JP2002342823A - 自動販売機の商品取出口 - Google Patents

自動販売機の商品取出口

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JP2002342823A
JP2002342823A JP2001148854A JP2001148854A JP2002342823A JP 2002342823 A JP2002342823 A JP 2002342823A JP 2001148854 A JP2001148854 A JP 2001148854A JP 2001148854 A JP2001148854 A JP 2001148854A JP 2002342823 A JP2002342823 A JP 2002342823A
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JP
Japan
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mat
product
vending machine
held
ship
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JP2001148854A
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English (en)
Inventor
Eiji Nakamura
英司 中村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商品取出口の底部に布設したフォーミング防止
用クッション材の交換作業が簡単に行え、併せて商品を
楽に取り出せるように改良するする。 【解決手段】自動販売機の外扉に装備して庫内の商品収
納ラックから搬出した商品を受け取る商品取出口で、前
後面を開放した箱体8の船底部8aの内面に商品の落下
衝撃を吸収して飲料のフォーミング(泡立ち)を防ぐク
ッション材を布設したものにおいて、船底部の内壁面に
スポンジ状のクッションマット14を分散して接着剤を
使わずに保持し、かつ各クッションマットを共通に覆っ
て船底部の前縁と後縁の間にシート15を弛み状態に敷
設するものとし、マットの保持方法として船底部の傾斜
壁面に開口した角穴8a-1にクッションマットを載せた
マットトレー16を嵌入し、また前壁に穿った取付穴8
a-2にクッションマットの耳部14aを圧入し、接着剤
を使わずに所定位置に保持するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内にサーペンタ
イン式などの商品収納ラックを装備して缶,びん,ペッ
トボトル商品などを販売する自動販売機の商品取出口の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の実施対象となるサーペン
タイン式自動販売機の構成を図2で説明する。図におい
て、1は断熱筐体になる自動販売機のキャビネット、2
は前面外扉、3は外扉2の下部に組み込んだ商品取出
口、4は断熱内扉、5はキャビネット1の庫内に収設し
たサーペンタイン式商品収納ラック、6は商品収納ラッ
ク4から払出した商品を断熱内扉4のフラッパ付き商品
払出口7を通じて商品取出口3に導く商品搬出シュータ
である。
【0003】かかる構成の自動販売機の販売動作は周知
であり、販売指令に基づいてサーペンタイン式商品収納
ラック5から払出した商品はシュータ6の上に着地して
転動し、商品払出口7のフラッパを押し開いて商品取出
口3の中に転がり落ちる。これにより、利用客は商品取
出口3の前面に配した取出口扉を開いて手を差し入れ、
その内部に搬出された商品を掴んで取り出すことができ
る。
【0004】次に、商品取出口3の従来構造を図3(a),
(b) に示す。すなわち、図3(a) において、商品取出口
3は前後面を開放した箱体8の内部に左右に並ぶ仕切壁
9を組み込んで商品取出口3を庫内側に商品搬出通路と
個々に対応させるように区分するとともに、各区分ごと
に防盗フラッパ10(防盗フラッパ10は仕切壁9の前
縁に当てて開放角度を制限し、機外側から手や棒などが
庫内に入るのを防ぐようにしている)を配備し、さらに
商品取出口3の前面側には利用客が手動操作で開く取出
口扉11を備えた構成になる。なお、図中の矢印Pは商
品が庫内から商品取出口3に搬出される方向、矢印Qは
商品を外に取出す方向を表している。
【0005】また、前記の箱体8は下部を船底構造とし
て庫内側から搬出した商品をこの船底部8aに受け止め
るようにしており、さらに船底部8aの内面にはクッシ
ョン材12を布設して、庫内側から矢印Pのように転が
り落ちた商品(清涼飲料入り商品)13の落下衝撃を吸
収して飲料の過剰なフォーミング(泡立ち現象)の発生
を防ぐようにしている。なお、商品取出口の底部にクッ
ション材を貼り付けて飲料のフォーミングを防ぐ方法
は、例えば特開平10−105807号公報に開示され
いて公知である。
【0006】ここで、前記のクッション材12につい
て、従来構造では図3(b) で示すようにスポンジ状のク
ッション基材12aの表面に樹脂シート(例えば厚さ
0.5mm程度のポリエチレン樹脂シート)12bを貼り
合わせた複合材が使われており、これを船底部8aの前
壁,後壁,底壁に分けて、接着剤により各壁の内面に直
接貼り付けて固定するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来構造の商品取出口では、特にクッション材の交換作業
に次記のような問題点がある。すなわち、商品取出口の
船底部8aに貼り付けたクッション材12は、長期使用
の間にスポンジ基材12aが劣化てクッション材として
の機能が低下するほか、商品との衝突の繰り返しにより
表面に貼り合わせたシート12aが破けるなどことがあ
り、その状態に応じて新しいクッション材に交換する必
要ががある。
【0008】しかしながら、先記のようにクッション材
12を船底部8aの壁面に接着剤で貼り付けた従来構造
では、いままで使っていたクッション材12を剥がし取
るのに手間が掛かるなど、自動販売機のロケーション先
現場で行う作業が厄介でその交換作業に長い時間が掛か
る。しかも、従来のクッション材12はクッション基材
12aにシート12bを貼り合わせた複合材であること
から、その製作コストが加わって部品がコスト高とな
る。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記課題を解決して自動販売機のロケー
ション先で行うクッション材の取り替え作業が簡単に行
え、併せて商品取出口から商品を楽に取り出せるように
改良した自動販売機の商品取出口を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、自動販売機の外扉に備え、庫内の
商品収納ラックから搬出した商品を受け取って外部に取
り出す商品取出口であり、前後面を開放した箱体の前面
側に取出口扉を備え、かつ箱体の船底部内面に商品の落
下衝撃を緩和するクッション材を布設したものにおい
て、前記船底部の内壁面にスポンジ状のクッションマッ
トを分散して非接着式に保持し、かつ各クッションマッ
トを共通に覆って船底部の前縁と後縁の間にシートを弛
み状態に敷設する(請求項1)ものとし、具体的には次
記のような態様で構成することかできる。
【0011】(1) 船底部の壁面に窪みを形成し、該窪み
の中にクッションマットを嵌入して所定位置に保持する
(請求項2)。 (2) 船底部の壁面に角穴を開口し、該角穴にクッション
マットを載せた凹形のマットトレーを嵌入して所定位置
に保持する(請求項3)。 (3) 船底部の壁面にマット取付穴を穿ち、該穴にクッシ
ョンマットの両端耳部を圧入して所定位置に保持する
(請求項4)。
【0012】上記の構成によれば、商品取出口の船底部
に組み込んだ商品のフォーミング防止用のクッション材
が接着剤を使わずに船底部の壁面に保持するようにして
いるので、自動販売機のロケーション先現場でクッショ
ン材を新しいものに交換する際の作業が簡単で、手間を
掛けずに短時間で行える。また、スポンジ状のクッショ
ンマットとシートとは別部品として用意できるので、従
来の複合材料と比べてコストが安価となる。加えて、船
底部の壁面に分散して布設した各クッションマットを共
通に覆ってその上側にシート(樹脂シート)を敷設した
ことにより、商品取出口に手を差し入れて中から商品を
取り出す際には、商品をシートの上を滑らしながら手前
にかき寄せて取り出すこきとができ、特に連続買いで複
数本の商品が溜まっている場合の商品取出しが従来と比
べて楽に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中
で図3に対応する部材には同じ符号を付してその説明は
省略する。すなわち、図示実施例においては、商品取出
口3の外枠を構成している箱体8の船底部8aに対し
て、その前壁,後部側傾斜壁の内面にスポンジ状のクッ
ションマット14を分散して非接着式に保持し、さらに
各クッションマット14の上を共通に覆って船底部8a
の前縁と後縁の間には樹脂シート(例えば厚さ0.5mm
程度のポリエチレン樹脂シート)15を弛るませた状態
に敷設している。
【0014】ここで、船底部8aの後部側傾斜壁には、
図1(b) で示すようにクッションマット14の外形サイ
ズに合わせた角穴8a-1を開口しておくとともに、この
角穴8a-1に対応してUチャンネル状に折り曲げた凹形
のマットトレー16をマット取付部品として別に用意
し、このマットトレー16にクッションマット14を載
せた上で、マットトレー16を前記角穴8a-1の中に落
とし込んで所定位置に保持するようにしている。なお、
前記のマットトレー16を使わずに、船底部8aに深絞
り加工を施して角穴8a-1に対応した窪みを形成し、こ
の窪みの中にクッションマット14を直接嵌め込んで所
定位置に保持することもできる。
【0015】また、船底部8aの前壁に対しては、図1
(c) で示すようにクッションマット14の長さに合わせ
てその設置箇所の両側に小さなマット取付穴8a-2を穿
っておき、クッションマット14の左右両端から側方に
突き出した耳部14aを前記取付穴8a-2に圧入して所
定位置に保持するようにしている。そして、船底部8a
にクッションマット14を取付けた後に、各マットを共
通に覆うようにして船底部8aの内側にシート15を十
分に弛ませた状態で被せ、その前後端を船底部8aの前
縁,後縁にビス17で押さえるようにしている。なお、
シート15はビス止めする代わりに、箱体8と船底部8
aとの結合箇所に差し込んで挟持固定することも可能で
ある。
【0016】前記の構成により、販売動作時に庫内側か
ら払出した商品13が商品取出口3の船底部8aの中に
落ち込んだ際に、その落下衝撃がシート15およびクッ
ションマット14で吸収緩和されるので、過剰な飲料の
フォーミング(泡立ち)が生じることが防げる。そし
て、取出口扉11を開放した上で、前方から手を差し入
れてシート15の上に載っている商品13を外部に取り
出す際には、商品13をシート15の上で滑らしながら
かき寄せて楽に掴み出すことができる。
【0017】また、クッションマット14を新しいもの
に交換する場合でも、従来のようにクッション材を貼り
付けた接着剤を剥がす面倒な作業が不要であり、シート
15を外した上でクッションマット14を差し替えるだ
けで簡単に作業が済む。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、自動販売機の外扉に装備して庫内の商品収納ラック
から搬出した商品を受け取って外部に取り出す商品取出
口が、前後面を開放した箱体の前面側に取出口扉を備
え、かつ箱体の船底部内面に商品の落下衝撃を緩和する
クッション材を布設したものにおいて、前記船底部の内
壁面にスポンジ状のクッションマットを分散して非接着
式に保持し、かつ各クッションマットを共通に覆って船
底部の前縁と後縁の間にシートを弛み状態に敷設したこ
とにより、クッション基材にシートを貼り合わせた複合
材を用いて船底部に接着剤で貼り付けた従来構造と比べ
て、クッション材の部品コストが安価になるとともに、
クッション材の交換作業を大幅に簡略化して自動販売機
のロケーション先現場で行う作業時間を短時間で済ませ
ることができるほか、商品取出口からの商品の取出しも
楽に行えるなどの実用的な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による商品取出口の構成図で、
(a) は商品取出口の内部構造を表す縦断側面図、(b),
(c) はそれぞれ(a) 図における船底部に装着するクッシ
ョンマット,シートの取付け構造,手順を表した要部の
斜視図
【図2】本発明の実施対象となるサーペンタイン式自動
販売機の扉開放状態の外観図
【図3】図2における商品取出口の従来構成図で、(a)
は商品取出口の内部構造を表す縦断側面図、(b) は(a)
図におけるクッション材の構造を表す図
【符号の説明】 1 自動販売機のキャビネット 2 外扉 3 商品取出口 5 商品収納ラック 8 商品取出口の箱体 8a 船底部 8a-1 角穴 8a-2 マット取付穴 9 仕切板 10 防盗フラッパ 11 取出口扉 13 商品 14 クッションマット 14a 耳部 15 シート 16 マットトレー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機の外扉に備え、庫内の商品収納
    ラックから搬出し商品を受け取って外部に取り出す商品
    取出口であり、前後面を開放した箱体の前面側に取出口
    扉を備え、かつ箱体の船底部内面に商品の落下衝撃を緩
    和するクッション材を布設したものにおいて、前記船底
    部の内壁面にスポンジ状のクッションマットを分散して
    非接着式に保持し、かつ各クッションマットを共通に覆
    って船底部の前縁と後縁の間にシートを弛み状態に敷設
    したことを特徴とする自動販売機の商品取出口。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品取出口において、船底
    部の壁面に窪みを形成し、該窪みの中にクッションマッ
    トを嵌入して所定位置に保持したことを特徴とする自動
    販売機の商品取出口。
  3. 【請求項3】請求項1記載の商品取出口において、船底
    部の壁面に角穴を開口し、該角穴にクッションマットを
    載せた凹形のマットトレーを嵌入して所定位置に保持し
    たことを特徴とする自動販売機の商品取出口。
  4. 【請求項4】請求項1記載の商品取出口において、船底
    部の壁面にマット取付穴を穿ち、該穴にクッションマッ
    トの両端耳部を圧入して所定位置に保持したことを特徴
    とする自動販売機の商品取出口。
JP2001148854A 2001-05-18 2001-05-18 自動販売機の商品取出口 Pending JP2002342823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110322621A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 富士电机株式会社 自动售货机的商品取出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110322621A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 富士电机株式会社 自动售货机的商品取出装置

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