JP2002342566A - 債権債務情報管理システム - Google Patents

債権債務情報管理システム

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JP2002342566A
JP2002342566A JP2001145126A JP2001145126A JP2002342566A JP 2002342566 A JP2002342566 A JP 2002342566A JP 2001145126 A JP2001145126 A JP 2001145126A JP 2001145126 A JP2001145126 A JP 2001145126A JP 2002342566 A JP2002342566 A JP 2002342566A
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debt
management system
servicer
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JP2001145126A
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English (en)
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Motoyoshi Aki
元 宜 秋
Koichi Aizawa
澤 孝 一 相
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Original Assignee
ASAHI SERVICER CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービサーにおける名寄せの正確性を向上さ
せる。 【解決手段】 サービサーSの電話オペレータや交渉担
当者が債務者と折衝した際に得られた情報を、交渉履歴
データD50として順次蓄積する。この交渉履歴データ
D50は、債務者と関連づけて蓄積される。そして、異
なる固有識別子を付与した複数の債務者が、実は同一人
であることが判明した場合には、これら複数の債務者を
関連づける情報を付加して、それ以降は同一人として扱
う。但し、それまで蓄積した交渉履歴データD50は、
削除せずに有効活用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、債権債務情報管理
システムに関し、特に、債務者に関する情報を効率的に
管理できる債権債務情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来におけるサービサーSの
債権回収業務の仕組みを説明する図である。この図10
に示すように、サービサーSは、例えば、契約先Xと契
約先Yとから、債権回収の業務を請け負っている。つま
り、サービサーSにとって、契約先Xと契約先Yは、回
収委託元である。この契約先X、Yの代表的なものとし
て、銀行等の金融機関があげられる。
【0003】ここでは、契約先Xは、原債権A1と原債
権B1とを保有しており、この回収をサービサーSに委
託したとする。原債権A1は債務者Aに対する債権であ
り、契約先Xは債務者Aから担保A2をとっている。原
債権B1も債権者Aに対する債権であり、契約先Xは債
務者Aから担保B2をとっている。
【0004】契約先Yは、原債権C1と原債権D1とを
保有しており、この回収をサービサーSに委託したとす
る。原債権C1は、上述した債務者Aに対する債権であ
り、契約先Yは債務者Aから、上述した担保B2をとっ
ている。つまり、原債権B1と原債権C1とは、同一の
債務者Aであり、提供している担保も同じ担保B2であ
る。原債権D1は、債務者Bに対する債権であり、契約
先Yは債務者Bから、上述した担保C2をとっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状況におい
て、サービサーSは、債権単位で債務者A、Bに電話し
たり、面談による債権回収の交渉を行ったりしている。
このため、債務者Aのように1人の債務者が複数の金融
機関から、複数の融資を受けて、複数の債務を抱える場
合でも、サービサーSの債権回収の業務は債権単位で同
一の作業を行うことになる。例えば、債務者Aに対して
は、サービサーSの担当者は、原債権A1に基づいて債
務者Aに電話をかけて折衝し、原債権B1に基づいて債
務者Aに電話をかけて折衝し、原債権C1に基づいて債
務者Aに電話をかけて折衝する。このため、サービサー
Sにとっては、同一人である債務者Aに何度も電話をか
ける必要が生じて、非常に効率が悪いという問題があ
る。
【0006】また、債務者が住所を変更した際に、債権
者である契約先Xや契約先Yにその変更を届け出ない場
合がある。このような状況で債務の延滞が生じた場合、
サービサーSは、所轄の市町村から債権毎に債務者の新
しい住所を入手する必要があり、同一債務者の異なる債
権について、重複した手続きが発生している。
【0007】一方、債務者にとっても、債務の数と同じ
だけ別々に督促を受けることとなり、返済金額や返済時
期の条件を変更することが難しくなってしまうという問
題がある。また、担保を処分して債務を返済しようとす
る際にも、全体の債務状況に基づいた最善の方法を検討
することが、難しくなってしまうという問題がある。
【0008】特に、債権回収の業務を専業とするサービ
サーSの場合、複数の契約先から債権回収業務を受託す
ることから、複数の金融機関(契約先)から融資を受け
ている多重債務者の回収業務を行う可能性が高くなる。
このため、上述したような非効率的な状況を避ける必要
があり、そのためには、各債権の債務者が同一人である
か否かを精査して、同一人である場合には、名寄せをし
て同一人であるという管理ができれば、非常に効率的で
ある。この名寄せは、氏名と住所と電話番号の3つをキ
ーとしてコンピュータ処理することも可能であるが、異
なる債務者でも同一住所で同姓同名の場合があること
や、債務者が住所や電話番号を頻繁に変更する場合もあ
ることから、単純なコンピュータ処理では、実務的な使
用に耐えられる結果がえられない。
【0009】また、図10のような状況下において、実
は債務者Aと債務者Bとは、同一人物であったというよ
うな事態も発生し得る。すなわち、サービサーSが、債
務者Aに対する債権回収と、債務者Bに対する債権回収
とを進めて行くうちに、実は両者が同一人であったとい
った事態も発生する。このような事態が発生した場合で
も、サービサーSは、これまで債務者A、Bに関して蓄
積した情報を、その後も有効に活用した方が、債権回収
の業務効率を向上させることができる。
【0010】そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされ
たものであり、債務者に関する情報を逐次蓄積し、異な
る債権に対する債務者であっても、同一人であることを
容易に特定することができるようにした債権債務情報管
理システムを提供することを目的とする。また、同一人
であることが事後的に判明した場合でも、それまで蓄積
した債務者に関する情報を、有効に活用できるようにし
た債権債務情報管理システムを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る債権債務情報管理システムは、債務者
毎に異なる固有識別子を付与して、その債務者の債務に
関する情報を保持する、債務情報保持手段と、交渉担当
者が債務者に対して行った債権回収のための履歴情報
を、債務者と関連づけて保持する、履歴情報保持手段
と、異なる固有識別子を付与していた債務者が、同一人
であることが判明した場合に、それらの者が同一人であ
ることを情報として保持する、同一人情報保持手段と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】サービサーの有する債権債務情報
管理システムに債務者に関する情報を、債務者と関連づ
けて逐次蓄積し、その蓄積した情報に基づいて、当初は
異なる債務者であると考えられていた債務者であっても
その共通事項を見つけ出し、事後的に、同一人であるこ
とが特定できるようにしたものである。また、事後的に
同一人であることが判明した場合でも、債権債務情報管
理システムにそれまで蓄積した債務者に関する情報が有
効に活用できるようにしたものである。そして、このよ
うに債務者の名寄せの正確性を向上させることにより、
サービサーにおける債権回収業務の効率化を図らんとし
たものである。より詳しくを、以下に説明する。
【0013】図1は、本実施形態に係る債権債務情報管
理システム10を用いて、図10の状況を同一人である
債務者で名寄せした場合の債務者と債権の状態を示す図
である。すなわち、図1においては、債務者は債務者A
と債務者Bに名寄せされている。
【0014】債務者Aは、担保となり得る資産A2と資
産B2を所有している。契約先Xは、資産A2を担保A
2とした原債権A1を有しており、資産B2を担保A2
とした原債権B1を有している。この原債権A1と原債
権B1とは、債務者Aが契約先Xから資金の借入をした
ことにより生じたものである。このため、契約先Xは原
債権A1と原債権B1とを回収して、償却する必要があ
る。これを契約先XはサービサーSに業務委託してい
る。
【0015】債務者Bは、担保となり得る資産C2を所
有している。契約先Yは、資産C2を担保C2とした原
債権D1を有している。この原債権D1は、債務者Bが
契約先Yから資金の借入をしたことにより生じたもので
ある。また、契約先Yは、資産B2を担保B2とした原
債権C1を有している。この原債権C1は、債務者Aが
契約先Yから資金の借入をしたことにより生じたもので
ある。このため、契約先Yは原債権C1と原債権D1と
を回収して、償却する必要がある。これを契約先Yはサ
ービサーSに業務委託している。
【0016】このような状況の場合、サービサーSの交
渉担当者は、債務者Aに対して原債権A1、B1、C1
の回収交渉をすればよく、債務者Bに対して原債権D1
の回収交渉をすればよいことが分かる。本実施形態にお
いては、このような債務者と債務との関係の整理と情報
の蓄積を、債権債務情報管理システム10を用いて行
う。
【0017】さらに、サービサーSが債務者Aと債務者
Bとに対して債権回収の交渉を進めるうちに、実は債務
者Aと債務者Bとが同一人であったことが判明すること
がある。このような場合でも、本実施形態に係る債権債
務情報管理システム10は、債務者Aと債務者Bとを同
一人であると関連づけた上で、それまで蓄積した債務者
Aと債務者Bとの情報を有効に活用する。
【0018】次に、図2に基づいて、債権債務情報管理
システム10と契約先とのデータのやり取りを具体的に
説明する。図2では、契約先の一例として契約先Xをあ
げている。
【0019】この図2に示すように、契約先Xは、X銀
行と、その債務保証を行う保証会社であるX保証会社と
から成り立っている。X銀行は債権債務を管理するため
のシステムとして個人与信管理システム20を設けてお
り、X保証会社は保証した債権を管理する保証管理シス
テム22を設けている。サービサーSに債権回収の業務
を委託する場合には、これら個人与信管理システム20
と保証管理システム22から、必要なデータを抽出して
債務者情報データを生成し、データ転送装置24を用い
て債権債務情報管理システム10に送信する。
【0020】本実施形態においては、個人与信管理シス
テム20と保証管理システム22から得られた債務者情
報データを、一旦、磁気テープに記録する。そして、デ
ータ転送装置24をCMT(コンパクト・マグネティッ
ク・テープ)転送装置で構成し、これを用いて磁気テー
プに格納された債務者情報データを、債権債務情報管理
システム10に送信する。敢えて、磁気テープを介在さ
せるのは、銀行業務における顧客情報の秘密性を高度に
保つために、外部より何者かが個人与信管理システム2
0や保証管理システム22に不正侵入するのを防止する
ためである。つまり、磁気テープを用いることが、ファ
イア・ウォールの役割を果たしている。また、本実施形
態においては、データ転送装置24と債権債務情報管理
システム10との間の通信プロトコルとして、FTP
(file transfer protocol)を使用している。
【0021】図3は、本実施形態において、データ転送
装置24から債権債務情報管理システム10に送信され
る債務者情報データD10のデータフォーマットを示す
図である。この図3に示すように、債務者情報データD
10は、項目として、カナ氏名T8と、住所T9と、電
話番号T10と、店番T11と、顧客番号T12と、店
番T13と、口座番号T14と、制度番号T15と、予
備T16と、原債権番号T17と、ローン種別コードT
18と、ローンコードT19と、当初貸出日T20と、
最終期限T21と、ローン残高T22と、契約金額T2
3と、適用利率T24と、月末未収利息T25と、延滞
月数T26と、延滞回数T27と、延滞金額累計T28
と、延滞元金T29と、延滞利息T30と、約定返済日
T31と、延滞額T32と、延滞利息額T33と、延滞
額内利息分T34とを、備えている。
【0022】なお、これらのデータ項目はあくまでも例
示であり、不要なデータ項目は任意に省くことが可能で
あるし、必要なデータ項目は任意に追加することが可能
である。また、本実施形態における債務者情報データD
10は、これ以外のデータ項目を備えているが、ここで
は割愛している。
【0023】図2に示すように、図3の債務者情報デー
タD10は、債権債務情報管理システム10で受信され
る。この債権債務情報管理システム10は、サービサー
システム30と、初期督促システム40と、交渉履歴マ
イニングシステム50とを備えて構成されている。これ
らのシステムのうち、図3の債務者情報データD10
は、サービサーシステム30で受信される。
【0024】本実施形態においては、サービサーシステ
ム30と交渉履歴マイニングシステム50とはサービサ
ーSの本部(本社)に設けられているが、初期督促シス
テム40は本部から地理的に離れた初期督促コールセン
ターに設けられている。サービサーシステム30と初期
督促システム40とは、INS(登録商標)回線を用い
て接続される。特に、本実施形態においては、サービサ
ーシステム30と初期督促システム40との間のデータ
通信プロトコルは、FTP(登録商標)が用いられてい
る。一方、サービサーシステム30と交渉履歴マイニン
グシステム50とは、LAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)を用いて接続されている。
【0025】データ転送装置24からサービサーシステ
ム30に送信された債務者情報データD10は、サービ
サー用債務者情報データとして、メインデータベース3
2に格納される。図4は、本実施形態における、このサ
ービサー用債務者情報データD40のデータフォーマッ
トを示す図である。
【0026】この図4に示すように、サービサーシステ
ム30は、受信した債務者情報データD10に、固有識
別子T40と、契約先1 T41と、契約先2 T42
と、読替固有識別子T43とを付加して、サービサー用
債務者情報データD40を生成し、メインデータベース
32に格納する。
【0027】固有識別子T40は、この債権債務情報管
理システム10において債務者毎に割り当てられるユニ
ークな識別情報である。契約先1 T41と、契約先2
T42には、その債務者についての債権回収を依頼し
ている契約先を特定する情報が、格納される。読替固有
識別子T43には、1人の債務者ともう1人の債務者
が、これまでは別の債務者であると判断していたが、実
は同一人であることが後日判明した場合に、その関連づ
けをするための情報が、格納される。具体的には、2つ
の異なる固有識別子T40を付与されていた債務者が、
同一の債務者であると判明した場合に、2つの固有識別
子T40のうちの一方を「主」として、他方を「従」と
して、「従」となった固有識別子T40を有するサービ
サー用債務者情報データD40の読替固有識別子T43
に、「主」となった固有識別子T40を格納する。
【0028】また、本実施形態においては、カナ氏名T
8と、住所T9と、電話番号T10とを用いて、機械名
寄せを行った上で、固有識別子T40を付与する。すな
わち、既にメインデータベース32に登録されているサ
ービサー用債務者情報データD40に、同一人である債
務者が存在するかどうかを、カナ氏名T8と、住所T9
と、電話番号T10とを用いて判断する。これらの3つ
がすべて同じ債務者が、既にメインデータベース32に
登録されている場合には、その債務者と今回新たに送ら
れてきた債務者情報データD10の債務者とは同一人で
あると判断できるので、サービサーシステム30は自動
的に同一の固有識別子T40を付与する。一方、これら
の3つが一致する債務者がメインデータベース32に登
録されていない場合は、自動的に新たな固有識別子T4
0を付与する。
【0029】これらのサービサーシステム30における
処理を、サービサー用債務者情報データ生成処理とし
て、フローチャートにまとめると、図5に示すようにな
る。すなわち、サービサーシステム30は、まず、債務
者情報データD10が新たに入力されたかどうかを判断
する(ステップS10)。債務者情報データD10が新
たに入力されていない場合(ステップS10:No)に
は、このステップS10の処理を繰り返して待機する。
【0030】一方、債務者情報データD10が新たに入
力された場合(ステップS10:Yes)には、その債
務者情報データD10に含まれているカナ氏名T8、住
所T9及び電話番号T10を抜き出して、これら3つの
項目を検索キーとして用いて、メインデータベース32
を検索する(ステップS11)。
【0031】そして、カナ氏名T8、住所T9及び電話
番号T10の3つの項目がすべて同じ債務者が、既にメ
インデータベース32に登録されているかどうかを判断
する(ステップS12)。既にメインデータベース32
に登録されている場合(ステップS12:Yes)に
は、その債務者に割り当てられている固有識別子と同じ
ものを、今回新たに受信した債務者情報データD10に
付与する(ステップS13)。これに対して、まだメイ
ンデータベース32に登録されていない場合(ステップ
S12:No)には、新しい固有識別子を、今回新たに
受信した債務者情報データD10に付与する(ステップ
S14)。
【0032】続いて、サービサーシステム30は、ステ
ップS13又はステップS14で付与された固有識別子
に基づいて、サービサー用債務者情報データD40を生
成して、これをメインデータベース32に格納する(ス
テップS15)。その際には、付与された固有識別子を
固有識別子T40に格納し、この債務者情報データD1
0の送信元を契約先として、契約先1 T41や契約先
2 T42に格納する。これにより、1つのサービサー
用債務者情報データ生成処理が終了するので、上述した
ステップS10の処理に戻る。
【0033】このようにして、メインデータベース32
に登録されたサービサー用債務者情報データD40は、
サービサーシステム30の備えるディスプレイにより確
認することが可能である。図6は、サービサーシステム
30のディスプレイに表示された債務者登録確認画面W
10を示す図である。この図6に示すように、債務者登
録確認画面W10は、固有識別子毎に表示され、サービ
サーSの担当者は、この債務者登録確認画面W10の内
容を確認したり、債務者登録確認画面W10から新たな
データを入力したり、既に入力してあるデータを変更し
たりすることができる。
【0034】また、サービサーシステム30は、メイン
データベース32に新たに登録されたサービサー用債務
者情報データD40を一日一回の割合で検索し、新たに
登録されたサービサー用債務者情報データD40の中か
ら延滞回数T27(図3参照)が2回以下のものを抽出
する。そして、その債務者に関するサービサー用債務者
情報データD40を、初期督促システム40に送信す
る。本実施形態では、この送信はFTPで行われる。
【0035】このサービサー用債務者情報データD40
を受信した初期督促システム40は、そのデータを一時
データベース42に格納する。そして、初期督促システ
ム40は、コールセンターのオペレータが見るディスプ
レイに、図7に示す交渉記録入力画面W20を表示す
る。オペレータはこの交渉記録入力画面W20を見て、
債務者に電話をし、債務を返済するように督促する。そ
して、その結果を、交渉記録入力画面W20の各フィー
ルドに入力する。
【0036】例えば、フィールドF20に交渉を行った
時刻である交渉時刻を入力し、フィールドF21にオペ
レータが交渉をした相手である交渉相手を入力し、フィ
ールドF22にオペレータがどのような手段で交渉をし
たのかを示す交渉方法を入力し、フィールドF23に交
渉したことにより債務者がどのような対応をすると返答
したかを示す結果を入力し、フィールドF24に債務者
が入金の約束をした場合はその約束した日である入金約
束日を入力する。また、オペレータが何かこの債務者に
対して何か気づいたことがあれば、フィールドF25に
そのメモ書きを入力する。つまり、オペレータは、フィ
ールドF26に任意の文章を入力する。また、この督促
の電話をした者の氏名(この場合、電話オペレータの氏
名)を、フィールドF26に入力する。初期督促システ
ム40は、これらの入力データを交渉履歴データとし
て、一時データベース42に格納する。
【0037】図8は、一時データベース42に格納され
る交渉履歴データD50のデータフォーマットを示す図
である。この図7に示すように、交渉履歴データD50
は、データ項目として、原債権番号T50と、交渉時刻
T51と、交渉相手T52と、交渉方法T53と、交渉
結果T54と、メモT56と、交渉担当者T56とを、
備えている。
【0038】なお、これらのデータ項目はあくまでも例
示であり、不要なデータ項目は任意に省くことが可能で
あるし、必要なデータ項目は任意に追加することが可能
である。また、本実施形態における交渉履歴データD5
0は、これ以外のデータ項目も備えているが、ここでは
割愛している。
【0039】原債権番号T50は、原債権の番号であ
り、図3の原債権番号T17と同一の値が格納される。
つまり、本実施形態においては、この原債権番号がキー
となって、交渉履歴データD50と、サービサー用債務
者情報データD40とを、結びつけており、これにより
交渉履歴データD50と債務者とを関連づけることがで
きる。但し、交渉履歴データD50と債務者を関連づけ
るデータ項目は、原債権番号に限られるものではなく、
例えば、固有識別子を用いて両者を結びつけてもよい。
【0040】交渉時刻T51には、フィールドF20に
入力されたデータが格納される。交渉相手T52には、
フィールドF21に入力されたデータが格納される。交
渉方法T53には、フィールドF22に入力されたデー
タが格納される。交渉結果T54には、フィールドF2
3に入力されたデータが格納される。入金約束日T55
には、フィールドF24に入力されたデータが格納され
る。メモT56には、フィールドF25に入力されたデ
ータが格納される。交渉担当者T56には、フィールド
F26に入力されたデータが格納される。
【0041】一時データベース42に格納された交渉履
歴データD50は、一日一回の割合で、一時データベー
ス42に格納されている初期督促済みのサービサー用債
務者情報データD40とともに、サービサーシステム3
0に送信される。この送信はFTPにより行われる。
【0042】また、サービサーシステム30は、延滞回
数T27が3回以上の債務者と、初期督促をしたが入金
約束日に入金のなかった債務者を抽出する。そして、そ
の債務者について、サービサーシステム30のディスプ
レイに、図7に示した交渉記録入力画面W20を表示す
る。サービサーSの交渉担当者は、この交渉記録入力画
面W20を見て、これまでに入力されている交渉履歴デ
ータD50を参照しながら、必要な対応をする。例え
ば、債務者に再び電話をしたり、債務者に文書で督促し
たり、債務者と直接会って交渉したりする。そして、そ
の交渉結果を、上述したのと同様に、この交渉記録入力
画面W20のフィールドF20〜フィールドF26に入
力する。この入力されたデータは、図8に示した交渉履
歴データD50として新たに生成されて、メインデータ
ベース32に格納される。つまり、本実施形態において
は、交渉履歴に関するデータを入力するたびに、交渉履
歴データD50が1つ新たに生成され、原債権番号T5
0によりこれらが関連づけられるのである。このように
して、本実施形態においては、サービサーSのオペレー
タや交渉担当者が行ったすべての交渉結果が、順次、メ
インデータベース32に蓄積されていくのである。
【0043】図2に示すように、交渉履歴マイニングシ
ステム50は、メインデータベース32に格納されてい
るサービサー用債務者情報データD40と交渉履歴デー
タD50とを定期的に検索し、一定のアルゴリズムで解
析をする。例えば、形態素解析、ベクトル解析、出現頻
度分析、分散度分析、関連語分析などの手法を用いる。
このようにして、交渉履歴マイニングシステム50は、
自動的に関連語を抽出しながら、交渉履歴データD50
にインデックスを付与してデータベース化しておく。
【0044】このインデックスを、回収担当者などが分
析することで、機械名寄せで把握できなかった同一債務
者を新たに特定することができるようになる。例えば、
債務者の以前の住所、職歴、親戚、ペットの名前、出身
地、出身学校、病歴、趣味などの情報を見ることによ
り、これまで別人と把握されていた債務者が、同一人で
あると、特定することができるようになる。これらの情
報は、特に、交渉履歴データD50のメモT56に格納
されていることが期待できる。
【0045】図9は、これまで別人として債権債務情報
管理システム10に登録されていた債務者Gと債務者H
とが、実は同一人であることが判明した場合のサービサ
ー用債務者情報データD40のシステム内の取り扱いを
説明する図である。
【0046】この図9においては、債務者Gのサービサ
ー用債務者情報データD40を「主」とし、債務者Hの
サービサー用債務者情報データD40を「従」としてい
る。債務者Gには、固有識別子T40として「1000
1001」が付与されており、債務者Hには、固有識別
子T40として「20002003」が付与されてい
る。そこで、両者が同一人と確認できた時点で、交渉担
当者が、債務者Hのサービサー用債務者情報データD4
0の読替固有識別子T43に、債務者Gの固有識別子T
40である「10001001」を格納する。具体的に
は、例えば図6の債務者登録確認画面W10のフィール
ドF10に、交渉担当者が「10001001」を入力
する。一方、債務者Hの読替固有識別子T43には、何
も格納しない。これにより、債権債務情報管理システム
10では、債務者Gと債務者Hとが同一人であると関連
づけられたことになり、これまで蓄積された、債務者G
の交渉履歴データD50と債務者Hの交渉履歴データD
50とを、有効に活用しつつ同一人に統合することがで
きる。
【0047】以上のように、本実施形態に係る債権債務
情報管理システム10によれば、サービサーSの電話オ
ペレータや交渉担当者が、債務者と折衝をして得られた
情報を、交渉履歴データD50として債務者と関連づけ
て順次蓄積していくことができる。そして、この蓄積さ
れた情報を解析した結果、異なる債務者であるとして異
なる固有識別子を付与していた複数の債務者が、実は同
一人であることが判明することがある。このような場合
には、「従」となるサービサー用債務者情報データD4
0の読替固有識別子T43に、「主」となる固有識別子
T40を入力することにより、事後的に両者が同一人で
あると関連づけることができる。しかも、この場合で
も、「従」となるサービサー用債務者情報データD40
はそのまま消去されることなく残るので、それまで蓄積
した債務者に関する情報を有効に活用することができ
る。
【0048】このように債権債務情報管理システム10
を用いて名寄せの正確性を向上させることにより、多重
債務者に対しては、1回の交渉で複数の債務に関する回
収交渉が可能となり、回収業務のコスト削減、時間や労
力の大幅な削減を図ることが可能になる。その結果、サ
ービサーSの契約先である回収委託元の金融機関におけ
る委託費用も軽減できる。また、複数の債務に対する返
済方法を総合的に折衝するので、回収の効率も高まるこ
ととなる。
【0049】さらに、名寄せされた債務者の属性、取引
推移、行動特性を分析することで、個人信用情報の高度
化、与信判断基準の精緻化を図ることも可能になる。
【0050】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態で
は、初期督促システム40を本部から地理的に離れた初
期督促コールセンターに設置することとしたが、これを
本部に設置するようにしてもよい。また、上述した実施
形態では、債権債務情報管理システム10を3つのシス
テムに分割して構成したが、1つのシステムとしてまと
めて構成することもできる。
【0051】さらに、上述の実施形態で説明した各処理
については、これら各処理を実行するためのプログラム
をフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Co
mpact Disc-ReadOnly Memory)、ROM、メモリカード
等の記録媒体に記録して、記録媒体の形で頒布すること
が可能である。この場合、このプログラムが記録された
記録媒体を債権債務情報管理システム10に読み込ま
せ、実行させることにより、上述した実施形態を実現す
ることができる。
【0052】また、債権債務情報管理システム10は、
オペレーティングシステムや別のアプリケーションプロ
グラム等の他のプログラムを備える場合がある。この場
合、コンピュータの備える他のプログラムを活用し、記
録媒体にはその債権債務情報管理システム10が備える
プログラムの中から、上述した実施形態と同等の処理を
実現するプログラムを呼び出すような命令を記録するよ
うにしてもよい。
【0053】さらに、このようなプログラムは、記録媒
体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒
布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形
で伝送されたプログラムは、債権債務情報管理システム
10に取り込まれて、このプログラムを実行することに
より上述した実施形態を実現することができる。
【0054】また、記録媒体にプログラムを記録する際
や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プ
ログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。
この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラム
を読み込んだ債権債務情報管理システム10は、そのプ
ログラムの復号化や伸張化を行った上で、実行する必要
がある。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る債権
債務情報管理システムによれば、債権回収の情報を債務
者と関連づけて蓄積し、異なる固有識別子を付与してい
た債務者が実は同一人であることが判明しても、それま
で蓄積した情報を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る債権債務情報管理シ
ステムを用いて債務者を名寄せした場合の債務者と債権
の状態を説明する図。
【図2】本実施形態に係る債権債務情報管理システムの
構成をブロックで示すとともに、契約先のシステム構成
の一例をブロックで示す図。
【図3】契約先から債権債務情報管理システムに送信さ
れる債務者情報データのデータフォーマットの一例を示
す図。
【図4】債権債務情報管理システムのメインデータベー
スに格納されるサービサー用債務者情報データのデータ
フォーマットの一例を示す図。
【図5】新たな債務者情報データを取得したサービサー
システムが行うサービサー用債務者情報データ生成処理
を説明するフローチャートを示す図。
【図6】サービサーシステムのディスプレイに表示され
る債務者登録確認画面W10の一例を示す図。
【図7】サービサーシステム及び初期督促システムのデ
ィスプレイに表示される交渉記録入力画面W20の一例
を示す図。
【図8】メインデータベース及び一時データベースに格
納される交渉履歴データのデータフォーマットの一例を
示す図。
【図9】異なる固有識別子を付与した債務者が、事後的
に、同一人であることが判明した場合における両者の関
連づけの仕方を説明する図。
【図10】従来のサービサーにおける債務者と債権の状
態を説明する図。
【符号の説明】
10 債権債務情報管理システム 20 個人与信管理システム 22 保証管理システム 24 データ転送装置 30 サービサーシステム 32 メインデータベース 40 初期督促システム 42 一時データベース 50 交渉履歴マイニングシステム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】債務者毎に異なる固有識別子を付与して、
    その債務者の債務に関する情報を保持する、債務情報保
    持手段と、 交渉担当者が債務者に対して行った債権回収のための履
    歴情報を、債務者と関連づけて保持する、履歴情報保持
    手段と、 異なる固有識別子を付与していた債務者が、同一人であ
    ることが判明した場合に、それらの者が同一人であるこ
    とを情報として保持する、同一人情報保持手段と、 を備えることを特徴とする債権債務情報管理システム。
  2. 【請求項2】前記履歴情報保持手段に保持されている履
    歴情報を所定の条件で検索して、その検索結果を出力す
    る、履歴情報検索出力手段を、さらに備えることを特徴
    とする請求項1に記載の債権債務情報管理システム。
  3. 【請求項3】前記履歴情報保持手段は、履歴情報とし
    て、少なくとも、 交渉担当者が気づいたことを文章として任意に入力した
    データを保持する、メモ情報を含んでいる、ことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の債権債務情報管理
    システム。
  4. 【請求項4】前記同一人情報保持手段は、異なる固有識
    別子を付与していた債務者が、同一人であることが判明
    した場合には、その異なる固有識別子を関連づけること
    により、同一人であることを情報として保持する、こと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    債権債務情報管理システム。
  5. 【請求項5】新たな債務に関する情報が入力された際に
    は、その債務に関する情報に含まれる氏名、住所及び電
    話番号を用いて、既にその債務者が前記債務情報保持手
    段に登録されているか否かを判断し、既に登録されてい
    る場合には、その新たな債務の債務者に既に登録されて
    いるものと同一の固有識別子を付与し、登録されていな
    い場合には、その新たな債務の債務者に新しい固有識別
    子を付与する、固有識別子付与手段を、さらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の債権
    債務情報管理システム。
  6. 【請求項6】前記債務情報保持手段は、少なくとも、そ
    の債務の延滞回数をデータ項目として保持しており、そ
    の延滞回数に基づいて検索することができる、ことを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の債権
    債務情報管理システム。
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