JP2002343061A - ディスクドライブ,及びディスクドライブのトラッキングポジショニングエラーの減少方法 - Google Patents
ディスクドライブ,及びディスクドライブのトラッキングポジショニングエラーの減少方法Info
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- JP2002343061A JP2002343061A JP2002136113A JP2002136113A JP2002343061A JP 2002343061 A JP2002343061 A JP 2002343061A JP 2002136113 A JP2002136113 A JP 2002136113A JP 2002136113 A JP2002136113 A JP 2002136113A JP 2002343061 A JP2002343061 A JP 2002343061A
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Abstract
して少なくとも175°,且つディスク回転軸に対して
少なくとも16mmの半径幅のための本質的な第2ギャ
ップにより第2ディスクから分離され,第1及び第2ギ
ャップを具備するギャップコレクションの各部材は,最
小限ほどの固定距離である第2減衰表面と,第1及び第
2ディスク表面がディスク動作回転速度で回転するに伴
いディスク表面を安定化さすべく第1及び第2ディスク
表面に作用する空気力学力を減少させる減衰メカニズム
と,第1及び第2ディスク表面がディスク動作回転速度
で回転するに伴いアクチュエータに作用する空気力学力
を減少させる減衰メカニズムと,スピンドルモータ,複
数のディスク,アクチュエータ及び減衰メカニズムを含
む囲いを形成するディスクカバーとを具備する。
Description
ブ,及びディスクドライブのトラッキングポジショニン
グエラーの減少方法に関する。
データ貯蔵技術である。記録−再生ヘッドは,ディスク
表面上のトラック上においてデータ貯蔵媒体を含むディ
スク表面と直接的に通信する。
ドライブを示し,このディスクドライブは,例えば高容
量ディスクドライブ10である。このディスクドライブ
10は,アクチュエータアーム30を有しており,この
アクチュエータアーム30は,ボイスコイル32,アク
チュエータ軸40,サスペンション又はヘッドアーム5
0をさらに有する。また,スライダー/ヘッドユニット
60は,データ貯蔵ディスク12の間に位置する。
ドライブ10を示す。アクチュエータ20は,ボイスコ
イル32,アクチュエータ軸40,ヘッドアーム50及
びスライダー/ヘッドユニット60を具備したアクチュ
エータアーム30を有する。スピンドルモータ80は,
ディスク12を回転するために提供される。
ブ10は,ボイスコイルアクチュエータ20を用いて記
録−再生ヘッドを特定のトラック上に位置づけてきてい
る。前記ヘッドは,ヘッドスライダー60上に装着さ
れ,このヘッドスライダーは,ディスクドライブ10が
作動時に回転ディスク12の表面12−1からやや離隔
されて浮揚される。一般的に,一つのディスクドライブ
には複数のヘッドがあるが,経済的な理由から一般的に
ヘッドアーム50を位置づけるために,ただ一つのボイ
スコイルアクチュエータ20がある。
チュエータ軸40を通じてのレバー動作を提供するため
にボイスコイル32により誘導されて経時的に変化する
電磁気場と作用する固定磁石アクチュエータ20をさら
に具備する。前記レバー動作は,特定のトラック上にヘ
ッドスライダーユニット60を位置づけるようにヘッド
アーム50を移動させるように動作する。アクチュエー
タアーム30は,例えばボイスコイル32,アクチュエ
ータ軸40,ヘッドアーム50及びスウェージマウント
70を含むことができる。スウェージマウントは,ヘッ
ドスライダー60をアクチュエータアーム30に機械的
に結合させる。アクチュエータアーム30は単一ヘッド
アーム50を具備することもある。単一ヘッドアーム5
2は,図1Bに示すように,二つのヘッドスライダー6
0と連結されることもある。
単一プラッタの断面図であり,図1Dは,従来のディス
クドライブ10の二重プラッタの断面図である。
ータ80により回転されるディスク12を包むディスク
ベース100及びカバー110を含む。
は,失敗及び性能低下の重要な点である。ポジショニン
グエラーは,部分的にディスクフラッタリングに起因す
る。ディスクフラッタリングは,ディスクの回転時にデ
ィスクが反ったり,あるいは揺れたりすることである。
このようなディスクのフラッタリング問題は,前記ディ
スクを回転させるモータの不安定性に起因することもあ
る。かかるフラッタリング問題は,一般的にスピンドル
モータの製作会社が原因で発生する。
題を提起する試みがあった。米国特許第62239,9
43 B1号公報(題目”Squeeze film d
ampening for a hard disc dr
ive”)は,ディスクフラッタリング問題を提起する
ための試みが開示している。この特許は,“スピンドル
モータ...単一又は多重ディスク又はディスクのスタ
ックを引き起こす...装着された...回転する底面
又はトップ(あるいは両方とも)ディスク表面がディス
クドライブキャスティング表面に密接に近づく。残存す
るエアーギャップにおいて,スキーズフィルムアクショ
ンはディスク振動の顕著な低減を提供する...典型的
な実行は2.5インチ[ディスク]ドライブ用0.00
4〜0.006インチ及び3.5インチ[ディスク]ド
ライブ用0.006〜0.010インチのエアーギャッ
プを用いる”を開示している(コラム2,ライン12〜
21)。”紹介された理論によれば...ディスク及び
ベースプレート間のスキーズフィルムにより提供された
減衰はスピニング速度の関数になるべきではない。”コ
ラム5,ライン53〜55)。”二つのディスクシステ
ムにおいてトップディスクの振動の顕著な減少は底面デ
ィスクだけスキーズフィルムダンピングを供給すること
により成し遂げられる。実際のデザインにおいて底面デ
ィスク以外のダンピングディスクは難しいこともあるた
めに,これは重要である。”(コラム5,ライン65〜
コラム6,ライン2)。
3号を高く評価するが,彼らはいくつかの短所を発見し
た。回転するディスクのディスク表面にアクセスするア
クチュエータ上の記録−再生ヘッドの結合された関係は
ディスクドライブに作動成功をもたらすということは良
く知られている。また,アクセスされるディスクの回転
速度に起因して,記録−再生ヘッドアセンブリ及びアク
チュエータに作用する重大な空気力学力があるというこ
とも良く知られている。アクチュエータに作用する重大
な空気力学力,前記記録−再生ヘッド,又は両方とも引
用された特許では説明されていない。また,回転速度に
関わりうる重大なギャップ間隔が前記引用特許には説明
されていない。音響的に,且つ機械的に物理的システム
において波動と関わる現象の発達を見ることから得る重
大な通察力があるが,これらは引用特許では言及されて
いない。
ドル速度はディスクドライブ産業における競争の重要な
要因である。貯蔵密度及びスピンドル速度が速まるに伴
い,ヘッドポジショニング正確度及びヘッド−フライン
グ安定性を共に必ず速めねばならない。しかしながら,
スピンドル速度が速くなるに伴い,空気流れに誘導され
た振動も増えて記録−再生ヘッドのポジショニングエラ
ーを引き起こすヘッド−スライダーサスペンションの大
きい振動を引き起こすこともある。加えて,回転するデ
ィスクに作用する空気流れに誘導された振動がディスク
フラッタリングを引き起こし,このディスクフラッタリ
ングはポジショニングエラーを招くこともある。従っ
て,空気流れにより誘導された振動を低減することがヘ
ッド−ポジショニング及び記録−再生エラーを減らす上
で必須的である。
解決するために案出されたものであり,本発明の目的
は,貯蔵デバイスのディスク振動を減少させることが可
能な新規かつ改良されたディスクドライブ,及びディス
クドライブのトラッキングポジショニングエラーの減少
方法を提供することにある。
において少なくとも一枚の回転するディスクに作用する
空気力学力を減少させる減衰メカニズムを具備する。本
発明はディスクフラッタリング及びアクチュエータアー
ム周りの少なくとも幾つかの形のエアーフロー誘導振動
を減少させてヘッドポジショニング及び記録−再生エラ
ーを減少させる。
表面の回転速度は,ディスク又はディスクが回転する所
において空気キャビティに重大な空気力学力を及ぼすこ
ともある。これらの空気力学力は記録−再生ヘッドアセ
ンブリ,そのアクチュエータ,そしてヘッド−ポジショ
ニング及び記録−再生エラーとディスクフラッタリング
を招く回転ディスクに作用することもある。
質的に有さない堅い表面近傍の空気領域であるとここで
は定義される。この領域は前記堅い表面及び空気間の摩
擦効果に起因する。この領域の深さは,略前記表面速度
で割った粘着性の自乗根に比例する。
転ディスク表面は,回転する空気境界層を生成する。こ
の境界層は,前記ディスク表面の運動に平行に回転する
傾向にある。ベース又はカバーのように,回転ディスク
と対向するディスクドライブキャビティの静的な表面も
境界層を生成する傾向にある。前記静的な表面及び前記
ディスク表面間の距離が回転ディスク表面の前記境界層
の厚みよりも長い場合には,前記回転ディスク表面から
のフロー方向と反対方向にバックフローが生成される。
このエアーバックフローは,ディスク表面に作用してデ
ィスクをフラッタリングさせることがあり,また,記録
−再生ヘッドに作用してヘッドアセンブリを揺らすこと
もある。他の空気力学力のように,このエアーバックフ
ローディスクもディスクフラッタリング,ヘッド−ポジ
ショニング及び記録−再生エラーを誘導することもあ
る。
れたディスク囲いにおいて回転するディスクの物理的シ
ステムを,音響的及び機械的振動のための共鳴キャビテ
ィを形成すると見なすことが有益である。発明者らのシ
ミュレーション及び実験により理論又は従来の技術報告
のいずれよりも遠い距離においてスピニングディスク近
傍の減衰表面を提供するのに基づきそのようなキャビテ
ィのための共鳴又は自然的周波数が減衰されることを発
見した。
びディスク表面間の距離又はギャップにおいて回転ディ
スク表面近傍に位置する不動の減衰表面を含む。ディス
クフラッタリングの改善は境界層に同じ,又はそれより
も小さいエアーギャップによる。しかし,発明者らは,
理論又は従来の技術が指すエアーギャップよりも大きい
エアーギャップにおいて作動する密封された内部のディ
スクドライブと整合する実験条件で重大な減衰効果を観
察した。
ク表面間の減少された距離又はエアーギャップは,回転
ディスク表面及び減衰表面間のエアーバックフローの生
成を抑制する。前記エアーギャップは,ディスク表面及
びそのアクチュエータを含む記録−再生ヘッドアセンブ
リに作用するエアーバックフロー及び他の空気力学力を
最小化させることもある。これは,ディスクフラッタリ
ングを減少させ,ヘッド−ポジショニングを向上させ,
ディスクドライブ性能の全体に亘っての品質を向上させ
る。
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構
成を有する構成要素については,同一の符号を付するこ
とにより重複説明を省略する。
表面の回転速度は,ディスク又はディスクが回転する所
において空気キャビティに重大な空気力学力を及ぼすこ
ともある。これらの空気力学力は記録−再生ヘッドアセ
ンブリ,そのアクチュエータ,そしてヘッド−ポジショ
ニング及び記録−再生エラーとディスクフラッタリング
を招く回転ディスクに作用することもある。
相対速度を本質的に有しない堅い表面近傍の空気領域で
ある。この領域は前記堅い表面及び空気間の摩擦効果に
起因する。この領域の深さは略前記表面速度で割った粘
着性の自乗根に比例する。
び底面ディスクキャビティ面間のエアーフローだけでは
なく,ディスクの上部表面12−1及びトップディスク
キャビティ面間のエアーフローを有する一枚のディスク
12とスピンドルモータ80の断面を示す。前記ディス
ク表面は,本質的に一定の速度で回転する。
表面の運動に平行に回転する空気境界層を生成する傾向
にある。ベース又はカバーのように,回転ディスクと対
向するディスクドライブキャビティの静的な表面も境界
層を生成する傾向にある。前記静的な表面及び前記ディ
スク表面間の距離が回転ディスク表面の前記境界層より
も長い場合には,前記回転ディスク表面からのフロー方
向と反対方向にバックフローが生成される。このエアー
バックフローは,ディスク表面に作用してディスクをフ
ラッタリングさせることがあり,また,記録−再生ヘッ
ドに作用してヘッドアセンブリを揺らすこともある。デ
ィスクが速く回転するほど,記録−再生ヘッドアセンブ
リ及び取り付けられたアクチュエータに対する空気力学
効果は一層大きくなる。
表示するようにそのような物理的システムの傾向に通察
力を提供することもある。作動するハードディスクドラ
イブの同封した状態で回転するディスクの物理的システ
ムを音響的及び機械的振動のための共鳴キャビティを形
成すると見なすことが有益である。発明者らのシミュレ
ーション及び実験により理論又は従来の技術報告のいず
れよりも遠い距離において,スピニングディスク近傍の
減衰表面を提供するのに基づき,そのようなキャビティ
のための共鳴又は自然的周波数が減衰されることを発見
した。
nter for Information Stora
ge Device(CISD), HDD Dynam
icsand Vibration国際シンポジウムに
おいて,2001年11月9日の金デウン教授のプレゼ
ンテーション(題目”Research and Dev
elopment Issues in HDD Tech
nology:Activities of CIS
D”)から改作したものであり,ディスク振動の励起に
導く,回転するエアーフローにより生じる外径領域近傍
の強い動力(または動圧)を示す。ディスク12及び1
4間の外径近傍のエアーフローは不安定で且つ周期的な
渦流を経験し,共鳴調和機械的振動を引き起こし,ディ
スク12及び/又は14をフラッタリングする。さら
に,ディスクベース100及び/又はカバー110(図
1C及び図1Dに最適に示されている。)により形成さ
れた囲い領域近傍には,強くて荒いエアー領域が形成さ
れる。図2C及び図2Dに基づいて,このような現象を
より詳細に説明する。
を示すディスク表面及び回転しない表面間の典型的なエ
アーフローを示す。
フローパターンは二次的フロー,ディスク近傍における
半径外側方向,ハウジングにおける内側方向を有し,こ
れらはエアーフローを支配する。エアーフローは,外周
近傍及び軸近傍の軸方向フローに連結される。ディスク
及び停止された表面間のギャップが,境界層の厚みのそ
れよりも大きい場合には,内部領域において多量の空気
がメインフローから本質的に隔離される。前記隔離され
たエアーは,略ディスクの1/2の角速度で堅い胴体と
して回転する。かかるフロー特性は,大きい渦流を作
り,ディスク−チルト効果を加速し,これは深刻なポジ
ションエラー信号(Position Error Si
gnal: PES)の問題をきたす。
境界層はしばしば1秒当たりラジアン単位の半径方向速
度で割った粘着性の自乗根に比例すると公式として表わ
れる。表1は,分当り回転数(RPM)による境界層の
厚みを表わす。
るディスクスタックのトップディスクの領域上に大きい
渦流の存在を示す傾向である。この渦流は,ディスクフ
ロッタリングを増やす機械的な力を提供する。回転する
ディスク表面近傍において,その縁部側に,エアーフロ
ー速度は,シミュレーションにおいて10m/秒近傍と
認識された。境界層のエッジにおいて,ディスク表面か
ら約一つの境界層の厚みにおいて空気速度は0である。
ディスク表面からさらに行けば,不動の表面との摩擦に
よりバックフローが形成される。
ば,機械的安定性が向上すると知られている。2次的な
フローが存在すべく極めて狭いギャップを形成すること
により,図2Dに示すように,エアーは,略直線の,ハ
ウジング及びディスク間の接線速度プロファイルを有し
たクエットフローパターンを採用する。
定された表面及び回転するディスク表面間の距離を顕著
に狭めるべく回転するディスクの表面に近づくように減
衰メカニズムを位置づける。このように減少された減衰
メカニズム及びディスク表面間の距離,又はギャップが
回転するディスクの境界層の厚みに近づくこともある。
選択的に,前記エアーギャップはほとんど境界層よりも
薄いこともある。
された距離,又はギャップは回転するディスク表面及び
不動の表面間のエアーのバックフロー生成を妨げること
もある。また,前記エアーギャップは,エアーのバック
フロー効果及びディスク表面及びアクチュエータを含む
記録−再生ヘッドアセンブリに作用する空気力学力を最
小化させることもある。これは,ディスクフラッタリン
グを減らすこともあり,ヘッド−ポジショニングを向上
させることもある。前記エアーギャップが境界層の厚み
よりも薄い場合には,ヘッドポジショニングがさらに向
上され,ディスクプロッタリングが減少されることもあ
る。
200回転速度で作動する従来の3.5インチの二つの
プラッタディスクドライブ(図1D及び図2B参照)の
回転速度の高調波を示し,ここで,ディスク12及び1
4は流体力学ベアリングモータ80により駆動される
1.27mm厚みのアルミニウムディスクである。測定
は,レーザドップラー速度計により測定されたトップデ
ィスクの外径における軸ディスク振動である。垂直軸
は,100ピコメートルから100ナノメートルまでロ
グスケールでメートル単位に測定された外径の変位を示
す。左側の円により包まれたピークは,回転速度の調和
波を表わし,右側の円に包まれたピークは,ディスク振
動モードを表わす。
00トラック当りインチ(TPI)ディスクドライブシ
ステムにおいて,Non−Repeatable Ru
n Out(NRRO)PESスペクトルで実験的に定
まるPESスペクトルを示すグラフである。左側の軸
は,ナノメートル単位のNRRO PESを表わし,右
側の軸は,トラックピッチの百分率単位にNRRO P
ESを等価で表わす。トレースは,PESのための3標
準偏差範囲内において目盛りを表わし,これは略35.
7ナノミリメートルまたはトラックピッチの7%であ
る。PESピーク400は,フロー−渦流誘導結果に起
因する。領域410内のPESピークは,ディスク振動
により誘導される。
を示す。図3のディスク振動モードの共鳴周波数は,図
4の領域410内のPESピークと高い相関関係を有し
ている。
実施形態を支持する典型的な薄いディスクドライブ10
の概略的な展開図である。
エンターテイメントセンター及びセットトップボックス
などの応用において好まれることもある。前記薄いディ
スクドライブは,好ましくは,唯一のヘッドを用い,表
面,例えばベース100及びディスク12表面間のギャ
ップの減少をさらに許すこともある。ディスクドライブ
において単一ヘッドを用いれば,製造コストが低減され
ると共に,製造信頼性が向上する。
ライブ10は,印刷回路基板アセンブリ102,ディス
クドライブベース100,スピンドルモータ80,ディ
スク12,ボイスコイルアクチュエータ30,ディスク
クランプ82及びディスクドライブカバー110を有す
る。ボイスコイルアクチュエータ30は,ヘッド/スラ
イダー60上の単一記録−再生ヘッドをさらに含むこと
ができ,ディスクドライブカバー110はディスク12
の上部表面近傍のトップ固定表面を提供する少なくとも
一つの領域112をさらに含むことができる。
の概略的な平面図である。
ーム50及びボイスコイルアクチュエータ30のヘッド
スライダー60が組み立てられて正常動作時に移動する
領域外方でもありうるということに注目する。領域11
2が,ブレーキ無しに連結された領域を提供することも
ある。領域112は,ある穿孔或いはホールのない単純
に連結された表面をさらに提供することもある。
12の第1ディスク表面の第1ギャップ内に位置する所
において180°以上の半径カバーリッジを提供する本
発明のある実施形態と関わる減衰メカニズム120を採
用したディスクドライブ10の概略的な平面図である。
られる時に回転ディスク12の第1ディスク表面近傍に
第1ギャップを提供する少なくとも第1表面122を提
供する少なくとも一枚のプレートを具備する減衰メカニ
ズム120のある好ましい実施形態の斜視図であり,図
11A〜図12Aに詳細に示されている。本発明の各種
の実施形態は他のディスク表面に1以上の減衰表面を提
供することもあるということに注目する。
12の第1ディスク表面の第1ギャップ内に位置する所
において180°以下の半径カバーレッジを提供する本
発明の他の実施形態の減衰メカニズム120を採用した
ディスクドライブ10の概略的な平面図である。
一つ又は二つ以上のプレートを形成することもある。図
7及び図9に示した減衰表面は各々好ましく本質的に切
頭環又は”C”形状を形成することがあり,各々スピン
ドルモータを面しつつ離れている外部境界142及び内
部境界140を具備する。減衰表面は第1及び第2の非
半径境界144及び146をさらに含むこともある。各
種の好ましいプレートが図23A〜23Eに示されてい
る。
ディスクダンパー,ディスクダンピング装置,減衰手段
及びエアーフロースタビライザーとも呼ばれる。減衰メ
カニズム120は,図8に示されたプレートの少なくと
も一つに堅く取り付けられ,図22において詳細に説明
するある好ましいケースにおいて,回転軸から離れて配
された壁又は測板をさらに具備することもある。
示された減衰メカニズム120と類似したエアーフロー
スタビライザーを用いたオフラインサーボトラック記録
セットアップから得たトラックポジションエラーに関わ
る実験結果を示す。
の平均自乗エラーの自乗根トラックポジションを示す。
ボックス520は,減衰メカニズム120のない実験的
なトラックポジションエラー結果を指し,0.056マ
イクロインチ平均自乗エラー自乗根を示す。ボックス5
22は,減衰メカニズム120を用いた実験的なトラッ
クポジションエラー結果を指し,0.036マイクロイ
ンチ平均自乗エラー自乗根を示す。
可能性密度を示す。横軸は,マイクロインチ単位のトラ
ックポジションエラーを示す。トレース524は,減衰
メカニズム120を用いず,各種のポジションエラーに
おける可能性密度を示す。トレース526は,減衰メカ
ニズム120を用い,各種のポジションエラーにおける
可能性密度を示す。
ラッタ12ディスクドライブ10の二つの他の実施形態
の断面図である。
びディスクドライブ10の一つの実施形態の断面図であ
る。
プにおいて第1ディスク12に近く少なくとも一枚の減
衰表面122を提供するプレートを含むこともある減衰
メカニズム120を示す。図11Cは,本質的に第2ギ
ャップにおいて第2ディスク14に近く減衰表面124
をさらに提供する減衰メカニズム120を示す。
11Cと関わる減衰メカニズム120及び近傍のディス
ク12,14の詳細断面図である。減衰メカニズム12
0は,図11A〜11Cに示されたように,本質的な空
気層Gap1によってディスク12の第1ディスク表面
12−1から分離された第1減衰表面122を含む。
12−1はディスク12の上部ディスク表面であるとい
うことに注目する。図11B及び11Cにおいて,第1
ディスク表面12−2は,ディスク12の底面ディスク
表面である。
2Aに示すように,本質的な空気層Gap 2によって
第2ディスク14の,この場合には,第2ディスク表面
14−1から分離された第2減衰表面124をさらに含
むこともある。
くとも1mm未満の第1距離である。好ましくは,これ
らのギャップの各々は0.3mmよりも大きい。好まし
くは,これらのギャップの各々が0.35〜0.6mm
である。
ップは境界層よりも薄い。好ましくは,ある実施形態に
おいては,少なくとも一つのこれらのギャップが境界層
の一部よりも薄い。
を,ディスク12の弾性−振動波動領域及び第1ディス
ク表面12−1及び第1減衰表面122を分離するギャ
ップにおける近傍の空気媒体の音響圧力波動領域間の弾
性−音響カップリング効果として記述する。これらの発
明者らは,弾性−音響カップリング効果を,第1ディス
ク表面12−1及び第1減衰表面122間のギャップに
おける音響圧力波動領域及びディスク12の弾性−振動
波動領域間に生成されたカップリングとして定義する。
12の弾性−振動波動領域に強い減衰力を提供するエア
ー層ギャップの音響圧力を指摘する。
4振動の減衰を,ディスク14の弾性−振動波動領域及
び第2ディスク表面14−1及び第2減衰表面124を
分離するギャップにおける近傍の空気媒体の音響圧力波
動領域間の類似した弾性−音響カップリング効果として
記述する。
含む各種の図面と関わる条件を示す。
ップ高さGap1と関わる揺れるディスク表面12のダ
ンピング係数に関する弾性−音響カップリング効果の理
論的な結果を示す。
10の範囲に対応した無次元単位で表わした。減衰係数
は理論的な振動理論において用いられるものと同様に定
義する。粘着性減衰において,減衰力は揺れるボディの
速度に比例する。粘着性減衰係数cは,c=−F/vで
表わされ,ここで,Fは減衰力であり,vは揺れるボデ
ィの速度である。負の表示は,減衰力が揺れるボディの
速度方向と反対であることを示す。
減衰表面122に関わる揺れるディスク表面12のダン
ピング係数に関する弾性−音響カップリング効果の理論
的結果を示す。横軸はディスク表面12領域に対する減
衰表面122領域にファクター10を乗じた比率を示
し,これは図7及び図9の平面図に最もよく示されてい
る。
央径及び外径における実験的に定まった0〜1KHzの
アクチュエータ振動スペクトルを示し,これらの各々
は,7200RPMで回転する二つのプラッタの3.5
インチディスクドライブで作動するアクチュエータにお
いてレーザドップラー振動計を用いて得た目盛りであ
る。前記アクチュエータは,サスペンションメカニズ
ム,ヘッド−ジンバルアセンブリ及び4つのチャンネル
記録−再生ヘッドを含む完全に組み立てられたアクチュ
エータである。
範囲において減衰メカニズム120のないアクチュエー
タ振動及び減衰メカニズム120のあるアクチュエータ
振動を示す。減衰メカニズム120は,図7,8及び図
11Cに示すようにプレートであり,二枚のディスク1
2,14のディスク表面の各々から0.5mmギャップ
内に位置する。前記プレートは,2/3インチ又は約1
7mmの半径幅を有する。
約258Hzにおける渦流−サウンド誘導アクチュエー
タ共鳴であり,これはトレース532においてほとんど
完全に取り除かれる。ピーク536は,トレース530
において約346Hzにおける渦流−サウンド誘導アク
チュエータ共鳴であり,これはトレース532において
ほとんど完全に取り除かれる。
0.6mm及び0.2mmのギャップ高さGap1と関
わる揺れるディスク表面12のパワースペクトルに関す
る弾性−音響カップリング効果の実験結果を示す。垂直
軸は,100ピコメートルから100ナノミリメートル
までログスケールにおいてメートル単位に測定された外
径の変位を示す。
発明者らによりディスク振動に起因すると知見された。
0.6mmギャップにおけるピーク542は,そのギャ
ップが0.2mmに減少する時にピーク552に減少さ
れる。
転速度が7200及び5400rpmである図12Aの
各種の値Gap1と関わる揺れるディスク表面12のパ
ワースペクトルに関する弾性−音響カップリング効果の
実験結果を示す。報告された振動データは,レーザドッ
プラー速度計により測定されたトップディスクの外径か
ら測定された軸方向ディスク振動である。
ムを有するもの570と減衰メカニズムのないもの56
0の揺れるディスク表面12の変位周波数スペクトルに
関する弾性−音響カップリング効果の実験結果を示す。
りインチ(TPI)ディスクドライブシステム580及
びPES 30%減少を提供する25mm減衰メカニズ
ムを採用したディスクシステム590においてNRRO
PESスペクトルにより実験的に定まるPESスペク
トルを示す。
RO PESを示す。右側の軸は等価的にトラックピッ
チのNRRO PESを示す。トレース580は,略3
6ナノミリメートル又は同等に7%トラックピッチのP
ESのための3標準偏差内における目盛りを示す。
ル又は同等に4.7%トラックピッチのPESのための
3標準偏差内における目盛りを示す。
りインチ(TPI)ディスクドライブシステム600及
び可変半径幅を有する減衰メカニズムを採用したディス
クシステムにおいて,Non−Repeatable
Run Out(NRRO)PESスペクトルにより実
験的に定まるヘッドポジションエラー信号(PES)ス
ペクトルを示す。
メカニズム120からの結果は各々トレース602,6
04及び606で表示された。
スクドライブシステム600及び可変半径幅を有する減
衰メカニズムを採用したディスクシステムにおいて実験
的に定まるPESスペクトルを示す。
つのデータトラックのピッチは0.44マイクロメート
ルである。垂直軸は,3標準偏差のPESレベルを示
す。ボックス600は,減衰メカニズムが用いられてい
ない時の実験結果を示す。ボックス602,604及び
606は各々半径幅が1インチ,2/3インチ及び1/
2インチである減衰メカニズムが用いられた時の実験結
果を示す。減衰メカニズム120は,図23Eに示され
たように,プレートである。
ズムが最も低いPESレベルを有することを示し,広幅
減衰メカニズムは狭幅減衰メカニズムよりもPESレベ
ルを下げるという仮説を支持する。
スクドライブシステム600及び可変カバーリッジ角度
と1インチ又は25mmの半径幅を有する減衰メカニズ
ムを採用したディスクシステムにおいて実験的に定まる
PESスペクトルを示す。
ックのピッチは0.44マイクロメートルである。垂直
軸は3標準偏差におけるPESレベルを示す。ボックス
600は,減衰メカニズムが用いられていない時の実験
結果を示す。ボックス602,604及び606は各々
カバーリッジ角度が200,130及び80°である減
衰メカニズムが用いられた時の実験結果を示す。
ニズムが狭角減衰メカニズムよりもPESをさらに減少
させるという仮説支持する。
施形態のための図2A及び図12Aの分析及び材料の拡
張を示す。
ニズムは図11A〜11Cに示されたように,本質的な
空気層Gap1によってディスク12の第1ディスク表
面12−1から分離された第1減衰表面122を含む。
減衰メカニズム120は,本質的な空気層Gap2によ
って第1ディスク12の,この場合には,第2ディスク
表面12−2から分離された第2減衰表面124をさら
に含むこともある。
によりディスク12の外側エッジ12−3から分離され
た第1垂直表面130を含む”垂直面”ディスクダンパ
ーを含む。第1垂直表面130及びディスク12の外側
エッジ間の前記水平ギャップは空気媒体にディスクエッ
ジを取り囲む波動領域を生成し,ディスク12を安定化
させるのにさらに寄与する。
−4各々は,長くとも第1距離であり,これは,好まし
くは,1mm未満である。好ましくは,各ギャップが
0.35mm〜0.6mmである。
ャップは境界層の厚みよりも短い。好ましくは,ある実
施形態では,少なくとも一つのこれらのギャップが境界
層の一部よりも短い。
少なくとも第1減衰表面122を減衰メカニズム120
の部分に提供し,またディスクカバー110を用い,第
1垂直表面130をさらに提供することができる。
によって第2ディスク14に属する第3ディスク表面1
4−1から分離された第3減衰表面126を含む減衰メ
カニズム120をさらに示す。
p2によりディスク14の外側エッジ14−3から分離
された第2垂直表面132を含む”垂直面”ディスクダ
ンパーを含むこともある。第2垂直表面132及びディ
スク14の外側エッジ14−3間の前記水平ギャップは
空気媒体においてディスクエッジを取り囲む波動領域を
生成し,ディスク14を安定化させるのにさらに寄与す
る。減衰メカニズム120は,第4ギャップGap4に
よって第4ディスク表面14−2から分離された第4減
衰表面128をさらに含むこともある。
mm未満の第2距離である。好ましくは,これらギャッ
プの各々は,0.3mmよりも大きい。好ましくは,こ
れらギャップの各々は,0.35〜0.6mmである。
好ましくは,少なくとも一つのこれら水平ギャップは,
境界層の厚みよりも短い。好ましくは,ある実施形態で
は,少なくとも一つのこれらのギャップが境界層の厚み
の一部よりも短い。
少なくとも第4減衰表面128を減衰メカニズム120
の部分に提供して,またディスクベース100を用い,
第2垂直表面130をさらに提供することができる。
カニズムに用いられたプレート用各種の模様,エッジ及
び材料を示す。
するために図23Eだけに表示されており,これは請求
範囲を限定しようとするものではないということに注目
する。
44及び146上において鋭い階段エッジを含むアルミ
ニウムプレート120を示す。好ましくは,前記穿孔
は,アクチュエータ振動を最適に減少させるように直径
が約5mmである。
6上においてウェッジ形状のエッジを含む堅いプラスチ
ック,好ましくは,LEXAN(商標名)のようなポリ
カーボネート物質製のプレートを示したものである。図
23Cは,境界140,144及び146上において鋭
い階段エッジを含む堅いプラスチックプレートを示した
ものである。図23Dは,境界140,144及び14
6上においてラウンディング丸溝エッジを含むアルミニ
ウムプレートを示したものである。
6上において鋭い階段エッジを含むアルミニウムプレー
トを示したものである。アルミニウムプレートを用いる
実施形態においては,前記プレートは,好ましくは,少
なくとも一つの表面にアルミニウムプラスプラスコーテ
ィングを含むこともある。
明は,アクチュエータ及びその部品の近傍において渦流
の形成を妨害するように形成されたフィンガーをさらに
含むことをより考慮することがある。
減衰メカニズム120を採用したディスクドライブシス
テムは減少されたノイズレベルに恵まれる。下記表3は
7200RPMで回転する二枚のディスクを採用した各
種のディスクドライブに対する実験を示す。前記実験は
ギャップ0.5mm,半径幅2/3インチ又は17mm
及びカバーリッジ角200°の図23Dに示された好ま
しい減衰メカニズム120を用いた。
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
さらに向上し,さらに,ディスクフラッタリングが減少
する。
構成を示す斜視図である。Bは,従来における高容量デ
ィスクドライブの構成を示す斜視図である。Cは,従来
における単一プラッタディスクドライブの構成を示す断
面図である。Dは,従来における二重プラッタディスク
ドライブの構成を示す断面図である。
ャビティ面間のエアーフローと,ディスク表面の上部及
びトップディスクキャビティ面間のエアーフローを有す
る一枚のディスク及びスピンドルモータの断面図であ
る。Bは,ディスク振動の励起に導く,回転するエアー
フローにより生じる外径領域近傍の強い動力(または動
圧)を示す。Cは,二つの分離された境界層の形成を示
す図2Aのディスク上部表面12−1及びトップディス
クキャビティ面間のエアーフローシチュエーションを示
す。Dは,ただ一つの分離された境界層の形成を示す図
2Aのディスク下部表面12−2及び底面ディスクキャ
ビティ面間のエアーフローシチュエーションを示す。
インチの二つのプラッタディスクドライブ10の回転速
度のディスク振動高調波を示す。
IディスクドライブシステムにおいてNRRO PES
スペクトルにより実験的に定まるPESスペクトルを示
す。
支持する薄いディスクドライブ10の概略的な展開斜視
図である。
クドライブ10の概略的な平面図である。
ィスク表面の第1ギャップ内に位置する所において18
0°以上の半径カバーリッジを提供する本発明のある実
施形態と関わる減衰メカニズム120を採用したディス
クドライブ10の概略的な平面図である。
転ディスク12の第1ディスク表面近傍に第1ギャップ
を提供する少なくとも第1表面122を提供する少なく
とも一枚のプレートを具備する減衰メカニズム120の
ある好ましい実施形態の斜視図であり,その詳細は図1
1A〜図12Aに示されている。
ィスク表面の第1ギャップ内に位置する所において18
0°以下の半径カバーリッジを提供する図7の本発明の
他の実施形態の減衰メカニズム120を採用したディス
クドライブ10の概略的な平面図である。
ニズム120と類似したエアーフロースタビライザーを
用いたオフラインサーボトラック記録セットアップから
得たトラック位置エラーに関わる実験結果を示す。
スクドライブ10の二つの他の好ましい実施形態の断面
図であり,Cは,本発明の二重プラッタ12及びディス
クドライブ10の好ましい実施形態の断面図である。
図であり,Bは,図12Aの標準化したギャップ高さG
ap1と関わる揺れるディス ク表面12のダンピング
係数に関する弾性−音響カップリング効果の理論的な結
果を示す。Cは,図12Aの標準化した第1減衰表面1
22に関わる揺れるディスク表面12のダンピング係数
に関する弾性−音響カップリング効果の理論的な結果を
示す。
験的に定まった0〜1KHzのアクチュエータ振動スペ
クトルを示す。
る実験的に定まった0〜1KHzのアクチュエータ振動
スペクトルを示す。
0.2mmのギャップ高さGap1と関わる揺れるディ
スク表面12のパワースペクトルに関する弾性−音響カ
ップリング効果の実験結果を示す。
及び5400rpmである図12Aの各種の値Gap1
と関わる揺れるディスク表面12のパワースペクトルに
関する弾性−音響カップリング効果の実験結果を示す。
を有するもの570と減衰メカニズムのないもの560
との揺れるディスク表面12の変位周波数スペクトルに
関する弾性−音響カップリング効果の実験結果を示す。
クドライブシステム580及びPESにおいて30%減
少を提供する25mm減衰メカニズムを採用したディス
クシステム590において,NPRO PESスペクト
ルにより実験的に定まるPESスペクトルを示す。
クドライブシステム600及び可変半径幅を有する減衰
メカニズムを採用したディスクシステムにおいて,NR
RO PESスペクトルにより実験的に定まるPESス
ペクトルを示す。
クドライブシステム600及び可変半径幅を有する減衰
メカニズムを採用したディスクシステムにおいて実験的
に定まるPESスペクトルを示す。
クドライブシステム600及び可変カバーリッジ角度と
1インチ又は25mmの半径幅を有する減衰メカニズム
を採用したディスクシステムにおいて実験的に定まるP
ESスペクトルを示す。
形態のための図2A及び図12Aの分析及び材料の拡張
を示す。
られたプレート用各種の模様,エッジ及び材料を示す。
Claims (50)
- 【請求項1】 複数のディスク,第1ディスク表面を含
む前記ディスクのうち第1ディスク及び第2ディスク表
面を含む前記ディスクのうち第2ディスクと,ディスク
ベースと,前記第1ディスク表面に通信自在に結合され
る記録−再生ヘッドアセンブリ及び前記第2ディスク表
面に通信自在に結合される第2記録−再生ヘッドアセン
ブリを提供し,前記ディスクベースにピボット結合され
たアクチュエータと,前記ディスクベースに堅く結合さ
れており,前記ディスクを作動回転速度で回転軸の周り
に回転さすべく提供されたスピンドルモータと,前記デ
ィスクベースに固定的に取り付けられたプレートを含
み,前記ディスクの前記回転軸に対して少なくとも17
5°,且つ,前記ディスクの前記回転軸に対して少なく
とも16mmの半径幅のための本質的な第1ギャップに
よって前記第1ディスクから分離された第1減衰表面を
さらに備える減衰メカニズムとを具備し,前記減衰メカ
ニズムは,前記ディスクの前記回転軸に対して少なくと
も175°,且つ,前記ディスクの前記回転軸に対して
少なくとも16mmの半径幅のための本質的な第2ギャ
ップによって前記第2ディスクから分離され,前記第1
ギャップ及び前記第2ギャップを具備するギャップコレ
クションの各部材は,最小限ほどの固定された距離であ
る第2減衰表面と,前記第1及び第2ディスク表面が前
記ディスク動作回転速度で回転するに伴い,前記ディス
ク表面を安定化さすべく前記第1ディスク表面及び第2
ディスク表面に作用する空気力学力を減少させる前記減
衰メカニズムと,前記第1及び第2ディスク表面が前記
ディスク動作回転速度で回転するに伴い,前記アクチュ
エータに作用する空気力学力を減少させる前記減衰メカ
ニズムと,前記ディスクベースに取り付けられて,前記
スピンドルモータ,前記複数のディスク,前記アクチュ
エータ及び前記減衰メカニズムを含む囲いを形成するデ
ィスクカバーとを具備する,ことを特徴とするディスク
ドライブ。 - 【請求項2】 前記作動回転速度は,少なくとも540
0RPMである,ことを特徴とする請求項1に記載のデ
ィスクドライブ。 - 【請求項3】 前記作動回転速度は,5400RPMよ
りも速い,ことを特徴とする請求項2に記載のディスク
ドライブ。 - 【請求項4】 前記作動回転速度での前記ディスクの回
転により,前記第1ディスク表面から境界層の厚みを生
成し,且つ,前記固定された距離は,実質的に前記境界
層の厚みである,ことを特徴とする請求項1に記載のデ
ィスクドライブ。 - 【請求項5】 前記固定された距離は,前記境界層の厚
みよりも短い,ことを特徴とする請求項4に記載のディ
スクドライブ。 - 【請求項6】 前記プレートは,ガスが放出されないプ
ラスチック及び金属合金を備えるコレクションの少なく
とも一つの部材を具備し,前記金属合金は,アルミニウ
ム,銅及び鉄のコレクションの部材の少なくとも1つ含
む,ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライ
ブ。 - 【請求項7】 前記プレートは,アルミニウム合金を具
備する,ことを特徴とする請求項6に記載のディスクド
ライブ。 - 【請求項8】 前記プレートが前記アルミニウム合金の
場合には,ガス放出を防止するためのコーティングが施
されている,ことを特徴とする請求項7に記載のディス
クドライブ。 - 【請求項9】 前記プレートはガス放出されないプラス
チックであり,前記プラスチックは,ガス放出されない
ポリカーボネートをさらに具備する,ことを特徴とする
請求項1に記載のディスクドライブ。 - 【請求項10】 前記第1ディスクは,前記第2ディス
ク表面を具備する,ことを特徴とする請求項1に記載の
ディスクドライブ。 - 【請求項11】 前記複数ディスクの部材は,第3ディ
スク表面を含み,前記減衰メカニズムは,本質的な第3
ギャップによって前記第3ディスク表面から分離された
第3減衰表面をさらに含み,前記ギャップコレクション
は,前記第3ギャップをさらに具備する,,ことを特徴
とする請求項1に記載のディスクドライブ。 - 【請求項12】 前記複数ディスクの部材は,第4ディ
スク表面を含み,前記減衰メカニズムは,本質的な第4
ギャップによって前記第4ディスク表面から分離された
第4減衰表面をさらに含み,前記ギャップコレクション
は,前記第4ギャップをさらに具備する,ことを特徴と
する請求項11に記載のディスクドライブ。 - 【請求項13】 前記複数ディスクは,前記ディスクの
うち第3ディスクをさらに具備する,ことを特徴とする
請求項1に記載のディスクドライブ。 - 【請求項14】 前記ディスクの回転面に平行した前記
第1減衰表面の断面は,内部円形境界及び外部円形境界
を含む切頭環を含み,前記内部円形境界及び外部円形境
界は共に,前記ディスクの前記回転軸を中心として近傍
に位置する,ことを特徴とする請求項1に記載のディス
クドライブ。 - 【請求項15】 前記回転面に平行した前記第1減衰表
面の前記断面は,前記切頭環である,ことを特徴とする
請求項14に記載のディスクドライブ。 - 【請求項16】 前記回転面に平行した前記第1減衰表
面の前記断面の内部境界は,前記内部円形境界から変わ
る,ことを特徴とする請求項14に記載のディスクドラ
イブ。 - 【請求項17】 前記回転面に平行した前記第1減衰表
面の前記断面の外部境界は,前記外部円形境界から変わ
る,ことを特徴とする請求項14に記載のディスクドラ
イブ。 - 【請求項18】 前記第1減衰表面は,連結される,こ
とを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ。 - 【請求項19】 前記第1減衰表面は,単純に連結され
る,ことを特徴とする請求項18に記載のディスクドラ
イブ。 - 【請求項20】 前記連結された第1減衰表面は,少な
くとも一つの穿孔を含む,ことを特徴とする請求項18
に記載のディスクドライブ。 - 【請求項21】 前記穿孔の直径は,1mm〜6mmで
ある,ことを特徴とする請求項20に記載のディスクド
ライブ。 - 【請求項22】 前記プレートは,前記スピンドルモー
タに面する内部境界を含む,ことを特徴とする請求項1
に記載のディスクドライブ。 - 【請求項23】 前記内部境界は,丸いエッジを含み,
前記丸いエッジは,円形ラウンディング,楕円形ラウン
ディング,傾斜ラウンディング,丸溝ラウンディング及
びナイフエッジラウンディングを含むコレクションの少
なくとも一つの部材に近い,ことを特徴とする請求項2
2に記載のディスクドライブ。 - 【請求項24】 前記固定距離は,長くとも1mmであ
る,ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライ
ブ。 - 【請求項25】 各ギャップコレクション部材は,少な
くとも0.35mmである,ことを特徴とする請求項2
4に記載のディスクドライブ。 - 【請求項26】 前記固定された距離は,長くとも0.
6mmであり,前記ギャップコレクション部材の各々
は,少なくとも0.35mmである,ことを特徴とする
請求項25に記載のディスクドライブ。 - 【請求項27】 第1ディスク表面を含む少なくとも一
枚のディスクと,前記第1ディスク表面に通信自在に結
合される記録−再生ヘッドアセンブリを提供する少なく
とも一つのアクチュエータと,作動回転速度で前記少な
くとも一枚のディスクを回転させる手段と,前記第1デ
ィスク表面に対して前記アクチュエータを減衰させる手
段とを具備し,前記減衰手段は,本質的な第1ギャップ
によって前記第1ディスク表面から分離された第1減衰
表面を提供する手段と,前記少なくとも一枚のディスク
が前記動作回転速度で回転されるに伴い前記少なくとも
一枚のディスクを安定化さすべく前記少なくとも一枚の
ディスクの前記第1ディスク表面に作用する空気力学力
を減少させる手段と,前記少なくとも一枚のディスクが
前記動作回転速度で回転されるに伴い前記アクチュエー
タに作用する空気力学力を減少させる手段とを具備し,
ギャップコレクションの各部材は,最小限ほどの固定さ
れた距離にあり,前記ギャップコレクションは,前記第
1ギャップを具備する,ことを特徴とするディスクドラ
イブ。 - 【請求項28】 前記作動回転速度は,少なくとも54
00RPMである,ことを特徴とする請求項27に記載
のディスクドライブ。 - 【請求項29】 前記作動回転速度で前記ディスクの回
転は,前記第1ディスク表面から境界層の厚みを生成
し,前記固定された距離は,実質的に前記境界層の厚み
である,ことを特徴とする請求項27に記載のディスク
ドライブ。 - 【請求項30】 前記固定距離は,前記境界層の厚みよ
りも短い,ことを特徴とする請求項29に記載のディス
クドライブ。 - 【請求項31】 前記アクチュエータは,第2ディスク
表面に通信自在に結合される第2記録−再生ヘッドアセ
ンブリをさらに含む,ことを特徴とする請求項27に記
載のディスクドライブ。 - 【請求項32】 前記減衰手段は,本質的な第2ギャッ
プによって前記第2ディスク表面から分離された第2減
衰表面をさらに含み,前記ギャップコレクションは,前
記第2ギャップをさらに含む,ことを特徴とする請求項
31に記載のディスクドライブ。 - 【請求項33】 前記第1ディスクは,前記第2ディス
ク表面を含む,ことを特徴とする請求項32に記載のデ
ィスクドライブ。 - 【請求項34】 前記第1減衰表面は,前記ディスクの
回転軸に対して少なくとも175°のために本質的な前
記第1ギャップによって前記第1ディスク表面から分離
された,ことを特徴とする請求項27に記載のディスク
ドライブ。 - 【請求項35】 前記第1減衰表面は,前記ディスクの
回転軸から少なくとも16mmの幅のために本質的な前
記第1ギャップによって前記第1ディスク表面から分離
された,ことを特徴とする請求項27に記載のディスク
ドライブ。 - 【請求項36】 前記固定距離は,少なくとも1mmで
あり,前記ギャップコレクション部材の各々は,少なく
とも0.35mmである,ことを特徴とする請求項27
に記載のディスクドライブ。 - 【請求項37】 第1ディスク表面近傍に通信自在に結
合される記録−再生ヘッドアセンブリを提供する少なく
とも一つのアクチュエータに関し,作動回転速度で少な
くとも前記第1ディスク表面を含む少なくとも一枚のデ
ィスクを回転させる段階と,前記第1ディスク表面に対
して前記アクチュエータを減衰させる段階とを具備し,
前記減衰段階は,本質的な第1ギャップによって前記第
1ディスク表面から分離された第1減衰表面を提供する
段階と,前記ギャップコレクション部材に関わり,且
つ,前記ディスク作動回転速度に関わるエアーフローに
基づき前記アクチュエータに作用する空気力学力を減少
させる段階と,前記ギャップコレクション部材に関わ
り,且つ,前記ディスク作動回転速度に関わるエアーフ
ローに基づき前記第1ディスク表面を安定化さすべく前
記第1ディスク表面に作用する空気力学力を減少させる
段階とを具備し,ギャップコレクションの各部材は,多
くとも固定された距離であり,前記ギャップコレクショ
ンは,前記第1ギャップを具備する,ことを特徴とする
ディスクドライブのトラッキングポジショニングエラー
の減少方法。 - 【請求項38】 前記作動回転速度は,少なくとも54
00RPMであることを特徴とする請求項37に記載の
ディスクドライブのトラッキングポジショニングエラー
の減少方法。 - 【請求項39】 前記固定された距離は,少なくとも1
mmである,ことを特徴とする請求項37に記載のディ
スクドライブのトラッキングポジショニングエラーの減
少方法。 - 【請求項40】 前記ギャップコレクション部材の各々
は,少なくとも0.35mmである,ことを特徴とする
請求項37に記載の方法。 - 【請求項41】 前記第1減衰表面は,前記ディスクの
回転軸に対して少なくとも175°のために本質的な前
記第1ギャップによって前記第1ディスク表面から分離
された,ことを特徴とする請求項37に記載のディスク
ドライブのトラッキングポジショニングエラーの減少方
法。 - 【請求項42】 前記第1減衰表面は,前記ディスクの
回転軸から少なくとも16mmの幅のために本質的な前
記第1ギャップによって前記第1ディスク表面から分離
された,ことを特徴とする請求項37に記載のディスク
ドライブのトラッキングポジショニングエラーの減少方
法。 - 【請求項43】 第1ディスク表面を含む少なくとも一
枚のディスクと,前記第1ディスク表面近傍に通信自在
に結合される記録−再生ヘッドアセンブリを提供する少
なくとも一つのアクチュエータと,本質的な第1ギャッ
プによって前記第1ディスク表面から分離された第1減
衰表面を提供する減衰メカニズムとを具備し,前記少な
くとも一枚のディスクは,前記アクチュエータ及び前記
減衰メカニズムに対して作動回転速度で回転し,前記ギ
ャップコレクションの各部材は,多くとも固定された距
離であり,前記ディスクドライブは,前記ギャップコレ
クション部材に関わり,且つ,前記ディスクの作動回転
速度に関わるエアーフローに基づき前記アクチュエータ
に作用する空気力学力を減少させる前記減衰メカニズム
と,前記ギャップコレクション部材に関わり,且つ,前
記ディスク作動回転速度に関わるエアーフローに基づき
第1ディスクを安定化させる前記減衰メカニズムとを具
備し,前記ギャップコレクションは,前記第1ギャップ
を具備する,ことを特徴とするディスクドライブ。 - 【請求項44】 前記作動回転速度は,少なくとも54
00RPMである,ことを特徴とする請求項43に記載
のディスクドライブ。 - 【請求項45】 前記第1減衰表面は,前記ディスクの
前記回転軸に対して少なくとも180°のために本質的
な前記第1ギャップによって前記第1ディスク表面から
分離された,ことを特徴とする請求項43に記載のディ
スクドライブ。 - 【請求項46】 前記第1減衰表面は,前記ディスクの
前記回転軸に対して少なくとも200°のために本質的
な前記第1ギャップによって前記第1ディスク表面から
分離された,ことを特徴とする請求項43に記載のディ
スクドライブ。 - 【請求項47】 前記第1減衰表面は,前記ディスクの
回転軸から少なくとも16mmの幅のために本質的な前
記第1ギャップによって前記第1ディスク表面から分離
された,ことを特徴とする請求項43に記載のディスク
ドライブ。 - 【請求項48】 ディスクベースと,前記ディスクベー
スに堅く結合されており,前記ディスクを作動回転速度
で回転軸の周りに回転さすべく提供されたスピンドルモ
ータと,前記ディスクベースに取り付けられて前記スピ
ンドルモータ,前記少なくとも一枚のディスク,前記ア
クチュエータ及び前記減衰メカニズムを含む囲いを形成
するディスクカバーとを具備する,ことを特徴とする請
求項43に記載のディスクドライブ。 - 【請求項49】 前記減衰メカニズムは,前記囲いの境
界において音響ノイズを減少させる,ことを特徴とする
請求項48に記載のディスクドライブ。 - 【請求項50】 前記固定距離は,長くとも1mmであ
り,各ギャップコレクション部材は,少なくとも0.3
5mmである,ことを特徴とする請求項43に記載のデ
ィスクドライブ。
Applications Claiming Priority (4)
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