JP2002332601A - レール支承体及び車両用軌道 - Google Patents

レール支承体及び車両用軌道

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信之 松本
Hiroyuki Okuda
広之 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レール及び縦梁に狂いが生じるのを防止し、
車両の動揺、振動を軽減し、快適な乗り心地を提供す
る。 【解決手段】 レール支承体1の縦梁2の内側面または
外側面の長手方向の中心以外の1箇所に、内方または外
方に突出するマクラギ突起3を一体に設ける。緩衝材2
5、26、防振材23及び間隙材27を取り付けた状態
でレール支承体1を路盤21上に敷設し、レール支承体
1にレール30を取り付け、水平ストッパー24及び台
座22となる部分にコンクリートを打ち込む。縦梁2と
路盤21との間、水平ストッパー24と縦梁2との間、
水平ストッパー24とマクラギ突起2との間に、防振材
23又は緩衝材25、26が介装される。上下方向、レ
ール方向又はレール直交方向からの衝撃、振動は、防振
材23又は緩衝材25、26により減衰、吸収され、縦
梁2及びレール30の狂いが防止され、車両の動揺、振
動が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レール支承体及
び車両用軌道に関し、特に、上下方向、レール方向及び
レール直交方向の衝撃、振動を吸収、減衰する機能を具
えたレール支承体及び車両用軌道に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、横マクラギ式のレール支承体を
用いた車両用軌道は、図14に示すように構成されてい
る。すなわち、この車両用軌道35は、路盤36の上部
に道床37を設け、この道床37の上部に複数本の横マ
クラギ34を各々がレール30と直交しかつ互いに平行
をなすように所定の間隔ごとに敷設してレール支承体3
3を構成し、このレール支承体33の横マクラギ34の
上部に一対のレール30、30を互いに平行をなすよう
に所定の間隔を隔てて敷設し、各レール30を締結装置
38によって各横マクラギ34に支承したものである。
【0003】このような構成のレール支承体33を用い
た車両用軌道35にあっては、横マクラギ34によって
レール30、30の間隔を一定に保持し、レール30、
30が受ける車両からの荷重(上下方向、レール30長
手方向、レール30直交方向の荷重)を横マクラギ34
及び道床37を介して路盤36に分散させることにより
支持する構造であり、車両の動揺、振動を低減させ、快
適な乗り心地を提供している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成のレール支承体33を用いた車両用軌道35
にあっては、レール30、30は、複数本の横マクラギ
34によって間欠的に支持されているため、車両からの
荷重が一部に集中し、局部的に応力集中が起きることが
多々ある。そして、このような局部的な応力集中が繰り
返し起きると、横マクラギ34及びレール30、30の
平行度、水平度等に狂いが生じ、車両の動揺、振動が増
大し、乗り心地が悪化してしまう。このため、狂いの生
じた箇所を早急に発見して補修する保守作業が必要とな
り、その作業に多大な労力と時間と費用を要することに
なる。
【0005】この発明は、前記のような従来のもののも
つ問題点を解決したものであって、局部的に応力集中が
起きるのを防止することにより、レールの平行度、水平
度等に狂いが生じるのを防止し、これにより車両の動
揺、振動を軽減させて快適な乗り心地を提供するととも
に、保守作業に要する労力、時間及び費用を軽減するこ
とができるレール支承体及び車両用軌道を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるレール支
承体は、前記のような問題を解決するために、互いに平
行をなす一対の縦梁と、該縦梁間を長手方向に所定の間
隔ごとに一体に連結するための、該縦梁よりも柔軟な構
造を有する継材とを具え、前記各縦梁の上部にそれぞれ
レールを支持するレール支承体であって、前記各縦梁の
内側面または外側面の少なくともいずれかの長手方向の
中心以外の1箇所に、内方または外方に突出するマクラ
ギ突起をそれぞれ一体に設けた手段を採用したものであ
る。また、前記マクラギ突起を矩形状に形成した手段を
採用したものである。さらに、前記各縦梁を、長手方向
の前後を逆にして、異なる表現をすれば、水平方向に1
80度回転させて使用できるようにした手段を採用した
ものである。
【0007】また、この発明による車両用軌道は、前記
のような問題を解決するために、路盤の上部に、互いに
平行をなす一対の縦梁と、該縦梁間を長手方向に所定の
間隔ごとに一体に連結するための、該縦梁よりも柔軟な
構造を有する継材とからなるレール支承体をレール方向
に連続的に敷設し、該レール支承体の各縦梁の上部にそ
れぞれレールを支持する車両用軌道であって、前記各レ
ール支承体の各縦梁の内側面または外側面の少なくとも
いずれかの長手方向の中心以外の1箇所に、内方または
外方に突出するマクラギ突起をそれぞれ一体に設けると
ともに、前記各レール支承体に対応する前記路盤の部分
に、各レール支承体の各縦梁とレール直交方向に所定の
間隔をおいて対向し、各マクラギ突起とレール方向に所
定の間隔をおいて対向する水平ストッパーをそれぞれ一
体に設け、かつ前記各レール支承体の各縦梁と路盤との
間、各縦梁と各水平ストッパーとの間、及び各マクラギ
突起と各水平ストッパーとの間に、それぞれ緩衝材又は
防振材を介装させた手段を採用したものである。また、
前記マクラギ突起を矩形状に形成した手段を採用したも
のである。さらに、前記各レール支承体の各縦梁に対応
する前記路盤の部分に台座を設けた手段を採用したもの
である。さらに、前記各縦梁を、長手方向の前後を逆に
して使用できるようにした手段を採用したものである。
さらに、前記路盤は、長手方向に複数に分割されたもの
であって、隣接するもの同士間に所定の間隙が形成され
るものであり、前記各レール支承体の各縦梁は、分割さ
れた各路盤の上部に敷設され又は隣接する路盤間に架設
され、かつ、路盤間に架設される縦梁のうち、マクラギ
突起が隣接する路盤間の間隙内に位置するものは、長手
方向の前後を逆にして路盤間に架設することによりマク
ラギ突起を間隙内から避けるようにした手段を採用した
ものである。さらに、前記水平ストッパーは、各レール
支承体の各縦梁の内側面または外側面とレール直交方向
に所定の間隔をおいて対向する部分に、レール方向に連
続的に設けられてなる手段を採用したものである。さら
に、前記水平ストッパーは、各レール支承体の各縦梁の
内側面または外側面とレール直交方向に所定の間隔をお
いて対向する部分に、レール方向に間欠的に設けられて
なる手段を採用したものである。さらに、前記防振材
は、各レール支承体の各縦梁と路盤との間に、レール方
向に連続的に設けられてなる手段を採用したものであ
る。さらに、前記防振材は、各レール支承体の各縦梁と
路盤との間に、レール方向に間欠的に設けられてなる手
段を採用したものである。
【0008】
【作用】この発明は、前記のような手段を採用したこと
により、レール支承体の一対の縦梁は、縦梁よりも柔軟
な構造を有する複数本の継材によって所定の間隔に保持
され、この縦梁の上部に一対のレールが支承され、レー
ル間隔が一定に保持されることになる。そして、車両か
らの荷重は、レールから縦梁及び防振材を介して路盤
に、レールから縦梁、緩衝材及び水平ストッパーを介し
て路盤に、又はレールからマクラギ突起、緩衝材及び水
平ストッパーを介して路盤に伝達され、分散されること
になる。そして、路盤がレール方向に複数に分割された
ものであって、隣接する路盤間に間隙があるものである
場合には、隣接する路盤間に縦梁を架設したときに、路
盤間の間隙内にマクラギ突起が位置する場合は、縦梁の
長手方向の前後を逆にすることにより、マクラギ突起が
路盤間の間隙内に位置しないようにすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態について説明する。図1及び図2には、この発明
によるレール支承体の一実施の形態が示されていて、こ
のレール支承体1は、互いに平行をなす一対の縦梁2、
2と、両縦梁2、2間を長手方向に所定の間隔ごとに一
体に連結する継材4と、縦梁2にレール30を固定する
締結装置(従来例と同一のため図示を省略する)とから
構成されている。
【0010】縦梁2は、プレストレストコンクリートに
より形成される角柱状をなすものであって、一端部外側
面の長手方向の中心以外の1箇所には外方に突出する矩
形状のマクラギ突起3が一体に設けられ、このマクラギ
突起3の縦梁2の長手方向に直交する2つの面3a、3
aはそれぞれ緩衝面3a、3aに形成されている。
【0011】継材4は、鋼管材から形成されるパイプ状
をなすものであって、縦梁2の軸線と直交するように縦
梁2、2間に設けられている。継材4の長手方向の両端
部はそれぞれ縦梁2内に埋設され、これにより継材4と
縦梁2とが一体に形成されている。継材4の長さは、継
材4の長手方向の両端と縦梁2の外側面との間に所定の
被り厚さが確保できる値に設定されている。
【0012】継材4の長手方向の両端部(縦梁2に埋設
される部分)の外周面には、継材4の軸線方向を向く一
対の板状の大リブ5、5が一体に設けられ、この大リブ
5、5を介して継材4に作用する回転力を縦梁2に伝達
させて荷重分担させるようになっている。また、各大リ
ブ5の両端部には、継材4の軸線と直交する方向を向く
一対の小リブ6、6が一体に設けられ、この小リブ6、
6を介して継材4に作用する長手方向の力(引抜き力)
を縦梁2に伝達させて荷重分担させるようになってい
る。なお、継材4の両端部に大リブ5及び小リブ6を設
けずに、継材4の両端部を偏平に形成して、継材4に作
用する回転力及び引抜き力に対抗させるように構成して
も良い。
【0013】なお、この実施の形態においては、継材4
を円形断面とすることにより、剛性及び強度を何れの方
向へも均一にしているが、継材4を角形断面やH形断面
等とすることにより、特定方向への剛性及び強度を高め
るようにしても良い。
【0014】縦梁2の内部には、複数本の縦筋7及び横
筋8が全体に渡って格子状に設けられている。また、継
材4の両端部に対応する部分には、継材4を上下方向か
ら挟むように凸状の補強筋9が設けられている。さら
に、継材4の両端部の周囲には継材4を巻回するように
スパイラル状の補強筋10が設けられている。この場
合、縦筋7はPC鋼より線、横筋8、補強筋9及び10
は、異形棒鋼等の鉄筋から形成されている。
【0015】締結装置11は、縦梁2内に垂直に埋設さ
れるとともに、頭部が縦梁2の上面から突出するインサ
ート12と、インサート12の頭部に設けられる支持孔
13内に挿着されるクリップ14とから構成されてい
る。クリップ14は、棒鋼を所望の形状に屈曲させてば
ねとしての機能を付加したものであって、インサート1
2の支持孔13内に挿着された状態で、レール30を絶
縁材15を介して縦梁2の方向に付勢するようになって
いる。
【0016】そして、上記のような構成のレール支承体
1によってこの発明による第1の実施の形態の車両用軌
道20を構成するには、以下の〜の手順に従う。 水平ストッパー24及び台座22となる路盤21
上の部分に必要な鉄筋を配置する。 路盤21上に、レール支承体1を連続的に仮置き
する。 レール支承体1上にレール30を敷設し、レール
支承体1の位置を微調整する。 水平ストッパー24外側と台座22内側に型枠2
8を組み立てる(図7参照)。 水平ストッパー24及び台座22の部分にコンク
リート又は無収縮モルタルを打ち込む(図8参照)。
【0017】この場合、各レール支承体1に緩衝材2
5、26、防振材23及び間隙材27を予め取り付けて
おく。ここで、間隙材27を取り付けておくのは、レー
ル支承体1と水平ストッパー24との間隙及びレール支
承体1と台座22との間隙内にコンクリートが回り込ま
ないようにするためである。
【0018】そして、上記のような〜の手順を経
て、コンクリート又は無収縮モルタルが固化した後に型
枠28を取り外すことにより、各レール支承体1の各縦
梁2の外側面に対向する部分に水平ストッパー24を形
成することができ、各レール支承体1の各縦梁2の底面
に対向する部分に台座22を形成することができるもの
である。
【0019】この場合、水平ストッパー24は、各レー
ル支承体1の各縦梁2の外側面に対向する部分(マクラ
ギ突起3に対応する部分は除く)に連続的に設けられる
ようになっている(図3参照)。水平ストッパー24の
レール方向の一端面は、マクラギ突起3のレール方向を
向く面3aとレール方向に所定の間隔をおいて対向する
対向面24bに形成され、この水平ストッパー24の対
向面24bとマクラギ突起3のレール方向を向く面3a
との間に、ゴム等からなる平板状の緩衝材26が介装さ
れる。水平ストッパー24のレール直交方向を向く内側
面24aは、縦梁2の外側面2aとレール直交方向に所
定の間隔をおいて対向する対向面24aに形成され、こ
の水平ストッパー24の対向面24aと縦梁2の外側面
2aとの間に、ゴム等からなる平板状の緩衝材25がレ
ール方向に所定の間隔ごとにまたは連続的に介装され
る。なお、水平ストッパー24を、各レール支承体1の
各縦梁2の外側面2aに対向する部分(マクラギ突起3
に対応する部分は除く)に間欠的に設けてもよいもので
ある(図4参照)。その場合には、各水平ストッパー2
4の対向面24aと縦梁2の外側面2aとの間にそれぞ
れ緩衝材25を介装させればよいものである。また、緩
衝材25、26は、平板状に限らず、他の形状としても
よく、その配置についても連続的に介装しても良いもの
である。
【0020】台座22は、各レール支承体1に対応する
路盤21上の部分に連続的に設けてもよいし、間欠的に
設けてもよい。台座22の上面と各レール支承体1の各
縦梁2の下面との間には、ゴム等からなる角柱状の防振
材23がレール方向に所定の間隔ごとに介装される(図
5参照)。なお、防振材23は角柱状に限らず、他の形
状としてもよい。また、防振材23は、レール方向に連
続的に設けてもよいものである(図6参照)。
【0021】そして、各レール30を締結装置11のク
リップ14により縦梁2の上部に固定することにより、
この発明による第1の実施の形態の車両用軌道20が構
成されるものである。
【0022】上記のように構成したこの実施の形態によ
る車両用軌道20にあっては、車両からの荷重のうち、
上下方向の荷重は、レール30、縦梁2、防振材23及
び台座22を介して路盤21に伝達され、分散されるこ
とになる。この場合、レール30及び縦梁2は、上下方
向からの衝撃、振動に追従してその方向に変位すること
になるが、レール30及び縦梁2の変位に追従して防振
材23が変位することにより、レール30及び縦梁2の
その方向への変位が抑制され、同時にその方向の衝撃、
振動が減衰、吸収されることになる。
【0023】また、レール30直交方向の荷重は、レー
ル30、縦梁2、緩衝材25及び水平ストッパー24を
介して路盤21に伝達され、分散されることになる。こ
の場合、縦梁2及びレール30は、レール30直交方向
からの衝撃、振動に追従してその方向に変位することに
なるが、縦梁2の外側面2aが緩衝材25を介して水平
ストッパー24の対向面24aに当接することによりそ
れ以上の変位が抑制され、同時にその方向の衝撃、振動
が減衰、吸収されることになる。
【0024】さらに、レール30方向の荷重は、レール
30、縦梁2、マクラギ突起3、緩衝材26及び水平ス
トッパー24を介して路盤21に伝達され、分散される
ことになる。この場合、レール30及び縦梁2は、レー
ル30方向からの衝撃、振動に追従してその方向に変位
することになるが、マクラギ突起3の緩衝面3aが緩衝
材26を介して水平ストッパー24の対向面24b、2
4bに当接することによりそれ以上の変位が抑制され、
同時にその方向の衝撃、振動が減衰されることになる。
【0025】したがって、局部的に応力が集中して、縦
梁2及びレール30の平行度、水平度等に狂いが生じる
ようなことはなく、それらの狂いにより車両の動揺、振
動が増大して乗り心地が悪化するようなことはなく、快
適な乗り心地を提供することができることになる。
【0026】また、縦梁2及びレール30の平行度、水
平度等に狂いが生じることが殆どないので、保守作業が
容易となり、保守作業に要する労力、時間及び費用を大
幅に軽減することができることになる。
【0027】さらに、上下方向の衝撃、振動は、防振材
23によって減衰、吸収し、レール30の長手方向の衝
撃、振動は、緩衝材26によって減衰、吸収し、レール
30直交方向の衝撃、減衰は、緩衝材25によって減
衰、吸収するように構成しているので、各防振材23、
緩衝材25、26の減衰特性の設定が簡単となるととも
に、それらの交換、修理等のメンテナンスが簡単とな
る。
【0028】さらに、縦梁2の外側面2aに1箇所のみ
にマクラギ突起3を設け、このマクラギ突起3のみを水
平ストッパー24、24間に位置させるように構成した
ので、縦梁2の長さが熱膨張により変化しても、縦梁2
の動きが制限されてマクラギ突起3に過大な負荷がかか
るようなことはなく、縦梁2をレール30方向へスムー
ズに変位させることができ、その方向の衝撃、振動を効
果的に減衰、吸収することができることになる。しか
も、マクラギ突起3と水平ストッパー24との協働によ
り、縦梁2のレール30方向への変位を所定の範囲内に
制限することができることになる。
【0029】図9には、この発明による車両用軌道の第
2の実施の形態が示されていて、この車両用軌道20
は、レール30方向に所定の間隔ごとに設けられた構造
物31の路盤21の上部にこの発明によるレール支承体
1を設置したものである。すなわち、この実施の形態に
おける路盤21は、レール30方向に複数に分割された
ものであって、隣接する路盤21、21間に所定の間隙
が形成され、この間隙はずらすことができないものであ
る。ここで、路盤21、21間の相対変位が大きく、防
振材23及びレール支承体1に作用する負荷が著しく大
きくなる場合は、防振材23の上面あるいは下面を滑ら
せる構造にすると良い。
【0030】そして、このような構成の間隙を有する路
盤21、21……の上部にこの発明によるレール支承体
1を、所定の位置に予め防振材23、緩衝材25、26
及び間隙材27を取り付けた状態で設置し、各レール支
承体1の各縦梁2に対応する路盤21の部分に水平スト
ッパー24を設けることで、各縦梁2と路盤21との間
に防振材23が介装され、各縦梁2の外側面2aと水平
ストッパー24との間、及び各マクラギ突起3と水平ス
トッパー24との間にそれぞれ緩衝材25、26が介装
され、これによりこの発明による第2の実施の形態の車
両用軌道20が構成されるものである。
【0031】この場合、レール支承体1の縦梁2は、路
盤21の上部に全体が敷設されるものと、隣接する路盤
21、21間に架設されるものとが存在する。そして、
隣接する路盤21、21間に架設されるもののうち、マ
クラギ突起3が路盤21、21間の間隙内に位置する場
合(図10の左側の状態)、そのままではマクラギ突起
3を水平ストッパー24で支持することができない。こ
の場合、縦梁の長手方向の前後を逆にして(図10の右
側の状態)マクラギ突起3を間隙からずらし路盤21が
存在する位置へ配置することにより、マクラギ突起3を
支持することができる。したがって、コストダウン等を
目的としてすべてのマクラ木2を同一規格で製造した場
合であっても、路盤21やこれを支える建造物の設計変
更を伴うことなく、マクラ木突起3を位置合わせして敷
設することができる。
【0032】そして、この実施の形態による車両用軌道
20にあっても、前記第1の実施の形態の車両用軌道2
0と同様の作用効果を奏し、局部的に応力が集中して、
縦梁2及びレール30の平行度、水平度等に狂いが生じ
るようなことはなく、それらの狂いにより車両の動揺、
振動が増大して乗り心地が悪化するようなことはなく、
快適な乗り心地を提供することができることになる。
【0033】また、縦梁2及びレール30の平行度、水
平度等に狂いが生じることが殆どないので、保守作業が
容易となり、保守作業に要する労力、時間及び費用を大
幅に軽減することができることになる。
【0034】さらに、上下方向の衝撃、振動は、防振材
23によって減衰、吸収し、レール30の長手方向の衝
撃、振動は、緩衝材26によって減衰、吸収し、レール
30直交方向の衝撃、減衰は、緩衝材25によって減
衰、吸収するように構成しているので、各防振材23、
緩衝材25、26の減衰特性の設定が簡単となるととも
に、交換、修理等のメンテナンスが簡単となる。
【0035】さらに、縦梁3の外側面2aに1箇所のみ
にマクラギ突起3を設け、このマクラギ突起3のみを水
平ストッパー24、24間に位置させるように構成した
ので、縦梁3の長さが熱膨張により変化しても、縦梁3
の動きが制限されてマクラギ突起3に過大な負荷がかか
るようなことはなく、縦梁2をレール30方向へスムー
ズに変位させることができ、その方向の衝撃、振動を効
果的に減衰、吸収することができることになる。しか
も、マクラギ突起3と水平ストッパー24との協働によ
り縦梁2の変位を所定の範囲内に制限することができる
ことになる。
【0036】さらに、熱膨張等により構造物31、31
間がレール30方向へ相対的に変位しても、縦梁2の動
きが制限されてマクラギ突起3に過大な負荷がかかるよ
うなことはなく、縦梁2をレール30方向へスムーズに
変位させることができるので、その方向の衝撃、振動を
効果的に減衰、吸収することができることになる。しか
も、マクラギ突起3と水平ストッパー24との協働によ
り縦梁2の変位を所定の範囲内に制限することができる
ことになる。
【0037】さらに、路盤21がレール30方向に複数
に分割されたものであって、隣接する路盤21、21間
に間隙があるものであっても、レール支承体1の縦梁2
の長手方向の前後を逆にして使用することにより、路盤
21、21間に縦梁2のマクラギ突起3が位置しないよ
うにすることができるので、レール30方向、レール3
0直交方向、上下方向の衝撃、振動を効果的に減衰、吸
収することができることになる。したがって、既存の橋
梁等の構造物にも有効に使用することができることにな
る。
【0038】なおマクラギ突起を設ける位置は、実施形
態の如き外側面のみに限定されるものではなく、内側面
に突出する場合、それぞれから千鳥状に突出する場合の
いずれでもよい。
【0039】
【発明の効果】この発明によるレール支承体及び車両用
軌道は、前記のように構成したことにより、レール及び
縦梁は、上下方向からの衝撃、振動に追従して上下方向
に変位することになるが、レール及び縦梁の変位に追従
して防振材が変位することにより、レール及び縦梁の上
下方向への変位が抑制され、同時に上下方向の衝撃、振
動が減衰、吸収されることになる。また、レール及び縦
梁は、レール直交方向からの衝撃、振動に追従してレー
ル直交方向に変位することになるが、縦梁の外側面が緩
衝材を介して水平ストッパーに当接することによりそれ
以上の変位が抑制され、同時にレール直交方向の衝撃、
振動が減衰、吸収されることになる。さらに、レール及
び縦梁は、レール方向からの衝撃、振動に追従してレー
ル方向に変位することになるが、マクラギ突起が緩衝材
を介して水平ストッパーに当接することによりそれ以上
の変位が抑制され、同時にレール方向の衝撃、振動が減
衰されることになる。したがって、局部的に応力が集中
して、縦梁及びレールの平行度、水平度等に狂いが生じ
るようなことはないので、それらの狂いにより車両の動
揺、振動が増大して乗り心地が悪化するようなことはな
く、快適な乗り心地を提供することができることにな
る。さらに、縦梁及びレールの平行度、水平度等に狂い
が生じることが殆どないので、保守作業が容易となり、
保守作業に要する労力、時間及び費用を大幅に軽減する
ことができることになる。さらに、上下方向の衝撃、振
動は、防振材によって減衰、吸収し、レールの長手方向
の衝撃、振動は、緩衝材によって減衰、吸収し、レール
直交方向の衝撃、減衰は、緩衝材によって減衰、吸収す
るように構成しているので、各防振材、緩衝材の減衰特
性の設定が簡単となるとともに、交換、修理等のメンテ
ナンスが簡単となる。さらに、縦梁の内側面または外側
面に1箇所のみにマクラギ突起を設け、そのマクラギ突
起のみを水平ストッパー間に位置させるように構成した
ので、縦梁の長さが熱膨張により変化しても、縦梁の動
きが制限されてマクラギ突起に過大な負荷がかかるよう
なことはなく、縦梁をレール方向へスムーズに変位させ
ることができ、レール方向の衝撃、振動を効果的に減
衰、吸収することができることになる。しかも、マクラ
ギ突起と水平ストッパーとの協働により、縦梁の変位を
所定の範囲内に制限することができることになる。さら
に、構造物間に設置した場合に、熱膨張等により構造物
間がレール方向へ相対的に変位しても、縦梁の動きが制
限されてマクラギ突起に過大な負荷がかかるようなこと
はなく、縦梁をレール方向へスムーズに変位させること
ができるので、レール方向の衝撃、振動を効果的に減
衰、吸収することができることになる。しかも、マクラ
ギ突起と水平ストッパーとの協働により、縦梁の変位を
所定の範囲内に制限することができることになる。そし
て、縦梁の内側面または外側面の長手方向の中心以外の
1箇所にマクラギ突起を設けたので、路盤がレール方向
に分割されたものであって、隣接する路盤間に間隙があ
るものであっても、縦梁の長手方向の前後を逆にして使
用することにより、縦梁のマクラギ突起を路盤間の間隙
内から避けることができることになる。したがって、既
存の橋梁等の構造物であっても、マクラギ突起の機能を
十分に発揮させることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるレール支承体及び車両用軌道
の第1の実施の形態を示した平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿って見た断面図である。
【図3】 水平ストッパーと縦梁との関係の一例を示し
た説明図である。
【図4】 水平ストッパーと縦梁との関係の他の例を示
した説明図である。
【図5】 縦梁と防振材との関係の一例を示した説明図
である。
【図6】 縦梁と防振材との関係の他の例を示した説明
図である。
【図7】 レール支承体の施工手順を示したものであっ
て、水平ストッパー及び台座の外側に型枠を設置した状
態を示した説明図である。
【図8】 レール支承体の施工手順を示したものであっ
て、水平ストッパー及び台座に対応する部分にコンクリ
ートを打ち込んだ状態を示した説明図である。
【図9】 この発明によるレール支承体及び車両用軌道
の第2の実施の形態を示した断面図である。
【図10】 第2の実施の形態の車両用軌道を示した概
略図であって、縦梁のマクラギ突起を路盤間の間隙内か
ら避ける方法を示した説明図である。
【図11】 レール支承体の配筋図である。
【図12】 継材の斜視図である。
【図13】 締結装置の断面図である。
【図14】 従来のレール支承体及び車両用軌道の一例
を示した斜視図である。
【符号の説明】
1、33……レール支承体 2……縦梁 2a……外側面 3……マクラギ突起 3a……緩衝面 4……継材 5……大リブ 6……小リブ 7……縦筋 8……横筋 9、10……補強筋 12……インサート 13……支持孔 14……クリップ 15……絶縁材 20、35……車両用軌道 21、36……路盤 22……台座 23……防振材 24……水平ストッパー 24a、24b……対向面 25、26……緩衝材 27……間隙材 28……型枠 30……レール 31……構造物 34……横マクラギ 37……道床 38……締結装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 広之 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 浅沼 潔 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行をなす一対の縦梁と、該縦梁
    間を長手方向に所定の間隔ごとに一体に連結するため
    の、該縦梁よりも柔軟な構造を有する継材とを具え、前
    記各縦梁の上部にそれぞれレールを支持するレール支承
    体であって、前記各縦梁の内側面または外側面の少なく
    ともいずれかの長手方向の中心以外の1箇所に、内方ま
    たは外方に突出するマクラギ突起をそれぞれ一体に設け
    たことを特徴とするレール支承体。
  2. 【請求項2】 前記マクラギ突起を矩形状に形成した請
    求項1に記載のレール支承体。
  3. 【請求項3】 前記各縦梁を、長手方向の前後を逆にし
    て使用できるようにした請求項1又は2に記載のレール
    支承体。
  4. 【請求項4】 路盤の上部に、互いに平行をなす一対の
    縦梁と、該縦梁間を長手方向に所定の間隔ごとに一体に
    連結するための、該縦梁よりも柔軟な構造を有する継材
    とからなるレール支承体をレール方向に連続的に敷設
    し、該レール支承体の各縦梁の上部にそれぞれレールを
    支持する車両用軌道であって、前記各レール支承体の各
    縦梁の内側面または外側面の少なくともいずれかの長手
    方向の中心以外の1箇所に、内方または外方に突出する
    マクラギ突起をそ れぞれ一体に設けるとともに、前記
    各レール支承体に対応する前記路盤の部分に、各レール
    支承体の各縦梁とレール直交方向に所定の間隔をおいて
    対向するとともに、各マクラギ突起とレール方向に所定
    の間隔をおいて対向する水平ストッパーをそれぞれ前記
    路盤と一体に設け、かつ前記各レール支承体の各縦梁と
    路盤との間、各縦梁と各水平ストッパーとの間、及び各
    マクラギ突起と各水平ストッパーとの間に、それぞれ防
    振材又は緩衝材を介装させたことを特徴とする車両用軌
    道。
  5. 【請求項5】 前記マクラギ突起を矩形状に形成した請
    求項4に記載の車両用軌道。
  6. 【請求項6】 前記各レール支承体の各縦梁に対応する
    前記路盤の部分に台座を設けた請求項4又は5に記載の
    車両用軌道。
  7. 【請求項7】 前記路盤は、長手方向に複数に分割され
    たものであって、隣接するもの同士間に所定の間隙が形
    成されるものであり、前記各レール支承体の各縦梁は、
    分割された各路盤の上部に敷設され又は隣接する路盤間
    に架設され、かつ、路盤間に架設される縦梁のうち、マ
    クラギ突起が隣接する路盤間の間隙内に位置するもの
    は、長手方向の前後を逆にして路盤間に架設することに
    よりマクラギ突起を間隙内から避けるようにした請求項
    4〜6の何れかに記載の車両用軌道。
  8. 【請求項8】 前記水平ストッパーは、各レール支承体
    の各縦梁の内側面または外側面とレール直交方向に所定
    の間隔をおいて対向する部分に、レール方向に連続的に
    設けられてなる請求項4〜6の何れかに記載の車両用軌
    道。
  9. 【請求項9】 前記水平ストッパーは、各レール支承体
    の各縦梁の内側面または外側面とレール直交方向に所定
    の間隔をおいて対向する部分に、レール方向に間欠的に
    設けられてなる請求項4〜7の何れかに記載の車両用軌
    道。
  10. 【請求項10】 前記防振材は、各レール支承体の各縦
    梁と路盤との間に、レール方向に連続的に設けられてな
    る請求項4〜9の何れかに記載の車両用軌道。
  11. 【請求項11】 前記防振材は、各レール支承体の各縦
    梁と路盤との間に、レール方向に間欠的に設けられてな
    る請求項4〜9の何れかに記載の車両用軌道。
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