JP2002344607A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2002344607A
JP2002344607A JP2001148140A JP2001148140A JP2002344607A JP 2002344607 A JP2002344607 A JP 2002344607A JP 2001148140 A JP2001148140 A JP 2001148140A JP 2001148140 A JP2001148140 A JP 2001148140A JP 2002344607 A JP2002344607 A JP 2002344607A
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strap
terminal device
battery
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portable terminal
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JP2001148140A
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Yutaka Tsuruta
裕 鶴田
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドストラップのストラップ取付部を備え
た携帯端末装置において、ハンドストラップの取り付け
作業を容易に行うことができること、及びハンドストラ
ップを取り付けた場合にも、外観上の難点が生じず、し
かも平坦な面上に安定して置くことができるようにす
る。 【解決手段】 機器本体31に対して、バッテリー蓋体
34またはバッテリーパックが着脱自在に設けられた携
帯端末装置30において、前記機器本体31と前記バッ
テリー蓋体34またはバッテリーパックとの間にハンド
ストラップ9を係止するストラップ取付部46が設けら
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機、P
HS等の携帯端末装置に関し、特にハンドストラップの
取付部を備えた携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話機、PHS等の携帯端
末装置においては、携帯性を向上させるためにハンドス
トラップを取り付けることのできる構造が採用されてお
り、従来この種の構造として各種のものが提案されてい
る。
【0003】図11,図12は、かかる構造を備えた携
帯端末装置の例を示すものである。図11は、いわゆる
ストレート型の携帯電話機であって、機器本体1の前面
側には各種の操作キー、液晶表示部(図には示されてい
ない)が設けられており、背面側にはバッテリー収納部
2が設けられるとともに該収納部2内にバッテリー3が
収納され、バッテリー3を覆ってバッテリー蓋体4が装
着されている。
【0004】機器本体1の上端背面側には、一方の角部
にアンテナ5が設けられ、他方の角部にストラップ取付
部6が設けられている。ストラップ取付部6は、機器本
体1のケース7の上端角部において、背面側から上端面
側に通じる孔8を形成した構成とされており、このスト
ラップ取付部6にハンドストラップ9が取り付けられる
構成となっている。なお、ケース7には、孔8を形成す
ることによって架橋壁部7Aが形成されている。
【0005】ハンドストラップ9は、一本のストラップ
10を環状にして、一方の環状端部11と他方の環状端
部12とが形成されるように係止部材13により固定し
てなるものである。このハンドストラップ9は、環状端
部11を前記孔8に挿通するとともにこの環状端部11
内に環状端部12を挿通し、その後環状端部12を強く
引いて環状端部11の先端部を架橋壁部7Aに巻き締め
ることによって機器本体1に取り付けるものである。
【0006】図12は、いわゆる折り畳み形式の携帯電
話機であって、機器本体15と蓋体16とがヒンジ部1
7により互いに折り畳み自在に連結された構成とされ、
機器本体15には各種操作キー等の操作部が設けられ、
蓋体16には液晶表示部(いずれも図示せず)が設けら
れている。蓋体16の背面側上端角部にはストラップ取
付部18が設けられている。ストラップ取付部18は、
蓋体16のケース19に孔20を形成し、架橋壁部19
Aが形成された構成とされている。この構成において
も、図11の場合と同様に、ハンドストラップ9を孔2
0及び架橋壁部19Aを利用して蓋体16に取り付け
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の図1
1、図12に示すハンドストラップ9を取り付ける構造
においては、ハンドストラップ9の取付けに際して、環
状端部11を孔8、20に挿通させ作業、環状端部12
を環状端部11に挿通させる作業、環状端部12を強く
引いて環状端部11の先端部を架橋壁部7A、19Aに
巻き締める作業等が必要であり、取り付け作業に手間が
かかり、作業が面倒であるという問題があった。
【0008】また、上記の構造においては、ハンドスト
ラップ9を取り付けた場合に、環状端部11の先端部が
架橋壁部7A,19Aに巻き締められるため、架橋壁部
7A、19Aの周囲に環状端部11の先端部が瘤状とな
って存在し、携帯電話機の外観意匠が損なわれるという
問題があった。また、この環状端部11の先端部が瘤状
に存在する問題は、携帯電話機をテーブルの上面等平坦
な場所に置いた場合に、携帯電話機と置き場所上面との
間に当該瘤状の部分が存在し、携帯電話機を安定した状
態に置くことができないという問題があった。
【0009】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、ハンドストラップの取り付
け作業を容易に行い得ること、及びハンドストラップを
取り付けた場合にも外観上の難点を生ずることのない携
帯端末装置を提供することにある。さらに、この発明の
いま一つの目的は、ハンドストラップを取り付けた場合
にも、平坦面上に安定して置くことが可能である携帯端
末装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に
係る発明は、機器本体に対して、バッテリー蓋体または
バッテリーパックが着脱自在に設けられた携帯端末装置
において、前記機器本体と前記バッテリー蓋体またはバ
ッテリーパックとの間にハンドストラップを係止するス
トラップ取付部が設けられていることを特徴とする。こ
の発明に係る携帯端末装置によれば、バッテリー蓋体ま
たはバッテリパックを機器本体に対して移動させ、スト
ラップ取付部を外部に露出させた状態でハンドストラッ
プをストラップ取付部に取り付ける構成が可能となり、
ハンドストラップのストラップ取付部に取り付けられる
部分がバッテリー蓋体またはバッテリーパックと機器本
体との間に位置させることができる。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の携
帯端末装置において、前記バッテリー蓋体または前記バ
ッテリパックには切欠部または開口部が形成されるとと
もに、該切欠部または開口部の内方に前記ストラップ取
付部が設けられていることを特徴とする。この発明に係
る携帯端末装置によれば、ハンドストラップのストラッ
プ取付部に取り付けられる部分が切欠部または開口部内
方に位置することになるので、当該部分が機器の外方に
露出することがない。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項2記載の携
帯端末装置において、前記機器本体は、その前面に操作
部が設けられるとともにその背面側に前記バッテリー蓋
体またはバッテリーパックが着脱される構成とされ、前
記機器本体と前記バッテリー蓋体またはバッテリパック
との双方により形成される側面のうち、前記バッテリー
蓋体またはバッテリーパックの側面に前記切欠部または
開口部が形成されていることを特徴とする。この発明に
係る携帯端末装置によれば、ストラップ取付部に取り付
けられたハンドストラップが装置の側面に形成された切
欠部または開口部から外部に引き出されるから、装置を
平坦な場所に置いた場合に、装置と置き場所との間にハ
ンドストラップが介在することを回避できる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項2記載の携
帯端末装置において、前記機器本体は、その前面に操作
部が設けられるとともに背面側に前記バッテリー蓋体ま
たはバッテリーパック着脱される構成とされ、該バッテ
リー蓋体またはバッテリーパックの背面に前記切欠部ま
たは開口部が形成されていることを特徴とする。この発
明に係る携帯端末装置によれば、ハンドストラップの取
り付け端部が装置の背面側に位置するので、装置を前面
側から目視した場合において、ハンドストラップにより
外観が損なわれるのを防止できる。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の携帯端末装置において、前記ストラッ
プ取付部が、前記機器本体側から立ち上がる棒状の係止
部と、この係止部先端から屈曲して延びる屈曲部とから
なる鉤状に形成されていることを特徴とする。この発明
に係る携帯端末装置によれば、ストラップ取付部が鉤状
に形成されているので、ストラップ取付部からのハンド
ストラップの離脱が防止される。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の携帯端末装置において、前記ストラッ
プ取付部部が、前記機器本体側から立ち上がる棒形状と
され、前記バッテリー蓋体またはバッテリーパックに、
該バッテリー蓋体またはバッテリーパックを機器本体に
装着したときに、前記ストラップ取付部の先端部が嵌合
する凹部が形成されていることを特徴とする。この発明
に係る携帯端末装置によれば、ハンドストラップ取付部
が機器本体とバッテリー蓋体またはバッテリーパックと
の双方によって支持されるので、ハンドストラップの離
脱が防止される一方、ハンドストラップの支持構造が堅
固となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1から図4はこの発明
の一実施の形態を示す図であり、この発明をいわゆるス
トレート型の携帯電話機に適用した場合のものである。
図1、図2において携帯電話機30は、前述した図11
に示すものと同様に、機器本体31の前面側に各種の操
作キー、液晶表示部等の操作部(図示せず)を備えてお
り、背面側にバッテリー32を収納するバッテリー収納
部33を備え、バッテリー蓋体34がバッテリー32を
覆って機器本体に着脱自在に装着される構成となってい
る。この場合、バッテリー収納部33は、機器本体31
の背面側において、機器本体31の上端部分より低い段
部として形成されている。
【0017】機器本体31は、ケース35内に各種の電
子部品を配設してなるものであり、ケース35の上端部
にはアンテナ36が設けられている。ケース35は、フ
ロントケース37とリアケース38とからなっており、
リアケース38の背面側には、バッテリー32の装着、
離脱を行うための開口部39が形成され、開口部39に
バッテリー蓋体34が被冠されるようになっている。こ
の場合、機器本体31に対するバッテリー蓋体34の着
脱は、バッテリー蓋体34を開口部39上に位置させた
状態で、バッテリー蓋体34を機器本体31の長さ方向
(上下方向)にスライドさせることにより行う。
【0018】バッテリー蓋体34は、主壁部40の上端
部を除く周縁部に側壁部41を形成したものである。リ
ヤケース38は、機器本体31の上半部に位置する主壁
部42と、この主壁部42の下端部を除く周縁部に連続
し、かつバッテリー収納部33を囲繞するように設けら
れた側壁部43とからなるものである。ここで、図4に
示すように、バッテリー蓋体34の側壁部41の上端部
には切欠部44が形成されている。即ち、バッテリー蓋
体34の側壁部41とリヤケース38の側壁部43の各
外面は携帯電話機30全体の側面45の一部を構成して
いるが、この側面45のうちバッテリー蓋体34側の側
面、即ち側壁部41には切欠部44が形成されている。
【0019】一方、機器本体31には、前記切欠部44
の内方に位置させてストラップ取付部46が設けられて
いる。ストラップ取付部46は、図3、図4に示すよう
に、機器本体31の前面側から背面側へ向けて延びる断
面円形の棒状体であり、その基端部がリアケース38に
連設し、リアケース38と一体に形成されたものであ
る。切欠部44は、バッテリー蓋体34を閉じた状態に
おいて、リアケース38の側壁部43の縁部と協働して
矩形の開口部44Aを形成する。この開口部44A部分
を外観視したときに、この開口部44Aの内部中央にお
いてストラップ取付部46が機器本体31の厚み方向に
延びて位置している。このストラップ取付部46には、
図11、図12のものと同一構成のハンドストラップ9
が取り付けられるようになっている。
【0020】上記の構成からなる携帯電話機30におい
て、ハンドストラップ9を取り付ける場合には、まず図
1に示すように機器本体31に対してバッテリー蓋体3
4を開口部39上でスライドさせ、開口部39を適宜大
きさ開口させてストラップ取付部46を外部に露出させ
る。そして、ハンドストラップ9の環状端部11をスト
ラップ取付部46に係止させる。その後バッテリー蓋体
34をスライドさせて開口部39を閉じればハンドスト
ラップ9の取り付けは完了する。この場合、ハンドスト
ラップ9は、図4に示すように環状端部11の折り返し
端がストラップ取付部46に係止し、その他の部分が開
口部44Aを通って外部へ引き出された状態となる。
【0021】上記の構成によれば、ハンドストラップ9
の取り付け作業が、バッテリケース蓋体34を開閉する
作業と、ハンドストラップ9の環状端部11をストラッ
プ取付部46に係止する作業だけで済むので、この作業
を極めて容易に行うことができる。また、ハンドストラ
ップ9における環状端部11のストラップ取付部46に
取り付けられる部分が、バッテリー蓋体34と機器本体
31との間であって、特に切欠部44の内方に位置する
ことになるため、この部分が外部に露出することがな
く、ハンドストラップ9の取り付け部分によって携帯電
話機30の外観意匠を損なうことがない。
【0022】また、上記の構成においては、ハンドスト
ラップ9が携帯電話機30の側面45に形成された切欠
部44から外部に引き出されるため、携帯電話機30を
例えばテーブルの上面等平坦な場所に置いた場合にも、
携帯電話機30と置き場所との間にハンドストラップ9
が介在することが回避され、携帯電話機30を安定した
状態で置くことができる。また、上記のようにハンドス
トラップ9を取り付けた携帯電話機30において、ハン
ドストラップ9の環状端部11がストラップ取付部46
の長さ方向に移動することができるが、この場合の移動
領域は切欠部44の位置及び開口寸法によって規制さ
れ、この位置及び開口寸法を適切に設定することにより
環状端部11がストラップ取付部46から離脱すること
はない。
【0023】図5から図8は、この発明の別の実施の形
態を示す図である。これらの図に示す実施の形態は、図
1から図4に示す携帯電話機30と基本的構成が同一で
あるが、ストラップ取付部の取付け位置が異なってい
る。図5から図8において、図1から図4の構成要素と
同一部分については同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0024】図5、図6において、携帯電話機30の背
面50には切欠部51が形成されており、切欠部51の
内方にはストラップ取付部52が設けられている。即
ち、バッテリー蓋体34の主壁部40には、その上端部
の一側方寄りに切欠部51が形成され、機器本体31に
は、切欠部51の内方に位置させてストラップ取付部5
2が設けられている。ストラップ取付部52は、図7、
図8に示すように、リヤケース38に一体に形成された
断面円形の棒状のものであって、主壁部42内面側に基
端部が位置し、主壁部42の下端縁からバッテリー収納
部33側へ突出するように、即ち、機器本体31の上下
方向に延在するように設けられている。
【0025】切欠部51は、バッテリー蓋体34を閉じ
た状態において、リヤケース38の主壁部42の縁部と
協働して矩形の開口部51Aを形成する。この開口部5
1A部分を外観視したときに、この開口部51Aの内部
中央においてストラップ取付部52が機器本体31の上
下方向に延在して位置している。このストラップ取付部
52には、図11、図12のものと同一構成のハンドス
トラップ9が取り付けられるようになっている。
【0026】上記の構成において、ストラップ取付部5
2にハンドストラップ9を取り付けるには、前述した実
施の形態と同様にして、図5に示すように、バッテリー
蓋体34をスライドさせて開口部39を適宜大きさ開口
させ、ストラップ取付部52にハンドストラップ9の環
状端部11を係止し、そしてバッテリー蓋体34を閉じ
る。この状態において、ハンドストラップ9は、図6、
図8に示すように開口部51Aを通って外部へ引き出さ
れた状態となる。
【0027】この実施の形態においても、前述した実施
の形態と同様の効果が得られる一方、ハンドストラップ
9が携帯電話機30の背面側に取り付けられるので、携
帯電話機30を正面視する場合において、ハンドストラ
ップ9によって外観意匠を損なうことがない。
【0028】更に、図9、図10に本発明の別の実施の
形態を示す。こららの図に示す実施の形態は、図1から
図4の構成において、ストラップ取付部の関連構成を一
部変更したものである。なお、これらの図においても、
図1から図4に示す構成要素と同一のものについては同
一符号を付してある。 図9に示す実施の形態は、スト
ラップ取付部60が機器本体31のリヤケース38から
立ち上がる棒状の係止部61と、この係止部61の先端
から屈曲して延びる屈曲部62とから構成され、いわゆ
る鉤状に形成されたものである。
【0029】この実施の形態においては、ハンドストラ
ップ9がストラップ取付部60の係止部61においてそ
の長さ方向に移動しても、ハンドストラップ9の係止部
61の先端側において屈曲部62が移動を規制するの
で、ハンドストラップ9がストラップ取付部60から離
脱するのを確実に防止することができる。
【0030】また、図10に示す実施の形態は、ストラ
ップ取付部70が、図1〜図4に示すものと同様にリヤ
ケース38から立ち上がる棒形状に形成されているが、
その長さ寸法がやや長く形成され、バッテリー蓋体34
の主壁部40の内面にはストラップ取付部70の先端部
が嵌合する溝71(凹部)が形成されている。この構成
においても、図1から図4に示す実施の形態と同様の効
果が得られるほか、ストラップ取付部70がその両端に
おいて機器本体31のリヤケース38、バッテリー蓋体
34に支持されるので、ハンドストラップ9がストラッ
プ取付部70から離脱するのを防止できる一方、ハンド
ストラップ9の支持構造が堅固となる利点がある。
【0031】なお、上記の各実施の形態は、機器本体3
1に対して、バッテリー32、バッテリー蓋体34を着
脱自在に設けるものであるが、この発明は上記形式に代
えて、機器本体31に対して、バッテリー32とバッテ
リー蓋体34とが一体に形成された、いわゆるバッテリ
ーパックを着脱自在に設ける形式に適用してもよい。こ
のバッテリーパックを用いる形式においては、上記の実
施の形態においてバッテリー蓋体34に形成した切欠部
44、51、溝71等をバッテリーパックに形成するよ
うにすればよい。
【0032】また、上記の各実施の形態は、機器本体3
1に対してバッテリー蓋体34を機器本体31の長さ方
向にスライドさせてバッテリー蓋体31を着脱する形式
であるが、バッテリー蓋体またはバッテリーパックを機
器本体31の厚み方向に接近、離間させてこれらの着脱
を行うように構成してもよい。このように構成した場合
には、図10における溝71は、ストラップ取付部70
が嵌合する凹部であってよい。また、上記の実施の形態
では、バッテリー蓋体34に切欠部44を形成するよう
にしたが、この切欠部に代えて周囲が壁部に囲まれた開
口部としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、バッテリー蓋体またはバッテリパックを機
器本体に対して移動させ、ストラップ取付部を外部に露
出させた状態でハンドストラップをストラップ取付部に
係止すればよいので、ハンドストラップの取り付け作業
を容易に行うことができる。また、ハンドストラップが
ストラップ取付部に取り付けられる部分がバッテリー蓋
体またはバッテリーパックと機器本体との間に位置する
ので、ハンドストラップの取付部分によって携帯端末装
置の外観を損なうことがない。また、ハンドストラップ
の取付部分が装置の外部に位置することを回避できるの
で、装置を平坦な面上に安定して置くことができる。
【0034】また、請求項2に係る発明によれば、ハン
ドストラップのストラップ取付部に取り付けられる部分
が切欠部または開口部の内方に位置することになるの
で、当該部分によって携帯端末装置の外観を損なうとい
う問題を確実に防止することができる。
【0035】また、請求項3に係る発明によれば、ハン
ドストラップが装置の側面に形成された切欠部または開
口部から外部に引き出されるから、ハンドストラップの
取付部分が装置の前面、背面側に位置することを完全に
回避でき、装置を平坦な面上に安定して置くことができ
る。
【0036】また、請求項4に係る発明によれば、ハン
ドストラップの取り付け部分が装置の背面側に位置する
ので、装置を前面側から目視したときに、ハンドストラ
ップにより装置の外観が損なわれるという問題をより一
層確実に防止できる。
【0037】また、請求項5に係る発明によれば、スト
ラップ取付部が鉤状に形成されているので、ストラップ
取付部からのハンドストラップの離脱を確実に防止する
ことができる。
【0038】また、請求項6に係る発明によれば、ハン
ドストラップ取付部が機器本体とバッテリー蓋体または
バッテリーパックとの双方によって支持されるので、ハ
ンドストラップのストラップ取付部からの離脱を防止で
きる一方、ハンドストラップの支持構造を堅固に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る携帯端末装置を
示す図であって、バッテリー蓋体を開いた状態を示す斜
示図である。
【図2】 この発明の一実施形態に係る携帯端末装置を
示す図であって、バッテリー蓋体を閉じた状態を示す斜
視図である。
【図3】 図1の要部の拡大図である。
【図4】 この発明の一実施形態に係る携帯端末装置の
要部側面図である。
【図5】 この発明の別の実施形態に係る携帯端末装置
を示す図であって、バッテリー蓋体を開いた状態を示す
斜視図である。
【図6】 この発明の別の実施形態に係る携帯端末装置
を示す図であって、バッテリー蓋体を閉じた状態を示す
斜視図であ。
【図7】 図5の要部の拡大図である。
【図8】 この発明の別の実施形態に係る携帯端末装置
の要部の背面図である。
【図9】 この発明の別の実施形態に係る携帯端末装置
の要部の断面図である。
【図10】 この発明の別の実施形態に係る携帯端末装
置の要部の断面図である。
【図11】 従来の携帯端末装置の例として示した携帯
電話機の斜視図である。
【図12】 従来の携帯端末装置の別の例として示した
携帯電話機の斜視図である。
【符号の説明】
30 携帯端末装置 31 機器本体 34 バッテリー蓋体 44、51 切欠部 45 側面 46、52、60、70 ストラップ取付部 50 背面 61 係止部 62 屈曲部 71 溝(凹部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に対して、バッテリー蓋体また
    はバッテリーパックが着脱自在に設けられた携帯端末装
    置において、 前記機器本体と前記バッテリー蓋体またはバッテリーパ
    ックとの間にハンドストラップを係止するストラップ取
    付部が設けられていることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯端末装置において、 前記バッテリー蓋体または前記バッテリパックには切欠
    部または開口部が形成されるとともに、該切欠部または
    開口部の内方に前記ストラップ取付部が設けられている
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の携帯端末装置において、 前記機器本体は、その前面に操作部が設けられるととも
    にその背面側に前記バッテリー蓋体またはバッテリーパ
    ックが着脱される構成とされ、前記機器本体と前記バッ
    テリー蓋体またはバッテリパックとの双方により形成さ
    れる側面のうち、前記バッテリー蓋体またはバッテリー
    パックの側面に前記切欠部または開口部が形成されてい
    ることを特徴とする携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の携帯端末装置において、 前記機器本体は、その前面に操作部が設けられるととも
    に背面側に前記バッテリー蓋体またはバッテリーパック
    着脱される構成とされ、該バッテリー蓋体またはバッテ
    リーパックの背面に前記切欠部または開口部が形成され
    ていることを特徴とする携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の携帯
    端末装置において、 前記ストラップ取付部が、前記機器本体側から立ち上が
    る棒状の係止部と、この係止部先端から屈曲して延びる
    屈曲部とからなる鉤状に形成されていることを特徴とす
    る携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかに記載の携帯
    端末装置において、 前記ストラップ取付部が、前記機器本体側から立ち上が
    る棒形状とされ、前記バッテリー蓋体またはバッテリー
    パックに、該バッテリー蓋体またはバッテリーパックを
    機器本体に装着したときに、前記ストラップ取付部の先
    端部が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする
    携帯端末装置。
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