JP2002344380A - 無線装置の動作性能更新システム - Google Patents
無線装置の動作性能更新システムInfo
- Publication number
- JP2002344380A JP2002344380A JP2001151600A JP2001151600A JP2002344380A JP 2002344380 A JP2002344380 A JP 2002344380A JP 2001151600 A JP2001151600 A JP 2001151600A JP 2001151600 A JP2001151600 A JP 2001151600A JP 2002344380 A JP2002344380 A JP 2002344380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless device
- coefficient
- coefficients
- control parameters
- standards
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Communication Control (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来は、補正のための係数を工場出荷時にお
いて予め設定しておく必要があり、出荷後において補正
係数や制御パラメータの変更は困難であり、また、無線
装置を他の通信方式に適応させたい場合には、その補正
係数や制御パラメータが固定され、求められる送信規格
に適合は困難であった。 【解決手段】 無線装置が送信動作を行うときに使用す
る係数や制御パラメータを記憶する無線装置の書き換え
可能なパラメータ格納メモリを有し、無線装置を操作す
ることにより異なる適合基準や異なる通信方式に合わせ
て新たに要求される係数や制御パラメータでパラメータ
格納メモリを書き換える。
いて予め設定しておく必要があり、出荷後において補正
係数や制御パラメータの変更は困難であり、また、無線
装置を他の通信方式に適応させたい場合には、その補正
係数や制御パラメータが固定され、求められる送信規格
に適合は困難であった。 【解決手段】 無線装置が送信動作を行うときに使用す
る係数や制御パラメータを記憶する無線装置の書き換え
可能なパラメータ格納メモリを有し、無線装置を操作す
ることにより異なる適合基準や異なる通信方式に合わせ
て新たに要求される係数や制御パラメータでパラメータ
格納メモリを書き換える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばＷ−ＣＤ
ＭＡのような国によって異なる適合基準や異なる通信方
式や規格に合わせて携帯端末の補正係数や制御パラメー
タを適合させることができる無線装置の動作性能更新シ
ステムに関するものである。
ＭＡのような国によって異なる適合基準や異なる通信方
式や規格に合わせて携帯端末の補正係数や制御パラメー
タを適合させることができる無線装置の動作性能更新シ
ステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の無線装置において、パワーアンプ
等のひずみ成分を打ち消す補正係数や制御パラメータ等
は工場出荷時に予め設定しておくことにより送信特性を
整えておく方法がとられている。
等のひずみ成分を打ち消す補正係数や制御パラメータ等
は工場出荷時に予め設定しておくことにより送信特性を
整えておく方法がとられている。
【０００３】図１０は従来の無線装置の構成を示すブロ
ック図である。図において、２０１は入力信号、２０２
はベースバンド変調部、２０３は補正部、２０４は補正
係数記憶部、２０５は直交変調部、２０６は搬送波、２
０７はパワーアンプ、２０８はアンテナである。次に動
作について説明する。送信される入力信号２０１は、ベ
ースバンド変調部２０２において変調される。その後、
補正部２０３において補正係数記憶部２０４に予め書き
込まれた補正係数等を用いてひずみを打ち消すための補
正が行われ、直交変調部２０５へ送られる。補正後の信
号は、直交変調部２０５において搬送波２０６により変
調され、送信周波数へ変換されてパワーアンプ２０７へ
送られる。送信周波数の信号は、パワーアンプ２０７に
おいて電力増幅され後、アンテナ２０８により無線送信
される。
ック図である。図において、２０１は入力信号、２０２
はベースバンド変調部、２０３は補正部、２０４は補正
係数記憶部、２０５は直交変調部、２０６は搬送波、２
０７はパワーアンプ、２０８はアンテナである。次に動
作について説明する。送信される入力信号２０１は、ベ
ースバンド変調部２０２において変調される。その後、
補正部２０３において補正係数記憶部２０４に予め書き
込まれた補正係数等を用いてひずみを打ち消すための補
正が行われ、直交変調部２０５へ送られる。補正後の信
号は、直交変調部２０５において搬送波２０６により変
調され、送信周波数へ変換されてパワーアンプ２０７へ
送られる。送信周波数の信号は、パワーアンプ２０７に
おいて電力増幅され後、アンテナ２０８により無線送信
される。
【０００４】ここで、補正係数記憶部２０４には、パワ
ーアンプ２０７等の特性を事前に測定し、そのひずみ成
分を打ち消すための逆特性が予め算出され、ＡＦＣの範
囲やＡＧＣ等の受信側の制御パラメータ等と共に工場出
荷時に書き込まれる。したがって、アンテナ２０８より
送信される出力としては、パワーアンプ２０７のひずみ
成分が補正され、その他の制御パラメータによる所定の
特性も得られたものとなり、無線装置には、求められて
いる通信規格に適合した送信特性が与えられる。
ーアンプ２０７等の特性を事前に測定し、そのひずみ成
分を打ち消すための逆特性が予め算出され、ＡＦＣの範
囲やＡＧＣ等の受信側の制御パラメータ等と共に工場出
荷時に書き込まれる。したがって、アンテナ２０８より
送信される出力としては、パワーアンプ２０７のひずみ
成分が補正され、その他の制御パラメータによる所定の
特性も得られたものとなり、無線装置には、求められて
いる通信規格に適合した送信特性が与えられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線装置は、以
上のように構成されているので、補正のための係数を工
場出荷時において予め設定しておく必要があり、出荷後
において補正係数や制御パラメータの変更が求められて
も即対応することは困難であった。また、無線装置を他
の通信方式に適応させたい場合には、その補正係数や制
御パラメータが既に固定されているため、求められる送
信規格に適合させることが困難である等の課題があっ
た。
上のように構成されているので、補正のための係数を工
場出荷時において予め設定しておく必要があり、出荷後
において補正係数や制御パラメータの変更が求められて
も即対応することは困難であった。また、無線装置を他
の通信方式に適応させたい場合には、その補正係数や制
御パラメータが既に固定されているため、求められる送
信規格に適合させることが困難である等の課題があっ
た。
【０００６】この発明は補正係数や制御パラメータの変
更を工場出荷後において容易に変更可能とし、携帯電話
端末などに適用できる無線装置の動作性能更新システム
を得ることを目的とする。
更を工場出荷後において容易に変更可能とし、携帯電話
端末などに適用できる無線装置の動作性能更新システム
を得ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線装置
の動作性能更新システムは、無線装置が送信動作を行う
ときに使用する係数や制御パラメータを記憶する無線装
置の書き換え可能なパラメータ格納メモリを有し、前記
無線装置を操作することにより異なる適合基準や異なる
通信方式に合わせて新たに要求される係数や制御パラメ
ータで前記パラメータ格納メモリを書き換えるようにし
たものである。
の動作性能更新システムは、無線装置が送信動作を行う
ときに使用する係数や制御パラメータを記憶する無線装
置の書き換え可能なパラメータ格納メモリを有し、前記
無線装置を操作することにより異なる適合基準や異なる
通信方式に合わせて新たに要求される係数や制御パラメ
ータで前記パラメータ格納メモリを書き換えるようにし
たものである。
【０００８】この発明に係る無線装置の動作性能更新シ
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
についての報知情報を格納し要求された規格を満たす係
数や制御パラメータを算出する遠隔配置されたサーバを
備え、無線装置が、前記報知情報に基づいて前記サーバ
にアクセスすることにより算出された前記係数や前記制
御パラメータを前記サーバからダウンロードするダウン
ロード機能手段を有し、ダウンロードされた前記係数や
前記制御パラメータで前記無線装置のパラメータ格納メ
モリを書き換えるようにしたものである。
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
についての報知情報を格納し要求された規格を満たす係
数や制御パラメータを算出する遠隔配置されたサーバを
備え、無線装置が、前記報知情報に基づいて前記サーバ
にアクセスすることにより算出された前記係数や前記制
御パラメータを前記サーバからダウンロードするダウン
ロード機能手段を有し、ダウンロードされた前記係数や
前記制御パラメータで前記無線装置のパラメータ格納メ
モリを書き換えるようにしたものである。
【０００９】この発明に係る無線装置の動作性能更新シ
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
を満たす係数や制御パラメータの複数データを予め格納
した遠隔配置されたサーバを備え、無線装置が、選択コ
マンドにより前記サーバにアクセスし前記複数データの
中から要求された係数や制御パラメータを選択してダウ
ンロードするダウンロード機能手段を有し、ダウンロー
ドされた前記係数や前記制御パラメータでパラメータ格
納メモリを書き換えるようにしたものである。
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
を満たす係数や制御パラメータの複数データを予め格納
した遠隔配置されたサーバを備え、無線装置が、選択コ
マンドにより前記サーバにアクセスし前記複数データの
中から要求された係数や制御パラメータを選択してダウ
ンロードするダウンロード機能手段を有し、ダウンロー
ドされた前記係数や前記制御パラメータでパラメータ格
納メモリを書き換えるようにしたものである。
【００１０】この発明に係る無線装置の動作性能更新シ
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
を満たす係数や制御パラメータを予め格納した脱着式メ
モリを備え、この脱着式メモリを無線装置に装着するこ
とにより前記無線装置のパラメータ格納メモリを前記脱
着式メモリに格納された前記係数や前記制御パラメータ
で書き換えるようにしたものである。
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
を満たす係数や制御パラメータを予め格納した脱着式メ
モリを備え、この脱着式メモリを無線装置に装着するこ
とにより前記無線装置のパラメータ格納メモリを前記脱
着式メモリに格納された前記係数や前記制御パラメータ
で書き換えるようにしたものである。
【００１１】この発明に係る無線装置の動作性能更新シ
ステムは、適合基準や通信方式および規格を満たす係数
や制御パラメータを予め格納した脱着式メモリを備え、
この脱着式メモリを無線装置に装着することにより前記
脱着式メモリに格納された前記係数や前記制御パラメー
タを直接使用することにより前記無線装置を動作させる
ようにしたものである。
ステムは、適合基準や通信方式および規格を満たす係数
や制御パラメータを予め格納した脱着式メモリを備え、
この脱着式メモリを無線装置に装着することにより前記
脱着式メモリに格納された前記係数や前記制御パラメー
タを直接使用することにより前記無線装置を動作させる
ようにしたものである。
【００１２】この発明に係る無線装置の動作性能更新シ
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
を満たす係数や制御パラメータの複数データを予め格納
した遠隔配置されたサーバと、無線装置と前記サーバ間
に接続され、操作パネル等のユーザインタフェースによ
り選択することにより要求される係数や制御パラメータ
を前記サーバから前記無線装置にダウンロードし、ダウ
ンロードした係数や制御パラメータにより前記無線装置
を動作させて前記無線装置の送信特性を測定し校正する
送信特性更新装置を有し、校正された前記送信特性を満
足させるダウンロードした前記係数や前記制御パラメー
タで前記無線装置のパラメータ格納メモリを書き換える
ようにしたものである。
ステムは、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
を満たす係数や制御パラメータの複数データを予め格納
した遠隔配置されたサーバと、無線装置と前記サーバ間
に接続され、操作パネル等のユーザインタフェースによ
り選択することにより要求される係数や制御パラメータ
を前記サーバから前記無線装置にダウンロードし、ダウ
ンロードした係数や制御パラメータにより前記無線装置
を動作させて前記無線装置の送信特性を測定し校正する
送信特性更新装置を有し、校正された前記送信特性を満
足させるダウンロードした前記係数や前記制御パラメー
タで前記無線装置のパラメータ格納メモリを書き換える
ようにしたものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。図１乃至図３は、それぞれ携帯電話に適用した
この発明に係る無線装置の動作性能更新システムの概略
構成を例示するブロック図である。各図において、１０
１は携帯電話端末で、その送信系の構成としてアンテナ
２０８、パワーアンプ２０７、直交変調部２０５、補正
部２０３、ベースバンド変調部２０２を備えており、こ
れに入力信号２０１が入力されるようになっている。ま
た、パラメータ格納メモリ１０８、ダウンロード機能部
１０９、脱着式メモリ機能部１１０、脱着式メモリ１１
１を備えている。一方、１１２は基地局で、サーバ１１
３と接続されている。
明する。図１乃至図３は、それぞれ携帯電話に適用した
この発明に係る無線装置の動作性能更新システムの概略
構成を例示するブロック図である。各図において、１０
１は携帯電話端末で、その送信系の構成としてアンテナ
２０８、パワーアンプ２０７、直交変調部２０５、補正
部２０３、ベースバンド変調部２０２を備えており、こ
れに入力信号２０１が入力されるようになっている。ま
た、パラメータ格納メモリ１０８、ダウンロード機能部
１０９、脱着式メモリ機能部１１０、脱着式メモリ１１
１を備えている。一方、１１２は基地局で、サーバ１１
３と接続されている。
【００１４】ここで、図１の構成は、係数やパラメータ
を変更する方法として、ダウンロードによるものと脱着
式メモリによるものの２種類の対応機能を持つ例を示し
ている。また、図２の構成は、ダウンロードにより係数
やパラメータの変更を行う例を示し、さらに、図３の構
成は、脱着式メモリにより係数やパラメータの変更を行
う例を示している。
を変更する方法として、ダウンロードによるものと脱着
式メモリによるものの２種類の対応機能を持つ例を示し
ている。また、図２の構成は、ダウンロードにより係数
やパラメータの変更を行う例を示し、さらに、図３の構
成は、脱着式メモリにより係数やパラメータの変更を行
う例を示している。
【００１５】実施の形態１．図４はこの発明の実施の形
態１に係る無線装置（例、携帯電話端末）の動作性能更
新システムを示すブロック図であり、図５はその動作を
説明するフローチャートである。実施の形態１は、ダウ
ンロード方式について示すもので、前述の図１および図
２のシステム構成に対応するものである。図において、
ダウンロード機能部（ダウンロード機能手段）１０９は
補正係数更新判定部１２１および補正係数更新部１２２
を備えており、携帯電話端末１０１側で要求する係数や
制御パラメータをサーバ１１３からダウンロードするも
のである。２２０は受信部である。サーバ１１３は遠隔
配置され、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
についての報知情報を格納して要求により送信するよう
になっており、また携帯電話端末１０１から要求された
規格を満たす係数や制御パラメータを算出する機能を持
っている。パラメータ格納メモリ１０８は図１０の補正
係数記憶部２０４に代わるもので、書き換え可能なメモ
リである。
態１に係る無線装置（例、携帯電話端末）の動作性能更
新システムを示すブロック図であり、図５はその動作を
説明するフローチャートである。実施の形態１は、ダウ
ンロード方式について示すもので、前述の図１および図
２のシステム構成に対応するものである。図において、
ダウンロード機能部（ダウンロード機能手段）１０９は
補正係数更新判定部１２１および補正係数更新部１２２
を備えており、携帯電話端末１０１側で要求する係数や
制御パラメータをサーバ１１３からダウンロードするも
のである。２２０は受信部である。サーバ１１３は遠隔
配置され、異なる適合基準や異なる通信方式および規格
についての報知情報を格納して要求により送信するよう
になっており、また携帯電話端末１０１から要求された
規格を満たす係数や制御パラメータを算出する機能を持
っている。パラメータ格納メモリ１０８は図１０の補正
係数記憶部２０４に代わるもので、書き換え可能なメモ
リである。
【００１６】次に動作について説明する。入力信号２０
１は、ベースバンド変調部２０２において変調された
後、補正部２０３にてパラメータ格納メモリ１０８の係
数を用いてひずみを打ち消す補正が行われ、直交変調部
２０５へ送られる。直交変調部２０５にて搬送波２０６
により変調され送信周波数へ変換された信号は、パワー
アンプ２０７へ送られる。パワーアンプ２０７からの出
力はアンテナ２０８より無線送信される。ダウンロード
機能部１０９は補正係数更新判定部１２１と補正係数更
新部１２２により構成される。補正係数更新判定部１２
１は、サーバ１１３からダウンロードした係数の変更の
必要性を判定し、必要な場合は補正係数更新部１２２が
パラメータ格納メモリ１０８のデータの更新処理を行
う。
１は、ベースバンド変調部２０２において変調された
後、補正部２０３にてパラメータ格納メモリ１０８の係
数を用いてひずみを打ち消す補正が行われ、直交変調部
２０５へ送られる。直交変調部２０５にて搬送波２０６
により変調され送信周波数へ変換された信号は、パワー
アンプ２０７へ送られる。パワーアンプ２０７からの出
力はアンテナ２０８より無線送信される。ダウンロード
機能部１０９は補正係数更新判定部１２１と補正係数更
新部１２２により構成される。補正係数更新判定部１２
１は、サーバ１１３からダウンロードした係数の変更の
必要性を判定し、必要な場合は補正係数更新部１２２が
パラメータ格納メモリ１０８のデータの更新処理を行
う。
【００１７】次に図５により、ダウンロード方式による
動作手順について説明する。携帯電話端末１０１の現在
の所在国および送信特性規格情報や通信方式に関する報
知情報がサーバ１１３に格納されている。この報知情報
は基地局１１２からの電波で随時受信できるか、または
携帯電話端末１０１のコマンド選択時に得られるように
なっている。補正係数更新判定部１２１はこの報知情報
を受信部２２０を介して取得する（ステップＳＴ３０
１）。現在の係数と入手した送信特性規格とを比較し、
条件を満たさず更新が必要と判定した場合（ステップＳ
Ｔ３０２）、ダウンロード機能部１０９は係数の要求を
サーバ１１３に対して行う（ステップＳＴ３０３）。
動作手順について説明する。携帯電話端末１０１の現在
の所在国および送信特性規格情報や通信方式に関する報
知情報がサーバ１１３に格納されている。この報知情報
は基地局１１２からの電波で随時受信できるか、または
携帯電話端末１０１のコマンド選択時に得られるように
なっている。補正係数更新判定部１２１はこの報知情報
を受信部２２０を介して取得する（ステップＳＴ３０
１）。現在の係数と入手した送信特性規格とを比較し、
条件を満たさず更新が必要と判定した場合（ステップＳ
Ｔ３０２）、ダウンロード機能部１０９は係数の要求を
サーバ１１３に対して行う（ステップＳＴ３０３）。
【００１８】基地局１１２と接続するサーバ１１３にお
いて、携帯電話端末１０１から要求された国の規格、通
信方式等の条件を基に要求される送信特性基準を満たす
係数が算出され（ステップＳＴ３０４）、そのデータが
携帯電話端末１０１側へダウンロードされる（ステップ
ＳＴ３０５）。ダウンロードが完了すると、携帯電話端
末１０１側の補正係数更新部１２２によりパラメータ格
納メモリ１０８の係数更新を行う（ステップＳＴ３０
６）。その結果、更新された補正係数により送信時の信
号のひずみが最適な状態に補正される。上記回路例では
補正係数の更新について述べたが、無線装置側で、更新
が必要な各種制御パラメータがある場合には、同様な手
段を構築することにより行えるものである。
いて、携帯電話端末１０１から要求された国の規格、通
信方式等の条件を基に要求される送信特性基準を満たす
係数が算出され（ステップＳＴ３０４）、そのデータが
携帯電話端末１０１側へダウンロードされる（ステップ
ＳＴ３０５）。ダウンロードが完了すると、携帯電話端
末１０１側の補正係数更新部１２２によりパラメータ格
納メモリ１０８の係数更新を行う（ステップＳＴ３０
６）。その結果、更新された補正係数により送信時の信
号のひずみが最適な状態に補正される。上記回路例では
補正係数の更新について述べたが、無線装置側で、更新
が必要な各種制御パラメータがある場合には、同様な手
段を構築することにより行えるものである。
【００１９】以上のように、実施の形態１によれば、補
正係数やその他の制御パラメータは必要に応じて無線装
置を操作するだけで、ダウンロードにより、要求された
国の規格、通信方式等の条件を基に要求される送信特性
基準を満たす係数に変更されるので、工場出荷時以外に
おいても補正係数やその他の制御パラメータの更新が可
能となり、携帯電話端末の場合、ユーザは１台の端末で
各国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して要
求される送信特性規格が変化した場合でも更新すること
により容易に対応できる効果が得られる。
正係数やその他の制御パラメータは必要に応じて無線装
置を操作するだけで、ダウンロードにより、要求された
国の規格、通信方式等の条件を基に要求される送信特性
基準を満たす係数に変更されるので、工場出荷時以外に
おいても補正係数やその他の制御パラメータの更新が可
能となり、携帯電話端末の場合、ユーザは１台の端末で
各国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して要
求される送信特性規格が変化した場合でも更新すること
により容易に対応できる効果が得られる。
【００２０】実施の形態２．前述の実施の形態１では、
サーバ１１３で要求された国の規格、通信方式等の条件
を基に要求された送信特性基準を満たす係数や制御パラ
メータを算出するようにしている。この実施の形態２で
は、サーバ１１３に異なる適合基準や異なる通信方式お
よび規格を満たす係数や制御パラメータの複数データを
予め用意して格納しておくようにする。そして、携帯電
話端末１０１から選択コマンドで所定のデータを指定
し、ダウンロード機能部１０９によりサーバ１１３にア
クセスし、予め格納された複数データの中から指定した
係数や制御パラメータを選択してダウンロードする。ダ
ウンロードした新しい係数や制御パラメータでパラメー
タ格納メモリ１０８を書き換える。
サーバ１１３で要求された国の規格、通信方式等の条件
を基に要求された送信特性基準を満たす係数や制御パラ
メータを算出するようにしている。この実施の形態２で
は、サーバ１１３に異なる適合基準や異なる通信方式お
よび規格を満たす係数や制御パラメータの複数データを
予め用意して格納しておくようにする。そして、携帯電
話端末１０１から選択コマンドで所定のデータを指定
し、ダウンロード機能部１０９によりサーバ１１３にア
クセスし、予め格納された複数データの中から指定した
係数や制御パラメータを選択してダウンロードする。ダ
ウンロードした新しい係数や制御パラメータでパラメー
タ格納メモリ１０８を書き換える。
【００２１】以上のように、実施の形態２によれば、更
新すべき係数や制御パラメータのデータを予め準備した
サーバ１１３から選択しダウンロードすることで、直ぐ
書き換えができ、実施の形態１と同様な効果が得られ
る。
新すべき係数や制御パラメータのデータを予め準備した
サーバ１１３から選択しダウンロードすることで、直ぐ
書き換えができ、実施の形態１と同様な効果が得られ
る。
【００２２】実施の形態３．図６はこの発明の実施の形
態３に係る無線装置（例、携帯電話端末）を示すブロッ
ク図であり、図７はその動作を説明するフローチャート
である。実施の形態３は、脱着式メモリ方式について示
すもので、前述の図１および図３のシステム構成に対応
するものである。図において、１１１は異なる適合基準
や異なる通信方式および規格を満たす係数や制御パラメ
ータを予め格納した脱着式メモリ、１１０は脱着式メモ
リ１１１の装着を認識しパラメータ格納メモリ１０８を
脱着式メモリ１１１の係数や制御パラメータで書き換え
る脱着式メモリ機能部である。
態３に係る無線装置（例、携帯電話端末）を示すブロッ
ク図であり、図７はその動作を説明するフローチャート
である。実施の形態３は、脱着式メモリ方式について示
すもので、前述の図１および図３のシステム構成に対応
するものである。図において、１１１は異なる適合基準
や異なる通信方式および規格を満たす係数や制御パラメ
ータを予め格納した脱着式メモリ、１１０は脱着式メモ
リ１１１の装着を認識しパラメータ格納メモリ１０８を
脱着式メモリ１１１の係数や制御パラメータで書き換え
る脱着式メモリ機能部である。
【００２３】次に動作について説明する。入力信号２０
１はベースバンド変調部２０２において変調された後、
補正部２０３にてパラメータ格納メモリ１０８の補正係
数を用いてひずみを打ち消す補正が行われ、直交変調部
２０５へ送られる。直交変調部２０５にて搬送波２０６
により変調され、パワーアンプ２０７へ送られる。パワ
ーアンプ２０７の出力はアンテナ２０８より無線送信さ
れる。適時に脱着式メモリ１１１が端末に挿入される
と、脱着式メモリ機能部１１０が脱着式メモリ１１１を
認識し補正係数の更新判定および更新処理を行う。
１はベースバンド変調部２０２において変調された後、
補正部２０３にてパラメータ格納メモリ１０８の補正係
数を用いてひずみを打ち消す補正が行われ、直交変調部
２０５へ送られる。直交変調部２０５にて搬送波２０６
により変調され、パワーアンプ２０７へ送られる。パワ
ーアンプ２０７の出力はアンテナ２０８より無線送信さ
れる。適時に脱着式メモリ１１１が端末に挿入される
と、脱着式メモリ機能部１１０が脱着式メモリ１１１を
認識し補正係数の更新判定および更新処理を行う。
【００２４】次に図７により、脱着式メモリ方式による
動作手順について説明する。脱着式メモリ１１１が携帯
電話端末１０１に装着される（ステップＳＴ５０１）。
脱着式メモリ機能部１１０は、脱着式メモリ１１１を認
識し（ステップＳＴ５０２）、パラメータ格納メモリ１
０８の補正係数と脱着式メモリ１１１に格納された係数
とを比較して更新の必要性を判定する（ステップＳＴ５
０３）。係数の更新が必要であれば新しい係数を脱着式
メモリ１１１から読み出して（ステップＳＴ５０４）、
パラメータ格納メモリ１０８の補正係数を更新する（ス
テップＳＴ５０５）。
動作手順について説明する。脱着式メモリ１１１が携帯
電話端末１０１に装着される（ステップＳＴ５０１）。
脱着式メモリ機能部１１０は、脱着式メモリ１１１を認
識し（ステップＳＴ５０２）、パラメータ格納メモリ１
０８の補正係数と脱着式メモリ１１１に格納された係数
とを比較して更新の必要性を判定する（ステップＳＴ５
０３）。係数の更新が必要であれば新しい係数を脱着式
メモリ１１１から読み出して（ステップＳＴ５０４）、
パラメータ格納メモリ１０８の補正係数を更新する（ス
テップＳＴ５０５）。
【００２５】なお、実施の形態３において、異なる適合
基準や異なる通信方式および規格について要求された条
件を満たす係数や制御パラメータを種別毎に分けて脱着
式メモリ１１１に複数記憶させておき、要求された条件
に合わせてパラメータ格納メモリ１０８のデータを切り
替えるようにすることもできる。この場合には、図７の
ステップＳＴ５０４にて係数の種別を読み出し、ステッ
プＳＴ５０５にて係数の種別に合わせてパラメータ格納
メモリ１０８に記録されている各係数や制御パラメータ
の切り替え更新を行うようにする。
基準や異なる通信方式および規格について要求された条
件を満たす係数や制御パラメータを種別毎に分けて脱着
式メモリ１１１に複数記憶させておき、要求された条件
に合わせてパラメータ格納メモリ１０８のデータを切り
替えるようにすることもできる。この場合には、図７の
ステップＳＴ５０４にて係数の種別を読み出し、ステッ
プＳＴ５０５にて係数の種別に合わせてパラメータ格納
メモリ１０８に記録されている各係数や制御パラメータ
の切り替え更新を行うようにする。
【００２６】以上のように、実施の形態３によれば、工
場出荷時以外においても必要に応じて脱着式メモリ１１
１を装着することにより係数や制御パラメータの更新が
可能となり、携帯電話端末の場合、ユーザは１台の端末
で各国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して
要求される送信特性規格が変化した場合でも対応する脱
着式メモリ１１１を用いて更新することによりユーザが
容易に対応できる効果が得られる。
場出荷時以外においても必要に応じて脱着式メモリ１１
１を装着することにより係数や制御パラメータの更新が
可能となり、携帯電話端末の場合、ユーザは１台の端末
で各国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して
要求される送信特性規格が変化した場合でも対応する脱
着式メモリ１１１を用いて更新することによりユーザが
容易に対応できる効果が得られる。
【００２７】実施の形態４．上記実施の形態３では、脱
着式メモリ１１１のデータでパラメータ格納メモリ１０
８を書き換えることにより更新するものである。この実
施の形態４は、図６におけるパラメータ格納メモリ１０
８自身を脱着式メモリとしたものである。すなわち、こ
の脱着式メモリは無線装置を適用させる適合基準や通信
方式および規格を満たす係数や制御パラメータを予め記
憶したものにし、脱着式メモリを無線装置に装着する
と、補正部２０３は脱着式メモリの係数や制御パラメー
タを直接使用して動作する。脱着式メモリには若干の補
助機能の付加が要求される場合もあるが、このようにす
ることにより、各種の方式の規格に対応させた脱着式メ
モリを準備し、これを入れ替えることで、ユーザは１台
の無線装置で必要な方式の規格に対応できる。
着式メモリ１１１のデータでパラメータ格納メモリ１０
８を書き換えることにより更新するものである。この実
施の形態４は、図６におけるパラメータ格納メモリ１０
８自身を脱着式メモリとしたものである。すなわち、こ
の脱着式メモリは無線装置を適用させる適合基準や通信
方式および規格を満たす係数や制御パラメータを予め記
憶したものにし、脱着式メモリを無線装置に装着する
と、補正部２０３は脱着式メモリの係数や制御パラメー
タを直接使用して動作する。脱着式メモリには若干の補
助機能の付加が要求される場合もあるが、このようにす
ることにより、各種の方式の規格に対応させた脱着式メ
モリを準備し、これを入れ替えることで、ユーザは１台
の無線装置で必要な方式の規格に対応できる。
【００２８】以上のように、実施の形態４によれば、工
場出荷時以外においても、ユーザは１台の携帯電話端末
で脱着式メモリを必要に応じて交換することにより、各
国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でも対応する脱着式
メモリを用いて更新できるので、ユーザが容易に対応で
きる効果が得られる。
場出荷時以外においても、ユーザは１台の携帯電話端末
で脱着式メモリを必要に応じて交換することにより、各
国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でも対応する脱着式
メモリを用いて更新できるので、ユーザが容易に対応で
きる効果が得られる。
【００２９】実施の形態５．図８はこの発明の実施の形
態５による無線装置の更新システムを示すブロック図で
あり、図９はその動作を説明するフローチャートであ
る。実施の形態５は所定の場所に設けられた設備により
ダウンロードする方式について示すものである。図にお
いて、１１４は送信特性更新装置で、携帯電話端末１０
１とサーバ１１３間に接続され、ユーザインタフェース
１１７により選択することによりサーバ１１３から要求
される適合基準や通信方式および規格を満たす係数や制
御パラメータを携帯電話端末１０１にダウンロードし、
ダウンロードした前記係数や前記制御パラメータにより
携帯電話端末１０１を動作させ、その送信特性を測定し
校正するものである。
態５による無線装置の更新システムを示すブロック図で
あり、図９はその動作を説明するフローチャートであ
る。実施の形態５は所定の場所に設けられた設備により
ダウンロードする方式について示すものである。図にお
いて、１１４は送信特性更新装置で、携帯電話端末１０
１とサーバ１１３間に接続され、ユーザインタフェース
１１７により選択することによりサーバ１１３から要求
される適合基準や通信方式および規格を満たす係数や制
御パラメータを携帯電話端末１０１にダウンロードし、
ダウンロードした前記係数や前記制御パラメータにより
携帯電話端末１０１を動作させ、その送信特性を測定し
校正するものである。
【００３０】携帯電話端末１０１は、パワーアンプ２０
７と、直交変調部２０５と、補正部２０３と、ベースバ
ンド変調部２０２を備えており、これに入力信号２０１
が入力される。また、補正部２０３が使用する補正係数
を記憶するパラメータ格納メモリ１０８、パラメータ格
納メモリ１０８の補正係数を更新するためのデータをダ
ウンロードするダウンロード機能部１０９、脱着式メモ
リ機能部１１０を備えている。送信特性更新装置１１４
は、測定校正部１１５、通信機能部１１６、操作パネル
等のユーザインタフェース１１７により構成される。他
に遠隔配置されたサーバ１１３がインターネットや通信
回線１１８により送信特性更新装置１１４に接続され
る。携帯電話端末１０１と送信特性更新装置１１４間に
はテスト送信の信号が外部に放射されないようにするＲ
Ｆ接続ケーブル１１９で接続され、ファームウェアおよ
びパラメータ転送用に転送ケーブル１２０にて接続され
ている。
７と、直交変調部２０５と、補正部２０３と、ベースバ
ンド変調部２０２を備えており、これに入力信号２０１
が入力される。また、補正部２０３が使用する補正係数
を記憶するパラメータ格納メモリ１０８、パラメータ格
納メモリ１０８の補正係数を更新するためのデータをダ
ウンロードするダウンロード機能部１０９、脱着式メモ
リ機能部１１０を備えている。送信特性更新装置１１４
は、測定校正部１１５、通信機能部１１６、操作パネル
等のユーザインタフェース１１７により構成される。他
に遠隔配置されたサーバ１１３がインターネットや通信
回線１１８により送信特性更新装置１１４に接続され
る。携帯電話端末１０１と送信特性更新装置１１４間に
はテスト送信の信号が外部に放射されないようにするＲ
Ｆ接続ケーブル１１９で接続され、ファームウェアおよ
びパラメータ転送用に転送ケーブル１２０にて接続され
ている。
【００３１】次に図９により、動作手順について説明す
る。携帯電話端末１０１と送信特性更新装置１１４をＲ
Ｆ接続ケーブル１１９および転送ケーブル１２０にて接
続する（ステップＳＴ７０１）。送信特性更新装置１１
４のユーザインタフェース１１７を用いて希望する方式
を選択指示する（ステップＳＴ７０２）。選択指示によ
り通信機能部１１６はダウンロード機能部１０９を動作
させ、サーバ１１３からインターネットや通信回線１１
８、通信機能部１１６および転送ケーブル１２０を経由
して携帯電話端末１０１へ選択した方式に合わせたファ
ームウェア、制御パラメータ等をダウンロードする（ス
テップＳＴ７０３）。次に、携帯電話端末１０１は通信
機能部１１６からの指示によりテスト送信を行う（ステ
ップＳＴ７０４）。送信特性更新装置１１４は、ＲＦ接
続ケーブル１１９を経由して測定校正部１１５により送
信信号を受信し、携帯電話端末１０１の送信特性を測定
する（ステップＳＴ７０５）。この測定結果を基にして
校正パラメータが転送ケーブル１２０を経由して携帯電
話端末１０１へ転送され（ステップＳＴ７０６）、測定
校正部１１５で基準に適合しているかを判定し（ステッ
プＳＴ７０７）、規格に適合するまでステップＳＴ７０
４からステップＳＴ７０７の動作を繰り返す。測定結果
が基準に適合した場合には、終了操作に応じて校正デー
タが通信回線１１８を通じてサーバ１１３へ送られ保管
される（ステップＳＴ７０８）。
る。携帯電話端末１０１と送信特性更新装置１１４をＲ
Ｆ接続ケーブル１１９および転送ケーブル１２０にて接
続する（ステップＳＴ７０１）。送信特性更新装置１１
４のユーザインタフェース１１７を用いて希望する方式
を選択指示する（ステップＳＴ７０２）。選択指示によ
り通信機能部１１６はダウンロード機能部１０９を動作
させ、サーバ１１３からインターネットや通信回線１１
８、通信機能部１１６および転送ケーブル１２０を経由
して携帯電話端末１０１へ選択した方式に合わせたファ
ームウェア、制御パラメータ等をダウンロードする（ス
テップＳＴ７０３）。次に、携帯電話端末１０１は通信
機能部１１６からの指示によりテスト送信を行う（ステ
ップＳＴ７０４）。送信特性更新装置１１４は、ＲＦ接
続ケーブル１１９を経由して測定校正部１１５により送
信信号を受信し、携帯電話端末１０１の送信特性を測定
する（ステップＳＴ７０５）。この測定結果を基にして
校正パラメータが転送ケーブル１２０を経由して携帯電
話端末１０１へ転送され（ステップＳＴ７０６）、測定
校正部１１５で基準に適合しているかを判定し（ステッ
プＳＴ７０７）、規格に適合するまでステップＳＴ７０
４からステップＳＴ７０７の動作を繰り返す。測定結果
が基準に適合した場合には、終了操作に応じて校正デー
タが通信回線１１８を通じてサーバ１１３へ送られ保管
される（ステップＳＴ７０８）。
【００３２】この実施の形態５の場合、送信特性更新装
置１１４を例えば電話会社の店や空港などに設置してお
き、ユーザが携帯電話端末１０１を送信特性更新装置１
１４に接続することによりその国の規格に合うように変
更できる環境を与えることが可能となる。また、送信特
性更新装置１１４に接続するための携帯電話端末１０１
のコネクタとしては、着信メロディの入力用のコネクタ
を共用することで行うことも可能となる。
置１１４を例えば電話会社の店や空港などに設置してお
き、ユーザが携帯電話端末１０１を送信特性更新装置１
１４に接続することによりその国の規格に合うように変
更できる環境を与えることが可能となる。また、送信特
性更新装置１１４に接続するための携帯電話端末１０１
のコネクタとしては、着信メロディの入力用のコネクタ
を共用することで行うことも可能となる。
【００３３】以上のように、実施の形態５によれば、工
場出荷時以外においても送信特性更新装置１１４を用い
て補正係数や制御パラメータの更新が可能となり、無線
装置として使用する携帯電話端末１台で各国の通信方式
に対応できるようになり、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でも容易にその規格
に対応できる効果が得られる。
場出荷時以外においても送信特性更新装置１１４を用い
て補正係数や制御パラメータの更新が可能となり、無線
装置として使用する携帯電話端末１台で各国の通信方式
に対応できるようになり、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でも容易にその規格
に対応できる効果が得られる。
【００３４】
【発明の効果】以上のように、無線装置が送信動作を行
うときに使用する係数や制御パラメータを記憶する無線
装置の書き換え可能なパラメータ格納メモリを有し、無
線装置を操作することにより異なる適合基準や異なる通
信方式に合わせて新たに要求された係数や制御パラメー
タでパラメータ格納メモリを書き換えるように構成した
ので、無線装置において工場出荷時以外においても補正
係数や制御パラメータの更新が可能となり、無線装置が
携帯電話端末である場合、このシステムを使用すれば各
国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でも、その規格に対
応できる送信特性が得られる効果がある。
うときに使用する係数や制御パラメータを記憶する無線
装置の書き換え可能なパラメータ格納メモリを有し、無
線装置を操作することにより異なる適合基準や異なる通
信方式に合わせて新たに要求された係数や制御パラメー
タでパラメータ格納メモリを書き換えるように構成した
ので、無線装置において工場出荷時以外においても補正
係数や制御パラメータの更新が可能となり、無線装置が
携帯電話端末である場合、このシステムを使用すれば各
国の通信方式に対応でき、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でも、その規格に対
応できる送信特性が得られる効果がある。
【００３５】この発明によれば、異なる適合基準や異な
る通信方式および規格についての報知情報を格納し要求
された規格を満たす係数や制御パラメータを算出する遠
隔配置されたサーバを備え、無線装置が、報知情報に基
づいてサーバにアクセスすることにより算出された係数
や制御パラメータをサーバからダウンロードするダウン
ロード機能手段を有し、ダウンロードされた係数や制御
パラメータでパラメータ格納メモリを書き換えるように
構成したので、無線装置において工場出荷時以外におい
ても補正係数や制御パラメータの更新が可能となり、無
線装置が携帯電話端末である場合、このシステムを使用
すれば、ダウンロードにより各国の通信方式に容易に対
応でき、また通信方式が変化して要求される送信特性規
格が変化した場合でも容易にその規格に対応できる送信
特性が得られる効果がある。
る通信方式および規格についての報知情報を格納し要求
された規格を満たす係数や制御パラメータを算出する遠
隔配置されたサーバを備え、無線装置が、報知情報に基
づいてサーバにアクセスすることにより算出された係数
や制御パラメータをサーバからダウンロードするダウン
ロード機能手段を有し、ダウンロードされた係数や制御
パラメータでパラメータ格納メモリを書き換えるように
構成したので、無線装置において工場出荷時以外におい
ても補正係数や制御パラメータの更新が可能となり、無
線装置が携帯電話端末である場合、このシステムを使用
すれば、ダウンロードにより各国の通信方式に容易に対
応でき、また通信方式が変化して要求される送信特性規
格が変化した場合でも容易にその規格に対応できる送信
特性が得られる効果がある。
【００３６】この発明によれば、異なる適合基準や異な
る通信方式および規格を満たす係数や制御パラメータの
複数データを予め格納した遠隔配置されたサーバを備
え、無線装置が、選択コマンドによりサーバにアクセス
し複数データの中から要求される係数や制御パラメータ
を選択してダウンロードするダウンロード機能手段を有
し、ダウンロードされた係数や制御パラメータでパラメ
ータ格納メモリを書き換えるように構成したので、無線
装置において工場出荷時以外においても補正係数や制御
パラメータの更新が可能となり、無線装置が携帯電話端
末である場合、このシステムを使用すれば、ダウンロー
ドにより各国の通信方式に容易に対応でき、また通信方
式が変化して要求される送信特性規格が変化した場合で
も容易にその規格に対応できる送信特性が得られる効果
がある。
る通信方式および規格を満たす係数や制御パラメータの
複数データを予め格納した遠隔配置されたサーバを備
え、無線装置が、選択コマンドによりサーバにアクセス
し複数データの中から要求される係数や制御パラメータ
を選択してダウンロードするダウンロード機能手段を有
し、ダウンロードされた係数や制御パラメータでパラメ
ータ格納メモリを書き換えるように構成したので、無線
装置において工場出荷時以外においても補正係数や制御
パラメータの更新が可能となり、無線装置が携帯電話端
末である場合、このシステムを使用すれば、ダウンロー
ドにより各国の通信方式に容易に対応でき、また通信方
式が変化して要求される送信特性規格が変化した場合で
も容易にその規格に対応できる送信特性が得られる効果
がある。
【００３７】この発明によれば、異なる適合基準や異な
る通信方式および規格を満たす係数や制御パラメータを
予め格納した脱着式メモリを備え、この脱着式メモリを
無線装置に装着することによりパラメータ格納メモリを
脱着式メモリに格納された係数や制御パラメータで書き
換えるように構成したので、工場出荷時以外においても
脱着式メモリを無線装置に装着することにより係数や制
御パラメータの更新が可能となり、無線装置が携帯電話
端末である場合、このシステムを使用すれば、各国の通
信方式に容易に対応でき、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でもユーザが容易に
その規格に対応できる効果がある。
る通信方式および規格を満たす係数や制御パラメータを
予め格納した脱着式メモリを備え、この脱着式メモリを
無線装置に装着することによりパラメータ格納メモリを
脱着式メモリに格納された係数や制御パラメータで書き
換えるように構成したので、工場出荷時以外においても
脱着式メモリを無線装置に装着することにより係数や制
御パラメータの更新が可能となり、無線装置が携帯電話
端末である場合、このシステムを使用すれば、各国の通
信方式に容易に対応でき、また通信方式が変化して要求
される送信特性規格が変化した場合でもユーザが容易に
その規格に対応できる効果がある。
【００３８】この発明によれば、適合基準や通信方式お
よび規格を満たす係数や制御パラメータを予め格納した
脱着式メモリを備え、この脱着式メモリを無線装置に装
着することにより脱着式メモリに格納された係数や制御
パラメータを直接使用することにより無線装置を動作さ
せるように構成したので、工場出荷時以外においても、
ユーザは１台の無線装置で脱着式メモリを必要に応じて
交換することにより、各国の通信方式に対応でき、また
通信方式が変化して要求される送信特性規格が変化した
場合でもユーザが容易に対応できる効果が得られる。
よび規格を満たす係数や制御パラメータを予め格納した
脱着式メモリを備え、この脱着式メモリを無線装置に装
着することにより脱着式メモリに格納された係数や制御
パラメータを直接使用することにより無線装置を動作さ
せるように構成したので、工場出荷時以外においても、
ユーザは１台の無線装置で脱着式メモリを必要に応じて
交換することにより、各国の通信方式に対応でき、また
通信方式が変化して要求される送信特性規格が変化した
場合でもユーザが容易に対応できる効果が得られる。
【００３９】この発明によれば、異なる適合基準や異な
る通信方式および規格を満たす係数や制御パラメータの
複数データを予め格納した遠隔配置されたサーバと、無
線装置とサーバ間に接続され、操作パネル等のユーザイ
ンタフェースにより選択することにより要求される係数
や制御パラメータをサーバから無線装置にダウンロード
し、ダウンロードした係数や制御パラメータにより無線
装置を動作させて無線装置の送信特性を測定し校正する
送信特性更新装置とを備え、校正された送信特性を満足
させるダウンロードした係数や制御パラメータでパラメ
ータ格納メモリを書き換えるように構成したので、工場
出荷時以外においても送信特性更新装置が設置された所
へ行って補正係数や制御パラメータの更新が可能とな
り、無線装置が携帯電話端末である場合、このシステム
を使って各国の通信方式に対応できるようになり、また
通信方式が変化して要求される送信特性規格が変化した
場合でも容易にその規格に対応できる効果がある。
る通信方式および規格を満たす係数や制御パラメータの
複数データを予め格納した遠隔配置されたサーバと、無
線装置とサーバ間に接続され、操作パネル等のユーザイ
ンタフェースにより選択することにより要求される係数
や制御パラメータをサーバから無線装置にダウンロード
し、ダウンロードした係数や制御パラメータにより無線
装置を動作させて無線装置の送信特性を測定し校正する
送信特性更新装置とを備え、校正された送信特性を満足
させるダウンロードした係数や制御パラメータでパラメ
ータ格納メモリを書き換えるように構成したので、工場
出荷時以外においても送信特性更新装置が設置された所
へ行って補正係数や制御パラメータの更新が可能とな
り、無線装置が携帯電話端末である場合、このシステム
を使って各国の通信方式に対応できるようになり、また
通信方式が変化して要求される送信特性規格が変化した
場合でも容易にその規格に対応できる効果がある。
【図１】 この発明の実施の形態による無線装置の動作
特性更新システムの全体構成例を示すブロック図であ
る。
特性更新システムの全体構成例を示すブロック図であ
る。
【図２】 この発明の実施の形態による無線装置の動作
特性更新システムの他の全体構成例を示すブロック図で
ある。
特性更新システムの他の全体構成例を示すブロック図で
ある。
【図３】 この発明の実施の形態による無線装置の動作
特性更新システムのさらに他の全体構成例を示すブロッ
ク図である。
特性更新システムのさらに他の全体構成例を示すブロッ
ク図である。
【図４】 この発明の実施の形態１に係る無線装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図５】 この発明の実施の形態１に係る動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図６】 この発明の実施の形態３に係る無線装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図７】 この発明の実施の形態３に係る動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図８】 この発明の実施の形態５による無線装置の動
作特性更新システム構成を示すブロック図である。
作特性更新システム構成を示すブロック図である。
【図９】 この発明の実施の形態５に係る動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図１０】 従来の無線装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【符号の説明】 １０１ 携帯電話端末、１０８ パラメータ格納メモ
リ、１０９ ダウンロード機能部、１１０ 脱着式メモ
リ機能部、１１１ 脱着式メモリ、１１２ 基地局、１
１３ サーバ、１１４ 送信特性更新装置、１１５ 測
定校正部、１１６通信機能部、１１７ ユーザインタフ
ェース、１１８ 通信回線、１１９ ＲＦ接続ケーブ
ル、１２０ 転送ケーブル、１２１ 補正係数更新判定
部、１２２補正係数更新部、２０１ 入力信号、２０２
ベースバンド変調部、２０３補正部、２０４ 補正係
数記憶部、２０５ 直交変調部、２０６ 搬送波、２０
７ パワーアンプ、２０８ アンテナ、２２０ 受信
部。
リ、１０９ ダウンロード機能部、１１０ 脱着式メモ
リ機能部、１１１ 脱着式メモリ、１１２ 基地局、１
１３ サーバ、１１４ 送信特性更新装置、１１５ 測
定校正部、１１６通信機能部、１１７ ユーザインタフ
ェース、１１８ 通信回線、１１９ ＲＦ接続ケーブ
ル、１２０ 転送ケーブル、１２１ 補正係数更新判定
部、１２２補正係数更新部、２０１ 入力信号、２０２
ベースバンド変調部、２０３補正部、２０４ 補正係
数記憶部、２０５ 直交変調部、２０６ 搬送波、２０
７ パワーアンプ、２０８ アンテナ、２２０ 受信
部。
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K034 AA19 AA20 DD03 EE03 FF13 5K067 AA21 CC10 EE02 HH23 KK15 LL00
Claims (6)
- 【請求項１】 無線装置が送信動作を行うときに使用す
る係数や制御パラメータを記憶する無線装置の書き換え
可能なパラメータ格納メモリを有し、前記無線装置を操
作することにより異なる適合基準や異なる通信方式に合
わせて新たに要求される係数や制御パラメータで前記パ
ラメータ格納メモリを書き換えることを特徴とする無線
装置の動作性能更新システム。 - 【請求項２】 異なる適合基準や異なる通信方式および
規格についての報知情報を格納し要求された規格を満た
す係数や制御パラメータを算出する遠隔配置されたサー
バを備え、無線装置が、前記報知情報に基づいて前記サ
ーバにアクセスすることにより算出された前記係数や前
記制御パラメータを前記サーバからダウンロードするダ
ウンロード機能手段を有し、ダウンロードされた前記係
数や前記制御パラメータでパラメータ格納メモリを書き
換えることを特徴とする請求項１記載の無線装置の動作
性能更新システム。 - 【請求項３】 異なる適合基準や異なる通信方式および
規格を満たす係数や制御パラメータの複数データを予め
格納した遠隔配置されたサーバを備え、無線装置が、選
択コマンドにより前記サーバにアクセスし前記複数デー
タの中から要求された係数や制御パラメータを選択して
ダウンロードするダウンロード機能手段を有し、ダウン
ロードされた前記係数や前記制御パラメータでパラメー
タ格納メモリを書き換えることを特徴とする請求項１記
載の無線装置の動作性能更新システム。 - 【請求項４】 異なる適合基準や異なる通信方式および
規格を満たす係数や制御パラメータを予め格納した脱着
式メモリを備え、この脱着式メモリを無線装置に装着す
ることによりパラメータ格納メモリを前記脱着式メモリ
に格納された前記係数や前記制御パラメータで書き換え
ることを特徴とする請求項１記載の無線装置の動作性能
更新システム。 - 【請求項５】 適合基準や通信方式および規格を満たす
係数や制御パラメータを予め格納した脱着式メモリを備
え、この脱着式メモリを無線装置に装着することにより
前記脱着式メモリに格納された前記係数や前記制御パラ
メータを直接使用することにより前記無線装置を動作さ
せることを特徴とする無線装置の動作性能更新システ
ム。 - 【請求項６】 異なる適合基準や異なる通信方式および
規格を満たす係数や制御パラメータの複数データを予め
格納した遠隔配置されたサーバと、無線装置と前記サー
バ間に接続され、操作パネル等のユーザインタフェース
により選択することにより要求される係数や制御パラメ
ータを前記サーバから前記無線装置にダウンロードし、
ダウンロードした係数や制御パラメータにより前記無線
装置を動作させて前記無線装置の送信特性を測定し校正
する送信特性更新装置とを備え、校正された前記送信特
性を満足させるダウンロードした前記係数や前記制御パ
ラメータでパラメータ格納メモリを書き換えることを特
徴とする請求項１記載の無線装置の動作性能更新システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001151600A JP2002344380A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 無線装置の動作性能更新システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001151600A JP2002344380A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 無線装置の動作性能更新システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002344380A true JP2002344380A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18996411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001151600A Pending JP2002344380A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 無線装置の動作性能更新システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002344380A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007036511A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 伝送装置 |
| JP2008521352A (ja) * | 2004-11-16 | 2008-06-19 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 通信システムにおけるキャリア・カスタマイゼーションのための方法と装置 |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001151600A patent/JP2002344380A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008521352A (ja) * | 2004-11-16 | 2008-06-19 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 通信システムにおけるキャリア・カスタマイゼーションのための方法と装置 |
| JP2007036511A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 伝送装置 |
| JP4537286B2 (ja) * | 2005-07-26 | 2010-09-01 | 株式会社日立国際電気 | 伝送装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7151921B2 (en) | Management apparatus, management system, management method, and management program for memory capacity of mobile terminals | |
| US8086225B2 (en) | Methods and apparatus for controlling the operation of wireless communications systems | |
| KR100663538B1 (ko) | 무선 단말에 있어서 델타 파일에 따른 무선(ｏｔａ)소프트웨어 업그레이드 시스템 및 방법 | |
| KR100362149B1 (ko) | 휴대폰과 컴퓨터간 데이터 동기화 방법 | |
| KR100335417B1 (ko) | 무선통신단말기의왑(wap)서버어드레스지정방법 | |
| CN110504544A (zh) | 天线角度调节方法、信号发射器和存储介质 | |
| GB2253545A (en) | Universal radio with adaptive memory | |
| US8665148B2 (en) | Global positioning system receiver with phase offset compensation | |
| JP2002344380A (ja) | 無線装置の動作性能更新システム | |
| US20080311864A1 (en) | Determining the Current Value of Transmission Power of a Radio Telecommunication Device | |
| JP2004534469A (ja) | 高周波信号の増幅を制御する方法 | |
| JP4648853B2 (ja) | 無線通信システム | |
| JP3906735B2 (ja) | 車載通信システム | |
| JP2010278558A (ja) | 無線通信端末、通信システム及び通信方法 | |
| CN112925538A (zh) | 设备更新方法、系统及装置 | |
| KR20030033396A (ko) | 무선 단말기의 업그레이드 방법 | |
| AU2003248439A1 (en) | Wireless LAN System | |
| JP4313170B2 (ja) | 信号増幅回路、送信アンテナ、およびその出力レベル制御方法 | |
| JP2001053627A (ja) | 非線形歪補償装置 | |
| US20070238433A1 (en) | Circuit and method for clock correction in telecommunication system | |
| US7427896B2 (en) | Device and method for predistorting and input signal | |
| JP2004152122A (ja) | ソフトウェア無線機とそのソフトウェア情報処理方法 | |
| JP2000056980A (ja) | プログラム遠隔修正方法、プログラム遠隔修正装置及びこれに適合する端末装置 | |
| KR100365358B1 (ko) | 이동통신 단말기의 위치측정 장치 및 방법 | |
| CN108288373B (zh) | 一种红外线配置系统及其操作方法和应用 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070612 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071107 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20071107 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071107 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080806 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090903 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100112 |