JP2002339598A - 墓地用花立て器 - Google Patents

墓地用花立て器

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JP2002339598A
JP2002339598A JP2001145245A JP2001145245A JP2002339598A JP 2002339598 A JP2002339598 A JP 2002339598A JP 2001145245 A JP2001145245 A JP 2001145245A JP 2001145245 A JP2001145245 A JP 2001145245A JP 2002339598 A JP2002339598 A JP 2002339598A
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JP
Japan
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graveyard
flower
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outer peripheral
present
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JP2001145245A
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Yoshiko Ota
よし子 太田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】不要になった際に大地、大気を汚染することな
く、廃棄処分が可能な墓地用の花立て器を提供する。 【解決手段】中空の筒部の外周面の上部には花の絵図が
描かれた上花柄、前記筒部の外周面の中央部には家名を
記載する家名記載欄7、筒部の外周面の下部には下花柄
があり、前記筒部の下方に差込部を連設し、差込部の下
部はテーパー状に形成されているとともに下端は鋭角に
形成し、素材を紙としたことを特徴とする墓地用花立て
器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、お彼岸、お盆、命日な
どにお墓に花を手向ける時に使用する墓地用花立て器に
関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、市販されている墓地用花立て器
は、プラスチック製の墓地用花立て器、ビニール製の墓
地用花立て器が主流である。また、竹を切断した竹筒を
利用した墓地用花立て器もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらプラスチ
ック製の墓地用花立て器、ビニール製の墓地用花立て器
では、回収して焼却して廃棄する時には、焼却時に有害
物質が焼却時の燃焼ガスに含まれて発生するために、有
害物質により大気が汚染される恐れがある。また、竹筒
を利用した墓地用花立て器では、竹林に植生している竹
自体を伐採することにより墓地用花立て器を製作するこ
ととなるので、竹を伐採してしまうこと自体が自然環境
を破壊してしまうこととなる。
【0004】そこで、本発明は、自然環境の保護の面か
ら、古紙を原料として再利用することで自然破壊を防
ぎ、かつ不要になった際に大地、大気を汚染することな
く廃棄処分することが可能な墓地用花立て器を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】また、焼却場等で排出される焼却灰を、2
次加工することにより原材料とした墓地用花立て器を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、中空の筒部の外周面の上部には花の絵
図が描かれた上花柄、前記筒部の外周面の中央部には家
名を記載する家名記載欄7、筒部の外周面の下部には下
花柄があり、前記筒部の下方に差込部を連設し、差込部
の下部はテーパー状に形成されているとともに下端は鋭
角に形成したことを特徴とする墓地用花立て器の構成と
した。
【0007】
【実施例】以下に添付図面に基づき、本発明である墓地
用花立て器について詳細に説明する。図1は本発明であ
る墓地用花立て器の正面図である。本発明である墓地用
花立て器1は、彼岸、命日、お盆等にお墓に供えるため
の供花、水等を入れる筒部2と、地中に差し込む差込部
4からなる。
【0008】図1に示すように、筒部2の外周面2aの
上部には、花の絵図が描かれた上花柄6がある。また、
筒部2の外周面2aの中央部には○○家と家名を記載す
る家名記載欄7が設けてある。筒部2の外周面の下部に
も同様に、花の絵図が描かれた下花柄6aがある。
【0009】筒部2の下方には、差込部4が連設されて
いて、この差込部4内は中空ではない。差込部4の下部
はテーパー状に形成されている。そして、下端5aは、
地中9aに差し込み易くするために鋭角に形成されてい
る。差込部4は、墓地用花立て器1の全長の約3分の1
である。
【0010】図1に示した墓地用花立て器1では、筒部
2は中空3の円筒状であるが、必ずしも円筒形状する必
要もなく、四角形の中空筒部であっても、多角形の中空
筒部でも、三角形の中空の筒部としてもよい。
【0011】本発明である墓地用花立て器1の素材は、
地中9aに差し込み放置しておいても腐敗して土になっ
てしまうような素材がよい。例えば、墓地用花立て器1
全体を紙製とすることが良い。また、素材として古紙を
使用してもよい。
【0012】このように、本発明である墓地用花立て器
1の素材を紙、特に古紙としたのは、プラスチック製の
墓地用花立て器、ビニール製の墓地用花立て器等とする
と焼却処理する場合には、有害物質が発生することがあ
るとともに、焼却処分に可成りの費用がかかるのを避け
るためである。
【0013】即ち、紙製の墓地用花立て器1とすること
にすれば、回収漏れがあってもいずれ腐敗し、土となり
易いので、環境に良いからであるとともに、焼却時にお
ける費用などが不必要となるからである。また、焼却せ
ずに回収したものを再利用できることも古紙、紙の特性
である。
【0014】筒部4の外周面には、天然の着色料を使用
して黒、緑等の色彩を付けてもよい。このように、筒部
2の外周面及び差込部4の外周面に着色する場合に天然
の着色料を用いて着色することとする。着色料には、ま
た天然の防水剤を入れて塗布してもよい。
【0015】また、回収焼却した場合、さらにその灰等
を混ぜ、2次加工したものを素材として利用して本発明
である墓地用花立て器を製造しても良い。
【0016】図2は本発明である墓地用花立て器のA−
A断面図である。図2に示すように、本発明である墓地
用花立て器1の筒部2内は、中空3であり、中空3の下
部は内方に向かってテーパーに形成されているととも
に、下端3bは鋭角に形成されている。即ち、擂り鉢状
に形成されている。
【0017】このように、中空3の底が擂り鉢に形成し
たのは、中空3に供花を差し込み、水を入れておいた場
合に、供花の茎の下端が鋭角部分に差し込まれて安定さ
せるためと、水が鋭角に形成されている擂り鉢状の底に
有効に集まり、供花に一滴までも吸水して貰うことがで
きるようにするためである。
【0018】また、本発明である墓地用花立て器1の差
込部4の内部4aは、図2に示すように、中空ではな
い。このように、差込部4の内部4aを中空でない構造
としたのは、差込部4を地中に差し込む際に折れること
がないように、強度を増すためである。
【0019】図3は、本発明である墓地用花立て器の使
用状態を示す図である。図3に示すように、墓石10が
ある地面9の地中9aに、本発明である墓地用花立て器
1の差込部4の下端5aからテーパー状に形成されてい
る下部5までを差し込み地面に突き刺して起立させる。
【0020】供花8は本墓地用花立て器1に形成されて
いる中空3に差し込むとともに、中空3には、水を入れ
る。そして、供花8がかれるとともに、本墓地用花立て
器1そのものも腐敗し朽ちて土となってしまう。
【0021】本発明である墓地用花立て器1の製造方法
としては、紙、古紙等の原料を溶解し、型に流しながら
圧縮をかけて成型して製造する方法がある。また、他の
方法としては、一枚の溶解した原料を平型に流し込み原
板を製作した後に筒状に加工する方法もある。
【0022】
【発明の効果】本発明である墓地用花立て器は、以上の
ような構成であるから、以下の効果が得られる。第1
に、古紙や焼却場で出た焼却灰を原料として再利用する
ことで、竹藪から竹を伐採して使用することがなくなる
ので自然を破壊することなく、環境に極めて良い。
【0023】第2に古紙を原料とすることで、ビニール
製のものと違い、廃棄処分する際にも大気を汚す有害物
質が発生することがなくなり、大気を汚染することがな
い。
【0024】第3に、本墓地用花立て器の外周面に色彩
を付ける場合でも、化学的着色料は使用することなく、
天然から採取した着色料を使用することにより、見た目
にも古紙の再利用であることを目立たなくするために多
種多用の古紙を原料として利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である墓地用花立て器の正面図である。
【図2】本発明である墓地用花立て器のA−A断面図で
ある。
【図3】本発明である墓地用花立て器の使用状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 墓地用花立て器 2 筒部 2a 外周面 3 中空 4 差込部 4a 内部 5 下端部 5a 下端 6 上花柄 6a 下花柄 7 家名記載欄 8 供花 9 地面 9a 地中 10 墓石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の筒部の外周面の上部には花の絵図
    が描かれた上花柄、前記筒部の外周面の中央部には家名
    を記載する家名記載欄7、筒部の外周面の下部には下花
    柄があり、前記筒部の下方に差込部を連設し、差込部の
    下部はテーパー状に形成されているとともに下端は鋭角
    に形成したことを特徴とする墓地用花立て器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の墓地用花立て器の素材
    を紙としたことを特徴とする請求項1に記載の墓地用花
    立て器。
JP2001145245A 2001-05-15 2001-05-15 墓地用花立て器 Pending JP2002339598A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005253542A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Nagoya Mourudo:Kk 花器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005253542A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Nagoya Mourudo:Kk 花器
JP4698157B2 (ja) * 2004-03-09 2011-06-08 株式会社名古屋モウルド 花器

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