JP2002334444A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

Info

Publication number
JP2002334444A
JP2002334444A JP2002125873A JP2002125873A JP2002334444A JP 2002334444 A JP2002334444 A JP 2002334444A JP 2002125873 A JP2002125873 A JP 2002125873A JP 2002125873 A JP2002125873 A JP 2002125873A JP 2002334444 A JP2002334444 A JP 2002334444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
disk
recorded
buffer ram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002125873A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Tanaka
田中  透
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002125873A priority Critical patent/JP2002334444A/ja
Publication of JP2002334444A publication Critical patent/JP2002334444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
によってディスクに信号を記録するように構成された光
ディスク記録再生装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 規定の速度及び規定の速度に対して数倍
の高速度にて記録動作を行うことが出来る機能を有する
とともにバッファ用RAM10に一旦記憶された信号を
読み出すことによってディスク1に該信号を記録するよ
うに構成された光ディスク記録再生装置において、ディ
スク1への信号の記録動作を中断した後中断前の記録速
度と異なる記録速度にて記録中断位置から記録動作を再
開させることが出来るように構成するとともに記録中断
再開動作によってディスクに記録された信号の連続性が
維持されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プより照射されるレーザーによってディスクに信号を記
録するとともにレーザーによってディスクに記録されて
いる信号の再生動作を行うように構成された光ディスク
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップより照射されるレーザーによってデ
ィスクに信号を記録することが出来るように構成された
光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】また、最近では、規定の記録線速度に対し
て、2倍、4倍、6倍及び8倍等の高速の線速度一定に
てディスクを回転制御した状態で信号を記録することが
出来るように構成された光ディスク記録再生装置が開発
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク記録再生装
置では、ホストであるコンピューター装置側からの記録
命令に従って信号の記録動作を行うように構成されてい
るが、斯かる記録動作はディスクに記録する信号を一旦
バッファ用RAMに記憶させ、該バッファ用RAMに記
憶されている信号を読み出すことによってディスクへ信
号の記録動作を行うように構成されている。
【0005】ディスクへの信号の記録動作が正常に行わ
れている状態では、コンピューター装置より出力される
記録信号のバッファ用RAMへの書き込み動作及び該バ
ッファ用RAMからの信号の読み出し動作、そして読み
出された信号のディスクへの記録動作が記録信号の量や
ディスクへの記録状況に対応して行われる。
【0006】また、複数の記録線速度による記録動作を
行うことが出来る機能を備えた光ディスク記録再生装置
では、記録動作時記録速度の設定動作が行われるが、従
来の装置では、記録動作が終了するまで最初に設定され
た記録速度のままで記録動作が行われていた。そのた
め、コンピューター装置より出力される記録信号の送信
速度とディスクへの記録速度との間にズレが生じ種々な
問題、例えば記録信号の不足によって記録動作が中断さ
れてエラーが発生するというような問題が発生する。
【0007】本発明は、斯かる問題を解決することが出
来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、規定の速度及
び規定の速度に対して数倍の高速度にて記録動作を行う
ことが出来る機能を有するとともにバッファ用RAMに
一旦記憶された信号を読み出すことによってディスクに
該信号を記録するように構成された光ディスク記録再生
装置において、ディスクへの信号の記録動作を中断した
後中断前の記録速度と異なる記録速度にて記録中断位置
から記録動作を再開させることが出来るように構成する
とともに記録中断再開動作によってディスクに記録され
た信号の連続性を維持するように構成されている。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置
の一実施例を示すブロック回路図である。同図におい
て、1はスピンドルモーター(図示せず)によって回転
駆動されるターンテーブル(図示せず)に載置されるデ
ィスクであり、該ターンテーブルの回転により回転駆動
されるように構成されている。また。前記ディスク1に
は、位置情報データがウォブルと呼ばれる溝によって記
録されており、この溝より得られるウォブル信号に基づ
いて信号の記録再生動作が行われるように構成されてい
る。2はディスク1に光ビームを照射させるレーザーダ
イオード及び該レーザーダイオードより照射される光を
モニターするモニター用ダイオードが組み込まれている
とともにディスク1の信号面より反射される光ビームを
受ける光検出器が組み込まれている光学式ピックアップ
であり、ピックアップ送り用モーター(図示せず)によ
ってディスク1の径方向に移動せしめられるように構成
されている。
【0010】3は前記光学式ピックアップ2に組み込ま
れている光検出器から得られるRF信号を増幅するとと
もに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号
増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式
ピックアップ2の光ビームをディスク1の信号面に合焦
させるフォーカシング制御動作及び該光ビームを前記信
号面の信号トラックに追従させるトラッキング制御動作
を行うピックアップ制御回路であり、フォーカスサーボ
回路及びトラッキングサーボ回路が組み込まれている。
【0011】5は前記RF信号増幅回路3より出力され
る信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル
信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力
される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されて
いる情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信
号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフ
トのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホ
ストとして設けられているコンピューター装置7に出力
する作用を成すものである。
【0012】8は前記デジタル信号処理回路5により復
調された信号が入力されるとともに前記コンピューター
装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作
を行うシステム制御回路である。9はテスト信号や情報
信号等の記録信号が入力されるとともにその信号をエン
コード処理し、エンコード処理された信号に対応させて
レーザー駆動回路(図示せず)によるレーザーの照射動
作を制御することによってデータ信号等を前記ディスク
1に記録させる信号記録用回路である。
【0013】10はディスク1に記録される信号が一旦
記憶されるバッファ用RAMであり、前記コンピュータ
ー装置7より出力される信号が信号の記録規格にて設定
されているブロック単位毎に書き込まれるとともにシス
テム制御回路8の制御動作によって信号の記憶動作及び
読み出し動作が制御されるように構成されている。即
ち、前記バッファ用RAM10への信号の書込み動作は
ブロック単位で行われるとともに信号の読み出し動作も
ブロック単位で行われるように構成されている。そし
て、前記バッファ用RAM10に記憶された信号は、デ
ィスク1に記録するべく読み出された後も記憶保持され
た状態にあり、その後コンピューター装置7より出力さ
れる新しい信号がその位置に記憶されることによって順
次上書き消去されるように構成されている。前述したバ
ッファ用RAM10への信号の書込み制御動作及び読み
出し制御動作は、周知の如く該バッファ用RAM10に
設定されているメモリー用アドレスに基づいて行われる
ように構成されている。
【0014】11は前記システム制御回路8によって動
作が制御されるスピンドルモーター駆動回路であり、デ
ィスク1を回転駆動させるスピンドルモーターを回転駆
動制御する作用を有している。そして、斯かる回転駆動
制御動作は、規定の線速度だけでなく規定の線速度の2
倍、4倍、6倍及び8倍等の高速の線速度一定の状態に
て回転させることが出来るように構成されている。
【0015】斯かる構成において、ディスク1への信号
の記録動作時、前記バッファ用RAM10には、コンピ
ューター装置7から出力される信号がブロック単位にて
書込み記憶され、その記憶されている信号をブロック単
位で読み出すという制御動作を行うことによってディス
ク1への信号の記録動作を行うように構成されている。
そして、ディスク1への信号の記録動作が行われている
状態において、記録動作が中断され、その後記録動作を
再開させる場合には、前記バッファ用RAM10に記憶
保持されている信号とディスク1の記録中断位置より後
退した位置に記録されている信号、即ち記録の中断前に
記録されている信号との比較動作をブロック単位で行
い、比較される信号が同一の場合に記録中断位置より記
録動作を再開させるように構成されている。このように
して記録動作を再開させることによって中断前に記録さ
れていた信号と記録再開によって記録される信号とが連
続する記録方式、即ちシームレスと呼ばれる方式にて記
録することが出来るように構成されている。
【0016】また、斯かる構成において、規定の線速度
ではなく、高速例えば規定の線速度の8倍の回転速度に
て信号の記録動作を行っている場合に前記バッファ用R
AM10に書き込まれる信号の量が不足すると、ディス
ク1への記録動作が中断され、該バッファ用RAM10
に書き込まれた信号の量が所定量を越えるとディスク1
への信号の記録動作が再開されるが、斯かるバッファ用
RAM10に書き込まれる信号の量が不足する事態が発
生した場合には、ディスク1の回転速度を低速側、例え
ば規定の線速度の6倍の回転速度にて信号の記録動作を
行う状態に切り換えて記録動作を再開させるように構成
されている。
【0017】以上の如く、本発明に係る光ディスク記録
再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回
路における再生動作について説明する。コンピューター
装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8
に対して再生動作を行うための命令信号が出力される
と、該システム制御回路8による再生動作のための制御
動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合に
は、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザー
ダイオードには、信号の読み出し動作を行うためのレー
ザー出力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路より供
給されるように設定されている。
【0018】斯かる再生動作のための制御動作が開始さ
れると、スピンドルモーター駆動回路11によるスピン
ドルモーターの回転制御動作が行われるが、斯かるスピ
ンドルモーターの回転制御動作は、ウォブル信号をデコ
ードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示せ
ず)より出力される基準信号とを比較することによりデ
ィスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われ
る。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも
同様に行われる。
【0019】スピンドルモーターの回転制御動作は、以
上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学式
ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びトラ
ッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ2
によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始され
るが、再生動作に先だってディスク1の最初のセッショ
ンを構成するリードイン領域に記録されているTOCデ
ータの読み出し動作が行われる。
【0020】ディスク1上の最初のセッションの信号記
録領域に記録されている信号の読み出し再生動作は、リ
ードイン領域に記録されているTOCデータに基づいて
行われることになる。前記光学式ピックアップ2によっ
て読み出された信号は、RF信号増幅回路3を通して増
幅及び波形成形された後デジタル信号処理回路5に入力
されて信号の復調動作が行われる。前記デジタル信号処
理回路5により信号処理が行われて情報データが抽出さ
れると、該情報データは誤り訂正等の信号処理が行われ
た後、信号再生用回路6に印加される。
【0021】そして、前記信号再生用回路6は、ディス
ク1から読み出された情報データがオーディオ信号であ
る場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力
し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合に
はデジタル信号のままコンピューター装置7に出力する
ことになる。
【0022】以上に説明したように本実施例における再
生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動
作について説明する。
【0023】ディスク1に信号を記録する動作は、まず
ディスク1に設けられている試し書き領域にテスト信号
を記録及び再生することにより記録動作に最適なレーザ
ー出力が得られる駆動電流がレーザーダイオードに供給
されるように設定される。斯かるレーザー出力の設定動
作が行われると、ディスク1のバッファと呼ばれる領域
に記録されている情報データ、即ち信号記録領域に記録
されている信号の位置情報等を読み出す動作が行われ
る。
【0024】このようにして読み出された情報データに
基づいてディスク1に設けられている信号記録領域にデ
ータ信号の記録動作が可能であるか、また、記録動作を
行う位置は何処か等の認識動作が行われる。
【0025】斯かる認識処理動作が終了すると、光学式
ピックアップ2をディスク1上の記録動作を開始する位
置まで移動させるとともにバッファ用RAM10への記
録信号の書き込み動作が行われる。前記バッファ用RA
M10への信号の書き込み動作が行われと、該バッファ
用RAM10に記憶される信号の記憶量が次第に上昇す
ることになる。その記憶量が所定量を越えると、前記バ
ッファ用RAM10に記憶されている信号を読み出し、
その読み出された信号を前記信号記録用回路9に入力せ
しめる。その結果、前記信号記録用回路9によるレーザ
ー駆動回路の制御動作が行われ、ディスク1に信号が記
録されることになる。
【0026】斯かる動作によってディスク1への信号の
記録動作は行われるが、前記バッファ用RAM10への
信号の書き込み動作は、ブロック単位にて行われるとと
もに該バッファ用RAM10からの信号のブロック単位
毎の読み出し動作に応じて行われるように構成されてい
る。また、記録動作が正常に行われている状態では、デ
ィスク1への信号の記録動作が行われる毎にその位置を
示すアドレス、即ち最終アドレスをシステム制御回路8
に設けられているメモリー回路に記憶する動作が行われ
ている。
【0027】そして、ディスク1への信号の記録動作を
中断させた場合には、前記バッファ用RAM10からの
信号の読み出し動作が中断されるが、この場合には該バ
ッファ用RAM10への信号の書き込み動作も中断させ
るように構成されている。斯かる状態よりディスク1へ
の信号の記録動作を開始させる操作を行うと、光学式ピ
ックアップ2を記録動作を開始させる位置、即ち記録動
作を中断した位置より後退させた位置に変位させた後、
その位置より再生動作を行う。記録を中断させた位置
は、正常記録動作が行われる毎にメモリー回路に記憶さ
れている最終アドレスより容易に認知することが出来る
とともに光学式ピックアップ2を所望の位置に移動させ
ることが出来る。
【0028】斯かる再生動作によって再生される信号
は、記録動作を中断させる直前に記録されていた信号で
あり、斯かる信号と前記バッファ用RAM10に記憶保
持されている信号との比較動作が行われる。前記バッフ
ァ用RAM10から記録動作を行うために読み出された
ブロック単位の信号は、該バッファ用RAM10に設定
されているメモリー用アドレスによって記憶動作及び読
み出し位置が管理されるため、記録中断時に読み出され
た信号の最終ブロックの記憶位置は容易に認識すること
が出来る。
【0029】従って、光学式ピックアップ2によってデ
ィスク1より読み出される信号をブロック単位でシステ
ム制御回路8内に設けられている比較用のメモリー回路
に記憶させ、一方前記バッファ用RAM10にブロック
単位で記憶されている信号を読み出すことによって記録
中断前にディスク1に記録された信号とバッファ用RA
M10に記憶保持されていた信号との比較動作を行うこ
とが出来る。斯かる比較動作によって、両信号が同一の
信号であると判定された場合には、前記バッファ用RA
M10に記憶されているとともに前述した比較動作の対
象となった信号に続けて記憶されている信号の読み出し
動作が行われて、ディスク1への記録動作が開始され
る。前述した動作によってディスク1への信号の記録中
断動作及び記録再開動作を行うことが出来、斯かる動作
を行うことによってディスク1には、記録動作を中断さ
せたにも関わらず信号が連続するように記録する動作、
所謂シームレス記録動作を行うことが出来る。
【0030】以上に説明したように本実施例における信
号の記録動作は行われるが、次にディスク1への信号の
記録動作を規定の速度ではなく、規定の線速度の8倍の
線速度にて記録動作を行っている状態において、バッフ
ァ用RAM10に記憶されている信号の量が不足した場
合の動作について説明する。
【0031】斯かる状況は、コンピューター装置7より
バッファ用RAM10へ出力されて書き込まれる信号の
量がバッファ用RAM10より読み出される信号の量よ
り少ない場合に発生するが、斯かる現象はコンピュータ
ー装置7の処理動作の遅れによって発生することにな
る。
【0032】高速の線速度による信号記録動作を行って
いる状態において、前記バッファ用RAM10に記憶さ
れている信号の量が不足することによってディスク1に
信号を記録することが出来ない状況になると、コンピュ
ーター装置7より出力される信号に基づくシステム制御
回路8の働きによってディスク1への信号の記録動作を
中断させる処理動作が行われる。また、ディスク1への
信号の記録動作を中断させる処理動作が行われると、バ
ッファ用RAM10への信号の書き込み動作も停止する
が、該バッファ用RAM10は、ディスク1に記録動作
の中断前に記録された信号が記憶保持された状態にあ
る。そして、システム制御回路8に組み込まれているメ
モリー回路には、最終アドレスが記憶された状態にあ
る。
【0033】このようにディスク1への信号記録動作を
続けて行うことが出来ない状況になると、前述した処理
動作が行われるが、前記システム制御回路8は、ディス
ク1の回転線速度を8倍の線速度から6倍の線速度に変
更してディスク1への信号記録動作を再開させるための
処理動作を行う。斯かる処理動作によってディスク1に
信号を記録することが出来る状況になると、即ちディス
ク1の回転線速度が6倍の線速度にて安定に回転制御さ
れる状態になるとともに前記バッファ用RAM10に記
憶されている信号の量が記録動作を再開させるために必
要な量まで上昇すると、メモリー回路に記憶されている
最終アドレスより光学式ピックアップ2を記録動作を開
始させる位置、即ちバッファ用RAM10に記憶されて
いる信号量の不足に伴って記録動作を中断した位置より
後退させた位置に変位させた後、その位置より再生動作
を行う。
【0034】斯かる再生動作によって再生される信号
は、記録動作を中断させる直前にディスク1に記録され
ていた信号であり、斯かる信号と前記バッファ用RAM
10に記憶保持されている信号との比較動作が前述した
動作と同様に行われる。斯かる比較動作によって、両信
号が同一信号であると判定された場合には、前記バッフ
ァ用RAM10に記憶されているとともに前述した比較
動作の対象となった信号に続けて記憶されている信号の
読み出し動作が行われるとともにその信号が信号記録用
回路9に入力されてディスク1への記録動作が開始され
る。このような制御動作が行われるので、信号のディス
ク1への記録中断動作及び記録再開動作を行うことが出
来る。そして、斯かる記録中断再開動作は、記録線速度
が中断前と記録再開後で相違するにも関わらずディスク
1には、信号が連続して記録されるというシームレス記
録動作を行うことが出来る。従って、コンピューター装
置7より出力される記録信号の送信速度が記録中に変化
してもその速度に対応した記録線速度に変更して記録動
作を行うという制御動作を行うようにすることも出来
る。
【0035】
【発明の効果】本発明は、規定の速度及び規定の速度に
対して数倍の高速度にて記録動作を行うことが出来る機
能を有するとともにバッファ用RAMに一旦記憶された
信号を読み出すことによってディスクに該信号を記録す
るように構成された光ディスク記録再生装置において、
ディスクへの信号の記録動作を中断した後中断前の記録
速度と異なる記録速度にて記録中断位置から記録動作を
再開させることが出来るように構成するとともに記録中
断再開動作によってディスクに記録された信号の連続性
が維持されるようにしたので、記録動作中に記録線速度
の変更動作を支障なく行うことが出来、例えばコンピュ
ーター装置から出力される記録信号の送信速度が変化す
る等の種々な状況に対応した記録動作を支障なく行うこ
とが出来るという利点を本発明は有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光学式ピックアップ 4 ピックアップ制御回路 5 デジタル信号処理回路 7 コンピューター装置 8 システム制御回路 10 バッファ用RAM 11 スピンドルモーター駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の速度及び規定の速度に対して数倍
    の高速度にて記録動作を行うことが出来る機能を有する
    とともにバッファ用RAMに一旦記憶された信号を読み
    出すことによってディスクに該信号を記録するように構
    成された光ディスク記録再生装置において、ディスクへ
    の信号の記録動作を中断した後中断前の記録速度と異な
    る記録速度にて記録中断位置から記録動作を再開させる
    ことが出来るように構成するとともに記録中断再開動作
    によってディスクに記録された信号の連続性が維持され
    るようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 ディスクに記録されている信号とバッフ
    ァ用RAMに記憶保持されている信号とを比較すること
    によって信号の記録動作を再開させるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
JP2002125873A 2002-04-26 2002-04-26 光ディスク記録再生装置 Pending JP2002334444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002125873A JP2002334444A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 光ディスク記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002125873A JP2002334444A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 光ディスク記録再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11179935A Division JP2001014798A (ja) 1999-06-25 1999-06-25 光ディスク記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002334444A true JP2002334444A (ja) 2002-11-22

Family

ID=19194219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002125873A Pending JP2002334444A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 光ディスク記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002334444A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002298355A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2002025189A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2003257038A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2002342933A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP3634714B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3827193B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2002334444A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3723446B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3831655B2 (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP3749114B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2001014798A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2001023176A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2002222561A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2001283522A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2002298361A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2003242642A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2001006281A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2001297513A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2001006271A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2002373424A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2001060359A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2002083436A (ja) 光ディスク記録再生装置のピックアップ制御装置
JP2001297525A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2004030741A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2003257036A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050323

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207