特に容易に機器間の接続が確立できる情報端末
通信システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、特開平１１−１７７６０２では、
次のような技術が開示されている。携帯端末は、ユーザ
からターミナル番号を親機に送信し、親機は、その情報
をインテリジェントネットワークを介して、ディレクト
リサーバに転送する。ディレクトリサーバは、インター
ネットとの仲介をするサーバのプロキシのアドレスを検
出し、親機に送信する。親機は、ユーザのＩＤ、携帯端
末のターミナル番号をプロキシに送信し、そこで、プロ
キシは端末を呼び出し、ユーザからの通信を通知する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平１１−
１７７６０２に開示されているように、遠隔操作ができ
る機器は多いが、一般の通信、例えば、BluetoothやＬ
ＡＮ等では、コマンド以外に複雑なプロファイルが用意
されデータ構造が複雑で一般利用の広がりの妨げになっ
ている。また、各種プロファイルに対応するための機能
組み込みに、ドライバーソフトなど別途プログラムを組
み込み処理を必要とし作業が煩わしかった。さらに、他
の情報端末機器の利用において、機能内容を知らなけれ
ば使えないために、人手によって知る煩わしさや、機能
装備済みにもかかわらず機能を知らないために使ってい
ない不便さや互換性等の問題があった。また、互いの情
報機器の接続状態は、表示装置に凡そ、機器種類表示と
ともアイコン等で簡単に表示されているのが一般である
が、機器の詳細な機能情報などは不明であったり、接続
変更をする場合に切断、接続といった単純な作業しかで
きない。また、複数の通信方式を同一時期に利用してい
る際、通信のやり取り詳細が不明であったり、転送先ミ
スを起こしがちであった。

【０００４】本発明の目的は、情報機器同士を簡便に複
雑な操作が必要ない情報端末通信システムを提供するこ
とである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明による情報端末通
信システムは、複数の情報端末が接続されているネット
ワークにおいて、第１の情報端末には処理制御コマンド
コードを記憶する記憶手段と、前記処理制御コマンドコ
ードを送信する送信手段とを有し、少なくとも１つの第
２の情報端末には、前記送信手段から送信された処理制
御コマンドコードを受信し、処理制御コマンドコードを
取り出す取り出し手段と、前記処理制御コマンドコード
に対応した処理制御を行う制御手段とを有することを特
徴とする。

【０００６】また、前記記憶手段が記憶する処理制御コ
マンドコードは、第２の情報端末から第１の情報端末ヘ
送信された情報であることを特徴とする。

【０００７】また、前記コマンドコード情報に、付加情
報を加えて送信することを特徴とする。

【０００８】また、複数の情報端末が接続されているネ
ットワークにおいて、前記情報端末との通信接続情報を
取得する通信接続情報取得手段と、前記情報端末との通
信接続状態をグラフィック表示する表示手段とを有する
ことを特徴とする。

【０００９】また、前記情報端末の接続機器情報を記憶
する記憶手段と、前記接続機器情報の送出手段と取得手
段とをさらに有することを特徴とする。

【００１０】また、前記表示手段に入力する操作入力手
段は、前記表示手段内の断線アクション、結線アクショ
ン、または接続先変更アクションとおのおの関係づけた
通信切断処理、通信接続処理、または接続先変更処理で
あることを特徴とする情報端末通信システムである。

【００１１】

【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に図面を
用いて説明する。

【００１２】まず、図１は、本発明の実施形態の情報端
末の構成図である。

【００１３】図１に示すように、本発明の実施形態の情
報端末１０には、機器情報データベース１１が備えられ
ており、この機器情報データベース１１は、自機の機器
種類、機能リスト、機能説明情報や、遠隔操作のコマン
ド説明情報等を保持している。

【００１４】また、自機（情報端末１０）を外部のユー
ザに使わせるためのコマンドコードがコマンド情報メモ
リ１２に記憶されている。コマンドコードの形態として
は、例えば、対応機器ＩＤがＮｏ．６で機器コマンドが
画像転送（例えば、031）というような場合には、06031
とする。また、これらデータをデータ処理部１６にてデ
ータ処理した後、送受信部１４を介して、他の端末に送
信する（任意に表示部１８で表示させてもよい）。ま
た、それらの情報は、他の端末でも機器情報データベー
ス部やコマンド情報メモリに記憶される。なお、他の端
末の内部ブロック図は、図１と同様のブロック図で構わ
ない。さらに、何ができるかの機能メニューや関連説明
が他の端末において表示され、機能メニューをユーザイ
ンターフェイス部のキーボードで選択し決定すると、そ
のコマンドがコマンド情報メモリから送信され、自機
（情報端末１０）で受信する。前記情報端末１０では、
コマンドコードを受信後、コマンドインタプリタ部２０
で自機（情報端末１０）制御コマンドに変換され制御部
１９で、たとえば位置情報取得部（図示せず）で位置情
報取得を行い、その情報を他の情報端末に送信するとい
う一連の処理を実行する。

【００１５】また、外部と通信するためのアンテナ１３
には、データを送受信するための送受信部１４が接続さ
れている。また、同時に有線で外部と通信するための接
続１５も確立されている。また、必要に応じて、メモリ
１７が一時記憶等として使用される。

【００１６】次に、図２は、前記表示部１８での表示の
一例である。

【００１７】情報端末１０には、コマンド選択キー３０
を備え、画面上に情報表示を行う。例えば、図２に示す
ように、画像転送、画像受信、ＤＶＤ再生＆部屋放送、
キャプチャ、位置情報取得、リモート終了が表示され
る。また、情報端末１０自体に十分なメモリがなくて
も、接続されている別の機器のメモリを使うことで、動
画のストリーミング再生等が可能である。さらに、通信
機能を備えていない機器においても、接続された機器が
外部と通信可能であれば、外部との接続を行うことがで
きる。

【００１８】次に、図３は、具体的な情報端末のＧＵＩ
（Graphical User Interface）表示と、処理の構成を示
すブロック図である。

【００１９】自機（ＭｙＰＤＡ）と他の情報端末（ここ
では、ＤＶＤ、ノートパソコン、プリンタ）との接続状
態を取り、接続機器の種類や機能などの情報も転送し合
う。

【００２０】具体的には、図３に示すように、通信接続
情報および接続機器情報取得部４１で行われ、接続機器
情報記憶部４２に記録される。この接続機器情報記憶部
４２には自機（ＭｙＰＤＡ）の情報も含んでいる。ま
た、アクションは、ユーザインターフェイス部４４から
人の操作で入力される。そして、表示部１８は、接続さ
れた機器が認識され易いように、機器外観のグラフィッ
クアイコンなどで表示され、接続は線表示で表される。
また、指示ポインタ５０によって、結線や接続断線や接
続変更の伸縮等によってアクションが行われると、デー
タ処理および制御部４３によって処理され、連動して通
信制御部４５にて接続処理が行われる。具体的には、結
線アクションは、機器間を線で繋ぐ動作であり、実際の
接続機器との接続がおこなわれる。また、断線アクショ
ンは、繋がれた線を取る動作であり、接続された機器の
接続解除が行われる。さらに、接続先変更アクション
は、接続先の線を移動することにより、移動前の機器と
の接続を解除し、移動後の機器との接続を確立する。

【００２１】また場合により、例えば、通信のマスター
スレーブの関係がある場合はそれに合った処理を行う
か、自分の機器がスレーブならマスターに通信接続制御
依頼コマンドを送信する。その暫く後で通信接続状況を
取得して、表示処理部４０によって処理された後、表示
部１８に最新接続状況を表示する。また、外部と通信
するためのアンテナ４８には、データを送受信するため
の送受信部４６が接続されている。また、同時に有線で
外部と通信するための接続４７も確立されている。

【００２２】以上、本発明の実施形態を用いると、簡単
な構成にてどんな機器でも、他の情報端末機能の遠隔操
作を複雑なやり取りなしで、かつ、操作時はデータ量少
なく行える。また、情報端末の接続を変更する度に、機
器同士で互いの機器所有する機能情報を交わすことがで
き利用面で広がりが出る。さらに、使わない機能も他か
ら有効利用可能であり、また、他の情報端末に機能の変
更があっても、古い情報を自機に持たないので常に更新
した情報で遠隔操作できる。また、他の情報端末へ使い
方を知らない機能情報を表示にして伝えることができ、
通信状態と接続機器が表示にて確認できる。さらに、接
続された機器の抽象的な機器表示のみならず、具体的な
詳細機器情報を見ることができ、他の情報端末の有効利
用に繋がる。また、表示を見ながらＧＵＩにて容易に通
信状態変更ができる。例えば、複数台プリンタが接続さ
れていたときに、どのプリンタからプリントアウトされ
るかを、グラフィカルな表示によって容易に知ることが
できる。

【００２３】

【発明の効果】本発明を用いることにより、簡単な構成
にてどんな機器でも、他の情報端末機能の遠隔操作を複
雑なやり取りなしで、かつ、操作時はデータ量少なく行
える。また、グラフィカルなインターフェイスによっ
て、直感的に操作することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態に係る情報端末の構成
図。

【図２】本発明の第１の実施形態に係る表示部での表示
の一例を示す図。

【図３】本発明の第２の実施形態に係る具体的な情報端
末のＧＵＩ表示と、処理の構成を示すブロック図。

【符号の説明】

１１…機器情報データベース部、１２…コマンド情報メ
モリ、１３…アンテナ、１４…送受信部、１６…データ
処理部、２０…コマンドインタプリタ部、２１…ユーザ
インターフェイス部、４１…接続機器情報取得部、４２
…接続機器情報記憶部、４４…ユーザインターフェイス
部、４５…通信制御部、４６…送受信部、５０…指示ポ
インタ

フロントページの続き (72)発明者穂満政敏東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号オリンパス光学工業株式会社内 (72)発明者安達豊東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号オリンパス光学工業株式会社内Ｆターム(参考） 5B089 GA11 GA25 GB01 JB10 KA04 KB04 KB09 KB10 KH01 5K048 AA04 AA11 BA02 DA02 DA08 DB01 DC03 EB02 FB10 FB15 GC05 HA03 HA04 5K067 AA34 BB28 DD27 FF02 FF23 GG01 GG11 HH23 HH24

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の情報端末が接続されているネット
ワークにおいて、第１の情報端末には処理制御コマンドコードを記憶する
記憶手段と、前記処理制御コマンドコードを送信する送信手段とを有
し、少なくとも１つの第２の情報端末には、前記送信手段か
ら送信された処理制御コマンドコードを受信し、処理制
御コマンドコードを取り出す取り出し手段と、前記処理制御コマンドコードに対応した処理制御を行う
制御手段とを有することを特徴とする情報端末通信シス
テム。
【請求項２】前記記憶手段が記憶する処理制御コマン
ドコードは、第２の情報端末から第１の情報端末ヘ送信
された情報であることを特徴とする請求項１に記載の情
報端末通信システム。
【請求項３】前記コマンドコード情報に、付加情報を
加えて送信することを特徴とする請求項１または請求項
２に記載の情報端末通信システム。
【請求項４】複数の情報端末が接続されているネッ
トワークにおいて、前記情報端末との通信接続情報を取得する通信接続情報
取得手段と、前記情報端末との通信接続状態をグラフィック表示する
表示手段とを有することを特徴とする情報端末通信シス
テム。
【請求項５】前記情報端末の接続機器情報を記憶する
記憶手段と、前記接続機器情報の送出手段と取得手段とをさらに有す
ることを特徴とする請求項４に記載の情報端末通信シス
テム。
【請求項６】前記表示手段に入力する操作入力手段
は、前記表示手段内の断線アクション、結線アクショ
ン、または接続先変更アクションとおのおの関係づけた
通信切断処理、通信接続処理、または接続先変更処理で
あることを特徴とする請求項４に記載の情報端末通信シ
ステム。