JP2002338095A - 紙幅調節機構及びこれを備えたプリンタ - Google Patents

紙幅調節機構及びこれを備えたプリンタ

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JP2002338095A JP2001149433A JP2001149433A JP2002338095A JP 2002338095 A JP2002338095 A JP 2002338095A JP 2001149433 A JP2001149433 A JP 2001149433A JP 2001149433 A JP2001149433 A JP 2001149433A JP 2002338095 A JP2002338095 A JP 2002338095A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一つの仕切り部材でも多くの規格幅をもつロー
ル紙だけでなく、規格以外の幅のロール紙にも調節可能
であって、しかも、紙幅の設定変更が容易な紙幅調節機
構を提供すること。 【解決手段】本発明に係る紙幅調節機構20は、所定の
紙幅のロール紙を収容可能であって、紙幅方向に延びる
スライド軸23と、異なるロール紙の紙幅に応じて複数
設けられた位置決め部25とを有するロール紙ホルダ2
1と、ロール紙の端面と当接可能であって、ロール紙ホ
ルダのスライド軸23と係合することによって紙幅方向
に移動可能に支持されるとともに、ロール紙ホルダ21
の位置決め部25と係合した状態で紙幅方向の所定の位
置が定められるように構成された仕切り部材31とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ロール紙
から引き出される記録紙に印字を行うプリンタに関し、
特に、異なる紙幅のロール紙に対応するための紙幅調節
機構を備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、感熱用のロール紙やラベル用の
ロール紙には、数種の規格幅があり、このようなロール
紙に印字を行うプリンタにおいては、ロール紙ホルダを
最大の規格幅のロール紙を収容可能な大きさとし、最大
の規格幅より小さい規格幅のロール紙にも対応するた
め、ロール紙ホルダに仕切り板が用いられている。
【0003】この仕切り板は、ロール紙ホルダと複数の
箇所で係合することによって、所望の規格幅に応じた位
置に装着されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術においては、特に、ラベル状のロール紙を
用いるにあたって、連続の感熱用のロール紙の場合より
も規格幅の種類が多く、しかも、規格以外の幅のロール
紙をプリンタに対応させたいという要望もあるため、従
来用いていた仕切り板又はロール紙ホルダの他に、別個
のものを用意しなければならず、このことがコスト高に
つながるという問題があった。
【0005】一方、従来の仕切り板は、ロール紙ホルダ
から浮いて装着されるとその隙間に記録紙が入り込むこ
とがあるため、ロール紙ホルダに密着した状態で装着さ
れるようになっているが、このことは、仕切り板をある
規格幅に設定すると、その設定を変更するのに手間がか
かるという問題もあった。
【0006】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、一つの仕切り部材でも多くの規格幅をもつロール紙
だけでなく、規格以外の幅のロール紙にも調節可能であ
って、しかも、紙幅の設定変更が容易な紙幅調節機構を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明は、所定の紙幅のロール紙を収容可能
であって、紙幅方向に延びるスライド軸と、異なるロー
ル紙の紙幅に応じて複数設けられた位置決め部とを有す
るロール紙ホルダと、ロール紙の端面と当接可能であっ
て、ロール紙ホルダのスライド軸と係合することによっ
て紙幅方向に移動可能に支持されるとともに、ロール紙
ホルダの位置決め部と係合した状態で紙幅方向の所定の
位置が定められるように構成された仕切り部材とを備え
た紙幅調節機構である。
【0008】本発明によれば、仕切り部材を、ロール紙
ホルダにおいて紙幅方向に移動するようにし、さらに、
ロール紙ホルダの位置決め部と係合した状態で紙幅方向
の位置を調節することにより、一つの仕切り部材でも多
くの規格幅をもつロール紙だけでなく、規格以外の幅の
ロール紙にも対応することができる。
【0009】本発明において、仕切り部材は、ロール紙
の端面と当接可能なスライド部と、このスライド部に略
垂直に設けられた第1のアーム部及び第2のアーム部と
を有し、第1のアーム部には、ロール紙ホルダのスライ
ド軸に嵌合可能な軸受部が設けられ、第2のアーム部に
は、ロール紙ホルダの位置決め部の一部又は全部と係合
可能な調節部が設けられていることも効果的である。
【0010】本発明によれば、ロール紙ホルダにスライ
ド可能であって、所定の位置に調節可能な構成をもつ仕
切り部材を得ることができ、さらに、このような仕切り
部材の大きさを最小にすることが可能になる。
【0011】本発明において、ロール紙ホルダの位置決
め部は、ねじを案内する穴を有する部分が突状に形成さ
れることによって構成される一方で、仕切り部材の調節
部は、その位置決め部にはまるように所定の大きさをも
って紙幅方向に長く形成されていることも効果的であ
る。
【0012】本発明によれば、ロール紙ホルダと仕切り
部材との間に、位置決め部と調節孔と係合による位置調
節を施すことにより、複数の規格幅をもつロール紙に対
応することが可能になることと併せて、仕切り部材をロ
ール紙ホルダにねじによって固定することにより、仕切
り部材をロール紙ホルダとの間に隙間なく密着させるこ
とが可能になる一方で、紙幅の設定変更を容易すること
ができる。
【0013】本発明において、ロール紙ホルダには、仕
切り部材の紙幅方向の位置を定めるための目盛りが付さ
れていることも効果的である。
【0014】本発明によれば、仕切り部材を、目盛りを
介してロール紙ホルダに対して調節することにより、規
格以外の幅のロール紙にも対応することができる。
【0015】本発明において、仕切り部材は、第1、第
2のアーム部のいずれか一方又は双方がロール紙ホルダ
のロール紙の側部のうち基準となる第1の側部と当接可
能であって、ロール紙ホルダに収容すべきロール紙の最
小幅とほぼ等しい長さに設定されていることも効果的で
ある。
【0016】本発明によれば、仕切り部材の第1、第2
のアーム部のいずれか一方又は双方をロール紙ホルダの
第1の側部に突き当てるだけで、最小幅のロール紙に対
応することができる。
【0017】本発明において、仕切り部材は、スライド
部の厚さがロール紙ホルダの側部のうち第1の側部と反
対側の第2の側部とスライド部自身との間隔が、ロール
紙の最小幅より小さくなるように設定されていることも
効果的である。
【0018】本発明によれば、仕切り部材のスライド部
とロール紙ホルダの第2の側部の間に形成される空間
は、最小幅のロール紙でさえ収容できない大きさである
ため、必ず、仕切り部材のスライド部とロール紙ホルダ
の第1の側部の間にしかロール紙が収容されず、オペレ
ータの誤操作を防止することができる。
【0019】本発明において、仕切り部材のスライド部
には、第1、第2のアーム部と反対方向に延びる第3の
アーム部がロール紙ホルダの第2の側部と当接可能な範
囲で設けられていることも効果的である。
【0020】本発明によれば、仕切り部材の第3のアー
ム部の存在により、仕切り部材のスライド部とロール紙
ホルダの第2の側部の間にロール紙を収容するという誤
操作を防止できることと併せて、第3のアーム部の長さ
を所定の値に設定すれば、対応しうるロール紙の規格幅
を増やすことができる。
【0021】本発明において、ロール紙ホルダには、仕
切り部材を第1、第2のアーム部のいずれか一方又は双
方が第1の側部に当接した状態で導くためのガイド部が
設けられる一方で、仕切り部材のスライド部の一部が、
そのガイド部と係合可能に構成されていることも効果的
である。
【0022】本発明によれば、仕切り部材を、第1のア
ームがロール紙ホルダの第1の側部に当接又は接近した
状態でのみロール紙ホルダに装着させることにより、装
着した状態では必ず最小幅のロール紙に対応できるよう
になっているため、そのロール紙を用いる場合には調節
の必要がないという利点がある。
【0023】本発明において、ロール紙ホルダは、ガイ
ド部がスライド軸に向かう方向に延びるように形成され
ていることも効果的である。
【0024】本発明によれば、仕切り部材のスライド部
の一部をロール紙ホルダのガイド部に係合させてから、
その仕切り部材を落とし込むだけで、ロール紙ホルダの
スライド軸にはめることができるため、仕切り部材の操
作性を向上することができる。
【0025】本発明において、仕切り部材は、スライド
部が一部切り欠かれたような形状であってその切欠き部
分に摘み部が形成されていることも効果的である。
【0026】本発明によれば、仕切り部材の摘み部が視
覚的に認識されやすいため、オペレータが掴みやすく、
仕切り部材の位置調整を容易に行うことができる。
【0027】本発明において、仕切り部材は、ロール紙
ホルダに装着された状態においてスライド部がロール紙
ホルダの第1、第2の側部より低くなるような大きさで
形成されていることも効果的である。
【0028】本発明によれば、ロール紙ホルダと仕切り
部材との間において、ロール紙の装着や取り外しを容易
にすることができる。
【0029】一方、本発明は、上記発明のいずれか一つ
の紙幅調節機構と、その紙幅調節機構に装填されたロー
ル紙から引き出される記録紙に印字可能な印字ヘッド
と、この印字ヘッドとの間に記録紙を紙送り可能なプラ
テンローラとを備えたことを特徴とするプリンタであ
る。
【0030】本発明によれば、多くの規格幅をもつロー
ル紙だけでなく、規格以外の幅のロール紙にも対応可能
なプリンタを得ることができ、特に、紙幅の種類が多い
ラベル用のプリンタに有効である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る紙幅調節機構
を備えたプリンタの好ましい実施の形態を図面を参照し
て詳細に説明する。
【0032】図1は、本実施の形態のプリンタの概略構
成を示す側面図である。
【0033】図2は、同プリンタのカバーが開いた状態
を示す側面図、図3は、同プリンタのカバーが開いた状
態を示す斜視図、図4は、同プリンタのカバーが開いた
状態の要部を示す斜視図である。
【0034】図5は、本実施の形態の紙幅調節機構の概
略構成を示す正面図、図6は、同紙幅調節機構のうちロ
ール紙ホルダの概略構成を示す斜視図、図7(a)
(b)は、同紙幅調節機構のうち仕切り部材の概略構成
を示す斜視図である。
【0035】図8(a)〜(f)は、同ロール紙ホルダ
と同仕切り部材のロール紙の幅調節についての位置関係
を示す図である。
【0036】図1又は図2に示すように、本実施の形態
のプリンタ1は、横置き又は縦置きのいずれにも設置可
能なものであって、略直方体状に形成された本体ケース
2を有し、この本体ケース2に平板状のカバー3が開閉
可能に支持されている。このカバー3は、解除レバー4
によって本体ケース2と係合又はその解除されるように
構成され、開かれた場合には、本体ケース2の一側面2
aと略同一平面上に配置されるようになっている。
【0037】ここで、プリンタ1は、横置きにする場合
には、本体ケース2の側面のうち、カバー3を上部に配
置するような側面(図2の下面)2bを底にして配置さ
れ、縦置きにする場合には、開かれたカバー3と同一平
面をなすような側面2a(図2の左側面)を底にして配
置されるが、以下の説明において、プリンタ1の内部構
成の位置関係については、横置きにしたものを基準に述
べる。
【0038】本体ケース2の前方側(図1の右側)の部
位には、感熱方式により印字可能な印字ヘッド5が設け
られている。一方、カバー3の先端部分には、印字ヘッ
ド5との間に記録紙を紙送り可能なプラテンローラ6が
設けられている。このプラテンローラ6は、カバー3が
閉じられた場合、印字ヘッド5と対向する位置に配置さ
れている。
【0039】本体ケース2の印字ヘッド5より上側の部
位には、可動刃7が紙幅方向に移動可能に構成されたカ
ッタユニット8が設けられている。一方、カバー3の先
端部分には、可動刃7との間に記録紙を切断可能な固定
刃(図示しない)が設けられている。この固定刃は、カ
バー3が閉じられた場合、可動刃7と接触可能な位置に
配置されている。
【0040】図3又は図4に示すように、本体ケース2
の中央部分には、ロール紙ホルダ21と、必要に応じて
用いられる仕切り部材31とからなる紙幅調節機構20
が設けられている。
【0041】図6に示すように、ロール紙ホルダ21
は、ロール紙を収容するためのもので、略凹曲面状の底
部21aと、略平板状の一対の側部21b、21cとか
ら一体的なケース状に形成されている。このロール紙ホ
ルダ21には、連続の感熱ロール紙又はラベル状の感熱
紙のいずれも用いられるが、特に、ラベル状の感熱ロー
ル紙にあっては、このロール紙とロール紙ホルダとの摩
擦抵抗を小さくするように、ロール紙ホルダ21の底部
21aには、支持ローラ22が回転可能に複数設けられ
ている。
【0042】なお、これらの支持ローラ22のいずれか
は、使用に応じて径が変化するロール紙と接触するよう
になっている。ロール紙径が所定の値(例えばφ43m
m)に達するまで、支持ローラ22は、ロール紙ホルダ
21の底部21aと接触せずこれらの間に生じる負荷が
低減され、また、ロール紙径がその値を越えると、支持
ローラ22は、ロール紙ホルダ21の底部21aと接触
するが、この場合、ロール紙径が小さいため、これらの
間に生じる負荷は問題とならない。
【0043】ロール紙ホルダ21の側部21b、21c
は、このような底部21aの両端部分に、所定の間隔を
おいて互いに平行になるように設けられている。ロール
紙ホルダ21の側部21b、21cの間隔は、本実施の
形態に用いられるロール紙の最大規格幅W1(例えば8
0mm)より若干大きめに設定されている。
【0044】一方、仕切り部材31は、図7(a)
(b)に示すように、最大規格幅W1より小さい幅のロ
ール紙を収容する際にロール紙ホルダ21内を仕切るた
めのもので、略平板状のスライド部31aと、このスラ
イド部31aと直交する一方向に延びる第1のアーム部
31b及び第2のアーム部31cと、スライド部31a
と直交する他の方向に延びる第3のアーム部31dとか
ら一体的になる。
【0045】このような仕切り部材31は、樹脂材料か
ら成型されたのもので、第1のアーム部31bが、第2
のアーム部31cより長く形成される一方、第3のアー
ム部31dは、折られることによってスライド部31a
から除去可能に形成されている。
【0046】ここで、ロール紙ホルダ21の側部21
b、21cのうち、基準となる側部を第1の側部(図6
の左側の側部)21bとし、反対側の側部を第2の側部
21cとした場合、仕切り部材31の第1、第2のアー
ム部31b、31cは、スライド部31aにつきロール
紙ホルダ21の第1の側部21bと対向する側に配置さ
れ、仕切り部材31の第3のアーム部31dは、スライ
ド部31aにつきロール紙ホルダ21の第2の側部21
cと対向する側に配置されている。
【0047】仕切り部材31のスライド部31aは、プ
リンタ1の設置姿勢(縦置き又は横置き)にかかわらず
使用可能とするため、略円板状のものから所定の大きさ
の円周角をもって切り欠かれたような形状であって、切
り欠かれた部分の高さがロール紙ホルダ21の第1、第
2の側部21b、21cより低くなるように形成され、
また、スライド部31aの略中央部分には、薄い円板状
の摘み部31eが形成されている。なお、スライド部3
1aの切欠きの大きさは、オペレータが摘み部を掴む際
に手がぶつからない程度に定められている。
【0048】以下、上述のようなロール紙ホルダ21と
仕切り部材31の相互関係については、図4、図5、図
6、図7(a)(b)及び図8(a)〜(f)を参照し
て説明する。
【0049】ロール紙ホルダ21の底部21aの近傍に
は、スライド軸23が、第1、第2の側部21b、21
cの双方に挟まれることによって固定されている。これ
に対し、仕切り部材31の第1のアーム部31bの裏側
には、ロール紙ホルダ21のスライド軸23に嵌合可能
な軸受部32が形成されている。
【0050】これにより、仕切り部材31は、スライド
部31aが、ロール紙ホルダ21の第1、第2の側部2
1b、21cの双方と平行な状態を保ったまま移動可能
に支持されるとともに、第1のアーム部31bが、ロー
ル紙ホルダ21の第1の側部21bと当接可能になって
いる。
【0051】第1のアーム部31bの長さは、スライド
部31aと、ロール紙ホルダ21の第1の側部21bと
の間隔を、本実施の形態に用いられるロール紙の最小規
格幅W6(例えば36mm)より若干大きめに保つように
定められている。
【0052】仕切り部材31のスライド部31aの厚さ
は、第1のアーム部31bがロール紙ホルダ21の第1
の側部21bに当接した状態で、スライド部31a自身
と、ロール紙ホルダ21の第2の側部21cとの間隔
を、ロール紙の最小規格幅W6より小さい幅に保つよう
に定められている。
【0053】これにより、仕切り部材31は、第1のア
ーム部31bがロール紙ホルダ21の第1の側部21b
に当接した状態で、第1の側部21bとの間に最小規格
幅W6のロール紙を収容する空間を形成する一方で、第
2の側部21cとの間にロール紙を収容できないように
なっている。
【0054】また、スライド部31aの厚さは、上記条
件を満たす範囲において、スライド部31aから第3の
アーム部31dを取り去って、スライド部31a自体が
ロール紙ホルダ21の第2の側部21cに当接した状態
で、スライド部31aと、ロール紙ホルダ21の第1の
側部21bとの間隔を、ロール紙の規格幅W2(例えば
70mm、ただし、W6<W2<W1)より若干大きめの
幅に保つように定められている。
【0055】第3のアーム部31dの長さは、第3のア
ーム部31dがロール紙ホルダ21の第2の側部21c
に当接した状態で、スライド部31aと、ロール紙ホル
ダ21の第1の側部21bとの間隔を、ロール紙の規格
幅W3(例えば60mm、ただし、W6<W3<W2)よ
り若干大きめの幅に保つように定められている。
【0056】ロール紙ホルダ21の底部21aの後方上
部分には、一対の互いに平行なガイド片24、24が、
スライド軸23と直交するように設けられている。これ
に対し、仕切り部材31のスライド部31aには、ロー
ル紙ホルダ21のガイド片24、24の双方の間に挿入
可能な係合片33が、後方側に突出して形成されてい
る。
【0057】これにより、仕切り部材31は、係合片3
3が、ロール紙ホルダ21のガイド片24、24の双方
に挟まれた状態で、第1のアーム部31bの軸受部32
が、ロール紙ホルダ21のスライド軸23にはまること
によって、最小規格幅W6のロール紙を収容可能な位置
に配置されるようになっている。なお、ロール紙ホルダ
21の各ガイド片24、24は、支持ローラ22を支持
するための部材を兼ねてもよい。
【0058】ロール紙ホルダ21の底部21aの前方部
分(図6の下側部分)には、仕切り部材31の位置を決
定するための位置決め部25が、紙幅方向に複数配列さ
れるが、本実施の形態の場合、第1の位置決め部25a
と、第2の位置決め部25bとが設けられている。第
1、第2の位置決め部25a、25bは、それぞれ、第
1の側部21bから所定の間隔をおいた位置に、円柱形
状に形成されている。このような第1、第2の位置決め
部25a、25bには、それぞれ、ねじの案内穴が形成
されている。また、位置決め部25の裏側には、案内穴
と同一位置に雌ねじを形成するための部材(図示せず)
が圧入されている。雌ねじが形成されている。
【0059】これに対し、仕切り部材31の第2のアー
ム部31cには、ロール紙ホルダ21の第1、第2の位
置決め部25a、25bの双方に嵌合可能な調節孔34
が形成されている。この調節孔34は、長軸に紙幅方向
の所定の長さをもち、かつ、短軸に第1、第2の位置決
め部25a、25bの外径をもつ長孔状に形成され、ス
ライド部31aを、ロール紙ホルダ21の第1の側部2
1bに対してロール紙の紙幅を調節するような位置に配
置されている。
【0060】なお、仕切り部材31の調節孔34は、第
2のアーム部31c自体から下がった位置に配置され、
この調節孔34にロール紙ホルダ21の第1、第2の位
置決め部25a、25bがはめられた状態で雄ねじが締
められても、その雄ねじの頭は、第2のアーム部31c
からはみ出ない、すなわち、ロール紙と接触しないよう
になっている。
【0061】これにより、仕切り部材31は、スライド
軸23と軸受部32及び調節孔34と第1、第2の位置
決め部25a、25bにより紙幅方向に摺動可能に保持
される。仕切り部材31の固定については、第1、第2
の位置決め部25a、25bに形成されたねじの案内穴
に雄ねじを通し、位置決め部25の雌ねじを形成するた
めの部材に雄ねじを締め付けることによって行われる。
【0062】ねじ案内穴としては、第1、第2の位置決
め部25a、25bの双方が存するが、それぞの穴の大
きさによって紙幅の対応可能な領域が異なる。
【0063】第1の位置決め部25a側を用いることに
より、ロール紙の規格幅W4=38〜58mm、第2の位
置決め部25b側を用いることにより、W5=50〜7
0mmである。
【0064】そのため、第1第2の位置決め部25a、
25bの双方が共通する領域は、50〜58mmであり、
W5(min)=50mm、W4(Max)=58mmとす
れば、W5(min)の位置は、ねじの頭の外周と調節
孔34の右端壁34aの当接により、また、W4(Ma
x)の位置は、ねじのねじ山部と調節孔34の左端壁3
4bの当接により決定される。
【0065】ロール紙ホルダ21の底部21aの前端部
分には、目盛り26が付されている。この目盛り26
は、ロール紙ホルダ21の第1の側部21bの端面を基
準にして、スライド部31aの端面までの長さを仕切り
部材31の移動量に応じて示すようになっている。
【0066】このような構成を有する本実施の形態にお
いては、図8(f)に示すように、最大規格幅W1のロ
ール紙を用いる場合、仕切り部材31を使わずに、その
まま、このロール紙をロール紙ホルダ21に収容する。
【0067】図3又は図4に示すように、最大規格幅W
1より小さい幅のロール紙を用いる場合には、まず、仕
切り部材31をロール紙ホルダ21に装着する。
【0068】この場合、仕切り部材31を、係合片33
をガイド片24、24の双方の間に挿入してから、その
まま落とし込むことによって、第1のアーム部31bの
軸受部32をロール紙ホルダ21のスライド軸23には
める。
【0069】これにより、図8(a)に示すように、仕
切り部材31の調節孔34が、ロール紙ホルダ21の第
1の位置決め部25aにはまる一方で、ロール紙ホルダ
21と仕切り部材31との間に、最小規格幅W6のロー
ル紙を収容する空間が形成され、最小規格幅W6のロー
ル紙を用いる場合には、そのままの状態で、ねじを第1
の位置決め部25a側で締め込み、仕切り部材31を固
定する。
【0070】図8(b)に示すように、規格幅W5mi
nのロール紙を用いる場合には、仕切り部材31の調節
孔34にロール紙ホルダ21の第2の位置決め部25b
をもはめてから、仕切り部材31を、摘み部31eもっ
てスライドし、調節孔34の右端壁34aとロール紙ホ
ルダ21の第2の位置決め部25bを使用してねじ止め
した際にそのねじの頭と突き当たる位置に定める。
【0071】図8(c)に示すように、規格幅W4Ma
xのロール紙を用いる場合には、仕切り部材31を、さ
らにスライドしてから、調節孔34の左端壁34bが第
1の位置決め部25aを使用してねじ止めした際にその
ねじのねじ山部と突き当たる位置に定める。図8(b)
(c)は、第1、第2の位置決め部25a、25bで共
通する紙幅領域があるため、反対側の穴にねじを通して
も問題ない。
【0072】図8(d)に示すように、規格幅W3のロ
ール紙を用いる場合には、仕切り部材31の調節孔34
からロール紙ホルダ21の第1の位置決め部25aを外
してから、仕切り部材31を、摘み部31eをもってス
ライドし、第3のアーム部31dがロール紙ホルダ21
の第2の側部21cに突き当たる位置に定める。
【0073】図8(e)に示すように、規格幅W2のロ
ール紙を用いる場合には、仕切り部材31の第3のアー
ム部31dを折ってから、仕切り部材31を、摘み部3
1eをもってスライドし、スライド部31a自体がロー
ル紙ホルダ21の第2の側部21cに突き当たる位置に
定める。
【0074】一方、上記規格幅W1〜W6以外の幅のロ
ール紙を用いる場合や、規格幅W1〜W6のロール紙で
あっても、ロール紙を収容する空間の大きさを微調節す
る場合には、仕切り部材31を、摘み部31eをもって
スライドし、スライド部31aの端面をロール紙ホルダ
21の目盛りに合わせることによって、所望の値に設定
する。
【0075】そして、仕切り部材31を上記いずれかの
位置に定めた後、ロール紙ホルダ21の第1、第2の位
置決め部25a、25bのいずれか一方又は双方に雄ね
じを締め付けることによって仕切り部材31をロール紙
ホルダ21に固定する。
【0076】他方、ロール紙の幅の設定を変更する場合
には、一旦、締め付けた雄ねじを緩めた後、あるいは、
ねじを外してからねじ穴を他方に変更した後、仕切り部
材31を、摘み部31eをもってスライドし、所望の位
置に定めてから、再度、雄ねじを締め付けることによっ
て、仕切り部材31をロール紙ホルダ21に固定する。
【0077】以上述べたように本実施の形態によれば、
仕切り部材31を、ロール紙ホルダ21において紙幅方
向にスライドするようにし、さらに、調節孔34におい
て少なくともロール紙ホルダ21の第1、第2の位置決
め部25a、25bのいずれか一方と係合するようにし
たことから、一つの仕切り部材31でも多くの規格幅を
もつロール紙だけでなく、規格以外の幅のロール紙にも
対応することができる。
【0078】特に、本実施の形態の場合、仕切り部材3
1をロール紙ホルダ21に固定するのに、ねじを用いた
ことから、仕切り部材31をロール紙ホルダ21との間
に隙間なく密着させることができることと併せて、紙幅
の設定変更を容易にすることができる。
【0079】また、本実施の形態によれば、仕切り部材
31に、第1、第3のアーム部31b、31dの長さ
や、第3のアーム部31dを除去した上でのスライド部
31aの厚さについて所期の設定を施すことにより、ま
た、ロール紙ホルダ21と仕切り部材31との間に、位
置決め部25と調節孔34と係合による位置調節を施す
ことにより、複数の規格幅をもつロール紙に対応するこ
とができる。
【0080】さらに、本実施の形態によれば、仕切り部
材31を、目盛り26を介してロール紙ホルダ21に対
して調節するようにしたことから、規格以外の幅のロー
ル紙にも対応することができる。
【0081】さらにまた、本実施の形態によれば、仕切
り部材31を、第1のアーム31bがロール紙ホルダ2
1の第1の側部21bに当接又は接近した状態でのみロ
ール紙ホルダ21に装着するようにしたことから、装着
した状態では必ず最小規格幅W6のロール紙に対応でき
るようになっているため、そのロール紙を用いる場合に
は調節の必要がないという利点がある。
【0082】特に、この場合、仕切り部材31のスライ
ド部31aの幅の設定や、第3のアーム部31dの存在
により、スライド部31aとロール紙ホルダ21の第2
の側部21cの間には、最小規格幅W6のロール紙でさ
え収容できないため、オペレータの誤操作を防止するこ
とができる。
【0083】さらに加えて、仕切り部材31のスライド
部31aの一部を切り欠いてそこに摘み部31eを設け
たことに加え、スライド部31aの縁部分をロール紙ホ
ルダ21の縁部分より低くくしたことから、オペレータ
が摘み部31eを掴みやすくできるとともに、ロール紙
の装着や取り外しを容易にすることができる。
【0084】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0085】例えば、上記実施の形態においては、複数
の規格幅のロール紙に対応するため、仕切り部材の一つ
の調節孔に対して、ロール紙ホルダに位置決め部を2個
設けたが、本発明の場合、規格幅の種類に応じて、位置
決め突部を1個又は3個以上にしたり、仕切り部材の調
節孔を複数にすることも可能である。
【0086】また、上記実施の形態においては、規格以
外の幅のロール紙にも対応するため、ロール紙ホルダに
目盛りを付したが、本発明の場合、紙送り精度の向上を
図るべくロール紙ホルダ内の遊びを小さくする場合や、
あるいは、紙詰まりを防止すべくロール紙ホルダ内の遊
びを大きくする場合など、一旦、設定した規格幅を微調
節する観点から、目盛りに規格幅を示す数字を記載する
こともできる。
【0087】さらに、上記実施の形態においては、規格
幅を設定する際に仕切り部材の第1、第3のアーム部を
用いたが、本発明の場合、第3のアーム部を異なる長さ
の複数のものとして適宜不要なアーム部を除去すること
により、規格幅に対応する範囲を拡げることができる。
【0088】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、仕切
り部材を、ロール紙ホルダにおいて紙幅方向に移動する
ようにし、さらに、ロール紙ホルダの位置決め部と係合
した状態で紙幅方向の位置を調節することにより、一つ
の仕切り部材でも多くの規格幅をもつロール紙だけでな
く、規格以外の幅のロール紙にも対応することができ
る。
【0089】また、本発明によれば、ロール紙ホルダに
スライド可能であって、所定の位置に調節可能な構成を
もつ仕切り部材を得ることができ、さらに、このような
仕切り部材の大きさを最小にすることが可能になるた
め、プリンタの小型化を図ることが可能になる。
【0090】さらに、本発明によれば、ロール紙ホルダ
と仕切り部材との間に、位置決め部と調節孔と係合によ
る位置調節を施すことにより、複数の規格幅をもつロー
ル紙に対応することが可能になることと併せて、仕切り
部材をロール紙ホルダにねじによって固定することによ
り、仕切り部材をロール紙ホルダとの間に隙間なく密着
させることが可能になる一方で、紙幅の設定変更を容易
することができる。
【0091】さらにまた、本発明によれば、仕切り部材
を、目盛りを介してロール紙ホルダに対して調節するこ
とにより、規格以外の幅のロール紙にも対応することが
できる。
【0092】さらに加えて、本発明によれば、仕切り部
材の第1、第2のアーム部のいずれか一方又は双方をロ
ール紙ホルダの第1の側部に突き当てるだけで、最小幅
のロール紙に対応することができる。
【0093】また、本発明によれば、仕切り部材のスラ
イド部とロール紙ホルダの第2の側部の間に形成される
空間は、最小幅のロール紙でさえ収容できない大きさで
あるため、必ず、仕切り部材のスライド部とロール紙ホ
ルダの第1の側部の間にしかロール紙が収容されず、オ
ペレータの誤操作を防止することができる。
【0094】さらに、本発明によれば、仕切り部材の第
3のアーム部の存在により、仕切り部材のスライド部と
ロール紙ホルダの第2の側部の間にロール紙を収容する
という誤操作を防止できることと併せて、第3のアーム
部の長さを所定の値に設定すれば、対応しうるロール紙
の規格幅を増やすことができる。
【0095】さらにまた、本発明によれば、仕切り部材
を、第1のアームがロール紙ホルダの第1の側部に当接
又は接近した状態でのみロール紙ホルダに装着させるこ
とにより、装着した状態では必ず最小幅のロール紙に対
応できるようになっているため、そのロール紙を用いる
場合には調節の必要がないという利点がある。
【0096】さらに加えて、本発明によれば、仕切り部
材のスライド部の一部をロール紙ホルダのガイド部に係
合させてから、その仕切り部材を落とし込むだけで、ロ
ール紙ホルダのスライド軸にはめることができるため、
仕切り部材の操作性を向上することができる。
【0097】また、本発明によれば、ロール紙ホルダと
仕切り部材との間において、ロール紙の装着や取り外し
を容易にすることができる。
【0098】一方、本発明によれば、多くの規格幅をも
つロール紙だけでなく、規格以外の幅のロール紙にも対
応可能なプリンタを得ることができ、特に、紙幅の種類
の多いラベル用のプリンタに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のプリンタの概略構成を示す側面
図である。
【図2】同プリンタのカバーが開いた状態を示す側面図
である。
【図3】同プリンタのカバーが開いた状態を示す斜視図
である。
【図4】同プリンタのカバーが開いた状態の要部を示す
斜視図である。
【図5】本実施の形態の紙幅調節機構の概略構成を示す
正面図である。
【図6】同紙幅調節機構のうちロール紙ホルダの概略構
成を示す斜視図である。
【図7】(a)(b):同紙幅調節機構のうち仕切り部
材の概略構成を示す斜視図である。
【図8】(a)〜(f):同ロール紙ホルダと同仕切り
部材のロール紙の幅調節についての位置関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
5 印字ヘッド 6 プラテンローラ 20 紙幅調節機構 21 ロール紙ホルダ 21b 第1の側部 21c 第2の側部 23 スライド軸 25 位置決め部 26 目盛り 31 仕切り部材 31a スライド部 31b 第1のアーム部 31c 第2のアーム部 31d 第3のアーム部 31e 摘み部 32 軸受部 33 係合片

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の紙幅のロール紙を収容可能であっ
    て、紙幅方向に延びるスライド軸と、異なるロール紙の
    紙幅に応じて複数設けられた位置決め部とを有するロー
    ル紙ホルダと、 ロール紙の端面と当接可能であって、前記ロール紙ホル
    ダのスライド軸と係合することによって紙幅方向に移動
    可能に支持されるとともに、前記ロール紙ホルダの位置
    決め部と係合した状態で紙幅方向の所定の位置が定めら
    れるように構成された仕切り部材とを備えた紙幅調節機
    構。
  2. 【請求項2】前記仕切り部材は、ロール紙の端面と当接
    可能なスライド部と、該スライド部に略垂直に設けられ
    た第1のアーム部及び第2のアーム部とを有し、第1の
    アーム部には、前記ロール紙ホルダのスライド軸に嵌合
    可能な軸受部が設けられ、第2のアーム部には、前記ロ
    ール紙ホルダの位置決め部の一部又は全部と係合可能な
    調節部が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の紙幅調節機構。
  3. 【請求項3】前記ロール紙ホルダの位置決め部は、ねじ
    を案内する穴を有する部分が突状に形成されることによ
    って構成される一方で、前記仕切り部材の調節部は、当
    該位置決め部にはまるように所定の大きさをもって紙幅
    方向に長く形成されていることを特徴とする請求項2記
    載の紙幅調節機構。
  4. 【請求項4】前記ロール紙ホルダには、前記仕切り部材
    の紙幅方向の位置を定めるための目盛りが付されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の
    紙幅調節機構。
  5. 【請求項5】前記仕切り部材は、第1、第2のアーム部
    のいずれか一方又は双方が前記ロール紙ホルダのロール
    紙の側部のうち基準となる第1の側部と当接可能であっ
    て、前記ロール紙ホルダに収容すべきロール紙の最小幅
    とほぼ等しい長さに設定されていることを特徴とする請
    求項2乃至4のいずれか1項記載の紙幅調節機構。
  6. 【請求項6】前記仕切り部材は、スライド部の厚さが前
    記ロール紙ホルダの側部のうち第1の側部と反対側の第
    2の側部とスライド部自身との間隔が、ロール紙の最小
    幅より小さくなるように設定されていることを特徴とす
    る請求項5記載の紙幅調節機構。
  7. 【請求項7】前記仕切り部材のスライド部には、第1、
    第2のアーム部と反対方向に延びる第3のアーム部が前
    記ロール紙ホルダの第2の側部と当接可能な範囲で設け
    られていることを特徴とする請求項5又は6のいずれか
    1項記載の紙幅調節機構。
  8. 【請求項8】前記ロール紙ホルダには、前記仕切り部材
    を第1、第2のアーム部のいずれか一方又は双方が第1
    の側部に当接した状態で導くためのガイド部が設けられ
    る一方で、前記仕切り部材のスライド部の一部が、当該
    ガイド部と係合可能に構成されていることを特徴とする
    請求項5乃至7のいずれか1項記載の紙幅調節機構。
  9. 【請求項9】前記ロール紙ホルダは、前記ガイド部が前
    記スライド軸に向かう方向に延びるように形成されてい
    ることを特徴とする請求項8記載の紙幅調節機構。
  10. 【請求項10】前記仕切り部材は、前記スライド部が一
    部切り欠かれたような形状であって当該切欠き部分に摘
    み部が形成されていることを特徴とする請求項2乃至9
    のいずれか1項記載の紙幅調節機構。
  11. 【請求項11】前記仕切り部材は、前記ロール紙ホルダ
    に装着された状態においてスライド部が前記ロール紙ホ
    ルダの第1、第2の側部より低くなるような大きさで形
    成されていることを特徴とする請求項10記載の紙幅調
    節機構。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれか1項記載の
    紙幅調節機構と、 当該紙幅調節機構に装填されたロール紙から引き出され
    る記録紙に印字可能な印字ヘッドと、 該印字ヘッドとの間に記録紙を紙送り可能なプラテンロ
    ーラとを備えたことを特徴とするプリンタ。
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