JP2002341868A - 音声データ管理システム - Google Patents

音声データ管理システム

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JP2002341868A
JP2002341868A JP2001144333A JP2001144333A JP2002341868A JP 2002341868 A JP2002341868 A JP 2002341868A JP 2001144333 A JP2001144333 A JP 2001144333A JP 2001144333 A JP2001144333 A JP 2001144333A JP 2002341868 A JP2002341868 A JP 2002341868A
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JP
Japan
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data
terminal device
network
audio data
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Application number
JP2001144333A
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English (en)
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Kohei Watanabe
幸平 渡邊
Shinichi Miyazaki
慎一 宮崎
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人等が制作した楽曲をネットワークを介し
て配信等できる音声データ管理システムを提供する。 【解決手段】 音声データ管理システム1において、利
用者は、音声データと共に、会員情報、楽曲情報、許諾
情報等をコンピュータ5−1、5−2、…を用いてサー
バ3側に送る。サーバ3は、音声データをMIDIデー
タに変換し、MIDIデータにサウンドフォント処理を
施す。音声データベース11は、MIDIデータを楽曲
情報等と共に保存する。会員データベース9は、会員情
報を保存する。サウンドフォントデータベース13は、
MIDIデータにサウンドフォント処理を施す際に用い
るデータを保存する。著作権データベース15は、音声
データの許諾情報等を保存する。会員データベース9、
音声データベース11、著作権データベース15は、互
いに関係付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データをデジ
タル加工処理し、音声データをデータベース化し、ネッ
トワークを介して音声データを受配信する音声データ管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル音声データを入手するに
は、店舗にて購入する、あるいは、各個人が音声データ
をデジタル処理していた。また、コンピュータで扱われ
るデジタル音声データは、WAV形式の音声データが一
般的であるが、サイズが大きい等、個人でデジタル音声
データを管理するには負担が大きかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、個人等が
制作した楽曲は流通対象とならない場合があった。ま
た、個人で音声データを管理する、あるいは、デジタル
加工処理するには、労力的にも、経済的にも負担が大き
く、音声データがアナログデータの場合は、音声品質の
劣化も懸念されるという問題点がある。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、個人等が制作した楽曲をネットワークを
介して配信等できる音声データ管理システムを提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、端末装置とサーバがネットワーク
を介して接続されている音声データ管理システムであっ
て、前記端末装置側の音声データが前記サーバ側に送ら
れると、前記サーバは、前記音声データをMIDIデー
タに変換することを特徴とする音声データ管理システム
である。
【0006】端末装置とは、利用者等が有するパーソナ
ルコンピュータ、携帯型コンピュータ等である。
【0007】MIDIデータに変換される音声データ
は、PCMデータ等である。PCMは、PULSE C
ODE MODULATIONの略であり、アナログの
音響波形をサンプリングによりデジタル化する方式であ
る。
【0008】MIDIは、MUSICAL INSTR
UMENTS DIGITAL INTERFACEの
略で、電子楽器、及び、コンピュータ等の間で音声デー
タの授受を行なうための国際規格である。MIDIデー
タは、PCMデータ等とは異なり、音色や音程等の情報
を記録する方式の音声データである。MIDIデータ
は、電子楽器、及び、コンピュータ等で再生される。
【0009】サーバは、MIDIデータを端末装置側の
ID情報に対応して保持したり、MIDIデータをサウ
ンドフォント処理したり、MIDIデータに関して許諾
情報を付与して保持する。
【0010】サウンドフォントは、音楽ソフトウェアに
おいて音色の種類を変換するためのフォントデータであ
る。サウンドフォント処理とは、音声データに対してサ
ウンドフォントにより特殊効果を施し、異なる音色の音
声データを生成することである。
【0011】例えば、同一の音程データを「ピアノ」、
「ギター」等の異なる音色の音声データに変換すること
が可能である。サウンドフォント処理の対象となる音声
データは、MIDIデータ等である。
【0012】端末装置側のID情報とは、会員ID、パ
スワード等である。
【0013】許諾情報とは、販売(使用)対象、販売
(使用)手段、許諾期限、販売(使用)場所、販売(使
用)形態、及び、許諾料、許諾者名等である。
【0014】第1の発明では、サーバは、端末装置側か
らサーバ側に送られた音声データをMIDIデータに変
換する。また、サーバは、MIDIデータを端末情報側
のID情報に対応して保持したり、MIDIデータをサ
ウンドフォント処理したり、MIDIデータに関して許
諾情報を付与して保持する。
【0015】第2の発明は、端末装置とサーバがネット
ワークを介して接続されている音声データ管理システム
であって、前記端末装置から前記ネットワークを介して
前記サーバにMIDIデータが送られると、前記サーバ
は、前記MIDIデータを前記端末装置側のID情報に
対応して保持することを特徴とする音声データ管理シス
テムである。
【0016】第2の発明では、端末装置からネットワー
クを介してサーバにMIDIデータが送られると、サー
バは、MIDIデータを端末装置側のID情報に対応し
て保持する。また、サーバは、MIDIデータに関して
許諾情報を付与して保持する。
【0017】第3の発明は、端末装置とサーバがネット
ワークを介して接続されている音声データ管理システム
であって、前記端末装置から前記ネットワークを介して
前記サーバにMIDIデータが送られると、前記サーバ
は、前記MIDIデータをサウンドフォント処理するこ
とを特徴とする音声データ管理システムである。
【0018】第3の発明では、端末装置からネットワー
クを介してサーバにMIDIデータが送られると、サー
バは、MIDIデータをサウンドフォント処理する。
【0019】第4の発明は、端末装置とサーバがネット
ワークを介して接続されている音声データ管理システム
であって、前記端末装置から前記ネットワークを介して
前記サーバにMIDIデータが送られると、前記サーバ
は、前記MIDIデータに関して許諾情報を付与して保
持することを特徴とする音声データ管理システムであ
る。
【0020】第4の発明では、端末装置からネットワー
クを介してサーバにMIDIデータが送られると、サー
バは、MIDIデータに関して許諾情報を付与して保持
する。
【0021】第1の発明は、アナログテープ等で音声デ
ータが送られ、第2の発明、第3の発明、及び、第4の
発明は、ネットワークを介して音声データが送られ、サ
ーバが音声データを処理する。
【0022】第5の発明は、端末装置とネットワークを
介して接続されているサーバであって、前記端末装置側
の音声データが送られると、前記音声データをMIDI
データに変換することを特徴とするサーバである。
【0023】第6の発明は、端末装置とネットワークを
介して接続されているサーバであって、前記端末装置か
ら前記ネットワークを介してMIDIデータが送られる
と、前記MIDIデータを前記端末装置側のID情報に
対応して保持することを特徴とするサーバである。
【0024】第7の発明は、端末装置とネットワークを
介して接続されているサーバであって、前記端末装置か
ら前記ネットワークを介してMIDIデータが送られる
と、前記MIDIデータをサウンドフォント処理するこ
とを特徴とするサーバである。
【0025】第8の発明は、端末装置とネットワークを
介して接続されているサーバであって、前記端末装置か
ら前記ネットワークを介してMIDIデータが送られる
と、前記MIDIデータに関して許諾情報を付与して保
持することを特徴とするサーバである。
【0026】第5の発明は、アナログテープ等で音声デ
ータが送られ、第6の発明、第7の発明、及び、第8の
発明は、ネットワークを介して音声データが送られ、サ
ーバが音声データを処理する。
【0027】第9の発明は、コンピュータを第5の発明
から第8の発明のいずれかにおけるサーバとして機能さ
せるプログラムである。
【0028】第10の発明は、コンピュータを第5の発
明から第8の発明のいずれかにおけるサーバとして機能
させるプログラムを記録した記録媒体である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の実施の形態に係る音声デ
ータ管理システム1の構成を示す概略図である。音声デ
ータ管理システム1は、サーバ3と複数のコンピュータ
5−1、5−2、…とがネットワーク7を介して接続し
ている。
【0031】端末装置としてのコンピュータ5−1、5
−2、5−3、…は、会員情報、楽曲データ、音声デー
タ等をサーバ3に送信する。個人ユーザ19−1、19
−2、…及び、会社21等は、コンピュータ5−1、5
−2、5−3、…を操作してサーバ3にアクセスする。
【0032】サーバ3は、コンピュータ5−1、5−
2、…に楽曲の音声データ等の送信等を行う。さらに、
サーバ3は、音声管理システム1にアクセスした利用者
が会員であるかどうかを認証する。
【0033】ここで会員とは、音声データ管理システム
1に会員登録された個人ユーザ、会社等である。ここで
利用者とは、音声データ管理システム1にアクセスする
個人ユーザ、会社等であり、会員、及び、非会員共に含
む。
【0034】また、サーバ3は、アナログテープ等に記
録された音声データをPCMデータ等に変換し、PCM
データ等をMIDIデータに変換する。また、サーバ3
は、MIDIデータにサウンドフォント処理を施す等の
処理を行う。
【0035】サーバ3は、音声データをMIDIデータ
に変換するソフトウェアを備える。このソフトウェア
は、オート符(AutoF)と称され、このソフトウェ
アが行う処理について、本出願人は特許出願済みであ
る。
【0036】サーバ3は、会員データベース9、音声デ
ータベース11、サウンドフォントデータベース13、
及び、著作権データベース15等を備え、データの入出
力を管理する。
【0037】会員データベース9は、会員情報9aを保
存する。音声データベース11は、楽曲情報11aを保
存する。著作権データベース15は、音声データベース
11に保存された楽曲情報11aに関する許諾情報15
aを保存する。サウンドフォントデータベース13は、
MIDI音声データにサウンドフォント処理を施す際に
必要なサウンドフォント等を保存する。会員情報9a、
楽曲情報11a、及び、許諾情報15aの詳細について
は後述する。
【0038】システム管理会社17は、サーバ3、会員
データベース9、音声データベース11、サウンドフォ
ントデータベース13、及び、著作権データベース15
等を管理し、運営する。
【0039】外部研究機関23は、機能音楽等の研究開
発を行う。機能音楽とは、病人を癒す、害虫を追い払
う、魚を集める、味の良い酒を製造する、等の機能を持
った楽曲である。
【0040】次に、図2〜図4を用いて、会員データベ
ース9、音声データベース11、及び、著作権データベ
ース15について説明する。
【0041】図2は、会員データベース9が保存する会
員情報9aのデータ構造を示す図である。会員データベ
ース9は、会員情報9a等を保存する。会員情報9a
は、会員ID31、氏名33、住所35、パスワード3
7等で構成される。会員ID31は、会員を識別するた
めの固有の記号・番号である。氏名33、住所35、パ
スワード37は、会員の氏名、住所、パスワードであ
る。
【0042】図3は、音声データベース11が保存する
楽曲情報11aのデータ構造を示す図である。音声デー
タベース11は、楽曲情報11a等を保存する。楽曲情
報11aは、会員ID31、楽曲ID41、楽曲名4
3、楽曲データ45等で構成される。楽曲ID41は、
音声データベース11に保存される楽曲情報11aを識
別するための固有の記号・番号である。楽曲名43は、
楽曲の名称である。楽曲データ45は、楽曲の音声デー
タであり、MIDIデータ等である。会員ID31は、
会員情報9aの会員ID31と同様のものである。
【0043】図4は、著作権データベース15が保存す
る許諾情報15aのデータ構造を示す図である。著作権
データベース15は、音声データベース11に保存する
楽曲情報11aに関する許諾情報を楽曲ID41と共に
保存する。楽曲ID41は、楽曲情報11aの楽曲ID
41と同様のものである。
【0044】許諾情報15aは、楽曲ID41、販売
(使用)対象51、販売(使用)手段53、許諾期限5
5、販売(使用)場所57、販売(使用)形態59、及
び、許諾料61、許諾者名63等で構成される。
【0045】販売(使用)対象51は、例えば、個人会
員のみ販売(使用)可能であり、法人会員には販売(使
用)不可であるといった情報である。
【0046】許諾期限55は、楽曲の音声データの利用
期限である。
【0047】販売(使用)場所57は、楽曲の音声デー
タの利用場所、例えば、会員の所有するコンピュータの
みで利用可能であるといった情報である。
【0048】販売(使用)形態59は、販売(使用)す
るメディア、例えば、CD−R、あるいは、ネットワー
ク7を介しての楽曲の音声データの配信といった情報で
ある。
【0049】許諾料61は、会員が楽曲の音声データを
利用するにあたって必要な許諾料である。
【0050】許諾者名63は、楽曲の音声データの許諾
者名である。
【0051】会員ID31は、共通キー項目であり、会
員情報9aと楽曲情報11aを関係付ける。楽曲ID4
1は、共通キー項目であり、楽曲情報11aと許諾情報
15aを関係付ける。
【0052】次に、音声データ管理システム1の動作に
ついて、図5〜図8を用いて説明する。図5及び図6
は、音声データ管理システム1における楽曲登録のフロ
ーチャートである。以下の例では、個人ユーザ19−1
がコンピュータ5−1を用いて楽曲の登録の処理を行う
場合について説明する。
【0053】音声データ管理システム1の利用者である
個人ユーザ19−1は、コンピュータ5−1より会員I
D31、パスワード37を入力してサーバ3にアクセス
する(ステップ101)。
【0054】サーバ3は、個人ユーザ19−1が、音声
データ管理システム1の会員であるかどうかを認証す
る。サーバ3は、会員ID31、パスワード37を会員
データベース9に保存された会員情報9aと照合し、個
人ユーザ19−1が会員であるかどうかを識別する(ス
テップ102)。
【0055】個人ユーザ19−1が会員でない場合は
(ステップ102のNo)、個人ユーザ19−1は、コ
ンピュータ5−1を用いて氏名33、住所35等の会員
情報9aを入力する(ステップ103)。サーバ3は、
入力された会員情報9aを会員データベース9に保存
し、会員登録を行う(ステップ104)。
【0056】次に、個人ユーザ19−1は楽曲の音声デ
ータの登録を申請する。この際、個人ユーザ19−1
は、楽曲の音声データのサウンドフォント処理の要求、
楽曲情報11a、許諾情報15a等についてもコンピュ
ータ5−1より送信する(ステップ105)。
【0057】個人ユーザ19−1が登録を希望する楽曲
の音声データをネットワーク7を介して送れる場合(ス
テップ106のYes)、コンピュータ5−1は、MI
DIデータ等をサーバ3に送信する(ステップ10
7)。
【0058】ここで、ネットワーク7を利用可能なメデ
ィアとは、MIDIデータ、MP3データ等である。ネ
ットワーク7を利用できないメディアとは、CD−R、
スマートメディア、メモリスティック等である。
【0059】ネットワーク7経由で送信不可能な場合は
(ステップ106のNo)、個人ユーザ19−1は、ア
ナログテープ等をシステム管理会社17に郵送する(ス
テップ108)。次に、サーバ3は、アナログテープ等
に記録された音声データをPCMデータ化し、PCMデ
ータをMIDIデータに変換する(ステップ109)。
【0060】以上の過程を経て、サーバー3は、会員が
登録を希望する楽曲の音声データと共に、会員情報9
a、楽曲情報11a、及び、許諾情報15a等を保持す
る(ステップ110)。
【0061】個人ユーザ19−1が、楽曲の音声データ
にサウンドフォント処理を希望する場合(ステップ11
1のYes)、サーバ3は、サウンドフォントデータベ
ース13を用いて、MIDIデータにサウンドフォント
処理を施す(ステップ112)。
【0062】サーバ3は、会員ID31、楽曲ID4
1、及び、楽曲名43等を付与し、会員が登録を希望す
る楽曲の音声データを音声データベース11に登録・保
存する(ステップ113)。
【0063】さらに、サーバ3は、音声データベース1
1に登録・保存された楽曲の音声データに関する販売
(使用)対象51等の許諾情報15aを楽曲ID41と
共に著作権データベース15に登録・保存する(ステッ
プ114)。
【0064】以上の過程を経て、個人ユーザ19−1
は、自分が制作した楽曲等をアナログテープでサーバ3
側に送り、楽曲は、サーバ3側でMIDIデータ化さ
れ、保存される。また、個人ユーザ19−1は、MID
Iデータをネットワーク経由でサーバ3側に送り、MI
DIデータは、サーバ3側で保存される。
【0065】図7、及び、図8は、音声データ管理シス
テム1における楽曲の音声データ配信のフローチャート
である。以下の例では、個人ユーザ19−1がコンピュ
ータ5−1を用いて楽曲の配信の処理を行う場合につい
て説明する。
【0066】音声データ管理システム1の利用者である
個人ユーザ19−1は、コンピュータ5−1より会員I
D31、パスワード37を入力してサーバ3にアクセス
する(ステップ201)。
【0067】サーバ3は、個人ユーザ19−1が、音声
データ管理システム1の会員であるかどうかを認証す
る。サーバ3は、会員ID31、パスワード37を会員
データベース9に保存された会員情報9aと照合し、個
人ユーザ19−1が会員であるかどうかを識別する(ス
テップ202)。
【0068】個人ユーザ19−1が会員でない場合は
(ステップ202のNo)、個人ユーザ19−1は、コ
ンピュータ5−1を用いて氏名33、住所35等の会員
情報9aを入力する(ステップ203)。サーバ3は、
入力された会員情報9aを会員データベース9に保存
し、会員登録を行う(ステップ204)。
【0069】次に、個人ユーザ19−1は、楽曲の音声
データ配信を申請する(ステップ205)。この際、個
人ユーザ19−1は、配信を希望する楽曲の楽曲ID4
1、メディア等についても、コンピュータ5−1より送
信する。サーバ3は、個人ユーザ19−1が配信を希望
する楽曲の楽曲ID41、希望メディア等を受信する
(ステップ206)。
【0070】著作権データベース15に保存された許諾
情報15aにより、受信した楽曲ID41の楽曲の音声
データを配信可能かどうかを判断する(ステップ20
7)。配信可能な場合(ステップ207のYes)、サ
ーバ3は、コンピュータ5−1より受信した楽曲ID4
1により音声データベース11を検索する(ステップ2
08)。配信不可能な場合(ステップ207のNo)、
サーバ3は、コンピュータ5−1に配信不可能である旨
を表示させ(ステップ213)、処理を終了する。
【0071】サーバ3は、配信を希望するメディアはネ
ットワーク7を利用可能かどうかを判断する(ステップ
209)。ここで、ネットワーク7を利用可能なメディ
アとは、MIDIデータ、MP3データ等である。ネッ
トワーク7を利用できないメディアとは、CD−R、ス
マートメディア、メモリスティック等である。
【0072】ネットワーク7を利用可能なメディアの場
合(ステップ209のYes)、サーバ3は、ネットワ
ーク7経由で楽曲の音声データを配信し(ステップ21
0)、コンピュータ5−1は、楽曲の音声データを受信
する(ステップ212)。ネットワーク7を利用不可能
なメディアの場合(ステップ209のNo)、システム
管理会社17は、楽曲の音声データを記録したメディア
を個人ユーザ19−1に郵送する(ステップ211)。
【0073】以上の過程を経て、個人ユーザ19−1
は、コンピュータ5−1を用いて音声データの配信を申
請し、サーバ3側に登録・保存されている音声データを
CD−R、スマートメディア、メモリスティック等のメ
ディアで受け取ることができる。
【0074】また、個人ユーザ19−1は、コンピュー
タ5−1を用いて音声データの配信を申請し、サーバ3
側に登録・保存されている音声データをMIDIデー
タ、MP3データ等のデータ形式でネットワーク7を介
して受信することができる。
【0075】このように、本実施の形態によれば、大量
の音声データを管理し、音声データの加工処理を行い、
ネットワークを介して音声データを受配信し、音声デー
タ利用者の労力的負担、及び、経済的負担の軽減が可能
となる。
【0076】音声データは、サーバ3側に会員情報9
a、楽曲情報11a、許諾情報15aと共に保存され、
データベース化される。例えば、個人ユーザ19−1
は、自作のオリジナル曲、原曲をアレンジした曲、子供
の学芸会を録音したアナログテープ等の音声データをサ
ーバ3側に登録・保存し、いつでも登録・保存した曲を
引き出して聞いたり、希望のメディアで受け取ることが
できる。
【0077】従って、個人ユーザ19−1は、音声デー
タ管理システム1を個人ユーザ19−1専用のライブラ
リとして利用することができる。
【0078】また、個人ユーザ19−1は、他の個人ユ
ーザ19−2、あるいは、会社21が登録・保存した楽
曲を聞くことができる。従って、音声データ管理システ
ム1の利用者間で音声データの流通が促進される。例え
ば、地方で制作された音楽、個人等が制作した音楽等は
通常は流通対象とならないが、こういった音楽の流通も
促進される。
【0079】サーバ3側に保存されるMIDIデータ
は、音程データ、音色データ等より構成される。従っ
て、MIDIデータには、(1)楽曲を複数の音色で再
生することができる、(2)データサイズを軽減でき
る、(3)音声品質の劣化を軽減できる、(4)サウン
ドフォント処理できる、等の利点がある。
【0080】サウンドフォント処理により高品質な音声
データを生成するためには、大容量のサウンドフォント
が必要である。また、市販されているサウンドフォント
は高価である。従って、サーバ3側にサウンドフォント
を用意することで、音声データ管理システム1の利用者
は、経済的負担等を軽減することができる。
【0081】また、サーバ3は、楽曲の音声データを検
索することができる。会員データベース9、音声データ
ベース11、著作権データベース15は、会員ID3
1、楽曲ID41によって互いに関係付けられている。
従って、サーバ3は、会員の氏名33、楽曲名43等に
よって、登録・保存されている音声データを検索するこ
とができる。
【0082】システム管理会社17は、データベース使
用料、音声データの加工料、機能音楽受信料等を会員か
ら徴収することにより、音声データ管理システム1を運
営する。
【0083】本発明の音声データ管理システム1の利用
者は、個人、団体、企業等、種別を問わない。従って、
個人間の音声データの授受にとどまらず、レコード会社
等による販売促進等の商用利用、プロの音楽プロデュー
サ、及び、アマチュア音楽家の作曲作業支援等も可能で
ある。
【0084】本発明の音声データ管理システム1をレコ
ード会社の商品販売に利用するには、以下の方法が考え
られる。
【0085】レコード会社が制作した楽曲の音声データ
をサーバ3側に送る。音声データはMIDI形式に変換
され、音声データベース11に保存される。楽曲情報1
1aのデータ項目にアーチスト名を追加し、アーチスト
名を登録する。許諾情報15aのデータ項目に販売価格
を追加し、販売価格を登録する。
【0086】例えば、レコード会社の楽曲の購入を希望
する個人ユーザ19−1は、コンピュータ5−1に楽曲
ID41、メディア等を入力し、楽曲の配信を申請する
ことにより、楽曲を入手する。
【0087】個人ユーザ19−1が楽曲ID41を入力
の際、サーバ3は、会員データベース9、音声データベ
ース11、及び、著作権データベース15を利用して、
アーチスト名別、レコード会社別に楽曲に関する情報を
コンピュータ5−1、5−2、…に一覧表示させてもよ
い。さらに、個人ユーザ19−1が一覧表示から直接希
望の楽曲を選択できるようにしてもよい。
【0088】さらに、音声データ管理システム1は、外
部研究機関23等により研究開発された機能音楽等を配
信することも可能である。機能音楽とは、病人を癒す、
害虫を追い払う、魚を集める、味の良い酒を製造する、
等の機能を持った楽曲である。
【0089】外部研究機関23等は、会員が楽曲の音声
データを登録するのと同様に、機能音楽の音声データを
音声データベース11に保存し、機能音楽に関する許諾
情報15aを著作権データベース15に保存し、また、
一般の楽曲を機能音楽にするためのサウンドフォントを
サウンドフォントデータベース13に保存する。
【0090】また、音声データは、楽曲だけでなく、合
唱コンクールの歌声、ピアノリサイタルの演奏、民族音
楽、電話等の着信音、言葉、動物の鳴き声、心臓の鼓動
等の生体音、及び、物音等の自然音等でもよい。
【0091】従って、音楽分野のみならず、医療、漁
業、農業、文化等の分野において、本発明の音声データ
管理システム1を利用することができる。
【0092】尚、本発明の音声データ管理システム1の
利用者が操作するコンピュータ5−1、5−2、…は、
携帯電話等の移動端末でもよい。
【0093】また、本発明の音声データ管理システム1
の利用者が操作するコンピュータ5−1、5−2、…を
店頭に設置して、来店客が利用できるようにしてもよ
い。
【0094】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、個人等が制作した楽曲をネットワークを介して配
信等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る音声データ管理シス
テム1の構成を示す概略図
【図2】会員情報9aのデータ構造を示す図
【図3】楽曲情報11aのデータ構造を示す図
【図4】許諾情報15aのデータ構造を示す図
【図5】音声データ管理システム1の楽曲登録の処理手
順を示すフローチャート
【図6】音声データ管理システム1の楽曲登録の処理手
順を示すフローチャート
【図7】音声データ管理システム1の楽曲配信の処理手
順を示すフローチャート
【図8】音声データ管理システム1の楽曲配信の処理手
順を示すフローチャート
【符号の説明】
1・・・音声データ管理システム 3・・・サーバ 5−1、5−2・・・コンピュータ 7・・・ネットワーク 9・・・会員データベース 9a・・・会員情報 11・・・音声データベース 11a・・・楽曲情報 13・・・サウンドフォントデータベース 15・・・著作権データベース 15a・・・許諾情報 17・・・システム管理会社 19−1、19−2・・・個人ユーザ 21・・・会社 23・・・外部研究機関 31・・・会員ID 33・・・氏名 35・・・住所 37・・・パスワード 41・・・楽曲ID 43・・・楽曲名 45・・・楽曲データ 51・・・販売(使用)対象 53・・・販売(使用)手段 55・・・許諾期限 57・・・販売(使用)場所 59・・・販売(使用)形態 61・・・許諾料 63・・・許諾者名

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置とサーバがネットワークを介し
    て接続されている音声データ管理システムであって、 前記端末装置側の音声データが前記サーバ側に送られる
    と、 前記サーバは、前記音声データをMIDIデータに変換
    することを特徴とする音声データ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、前記MIDIデータを前
    記端末装置側のID情報に対応して保持することを特徴
    とする請求項1記載の音声データ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記MIDIデータをサ
    ウンドフォント処理することを特徴とする請求項1記載
    の音声データ管理システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記MIDIデータに関
    して許諾情報を付与して保持することを特徴とする請求
    項1記載の音声データ管理システム。
  5. 【請求項5】 端末装置とサーバがネットワークを介し
    て接続されている音声データ管理システムであって、 前記端末装置から前記ネットワークを介して前記サーバ
    にMIDIデータが送られると、 前記サーバは、前記MIDIデータを前記端末装置側の
    ID情報に対応して保持することを特徴とする音声デー
    タ管理システム。
  6. 【請求項6】 端末装置とサーバがネットワークを介し
    て接続されている音声データ管理システムであって、 前記端末装置から前記ネットワークを介して前記サーバ
    にMIDIデータが送られると、 前記サーバは、前記MIDIデータをサウンドフォント
    処理することを特徴とする音声データ管理システム。
  7. 【請求項7】 端末装置とサーバがネットワークを介し
    て接続されている音声データ管理システムであって、 前記端末装置から前記ネットワークを介して前記サーバ
    にMIDIデータが送られると、 前記サーバは、前記MIDIデータに関して許諾情報を
    付与して保持することを特徴とする音声データ管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 端末装置とネットワークを介して接続さ
    れているサーバであって、 前記端末装置側の音声データが送られると、前記音声デ
    ータをMIDIデータに変換することを特徴とするサー
    バ。
  9. 【請求項9】 前記MIDIデータを前記端末装置側の
    ID情報に対応して保持することを特徴とする請求項8
    記載のサーバ。
  10. 【請求項10】 前記MIDIデータをサウンドフォン
    ト処理することを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  11. 【請求項11】 前記MIDIデータに関して許諾情報
    を付与して保持することを特徴とする請求項8記載のサ
    ーバ。
  12. 【請求項12】 端末装置とネットワークを介して接続
    されているサーバであって、 前記端末装置から前記ネットワークを介してMIDIデ
    ータが送られると、前記MIDIデータを前記端末装置
    側のID情報に対応して保持することを特徴とするサー
    バ。
  13. 【請求項13】 端末装置とネットワークを介して接続
    されているサーバであって、 前記端末装置から前記ネットワークを介してMIDIデ
    ータが送られると、前記MIDIデータをサウンドフォ
    ント処理することを特徴とするサーバ。
  14. 【請求項14】 端末装置とネットワークを介して接続
    されているサーバであって、 前記端末装置から前記ネットワークを介してMIDIデ
    ータが送られると、前記MIDIデータに関して許諾情
    報を付与して保持することを特徴とするサーバ。
  15. 【請求項15】 コンピュータを請求項8から請求項1
    4のいずれかに記載のサーバとして機能させるプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 コンピュータを請求項8から請求項1
    4のいずれかに記載のサーバとして機能させるプログラ
    ムを記録した記録媒体。
JP2001144333A 2001-05-15 2001-05-15 音声データ管理システム Pending JP2002341868A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004233432A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Adc Technology Kk 採譜システム、無線電話、および遊技システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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