JP2002343741A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2002343741A
JP2002343741A JP2001144415A JP2001144415A JP2002343741A JP 2002343741 A JP2002343741 A JP 2002343741A JP 2001144415 A JP2001144415 A JP 2001144415A JP 2001144415 A JP2001144415 A JP 2001144415A JP 2002343741 A JP2002343741 A JP 2002343741A
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titanium nitride
forming
barrier metal
tungsten
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JP2001144415A
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Katsuhiko Kitagawa
勝彦 北川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリアメタル膜構成の最適化を図る。 【解決手段】 半導体基板1上に形成した開口内にバリ
アメタル膜11を介してタングステンプラグ12Aが埋
め込まれた半導体装置において、前記バリアメタル膜1
1が、チタン膜8と、CVD法により形成された第1の
チタンナイトライド膜9と、スパッタ法により形成され
た第2のチタンナイトライド膜10との積層膜であるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法に関し、更に言えば、コンタクト孔やビア等の
開口内を含む基板上にバリアメタル膜を介してタングス
テン膜を形成し、当該タングステン膜をCMP法により
研摩して開口内に埋め込む、あるいは当該タングステン
膜をエッチバックして開口内に埋め込む際のバリアメタ
ル膜の削れ等の発生を抑止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の半導体装置とその製造方法
について図9を参照しながら説明する。
【0003】図9において、51は半導体基板で、52
は前記基板表層に形成した拡散層である。そして、前記
基板51を被覆するように、例えばTEOS膜53、B
PSG膜54及びTEOS膜55から成る層間絶縁膜が
形成されており、この層間絶縁膜に前記拡散層52上に
コンタクトするコンタクト孔が形成され、このコンタク
ト孔内に、例えばおよそ10〜50nmの膜厚のチタン
膜56及びおよそ10〜200nmの膜厚のチタンナイ
トライド膜57から成るバリアメタル膜を介してタング
ステン(W)膜58が埋め込み形成されている。
【0004】ここで、近年、微細化が進み、コンタクト
孔及びビア径が小さくなり、アスペクト比が高くなる
と、バリアメタル膜形成法は、従来のPVD法(以下、
スパッタ法という。)からCVD法に変更されている。
CVD法によるバリアメタル膜形成は、段差被覆性に優
れるため、薄い膜厚で十分なバリア性を確保でき、ま
た、メタルCVD法はランニングコストが高いのとスル
ープットの関係からも形成膜厚は、従来のPVD法より
も薄くなっている。
【0005】そのため、当該コンタクト孔内にタングス
テン膜を埋め込み形成する際のタングステン膜の除去工
程ではタングステン膜のエッチバック技術ではなく、タ
ングステン膜のCMP法による研摩技術が多く採用され
ている。即ち、上述したような比較的薄いバリアメタル
膜、特にチタンナイトライド膜がエッチバック時に削れ
て下層のチタン膜が露出し易くなり、チタン膜が露出し
た場合に水和性のデポ物(TixFy)が形成されてし
まう。尚、このデポ物は、大気中の水分と結合して水和
物となり、製品の信頼性低下を招く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンタクト
孔内にバリアメタル膜を介してタングステン膜を埋め込
む技術において、以下に説明する問題が発生する場合が
あった。
【0007】即ち、従来のバリアメタル膜を形成するC
VD法とタングステン膜のエッチバックプロセスの組み
合わせでは、チタンナイトライド膜が薄いために当該チ
タンナイトライド膜を残した状態で上記エッチバックを
終了させる(いわゆるSTOP ON TINの場合)に、そのプ
ロセスマージンが少なく条件設定が難しいという問題が
あった。
【0008】また、酸化膜上でエッチバックを終了させ
る(STOP ON Oxide)場合では、図10に示すようなコ
ンタクト孔側壁部のバリアメタル膜(チタン膜)が削れ
(いわゆるガウジング)が発生するといった問題があ
り、再度、バリアメタル膜を敷き直す必要が生じてき
て、プロセスが複雑になってしまう。
【0009】そこで、通常の対処法として、タングステ
ン膜のCMP法による研摩技術の適用が考えられるが、
タングステン膜のエッチバック工程に比して割高とな
り、コストアップとなってしまう。
【0010】更に言えば、上記タングステン膜のCMP
法による研摩技術においても、バリアメタル膜も同時に
研摩するSTOP ON Oxideが行われることが多くなってき
ている。そのため、タングステン膜のCMP法による研
摩工程後の洗浄工程において、洗浄時の薬液として、安
価なフッ酸を使用すると、上記したガウジングが発生
し、金属配線形成時の信頼性が低下することになる。
尚、上記問題には、洗浄時の薬液として上記ガウジング
が発生しないようにチタン膜がエッチングされ難い、ク
エン酸系の薬液を使用することで対処することは可能で
ある。しかしながら、当該薬液は比較的高価なため、コ
ストアップとなってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み為されたもので、半導体基板上に形成した開口
内にバリアメタル膜を介してタングステン膜が埋め込ま
れた半導体装置において、前記バリアメタル膜が、チタ
ン膜とCVD法により形成された第1のチタンナイトラ
イド膜とスパッタ法により形成された第2のチタンナイ
トライド膜との積層膜であることを特徴とし、前記第2
のチタンナイトライド膜をスパッタ法により形成するこ
とで、当該第2のチタンナイトライド膜を従来に比して
厚く形成し、開口内にタングステンプラグを埋め込み形
成する際の、CMP法によるタングステン膜の研摩時、
あるいはタングステン膜のエッチバック時のプロセスマ
ージンが大きくなり、第2のチタンナイトライド膜を残
した状態で、タングステン膜の研摩、あるいはタングス
テン膜のエッチバックが終了する。
【0012】また、本発明は、半導体基板上にフローテ
ィングゲート及びコントロールゲートが積層され、前記
フローティングゲート及びコントロールゲートに隣接す
るように形成された拡散層上に設けられた開口内にバリ
アメタル膜を介してタングステン膜が埋め込まれる半導
体装置に適用したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置とその
製造方法に係る一実施形態について図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1において、1は例えば、P型の半導体
基板で、2は前記基板表層に形成したN型の拡散層であ
る。そして、前記基板1を被覆するように、例えばTE
OS膜3、BPSG膜4及びTEOS膜5から成る層間
絶縁膜が形成されており、この層間絶縁膜上に形成した
レジスト(PR)膜6をマスクにして前記拡散層2上に
コンタクトするコンタクト孔7を形成する。
【0015】尚、本工程では、その開口部が広い(その
断面が、順テーパー形状の)コンタクト孔7を形成して
いる。これは、後述するバリアメタル膜11(特に、第
2のチタンナイトライド膜10)のコンタクト孔7上部
角部でのオーバーハングを緩和させ、その後のタングス
テンプラグ12Aの窪み(いわゆる、シーム)発生を抑
止するためである。
【0016】次に、図2において、前記レジスト(P
R)膜6を除去した後に、前記コンタクト孔7を含む基
板(層間絶縁膜)上全面に、スパッタ法によりチタン
(Ti)膜8をおよそ10〜30nmの膜厚で形成す
る。尚、前記チタン膜8は、指向性のスパッタ法により
形成するものであっても構わない。
【0017】続いて、図3において、前記チタン膜8上
にCVD法により第1のチタンナイトライド(TiN)
膜9をおよそ5〜30nmの膜厚で形成する。
【0018】更に、図4において、第1のチタンナイト
ライド膜9上に、スパッタ法により第2のチタンナイト
ライド(TiN)膜10をおよそ50〜150nmの膜
厚で形成する。
【0019】ここで、本工程では、スパッタ法によるチ
タンナイトライド膜の成膜が、CVD法によるチタンナ
イトライド膜の成膜よりも、段差被覆性が劣るという欠
点を利用することで、図示したようにコンタクト孔7の
底部における膜厚が、開口部等に比して薄くなってい
る。
【0020】そのため、前述したようにコンタクト孔7
の開口部が広げられた状態で、チタンナイトライド膜の
膜厚が開口部ほど厚くなることで、コンタクト孔7の開
口径は上下に渡って、ほぼ均一となるように形成され
る。尚、前記バリアメタル膜11(特に、第2のチタン
ナイトライド膜10)のオーバーハング量を考慮して、
前記コンタクト孔7の上部開口径を設定しておけば良
い。
【0021】そして、図5において、チタン膜8と第1
のチタンナイトライド膜9と第2のチタンナイトライド
膜10との積層膜から成るバリアメタル膜11にバリア
アニール処理を施した後、このバリアメタル膜11上に
タングステン(W)膜12を形成する。
【0022】その後、前記タングステン膜12をCMP
法により所定位置まで研摩することで、前記コンタクト
孔7内に埋め込んで、タングステン(W)プラグ12A
を形成する。このとき、上述したように第2のチタンナ
イトライド膜10をスパッタ法により形成しているた
め、コンタクト孔7内(底部及び側壁部)に比して他の
コンタクト孔7以外(外周)の平坦部は厚く形成されて
いるため、この第2のチタンナイトライド膜10をCM
P法により研摩する際のプロセスマージンが大きくな
り、当該第2のチタンナイトライド膜10を残した状態
で、上記研摩を終了させることができる。
【0023】従って、従来のようにタングステン膜の研
摩後の洗浄によるガウジングの発生を抑止するために、
高価な薬液を使用する必要が無くなり、低コスト化が実
現できる。また、上記タングステンプラグ12Aを形成
後の、後述する配線形成時のバリアメタル膜の敷き直し
工程が不要となり、製造プロセスの合理化が図れると共
に、低コスト化が図れる。
【0024】尚、上記実施形態では、タングステン膜1
2を形成した後に、タングステンプラグ12Aを形成す
る際にCMP法による研摩方法を採用した一例を紹介し
ているが、本発明はそれに限定されるものではなく、例
えば、タングステン膜のエッチバック工程を適用させる
ことも可能である。以下、上記タングステン膜のエッチ
バック工程を採用した他の実施形態について図面を参照
しながら説明する。
【0025】この場合には、図5に示したタングステン
膜12の形成後に、図7に示すようにタングステン膜1
2のエッチバック工程を施す。即ち、前記タングステン
膜12を所定位置までエッチバックすることで、前記コ
ンタクト孔7内に埋め込んで、タングステン(W)プラ
グ12Bを形成する。
【0026】このとき、上述したように第2のチタンナ
イトライド膜10をスパッタ法により形成しているた
め、コンタクト孔7内(底部及び側壁部)に比して他の
コンタクト孔7以外(外周)の平坦部は厚く形成されて
いるため、この第2のチタンナイトライド膜10をエッ
チバックする際のプロセスマージンが大きくなり、当該
第2のチタンナイトライド膜10を残した状態で、上記
エッチバック工程を終了させることができる。
【0027】従って、従来のようにタングステン膜のエ
ッチバック工程後の洗浄によるガウジングの発生を抑止
するために、高価な薬液を使用する必要が無くなり、低
コスト化が実現できる。また、上記タングステンプラグ
12Bを形成後の、後述する配線形成時のバリアメタル
膜の敷き直し工程が不要となり、製造プロセスの合理化
が図れると共に、低コスト化が図れる。
【0028】以下、図示した説明は省略するが、前記タ
ングステンプラグ12A,12B上に不図示の金属配線
(Al膜、Al−Si膜、Al−Cu膜、Al−Si−
Cu膜等)を形成し、更にパッシベーション膜等を形成
して半導体装置を完成させる。
【0029】以下、本発明をフローティングゲート及び
コントロールゲートを有する不揮発性半導体記憶装置に
適用した実施の形態について図8を参照しながら説明す
る。
【0030】図8において、例えばP型の半導体基板2
1の表層には、N型の拡散領域(拡散深さの深い方を便
宜的にソース領域と呼び、浅い方をドレイン領域とす
る。)22が相互に離隔して形成されている。
【0031】また、ソース領域22の両側の基板21上
にはおよそ3〜20nmの膜厚のゲート酸化膜24を介
しておよそ100〜200nmの膜厚の導電化されたポ
リシリコン膜から成るフローティングゲート(FG)2
5が形成されている。更に、前記ソース領域22及びド
レイン領域22の間の基板11上には、およそ30〜4
0nmの膜厚のトンネル酸化膜26を介しておよそ10
0〜200nmの膜厚のポリシリコン膜とおよそ100
〜200nmの膜厚のタングステンシリサイド(WSi
x)膜から成るコントロールゲート(CG)27が形成
されている。前記コントロールゲート27のソース領域
22側の端部は、前記トンネル酸化膜26を介してフロ
ーティングゲート25の上方に配置されている。
【0032】尚、前記ソース領域22及びコントロール
ゲート27は、いずれも一方向(紙面に垂直な方向)に
延びており、ソース領域22の両側には複数のドレイン
領域22及び複数のコントロールゲート27が前記一方
向に沿って配列されている。そして、コントロールゲー
ト27は、不揮発性半導体記憶装置のワード線として作
用する。
【0033】そして、前記基板21上のフローティング
ゲート25及びコントロールゲート27を被覆するよう
に例えば、LP−TEOS膜,BPSG膜,プラズマT
EOS膜から構成された層間絶縁膜28が形成されてい
る。尚、BPSG膜は、層間絶縁膜28の平坦性を向上
させるために介在させている。
【0034】このような構成の不揮発性半導体記憶装置
において、前記層間絶縁膜28に不図示のレジスト膜を
マスクにして前記ドレイン領域22上にコンタクトする
コンタクト孔を形成し、このコンタクト孔を含む基板
(層間絶縁膜28)上の全面にバリアメタル膜29を形
成する。尚、前記コンタクト孔の開口部は、底部よりも
広くなっている。
【0035】このバリアメタル膜29に本発明を適用す
る。即ち、前記コンタクト孔を含む基板(層間絶縁膜)
上全面に、スパッタ法によりチタン(Ti)膜をおよそ
100〜30nmの膜厚で形成し、当該チタン膜上にC
VD法により第1のチタンナイトライド(TiN)膜を
およそ5〜30nmの膜厚で形成し、更に当該第1のチ
タンナイトライド膜上に、スパッタ法により第2のチタ
ンナイトライド(TiN)膜をおよそ50〜150nm
の膜厚で形成して、バリアメタル膜を形成する。
【0036】このとき、上述したように第2のチタンナ
イトライド膜をスパッタ法により形成することで、コン
タクト孔内(底部及び側壁部)に比して他のコンタクト
孔以外(外周)の平坦部は厚く形成しているため、後述
するタングステンプラグの形成時に、この第2のチタン
ナイトライド膜を残した状態で、上記タングステン膜の
CMP法による研摩工程やエッチバック工程を終了させ
ることができる。
【0037】そして、前記チタン膜と第1のチタンナイ
トライド膜と第2のチタンナイトライド膜との積層膜か
ら成るバリアメタル膜29にバリアアニール処理を施し
た後、このバリアメタル膜29上にタングステン(W)
膜を形成し、当該タングステン膜にCMP法による研摩
あるいはエッチバックを施すことで、バリアメタル膜2
9を介してタングステン膜から成るタングステンプラグ
30を埋設し、その上に金属配線31を形成すること
で、前記ドレイン領域22にコンタクトして成る当該不
揮発性半導体記憶装置のビット線が形成される。
【0038】本実施形態においても、バリアメタル膜2
9(特に、第2のチタンナイトライド膜)の膜厚を従来
に比して厚くすることができるため、タングステン膜の
CMP法による研摩工程やエッチバック工程において下
層のチタン膜が露出しないようにすることができ、従来
のようなチタン膜の露出によるデポ物の発生を抑止でき
る。
【0039】また、上記タングステン膜のCMP法によ
る研摩工程やエッチバック工程後の洗浄によるガウジン
グの発生を抑止するために、高価な薬液を使用する必要
が無くなり、低コスト化が実現できる。また、上記タン
グステンプラグ30を形成後の、金属配線31形成時の
バリアメタル膜の敷き直し工程が不要となり、製造プロ
セスの合理化が図れると共に、低コスト化が図れる。
【0040】尚、本実施形態では、フローティングゲー
ト25の上部から側部にまたがるようにトンネル酸化膜
26を介してコントロールゲート27が積層されて成
る、いわゆるスプリットゲート型の不揮発性半導体記憶
装置に適用した例を示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、フローティングゲート上の全面にコン
トロールゲートが積層されて成る、いわゆるスタックド
ゲート型の不揮発性記憶装置に適用しても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、バリアメタル膜をチタ
ン膜と、CVD法による第1のチタンナイトライド膜
と、スパッタ法による第2のチタンナイトライド膜との
積層膜構成としたことで、開口内にタングステンプラグ
を埋め込み形成する際の、CMP法によるタングステン
膜の研摩工程、あるいはタングステン膜のエッチバック
工程において、前記第2のチタンナイトライド膜を残し
た状態で上記研摩あるいはエッチバック工程を終了させ
ることができるようになる。
【0042】従って、タングステン膜のエッチバック工
程時にチタン膜が露出することで発生していたデポ物の
生成を抑止できる。また、CMP法によるタングステン
膜の研摩工程後の洗浄時にチタン膜が削れて後工程での
金属配線形成の信頼性劣化を抑止できる。更に言えば、
バリアメタル膜の敷き直し工程が不要となるため、コス
ト上昇を抑止できる。
【0043】また、本発明をフローティングゲート及び
コントロールゲートとを有する不揮発性半導体記憶装置
のような高段差部を有する領域に形成する開口内にタン
グステン膜を埋め込むものに適用すれば、タングステン
膜の埋め込み工程の改善が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態の半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態の半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を示す断面図であ
る。
【図10】従来の課題を説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/115 H01L 29/78 371 5F101 29/788 29/792 Fターム(参考) 4K029 AA06 AA24 BA60 CA05 FA07 4K030 BA18 BA38 CA04 CA12 HA03 4M104 AA01 BB01 BB14 CC01 DD12 DD19 DD37 DD43 FF14 FF18 FF22 GG16 HH20 5F033 HH08 HH09 JJ18 JJ19 JJ33 KK03 NN06 NN07 NN32 PP06 PP15 PP33 QQ09 QQ10 QQ31 QQ37 QQ48 QQ73 RR04 RR15 SS04 TT02 VV16 XX00 XX02 5F083 EP02 EP24 JA35 JA36 JA39 JA40 MA06 MA19 PR39 PR40 5F101 BA04 BB04 BD22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成した開口内にバリア
    メタル膜を介してタングステン膜が埋め込まれた半導体
    装置において、 前記バリアメタル膜が、チタン膜とCVD法により形成
    された第1のチタンナイトライド膜とスパッタ法により
    形成された第2のチタンナイトライド膜との積層膜であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にフローティングゲート及
    びコントロールゲートが積層され、前記フローティング
    ゲート及びコントロールゲートに隣接するように形成さ
    れた拡散層上に設けられた開口内にバリアメタル膜を介
    してタングステン膜が埋め込まれた半導体装置におい
    て、 前記バリアメタル膜が、チタン膜とCVD法により形成
    された第1のチタンナイトライド膜とスパッタ法により
    形成された第2のチタンナイトライド膜との積層膜であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記バリアメタル膜の上面は、CMP法
    によるタングステン膜の研摩面と同一面まで研摩されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記バリアメタル膜の上面は、タングス
    テン膜のエッチバック表面と同一面となるように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成した開口内にバリア
    メタル膜を介してタングステン膜を埋め込む半導体装置
    の製造方法において、 前記開口内を含む基板上面にチタン膜を形成する工程
    と、 前記チタン膜を被覆するようにCVD法により第1のチ
    タンナイトライド膜を形成する工程と、 スパッタ法により第2のチタンナイトライド膜を形成す
    る工程と、 前記開口内を含む基板全面に前記チタン膜、第1のチタ
    ンナイトライド膜及び第2のチタンナイトライド膜から
    成るバリアメタル膜を介してタングステン膜を形成する
    工程と、 前記タングステン膜をCMP法により研摩して前記コン
    タクト孔内に埋め込む工程とを有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上にフローティングゲート及
    びコントロールゲートが積層され、前記フローティング
    ゲート及びコントロールゲートに隣接するように形成さ
    れた拡散層上に設けられた開口内にバリアメタル膜を介
    してタングステン膜が埋め込まれた半導体装置の製造方
    法において、 前記開口内を含む基板上面にチタン膜を形成する工程
    と、 前記チタン膜を被覆するようにCVD法により第1のチ
    タンナイトライド膜を形成する工程と、 スパッタ法により第2のチタンナイトライド膜を形成す
    る工程と、 前記開口内を含む基板全面に前記チタン膜、第1のチタ
    ンナイトライド膜及び第2のチタンナイトライド膜から
    成るバリアメタル膜を介してタングステン膜を形成する
    工程と、 前記タングステン膜をCMP法により研摩して前記開口
    内に埋め込む工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記CMP法によるタングステン膜の研
    摩工程は、前記バリアメタル膜を残した位置で終了させ
    ることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の半
    導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成した開口内にバリア
    メタル膜を介してタングステン膜を埋め込む半導体装置
    の製造方法において、 前記開口内を含む基板上面にチタン膜を形成する工程
    と、 前記チタン膜を被覆するようにCVD法により第1のチ
    タンナイトライド膜を形成する工程と、 スパッタ法により第2のチタンナイトライド膜を形成す
    る工程と、 前記開口内を含む基板全面に前記チタン膜、第1のチタ
    ンナイトライド膜及び第2のチタンナイトライド膜から
    成るバリアメタル膜を介してタングステン膜を形成する
    工程と、 前記タングステン膜をエッチバックして前記開口内に埋
    め込む工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板上にフローティングゲート及
    びコントロールゲートが積層され、前記フローティング
    ゲート及びコントロールゲートに隣接するように形成さ
    れた拡散層上に設けられた開口内にバリアメタル膜を介
    してタングステン膜が埋め込まれた半導体装置の製造方
    法において、 前記開口内を含む基板上面にチタン膜を形成する工程
    と、 前記チタン膜を被覆するようにCVD法により第1のチ
    タンナイトライド膜を形成する工程と、 スパッタ法により第2のチタンナイトライド膜を形成す
    る工程と、 前記開口内を含む基板全面に前記チタン膜、第1のチタ
    ンナイトライド膜及び第2のチタンナイトライド膜から
    成るバリアメタル膜を介してタングステン膜を形成する
    工程と、 前記タングステン膜をエッチバックして前記開口内に埋
    め込む工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記タングステン膜のエッチバック工
    程は、前記バリアメタル膜を残した位置で終了させるこ
    とを特徴とする請求項8または請求項9に記載の半導体
    装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017168687A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 富士電機株式会社 炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法

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