JP2002334583A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002334583A
JP2002334583A JP2001140634A JP2001140634A JP2002334583A JP 2002334583 A JP2002334583 A JP 2002334583A JP 2001140634 A JP2001140634 A JP 2001140634A JP 2001140634 A JP2001140634 A JP 2001140634A JP 2002334583 A JP2002334583 A JP 2002334583A
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transistor
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JP2001140634A
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Zenzo Oda
善造 小田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを低くするとともに、動作速度を速く
することができる半導体装置を提供する。 【解決手段】 複数のメインワードラインMWL(i)
と、複数のカラムセレクトラインCSL(j)と、複数
のデバイデッドワードラインDWL(i,j)と、1本
のメインワードラインMWL(i)、並びに、カラムセ
レクトラインCSL(i,j)及びCSL(i,(j+
1))から受信した信号に基づいて、デバイデッドワー
ドラインDWL(i,j)及びDWL(i,(j+
1))上に選択信号を出力するデバイデッドワードライ
ンドライバDWD1(i,k)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デバイデッドワー
ドラインドライバを用いた半導体装置(メモリIC)に
関する。
【0002】
【従来の技術】デバイデッドワードラインドライバを用
いた従来のメモリICについて、図9〜図11を参照し
ながら説明する。図9は、従来のメモリICの一部を示
す図である。図9に示すように、従来のメモリIC3
は、行方向に2m行、列方向に2n列のマトリクス状に
配置された(2m×2n)個のデバイデッドワードライ
ンドライバDWD3(i,j)、2m本のメインワード
ラインMWL(i)、2n本のカラムセレクトラインC
SL(j)、及び、(2m×2n)本のデバイデッドワ
ードラインDWL(i,j)(ここで、i=1、2、
…、2m、j=1、2、…、2n)を具備している。
【0003】デバイデッドワードラインドライバDWD
3(i,j)は、1個のNANDゲート回路G1と1個
の反転回路INV21を有している。デバイデッドワー
ドラインドライバDWD3(i,j)は、メインワード
ラインMWL(i)からメインワードライン信号を、カ
ラムセレクトラインCSL(j)からカラムセレクトラ
イン信号を受信し、デバイデッドワードラインDWL
(i,j)にデバイデッドワードライン信号を出力す
る。
【0004】図10は、デバイデッドワードラインドラ
イバDWD3(i,j)の回路構成を示す図である。図
10に示すように、デバイデッドワードラインドライバ
DWD3(i,j)は、2個のPチャネルMOSトラン
ジスタQ21及びQ22、2個のNチャネルMOSトラ
ンジスタQ23及びQ24、並びに、1個の反転回路I
NV21を有している。一般に、反転回路は、2個のト
ランジスタを有する。従って、デバイデッドワードライ
ンドライバDWD3(i,j)は、6個のトランジスタ
を有することとなる。
【0005】トランジスタQ21〜Q23のドレイン
は、相互に接続され、トランジスタQ21及びQ22の
ソース電位は、ハイレベルとされている。また、反転回
路INV21の入力端子は、トランジスタQ21〜Q2
3のドレインに接続され、反転回路INV21の出力端
子は、デバイデッドワードラインDWL(i,j)に接
続されている。さらに、トランジスタQ22及びQ23
のゲートは、メインワードラインMWL(i)に接続さ
れている。トランジスタQ23のソースは、トランジス
タQ24のドレインに接続され、トランジスタQ24の
ソース電位は、ローレベルとされている。また、トラン
ジスタQ21及びQ24のゲートは、カラムセレクトラ
インCSL(j)に接続されている。
【0006】デバイデッドワードラインドライバDWD
3(i,j)は、ANDゲート回路と等価であり、図1
1の真理値表に従った信号をデバイデッドワードライン
DWL(i,j)上に出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すように、
デバイデッドワードラインドライバDWD3(i,j)
は、6個のトランジスタを必要とする。そのため、メモ
リIC3は、全体のトランジスタ数が非常に多く、コス
トが高くなっていた。
【0008】また、従来のメモリIC3においては、1
本のメインワードラインMWL(i)に、2n個のデバ
イデッドワードラインドライバDWD3(i,j)、す
なわち4n個のトランジスタが負荷回路として接続され
ている。同様に、1本のカラムセレクトラインCSL
(j)に、2m個のデバイデッドワードラインドライバ
DWD3(i,j)、すなわち4m個のトランジスタが
負荷回路として接続されている。従って、メインワード
ラインMWL(i)上に信号を出力する回路及びカラム
セレクトラインCSL(j)上に信号を出力する回路
は、負荷容量が非常に大きく、動作速度が遅くなってい
た。
【0009】そこで、上記の点に鑑み、本発明は、トラ
ンジスタの数を少なくするとともに、メインワードライ
ン又はカラムセレクトラインに信号を出力する回路の負
荷容量を小さくすることができる半導体装置(メモリI
C)を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明の第1の観点に係る半導体装置は、複数のメ
インワードラインと、複数のカラムセレクトラインと、
複数のデバイデッドワードラインと、1本のメインワー
ドライン及びK本(Kは2以上の整数)のカラムセレク
トラインから受信した信号に基づいて、K本のデバイデ
ッドワードライン上に選択信号を出力する選択信号出力
回路とを具備する。
【0011】ここで、選択信号出力回路が、(a)ソー
スが第1の電源電位に接続され、ゲートが第j番目のカ
ラムセレクトラインに接続された第1のPチャネルMO
Sトランジスタと、ドレインが第1のPチャネルMOS
トランジスタのドレインに接続され、ゲートが第j番目
のカラムセレクトラインに接続された第1のNチャネル
MOSトランジスタと、入力が第1のPチャネルMOS
トランジスタ及び第1のNチャネルMOSトランジスタ
のドレインに接続され、出力が第j番目のデバイデッド
ワードラインに接続された反転回路と、ソースが第1の
電源電位に接続され、ドレインが反転回路の入力に接続
され、ゲートが反転回路の出力に接続された第2のPチ
ャネルMOSトランジスタと、をそれぞれ含むK組の回
路と、(b)ソースが第2の電源電位に接続され、ドレ
インがK組の回路の第1のNチャネルMOSトランジス
タのソースに接続され、ゲートが1本のメインワードラ
インに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタ
と、を有することとしても良い。
【0012】また、本発明の第2の観点に係る半導体装
置は、複数のカラムセレクトラインと、複数のメインワ
ードラインと、複数のデバイデッドワードラインと、1
本のカラムセレクトライン及びM本(Mは2以上の整
数)のメインワードラインから受信した信号に基づい
て、M本のデバイデッドワードライン上に選択信号を出
力する選択信号出力回路とを具備する。
【0013】ここで、選択信号出力回路が、(a)ソー
スが第1の電源電位に接続され、ゲートが第i番目のメ
インワードラインに接続された第1のPチャネルMOS
トランジスタと、ドレインが第1のPチャネルMOSト
ランジスタのドレインに接続され、ゲートが第i番目の
メインワードラインに接続された第1のNチャネルMO
Sトランジスタと、入力が第1のPチャネルMOSトラ
ンジスタ及び第1のNチャネルMOSトランジスタのド
レインに接続され、出力が第i番目のデバイデッドワー
ドラインに接続された反転回路と、ソースが第1の電源
電位に接続され、ドレインが反転回路の入力に接続さ
れ、ゲートが反転回路の出力に接続された第2のPチャ
ネルMOSトランジスタと、をそれぞれ含むM組の回路
と、(b)ソースが第2の電源電位に接続され、ドレイ
ンがM組の回路の第1のNチャネルMOSトランジスタ
のソースに接続され、ゲートが1本のカラムセレクトラ
インに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタ
と、を有することとしても良い。
【0014】以上の様に構成した本発明に係る半導体装
置によれば、トランジスタの数を少なくすることにより
コストを低くするとともに、メインワードライン又はカ
ラムセレクトラインに信号を出力する回路の負荷容量を
小さくすることにより動作速度を速くすることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。なお、同一の構成要素には
同一の参照番号を付して、説明を省略する。図1は、本
発明の第1の実施形態に係る半導体装置の一部を示す図
である。本実施形態は、本発明をメモリICに適用した
ものである。図1に示すように、メモリIC1は、行方
向に2m行、列方向にn列のマトリクス状に配置された
(2m×n)個のデバイデッドワードラインドライバD
WD1(i,k)、2m本のメインワードラインMWL
(i)、2n本のカラムセレクトラインCSL(j)、
及び、(2m×2n)本のデバイデッドワードラインD
WL(i,j)(ここで、i=1、2、…、2m、j=
1、2、…、2n、k=1、2、…、n)を具備してい
る。
【0016】デバイデッドワードラインドライバDWD
1(i,k)は、メインワードラインMWL(i)から
メインワードライン信号を、カラムセレクトラインCS
L(j)及びCSL(j+1)からカラムセレクトライ
ン信号を受信し、デバイデッドワードラインDWL
(i,j)及びDWL(i,(j+1))にデバイデッ
ドワードライン信号(選択信号)を出力する。
【0017】図2は、デバイデッドワードラインドライ
バDWD1(i,k)の回路構成を示す図である。図2
に示すように、デバイデッドワードラインドライバDW
D1(i,k)は、4個のPチャネルMOSトランジス
タQ1、Q2、Q4、及び、Q5、3個のNチャネルM
OSトランジスタQ3、Q6、及び、Q7、並びに、2
個の反転回路INV1及びINV2を有している。一般
に、反転回路は、2個のトランジスタを有する。従っ
て、デバイデッドワードラインドライバDWD1(i,
k)は、11個のトランジスタを有することとなる。
【0018】トランジスタQ1〜Q3のドレインは、相
互に接続され、トランジスタQ1及びQ2のソース電位
は、ハイレベルとされている。また、反転回路INV1
の入力端子は、トランジスタQ1〜Q3のドレインに接
続され、反転回路INV1の出力端子は、トランジスタ
Q1のゲートに接続されるとともに、デバイデッドワー
ドラインDWL(i,j)に接続されている。さらに、
トランジスタQ2及びQ3のゲートは、カラムセレクト
ラインCSL(j)に接続されている。
【0019】トランジスタQ4〜Q6のドレインは、相
互に接続され、トランジスタQ4及びQ5のソース電位
は、ハイレベルとされている。また、反転回路INV2
の入力端子は、トランジスタQ4〜Q6のドレインに接
続され、反転回路INV2の出力端子は、トランジスタ
Q4のゲートに接続されるとともに、デバイデッドワー
ドラインDWL(i,(j+1))に接続されている。
さらに、トランジスタQ5及びQ6のゲートは、カラム
セレクトラインCSL(j+1)に接続されている。ト
ランジスタQ3及びQ6のソースは、トランジスタQ7
のドレインに接続され、トランジスタQ7のソース電位
は、ローレベルとされている。また、トランジスタQ7
のゲートは、メインワードラインMWL(i)に接続さ
れている。
【0020】次に、デバイデッドワードラインドライバ
DWD1(i,k)の動作について説明する。カラムセ
レクトラインCSL(j)上の信号がローレベルの場合
には、トランジスタQ2はオンとなり、トランジスタQ
3はオフとなる。従って、メインワードラインMWL
(i)上の信号値に関わらず、反転回路INV1の入力
電位はハイレベルとなり、デバイデッドワードラインD
WL(i,j)上には、ローレベルの信号が出力され
る。また、トランジスタQ1は、ゲート電位がローレベ
ルとされるため、オンとなる。従って、反転回路INV
1及びトランジスタQ1のゲート〜ドレイン経路によっ
て構成される閉回路は、安定した値を保持し続けること
となる。
【0021】次に、カラムセレクトラインCSL(j)
上の信号がハイレベルとなる場合のデバイデッドワード
ラインドライバDWD1(i,k)の動作について説明
する。図3は、メインワードラインMWL(i)上の信
号がローレベルであり、カラムセレクトラインCSL
(j)上の信号がハイレベルとなる場合のデバイデッド
ワードラインドライバDWD1(i,k)の動作を示す
タイミングチャートである。図3に示すように、初期状
態において、メインワードラインMWL(i)上の信号
及びカラムセレクトラインCSL(j)上の信号は、ロ
ーレベルとされており、デバイデッドワードドライバD
WD1(i,k)は、デバイデッドワードラインDWL
(i,j)上にローレベルの信号を出力している。
【0022】次に、時刻t1において、カラムセレクト
ラインCSL(j)上の信号がハイレベルとされると、
トランジスタQ2はオフとなり、トランジスタQ3はオ
ンとなる。また、トランジスタQ7は、メインワードラ
インMWL(i)上の信号がローレベルであるため、オ
フとなっている。しかしながら、反転回路INV1及び
トランジスタQ1のゲート〜ドレイン経路によって形成
される閉回路が、安定した値を時刻t1以前から引き続
いて保持し続けるため、デバイデッドワードラインDW
L(i,j)上の信号は、ローレベルに保持されること
となる。
【0023】その後、時刻t2において、カラムセレク
トラインCSL(j)上の信号がローレベルとされる
と、トランジスタQ2はオンとなり、トランジスタQ3
はオフとなる。従って、デバイデッドワードラインDW
L(i,j)上の信号は、ローレベルに保持されること
となる。
【0024】図4は、メインワードラインMWL(i)
上の信号及びカラムセレクトラインCSL(j)上の信
号がハイレベルとなる場合のデバイデッドワードライン
ドライバDWD1(i,k)の動作を示すタイミングチ
ャートである。図4に示すように、初期状態において、
メインワードラインMWL(i)上の信号及びカラムセ
レクトラインCSL(j)上の信号は、ローレベルとさ
れており、デバイデッドワードドライバDWD1(i,
k)は、デバイデッドワードラインDWL(i,j)上
にローレベルの信号を出力している。
【0025】次に、時刻t3において、メインワードラ
インMWL(i)上の信号及びカラムセレクトラインC
SL(j)上の信号がハイレベルとされると、トランジ
スタQ2はオフとなり、トランジスタQ3及びQ7はオ
ンとなる。従って、反転回路INV1の入力電位はロー
レベルとなり、デバイデッドワードラインDWL(i,
j)には、ハイレベルの信号が出力される。また、トラ
ンジスタQ1は、ゲート電位がハイレベルとなるため、
オフとなる。
【0026】その後、時刻t4において、メインワード
ラインMWL(i)上の信号及びカラムセレクトライン
CSL(j)上の信号がローレベルとされると、トラン
ジスタQ2はオンとなり、トランジスタQ3及びQ7は
オフとなる。従って、反転回路INV1の入力電位はハ
イレベルとなり、デバイデッドワードラインDWL
(i,j)には、ローレベルの信号が出力される。
【0027】このように、トランジスタQ1〜Q3、及
び、Q7、並びに、反転回路INV1は、図11の真理
値表に従った信号をデバイデッドワードラインDWL
(i,j)上に出力することとなる。同様に、トランジ
スタQ4〜Q7、及び、反転回路INV2も、図11の
真理値表に従った信号をデバイデッドワードラインDW
L(i,(j+1))上に出力することとなる。従っ
て、デバイデッドワードラインドライバDWD1(i,
k)は、先に説明した従来のデバイデッドワードライン
ドライバDWD3(i,j)の機能とデバイデッドワー
ドラインドライバDWD3(i,(j+1))の機能と
を併せた機能を果たすこととなる。
【0028】ここで、デバイデッドワードラインドライ
バDWD1(i,k)のトランジスタ数とデバイデッド
ワードラインドライバDWD3(i,j)及びDWD3
(i,(j+1))のトランジスタ数とを比較する。デ
バイデッドワードラインドライバDWD3(i,j)及
びDWD3(i,(j+1))は、それぞれ6個のトラ
ンジスタを有する。従って、デバイデッドワードライン
ドライバDWD3(i,j)及びDWD3(i,(j+
1))は、12個のトランジスタを有する。これに対
し、デバイデッドワードラインドライバDWD1(i,
k)は、11個のトランジスタを有する。従って、本実
施形態に係るメモリIC1によれば、トランジスタ数を
少なくすることにより、小さなチップ面積で従来のメモ
リIC3と同等の機能を実現することができる。
【0029】また、従来のメモリIC3においては、1
本のメインワードラインMWL(i)に2n個のデバイ
デッドワードラインドライバDWD3(i,j)、すな
わち4n個のトランジスタが接続されているのに対し、
本実施形態に係るメモリIC1においては、1本のメイ
ンワードラインMWL(i)にn個のデバイデッドワー
ドラインドライバDWD1(i,k)、すなわちn個の
トランジスタが接続されている。従って、本実施形態に
係るメモリIC1によれば、メインワードラインMWL
(i)上に信号を出力する回路の負荷容量を少なくし、
動作速度を速くすることができる。本実施形態に係るメ
モリIC1は、行数(2m)より列数(2n)が大きい
場合に、特に有効である。
【0030】なお、本実施形態においては、デバイデッ
ドワードドライバDWD1(i,k)が、1本のメイン
ワードラインMWL(i)、並びに、2本のカラムセレ
クトラインCSL(j)及びCSL(j+1)から受信
した信号に基づいて、2本のデバイデッドワードライン
DWL(i,j)及びDWL(i,(j+1))に信号
を出力することとしているが、1本のメインワードライ
ンMWL(i)、並びに、3本以上のカラムセレクトラ
インから受信した信号に基づいて、3本以上のデバイデ
ッドワードラインに信号を出力することとしても良い。
【0031】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る半導体
装置の一部を示す図である。本実施形態は、本発明をメ
モリICに適用したものである。図5に示すように、本
実施形態に係るメモリIC2は、行方向にm行、列方向
に2n列のマトリクス状に配置された(m×2n)個の
デバイデッドワードラインドライバDWD2(h,
j)、2m本のメインワードラインMWL(i)、2n
本のカラムセレクトラインCSL(j)、及び、(2m
×2n)本のデバイデッドワードラインDWL(i,
j)(ここで、h=1、2、…、m、i=1、2、…、
2m、j=1、2、…、2n)を具備している。
【0032】デバイデッドワードラインドライバDWD
2(h,j)は、メインワードラインMWL(i)及び
MWL(i+1)からメインワードライン信号を、カラ
ムセレクトラインCSL(j)からカラムセレクトライ
ン信号を受信し、デバイデッドワードラインDWL
(i,j)及びDWL((i+1),j)にデバイデッ
ドワードライン信号(選択信号)を出力する。
【0033】図6は、デバイデッドワードラインドライ
バDWD2(h,j)の回路構成を示す図である。図6
に示すように、デバイデッドワードラインドライバDW
D2(h,j)は、4個のPチャネルMOSトランジス
タQ11、Q12、Q14、及び、Q15、3個のNチ
ャネルMOSトランジスタQ13、Q16、及び、Q1
7、並びに、2個の反転回路INV11及びINV12
を有している。一般に、反転回路は、2個のトランジス
タを有する。従って、デバイデッドワードラインドライ
バDWD2(h,j)は、11個のトランジスタを有す
ることとなる。
【0034】トランジスタQ11〜Q13のドレイン
は、相互に接続され、トランジスタQ11及びQ12の
ソース電位は、ハイレベルとされている。また、反転回
路INV11の入力端子は、トランジスタQ11〜Q1
3のドレインに接続され、反転回路INV11の出力端
子は、トランジスタQ11のゲートに接続されるととも
に、デバイデッドワードラインDWL(i,j)に接続
されている。さらに、トランジスタQ12及びQ13の
ゲートは、メインワードラインMWL(i)に接続され
ている。
【0035】トランジスタQ14〜Q16のドレイン
は、相互に接続され、トランジスタQ14及びQ15の
ソース電位は、ハイレベルとされている。また、反転回
路INV12の入力端子は、トランジスタQ14〜Q1
6のドレインに接続され、反転回路INV12の出力端
子は、トランジスタQ14のゲートに接続されるととも
に、デバイデッドワードラインDWL((i+1),
j)に接続されている。さらに、トランジスタQ15及
びQ16のゲートは、メインワードラインMWL(i+
1)に接続されている。トランジスタQ13及びQ16
のソースは、トランジスタQ17のドレインに接続さ
れ、トランジスタQ17のソース電位は、ローレベルと
されている。また、トランジスタQ17のゲートは、カ
ラムセレクトラインCSL(j)に接続されている。
【0036】次に、デバイデッドワードラインドライバ
DWD2(h,j)の動作について説明する。メインワ
ードラインMWL(i)上の信号がローレベルの場合に
は、トランジスタQ12はオンとなり、トランジスタQ
13はオフとなる。従って、カラムセレクトラインCS
L(j)上の信号値に関わらず、反転回路INV11の
入力電位はハイレベルとなり、デバイデッドワードライ
ンDWL(i,j)上には、ローレベルの信号が出力さ
れる。また、トランジスタQ11は、ゲート電位がロー
レベルとされるため、オンとなる。従って、反転回路I
NV11及びトランジスタQ11のゲート〜ドレイン経
路によって構成される閉回路は、安定した値を保持し続
けることとなる。
【0037】次に、メインワードラインMWL(i)上
の信号がハイレベルとなる場合のデバイデッドワードラ
インドライバDWD2(h,j)の動作について説明す
る。図7は、カラムセレクトラインCSL(j)上の信
号がローレベルであり、メインワードラインMWL
(i)上の信号がハイレベルとなる場合のデバイデッド
ワードラインドライバDWD2(h,j)の動作を示す
タイミングチャートである。図7に示すように、初期状
態において、メインワードラインMWL(i)上の信号
及びカラムセレクトラインCSL(j)上の信号は、ロ
ーレベルとされており、デバイデッドワードドライバD
WD2(h,j)は、デバイデッドワードラインDWL
(i,j)上にローレベルの信号を出力している。
【0038】次に、時刻t5において、メインワードラ
インMWL(i)上の信号がハイレベルとされると、ト
ランジスタQ12はオフとなり、トランジスタQ13は
オンとなる。また、トランジスタQ17は、カラムセレ
クトラインCSL(j)上の信号がローレベルであるた
め、オフとなっている。しかしながら、反転回路INV
11及びトランジスタQ11のゲート〜ドレイン経路に
よって形成される閉回路が、安定した値を時刻t5以前
から引き続いて保持し続けるため、デバイデッドワード
ラインDWL(i,j)上の信号は、ローレベルに保持
されることとなる。
【0039】その後、時刻t6において、メインワード
ラインMWL(i)上の信号がローレベルとされると、
トランジスタQ12はオンとなり、トランジスタQ13
はオフとなる。従って、デバイデッドワードラインDW
L(i,j)上の信号は、ローレベルに保持されること
となる。
【0040】図8は、メインワードラインMWL(i)
上の信号及びカラムセレクトラインCSL(j)上の信
号がハイレベルとなる場合のデバイデッドワードライン
ドライバDWD2(h,j)の動作を示すタイミングチ
ャートである。図8に示すように、初期状態において、
メインワードラインMWL(i)上の信号及びカラムセ
レクトラインCSL(j)上の信号は、ローレベルとさ
れており、デバイデッドワードドライバDWD2(h,
j)は、デバイデッドワードラインDWL(i,j)上
にローレベルの信号を出力している。
【0041】次に、時刻t7において、メインワードラ
インMWL(i)上の信号及びカラムセレクトラインC
SL(j)上の信号がハイレベルとされると、トランジ
スタQ12はオフとなり、トランジスタQ13及びQ1
7はオンとなる。従って、反転回路INV11の入力電
位はローレベルとなり、デバイデッドワードラインDW
L(i,j)には、ハイレベルの信号が出力される。ま
た、トランジスタQ11は、ゲート電位がハイレベルと
なるため、オフとなる。
【0042】その後、時刻t8において、メインワード
ラインMWL(i)上の信号及びカラムセレクトライン
CSL(j)上の信号がローレベルとされると、トラン
ジスタQ12はオンとなり、トランジスタQ13及びQ
17はオフとなる。従って、反転回路INV11の入力
電位はハイレベルとなり、デバイデッドワードラインD
WL(i,j)には、ローレベルの信号が出力される。
【0043】このように、トランジスタQ11〜Q1
3、及び、Q17、並びに、反転回路INV11は、図
11の真理値表に従った信号をデバイデッドワードライ
ンDWL(i,j)上に出力することとなる。同様に、
トランジスタQ14〜Q17、及び、反転回路INV1
2も、図11の真理値表に従った信号をデバイデッドワ
ードラインDWL(i,(j+1))上に出力すること
となる。従って、デバイデッドワードラインドライバD
WD2(h,j)は、先に説明した従来のデバイデッド
ワードラインドライバDWD3(i,j)の機能とデバ
イデッドワードラインドライバDWD3((i+1),
j)の機能とを併せた機能を果たすこととなる。
【0044】ここで、デバイデッドワードラインドライ
バDWD2(h,j)のトランジスタ数とデバイデッド
ワードラインドライバDWD3(i,j)及びDWD3
((i+1),j)のトランジスタ数とを比較する。デ
バイデッドワードラインドライバDWD3(i,j)及
びDWD3((i+1),j)は、それぞれ6個のトラ
ンジスタを有する。従って、デバイデッドワードライン
ドライバDWD3(i,j)及びDWD3((i+
1),j)全体では、12個のトランジスタを有する。
これに対し、デバイデッドワードラインドライバDWD
2(h,j)は、11個のトランジスタを有する。従っ
て、本実施形態に係るメモリIC2によれば、トランジ
スタ数を少なくすることにより、小さなチップ面積で従
来のメモリIC3と同等の機能を実現することができ
る。
【0045】また、従来のメモリIC3においては、1
本のカラムセレクトラインCSL(j)に2m個のデバ
イデッドワードラインドライバDWD3(i,j)、す
なわち4m個のトランジスタが接続されているのに対
し、本実施形態に係るメモリICにおいては、1本のカ
ラムセレクトラインCSL(j)にm個のデバイデッド
ワードラインドライバDWD2(h,j)、すなわちm
個のトランジスタが接続されている。従って、本実施形
態に係るメモリIC2によれば、カラムセレクトライン
CSL(j)上に信号を出力する回路の負荷容量を少な
くし、動作速度を速くすることができる。本実施形態に
係るメモリIC2は、列数(2n)より行数(2m)が
大きい場合に、特に有効である。
【0046】なお、本実施形態においては、デバイデッ
ドワードドライバDWD2(h,j)が、1本のカラム
セレクトラインCSL(j)、並びに、2本のメインワ
ードラインMWL(i)から受信した信号に基づいて、
2本のデバイデッドワードラインDWL(i,j)及び
DWL((i+1),j)に信号を出力することとして
いるが、1本のカラムセレクトラインCSL(i)、並
びに、3本以上のメインワードラインから受信した信号
に基づいて、3本以上のデバイデッドワードラインに信
号を出力することとしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、トラ
ンジスタの数を少なくすることによりコストを低くする
とともに、メインワードライン又はカラムセレクトライ
ンに信号を出力する回路の負荷容量を小さくすることに
より動作速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の一
部を示す図である。
【図2】図1のデバイデッドワードラインドライバの回
路構成を示す図である。
【図3】図1のデバイデッドワードラインドライバの動
作を示すタイミングチャートである。
【図4】図1のデバイデッドワードラインドライバの動
作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の一
部を示す図である。
【図6】図5のデバイデッドワードラインドライバの回
路構成を示す図である。
【図7】図5のデバイデッドワードラインドライバの動
作を示すタイミングチャートである。
【図8】図5のデバイデッドワードラインドライバの動
作を示すタイミングチャートである。
【図9】従来のメモリICの一部を示す図である。
【図10】図9のデバイデッドワードラインドライバの
回路構成を示す図である。
【図11】図1、図5、及び、図9のデバイデッドワー
ドラインドライバの真理値表を示す図である。
【符号の説明】
1〜3 メモリIC DWD1(i,k)、DWD2(h,j)、DWD3
(i,j) デバイデッドワードラインドライバ MWL(i) メインワードライン CSL(j) カラムセレクトライン DWL(i,j) デバイデッドワードライン Q1〜Q24 トランジスタ INV1〜INV21 反転回路 G1 NANDゲート回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ22 KA24 KA27 KB44 5B025 AD03 AE05 5M024 AA42 BB08 BB34 CC22 CC40 LL01 PP01 PP02 PP03 PP07 PP10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメインワードラインと、 複数のカラムセレクトラインと、 複数のデバイデッドワードラインと、 1本のメインワードライン及びK本(Kは2以上の整
    数)のカラムセレクトラインから受信した信号に基づい
    て、K本のデバイデッドワードライン上に選択信号を出
    力する選択信号出力回路と、を具備する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記選択信号出力回路が、 ソースが第1の電源電位に接続され、ゲートが第j番目
    のカラムセレクトラインに接続された第1のPチャネル
    MOSトランジスタと、ドレインが前記第1のPチャネ
    ルMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが
    第j番目のカラムセレクトラインに接続された第1のN
    チャネルMOSトランジスタと、入力が前記第1のPチ
    ャネルMOSトランジスタ及び前記第1のNチャネルM
    OSトランジスタのドレインに接続され、出力が第j番
    目のデバイデッドワードラインに接続された反転回路
    と、ソースが第1の電源電位に接続され、ドレインが前
    記反転回路の入力に接続され、ゲートが前記反転回路の
    出力に接続された第2のPチャネルMOSトランジスタ
    と、をそれぞれ含むK組の回路と、 ソースが第2の電源電位に接続され、ドレインが前記K
    組の回路の第1のNチャネルMOSトランジスタのソー
    スに接続され、ゲートが前記1本のメインワードライン
    に接続された第2のNチャネルMOSトランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 複数のカラムセレクトラインと、 複数のメインワードラインと、 複数のデバイデッドワードラインと、 1本のカラムセレクトライン及びM本(Mは2以上の整
    数)のメインワードラインから受信した信号に基づい
    て、M本のデバイデッドワードライン上に選択信号を出
    力する選択信号出力回路と、を具備する半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記選択信号出力回路が、 ソースが第1の電源電位に接続され、ゲートが第i番目
    のメインワードラインに接続された第1のPチャネルM
    OSトランジスタと、ドレインが前記第1のPチャネル
    MOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが第
    i番目のメインワードラインに接続された第1のNチャ
    ネルMOSトランジスタと、入力が前記第1のPチャネ
    ルMOSトランジスタ及び前記第1のNチャネルMOS
    トランジスタのドレインに接続され、出力が第i番目の
    デバイデッドワードラインに接続された反転回路と、ソ
    ースが第1の電源電位に接続され、ドレインが前記反転
    回路の入力に接続され、ゲートが前記反転回路の出力に
    接続された第2のPチャネルMOSトランジスタと、を
    それぞれ含むM組の回路と、 ソースが第2の電源電位に接続され、ドレインが前記M
    組の回路の第1のNチャネルMOSトランジスタのソー
    スに接続され、ゲートが前記1本のカラムセレクトライ
    ンに接続された第2のNチャネルMOSトランジスタ
    と、を有することを特徴とする請求項3記載の半導体装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080393A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器

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