JP2002343485A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2002343485A
JP2002343485A JP2001144948A JP2001144948A JP2002343485A JP 2002343485 A JP2002343485 A JP 2002343485A JP 2001144948 A JP2001144948 A JP 2001144948A JP 2001144948 A JP2001144948 A JP 2001144948A JP 2002343485 A JP2002343485 A JP 2002343485A
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Japan
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contact
case
elastic cylinder
elastic
electrical connector
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JP2001144948A
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Akihiko Fujimoto
明彦 藤本
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TCM Corp
Original Assignee
TCM Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 牽引車とこれに牽引される被牽引車との間に
設けられる電気コネクタに於て、連結時の芯ずれを吸収
できると共に、電気の導通不良が起こらない様にする。 【解決手段】 第一ケース2、第一弾性筒体3、雌接点
4、第二ケース5、第二弾性筒体6、雄接点7とで構成
し、とりわけ雌接点4及び雄接点7を第一及び第二弾性
筒体3,6にて弾性保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば牽引車とこ
れに牽引される被牽引車との間に設けられて自動連結用
として使用される電気コネクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】牽引車とこれに牽引される被牽引車との
間には、自動連結器が設けられていると共に、牽引車か
ら被牽引車へ電気を供給する為の電気コネクタが設けら
れて居り、電気コネクタは、自動連結器と同様に自動連
結される事が要求される。従来、この種の電気コネクタ
としては、例えば実開昭49−56611号や実開昭5
4−59612号等に記載されて図3に示したものが知
られている。当該電気コネクタ50は、牽引車と被牽引
車とに設けられたケース51と、各ケース51に前後方
向に出没可能に設けられてスプリング受け52を備えた
鍔付円柱状を呈する接点53と、ケース51と接点53
との間に設けられたОリング54と、ケース51に設け
られたスプリング受け55と、両スプリング受け52,
55の間に設けられて接点53を常時突出すべく付勢す
るスプリング56とから構成されて居り、牽引車に設け
る電気コネクタと被牽引車に設ける電気コネクタとが同
様の構造を為し、押しボタン型を呈している。ケース5
1は、ベークライト等の絶縁材料で作製されていると共
に、接点53とスプリング受け52,55とスプリング
56は、銅や鋼等の導電材料で作製されている。各スプ
リング受け55には、配線(ハーネス)57が接続され
ている。牽引車側の配線57は、牽引車に設けられたス
イッチを介して電源に接続されていると共に、被牽引車
側の配線57は、被牽引車に設けられたテールランプ等
に接続されている。
【0003】而して、この様なものは、両接点の端面同
士が接触すべく一方のケースに対して他方のケースが押
し付けられ、各スプリングの弾力に依りこの接触状態が
保持されて電気が導通される様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様なも
のは、各接点が前後方向に出没可能に設けられていたの
で、連結時に芯ずれを起すと、接点が傾いたり、接点が
押込まれた状態で戻らなかったりする事があり、接点同
士が密着せずに電気が導通不良となる事があった。本発
明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案さ
れたもので、その課題とする処は、連結時の芯ずれを吸
収できると共に、電気の導通不良が起こらない様にした
電気コネクタを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、基本的には、牽引車と被牽引車の何れか一方に設け
られた第一ケースと、第一ケースに片持ち状態に設けら
れて弾性材料で作製された筒状の第一弾性筒体と、第一
弾性筒体に内設されて凹部を備えた雌接点と、牽引車と
被牽引車の何れか他方に設けられた第二ケースと、第二
ケースに片持ち状態に設けられて弾性材料で作製された
筒状の第二弾性筒体と、第二弾性筒体に内設されて雌接
点の凹部に挿脱可能な凸部を備えた雄接点と、から構成
した事に特徴が存する。
【0006】第一ケースと第二ケースが相対的に接近す
ると、雌接点の凹部に雄接点の凸部が嵌入されて行く。
この時、雌接点と雄接点とが芯ずれしていても、これら
は、第一弾性筒体や第二弾性筒体に内設されて所謂弾性
保持されているので、雌接点の凹部と雄接点の凸部が嵌
合すべく適宜変位して芯ずれが吸収されて両接点が良好
に嵌合される。嵌合された両接点は、凹部の内周面と凸
部の外周面とで接触するので、接触面積が大きくなって
確実に電気を導通する事ができる。従って、導通不良が
起生する事がなくなる。
【0007】雌接点は、第一弾性筒体と一体的に設けら
れていると共に、雄接点は、第二弾性筒体と一体的に設
けられているのが好ましい。この様にすれば、部品点数
が少なくなるので、製作や組立が簡単化され、コストの
低減を図る事ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の電気コネクタ
を示す縦断側面図。図2は、要部を示す第1図の斜視図
である。
【0009】電気コネクタ1は、第一ケース2、第一弾
性筒体3、雌接点4、第二ケース5、第二弾性筒体6、
雄接点7とからその主要部が構成されている。
【0010】第一ケース2は、牽引車と被牽引車の何れ
か一方に設けられたもので、この例では、基側(図1に
於て左方)にある基壁8とこれから先側(図1に於て右
方)に延びる側壁9とを備えて先側が開放された箱状を
呈し、鋼等の金属材料に依り作製され、牽引車(図示せ
ず)の前部や後部に固定されている。
【0011】第一弾性筒体3は、第一ケース2に片持ち
状態に設けられて弾性材料で作製された筒状のもので、
この例では、基側(図1に於て左方)に鍔部10を備え
た鍔付円筒状を呈し、硬質ゴム等の弾性材料に依り作製
され、鍔部10が第一ケース2の基壁8に当合されて図
略した適宜の取付具や締め付け具や接着剤等に依り片持
ち状態に取付けられている。
【0012】雌接点4は、第一弾性筒体3に内設されて
凹部11を備えたもので、この例では、有底円筒状を呈
し、銅等の導電材料で作製され、内部には先側(図1に
於て右方)が開放された凹部11が形成されていると共
に、外周には抜け止め用の凹凸12が形成され、第一弾
性筒体3の内部に嵌め込まれている。雌接点4は、第一
弾性筒体3を成形加工する際にインサートされて一体的
に設けられている。雌接点4の基側(図1に於て左方)
には、配線(ハーネス)13が接続されている。配線1
3は、第一ケース2の基壁8を貫通して図略している
が、牽引車に設けられたスイッチを介して電源に接続さ
れている。
【0013】第二ケース5は、牽引車と被牽引車の何れ
か他方に設けられたもので、この例では、基側(図1に
於て右方)にある基壁14とこれから先側(図1に於て
左方)に延びる側壁15とを備えて先側が開放された箱
状を呈し、鋼等の金属材料に依り作製され、被牽引車
(図示せず)の前部や後部に固定されて第一ケース2と
対向する様にしてある。
【0014】第二弾性筒体6は、第二ケース5に片持ち
状態に設けられて弾性材料で作製された筒状のもので、
この例では、基側(図1に於て右方)に鍔部16を備え
た鍔付円筒状を呈し、硬質ゴム等の弾性材料に依り作製
され、鍔部16が第二ケース5の基壁14に当合されて
図略した適宜の取付具や締め付け具や接着剤等に依り片
持ち状態に取付けられている。
【0015】雄接点7は、第二弾性筒体6に内設されて
雌接点4の凹部11に挿脱可能な凸部17を備えたもの
で、この例では、先側(図1に於て左方)を尖らせた円
柱状を呈し、銅等の導電材料で作製され、基側(図1に
於て右方)が第二弾性筒体6の内部に嵌め込まれて先側
が外突して凸部17を為している。雄接点7は、第二弾
性筒体6を成形加工する際にインサートされて一体的に
設けられている。雄接点7の基側(図1に於て右方)に
は、配線(ハーネス)18が接続されている。配線18
は、第二ケース5の基壁14を貫通して図略している
が、被牽引車に設けられたテールランプ等に接続されて
いる。
【0016】而して、第一ケース2と第一弾性筒体3と
雌接点4は、雌型電気コネクタを為していると共に、第
二ケース5と第二弾性筒体6と雄接点7は、雄型電気コ
ネクタを為している。
【0017】次に、この様な構成に基づいてその作用を
述解する。第一ケース2と第二ケース5が相対的に近接
すると、雌接点4の凹部11に雄接点7の凸部17が嵌
入されて行く。この時、雌接点4と雄接点7とが芯ずれ
していても、これらは、第一弾性筒体3や第二弾性筒体
6に内設されて所謂弾性保持されているので、雌接点4
の凹部11と雄接点7の凸部17が嵌合すべく適宜変位
して芯ずれが吸収されるて両接点4,7が良好に嵌合さ
れる。
【0018】嵌合された両接点4,7は、凹部11の内
周面と凸部17の外周面とで接触するので、接触面積が
大きくなって確実に電気を導通する事ができる。従っ
て、導通不良が起生する事がなくなる。
【0019】両接点4,7の接合時には、第一弾性筒体
3と第二弾性筒体6の端面同士が接触するので、接合時
の衝撃が吸収される。部品点数が少ないので、製作が容
易になると共に、コストの低減を図る事ができる。スプ
リング等の機械的に動く部分がないので、故障の心配も
ない。
【0020】尚、電気コネクタ1は、先の例では、第一
弾性筒体3と雌接点4とを一体的に設けると共に、第二
弾性筒体6と雄接点7とを一体的に設けたが、これに限
らず、例えばこれらを別体にして後で組み立てる様にし
ても良い。電気コネクタ1は、先の例では、雌接点4を
備えた雌型電気コネクタを牽引車に、雄接点7を備えた
雄型電気コネクタを被牽引車に夫々設けたが、これに限
らず、例えばこれらを逆にしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 第一ケース、第一弾性筒体、雌接点、第二ケー
ス、第二弾性筒体、雄接点とで構成し、とりわけ雌接点
及び雄接点を第一及び第二筒状弾性体にて弾性保持する
様にしたので、連結時の芯ずれを吸収できると共に、電
気の導通不良が起こる事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コネクタを示す縦断側面図。
【図2】要部を示す第1図の斜視図。
【図3】従来の電気コネクタを示す側面図。
【符号の説明】
1,50…電気コネクタ、2…第一ケース、3…第一弾
性筒体、4…雌接点、5…第二ケース、6…第二弾性筒
体、7…雄接点、8,14…基壁、9,15…側壁、1
0,16…鍔部、11…凹部、12…凹凸、13,1
8,57…配線、17…凸部、51…ケース、52,5
5…スプリング受け、53…接点、54…Оリング、5
6…スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 13/405

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引車と被牽引車の何れか一方に設けら
    れた第一ケースと、第一ケースに片持ち状態に設けられ
    て弾性材料で作製された筒状の第一弾性筒体と、第一弾
    性筒体に内設されて凹部を備えた雌接点と、牽引車と被
    牽引車の何れか他方に設けられた第二ケースと、第二ケ
    ースに片持ち状態に設けられて弾性材料で作製された筒
    状の第二弾性筒体と、第二弾性筒体に内設されて雌接点
    の凹部に挿脱可能な凸部を備えた雄接点と、から構成し
    た事を特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 雌接点は、第一弾性筒体と一体的に設け
    られていると共に、雄接点は、第二弾性筒体と一体的に
    設けられている請求項1に記載の電気コネクタ。
JP2001144948A 2001-05-15 2001-05-15 電気コネクタ Withdrawn JP2002343485A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502844A (ja) * 2008-09-23 2012-02-02 エラ−コンタクト ゲゼルシャフトミットベシュレンクターハフトゥング 軌道車両の中間緩衝連結器
CN112810655A (zh) * 2021-01-13 2021-05-18 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种电气车钩连接器及重连动车组

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Effective date: 20080805