JP2002335939A - ライター付き携帯灰皿 - Google Patents
ライター付き携帯灰皿Info
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- JP2002335939A JP2002335939A JP2001151662A JP2001151662A JP2002335939A JP 2002335939 A JP2002335939 A JP 2002335939A JP 2001151662 A JP2001151662 A JP 2001151662A JP 2001151662 A JP2001151662 A JP 2001151662A JP 2002335939 A JP2002335939 A JP 2002335939A
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- JP
- Japan
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- lighter
- case
- portable ashtray
- cases
- portable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、二回目以降に使用する場合において
も、コンパクトに携帯可能であると共に使いやすいライ
ター付き携帯灰皿を提供することを課題とする。 【解決手段】携帯灰皿本体をそれぞれ中空に形成される
第一のケースと第二のケースから構成し、前記第一と第
二のケースのうち一方に吸殻を入れる開口部を形成し、
前記第一と第二のケースのうち一方を他方の内部に嵌合
してスライド式に移動させることにより前記開口部を開
閉可能とし、嵌合したケースの脱落を防止する係止手段
を前記第一及び第二のケースの一方又は双方に形成し、
前記第一及び第二のケースの一方にライターを設けて構
成した。
も、コンパクトに携帯可能であると共に使いやすいライ
ター付き携帯灰皿を提供することを課題とする。 【解決手段】携帯灰皿本体をそれぞれ中空に形成される
第一のケースと第二のケースから構成し、前記第一と第
二のケースのうち一方に吸殻を入れる開口部を形成し、
前記第一と第二のケースのうち一方を他方の内部に嵌合
してスライド式に移動させることにより前記開口部を開
閉可能とし、嵌合したケースの脱落を防止する係止手段
を前記第一及び第二のケースの一方又は双方に形成し、
前記第一及び第二のケースの一方にライターを設けて構
成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライター付き携帯
灰皿の構成に関する。より詳細には、二回目以降に使用
した場合においても、コンパクトに携帯可能であると共
に使いやすいライター付き携帯灰皿の構成に関する。
灰皿の構成に関する。より詳細には、二回目以降に使用
した場合においても、コンパクトに携帯可能であると共
に使いやすいライター付き携帯灰皿の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より携帯灰皿は種々の商品があり、
例えば、ライターとしての機能を設けることなく構成さ
れた携帯灰皿が広く市販されていた。このような商品
は、煙草の投げ捨てを防止して、環境保全や煙草の投げ
捨てによる火災発生の防止に貢献するものであったが、
ライターと灰皿とをそれぞれ持ち運ぶことになるので、
時として灰皿を携帯することを忘れてしまうという問題
があった。
例えば、ライターとしての機能を設けることなく構成さ
れた携帯灰皿が広く市販されていた。このような商品
は、煙草の投げ捨てを防止して、環境保全や煙草の投げ
捨てによる火災発生の防止に貢献するものであったが、
ライターと灰皿とをそれぞれ持ち運ぶことになるので、
時として灰皿を携帯することを忘れてしまうという問題
があった。
【０００３】この問題を改善する方法の一つとして、携
帯灰皿とライターとを一体的に構成することが案出され
た。具体的には、例えば特公平5-73970号公報に開示さ
れる発明が挙げられる。この発明は、灰皿を設けた樹脂
ケースの一部に市販のポケットライターを着脱可能な状
態で収納することのできる収納部を設けて構成されてお
り、携帯する際には、この収納部にライターを収納した
状態で携帯することができるようになっていた。使用時
には、収納部からポケットライターを取出して樹脂ケー
スと連結することにより、組み立てて使用するものであ
った。組み立てた状態では、ポケットライターと吸殻の
収納部が隣接した位置関係になり、その横幅はポケット
ライターの横幅を略２倍した程度のサイズとなり、縦幅
及び厚さはポケットライターよりも若干大きくなる程度
となった。
帯灰皿とライターとを一体的に構成することが案出され
た。具体的には、例えば特公平5-73970号公報に開示さ
れる発明が挙げられる。この発明は、灰皿を設けた樹脂
ケースの一部に市販のポケットライターを着脱可能な状
態で収納することのできる収納部を設けて構成されてお
り、携帯する際には、この収納部にライターを収納した
状態で携帯することができるようになっていた。使用時
には、収納部からポケットライターを取出して樹脂ケー
スと連結することにより、組み立てて使用するものであ
った。組み立てた状態では、ポケットライターと吸殻の
収納部が隣接した位置関係になり、その横幅はポケット
ライターの横幅を略２倍した程度のサイズとなり、縦幅
及び厚さはポケットライターよりも若干大きくなる程度
となった。
【０００４】このような構成は、携帯灰皿とポケットラ
イターをコンパクトに持ち運ぶことを可能としたが、次
のような問題が存在した。すなわち、この携帯灰皿は、
一度使用してしまうと灰皿内部に収納された吸殻をゴミ
箱に捨てるまで収納部にライターを収納できなくなり、
コンパクトに携帯することができなくなるという問題が
存在した。また一回目に喫煙する場合には、ライターを
樹脂ケースに収納したまま着火することが可能である
が、二回目以降に喫煙する場合には、組み立てた状態で
ライターを使用しなければならず、使いにくくなるとい
う問題が存在した。
イターをコンパクトに持ち運ぶことを可能としたが、次
のような問題が存在した。すなわち、この携帯灰皿は、
一度使用してしまうと灰皿内部に収納された吸殻をゴミ
箱に捨てるまで収納部にライターを収納できなくなり、
コンパクトに携帯することができなくなるという問題が
存在した。また一回目に喫煙する場合には、ライターを
樹脂ケースに収納したまま着火することが可能である
が、二回目以降に喫煙する場合には、組み立てた状態で
ライターを使用しなければならず、使いにくくなるとい
う問題が存在した。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みなされたものであり、二回目以降に使
用する場合においても、コンパクトに携帯可能であると
共に使いやすいライター付き携帯灰皿を提供することを
課題とする。
術の問題点に鑑みなされたものであり、二回目以降に使
用する場合においても、コンパクトに携帯可能であると
共に使いやすいライター付き携帯灰皿を提供することを
課題とする。
【０００６】
【０００７】携帯灰皿本体をそれぞれ中空に形成される
第一のケースと第二のケースから構成し、前記第一と第
二のケースのうち一方に吸殻を入れる開口部を形成し、
前記第一と第二のケースのうち一方を他方の内部に嵌合
してスライド式に移動させることにより前記開口部を開
閉可能とし、嵌合したケースの脱落を防止する係止手段
を前記第一及び第二のケースの一方又は双方に形成し、
前記第一及び第二のケースの一方にライターを設けて構
成したことを特徴とする。
第一のケースと第二のケースから構成し、前記第一と第
二のケースのうち一方に吸殻を入れる開口部を形成し、
前記第一と第二のケースのうち一方を他方の内部に嵌合
してスライド式に移動させることにより前記開口部を開
閉可能とし、嵌合したケースの脱落を防止する係止手段
を前記第一及び第二のケースの一方又は双方に形成し、
前記第一及び第二のケースの一方にライターを設けて構
成したことを特徴とする。
【０００８】本発明は、上記構成により、前記第一のケ
ースをスライド式に移動して吸殻を受入れる開口部を開
閉可能なライター付き携帯灰皿を構成するものである。
これにより、一回目に使用する場合だけでなく二回目以
降に使用する場合においても、コンパクトに携帯するこ
とが可能であると共に、使いやすいライター付き携帯灰
皿を提供することができる。
ースをスライド式に移動して吸殻を受入れる開口部を開
閉可能なライター付き携帯灰皿を構成するものである。
これにより、一回目に使用する場合だけでなく二回目以
降に使用する場合においても、コンパクトに携帯するこ
とが可能であると共に、使いやすいライター付き携帯灰
皿を提供することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は、ライター付き携帯灰皿
本体の上部にライターを設けると共に、本体下部に灰皿
部を設けて本体の形状が全体としてライターの形状を為
すように構成するものである。これにより、灰皿として
使用する場合だけでなく、ライターとして使用する場合
においても握りやすく使いやすいライター付き携帯灰皿
を提供するものである。
本体の上部にライターを設けると共に、本体下部に灰皿
部を設けて本体の形状が全体としてライターの形状を為
すように構成するものである。これにより、灰皿として
使用する場合だけでなく、ライターとして使用する場合
においても握りやすく使いやすいライター付き携帯灰皿
を提供するものである。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明に係る実施例を
詳細に説明する。図１は、本発明に係る第一実施例の外
観を示す。携帯灰皿の本体1は、第一のケース11と第二
のケース12の二部材からなり、第一のケース11にはライ
ターであるライター2が設けられている。第一のケース1
1と第二のケース12は共にアルミ合金で形成されてい
る。なお、上記各部材を形成する素材に関しては、上述
したもの以外にも適宜他の素材を使用して形成すること
が可能である。例えば、鉄、ステンレス合金、チタン等
の金属類や、メラミン樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ア
クリル樹脂など各種樹脂素材で形成することが可能であ
る。ただし、樹脂素材を用いて灰皿を形成する場合に
は、吸殻と接触する面には金属板を内張りして樹脂で形
成された部分が直接吸殻に接触することのないようにす
ることが好ましい。その理由は、吸殻が完全に消火され
ず、火種が残っている場合に次のような問題を生じる可
能性があるからである。メラミン樹脂、ポリカーボネイ
ト樹脂などの耐熱性を有する樹脂を用いて形成した場合
であれば、燃え残った吸殻と接触しても発火する可能性
は低いと考えられるが、熱で樹脂が変性して破損する可
能性がある。また、アクリル樹脂などの熱可塑性の樹脂
を用いて形成した場合であれば、変形したり、溶けて穿
孔したりする危険性がある。
詳細に説明する。図１は、本発明に係る第一実施例の外
観を示す。携帯灰皿の本体1は、第一のケース11と第二
のケース12の二部材からなり、第一のケース11にはライ
ターであるライター2が設けられている。第一のケース1
1と第二のケース12は共にアルミ合金で形成されてい
る。なお、上記各部材を形成する素材に関しては、上述
したもの以外にも適宜他の素材を使用して形成すること
が可能である。例えば、鉄、ステンレス合金、チタン等
の金属類や、メラミン樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ア
クリル樹脂など各種樹脂素材で形成することが可能であ
る。ただし、樹脂素材を用いて灰皿を形成する場合に
は、吸殻と接触する面には金属板を内張りして樹脂で形
成された部分が直接吸殻に接触することのないようにす
ることが好ましい。その理由は、吸殻が完全に消火され
ず、火種が残っている場合に次のような問題を生じる可
能性があるからである。メラミン樹脂、ポリカーボネイ
ト樹脂などの耐熱性を有する樹脂を用いて形成した場合
であれば、燃え残った吸殻と接触しても発火する可能性
は低いと考えられるが、熱で樹脂が変性して破損する可
能性がある。また、アクリル樹脂などの熱可塑性の樹脂
を用いて形成した場合であれば、変形したり、溶けて穿
孔したりする危険性がある。
【００１１】図２は、図１に示すライター付き携帯灰皿
を開いた状態を示す。第二のケース12は、その内部を中
空に形成し、第一のケース11の下部全体を覆うように嵌
合可能として灰皿部を構成している。また、この第二の
ケース12の内径は第一のケース11下部の外径よりも若干
大きく形成することにより、第一のケース11に嵌めた第
二のケース12をスライド可能とし、ケースを容易に開閉
できるように構成している。ケースを開くと、第一のケ
ース11の上面に形成された開口部112aが現れて、ここか
ら吸殻を収納することが可能となる。
を開いた状態を示す。第二のケース12は、その内部を中
空に形成し、第一のケース11の下部全体を覆うように嵌
合可能として灰皿部を構成している。また、この第二の
ケース12の内径は第一のケース11下部の外径よりも若干
大きく形成することにより、第一のケース11に嵌めた第
二のケース12をスライド可能とし、ケースを容易に開閉
できるように構成している。ケースを開くと、第一のケ
ース11の上面に形成された開口部112aが現れて、ここか
ら吸殻を収納することが可能となる。
【００１２】図３は、図１及び図２に示したライター付
き携帯灰皿を分解した状態を示す。図４(a)及び図４(b)
は、第二のケース12の内面に設けた突起12aと板バネ13
に設けた凹部13dを部分切欠図として示す。なお、図４
(a)は、突起12aと凹部13dが係合する前の状態を示し、
図４(b)は、突起12aと凹部13dが係合した状態示す。第
一のケース11は、アルミ合金で形成されており、筒状部
112とキャップ111からなる。また、筒状部112の側面に
は、板バネ13が、その端部13aと13bとを第一のケース11
に固定して取付けられる。板バネ13の一方の端部13a
は、筒状部112の端縁にフック部13cが係止して固定さ
れ、他方の端部13aは筒状部112にキャップ111を被せる
際に筒状部112とキャップ111の間に挟まれて固定され
る。したがって、組み立て時には、まずフック部13cを
筒状部112の端縁に係止してから筒状部112にキャップ11
1を被せるとよい。筒状部112とキャップ111はこのよう
にして嵌合されるが、このとき筒状部112からキャップ1
11が抜け落ちないようにするために、本実施例では筒状
部112の外径をキャップ111の内径と略同寸法として、キ
ャップ111を筒状部112に圧入することで嵌合している。
以上のようにして取り付けられた板バネ13は、端部13a
とフック部13cの中間に位置する部分が筒状部の外方に
膨らんだ状態となる。この外方に膨らんだ部分が第二の
ケース12と第一のケース111をスライドさせる場合にお
いて、第二のケース12の内面に設けた突起12aと摺接す
ることで摩擦を生じ、ケースの開閉時に適度な負荷を与
える。一方、第二のケース12も第一のケースと同様にア
ルミ合金で形成されており、その内部に突起12aを設け
て形成されている。また、前記板バネ13には、第二のケ
ース12を第一のケース11に被せた状態で突起12aが接触
する位置に凹部13dを設けており、この凹部13dに突起12
aが係止される。凹部13dの底面は、一方向に傾斜してい
て片側にのみ係止面を有するため、突起12aは、この係
止面のある方向には移動できない。すなわち、前記係止
面は第一のケース11の下方側に設けられているので、第
二のケース12をスライドしてケースを開く場合には、第
二のケース12が第一のケース11からはずれてしまう前に
前記係止面に突起12aが係止され、ケースの抜け落ちが
防止される。また、第一のケース11の筒状部112には突
起112bを設けており、この突起112bは、第二のケース12
を第一のケース11に被せる際に、第二のケース12が所定
位置に達すると、第二のケース12の内壁と接触すること
で適宜強度の摩擦を生じ、ケースが不用意に開くことを
防止する。なお、第一のケース11に取付けられるキャッ
プ111の上部には、ライター2の取付け部となる開口部11
1aを形成している。ライター2の下部は、この開口部111
aに嵌合して取付けられる。このとき開口部111aに嵌合
したライター2の下部は、開口部111aの周縁部との摩擦
によって係止された状態となる。したがって、ライター
のガスが欠乏した場合には、ライターを上方へ引き抜く
ことにより取外して新しいものと交換するか、または取
外したライターにガスを補給することが可能である。ラ
イター2は、市販の使い捨てライターと同様に形成され
ており、着火機構やガスの供給機構は従来知られるもの
を使用している。市販されるライターとの相違点は、ガ
スタンクの容積であり、本発明においては市販の使い捨
てライターの1/3程度の容量として本体のサイズを小型
化している点にある。
き携帯灰皿を分解した状態を示す。図４(a)及び図４(b)
は、第二のケース12の内面に設けた突起12aと板バネ13
に設けた凹部13dを部分切欠図として示す。なお、図４
(a)は、突起12aと凹部13dが係合する前の状態を示し、
図４(b)は、突起12aと凹部13dが係合した状態示す。第
一のケース11は、アルミ合金で形成されており、筒状部
112とキャップ111からなる。また、筒状部112の側面に
は、板バネ13が、その端部13aと13bとを第一のケース11
に固定して取付けられる。板バネ13の一方の端部13a
は、筒状部112の端縁にフック部13cが係止して固定さ
れ、他方の端部13aは筒状部112にキャップ111を被せる
際に筒状部112とキャップ111の間に挟まれて固定され
る。したがって、組み立て時には、まずフック部13cを
筒状部112の端縁に係止してから筒状部112にキャップ11
1を被せるとよい。筒状部112とキャップ111はこのよう
にして嵌合されるが、このとき筒状部112からキャップ1
11が抜け落ちないようにするために、本実施例では筒状
部112の外径をキャップ111の内径と略同寸法として、キ
ャップ111を筒状部112に圧入することで嵌合している。
以上のようにして取り付けられた板バネ13は、端部13a
とフック部13cの中間に位置する部分が筒状部の外方に
膨らんだ状態となる。この外方に膨らんだ部分が第二の
ケース12と第一のケース111をスライドさせる場合にお
いて、第二のケース12の内面に設けた突起12aと摺接す
ることで摩擦を生じ、ケースの開閉時に適度な負荷を与
える。一方、第二のケース12も第一のケースと同様にア
ルミ合金で形成されており、その内部に突起12aを設け
て形成されている。また、前記板バネ13には、第二のケ
ース12を第一のケース11に被せた状態で突起12aが接触
する位置に凹部13dを設けており、この凹部13dに突起12
aが係止される。凹部13dの底面は、一方向に傾斜してい
て片側にのみ係止面を有するため、突起12aは、この係
止面のある方向には移動できない。すなわち、前記係止
面は第一のケース11の下方側に設けられているので、第
二のケース12をスライドしてケースを開く場合には、第
二のケース12が第一のケース11からはずれてしまう前に
前記係止面に突起12aが係止され、ケースの抜け落ちが
防止される。また、第一のケース11の筒状部112には突
起112bを設けており、この突起112bは、第二のケース12
を第一のケース11に被せる際に、第二のケース12が所定
位置に達すると、第二のケース12の内壁と接触すること
で適宜強度の摩擦を生じ、ケースが不用意に開くことを
防止する。なお、第一のケース11に取付けられるキャッ
プ111の上部には、ライター2の取付け部となる開口部11
1aを形成している。ライター2の下部は、この開口部111
aに嵌合して取付けられる。このとき開口部111aに嵌合
したライター2の下部は、開口部111aの周縁部との摩擦
によって係止された状態となる。したがって、ライター
のガスが欠乏した場合には、ライターを上方へ引き抜く
ことにより取外して新しいものと交換するか、または取
外したライターにガスを補給することが可能である。ラ
イター2は、市販の使い捨てライターと同様に形成され
ており、着火機構やガスの供給機構は従来知られるもの
を使用している。市販されるライターとの相違点は、ガ
スタンクの容積であり、本発明においては市販の使い捨
てライターの1/3程度の容量として本体のサイズを小型
化している点にある。
【００１３】なお、本発明は上記第一実施例に限定され
ることなく、他の構成とすることもできる。以下、図５
乃至図１０を参照して本発明に係る他の実施例を説明す
る。図５及び図６は、本発明に係る第二実施例の構成及
びその使用状態を示す。図７及び図８は、本発明に係る
第三実施例の構成及びその使用状態を示す。図９及び図
１０は、本発明に係る第四実施例の構成及びその使用状
態を示す。各実施例とも、第一実施例の構成と共通する
構成の説明は便宜上省略し、相違点のみ簡潔に説明す
る。 (第二実施例)本発明に係る第二実施例は、第一実施例に
おいて矩形に形成されていた本体を扁平な円柱形状に形
成したものである。このように構成することにより、握
りやすく且つデザイン的にも優れたライター付き携帯灰
皿を提供することができる。 (第三実施例)本発明に係る第三実施例は、第一実施例に
おいて矩形に形成されていた本体を扁平な円柱形状に形
成すると共に、本体先端部を保護する開閉式のキャップ
２４を設けて構成したものである。このように構成する
ことにより、握りやすく且つデザイン的にも優れたもの
とすることができる。また、ポケットの中などでライタ
ーが誤って作動してしまうことを防止することができ
る。 (第四実施例)本発明に係る第三実施例は、第一実施例に
おいて矩形に形成されていた本体を平たく形成すると共
に、圧電素子を用いた電子式のライターを設けて構成し
たものである。このように構成することにより、吸殻の
収納スペースを大きく確保することが可能となり且つデ
ザイン的にも優れたものとなる。また、本実施例におい
ては本体を平たく形成しているので、灰の収納スペース
だけでなく、ライターを収納するスペースも広く確保す
ることが可能である。このため、前記第一乃至第三実施
例に使用されるライターよりもガスタンクの容積の大き
なライターを使用することが可能となる。使用時には、
点火スイッチ２１を押下することによりライターとして
使用することができる。火炎は点火部２２に点火され
る。符号２３に示される切欠き溝は、炎を安定して燃焼
させるための空気取入れ穴である。以上説明したように
構成することにより、本発明はライター付き携帯灰皿を
提供するものである。
ることなく、他の構成とすることもできる。以下、図５
乃至図１０を参照して本発明に係る他の実施例を説明す
る。図５及び図６は、本発明に係る第二実施例の構成及
びその使用状態を示す。図７及び図８は、本発明に係る
第三実施例の構成及びその使用状態を示す。図９及び図
１０は、本発明に係る第四実施例の構成及びその使用状
態を示す。各実施例とも、第一実施例の構成と共通する
構成の説明は便宜上省略し、相違点のみ簡潔に説明す
る。 (第二実施例)本発明に係る第二実施例は、第一実施例に
おいて矩形に形成されていた本体を扁平な円柱形状に形
成したものである。このように構成することにより、握
りやすく且つデザイン的にも優れたライター付き携帯灰
皿を提供することができる。 (第三実施例)本発明に係る第三実施例は、第一実施例に
おいて矩形に形成されていた本体を扁平な円柱形状に形
成すると共に、本体先端部を保護する開閉式のキャップ
２４を設けて構成したものである。このように構成する
ことにより、握りやすく且つデザイン的にも優れたもの
とすることができる。また、ポケットの中などでライタ
ーが誤って作動してしまうことを防止することができ
る。 (第四実施例)本発明に係る第三実施例は、第一実施例に
おいて矩形に形成されていた本体を平たく形成すると共
に、圧電素子を用いた電子式のライターを設けて構成し
たものである。このように構成することにより、吸殻の
収納スペースを大きく確保することが可能となり且つデ
ザイン的にも優れたものとなる。また、本実施例におい
ては本体を平たく形成しているので、灰の収納スペース
だけでなく、ライターを収納するスペースも広く確保す
ることが可能である。このため、前記第一乃至第三実施
例に使用されるライターよりもガスタンクの容積の大き
なライターを使用することが可能となる。使用時には、
点火スイッチ２１を押下することによりライターとして
使用することができる。火炎は点火部２２に点火され
る。符号２３に示される切欠き溝は、炎を安定して燃焼
させるための空気取入れ穴である。以上説明したように
構成することにより、本発明はライター付き携帯灰皿を
提供するものである。
【００１４】なお、本発明は上記実施例に示す構成に限
定されることなく、次のように応用発展した構成として
もよい。すなわち、本発明に使用されるライターは、着
火石を使用したライター、圧電式のライター、電池式の
ライターなど、いずれのものを用いて構成しても構わな
い。また、このライターは使い捨て式のものであっても
ガスの充填が可能な方式のものであってもよく、携帯灰
皿本体とライターとは、一体的に形成されていても取り
外し可能に形成されていても構わない。また、上記実施
例においては、ガスタンクの容積を市販の使い捨てライ
ターの1/3程度の容量として本体のサイズを小型化した
構成を示したが、本発明はこれに限定されることなく容
量の大きなガスタンクを備えたライターを用いても構わ
ない。また、上記第二及び第三実施例において、本体の
外形は円柱状に形成しても構わない。また、上記実施例
においては、第二のケースの内径を第一のケースの外径
よりも若干大きく形成することにより、第一のケースに
嵌めた第二のケースをスライドさせてケースを開閉でき
るように構成した場合を説明したが、本発明はこれに限
定されることなく、反対の関係で構成しても構わない。
すなわち、第一のケースの内径を第二のケースの外径よ
りも若干大きく形成することにより、第一のケースの内
部に嵌めた第二のケースをスライド可能とし、ケースを
容易に開閉できるように構成することができる。この場
合には、第二のケースの上面に開口部を形成し、ここか
ら吸殻を収納可能とすることができる。
定されることなく、次のように応用発展した構成として
もよい。すなわち、本発明に使用されるライターは、着
火石を使用したライター、圧電式のライター、電池式の
ライターなど、いずれのものを用いて構成しても構わな
い。また、このライターは使い捨て式のものであっても
ガスの充填が可能な方式のものであってもよく、携帯灰
皿本体とライターとは、一体的に形成されていても取り
外し可能に形成されていても構わない。また、上記実施
例においては、ガスタンクの容積を市販の使い捨てライ
ターの1/3程度の容量として本体のサイズを小型化した
構成を示したが、本発明はこれに限定されることなく容
量の大きなガスタンクを備えたライターを用いても構わ
ない。また、上記第二及び第三実施例において、本体の
外形は円柱状に形成しても構わない。また、上記実施例
においては、第二のケースの内径を第一のケースの外径
よりも若干大きく形成することにより、第一のケースに
嵌めた第二のケースをスライドさせてケースを開閉でき
るように構成した場合を説明したが、本発明はこれに限
定されることなく、反対の関係で構成しても構わない。
すなわち、第一のケースの内径を第二のケースの外径よ
りも若干大きく形成することにより、第一のケースの内
部に嵌めた第二のケースをスライド可能とし、ケースを
容易に開閉できるように構成することができる。この場
合には、第二のケースの上面に開口部を形成し、ここか
ら吸殻を収納可能とすることができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を有する。
施され、次のような効果を有する。
【００１６】本発明によれば、一回目に使用する場合だ
けでなく二回目以降に使用する場合においても、コンパ
クトに携帯することが可能であると共に、使いやすいラ
イター付き携帯灰皿を提供することができる。
けでなく二回目以降に使用する場合においても、コンパ
クトに携帯することが可能であると共に、使いやすいラ
イター付き携帯灰皿を提供することができる。
【図１】本発明に係るライター付き携帯灰皿の外観を示
す図である。
す図である。
【図２】図１に示すライター付き携帯灰皿を開いた状態
を示す図である。
を示す図である。
【図３】図１に示すライター付き携帯灰皿を分解した状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図４(a)】突起12aと凹部13dが係合する前の状態を説
明する図である。
明する図である。
【図４(b)】突起12aと凹部13dが係合した状態を説明す
る図である。
る図である。
【図５】本発明に係る第二実施例の外観を示す図であ
る。
る。
【図６】第二実施例の携帯灰皿を開いた状態を示す図で
ある。
ある。
【図７】本発明に係る第三実施例の外観を示す図であ
る。
る。
【図８】第三実施例の携帯灰皿を開いた状態を示す図で
ある。
ある。
【図９】本発明に係る第四実施例の外観を示す図であ
る。
る。
【図１０】第四実施例の携帯灰皿を開いた状態を示す図
である。
である。
1 本体 2 ライター 11 第一のケース 12 第二のケース 112a 開口部 112b 突起 12a 突起 13 板バネ
Claims (1)
- 【請求項１】携帯灰皿本体をそれぞれ中空に形成される
第一のケースと第二のケースから構成し、前記第一と第
二のケースのうち一方に吸殻を入れる開口部を形成し、
前記第一と第二のケースのうち一方を他方の内部に嵌合
してスライド式に移動させることにより前記開口部を開
閉可能とし、嵌合したケースの脱落を防止する係止手段
を前記第一及び第二のケースの一方又は双方に形成し、
前記第一及び第二のケースの一方にライターを設けて構
成したことを特徴とするライター付き携帯灰皿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001151662A JP2002335939A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | ライター付き携帯灰皿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001151662A JP2002335939A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | ライター付き携帯灰皿 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002335939A true JP2002335939A (ja) | 2002-11-26 |
Family
ID=18996462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001151662A Pending JP2002335939A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | ライター付き携帯灰皿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002335939A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007024383A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Tamagawa Eizai Co Ltd | 吸い殻入れ付ライター収納ケース |
| IT201900023019A1 (it) * | 2019-12-05 | 2021-06-05 | Francesco Bonsanto | Dispositivo per la compattazione e la custodia di residui di sigaretta |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001151662A patent/JP2002335939A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007024383A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Tamagawa Eizai Co Ltd | 吸い殻入れ付ライター収納ケース |
| IT201900023019A1 (it) * | 2019-12-05 | 2021-06-05 | Francesco Bonsanto | Dispositivo per la compattazione e la custodia di residui di sigaretta |
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