JP2002344515A - データ中継方法及びデータ中継装置 - Google Patents

データ中継方法及びデータ中継装置

Info

Publication number
JP2002344515A
JP2002344515A JP2001151489A JP2001151489A JP2002344515A JP 2002344515 A JP2002344515 A JP 2002344515A JP 2001151489 A JP2001151489 A JP 2001151489A JP 2001151489 A JP2001151489 A JP 2001151489A JP 2002344515 A JP2002344515 A JP 2002344515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission unit
transmission
unit
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001151489A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Ishikawa
信能 石川
Takaaki Sato
隆明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2001151489A priority Critical patent/JP2002344515A/ja
Publication of JP2002344515A publication Critical patent/JP2002344515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送遅延を軽減することが可能なデータ中継
方法及びデータ中継装置を提供する。 【解決手段】 データ中継装置としてのRNC130
は、SGSN110から伝送路120を介して伝送され
る、当該伝送路120における伝送単位のデータを1つ
ずつ受信する毎に、このデータを分割して送信先の伝送
路140における伝送単位のデータを生成して、伝送路
140を介してUE150へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる伝送単位の
データが伝送される伝送路間においてデータを中継する
データ中継方法及びデータ中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信網において送信ノードと受信ノ
ードとは、異なる伝送単位のデータが伝送される様々な
伝送路により接続されている.このため、送信ノードか
ら受信ノードへデータパケットを伝送する際、送信ノー
ドや伝送路同士を接続してデータを中継するデータ中継
装置としての中継ノードは、データパケットを送信先の
伝送路における伝送単位のデータに分割して送信する必
要がある。
【0003】ここで、送信ノードと中継ノードとが第1
の伝送路によって接続され、中継ノードと受信ノードと
が第2の伝送路によって接続されている移動通信システ
ムを考える。
【0004】送信ノードは、伝送対象のデータパケット
を分割し、送信先の第1の伝送路における伝送単位の複
数のデータを生成し、第1の伝送路へ送信する。中継ノ
ードは、これら第1の伝送路における伝送単位の複数の
データを受信する。
【0005】中継ノードは、1つのデータパケットを構
成するデータを全て受信した時点で、これらのデータを
結合して伝送対象のデータパケットを復元する。次に中
継ノードは、復元したデータパケットを分割し、送信先
の第2の伝送路における伝送単位の複数のデータを生成
する。
【0006】その後、中継ノードは、生成した第2の伝
送路における伝送単位の複数のデータを第2の伝送路へ
送信する。受信ノードは、これら第2の伝送路における
伝送単位の複数のデータを全て受信した時点で、伝送対
象のデータパケットを復元する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデータパケット伝送では、中継ノードは、送信
先の第2の伝送路における伝送単位の複数のデータを送
信するまでに、データパケットを復元し、更に復元した
データパケットを分割して、送信先の第2の伝送路にお
ける伝送単位の複数のデータを生成しなければならず、
これら一連の処理により伝送遅延が生じる場合があっ
た。
【0008】また、中継ノードは、送信先の第2の伝送
路における伝送単位の複数のデータをまとめて送信する
ため、この第2の伝送路の状態によっても伝送遅延が生
じる場合がある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、その目的は、伝送遅延を軽減することが可能なデー
タ中継方法及びデータ中継装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は請求項1に記載されるように、第1の伝送
単位のデータが伝送される第1の伝送路から第2の伝送
単位(但し、第1の伝送単位>第2の伝送単位)のデー
タが伝送される第2の伝送路へデータを中継するデータ
中継方法において、前記第1の伝送路を伝送される第1
の伝送単位のデータを受信し、前記第1の伝送単位のデ
ータを受信する毎に、該受信した第1の伝送単位のデー
タを分割して第2の伝送単位のデータを生成し、前記第
2の伝送単位のデータを生成する毎に、該生成した第2
の伝送単位のデータを前記第2の伝送路へ送信するよう
にした。
【0011】このようなデータ中継方法では、第1の伝
送単位のデータを受信する毎に、直ちに該受信した第1
の伝送単位のデータを分割して第2の伝送単位のデータ
を生成し、この生成した第2の伝送単位のデータを第2
の伝送路へ送信しており、従来のように、第2の伝送路
における伝送単位のデータを送信するまでに、データパ
ケットを復元し、更に復元したデータパケットを分割し
て、送信先の第2の伝送路における伝送単位の複数のデ
ータを生成するという一連の処理が必要なく、伝送遅延
を軽減することが可能になる。また、第2の伝送単位の
データは1つずつ第2の伝送路へ送信されるため、従来
のようにまとめて送信する場合よりも伝送遅延を軽減す
ることができる。
【0012】また、本発明は請求項2に記載されるよう
に、前記データ中継方法において、前記受信した第1の
伝送単位のデータを分割した際に第2の伝送単位に満た
なかった部分のデータを、次に生成する第2の伝送単位
のデータに含ませるようにした。
【0013】また、上記の目的を達成するため、本発明
は請求項3に記載されるように、第1の伝送単位のデー
タが伝送される第1の伝送路から第2の伝送単位(但
し、第1の伝送単位<第2の伝送単位)のデータが伝送
される第2の伝送路へデータを中継するデータ中継方法
において、前記第1の伝送路を伝送される第1の伝送単
位のデータを受信し、前記受信した第1の伝送単位のデ
ータのうち未送信のデータのデータ長の合計が第2の伝
送単位に達する毎に、該未送信のデータを結合して第2
の伝送単位のデータを生成し、前記第2の伝送単位のデ
ータを生成する毎に、該生成した第2の伝送単位のデー
タを前記第2の伝送路へ送信するようにした。
【0014】このようなデータ中継方法では、受信した
第1の伝送単位のデータのうち未送信のデータのデータ
長の合計が第2の伝送単位に達した場合に、直ちに該未
送信のデータを結合して第2の伝送単位のデータを生成
し、この生成した第2の伝送単位のデータを第2の伝送
路へ送信しており、請求項1に記載された発明と同様、
従来のように、第2の伝送路における伝送単位のデータ
を送信するまでに、データパケットを復元し、更に復元
したデータパケットを分割して、送信先の第2の伝送路
における伝送単位の複数のデータを生成するという一連
の処理が必要なく、伝送遅延を軽減することが可能にな
る。また、第2の伝送単位のデータは1つずつ第2の伝
送路へ送信されるため、従来のようにまとめて送信する
場合よりも伝送遅延を軽減することができる。
【0015】また、本発明は請求項4に記載されるよう
に、前記データ中継方法において、前記未送信のデータ
を結合した際に第2の伝送単位を超える部分のデータ
を、次に生成する第2の伝送単位のデータに含ませるよ
うにした。
【0016】また、請求項5乃至8に記載された発明
は、請求項1乃至4に記載されたデータ中継方法に適し
たデータ中継装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明が適用される移動
通信システムの構成例を示す図である。同図に示す移動
通信システム100は、SGSN110、伝送路12
0、データ中継装置としての無線ネットワーク制御装置
(RNC)130、伝送路140、移動端末(UE)1
50により構成されている。これらのうちRNC130
は、送受信部131、伝送単位変換部132を備える。
【0018】この移動通信システム100では、RNC
130が、SGSN110から伝送路120を介して伝
送されるデータパケットを伝送路140へ中継し、UE
150から伝送路140を介して伝送されるデータパケ
ットを伝送路120へ中継することにより、SGSN1
10とUE150との間のデータパケットの送受信を可
能としている。
【0019】なお、本実施形態では、SGSN110と
UE150との間で送受信されるデータパケットは18
0バイトのデータ長であるとする。また、本実施形態で
は、伝送路120における伝送単位は45バイトであ
り、伝送路140における伝送単位は30バイトである
とする。即ち、本実施形態では、伝送路120には45
バイトのデータが伝送され、伝送路140には30バイ
トのデータが伝送される。
【0020】以下、SGSN110が送信ノードとなっ
て受信ノードであるUE150へデータパケットを送信
する第1実施例と、UE150が送信ノードとなって受
信ノードであるSGSN110へデータパケットを送信
する第2実施例とを説明する。
【0021】まず、SGSN110が送信ノードとなっ
て受信ノードであるUE150へデータパケットを送信
する第1実施例について説明する。
【0022】第1実施例においては、送信ノードである
SGSN110は、伝送対象のデータパケットを分割
し、送信先の伝送路120における伝送単位である45
バイトのデータを生成する。上述したように、本実施形
態ではデータパケットのデータ長は180バイトである
ので、SGSN110は、伝送対象のデータパケットを
4等分して、4つの45バイトのデータを生成すること
になる。次に、SGSN110は、これら生成した4つ
の45バイトのデータを伝送路120へ送信する。
【0023】RNC130は、予め伝送路120の伝送
単位(45バイト)と伝送路140の伝送単位(30バ
イト)とを認識している。送受信部131は、SGSN
110から伝送路120を介して伝送される4つの45
バイトのデータを1つずつ受信し、その都度、当該受信
した45バイトのデータを伝送単位変換部132へ送
る。
【0024】伝送単位変換部132は、送受信部131
から45バイトのデータが送られる毎に、この45バイ
トのデータを分割して送信先の伝送路140における伝
送単位である30バイトのデータを生成する。
【0025】具体的には、伝送単位変換部132は、送
受信部131から最初の45バイトのデータが送られた
時点で、この45バイトのデータを先頭の30バイトの
データと残りの15バイトのデータとに分割し、送信先
の伝送路140における伝送単位である30バイトのデ
ータを生成する。
【0026】また、伝送単位変換部132は、送受信部
131から送られた45バイトのデータのうち、伝送路
140の伝送単位に満たなかった残り15バイトのデー
タについては、内蔵メモリ(図示せず)に一時的に記憶
しておく。そして、伝送単位変換部132は、送受信部
131から次の45バイトのデータが送られた時点で、
この記憶した15バイトのデータと次の45バイトのデ
ータのうち先頭15バイトのデータとを結合し、送信先
の伝送路140における伝送単位である30バイトのデ
ータを生成する。なお、伝送単位変換部132は、次の
45バイトのデータの残り30バイトのデータについて
は、そのまま送信先の伝送路140における伝送単位で
ある30バイトのデータとする。
【0027】以降も同様の動作が行われる。即ち、伝送
単位変換部132は、送受信部132から45バイトの
データが送られる毎に、取得した45バイトのデータを
分割して30バイトのデータを生成するが、内蔵メモリ
にデータが記憶されている場合には、その記憶されてい
るデータと取得した45バイトのデータの先頭部とを結
合して30バイトのデータを生成する。
【0028】伝送単位変換部132は、このようにして
30バイトのデータを生成する毎に、当該30バイトの
データを送受信部131へ送る。送受信部131は、こ
の30バイトのデータを伝送路140へ送信する。
【0029】上述したように、SGSN110からは、
伝送対象である180バイトのデータパケットに対応す
る4つの45バイトのデータが送信されるため、伝送単
位変換部132は、これら4つの45バイトのデータか
ら6つの30バイトのデータを生成し、伝送路140へ
送信することになる。
【0030】UE150は、RNC130から伝送路1
40を介して伝送される6つの30バイトのデータを全
て受信した時点で、伝送対象のデータパケットを復元す
る。
【0031】図2は、第1実施例におけるデータパケッ
ト伝送の一例を示すシーケンス図である。送信ノードで
あるSGSN110は、伝送対象である180バイトの
データパケットを分割して、4つの伝送路120におけ
る伝送単位である45バイトのデータA〜Aを生成
する(ステップS101)。
【0032】SGSN110は、これら生成した4つの
45バイトのデータA〜Aを伝送路120へ送信す
る。RNC130は、SGSN110から伝送路120
を介して伝送される4つの45バイトのデータA〜A
を1つずつ受信する(ステップS102)。
【0033】RNC130は、最初の45バイトのデー
タAを受信すると、当該データA を先頭の30バイ
トのデータBと残りの15バイトのデータCとに分
割して、送信先の伝送路140における伝送単位である
30バイトのデータBを生成する(ステップS10
3)。なお、データCは内蔵メモリに記憶される。
【0034】RNC130は、生成したデータBを伝
送路140へ送信する。UE150は、RNC130か
ら伝送路140を介して伝送されるデータBを受信す
る(ステップS104)。
【0035】次にRNC130は、2番目の45バイト
のデータAを受信すると、当該データAのうち先頭
15バイトのデータと上述した残りの15バイトのデー
タC とを結合し、送信先の伝送路140における伝送
単位である30バイトのデータBを生成し、データA
の残り30バイトのデータを、そのまま送信先の伝送
路140における伝送単位である30バイトのデータB
とする(ステップ105)。
【0036】RNC130は、これら生成したデータB
、Bを伝送路140へ送信する。UE150は、R
NC130から伝送路140を介して伝送されるデータ
、Bを受信する(ステップS106)。
【0037】次にRNC130は、3番目の45バイト
のデータAを受信すると、当該データAを先頭の3
0バイトのデータBと残りの15バイトのデータC
とに分割して、送信先の伝送路140における伝送単位
である30バイトのデータB を生成する(ステップS
107)。
【0038】RNC130は、生成したデータBを伝
送路140へ送信する。UE150は、RNC130か
ら伝送路140を介して伝送されるデータBを受信す
る(ステップS108)。
【0039】次にRNC130は、4番目の45バイト
のデータAを受信すると、当該データAのうち先頭
15バイトのデータと上述した残りの15バイトのデー
タC とを結合し、送信先の伝送路140における伝送
単位である30バイトのデータBを生成し、データA
の残り30バイトのデータを、そのまま送信先の伝送
路140における伝送単位である30バイトのデータB
とする(ステップ109)。
【0040】RNC130は、これら生成したデータB
、Bを伝送路140へ送信する。UE150は、R
NC130から伝送路140を介して伝送されるデータ
、Bを受信する(ステップS110)。
【0041】UE150は、データB〜Bを全て受
信した時点で、元の180バイトのデータパケットを復
元する(ステップS111)。
【0042】次に、UE150が送信ノードとなって受
信ノードであるSGSN110へデータパケットを送信
する第2実施例を説明する。
【0043】第2実施例においては、送信ノードである
UE150は、伝送対象のデータパケットを分割し、送
信先の伝送路140における伝送単位である30バイト
のデータを生成する。上述したように、本実施形態では
データパケットのデータ長は180バイトであるので、
UE150は、伝送対象のデータパケットを6等分し
て、6つの30バイトのデータを生成することになる。
次に、UE150は、これら生成した6つの30バイト
のデータを伝送路140へ送信する。
【0044】RNC130は、予め伝送路120の伝送
単位(45バイト)と伝送路140の伝送単位(30バ
イト)とを認識している。送受信部131は、UE15
0から伝送路140を介して伝送される6つの30バイ
トのデータを1つずつ受信し、その都度、当該受信した
30バイトのデータを伝送単位変換部132へ送る。
【0045】伝送単位変換部132は、送受信部131
から送られる30バイトのデータのうち未送信のデータ
のデータ長の合計を算出しており、この合計が送信先の
伝送路120における伝送単位である45バイトに達す
る毎に、その未送信のデータを結合して当該送信先の伝
送路120における伝送単位である45バイトのデータ
を生成する。
【0046】具体的には、伝送単位変換部132は、送
受信部131から最初の30バイトのデータと2番目の
30バイトのデータが送られた時点で、最初の30バイ
トのデータ全体と2番目の30バイトのデータの先頭1
5バイトのデータとを結合し、送信先の伝送路120に
おける伝送単位である45バイトのデータを生成する。
【0047】また、伝送単位変換部132は、送受信部
131から送られた最初の30バイトのデータ全体と2
番目の30バイトのデータのうち、伝送路140の伝送
単位を超えた15バイトのデータ、即ち2番目の30バ
イトのデータの後尾15バイトのデータについては、内
蔵メモリ(図示せず)に一時的に記憶しておく。そし
て、伝送単位変換部132は、送受信部131から次の
30バイトのデータが送られた時点で、この記憶した1
5バイトのデータと次の30バイトのデータとを結合
し、送信先の伝送路120における伝送単位である45
バイトのデータを生成する。以降も同様の動作が行われ
る。
【0048】伝送単位変換部132は、このようにして
45バイトのデータを生成する毎に、当該45バイトの
データを送受信部131へ送る。送受信部131は、こ
の45バイトのデータを伝送路120へ送信する。
【0049】上述したように、UE150からは、伝送
対象である180バイトのデータパケットに対応する6
つの30バイトのデータが送信されるため、伝送単位変
換部132は、これら6つの30バイトのデータから4
つの45バイトのデータを生成し、伝送路120へ送信
することになる。
【0050】SGSN110は、RNC130から伝送
路120を介して伝送される4つの45バイトのデータ
を全て受信した時点で、伝送対象のデータパケットを復
元する。
【0051】図3は、第2実施例におけるデータパケッ
ト伝送の一例を示すシーケンス図である。送信ノードで
あるUE150は、伝送対象である180バイトのデー
タパケットを分割して、6つの伝送路140における伝
送単位である30バイトのデータB〜Bを生成する
(ステップS201)。
【0052】UE150は、これら生成した6つの30
バイトのデータB〜Bを伝送路140へ送信する。
RNC130は、UE150から伝送路140を介して
伝送される6つの30バイトのデータB〜Bを1つ
ずつ受信する(ステップS202)。
【0053】RNC130は、最初の30バイトのデー
タBと2番目の30バイトのデータBとを受信する
と、換言すればUE150から送信されるデータのうち
未送信のデータのデータ長の合計が送信先の伝送路12
0における伝送単位である45バイトに達すると、最初
のデータB全体と2番目のデータBの先頭15バイ
トのデータとを結合して、送信先の伝送路120におけ
る伝送単位である45バイトのデータAを生成する
(ステップS203)。なお、2番目のデータB の残
り15バイトのデータCは内蔵メモリに記憶される。
【0054】RNC130は、生成したデータAを伝
送路120へ送信する。SGSN110は、RNC13
0から伝送路120を介して伝送されるデータAを受
信する(ステップS204)。
【0055】次にRNC130は、3番目の30バイト
のデータBを受信すると、当該データBと上述した
残りの15バイトのデータCとを結合し、送信先の伝
送路120における伝送単位である45バイトのデータ
を生成する(ステップS205)。
【0056】RNC130は、生成したデータAを伝
送路120へ送信する。SGSN110は、RNC13
0から伝送路120を介して伝送されるデータAを受
信する(ステップS206)。
【0057】次にRNC130は、4番目の30バイト
のデータBと5番目の30バイトのデータBとを受
信すると、換言すればUE150から送信されるデータ
のうち未送信のデータのデータ長の合計が送信先の伝送
路120における伝送単位である45バイトに達する
と、4番目の最初のデータB全体と5番目のデータB
の先頭15バイトのデータとを結合して、送信先の伝
送路120における伝送単位である45バイトのデータ
を生成する(ステップS207)。なお、5番目の
データBの残り15バイトのデータCは内蔵メモリ
に記憶される。
【0058】RNC130は、生成したデータAを伝
送路120へ送信する。SGSN110は、RNC13
0から伝送路120を介して伝送されるデータAを受
信する(ステップS208)。
【0059】次にRNC130は、6番目の30バイト
のデータBを受信すると、当該データBと上述した
残りの15バイトのデータCとを結合し、送信先の伝
送路120における伝送単位である45バイトのデータ
を生成する(ステップS209)。
【0060】RNC130は、生成したデータAを伝
送路120へ送信する。SGSN110は、RNC13
0から伝送路120を介して伝送されるデータAを受
信する(ステップS210)。
【0061】SGSN110は、データA〜Aを全
て受信した時点で、元の180バイトのデータパケット
を復元する(ステップS211)。
【0062】このように本実施形態の移動通信システム
100では、データ中継装置としてのRNC130は、
SGSN110から伝送路120を介して伝送される4
5バイトのデータを1つずつ受信する毎に、この45バ
イトのデータを分割して送信先の伝送路140における
伝送単位である30バイトのデータを生成して、伝送路
140を介してUE150へ送信する。
【0063】また、本実施形態の移動通信システム10
0では、RNC130は、UE150から伝送路140
を介して伝送される30バイトのデータを受信し、この
受信した30バイトのデータのうち未送信のデータのデ
ータ長が送信先の伝送路120における伝送単位である
45バイトに達する毎に、その未送信のデータを結合し
て当該送信先の伝送路120における伝送単位である4
5バイトのデータを生成して、伝送路120を介してS
GSN110へ送信する。
【0064】このため、従来のように、送信先の伝送路
へデータを送信するまでに、データパケットを復元し、
更に復元したデータパケットを分割して、送信先の伝送
路における伝送単位の複数のデータを生成するという一
連の処理が必要なく、伝送遅延を軽減することが可能に
なる。また、送信先の伝送路における伝送単位のデータ
は1つずつ当該送信先の伝送路へ送信されるため、従来
のようにまとめて送信する場合よりも伝送遅延を軽減す
ることができる。
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、従来のよ
うに、送信先の伝送路へデータを送信するまでに、デー
タパケットを復元し、更に復元したデータパケットを分
割して、送信先の伝送路における伝送単位の複数のデー
タを生成するという一連の処理が必要なく、伝送遅延を
軽減することが可能になる。また、送信先の伝送路にお
ける伝送単位のデータは1つずつ当該送信先の伝送路へ
送信されるため、従来のようにまとめて送信する場合よ
りも伝送遅延を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムの構成例を示す図である。
【図2】第1実施例におけるデータパケット伝送の一例
を示すシーケンス図である。
【図3】第2実施例におけるデータパケット伝送の一例
を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
100 移動通信システム 110 SGSN 120 伝送路 130 無線ネットワーク制御装置(RNC) 131 送受信部 132 伝送単位変換部 140 伝送路 150 移動端末(UE)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA01 HA08 HB29 HC09 HD03 JA05 JL07 JT09 LE14 5K072 AA23 BB02 BB13 BB27 CC02 CC35 DD11 DD15 DD19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝送単位のデータが伝送される第
    1の伝送路から第2の伝送単位(但し、第1の伝送単位
    >第2の伝送単位)のデータが伝送される第2の伝送路
    へデータを中継するデータ中継方法において、 前記第1の伝送路を伝送される第1の伝送単位のデータ
    を受信し、 前記第1の伝送単位のデータを受信する毎に、該受信し
    た第1の伝送単位のデータを分割して第2の伝送単位の
    データを生成し、 前記第2の伝送単位のデータを生成する毎に、該生成し
    た第2の伝送単位のデータを前記第2の伝送路へ送信す
    るようにしたデータ中継方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ中継方法におい
    て、 前記受信した第1の伝送単位のデータを分割した際に第
    2の伝送単位に満たなかった部分のデータを、次に生成
    する第2の伝送単位のデータに含ませるようにしたデー
    タ中継方法。
  3. 【請求項3】 第1の伝送単位のデータが伝送される第
    1の伝送路から第2の伝送単位(但し、第1の伝送単位
    <第2の伝送単位)のデータが伝送される第2の伝送路
    へデータを中継するデータ中継方法において、 前記第1の伝送路を伝送される第1の伝送単位のデータ
    を受信し、 前記受信した第1の伝送単位のデータのうち未送信のデ
    ータのデータ長の合計が第2の伝送単位に達する毎に、
    該未送信のデータを結合して第2の伝送単位のデータを
    生成し、 前記第2の伝送単位のデータを生成する毎に、該生成し
    た第2の伝送単位のデータを前記第2の伝送路へ送信す
    るようにしたデータ中継方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータ中継方法におい
    て、 前記未送信のデータを結合した際に第2の伝送単位を超
    える部分のデータを、次に生成する第2の伝送単位のデ
    ータに含ませるようにしたデータ中継方法。
  5. 【請求項5】 第1の伝送単位のデータが伝送される第
    1の伝送路から第2の伝送単位のデータ(但し、第1の
    伝送単位>第2の伝送単位)が伝送される第2の伝送路
    へデータを中継するデータ中継装置において、 前記第1の伝送路を伝送される第1の伝送単位のデータ
    を受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段により第1の伝送単位のデータが受
    信される毎に、該受信された第1の伝送単位のデータを
    分割して第2の伝送単位のデータを生成する伝送単位変
    換手段と、 前記伝送単位変換手段により第2の伝送単位のデータが
    生成される毎に、該生成された第2の伝送単位のデータ
    を前記第2の伝送路へ送信するデータ送信手段と、 を備えるデータ中継装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデータ中継装置におい
    て、 前記伝送単位変換手段は、前記受信された第1の伝送単
    位のデータを分割した際に第2の伝送単位に満たなかっ
    た部分のデータを、次に生成する第2の伝送単位のデー
    タに含ませるようにしたデータ中継装置。
  7. 【請求項7】 第1の伝送単位のデータが伝送される第
    1の伝送路から第2の伝送単位のデータ(但し、第1の
    伝送単位<第2の伝送単位)が伝送される第2の伝送路
    へデータを中継するデータ中継装置において、 前記第1の伝送路を伝送される第1の伝送単位のデータ
    を受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段により受信された第1の伝送単位の
    データのうち未送信のデータのデータ長の合計が第2の
    伝送単位に達する毎に、該未送信のデータを結合して第
    2の伝送単位のデータを生成する伝送単位変換手段と、 前記伝送単位変換手段により第2の伝送単位のデータが
    生成される毎に、該生成された第2の伝送単位のデータ
    を前記第2の伝送路へ送信するデータ送信手段と、 を備えるデータ中継装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデータ中継装置におい
    て、 前記伝送単位変換手段は、前記未送信のデータを結合し
    た際に第2の伝送単位を超える部分のデータを、次に生
    成する第2の伝送単位のデータに含ませるようにしたデ
    ータ中継装置。
JP2001151489A 2001-05-21 2001-05-21 データ中継方法及びデータ中継装置 Pending JP2002344515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001151489A JP2002344515A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 データ中継方法及びデータ中継装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001151489A JP2002344515A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 データ中継方法及びデータ中継装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002344515A true JP2002344515A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18996321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001151489A Pending JP2002344515A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 データ中継方法及びデータ中継装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002344515A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166162A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Central Res Inst Of Electric Power Ind データ伝送方法及びデータ伝送システム
JP2009521833A (ja) * 2005-12-22 2009-06-04 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ネットワーク処理ノード、及び、パケットを処理する方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166162A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Central Res Inst Of Electric Power Ind データ伝送方法及びデータ伝送システム
JP4723993B2 (ja) * 2005-12-13 2011-07-13 財団法人電力中央研究所 データ伝送方法及びデータ伝送システム
JP2009521833A (ja) * 2005-12-22 2009-06-04 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ネットワーク処理ノード、及び、パケットを処理する方法
US8315238B2 (en) 2005-12-22 2012-11-20 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Network processing node and method for manipulating packets

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8649732B2 (en) Radio terminal and radio communication method
JP2003324445A (ja) 無線伝送方式
EP3264725B1 (en) Stream reservation class converter
JP2010056947A (ja) 通過時間固定装置
AU2952700A (en) Protocol conversion using a virtual distributed node
US20020105933A1 (en) Internode synchronizing device and internode synchronizing method
JP2002330138A (ja) 無線lanシステムおよびその通信方法
JP3872077B2 (ja) マルチフレームを用いたデータ伝送方法
EP1830522B1 (en) Bridging end point device supporting inter access point communication
JPH11127479A (ja) 加入者無線アクセスシステム
JP2002044149A (ja) ハンドオーバー手順後のリアルタイムプロトコル同期を伴う遠隔通信システム
EP2365666A1 (en) Data transfer apparatus and data transfer system
WO2007097397A1 (ja) 通信装置及び通信装置の制御方法
US6754199B1 (en) Trunk routing device and method for CDMA system
JP2002344515A (ja) データ中継方法及びデータ中継装置
US7701968B2 (en) Device and method thereof for transmitting a MAC service data unit in a network system
JP2002158613A (ja) プロバイダ接続用装置及び移動体通信システム
JP2019176289A (ja) 無線通信装置、無線通信システムおよび無線通信方法
US20020174203A1 (en) Method of forwarding data packets in communications-network routers
JP4191551B2 (ja) パケット中継装置及びパケット中継方法
JP2002271338A (ja) 無線lanを用いた回線バックアップシステム
KR20060107156A (ko) 레지덴셜 이더넷에서 슈퍼프레임의 시작을 엄격하게보장하기 위한 비동기 프레임 전송 방법
JPH07123101A (ja) Atm多重化装置
JPH09247214A (ja) データ音声複合通信システム
KR20150015263A (ko) 기존의 전달망을 활용하여 무선 센서 네트워크를 확장하기 위한 패킷 다중화 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061010