JP2002338183A - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

乗客コンベアの制御装置

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JP2002338183A
JP2002338183A JP2001144817A JP2001144817A JP2002338183A JP 2002338183 A JP2002338183 A JP 2002338183A JP 2001144817 A JP2001144817 A JP 2001144817A JP 2001144817 A JP2001144817 A JP 2001144817A JP 2002338183 A JP2002338183 A JP 2002338183A
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JP
Japan
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passenger conveyor
relay
escalator
stop
contact
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Application number
JP2001144817A
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English (en)
Inventor
Yuji Yamada
裕士 山田
Kiyotaka Kanie
清隆 蟹江
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で手間をかけずに乗客コンベアを遠隔操
作で停止できる乗客コンベアの制御装置の提供。 【解決手段】 乗客コンベア1を停止させるためのもの
で、遠隔地に設けられた停止スイッチ9と、この停止ス
イッチ9の投入で、前記走行手段による乗客コンベア1
の再起動を阻止する停止指令手段14、15とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーターや
動く歩道等の乗客コンベアの制御装置に係り、特に乗客
コンベアを遠隔的で停止させるのに好適な乗客コンベア
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乗客コンベアの制御装置は、特開
平10−236757号公報に記載されるように、移動
案内装置及びその周辺を監視するカメラと、該カメラに
よる監視エリア内に人が存在するか否かを検知するセン
サと、遠隔地に設けられて上記移動案内装置の起動/停
止を制御するコントローラとを備えると共に、上記コン
トローラに、上記移動案内装置の起動/停止制御時に上
記カメラによる監視エリア内に人がいないことを上記セ
ンサにより検知して起動又は停止制御する制御手段を備
えたものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来発明は、乗客
コンベアを遠隔操作で停止を行うとき、乗客コンベアの
利用者を監視するカメラを設けて、利用者がいないこと
を確認するためカメラやモニタ装置等の装置を設けねば
ならないことや、カメラの映像信号をモニタ装置で目視
によって確認するため、安全確認に手間を要する問題が
あった。
【0004】本発明の目的は、安価で手間をかけずに乗
客コンベアを遠隔操作で停止できる乗客コンベアの制御
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、乗客コンベア乗り口の前方に立設される
一対のポールに設けられ、遮光を検出して動作する少な
くとも一対の光電装置と、この光電装置の動作で前記乗
客コンベアを所定時間稼動させる走行手段とを備えた乗
客コンベアの制御装置において、前記乗客コンベアを停
止させるためのもので、遠隔地に設けられた停止スイッ
チと、この停止スイッチの投入で、前記走行手段による
乗客コンベアの再起動を阻止する停止指令手段とを備え
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の乗客コンベア装置の一実
施形態を図に基づき説明する。
【0007】図2において、乗客コンベアであるエスカ
レーター1の下部乗り口1Aの前方に一対のポール2が
立設され、この一対のポールには、図示しない投光部と
受光部2Aで構成される光電装置が対向して設けられ、
受光部2Aが図示しない投光部から発せられる光ビーム
の遮光を検出すると、付勢して閉成する開接点2Aaを
有する遮光検出リレーを内蔵しており、またエスカレー
ター1の上部欄干3の下部には受光部2Aの遮光検出に
よる利用者検出でエスカレーターを運転させ、接点4a
を有する投入スイッチ4が配設され、エスカレーター1
を動かす電動機6と、電動機6を制御する図1に示す制
御回路が少なくとも組み込まれる制御盤7が設置され、
この制御盤7からケーブル7Aを介して少なくとも1台
のエスカレーター1の運転状態や異常発生の有無、及び
停止操作等を行う遠隔監視盤8が接続され、この遠隔監
視盤8にはエスカレーター1に停止指令を与え、接点9
aを有する停止スイッチ9が配設されている。
【0008】また、図1において、電源P−N間に、接
点4aと後述する常閉接点15bと、常開接点10a
~10aを有する起動指令リレー10が直列接続さ
れ、接点4aに常開接点10aが並列接続されてい
る。
【0009】また、電源P−N間に常開接点2Aaと常
開接点11a、常閉接点11b、11bを有する利
用者検出リレー11とが直列接続されている。
【0010】また、常閉接点11bと、付勢して所定
時間である例えば2分が経過すると閉成する接点TAa
、TAaを有するタイマTAとが直列接続されてい
る。
【0011】また、電源P−N間に接点TAaと、付
勢して所定時間である例えば1秒が経過すると開放する
接点TBbを有するタイマTBとが直列接続されてい
る。
【0012】また、電源P−N間に、接点TAa、T
Bbと、常閉接点11bと、常開接点12aを有す
る運転停止リレー12が直列接続されている。
【0013】また、電源P−N間に、常開接点10
、11aと、接点Sにパルス信号が入力されると付
勢を継続し、端子Rにパルス信号が入力されると消勢す
るセットリセットリレーであり、付勢状態でエスカレー
ターを稼動させるとともに、常閉接点13bを有する起
動指令リレー13とが直列接続され、電源Pと端子R間
常開接点12aが接続されている。
【0014】また、電源P−N間に、接点9aと、常開
接点10a3と常開接点14a、14aを有する投
入スイッチ検出リレー14とが直列接続され、接点9a
に常開接点14aが並列接続されている。
【0015】また、電源P−N間に、常開接点14a
と、常閉接点13bと、常閉接点15bを有する起動
停止指令リレー15とが直列接続されている。
【0016】また、走行手段は、利用者検出リレー1
1、タイマTA、TB、自動停止リレー12、起動指令
リレー13とで構成されている。
【0017】次に、本実施形態の動作の説明を行う。
【0018】まずエスカレーター1を起動するとき、投
入スイッチ4に図示しない鍵を挿入して回動させると、
接点4aが閉成し、P−4a−15b−10−Nの回路
が形成され、起動指令リレー10が付勢し、P−10a
−15b−10−Nの回路で自動保接される。
【0019】このような状態で利用者がポール2の位置
にくると受光部2Aが遮光を検出して図示しない遮光検
出リレーが付勢するので、P−2Aa−11−Nの回路
が形成され、利用者検出リレー11が付勢し、P−10
−11a−S−13−Nの回路が形成されて起動指
令リレー13が付勢してエスカレーター11は上昇運転
を行う。また、利用者がポール2を通過すると図示しな
い遮光検出リレーは消勢し、P−11b−TA−Nの
回路が形成され、タイマTAが付勢し、このタイマTA
の付勢から約2分経過すると接点TAa、TAa
閉成して、P−TAa−TB−Nの回路が形成され、
タイマTBが付勢し、P−TAa−TBb−11b
−12−Nの回路で、接点TBbが閉成している。約1
秒の間に、受光部2Aの遮光検出で利用者検出リレー1
1が付勢すると、P−11b−TA−Nの回路が開放
するので、タイマTAが消勢し、計数した時間はリセッ
トされ、エスカレーターの上昇運転は継続される。利用
者がポール2を通過せず利用検出リレー11が消勢して
いる場合は、P−TAa−TBb−11b−12
−Nの回路が形成され、運転停止リレー12が閉成し、
P−12a−R−13−Nの回路が形成され、起動指令
リレー13が消勢してエスカレーター1は停止する。
【0020】このように、エスカレーター1は利用者を
受光部2Aで検出して約2分間の上昇運転を行う。
【0021】次に、エスカレーター1を遠隔監視盤8の
停止スイッチ9の操作することで、受光部2Aの利用者
検出を行ってもエスカレーター1を上昇運転の再起動を
阻止させる動作の説明を行う。
【0022】まず、エスカレーター1が上昇運転してい
る時に、停止スイッチ9に図示しない鍵を挿入して回動
させると、接点9aが閉成し、P−9a−10a−1
4−Nの回路が形成され、投入スイッチ検出リレー14
が付勢し、P−14a−10a−14−Nの回路で
自己保持される。また、起動停止指令リレー15が付勢
するので、P−10a−15b−10−Nの回路が開
放して起動指令リレー10が消勢する。さらに、P−T
Aa−TBb−11b−12−Nの回路が形成さ
れ、運転停止リレー12が付勢して、P−12a−R−
13−Nの回路の形成で、起動指令リレー13が消勢し
て、エスカレーターは停止する。ここで、受光部2Aが
利用者検出しても、起動指令リレー10が消勢している
ので、P−10−11a−S−13−Nの回路が形成さ
れず、起動指令リレー13が付勢することはないので、
エスカレーター1の再起動は阻止される。
【0023】本実施形態によれば、遠隔監視盤8の停止
スイッチ9の操作時期は、エスカレーター1の運転や停
止にかかわらず、いつでもよいので、操作する人のエス
カレーター1の利用者確認の手間が省ける。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、遠隔地に設けた停止ス
イッチを操作すると、利用者を光電装置で検出して稼動
した乗客コンベアが所定時間経過して停止すると、停止
指令手段の動作により走行手段による乗客コンベアの再
起動を停止するようにしたので、安価で、手間をかけず
に安全に乗客コンベアの遠隔操作による停止作業を行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗客コンベアの制御装置の一実施形態
を示す要部回路図である。
【図2】本発明の一実施形態の要部構成を示すエスカレ
ーターの要部破断側面図である。
【符号の説明】
1 エスカレーター 2 受光部 9 停止スイッチ 10 起動停止準備リレー 11 利用者検出リレー 12 運転停止リレー 13 起動指令リレー 14 投入スイッチ検出リレー 15 起動停止指令リレー TA タイマ TB タイマ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客コンベア乗り口の前方に立設される
    一対のポールに設けられ、遮光を検出して動作する少な
    くとも一対の光電装置と、この光電装置の動作で前記乗
    客コンベアを所定時間稼動させる走行手段とを備えた乗
    客コンベアの制御装置において、前記乗客コンベアを停
    止させるためのもので、遠隔地に設けられた停止スイッ
    チと、この停止スイッチの投入で、前記走行手段による
    乗客コンベアの再起動を阻止する停止指令手段とを備え
    たことを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記停止指令手段は、前記乗客コンベア
    が停止すると動作することを特徴とする請求項1記載の
    乗客コンベアの制御装置。
JP2001144817A 2001-05-15 2001-05-15 乗客コンベアの制御装置 Pending JP2002338183A (ja)

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