JP2002335228A - インパルス信号列を用いる無線通信システム、無線送信装置、無線受信装置、無線通信方法、無線送信方法、無線受信方法 - Google Patents

インパルス信号列を用いる無線通信システム、無線送信装置、無線受信装置、無線通信方法、無線送信方法、無線受信方法

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JP2002335228A
JP2002335228A JP2001137828A JP2001137828A JP2002335228A JP 2002335228 A JP2002335228 A JP 2002335228A JP 2001137828 A JP2001137828 A JP 2001137828A JP 2001137828 A JP2001137828 A JP 2001137828A JP 2002335228 A JP2002335228 A JP 2002335228A
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communication
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JP2001137828A
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Shigeru Sugaya
茂 菅谷
Jun Iwasaki
潤 岩崎
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 距離の異なるリンク間の通信においても、同
じ拡散符号を用いながら、低速な情報伝送および高速な
拡散符号を用いて通信を行なうことを可能とする。 【解決手段】 無線送信装置は、インターフェース31
と、バッファ32と、拡散処理部35と、ウルトラワイ
ドバンド無線通信部36と、制御部33と、情報記憶部
34と、アンテナ37とを有している。制御部33は、
バッファ32に情報信号が蓄えられると、これを検知し
て、無線リンクの接続状況に応じて伝送レートを決定
し、決定した伝送レートを拡散処理部35に通知するよ
うに機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インパルス信号列
を用いたインパルス信号列を用いる無線通信システム、
無線送信装置、無線受信装置、無線通信方法、無線送信
方法、無線受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報通信技術に伴い、オフィスや
家庭などでもLANを構築することが多くなり、かかる
LANを構築する際に配線等を行う必要のない無線LA
Nに対する需要が高まっている。かかる無線LANに用
いられる無線通信方法として用いられる方法に、ウルト
ラワイドバンド通信(以下、「UWB通信」という)が
ある。
【0003】ウルトラワイドバンド通信(ウルトラワイ
ドバンド伝送方式)は、基本的には、非常に細かいパル
ス幅(例えば1ns(ナノセコンド)以下)のパルス列から
なる信号を用いて、ベースバンド伝送を行うものであ
る。また、その占有帯域幅は、占有帯域幅をその中心周
波数(例えば1GHzから10GHz)で割った値がほぼ1となるよ
うなGHzオーダーの帯域幅であり、所調W−CDMA
方式やcdma2000方式、並びにSS(Spread Spec
trum)やOFDM(Orthogonal Frequency Division Mult
iplexing)を用いた無線LANで使用される帯域幅に比
べて、超広帯域なものとなっている。
【0004】また、ウルトラワイドバンド伝送方式は、
その低い信号電力密度の特性により、他の無線システム
に対し干渉を与えにくい特徴を有しており、既存の無線
システムが利用している周波数帯域にオーバーレイ可能
な技術として期待されている。さらに広帯域であること
からパーソナルエリアネットワーク(Personal Area Net
work : PAN)の用途で、100Mbpsレベルの超高速
無線伝送技術として有望視されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の拡散符号を用い
た通信システムは、所定の拡散符号の長さに依存して情
報信号のビット区間が決められていたため、スケーラビ
リティーに伝送量を変化させることが難しいという問題
があった。つまり、所定のビット区間で構成される拡散
符号によって拡散処理されたUWB信号を用いていたた
め、固定の伝送レートでの通信しかおこなえない。
【0006】固定の伝送レートでの通信しかおこなえな
いために、従来の通信システムでは、以下の問題点があ
る。
【0007】まず第1に、距離の異なるリンク間の通信
においても、同じ拡散符号を用いて通信を行なわなけれ
ばならないため、低速な情報伝送を行なおうとした場合
にも、高速な拡散符号を用いて通信を行なわなければな
らず、効率が悪いという問題があった。
【0008】さらに、近距離の通信と、遠距離の通信が
別々に存在する場合には、近距離の通信は確実に行なえ
るものの、遠距離の通信は、その近距離の通信から干渉
を受けてしまい、実施が困難になるという問題があっ
た。
【0009】さらに、UWB通信を行なう場合に、近距
離間の通信では、所定の拡散符号の符号長に至るまでの
区間で積分をしなくとも、所定のしきい値に至るにもか
かわらず、さらに積分を続けてしまうという問題があ
る。逆に、遠距離間の通信では、所定の拡散符号の符号
長に至るまで積分処理を行なっても、所定のしきい値に
至らず、その結果遠距離間での通信が行えないという問
題点もある。
【0010】本発明は、上記課題を解決することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する手段
として、本発明は以下の特徴を有する。
【0012】請求項1に記載の発明にかかる無線通信シ
ステムは、インパルス信号列を用いて送信側通信局から
受信側通信局に情報を送る無線通信システムにおいて、
送信側通信局は、単位拡散コードに基づいて生成された
拡散コードを用いて情報信号を拡散処理し、前記拡散処
理により生成された拡散信号からインパルス信号列を生
成し、該インパルス信号列を送信し、受信側通信局は、
該インパルス信号列を受信し、単位逆拡散コードを用い
て逆拡散処理をし、前記逆拡散処理により生成された逆
拡散信号を所定の回数積分処理して情報信号を生成する
ことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明にかかる無線通信シ
ステムは、インパルス信号列を用いた無線通信システム
において、該無線通信システムは、基準伝送レートでの
通信と、該基準レートより低い伝送レートでの通信とを
選択的に使用可能であり、該基準伝送レートの通信は、
単位拡散コードと該単位拡散コードの符号周期と等しい
ビット区間を有する情報信号とを用いて行われ、該低い
伝送レートの通信は、単位拡散コードと該単位拡散コー
ドの符号周期の数倍のビット区間を有する情報信号とを
用いて行われることを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明にかかる無線通信シ
ステムは、インパルス信号列を用いた無線通信システム
において、該無線通信システムは、基準伝送レートでの
通信と、該基準レートより高い伝送レートでの通信とを
選択的に使用可能であり、該基準伝送レートの通信は、
単位拡散コードと該単位拡散コードの符号周期と等しい
ビット区間を有する情報信号とを用いて行われ、該高い
伝送レートの通信は、単位拡散コードと該単位拡散コー
ドの符号周期の数分の1のビット区間を有する情報信号
とを用いて行われることを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明にかかる無線送信装
置は、インパルス信号列を用いた通信を行う無線送信装
置おいて、単位拡散コードに基づいて生成された拡散コ
ードを用いて情報信号を拡散処理する拡散処理部と、前
記拡散処理で生成された拡散信号からインパルス信号列
を生成し、該インパルス信号列を送信する無線通信部と
を備えていることを特徴とする無線送信装置。
【0016】請求項10に記載の発明にかかる無線受信
装置は、インパルス信号列を用いた通信を行う無線受信
装置おいて、インパルス信号列を受信し、単位逆拡散コ
ードを用いて逆拡散処理する無線通信部と、前記逆拡散
処理により生成された逆拡散信号を所定の回数積分処理
を行う積分処理部と、を具備することを特徴とする無線
受信装置。
【0017】請求項12に記載の発明にかかる無線通信
方法は、インパルス信号列を用いて送信側通信局から受
信側通信局に情報を送る無線通信方法において、単位拡
散コードに基づいて生成された拡散コードを用いて情報
信号を拡散処理し、前記拡散処理により生成された拡散
信号からインパルス信号列を生成し、該インパルス信号
列を送信する送信工程と、該インパルス信号列を受信
し、単位逆拡散コードを用いて逆拡散処理をし、前記逆
拡散処理により生成された逆拡散信号を所定の回数積分
処理をして情報信号を生成する受信工程とを有すること
を特徴とする。
【0018】請求項17に記載の発明にかかる無線通信
方法は、基準伝送レートでの通信と、該基準レートより
低い伝送レートでの通信とを選択的に使用可能であるイ
ンパルス信号列を用いた無線通信方法において、該基準
伝送レートの通信を単位拡散コードと該単位拡散コード
の符号周期と等しいビット区間を有する情報信号とを用
いて行う工程と、該低い伝送レートの通信を単位拡散コ
ードと該単位拡散コードの符号周期の数倍のビット区間
を有する情報信号とを用いて行なう工程とを有すること
を特徴とする。
【0019】請求項18に記載の発明にかかる無線通信
方法は、基準伝送レートでの通信と、該基準レートより
高い伝送レートでの通信とを選択的に使用可能である、
インパルス信号列を用いた無線通信方法において、該基
準伝送レートの通信を単位拡散コードと該単位拡散コー
ドの符号周期と等しいビット区間を有する情報信号とを
用いて行う工程と、該高い伝送レートの通信を単位拡散
コードと該単位拡散コードの符号周期の数分の1のビッ
ト区間を有する情報信号とを用いて行う工程とを具備す
ることを特徴とする。
【0020】請求項19に記載の発明にかかる無線送信
方法は、インパルス信号列を用いた無線送信方法おい
て、単位拡散コードに基づいて生成された拡散コードを
用いて情報信号を拡散処理する工程と、前記拡散処理で
生成された拡散信号からインパルス信号列を生成し、該
インパルス信号列を送信する工程とを有することを特徴
とする。
【0021】請求項21に記載の発明にかかる無線受信
方法は、インパルス信号列を用いた通信を行う無線受信
方法おいて、インパルス信号列を受信し、単位逆拡散コ
ードを用いて逆拡散処理する工程と、前記逆拡散処理に
より生成された逆拡散信号を所定の回数積分処理をして
情報信号を生成する工程と、を備えることを特徴とす
る。
【0022】また、本発明の第1の態様によれば、近距
離の通信には、短い拡散コードを用いて、情報ビットを
構成するまでの積分回数を少なくして高速伝送レートで
の通信を実現し、遠距離の通信には長い拡散コードを用
いて送信を行なって、受信装置では情報ビットを構成す
るまでの積分回数を多くして、低速伝送レートでの通信
を併せて実現させることを特徴とする。
【0023】また、上記長い拡散コードは、基準となる
拡散コードの数倍で表現されることを特徴とすること
で、遠距離の装置間の通信を行なう場合に、この長い拡
散コードを用いた情報ビットを得ることを特徴とする。
【0024】この短い拡散コードは、基準となる拡散コ
ードの数分の一であることを特徴とすることで、より近
距離の装置間の通信には、さらに高速のUWB信号を用
いた通信を実現することを特徴とする。
【0025】本発明の第2の態様によれば、複数の無線
伝送装置が無線回線で接続されてなる無線ネットワーク
であって、各リンクの接続状況や各リンクの伝送品質に
応じて、同一の拡散コードを用いて異なる伝送レートの
通信を実現する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。
【0027】[第1の実施の形態] [ネットワーク構成例]図1は、本実施の形態にかかる通
信システムが適用可能な無線ネットワークの構成を示す
図である。
【0028】無線ネットワークは、複数の通信局10
1、102,…、108が互いに無線回線によって接続
されて構成される。通信局108は、ネットワークの制
御局としても機能し、通信局#1(101)、通信局#2
(102)、…、通信局#7(107)は、制御局#8
(通信局108と同じ)からの制御情報に従って通信を
行う。本実施例においては、通信局は、無線送信装置お
よび無線受信装置とを有するものとして説明するが、本
発明を実施するには、無線送信装置および無線受信装置
のいずれか一方のみを有する通信局を用いても構わな
い。
【0029】ここで、通信局#1(101)から他の通
信局へ通信を行うものとする。通信局#1(101)
は、通信局#2(102)、通信局#7(107)、通
信局#8(108)に対して相対的に近い位置に存在す
るため、ある伝送レート(以下、基準伝送レートとい
う)の拡散インパルス信号を用いた通信が行なえる。
【0030】一方、通信局#1(101)は通信局#3
(103)、#6(106)と相対的に遠い位置に存在
するため、前記基準伝送レートより低速の低速伝送レー
トで拡散処置された情報の伝送を行なう。
【0031】また、通信局#1(101)に対して通信
局#4(104)、#5(105)はさらに距離が離れてい
て、直接通信することができない状態である。
【0032】通信局#2(102)から通信局#7(1
07)までのそれぞれに、周辺に存在する他の通信局と
の距離に応じて異なる伝送レートでの通信が行われる。
【0033】また、通信局#8は他の通信局#1〜#7の全て
と略等距離にある位置するように配されており、これら
通信局#1〜#7と基準伝送レートで通信ができる状態にあ
るものとする。
【0034】[伝送フレームの構成例]図2は、この無線
通信システムに用いられる伝送フレーム構成例を表わし
たものである。図中、所定伝送フレーム周期FTは、周
期的な伝送フレーム周期である。このフレーム中で、下
り制御情報通知201は、フレームの先頭に配置され、
このネットワークに共通の情報が含まれている。さら
に、それに続いて、第1のストリーム伝送、第2のストリ
ーム伝送が配置されている。このストリーム伝送領域
は、各通信局からの要求に応じて、通信局にフレーム周
期の同じ部分を毎フレーム利用する権利が与えられてい
るものである。
【0035】さらに、それに続いて、非同期伝送領域が
配置されている。ここでは、CSMA/CAなどのアク
セス制御方法を用いて非同期情報伝送が行なわれる。こ
の例においては、他の伝送装置からの情報送信が存在し
ないことを検出した場合に、非同期伝送1、非同期伝送
2、非同期伝送3がおこなわれる構成を表わしている。
【0036】[無線送信装置の構成例]次に、図3,図4
を参照しながら無線送信装置の構成例と動作について説
明する。 図3は、本実施の形態における無線送信装置
の構成例を示す図であり、図4は無線送信装置の各部で
生成される信号の波形図である。
【0037】無線送信装置は、インターフェイス31
と、バッファ32と、拡散処理部35と、ウルトラワイ
ドバンド無線通信部36と、制御部33と、情報記憶部
34と、アンテナ37とを有している。
【0038】インターフェイス31は、外部機器(例え
ば、コンピュータなどの情報機器、ビデオ、テレビ受像
器などの映像機器)からの情報信号を受け取り、これを
バッファ32に送る。バッファ32は、情報信号を一時
的に蓄えられる構成となっている。
【0039】ここで、制御部33は、バッファに情報信
号が蓄えられると、これを検知して、無線リンクの接続
状況に応じて伝送レートを決定し、決定した伝送レート
を拡散処理部35に通知するように機能する。
【0040】制御部33が伝送レートを決定する方法
は、送信先の通信局とその通信局に用いる伝送レートを
対応づけて記憶しておき、この伝送レートを参照して決
定するようにしても良いし、過去の無線リンクの接続状
況を記憶しておいた情報に基づいて伝送速度を決定して
も良い。情報記憶部34は、過去の接続情報や、このシ
ステムで利用する拡散コードなどの情報を記憶する。
【0041】伝送レートを決定すると、制御部33は拡
散処理部35に伝送レートの情報と拡散コードを渡す。
【0042】拡散処理部35は、伝送レートの情報と拡
散コードを受け取ると、拡散処理を開始する。まず、バ
ッファ32から送られてきた情報信号SG301を拡散
コード信号SG302を用いて拡散処理し、前記決定し
た伝送レートによる拡散信号SG303を生成する。拡
散処理部35で生成された拡散信号SG303は、UW
B(ウルトラワイドバンド)無線通信部36に渡される。
【0043】ウルトラワイドバンド通信部36は、拡散
信号に応じて周期的なインパルス信号SG304を生成
する。本例では、拡散信号の0/1に応じてインパルス
の位相が変化するようにインパルス信号が生成される
が、拡散信号の0/1に応じてインパルスの位置を変え
るパルス位置変調方法によって、インパルス信号を生成
しても構わない。
【0044】ウルトラワイドバンド通信部36はこのイ
ンパルス信号をアンテナ37に供給し、インパルス信号
SG304は、アンテナから空中に放射され無線送信さ
れる。
【0045】[拡散処理の例]次に、上記拡散処理部にお
ける拡散処理について説明する。
【0046】図5は、所定の拡散コード502を用いて
情報信号501を拡散処理する場合の波形図である。こ
こでは、便宜上、情報信号の1ビットに対して、16ビッ
トの拡散コードを用いて拡散処理をする例を示すが、本
発明はこれに限られるものではない。情報信号の1ビッ
ト分に相当するビット区間TBに等しい符号周期TCを
有する拡散コード502(以下、「単位拡散コード」と
いう)を用いて、拡散信号503を得る構成を示す。拡
散信号503は、情報ビットが「1」の時に拡散コード
と同じ波形となり、情報ビットが「0」の時に拡散コー
ドを反転させた波形を有する拡散信号となる。
【0047】なお、この場合の伝送レートは、情報信号
の伝送レートと等しい100Mbpsである。上記伝送
レートを基準伝送レートとして、以下これと異なる伝送
レートによる拡散処理について述べる。なお、以下の具
体例では、単位拡散コードの正の整数倍(または1/整
数)の例を示したが、正の数であれば必ずしも整数倍で
ある必要はない。
【0048】[基準伝送レートに比べて低伝送レートに
よる拡散処理の例]まず、基準伝送レートよりも低速な
伝送レートの信号を構築するために、必要に応じて情報
信号を整数倍に拡散する方法を、図6から図8に示す。
【0049】図6に、前記単位拡散コードを2回繰り返
して用いて、基準伝送レートより低速な伝送レートの拡
散信号を構成する実施例を示す。
【0050】ビット区間を2TBとする情報信号601
を単位拡散コード602(図5の単位拡散コード502
と同じ)2回繰り返すことによって、情報信号601の
1ビットに相当する拡散信号603を得る。拡散信号6
03は、情報信号が「1」の場合、拡散コードと同じ情
報が2倍の長さで得られて、情報ビットが「0」の時に
拡散コードを反転させた情報が2倍の長さで得られるこ
とになる。
【0051】なお、この場合の伝送レートは、情報信号
の伝送レートの2分の1である50Mbpsである。
【0052】[1/3の伝送レート]図7に、前記単位拡
散コードを3回繰り返して用いて、基準伝送レートより
低速な伝送レートの拡散信号を構成する実施例を示す。
【0053】ビット区間を3TBとする情報信号701
を単位拡散コード602(図5の単位拡散コード502
と同じ)を3回繰り返すことによって、情報信号701
の1ビットに相当する拡散信号703を得る。拡散信号
703は、情報信号が「1」の場合、拡散コードと同じ
拡散信号が3倍の長さで得られて、情報ビットが「0」
の時に拡散コードを反転させた拡散信号が3倍の長さで
得られることになる。
【0054】なお、この場合の伝送レートは、情報信号
の伝送レートの3分の1である約33.3Mbpsであ
る。
【0055】[基準伝送レートに対して1/4の伝送レ
ート]図8に、前記単位拡散コードを4回繰り返して用
いて、基準伝送レートより低速な伝送レートの拡散信号
を構成する実施例を示す。
【0056】ビット区間を4TBとする情報信号801
を単位拡散コード802(図5の単位拡散コード502
と同じ)を4回繰り返すことによって、情報信号801
の1ビットに相当する拡散信号803を得る。拡散信号
803は、情報信号が「1」の場合、拡散コードと同じ
拡散信号が4倍の長さで得られて、情報ビットが「0」
の時に拡散コードを反転させた拡散信号が4倍の長さで
得られることになる。
【0057】なお、この場合の伝送レートは、情報信号
の伝送レートの4分の1である25Mbpsである。
【0058】なお、本実施の形態にかかる低伝送レート
の拡散信号は、単位拡散コードに対してN倍のビット区
間を有する情報信号を用いることにより、基準伝送レー
トの1/N倍の低伝送レートの拡散信号を得ることが可
能である。
【0059】[基準伝送レートに対して低伝送レート、
変形例]図9は、図6に示した例の変形例における波形
図である。この変形例では、情報信号の1ビットを、前
半部分と後半部分とを反転させた信号により表すことを
特徴とする。
【0060】情報信号901の1ビットに対して、単位
拡散コード903を2回繰り返して得られる32ビット
の拡散コードを用いて拡散処理をする。この情報信号9
01は、情報ビット変換処理されることにより、情報信
号901の1ビットを2ビットで表現する変換情報信号
902に変換される。つまり、情報信号が「1」の場合
には、変換情報信号は「10」という2ビット情報とな
り、情報信号が「0」の場合には、変換情報信号902
は「01」という2ビット情報となる。
【0061】そして、変換情報信号902は、単位拡散
コード903(図5の単位拡散コード502と同じ)を
用いて、拡散信号904を得る。拡散信号904は、情
報信号901が「1」の時に、単位拡散コード903と
これに続く単位拡散コード903を反転させたコードで
構成される信号となり、情報信号901が「0」の時
に、単位拡散コード903を反転させたコードとこれに
続く単位拡散コードで構成される信号となる。
【0062】上記の変形例の他の形態においては、情報
ビット変換を行なう方法として、情報信号が「1」の場
合に、「01」と、情報信号が「0」の場合に「10」
の組み合わせを用いる方法も考えられる。なお、同様に
伝送レートを1/N(Nは正の整数)にした場合、情報
信号の1ビットをNビットで表す情報ビット変換をする
ようにしても良い。
【0063】また、別の変形例として、この情報ビット
変換を行なうアルゴリズムを、伝送装置毎に異なるよう
に規定して、伝送されるメデイア毎に組み合わせを変更
するような構成も可能である。
【0064】[基準伝送レートに対して高伝送レートで
伝送する場合]次に、基準伝送レートに対して高い伝送
レートにより通信を行う場合の拡散処理について説明す
る。
【0065】単位拡散コードを用いて情報信号を拡散処
理する場合に、基準伝送レートの2倍の伝送レートで拡
散する場合の波形図を、図10に示す。
【0066】無線送信装置の制御部33が基準伝送レー
トの2倍の伝送レートで拡散することを指示すると、拡
散処理部35は、バッファ32のデータを読み出し、ビ
ット区間が単位拡散コード1002(図5の単位拡散コ
ード502と同じ)の1/2となるように情報信号10
01を生成し、該情報信号1001を拡散コード100
2を用いて拡散処理し、拡散信号1003を得る。つま
り、拡散信号1003は、拡散コード1002の前半部
分と後半部分とに、それぞれ別の情報ビットが掛け合わ
されて得られることを表わしている。
【0067】なお、この拡散情報から情報ビットを復号
する場合には、拡散コードの1/2の積分期間で積分処
理の結果を出力することで、所望の情報ビットを得るこ
とができる。
【0068】[無線受信装置の構成例]次に、本実施の形
態にかかる通信局の無線受信装置の構成例について説明
する。
【0069】次に、図11,図12を参照しながら無線
受信装置の構成例と動作について説明する。図11は、
本実施の形態における無線受信装置の構成例を示す図で
あり、図11は無線受信装置で生成若しくは使用される
信号の波形図である。
【0070】無線受信装置は、アンテナ1101と、ウ
ルトラワイドバンド無線通信部1102と、積分処理部
1103と、バッファ1106と、インターフェース1
107と、制御部1104と、情報記憶部1105とを
有している。
【0071】ここでは、ウルトラワイドバンド信号を受
信するためのアンテナ1101は、ウルトラワイドバン
ド信号SG1101をウルトラワイドバンド無線通信部
1102に供給する。
【0072】制御部1104は、ウルトラワイドバンド
無線通信部1102に対し、単位拡散コードを提供す
る。
【0073】ウルトラワイドバンド無線通信部1102
は、単位拡散コードSG1102(図12の(b))に
よって生成されたパルス列SG1103(図12の
(c)を、前記ウルトラワイドバンド信号SG1101
と乗算(若しくは重畳、以下同じ)する。これにより所
望の逆拡散信号SG1104を出力して、積分処理部1
103に渡す。
【0074】積分処理部1103は、逆拡散信号SG1
104を所定の積分回数に至るまでの積分処理を行な
い、復号ビット情報SG1105を取り出す構成となっ
ている。図12(e)の波形図は、積分処理を示し、上
向き、下向き矢印は積分の結果得られた値を示してい
る。ここで図12(e)の下向き矢印から上向き矢印ま
での区間(若しくは上向き矢印から下向き矢印までの区
間)を積分回数1回とする。
【0075】この情報ビットを得るための積分回数の情
報は、各無線リンク毎に事前に交換された情報として、
情報記億部1105に格納されていて、制御部1104
からの指示により、積分処理部1103に対して通知さ
れる。この積分回数は、無線送信装置において、情報信
号のビット区間は単位拡散コードに対して何倍である
か、若しくは何分の一であったかに対応して決定され
る。例えば、情報信号のビット区間が単位拡散コードの
2倍である場合(図5に示す拡散処理がされた場合)に
は、積分回数は2回とするように、積分回数を制御す
る。
【0076】また、積分処理部1103では、所定の積
分回数に至るまで受信した情報を加算しても、所定のレ
ベルまで信号が至らない場合には、制御部1104に通
知をする。制御部1104は、UWB無線通信部110
2に対して、逆拡散コードをウルトラワイドバンド信号
SG1101に乗算するタイミングをずらす指示を送
る。
【0077】乗算するタイミングが最適化されたにもか
かわらず、所定の積分回数に至るまで受信した情報を加
算しても、所定のレベルまで信号が至らない場合には、
制御部1104は、制御局#8(108)に対して、送
信側の通信局の伝送レートをさらに低くするよう要求す
るようにしても良い。かかる要求を受けた制御局は、送
信側の通信局に伝送レートを落とす旨の通知を下り制御
情報通知201にて行し、送信側の通信局は該下り制御
情報通知201にしたがって伝送レートを現在用いてい
るものより落とす。
【0078】ここでは、復号ビット信号SG1105を
一時的に格納しておくバッファ1106が備えられてい
て、リアルタイム情報を伝送する場合の時間的な変動を
吸収する構成となっている。さらに、外部機器(図示せ
ず)に接続するインターフェース1107が備わってい
て、バッファ1106に蓄えられている復号ビット信号
を所望のタイミングで外部機器に出力する。
【0079】このようにして送信側の通信局から送られ
たウルトラワイドバンド信号から復号された情報が取り
出されることになる。
【0080】[第2の実施の形態]本発明は、制御局を有
さないアド・ホック・ネットワークについても適用可能
である。通信局、その無線送信装置、受信無線送信装置
の構成は、第1の実施の形態と同様である。
【0081】第2の実施の形態にかかる無線システムで
は、送信側の通信局が受信側の通信局に伝送レートを通
知し、受信側の通信局は、通知された伝送レートに応じ
た積分回数を行うよう、制御部1104を通じて積分処
理部1103に指示して、積分処理を行うように構成し
ても良い。
【0082】
【発明の効果】本発明の無線通信システムに利用する拡
散コード長を、接続リンクの状態によって変化させるこ
とで、スケーラビリティーに応じた無線伝送方法を得る
ことができるという効果を奏する。
【0083】本発明の無線通信システムは、近距離通信
には短い拡散コードを利用し、長距離の通信には長い拡
散コードを利用することで、それぞれのリンクの距離に
あわせた通信パラメータを最適化して通信する方法が得
られる。
【0084】本発明の無線通信システムによれば、利用
する長い拡散コードは、基準となる拡散コードの数倍で
表現されることを特徴とするので、既存のUWB通信シ
ステムの回路構成を大規模に変更することなく、情報ビ
ットを得る方法を実現できるという効果を奏する。
【0085】本発明の無線通信システムに利用する短い
拡散コードは、基準となる拡散コードの数分の1で表現
されることを特徴とすることで、より近距離の装置間の
通信には、さらに高速のUWB通信が実現できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる通信システムが適用
可能な無線ネットワークの構成を示す図である。
【図2】無線通信システムに用いられる伝送フレーム構
成例を表わした図である。
【図3】第1の実施の形態における無線送信装置の構成
例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における無線送信装置で生成
される信号の波形図である。
【図5】単位拡散コードを用いて、基準伝送レートより
低速な伝送レートの拡散信号を構成する実施例の波形図
である。
【図6】単位拡散コードを2回繰り返して用いて、基準
伝送レートより低速な伝送レートの拡散信号を構成する
実施例の波形図である。
【図7】前記単位拡散コードを3回繰り返して用いて、
基準伝送レートより低速な伝送レートの拡散信号を構成
する実施例の波形図である。
【図8】前記単位拡散コードを4回繰り返して用いて、
基準伝送レートより低速な伝送レートの拡散信号を構成
する実施例を示す。
【図9】図5に示した例の変形例における波形図であ
る。
【図10】単位拡散コードを用いて情報信号を拡散処理
する場合に、基準伝送レートの2倍の伝送レートで拡散
する場合の波形図である。
【図11】本実施の形態における無線受信装置の構成例
を示す図である。
【図12】無線受信装置で生成若しくは使用される信号
の波形図である。
【符号の説明】
101〜107 … 通信局 108 … 通信局(制御局) 31 … インターフェース 32 … バッファ 33 … 制御部 34 … 情報記憶部 35 … 拡散処理部 36 … UWB無線通信部 37 … アンテナ 1101 … アンテナ 1102 … UWB無線通信部 1103 … 積分処理部 1104 … 制御部 1105 … 情報記憶部 1106 … バッファ 1107 … インターフェース

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インパルス信号列を用いて送信側通信局
    から受信側通信局に情報を送る無線通信システムにおい
    て、 送信側通信局は、単位拡散コードに基づいて生成された
    拡散コードを用いて情報信号を拡散処理し、前記拡散処
    理により生成された拡散信号からインパルス信号列を生
    成し、該インパルス信号列を送信し、 受信側通信局は、該インパルス信号列を受信し、単位逆
    拡散コードを用いて逆拡散処理をし、前記逆拡散処理に
    より生成された逆拡散信号を所定の回数積分処理して情
    報信号を生成することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線通信システムにお
    いて、 前記情報信号のビット区間はTであり、前記単位拡散コ
    ードの符号周期はSであり、 T=N・Sである、ただしNは正の数であることを特徴
    とする無線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の無線通信システムにお
    いて、 前記積分回数はN回であることを特徴とする無線通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の無線通信システムにお
    いて、 前記情報信号のビット区間はTであり、前記単位拡散コ
    ードの符号周期はSであり、T=S/Nであり、ただし
    Nは正の数であることを特徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の無線通信システムにお
    いて、 前記積分回数は1/N回であることを特徴とする無線通
    信システム。
  6. 【請求項6】 インパルス信号列を用いた無線通信シス
    テムにおいて、 該無線通信システムは、基準伝送レートでの通信と、該
    基準レートより低い伝送レートでの通信とを選択的に使
    用可能であり、 該基準伝送レートの通信は、単位拡散コードと該単位拡
    散コードの符号周期と等しいビット区間を有する情報信
    号とを用いて行われ、 該低い伝送レートの通信は、単位拡散コードと該単位拡
    散コードの符号周期の数倍のビット区間を有する情報信
    号とを用いて行われることを特徴とする無線通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 インパルス信号列を用いた無線通信シス
    テムにおいて、 該無線通信システムは、基準伝送レートでの通信と、該
    基準レートより高い伝送レートでの通信とを選択的に使
    用可能であり、 該基準伝送レートの通信は、単位拡散コードと該単位拡
    散コードの符号周期と等しいビット区間を有する情報信
    号とを用いて行われ、 該高い伝送レートの通信は、単位拡散コードと該単位拡
    散コードの符号周期の数分の1のビット区間を有する情
    報信号とを用いて行われることを特徴とする無線通信シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 インパルス信号列を用いた通信を行う無
    線送信装置おいて、 単位拡散コードに基づいて生成された拡散コードを用い
    て情報信号を拡散処理する拡散処理部と、 前記拡散処理で生成された拡散信号からインパルス信号
    列を生成し、該インパルス信号列を送信する無線通信部
    とを備えていることを特徴とする無線送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の無線送信装置におい
    て、 前記情報信号のビット区間は、単位拡散の周期のN倍又
    は1/N倍であり、ただしNは正の数であることを特徴
    とする無線送信装置。
  10. 【請求項10】 インパルス信号列を用いた通信を行う
    無線受信装置において、 インパルス信号列を受信し、単位逆拡散コードを用いて
    逆拡散処理する無線通信部と、 前記逆拡散処理により生成された逆拡散信号を所定の回
    数積分処理を行う積分処理部と、を具備することを特徴
    とする無線受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の無線受信装置にお
    いて、前記積分回数は、N回又は1/N回であり、ただ
    しNは正の数である、ことを特徴とする無線受信装置。
  12. 【請求項12】 インパルス信号列を用いて送信側通信
    局から受信側通信局に情報を送る無線通信方法におい
    て、 単位拡散コードに基づいて生成された拡散コードを用い
    て情報信号を拡散処理し、前記拡散処理により生成され
    た拡散信号からインパルス信号列を生成し、該インパル
    ス信号列を送信する送信工程と、 該インパルス信号列を受信し、単位逆拡散コードを用い
    て逆拡散処理をし、前記逆拡散処理により生成された逆
    拡散信号を所定の回数積分処理をして情報信号を生成す
    る受信工程とを有することを特徴とする無線通信方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の無線通信方法にお
    いて、 前記情報信号のビット区間はTであり、前記単位拡散コ
    ードの符号周期はSであり、T=N・Sであり、ただし
    Nは正の数であることを特徴とする無線通信方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の無線通信方法にお
    いて、 前記積分回数はN回であることを特徴とする無線通信方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の無線通信方法にお
    いて、 前記情報信号のビット区間はTであり、前記単位拡散コ
    ードの符号周期はSであり、T=S/Nであり、ただし
    Nは正の数であることを特徴とする無線通信方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の無線通信方法にお
    いて、 前記積分回数は1/N回であることを特徴とする無線通
    信方法。
  17. 【請求項17】 基準伝送レートでの通信と、該基準レ
    ートより低い伝送レートでの通信とを選択的に使用可能
    であるインパルス信号列を用いた無線通信方法におい
    て、 該基準伝送レートの通信を単位拡散コードと該単位拡散
    コードの符号周期と等しいビット区間を有する情報信号
    とを用いて行う工程と、 該低い伝送レートの通信を単位拡散コードと該単位拡散
    コードの符号周期の数倍のビット区間を有する情報信号
    とを用いて行なう工程とを有することを特徴とする無線
    通信方法。
  18. 【請求項18】 基準伝送レートでの通信と、該基準レ
    ートより高い伝送レートでの通信とを選択的に使用可能
    である、インパルス信号列を用いた無線通信方法におい
    て、 該基準伝送レートの通信を単位拡散コードと該単位拡散
    コードの符号周期と等しいビット区間を有する情報信号
    とを用いて行う工程と、 該高い伝送レートの通信を単位拡散コードと該単位拡散
    コードの符号周期の数分の1のビット区間を有する情報
    信号とを用いて行う工程とを具備することを特徴とする
    無線通信方法。
  19. 【請求項19】 インパルス信号列を用いた無線送信方
    法おいて、 単位拡散コードに基づいて生成された拡散コードを用い
    て情報信号を拡散処理する工程と、 前記拡散処理で生成された拡散信号からインパルス信号
    列を生成し、該インパルス信号列を送信する工程とを有
    することを特徴とする無線送信方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の無線送信方法におい
    て、 前記情報信号のビット区間は、単位拡散コードの周期の
    N倍又は1/N倍であり、ただしNは正の数であること
    を特徴とする無線送信方法。
  21. 【請求項21】 インパルス信号列を用いた通信を行
    う無線受信方法おいて、 インパルス信号列を受信し、単位逆拡散コードを用いて
    逆拡散処理する工程と、 前記逆拡散処理により生成された逆拡散信号を所定の回
    数積分処理をして情報信号を生成する工程と、を備える
    無線受信方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の無線受信方法におい
    て、 前記積分回数は、単位拡散コードの周期を基準としてN
    回又は1/N回であり、ただしNは正の数であることを
    特徴とする無線受信方法。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の無線受信方法にお
    いて、 前記受信したインパルス信号列は、単位拡散コードと、
    該単位拡散コードの周期のN倍であるビット区間を有す
    る情報信号とを乗算して生成されたものであり、 前記所定の積分回数は、N回であることを特徴とする無
    線受信方法。
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