JPS6314208Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314208Y2 JPS6314208Y2 JP1983015252U JP1525283U JPS6314208Y2 JP S6314208 Y2 JPS6314208 Y2 JP S6314208Y2 JP 1983015252 U JP1983015252 U JP 1983015252U JP 1525283 U JP1525283 U JP 1525283U JP S6314208 Y2 JPS6314208 Y2 JP S6314208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighter
- flame
- cover
- windshield
- covering body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000010970 precious metal Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、主に簡易タイプのガスライター、
特に、その本体上部から側方に炎調節子が揺動自
在に僅かに突設されている型のものに装着して大
きな風防効果を得ることのできるライター用風防
カバーに関するものである。
特に、その本体上部から側方に炎調節子が揺動自
在に僅かに突設されている型のものに装着して大
きな風防効果を得ることのできるライター用風防
カバーに関するものである。
近年、プラスチツク製の簡易タイプのガスライ
ターが、百円もしくは二百円程度と極めて安価で
あつて紛失等の損失が小さいことから、貴金属製
高級ライターに代わつて著しく普及している。と
ころで、上記のライターには、着火ノズルの周囲
に防風板と発火やすりが周設されているが、着火
した場合には炎が上記防風板上に立ちのぼり、風
が強い時には直ちに消されてしまう。即ち、防風
板は微風による着火損を防ぐ程度の効果しか有し
なく、炎を風により吹き飛ばされないようにする
風よけとしての効果はなく、そのために風の強い
日には、点火操作しない他方の手でライターを覆
つて繰返し着火するのであるが、斯る場合、風の
方向によつては炎で覆つている手に火傷を負うと
いつた不都合を招来することがある。
ターが、百円もしくは二百円程度と極めて安価で
あつて紛失等の損失が小さいことから、貴金属製
高級ライターに代わつて著しく普及している。と
ころで、上記のライターには、着火ノズルの周囲
に防風板と発火やすりが周設されているが、着火
した場合には炎が上記防風板上に立ちのぼり、風
が強い時には直ちに消されてしまう。即ち、防風
板は微風による着火損を防ぐ程度の効果しか有し
なく、炎を風により吹き飛ばされないようにする
風よけとしての効果はなく、そのために風の強い
日には、点火操作しない他方の手でライターを覆
つて繰返し着火するのであるが、斯る場合、風の
方向によつては炎で覆つている手に火傷を負うと
いつた不都合を招来することがある。
そこで、上記した微風用の防風板ではなく、強
い風にも消火防止効果を発揮する風防カバーが提
案されている。例えば、実開昭51−64272号公報
には、断面コの字型のカバーをライター本体に対
して上下に摺動させる技術が開示されている。し
かし、このカバーは、使用時に勢い余るとライタ
ー本体から上下方向に抜け落ちたり、最大限上方
に引き上げたときに引つ掛かつたりすると、水平
方向にも抜け出すことがあり、非常に使い勝手が
悪かつた。
い風にも消火防止効果を発揮する風防カバーが提
案されている。例えば、実開昭51−64272号公報
には、断面コの字型のカバーをライター本体に対
して上下に摺動させる技術が開示されている。し
かし、このカバーは、使用時に勢い余るとライタ
ー本体から上下方向に抜け落ちたり、最大限上方
に引き上げたときに引つ掛かつたりすると、水平
方向にも抜け出すことがあり、非常に使い勝手が
悪かつた。
又、断面コの字型のカバーで強度の点に問題が
あつた。
あつた。
これに対し、実開昭54−145464号公報には、そ
の上面に火炎出口を備え、且つ、全体の強度を高
め得る被覆体を有する風防カバーのを設けたライ
ターが開示されている。しかし、この種の風防カ
バーは、一般に用いられている固定式で、微風に
対する消火防止の役目をする従来型のもので、既
に述べた欠点を持つものである。
の上面に火炎出口を備え、且つ、全体の強度を高
め得る被覆体を有する風防カバーのを設けたライ
ターが開示されている。しかし、この種の風防カ
バーは、一般に用いられている固定式で、微風に
対する消火防止の役目をする従来型のもので、既
に述べた欠点を持つものである。
つまり、従来にあつては、強風にも消火防止効
果を持し、且つ、不使用時にはライター本体側に
被せて小さくでき、その使用に際して、風防カバ
ーをその上限位置まで引き上げた時に、その位置
を安定的に維持できるようにされた構造の風防カ
バーは存しなかつたのである。
果を持し、且つ、不使用時にはライター本体側に
被せて小さくでき、その使用に際して、風防カバ
ーをその上限位置まで引き上げた時に、その位置
を安定的に維持できるようにされた構造の風防カ
バーは存しなかつたのである。
この考案は上記従来の問題点に鑑みなされたも
ので、斯る簡易タイプガスライターが、種々な外
形を有する高級ライターに比しボデイの外形がほ
ぼ一定である点、及びその本体上部から側方に、
比較的柔軟な炎調節子が揺動自在に僅かに突設さ
れている点に着目し、これらのライターに容易に
添着でき、且つ、その使用位置を安定的に維持で
きる風防カバーを提供することを目的とするもの
である。
ので、斯る簡易タイプガスライターが、種々な外
形を有する高級ライターに比しボデイの外形がほ
ぼ一定である点、及びその本体上部から側方に、
比較的柔軟な炎調節子が揺動自在に僅かに突設さ
れている点に着目し、これらのライターに容易に
添着でき、且つ、その使用位置を安定的に維持で
きる風防カバーを提供することを目的とするもの
である。
以下、この考案の実施例を図面に基いて詳説す
る。
る。
一実施例を示した第1図及至第3図において、
1は風防体を示し、金属薄板をプレス加工等によ
り断面U字状に屈曲されて成り、その弾力によ
り、簡易タイプガスライター2の液化ガスの封入
されたプラスチツク製胴筒の一側に掴持状態で添
着できる形態になつており、下端部分にライター
2の挿通できるリング状の挿着部1aが形成さ
れ、両側端面中央部に点火操作時の親指の逃げと
なる切欠き1bが形成されるとともに、両側端面
上端部にも親指の逃げとなるよう湾曲部1cが形
成され、さらに中央下部に位置決め用の長孔1d
が穿設されている。3は被覆体を示し、風防体1
のU字状上端面から内側水平方向に一体に延設さ
れた馬締形の形状をなし、中央部に火焔放出口3
aが穿設されている。
1は風防体を示し、金属薄板をプレス加工等によ
り断面U字状に屈曲されて成り、その弾力によ
り、簡易タイプガスライター2の液化ガスの封入
されたプラスチツク製胴筒の一側に掴持状態で添
着できる形態になつており、下端部分にライター
2の挿通できるリング状の挿着部1aが形成さ
れ、両側端面中央部に点火操作時の親指の逃げと
なる切欠き1bが形成されるとともに、両側端面
上端部にも親指の逃げとなるよう湾曲部1cが形
成され、さらに中央下部に位置決め用の長孔1d
が穿設されている。3は被覆体を示し、風防体1
のU字状上端面から内側水平方向に一体に延設さ
れた馬締形の形状をなし、中央部に火焔放出口3
aが穿設されている。
上記構成とした実施例の風防カバーは、ガスラ
イター2にその上方から被冠し、且つ第2図に示
すようにガスライター2の上端が被覆体3に当接
するまで押込む。斯るライター2への覆装状態に
おいて、火焔放出口3aがライター2の気体放出
部2aに対向するとともに、ライター2の発火や
すり2bおよび開閉レバー2cが湾曲部1cによ
り露呈されているから、通常形態のライター2と
して使用でき、携帯に際して嵩張ることもなく、
しかも挿着部1aによつてライター2から脱落し
て粉失することもなく、さらに、第1図に示すよ
うに風防体1の外面に装飾を施すことにより、安
つぽい外観の当該ライター2に対し体裁良くマツ
チして高価品としての商品感覚を与える。
イター2にその上方から被冠し、且つ第2図に示
すようにガスライター2の上端が被覆体3に当接
するまで押込む。斯るライター2への覆装状態に
おいて、火焔放出口3aがライター2の気体放出
部2aに対向するとともに、ライター2の発火や
すり2bおよび開閉レバー2cが湾曲部1cによ
り露呈されているから、通常形態のライター2と
して使用でき、携帯に際して嵩張ることもなく、
しかも挿着部1aによつてライター2から脱落し
て粉失することもなく、さらに、第1図に示すよ
うに風防体1の外面に装飾を施すことにより、安
つぽい外観の当該ライター2に対し体裁良くマツ
チして高価品としての商品感覚を与える。
そして、風の強い日には、第3図に示すよう
に、該カバーをライター2に対し摺動させて上方
に移動させるともに、ライター2炎調節摘子2d
を長孔1dから外部に突出させる。この摘子2d
と長孔1dとの係合により、切欠き1bが発火や
すり2bに対応する所定位置で該カバーが位置決
めされ上下方向に対し固定される。従つて、気体
放出部2aが風防体1により三方から包囲され、
タバコに火をつける手前側が開放されていて十分
な通気の作用をするとともに、風防体1が風よけ
として作用し、風の影響を受けることなく確実に
着火され、且つ風によつて消されることなく炎が
安定状態でタバコに火をつけることができる。ま
た、構成が簡単なので安価に製作でき、さらに、
被覆体3が風防体1の補強の役目をし、堅牢性に
も優れたものである。
に、該カバーをライター2に対し摺動させて上方
に移動させるともに、ライター2炎調節摘子2d
を長孔1dから外部に突出させる。この摘子2d
と長孔1dとの係合により、切欠き1bが発火や
すり2bに対応する所定位置で該カバーが位置決
めされ上下方向に対し固定される。従つて、気体
放出部2aが風防体1により三方から包囲され、
タバコに火をつける手前側が開放されていて十分
な通気の作用をするとともに、風防体1が風よけ
として作用し、風の影響を受けることなく確実に
着火され、且つ風によつて消されることなく炎が
安定状態でタバコに火をつけることができる。ま
た、構成が簡単なので安価に製作でき、さらに、
被覆体3が風防体1の補強の役目をし、堅牢性に
も優れたものである。
尚、この考案は前記実施例にのみ限定されるも
のではなく、例えば挿着部を風防体の上部にも設
けるようにしても良い。
のではなく、例えば挿着部を風防体の上部にも設
けるようにしても良い。
以上の通り、本考案は、その本体上部から側方
に炎調節子が揺動自在に僅かに突設されている簡
易タイプガスライターを対象として考案されたも
のであり、その特徴とするところは、その上部か
ら側方に炎調節子が揺動自在に僅かに突設されて
いるライターに対し、これを弾性挟持できるよう
に金属薄板を断面U字状に形成し、その上端には
内側水平方向に一体に延出した被覆体を設け、該
被覆体の略中央部に火焔放出口を形成し、その下
端にはリング状挿入部を設け、且つ、そのU字状
側縁の上下方向略中間位置に、発火やすりの操作
をし易くするための切欠きを形成してあるライタ
ー用風防カバーにおいて、前記リング状挿入部に
前記炎調節子が摺動できる長孔を形成した点にあ
る。
に炎調節子が揺動自在に僅かに突設されている簡
易タイプガスライターを対象として考案されたも
のであり、その特徴とするところは、その上部か
ら側方に炎調節子が揺動自在に僅かに突設されて
いるライターに対し、これを弾性挟持できるよう
に金属薄板を断面U字状に形成し、その上端には
内側水平方向に一体に延出した被覆体を設け、該
被覆体の略中央部に火焔放出口を形成し、その下
端にはリング状挿入部を設け、且つ、そのU字状
側縁の上下方向略中間位置に、発火やすりの操作
をし易くするための切欠きを形成してあるライタ
ー用風防カバーにおいて、前記リング状挿入部に
前記炎調節子が摺動できる長孔を形成した点にあ
る。
従つて、強風を受ける場所での使用に際し、前
記風防カバーを上方に引き上げるとき、僅かに出
ている炎調節子自身の弾性変形と、この風防カバ
ー自身の弾性変形とで、このカバー内を大きな滑
り抵抗を生じない状態でスムースに相対摺動し、
前記リング状挿入部の長孔に至つてこれに嵌入さ
れ、両者の係合でこのカバーをその使用位置に保
持できるのであり、これによつて、消火防止防火
を充分に発揮できながら、カバーの引き上げ時に
従来のように上方に抜け出すのを未然に防止で
き、以て、風防カバーの使勝手が非常に良くなつ
たのである。
記風防カバーを上方に引き上げるとき、僅かに出
ている炎調節子自身の弾性変形と、この風防カバ
ー自身の弾性変形とで、このカバー内を大きな滑
り抵抗を生じない状態でスムースに相対摺動し、
前記リング状挿入部の長孔に至つてこれに嵌入さ
れ、両者の係合でこのカバーをその使用位置に保
持できるのであり、これによつて、消火防止防火
を充分に発揮できながら、カバーの引き上げ時に
従来のように上方に抜け出すのを未然に防止で
き、以て、風防カバーの使勝手が非常に良くなつ
たのである。
同時に、断面U字状のカバーでも、その上方で
は被覆体が、その下方では、前記長孔を形成して
いるリング状挿入部が、このカバー上下において
強度を上げることができて丈夫になり、少々手荒
く扱つても変形しないので、非常に使い易くなつ
た。
は被覆体が、その下方では、前記長孔を形成して
いるリング状挿入部が、このカバー上下において
強度を上げることができて丈夫になり、少々手荒
く扱つても変形しないので、非常に使い易くなつ
た。
第1図乃至第3図はこの考案のライター用風防
カバーの一実施例を示し、第1図は斜視図、第2
図はライターに装着状態の斜視図、第3図は風よ
けとしての使用状態の斜視図である。 1,4……風防体、1a……挿着部、1a,4
a……切欠き、3,5……被覆部、3a,5a…
…火焔放出口。
カバーの一実施例を示し、第1図は斜視図、第2
図はライターに装着状態の斜視図、第3図は風よ
けとしての使用状態の斜視図である。 1,4……風防体、1a……挿着部、1a,4
a……切欠き、3,5……被覆部、3a,5a…
…火焔放出口。
Claims (1)
- その上部から側方に炎調節子が揺動自在に僅か
に突設されているライターに対し、これを弾性挟
持できるように金属薄板を断面U字状に形成し、
その上端には内側水平方向に一体に延出した被覆
体を設け、該被覆体の略中央部に火焔放出口を形
成し、その下端にはリング状挿入部を設け、且
つ、そのU字状側縁の上下方向略中間位置に、発
火やすりの操作をし易くするための切欠きを形成
してあるライター用風防カバーにおいて、前記リ
ング状挿入部に前記炎調節子が揺動できる長孔を
形成してあることを特徴とするライター用風防カ
バー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1525283U JPS59124852U (ja) | 1983-02-03 | 1983-02-03 | ライタ−用風防カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1525283U JPS59124852U (ja) | 1983-02-03 | 1983-02-03 | ライタ−用風防カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124852U JPS59124852U (ja) | 1984-08-22 |
JPS6314208Y2 true JPS6314208Y2 (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=30146585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1525283U Granted JPS59124852U (ja) | 1983-02-03 | 1983-02-03 | ライタ−用風防カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59124852U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927125A (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-13 | Takeji Onishi | ライタ−防風カバ− |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5164272U (ja) * | 1974-11-15 | 1976-05-20 | ||
JPS54145464U (ja) * | 1978-03-31 | 1979-10-09 |
-
1983
- 1983-02-03 JP JP1525283U patent/JPS59124852U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927125A (ja) * | 1982-08-06 | 1984-02-13 | Takeji Onishi | ライタ−防風カバ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59124852U (ja) | 1984-08-22 |
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