JP2002331940A - 台車および猫車両用手押車 - Google Patents
台車および猫車両用手押車Info
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- JP2002331940A JP2002331940A JP2001142536A JP2001142536A JP2002331940A JP 2002331940 A JP2002331940 A JP 2002331940A JP 2001142536 A JP2001142536 A JP 2001142536A JP 2001142536 A JP2001142536 A JP 2001142536A JP 2002331940 A JP2002331940 A JP 2002331940A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 台車および猫車両用の1輪および2輪兼用手
押車を提供する。 【解決手段】 舟状皿、台枠、台枠前方側の接地脚、台
枠後方側の車輪保持枠、車輪保持枠に取付けられる1輪
もしくは2輪のタイヤ、台枠の前方に着脱可能に取付け
られる手押用ハンドル、舟状皿と台枠とを着脱可能にし
て前者を後者上に載架固定するための着脱取付機構とか
らなっている。
押車を提供する。 【解決手段】 舟状皿、台枠、台枠前方側の接地脚、台
枠後方側の車輪保持枠、車輪保持枠に取付けられる1輪
もしくは2輪のタイヤ、台枠の前方に着脱可能に取付け
られる手押用ハンドル、舟状皿と台枠とを着脱可能にし
て前者を後者上に載架固定するための着脱取付機構とか
らなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台車および猫車を兼
用した手押車、詳しくは手押台車上に猫車用の舟状皿を
着脱可能に取付けた台車および猫車両用の手押車並びに
台車上に舟状皿を着脱可能に載架固定するための取付着
脱機構に関するものである。
用した手押車、詳しくは手押台車上に猫車用の舟状皿を
着脱可能に取付けた台車および猫車両用の手押車並びに
台車上に舟状皿を着脱可能に載架固定するための取付着
脱機構に関するものである。
【0002】温室内外の農作物栽培区間を走行して農作
物の収穫、集荷を行うために、農作物収納箱ないしはか
ご等を載架するための四周枠を有する台座の下面に車輪
を有し、前方には手押用ハンドルを取付けた所滑手押台
車が多用されているが、じゃがいも、里芋等のいも類、
トマト等の球塊状野菜を集荷移送する場合上面にホッパ
ー様の舟状皿を有する所滑手押猫車も多く便利に用いら
れている。
物の収穫、集荷を行うために、農作物収納箱ないしはか
ご等を載架するための四周枠を有する台座の下面に車輪
を有し、前方には手押用ハンドルを取付けた所滑手押台
車が多用されているが、じゃがいも、里芋等のいも類、
トマト等の球塊状野菜を集荷移送する場合上面にホッパ
ー様の舟状皿を有する所滑手押猫車も多く便利に用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの手押台車
と手押猫車を1台の手押台車で兼用させ、農作業上の利
便を高めることを目的としてなされたものである。
と手押猫車を1台の手押台車で兼用させ、農作業上の利
便を高めることを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は前後枠
および両側枠と中枠とを有する台枠に、その前方には接
地脚を、その後方には車輪保持枠を夫々下方に支出形成
し、上記の車輪保持枠には1個ないし2個の車輪を取付
けると共に上記の台枠の前方には手押用ハンドルを設け
て手押台車に構成し、かつこの手押台車の台枠に猫車用
の舟状皿を着脱可能に載架固定するための取付け機構を
有し、上記の舟状皿のへさき側を該台枠の後方に、また
舟状皿のとも側を台枠の前方に夫々位置せしめて該台枠
上に該舟状皿を着脱可能に載架固定したことを特徴とす
る台車および猫車両用手押車を提供する。
および両側枠と中枠とを有する台枠に、その前方には接
地脚を、その後方には車輪保持枠を夫々下方に支出形成
し、上記の車輪保持枠には1個ないし2個の車輪を取付
けると共に上記の台枠の前方には手押用ハンドルを設け
て手押台車に構成し、かつこの手押台車の台枠に猫車用
の舟状皿を着脱可能に載架固定するための取付け機構を
有し、上記の舟状皿のへさき側を該台枠の後方に、また
舟状皿のとも側を台枠の前方に夫々位置せしめて該台枠
上に該舟状皿を着脱可能に載架固定したことを特徴とす
る台車および猫車両用手押車を提供する。
【0005】また本発明は台枠の後方側および前方側に
舟状皿のへさき側支持枠および舟状皿のとも側支持枠を
夫々立上げ形成し上記舟状皿と上記各支持枠間の係合手
段および/または連結手段とによって、該台枠に猫車用
の舟状皿を着脱可能に載架固定するための取付機構に構
成したことを特徴とする台車および猫車両用の手押車を
提供する。
舟状皿のへさき側支持枠および舟状皿のとも側支持枠を
夫々立上げ形成し上記舟状皿と上記各支持枠間の係合手
段および/または連結手段とによって、該台枠に猫車用
の舟状皿を着脱可能に載架固定するための取付機構に構
成したことを特徴とする台車および猫車両用の手押車を
提供する。
【0006】また本発明は舟状皿のへさき側底面に前方
に向けて支出した左右の係合片を取付け、この左右の係
合片と舟状皿底面との間で、台枠の後方側に立上げ形成
したへさき側支持枠を挟持させると共に、該舟状皿のと
も側を該台枠の前方側に立上げ形成したとも側支持枠上
にボルトナット手段によって着脱可能に連結したことを
特徴とする台車および猫車両用の手押車を提供する。
に向けて支出した左右の係合片を取付け、この左右の係
合片と舟状皿底面との間で、台枠の後方側に立上げ形成
したへさき側支持枠を挟持させると共に、該舟状皿のと
も側を該台枠の前方側に立上げ形成したとも側支持枠上
にボルトナット手段によって着脱可能に連結したことを
特徴とする台車および猫車両用の手押車を提供する。
【0007】また本発明は台枠の後方側に立上げ形成し
た舟状皿のへさき側支持枠の下面に、舟状皿のへさき側
底面に取付けた該支持枠挟持用の左右の係合片の内側ま
たは外側に係合するピン状突起を設けて舟状皿のへさき
側の左右揺動を防止したことを特徴とする台車および猫
車両用の手押車を提供する。
た舟状皿のへさき側支持枠の下面に、舟状皿のへさき側
底面に取付けた該支持枠挟持用の左右の係合片の内側ま
たは外側に係合するピン状突起を設けて舟状皿のへさき
側の左右揺動を防止したことを特徴とする台車および猫
車両用の手押車を提供する。
【0008】また本発明は台枠の後方側に左右1対の車
輪保持枠を下方に支出形成し、左右の車輪保持枠に夫々
各1個の車輪を取付けて2輪台車とするかあるいは左右
の車輪保持枠間に1個の車輪を取付けて1輪台車とする
構成を有する台車および猫車両用の手押車を提供する。
輪保持枠を下方に支出形成し、左右の車輪保持枠に夫々
各1個の車輪を取付けて2輪台車とするかあるいは左右
の車輪保持枠間に1個の車輪を取付けて1輪台車とする
構成を有する台車および猫車両用の手押車を提供する。
【0009】左右のハンドル枠を連結枠で結合して手押
用ハンドルに形成し、この手押用ハンドルを台枠の前方
にハンドル高さ可変にしかも着脱可能に取付けたことを
特徴とする台車および猫車両用の手押車を提供する。
用ハンドルに形成し、この手押用ハンドルを台枠の前方
にハンドル高さ可変にしかも着脱可能に取付けたことを
特徴とする台車および猫車両用の手押車を提供する。
【0010】更に本発明は台車の台枠およびハンドル枠
をアルミニウム合金製の丸ないし角パイプで構成し軽量
化されていることを特徴とする台車および猫車両用の手
押車を提供する。以下に本発明の詳細を説明する。
をアルミニウム合金製の丸ないし角パイプで構成し軽量
化されていることを特徴とする台車および猫車両用の手
押車を提供する。以下に本発明の詳細を説明する。
【0011】
【作用】本発明の台車および猫車両用手押車は(a)舟
状皿、(b)台枠、(c)台枠前方側の接地脚、(d)
台枠後方側の車輪保持枠、(e)車輪保持枠に取付けら
れる1個ないしは2個の車輪、(f)台枠の前方に取付
けられる手押用ハンドル、(g)舟状皿(a)と台枠
(b)とを着脱可能にして前者を後者上に載架固定する
ための着脱取付機構とからなっている。
状皿、(b)台枠、(c)台枠前方側の接地脚、(d)
台枠後方側の車輪保持枠、(e)車輪保持枠に取付けら
れる1個ないしは2個の車輪、(f)台枠の前方に取付
けられる手押用ハンドル、(g)舟状皿(a)と台枠
(b)とを着脱可能にして前者を後者上に載架固定する
ための着脱取付機構とからなっている。
【0012】上記の舟状皿(a)は通常の猫車用の舟な
いしは皿の形状を有し、稍横長の長方形底面の前方に比
較的緩やかな勾配の立上がり傾斜面を有し、該底面の後
方および左右には比較的急な勾配の立上がり傾斜面を有
する。これら底面およびこれを取り囲む傾斜面全体で俯
瞰的に台枠(b)の平面より稍大き目の稍縦長の長方形
を呈する。前方の比較的緩やかな勾配を有する立上がり
傾斜面(へさき側)が舟状皿への野菜等の排出ないし取
入れ側のシュートを形成する。この舟状皿は通常ポリプ
ロピレン材料で構成されている。
いしは皿の形状を有し、稍横長の長方形底面の前方に比
較的緩やかな勾配の立上がり傾斜面を有し、該底面の後
方および左右には比較的急な勾配の立上がり傾斜面を有
する。これら底面およびこれを取り囲む傾斜面全体で俯
瞰的に台枠(b)の平面より稍大き目の稍縦長の長方形
を呈する。前方の比較的緩やかな勾配を有する立上がり
傾斜面(へさき側)が舟状皿への野菜等の排出ないし取
入れ側のシュートを形成する。この舟状皿は通常ポリプ
ロピレン材料で構成されている。
【0013】舟状皿(a)を台枠(b)上に載架固定す
るための着脱取付機構(g)は、台枠(b)の後方側お
よび前方側に立上げ形成した舟状皿(a)のへさき側支
持枠(g−1)および舟状皿(a)のとも側支持枠(g
−2)とからなり、更に舟状皿(a)のへさき側とへさ
き側支持枠(g−1)との係合手段(g−3)および舟
状皿(a)のとも側ととも側支持枠(g−2)との連結
手段(g−4)を含んでいる。
るための着脱取付機構(g)は、台枠(b)の後方側お
よび前方側に立上げ形成した舟状皿(a)のへさき側支
持枠(g−1)および舟状皿(a)のとも側支持枠(g
−2)とからなり、更に舟状皿(a)のへさき側とへさ
き側支持枠(g−1)との係合手段(g−3)および舟
状皿(a)のとも側ととも側支持枠(g−2)との連結
手段(g−4)を含んでいる。
【0014】上記のへさき側支持枠(g−1)およびと
も側支持枠(g−2)はいずれも頂面平坦の大小の山状
に屈曲形成されている。連結手段(g−3)は舟状皿
(a)のへさき側底面に前方に向けて支出した左右の係
合片(h)を夫々ボルトナット手段によって取付け、こ
の左右の係合片(h)と舟状皿(a)の底面との間で上
記のへさき側支持枠(g−1)を咥え様に挟持するよう
にしている。また連結手段(g−4)は舟状皿(a)の
とも側端縁より張り出したとも側鍔部を上記のとも側支
持枠(g−2)上に1つのボルトナット手段によって取
付けている。
も側支持枠(g−2)はいずれも頂面平坦の大小の山状
に屈曲形成されている。連結手段(g−3)は舟状皿
(a)のへさき側底面に前方に向けて支出した左右の係
合片(h)を夫々ボルトナット手段によって取付け、こ
の左右の係合片(h)と舟状皿(a)の底面との間で上
記のへさき側支持枠(g−1)を咥え様に挟持するよう
にしている。また連結手段(g−4)は舟状皿(a)の
とも側端縁より張り出したとも側鍔部を上記のとも側支
持枠(g−2)上に1つのボルトナット手段によって取
付けている。
【0015】またへさき側支持枠(g−1)の下面には
左右のピン状突起(i)を設けて、このピン状突起
(i)が前出の左右の係合片(h)の外側または内側に
係合させ、これによって舟状皿(a)のへさき側が左右
に揺動するのを阻止している。
左右のピン状突起(i)を設けて、このピン状突起
(i)が前出の左右の係合片(h)の外側または内側に
係合させ、これによって舟状皿(a)のへさき側が左右
に揺動するのを阻止している。
【0016】台枠(b)は前後枠および両側枠からなる
四周枠と前後方向の左右の中枠とを基本構成とし、両側
枠と両中枠の後半部に夫々山形(頂面部平坦)の屈曲枠
を下方に支出して左右1対、計4個の車輪保持枠を形成
する。そして中枠に形成した内側の車輪保持枠の頂面に
はU形のアングル材を固定しまた外側の車輪保持枠には
L形のアングル材を固定する。台枠を2輪式台車に使用
する場合には外側の車輪保持枠とこれに隣接する内側の
車輪保持枠の各アングル材の間に夫々車輪の回転軸を固
定し、また1輪式台車に使用する場合には左右の内側車
輪保持枠の隣接アングル材面に車輪の回転軸を固定す
る。
四周枠と前後方向の左右の中枠とを基本構成とし、両側
枠と両中枠の後半部に夫々山形(頂面部平坦)の屈曲枠
を下方に支出して左右1対、計4個の車輪保持枠を形成
する。そして中枠に形成した内側の車輪保持枠の頂面に
はU形のアングル材を固定しまた外側の車輪保持枠には
L形のアングル材を固定する。台枠を2輪式台車に使用
する場合には外側の車輪保持枠とこれに隣接する内側の
車輪保持枠の各アングル材の間に夫々車輪の回転軸を固
定し、また1輪式台車に使用する場合には左右の内側車
輪保持枠の隣接アングル材面に車輪の回転軸を固定す
る。
【0017】また両側枠の前半部には夫々略V形の屈曲
枠を下方に支出して接地脚を形成しこれら接地脚と車輪
との接地によって台車の後方、即ち舟状皿のへさき側を
少し持ち上げた状態に保持するようにしてある。尚左右
の中枠は舟状皿(a)の底面を支持する受け枠ともなっ
ている。尚前出のへさき側支持枠(g−1)は後枠上に
その全長に亘って形成され、とも側の支持枠(g−2)
は前枠上にその中枠間に亘って形成され、かつ支持枠
(g−1)の高さを支持枠(g−2)の高さよりも高く
設定して舟状皿(a)のへさき側を台車の台枠(b)の
面に対しても更に幾分持ち上げるようにしている。
枠を下方に支出して接地脚を形成しこれら接地脚と車輪
との接地によって台車の後方、即ち舟状皿のへさき側を
少し持ち上げた状態に保持するようにしてある。尚左右
の中枠は舟状皿(a)の底面を支持する受け枠ともなっ
ている。尚前出のへさき側支持枠(g−1)は後枠上に
その全長に亘って形成され、とも側の支持枠(g−2)
は前枠上にその中枠間に亘って形成され、かつ支持枠
(g−1)の高さを支持枠(g−2)の高さよりも高く
設定して舟状皿(a)のへさき側を台車の台枠(b)の
面に対しても更に幾分持ち上げるようにしている。
【0018】また前枠の前面左右には夫々ハンドル差込
み筒を固定して接地脚に沿った方向に立設し、この差込
み筒には上下の調節ネジが取付けられこの差込み筒に手
押用のハンドルが高さ可変にしかも着脱可能に取付けら
れている。尚ハンドルは左右のL形ハンドル枠を連結枠
で結合してハンドルに形成され、この連結枠がとも側支
持枠(g−2)または舟状皿(a)の前出のとも側鍔部
上に衝合した位置がハンドルの最底位置を決定するよう
にしている。
み筒を固定して接地脚に沿った方向に立設し、この差込
み筒には上下の調節ネジが取付けられこの差込み筒に手
押用のハンドルが高さ可変にしかも着脱可能に取付けら
れている。尚ハンドルは左右のL形ハンドル枠を連結枠
で結合してハンドルに形成され、この連結枠がとも側支
持枠(g−2)または舟状皿(a)の前出のとも側鍔部
上に衝合した位置がハンドルの最底位置を決定するよう
にしている。
【0019】上記のように本発明の台車ないしは猫車が
2輪式の他1輪式を採りうることは、凹凸の多い地面上
の走行や傾斜面に沿った走行等の場合に一輪式は作業性
が容易であるという効果を発揮する。
2輪式の他1輪式を採りうることは、凹凸の多い地面上
の走行や傾斜面に沿った走行等の場合に一輪式は作業性
が容易であるという効果を発揮する。
【0020】またハンドルの高さが可変であるというこ
とは台車ないし猫車を走行させる各作業者が、腕を伸ば
した状態でハンドルを保持する高さに夫々調節すること
ができ、当該作業者の作業疲労を軽減させ作業能率の向
上にも寄与する。
とは台車ないし猫車を走行させる各作業者が、腕を伸ば
した状態でハンドルを保持する高さに夫々調節すること
ができ、当該作業者の作業疲労を軽減させ作業能率の向
上にも寄与する。
【0021】その他の本発明の詳細は以下の図面に示す
実施例によって証明する。
実施例によって証明する。
【0022】
【実施例】図1は台車上に舟状皿(バケット)(1)を
取付けた猫車の使用態様を示し、舟状皿(1)は底面
(1−1)の前方に緩勾配のシュート面(1−2)を有
し底面(1−1)の後方および左右両側には急勾配の周
面(1−3)および(1−4)を有する。台車は前枠
(2−1)、後枠(2−2)および左右の側枠(2−
3)と左右の前後方向に走る中枠(2−4)とで構成さ
れる台枠と、前枠(2−1)上に立上げた舟状皿とも側
支持枠(3−1)と、後枠(2−2)上に立上げた舟状
皿へさき側支持枠(3−2)と、側枠(2−3)の前半
部に下方へ支出形成した接地脚(2−4)と、側枠(2
−3)の後半部に下方へ支出形成した車輪保持枠(2−
5)と、中枠(2−4)の後半部に下方へ支出形成した
車輪保持枠(2−6)と、これら車輪保持枠(2−5)
と(2−6)の間または(2−4)と(2−4)の間に
取付けられる2輪または1輪のタイヤ(3)とからなっ
ている。(2−7)は側枠(2−3)と中枠(2−4)
を結ぶ補強枠である。この台車に取付けられる手押車用
ハンドルは左右のハンドル枠(4−1)を連結枠(4−
2)で一体化し前枠(2−1)の両端前面に固定した縦
のハンドル差込み筒(4−3)に挿脱自在に取付けられ
る。ハンドルの固定および高さ調節は上下2段に設けた
調節ネジ(4−4)によって行う。舟状皿(1)の台車
への取付けは舟状皿(1)のへさき側底面、シュート面
(1−2)の前端部にボルトナット手段(5−1)によ
って取付け前方に向けて支出した左右の係合片(舌片)
(5−2)の上面と舟状皿(1)のシュート面(1−
2)の下面との間でへさき側支持枠(3−2)を咥え込
むように挟持して底面(1−1)を中枠(2−4)上に
定座させ、とも側支持枠(3−1)上に舟状皿(1)の
とも側鍔部(1−5)を乗せ、この鍔部(1−5)と支
持枠(3−1)をボルトナット手段(5−3)によって
結合する。(5−4)は支持枠(3−2)の下面に植立
したピン状突起で、図面では係合片(5−2)の各内側
に係合するようになっている。
取付けた猫車の使用態様を示し、舟状皿(1)は底面
(1−1)の前方に緩勾配のシュート面(1−2)を有
し底面(1−1)の後方および左右両側には急勾配の周
面(1−3)および(1−4)を有する。台車は前枠
(2−1)、後枠(2−2)および左右の側枠(2−
3)と左右の前後方向に走る中枠(2−4)とで構成さ
れる台枠と、前枠(2−1)上に立上げた舟状皿とも側
支持枠(3−1)と、後枠(2−2)上に立上げた舟状
皿へさき側支持枠(3−2)と、側枠(2−3)の前半
部に下方へ支出形成した接地脚(2−4)と、側枠(2
−3)の後半部に下方へ支出形成した車輪保持枠(2−
5)と、中枠(2−4)の後半部に下方へ支出形成した
車輪保持枠(2−6)と、これら車輪保持枠(2−5)
と(2−6)の間または(2−4)と(2−4)の間に
取付けられる2輪または1輪のタイヤ(3)とからなっ
ている。(2−7)は側枠(2−3)と中枠(2−4)
を結ぶ補強枠である。この台車に取付けられる手押車用
ハンドルは左右のハンドル枠(4−1)を連結枠(4−
2)で一体化し前枠(2−1)の両端前面に固定した縦
のハンドル差込み筒(4−3)に挿脱自在に取付けられ
る。ハンドルの固定および高さ調節は上下2段に設けた
調節ネジ(4−4)によって行う。舟状皿(1)の台車
への取付けは舟状皿(1)のへさき側底面、シュート面
(1−2)の前端部にボルトナット手段(5−1)によ
って取付け前方に向けて支出した左右の係合片(舌片)
(5−2)の上面と舟状皿(1)のシュート面(1−
2)の下面との間でへさき側支持枠(3−2)を咥え込
むように挟持して底面(1−1)を中枠(2−4)上に
定座させ、とも側支持枠(3−1)上に舟状皿(1)の
とも側鍔部(1−5)を乗せ、この鍔部(1−5)と支
持枠(3−1)をボルトナット手段(5−3)によって
結合する。(5−4)は支持枠(3−2)の下面に植立
したピン状突起で、図面では係合片(5−2)の各内側
に係合するようになっている。
【0023】図2は一輪状態の猫車を示し車輪保持枠
(2−5)の下面にL形のアングル部材を軸受部材(6
−1)として固定し、また保持枠(2−6)の下面には
U形のアングル部材を軸受部材(6−2)として固定
し、左右の軸受部材(6−2)の内側アングル部間で図
示のようにタイヤ(3)の回転軸を固定し、一輪式とす
る。2輪式の場合には軸受部材(6−1)と(6−2)
の外側アングル部間に夫々タイヤ(3)の回転軸を夫々
固定する。
(2−5)の下面にL形のアングル部材を軸受部材(6
−1)として固定し、また保持枠(2−6)の下面には
U形のアングル部材を軸受部材(6−2)として固定
し、左右の軸受部材(6−2)の内側アングル部間で図
示のようにタイヤ(3)の回転軸を固定し、一輪式とす
る。2輪式の場合には軸受部材(6−1)と(6−2)
の外側アングル部間に夫々タイヤ(3)の回転軸を夫々
固定する。
【図1】 台車上に舟状皿を取付けて2輪の猫車とした
時の斜視図を示す。
時の斜視図を示す。
【図2】 同上の後方図で1輪の猫車を示す。
1…舟状皿 1−1…舟状皿の底面 1−2…舟状皿のシュート面 1−3…舟状皿の後方周面 1−4…舟状皿の側方周面 1−5…鍔部 2−1…前枠 2−2…後枠 2−3…側枠 2−4…接地脚 2−5…車輪保持枠 2−6…車輪保持枠 2−7…補強枠 3…タイヤ 3−1…舟状皿とも側支持枠 3−2…舟状皿へさき側支持枠 4−1…ハンドル枠 4−2…連結枠 4−3…ハンドル差込み筒 4−4…調節ネジ 5−1…ボルトナット手段 5−2…係合片 5−3…ボルトナット手段 6−1…軸受部材(L形) 6−2…軸受部材(U形)
Claims (7)
- 【請求項1】前後枠および両側枠と中枠とを有する台枠
に、その前方側には接地脚を、その後方側には車輪保持
枠を夫々下方に支出形成し、上記の車輪保持枠には1個
ないし2個の車輪を取付けると共に上記の台枠の前方に
は手押用ハンドルを設けて手押台車に構成し、かつこの
手押台車の台枠に猫車用の舟状皿を着脱可能に載架固定
するための取付け機構を有し、上記の舟状皿のへさき側
を該台枠の後方に、また舟状皿のとも側を台枠の前方に
夫々位置せしめて該台枠上に該舟状皿を着脱可能に載架
固定したことを特徴とする台車および猫車両用手押車。 - 【請求項2】台枠の後方側および前方側に舟状皿のへさ
き側支持枠および舟状皿のとも側支持枠を夫々立上げ形
成し上記舟状皿と上記各支持枠間の係合手段および/ま
たは連結手段とによって、該台枠に猫車用の舟状皿を着
脱可能に載架固定するための取付機構に構成したことを
特徴とする請求項1記載の台車および猫車両用の手押
車。 - 【請求項3】舟状皿のへさき側底面に前方に向けて支出
した左右の係合片を取付け、この左右の係合片と舟状皿
底面との間で、台枠の後方側に立上げ形成したへさき側
支持枠を挟持させると共に、該舟状皿のとも側を該台枠
の前方側に立上げ形成したとも側支持枠上にボルトナッ
ト手段によって着脱可能に連結したことを特徴とする請
求項1または2記載の台車および猫車両用の手押車。 - 【請求項4】台枠の後方側に立上げ形成した舟状皿のへ
さき側支持枠の下面に、舟状皿のへさき側底面に取付け
た該支持枠挟持用の左右の係合片の内側または外側に係
合するピン状突起を設けて舟状皿のへさき側の左右揺動
を防止したことを特徴とする請求項1から3までのいず
れか1項記載の台車および猫車両用の手押車。 - 【請求項5】台枠の後方側に左右1対の車輪保持枠を下
方に支出形成し、左右の車輪保持枠に夫々各1個の車輪
を取付けて2輪台車とするかあるいは左右の車輪保持枠
間に1個の車輪を取付けて1輪台車とする構成を有する
請求項1から4までのいずれか1項記載の台車および猫
車両用の手押車。 - 【請求項6】左右のハンドル枠を連結枠で結合して手押
用ハンドルに形成し、この手押用ハンドルを台枠の前方
にハンドル高さ可変にしかも着脱可能に取付けたことを
特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の台
車および猫車両用の手押車。 - 【請求項7】台車の台枠およびハンドル枠をアルミニウ
ム合金製の丸ないし角パイプで構成し軽量化されている
ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項記
載の台車および猫車両用の手押車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142536A JP2002331940A (ja) | 2001-05-14 | 2001-05-14 | 台車および猫車両用手押車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142536A JP2002331940A (ja) | 2001-05-14 | 2001-05-14 | 台車および猫車両用手押車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002331940A true JP2002331940A (ja) | 2002-11-19 |
Family
ID=18988820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001142536A Pending JP2002331940A (ja) | 2001-05-14 | 2001-05-14 | 台車および猫車両用手押車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002331940A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011114465A1 (ja) * | 2010-03-17 | 2011-09-22 | Mizuguchi Minoru | 運搬三輪車 |
KR101185839B1 (ko) * | 2010-02-26 | 2012-10-17 | 대한민국 | 완충수단을 구비한 일륜차 |
CN103895677A (zh) * | 2014-04-04 | 2014-07-02 | 宝时得机械(张家港)有限公司 | 一种手推车 |
CN107215374A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-09-29 | 安徽江淮车轮有限公司 | 一种便于车轮固定的车轮运输车 |
KR101981445B1 (ko) * | 2019-02-14 | 2019-08-29 | 조진수 | 농업용 손수레 |
-
2001
- 2001-05-14 JP JP2001142536A patent/JP2002331940A/ja active Pending
Cited By (6)
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CN107215374B (zh) * | 2017-06-12 | 2019-06-25 | 安徽江淮车轮有限公司 | 一种便于车轮固定的车轮运输车 |
KR101981445B1 (ko) * | 2019-02-14 | 2019-08-29 | 조진수 | 농업용 손수레 |
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