JP2002331476A - ロボットアーム - Google Patents

ロボットアーム

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JP2002331476A
JP2002331476A JP2001117733A JP2001117733A JP2002331476A JP 2002331476 A JP2002331476 A JP 2002331476A JP 2001117733 A JP2001117733 A JP 2001117733A JP 2001117733 A JP2001117733 A JP 2001117733A JP 2002331476 A JP2002331476 A JP 2002331476A
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Japan
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chuck
shaped
molded product
gripping
piston
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JP2001117733A
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English (en)
Inventor
Hideki Nakano
秀樹 中野
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YAMAICHI SEIKO KK
Original Assignee
YAMAICHI SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2つの定位置間を迅速に往復動させることがで
きるロボットアームの提供。 【解決手段】不動部材に枢着されたシリンダ42と、こ
のシリンダに組み合わされたピストン44と、一端側に
チャック46を備え他端側を前記ピストン又は該ピスト
ンと一体物の一部に枢着された棒状体48と、前記棒状
体上の前記チャック46と前記他端側との間の中間部で
当該棒状体に摺動自在に嵌合すると共に不動部材に枢着
されている揺動支持体54と、ガイド100からなり、
前記ピストンの往復運動に応じて、前記チャック46が
2つの定位置A、B間の空間を円弧状往復運動する構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロボットアー
ム、成形体取り出し装置、自動チャック開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、射出成形は成形材料の変革と、成
形機の改良により成形サイクルの短縮化が進んでいる。
金型から抜き出された樹脂成形体、例えばスプルー、ラ
ンナーをリサイクル用のホッパまで運搬する手段とし
て、ロボットアームを利用した成形体取り出し装置が用
いられている。この成形体取り出し装置における成形体
の取り出しサイクルも成形サイクルと同期している関係
上、成形サイクルの短縮に伴い短縮化が要請されてい
る。
【0003】従来、成形体の取り出し装置として代表的
なタイプとして、(1)首振りタイプ、(2)横移動タ
イプの2つの方式が知られている。成形機の概要を示し
た図10において、ベース1上には固定プラテン2と可
動プラテン3とが載置されていて、可動プラテン3は4
本のタイバー4a、4b、4c、4dをガイドにして左
右方向に往復動摺動可能である。
【0004】固定プラテン2には金型20が、可動プラ
テン3には金型30がそれぞれ取り付けられている。可
動プラテン3を左方向に移動して金型を閉じ、これら金
型20、30に高圧の溶融樹脂を射出して所期の製品を
含む固化した成形体を得、可動プラテン3を右側に開く
ことにより、成形体としてスプルー・ランナー5を得
る。
【0005】成形体取り出し装置の一例として、首振り
タイプを例示すると、固定プラテン2の上部には支持台
6が取り付けられている。この支持台6は左右方向に延
びる回動支持体7を片持ち支持している。回動支持体7
には摺動子8が設けられている。摺動子8は回動支持体
7と一体的に左右方向の回転軸線を中心に回動駆動され
る。摺動子8には、左右方向に対して垂直な平面内を往
復動可能なアーム9が摺動自在に支持されている。アー
ム9の先端部にはチャック10が取り付けられている。
【0006】動作を図11により説明する。図11にお
いて、チャック10はアーム9が摺動することにより原
位置からスプルー・ランナー5の取り出し位置まで
下降してスプルー・ランナー5を把持する。次いで、原
位置まで上昇し、この原位置から回動支持体7の回
動により回動支持体7と共に時計まわりの向きに回動し
て回動位置まで移動し、次いで、斜め下方に摺動子8
上を摺動して下降した解放位置まで移動し、この解放
位置でスプルー・ランナー5を解放する。解放された
スプルー・ランナー5は解放位置の下方に定置された
ホッパーに落下する。その後、チャック10は回動位置
まで斜め上方に移動し、さらに回動位置→原位置
まで戻り待機する。
【0007】このように、首振りタイプでは2つの直線
往復動作と1つの回転往復動作との組み合わせて1サイ
クルが構成される。かかる動作が必要なのは、タイバー
4a〜4dとの干渉を避けつつ、ホッパー11上までス
プルー・ランナー5を把持したチャック10を移動させ
るためである。
【0008】次に、成形体取り出し装置の他の一例とし
て、横移動タイプを説明すると、図12において、門型
の支持体12の構成部材である横方向の前後方向のクロ
スバー12に摺動子13を摺動駆動可能に設け、この摺
動子12に上下方向に往復動可能にアーム14を設けて
おく。アーム14の下端部にはチャック10が設けられ
ている。
【0009】動作を図12により説明する。図12にお
いて、チャック10はアーム14がが摺動することによ
り原位置(a)からスプルー・ランナー5の取り出し位
置(b)まで下降してスプルー・ランナー5を把持す
る。次いで、アーム14と共に原位置(a)まで上昇
し、後方向に移動してホッパ11上方の解放位置(c)
まで移動し、この解放位置(c)でスプルー・ランナー
5を解放する。解放されたスプルー・ランナー5は解放
位置の下方に定置されたホッパ11に落下する。その
後チャック10は原位置(a)まで復動し待機する。
【0010】このように、横移動タイプでは2つの直線
往復動作との組み合わせて1サイクルが構成される。か
かる動作が必要なのは、やはりタイバー4a〜4dとの
干渉を避けつつ、ホッパー11上までスプルー・ランナ
ー5を把持したチャック10を移動させるためである。
【0011】従来の成形体取り出し装置では、首振りタ
イプ、横移動タイプの何れのタイプにおいてもすべり対
遇を複数有する構成であり、これらの待遇は相互に関連
を有せず限定連鎖を構成していないので、個々に駆動用
のエアシリンダを必要とするので、複数のエアシリンダ
を用いた大掛かりで複雑な構成となっている。しかも、
各エアシリンダを順次駆動させねばならないことから、
所要時間を多く必要とし、迅速な動作による高速サイク
ル、例えば、3秒を1サイクルとするような高速サイク
ルには不向きである。
【0012】さらに、このサイクルタイムにはチャック
によるスプルー・ランナー5の把持、解放の動作を行な
う時間も含まれるので、チャックによる把持解放動作時
間の短縮も要求されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2つの定位
置間を迅速に往復動させることができるロボットアーム
及びかかるロボットアームを適用した成形体取り出し装
置、さらに軸部を迅速に把持し、また把持を解除するこ
とができ前記ロボットアームに装着することができる自
動チャック開閉装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成とした。 (1).不動部材に枢着されたシリンダと、このシリン
ダに組み合わされたピストンと、一端側にチャックを備
え他端側を前記ピストン又は該ピストンと一体物の一部
に枢着された棒状体と、前記棒状体と前記ピストン又は
前記ピストンと一体物の一部との枢着部を案内するガイ
ドと、前記棒状体上の前記チャックと前記他端側との間
の中間部で当該棒状体に摺動自在に嵌合すると共に不動
部材に枢着されている揺動支持体からなり、前記ピスト
ンの往復運動に応じて、前記チャックが2つの定位置間
の空間を円弧状往復運動するようにロボットアームを構
成した。 (2).樹脂成形体を掴んで金型部から金型外の所定部
位まで移動させる成形体取り出し装置において、(1)
記載のロボットアームを用い、前記1つの定位置を前記
金型近傍の把持位置とし、前記もう1つの定位置をホッ
パー上方の解放位置とすることとした(請求項2)。 (3).(2)記載の成形体取り出し装置において、前
記ガイドは、前記チャックが前記2つの定位置にそれぞ
れ位置するときに前記枢着部が占める2つの位置を通る
と共に前記枢着部と摺動可能に嵌合している円弧状の溝
とした(請求項3)。 (4).(3)記載の成形体取り出し装置において、前
記シリンダを略水平状に設けたとき、前記ガイドの円弧
は、前記2つの位置の中間において前記枢着部を前記2
つの位置を結ぶ仮想の線よりも上方に位置させる形状の
円弧とした(請求項4)。 (5).(2)乃至(4)の何れか1つに記載の成形体
取り出し装置において、前記把持位置にて前記チャック
で前記樹脂成形体の一部を把持し、前記解放位置にて前
記樹脂成形体の把持を解除することとした(請求項
5)。 (6).(2)乃至(5)の何れか1つに記載の成形体
取り出し装置において、前記チャックで樹脂成形体のス
プルー部を把持することとした(請求項6)。 (7).(6)記載の成形体取り出し装置において、前
記チャックは、前記スプルー部を挟んで把持する把持手
段として板ばねからなるV字状の谷部を有していること
とした(請求項7)。 (8).(7)記載の成形体取り出し装置において、前
記チャックは、前記把持手段によるスプルー部の把持を
自動解除する手段として前記解放位置に設けた突き当て
部材と、この突き当て部材により押し動かされる解除部
材を有し、前記解除部材は前記V字状部の谷底よりもさ
らに奥側の位置から前記V字状部を横切って前記奥側と
反対の谷上側に移動可能に支持されていて、前記奥側に
戻るように付勢されており、前記チャックが前記円弧状
往復運動により前記解放位置に向けて移動するのに伴な
い前記突き当て部材に当接して押し動かされ前記V字状
部を横切る移動をし、前記V字状部にスプルー部が把持
されていればこの移動過程で当該スプルー部を前記V字
状部から押し出し、当該チャックが前記円弧状往復運動
により前記把持位置に向けて移動するのに伴ない前記原
位置に自動復帰することとした(請求項8)。 (9).把持位置に移動することに伴ない把持対象であ
る軸部を自動的に把持して把持位置と異なる解放位置ま
で移動して当該解放位置にて軸部の把持を自動的に解除
する自動チャック開閉装置であって、前記軸部を把持す
るチャックは、前記軸部を挟んで把持する把持手段とし
て板ばねからなるV字状の谷部を有していることとした
(請求項9)。 (10).(9)記載の自動チャック開閉装置におい
て、前記軸部の把持を自動解除する手段として前記解放
位置に設けた突き当て部材と、この突き当て部材により
押し動かされる解除部材を有し、前記解除部材は前記V
字状部の谷底よりもさらに奥側の位置から前記V字状部
を横切って前記奥側と反対の谷上側に移動可能に支持さ
れていて、前記奥側に戻るように付勢されており、当該
チャックが前記解放位置に向けて移動するのに伴ない前
記突き当て部材に当接して押し動かされ前記V字状部を
横切る移動をし、前記V字状部に前記軸部が把持されて
いればこの移動過程で当該軸部を前記V字状部から押し
出し、当該チャックが前記把持位置に向けて移動するの
に伴ない前記原位置に自動復帰することとした(請求項
10)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明はスプルー・ランナーの取り出し用として
なされたが、スプルー・ランナーの取り出しに限らず、
チャックを2つの定位置空間に瞬間中心を変えながら移
動させるロボットアームとしてこの原理を適用すること
ができる。そこで、先ず、ロボットアームについて述
べ、次いでその応用例である成形体取り出し装置、さら
に、自動チャック開閉装置について説明する。
【0016】[1]ロボットアーム 請求項1に対応する。図1にロボットアームの原理図を
示す。図1において、ロボットアーム40は、不動部材
に枢着部50で枢着されたシリンダ42と、このシリン
ダ42に組み合わされたピストン44と、一端側にチャ
ック46を備え他端側をピストン44の一部に枢着部5
2で枢着された棒状体48と、棒状体48上のチャック
46と前記他端側(枢着部52)との間の中間部で当該
棒状体48に摺動自在に嵌合すると共に不動部材に枢着
部56で枢着されている揺動支持体54からなり、ピス
トン44の往復運動に応じて、チャック46が2つの定
位置A、B間の空間を軌跡58で示すように円弧状往復
運動する構成としている。そのため、枢着部52を案内
するガイド100を設けている。
【0017】ロボットアーム40は限定連鎖を構成して
おり、シリンダ42内を往復動するピストン44の往復
運動だけで、棒状体48の先端部(チャック46)をし
て定点を支点とする定位置A〜定位置B'を結ぶ円弧と
は異なる定位置A〜定位置Bを結ぶ曲線運動をさせるこ
とができる。かかる曲線運動をさせるため、ガイド10
0は、チャック46が定位置A、Bにそれぞれ位置する
ときにこれに対応して枢着部52が占める位置
[A']、[B']を通ると共に枢着部52と摺動可能に
嵌合している円弧状の溝としている。また、シリンダ4
2は略水平に設けられ、ガイド100は2つの位置
[A']、[B']の中間位置において枢着部52を、2
つの位置位置[A']、[B']を結ぶ仮想の線102
(図1におけるピストン44のストローク方向)の延長
上よりも上方に位置させるような、上に凸の円弧として
いる。
【0018】かかるガイド100により案内されて描け
る定位置A〜定位置Bを通る円弧状の軌跡58は、例え
ば、枢着部52を定点として円弧を描いたときのチャッ
ク46の定位置A〜定位置B'にわたる軌跡58'よりも
急激な立ち上がりを示している。定位置Aから垂線G―
G上までチャック46を移動させる必要があるとき、軌
跡58'上に障害物がある場合には、軌跡58を選択す
ればよいことは自明である。軌跡58の類似の軌跡を定
位置を支点とする正円の一部からなる軌跡でつくること
も不可能ではないが、支点位置に障害物があれば達成で
きない。
【0019】従って、本発明では障害物を回避した特殊
な軌跡の運動を実行させることができる。この軌跡は後
述するように、成形機における安全ドアを回避するのに
適している。
【0020】[2]成形体取り出し装置及び自動チャッ
ク開閉装置 請求項2乃至8に対応する。前記説明にかかるロボット
アーム40を適用し、樹脂成形体を掴んで金型部から金
型外の所定部位まで移動させる成形体取り出し装置を構
成した例を説明する。
【0021】図2(a)は、前記図10で説明した成形
機と同じ要部を有する成形機の部分断面図である。図2
(a)において、図10におけるものと共通の部材には
同じ符号を付してある。図10における支持台6に代え
て支持台60が設けられている。
【0022】図2(a)では、成形を終えて、可動プラ
テン3が少し開きかけた状態を示している。金型20の
湯口部20aに成形機のインジェクション62のノズル
部が連通状態に接しており、湯口部20aを通って高圧
の樹脂が金型20及び金型30内に充填されて黒く塗り
つぶして表したスプルー・ランナー5及び製品5bが成
形されている。スプルー・ランナー5はスプルー5aと
ランナー5bとから成る。
【0023】金型30内に残ったスプルー・ランナー5
及び製品5cはイジェクタ64により左側に押し出され
るが、その過程で、図2(b)に拡大して示すように製
品5cとランナー5bとの接続部が各イジェクタ64の
押し加減により生ずるせん断応力により切断分離され
て、下方に落下しホッパ15内に収容される。
【0024】製品5cをつくるための湯口に相当するス
プルー・ランナー5は、リサイクル使用のため、成形体
取り出し装置のチャックに把持されて運ばれ、回収用の
ホッパー16に収容される。
【0025】図2(a)の矢視Jの方向から見た図に相
当する図3において、可動プラテン3の前側に作業者が
位置する。後側には安全のためのドア66があり、紙面
を貫く方向である左右方向に開閉可能になっている。ド
ラ66の下半分は切り欠かれて開口部が形成されてお
り、この開口部を利用してスプルー・ランナー回収用の
ホッパ16が位置している。
【0026】固定プラテン2の上部には支持台60が一
体的に設けられている。この支持体の立体的な状態を図
4に示す。これらの図からわかるように、支持台60は
固定プラテン2の上部に基端部が一体化されて、右側に
オーバーハングして延出されてからさらに後側に伸びた
部分からなる。
【0027】図3において、支持台60の一部であって
前後方向と平行な部位にエアシリンダ420が左右方向
に長さを有する軸500で止めることにより枢着され枢
着部をなしている。
【0028】エアシリンダ420内を往復移動するピス
トンの一部を符号440で示す。ピストン440の一端
部に軸520により棒状体480が枢着されている。棒
状体480の一端部にはチャック460が取り付けられ
ている。この棒状体480の上部が湾曲しているのは安
全ドア66との干渉を避けるためである。
【0029】棒状体480の中間部、つまり、チャック
460と軸520による枢着部との間の部位には揺動支
持体540が摺動可能に嵌合している。この揺動支持体
540はまた、支持台60に軸560により枢着されて
いる。タイバー4a、4d間の距離は例えば、250m
mであり、この寸法から当該装置のおよその大きさがわ
かる。
【0030】エアシリンダ420に送るエアを切り換え
ることにより、ピストンを高速で往復動させることがで
き、この往復動に応じて、チャック460は図1に準じ
て付した符号に相当する定位置A〜Bの円弧状の軌跡を
描いて往復動する。
【0031】本例では、破線で示したチャック460の
位置が原位置であるとともに把持したスプルー・ランナ
ー5の解放位置でもあり定位置Bとする。この原位置は
ホッパー16の直上部に位置する。この定位置(原位
置)Bから円弧状の軌跡を描いてスプルー5aを把持す
る把持位置を定位置(把持位置)Aとする。チャック4
60が定位置(原位置)Bにあるときの棒状体480
と、チャック460が定位置(把持位置)Aにあるとき
の棒状体480のなす角度は90度であり、ドア66、
タイバー4a、4b、4c、4dや可動プラテン3など
多くの障害物により限られた空間内をこれらの部材に干
渉することなく、これだけの角度分に相当するホッパー
16の直上の部位まで一気に移動させることができる。
【0032】本例では、ピストンの往動という1アクシ
ョンでチャック460を定位置(原位置)Bから定位置
(把持位置)Aまで移動させることができるし、また、
ピストンの復動という1アクションでチャック460を
定位置(把持位置)Aから定位置(原位置)Bまで移動
させることができる。因みに、例えば、軸520の部位
を定点とする単純な円運動により定位置(把持位置)A
からチャックを揺動させた場合には軌跡58'をたどり
ドア66の内側ぎりぎりの定位置(原位置B')との間
のストロークでチャック460ががホッパー16と干渉
してしまう。
【0033】また、軸520を定点とする単純な円運動
では、被把持物を解放する原位置(B')におけるチャ
ックの開口が横向き(水平)であるのに対して、本例で
は被把持物を解放する原位置(B)におけるチャックの
開口が下向き(斜め)であり、解放時において被把持物
がチャックの中に残っても引っ掛かることなく重力の作
用で速やかに落下してくれるという利点がある。
【0034】図3(a)に示したチャックの揺動機構の
動作を分解して図5に示す。図5(a)ではエアシリン
ダ420は水平状に設定されていて、ピストン440は
後退限位置にありチャック460は定位置(把持位置)
Aにあり、枢着520は図5(b)に示すように円弧状
のガイド104に摺動可能に嵌合して位置[A']にあ
る。図5(b)ではピストン440が少し前進しエアシ
リンダ420は少し右側が上に傾きチャック460は定
位置(把持位置)Aよりずれた円弧状ストロークの中間
位置にある。図5(c)ではエアシリンダ420は水平
になっていて、ピストン440は前進限位置にありチャ
ック460は定位置(原位置)Bにあり、枢着部520
は円弧状のガイド104に摺動可能に嵌合して位置
[B']にある。図5及び図3(a)における枢着部5
20及びそのガイド104を取り出して示した図3
(b)において、符号O1はガイド104の曲率の中心
を示す。本例でも、前記図1におけると同様、エアシリ
ンダ420を略水平状に設けたとき、ガイド104の円
弧は2つの位置[A']〜[B']の中間位置[C']に
おいて、枢着部としての軸520を2つの位置
[A']、[B']を結ぶ仮想の線[102]よりも上方
に位置するようにしている。このようにすることで、ガ
イド104の方向がピストンの押し出し方向のベクトル
を有することとなり、位置[A]からピストンを押し出
すときに枢着部としての軸520はガイド104内をス
ライドすることができ、かつ、チャック460を定位置
Aから定位置Bに向かわせることができる。チャック4
60が図5(a)に示す定位置Aから図5(c)に示す
定位置[B]まで移動する間に摺動支持体540は90
度向きを変え、棒状体480は揺動支持体540上を摺
動する。この摺動ストロークをLとすると、図5(b)
に示す中間位置において、揺動支持体540は図5
(a)、図5(c)に示す傾き状態の中間である45度
回転した位置にあり、かつ、棒状体540はストローク
Lの1/2移動した位置にある。本例では、ガイド10
4はこのような動きを達成させる円弧状の溝として構成
されていて、支持台60に設ける。
【0035】図5の動作図からもわかるように、ピスト
ン(実際にはピストンと一体の軸部)440と棒状体4
80とは動作過程で交差した状態となる。このため、左
右方向で空間的に位置がずれている必要がある。この位
置ずれの構成例を図6により説明する。図6において、
ピストン440の端部に形成したボス部440Bと、棒
状体480の状端部に形成したボス部480Bとは軸5
20上に隣接して嵌合されるようにしてある。かかる構
成により図5(b)〜図5(c)にかけて示されるよう
に、ピストン440と棒状体480とが交差状態となっ
ても、何ら問題なく揺動動作が可能である。なお、軸5
20、560による各枢着部はナットとカラーを利用し
た周知の取り付け手段による。ボス部480Bには一体
的に小径のボス部480B1が形成されていて、ガイド
104を構成する溝に摺動自在に嵌合されるようになっ
ている。
【0036】図5(a)に示したように、ピストン44
0を後退させることによりチャック460は定位置(把
持位置)Aに移動して止まる。そこで、この動作を利用
してチャック460によりスプルー・ランナー5を自動
的に捕らえる方法を考えた。
【0037】そのため、図7に示すようにチャック46
0を構成する矩形ブロック70に底付きの矩形の穴71
をあけ、この穴71にV字状の谷部を有している板ばね
80を差し込み、矩形ブロック70の外部からピン82
を打ち込んで抜け止めした。板ばね80の一部であるV
字状の谷部80aは矩形ブロック80より外部に露出し
ている。
【0038】この谷部80aは板ばねの端部を互いに内
側に折り込んで形成したものであり、谷底部に相当する
部位を構成する各板ばね片にはスプルー5aを挟み込む
ことができる凹部80bが対向して形成されていて、軸
状のスプルー5aをこの凹部80bに弾性力により挟み
込むことができる。谷部80aはスプルー5aを凹部8
0bに導くための案内部を構成している。
【0039】このように構成することにより、図2
(a)に示したよりも可動プラテン3を右行させること
により金型を全開状態にし金型30に保持された状態の
スプルー・ランナー5の軸状のスプルー5aを、ピスト
ン440の前進によりチャック460が定位置(把持位
置)Aに向けて移動する運動に応じて自動的にスプルー
5aを凹部80bに導くことができる。
【0040】こうして、チャック460によりスプルー
5aを把持したら、さらに可動プラテン3を右に移動さ
せることによりスプルー・ランナー5を金型から解放
し、チャック460にくわえて把持させた状態を得る。
こうしてくわえた状態を例示すれば、図8に示すように
なる。
【0041】次にチャック460に把持したスプルー・
ランナー5を自動的に解放するための機構を図7により
説明する。
【0042】スプルー・ランナー5の軸部であるランナ
ー5bの把持を自動解除する手段として、先ず、図3に
示す原位置(解放位置)Bにブロック状の突き当て部材
90を不動部材に固定して設けた。また、図7に示すよ
うにチャック460側には突き当て部材90により押し
動かされる矩形板状の2つの解除部材92a、92bを
設けた。
【0043】図7において、矩形ブロック70には板ば
ね80を間にして、これら解除部材92a、92bを摺
動可能に収容できる貫通穴92A、92Bを形成した。
また、矩形ブロック70には解除部材92aの移動範囲
を規制するための長穴92A1を形成した。同様に図に
おける矩形ブロック70の裏側に解除部材92bの移動
範囲を規制するための長穴92B1が形成されているが
図示は省略してある。
【0044】矩形ブロック92aについては、貫通穴9
2Aに解除部材92aを挿入した状態のもとで長穴92
A1に嵌合するピン92a1を、長穴92A1を挿通さ
せた上で解除部材92aに螺入している。さらに、矩形
ブロック92a上には当該矩形ブロック92aの長手方
向上、板ばね80が設けられた側の反対側に軸94を植
設しておき、これら軸94とピン92A1との間に緊縮
性のばね95aが掛けてある。
【0045】これにより、解除部材92aは長穴92A
1で規制されるストロークを往復動可能であり、常に板
ばね80が設けられた側の反対側に向けて移動するよう
に付勢されていることになる。反対側の解除部材92b
についても、解除部材92aと全く同様の構成により付
勢されている。なお、緊縮性のコイルばね95aに代え
てねじりコイルばねや、伸張性のコイルばね、その他の
弾性手段を適宜使用することもできる。
【0046】解除部材92aは外力が作用しない状態の
もとでは、ばね95aの緊縮力により図8に示すように
矩形ブロック70上、板ばね80の反対側に突出した状
態となるように、解除部材92aの長さ、長穴92A1
の位置を定めてある。解除部材92bについても同様で
ある。すなわち、解除部材92a、92bは板ばね80
のV字状部、つまり谷80aの谷底よりもさらに奥側の
位置にある。
【0047】チャック460が原位置(解除位置)Bに
向かって移動し原位置(解除位置)B達する過程で突き
当て部材90によって解除部材92a、92bがばねの
付勢力に抗して押し動かされ、V字状部を横切って前記
奥側と反対の谷上側、つまり、板ばね80側に突出して
いく。図9に示すように、解除部材92a、92bの移
動に伴ない凹部80bに挟まれているスプルー5aは解
除部材92a、92bにより板ばね80のV字状部から
押し出される。
【0048】チャック460が原位置(解放位置)Bか
ら離れると、ばね95a(及び反対側の図示省略のば
ね)の付勢力により解除部材92a、92bは図8に示
す奥側に退避した状態となり、次の動作に備える。
【0049】上記図7乃至図9で説明した板ばね80及
び解除部材92a、92b、ばね95a、突き当て部材
90などを主な部材とする自動チャック開閉装置は、本
発明にかかるロボットアームや成形体取り出し装置に適
用することもできるし、従来の(1)首振りタイプ
(2)横移動タイプなどの成形体取り出し装置について
も適用可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、障害物を回避
し得る軌跡の運動を実行させることができる。
【0051】請求項2〜4記載の発明では、成形機の部
材と干渉することなく、金型部から離れたホッパーの直
上の位置から、金型までの間を迅速にチャックを移動さ
せることができる。
【0052】請求項5記載の発明では、スプルー・ラン
ナーの取り出しを高サイクルで実現できる。
【0053】請求項6、7記載の発明では、専用の動力
を用いることなく、チャックの移動運動を利用してスプ
ルー・ランナーを把持することができる。
【0054】請求項8記載の発明では、把持した専用の
動力を用いることなく、チャックの移動運動を利用し
て、把持したスプルー・ランナーを自動解放することが
できる。
【0055】請求項9記載の発明では、V字状の把持部
で軸部を自動的に把持することができる。
【0056】請求項10記載の発明では、チャックの所
定のストローク動作内で軸部を自動的に把持し、また、
該把持を解放するので、把持、解放のための格別の時間
を要せず、軸物の部材の搬送について高速サイクルに適
合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボットアームの構成を説明した正面図であ
る。
【図2】図2(a)は成形機要部の断面図であり、図2
(b)は金型におけるイジェクタ部の部分断面図であ
る。
【図3】図3(a)はプラテンに取り付けた成形体取り
出し装置の動作を示した図、図3(b)は摺動部材とガ
イドとを取り出して示した模式的な説明図である。
【図4】可動プラテン及び支持台60の斜視図である。
【図5】図5(a)はチャックが把持位置Aにあるとき
の成形体取り出し装置の動作図、図5(b)はチャック
が把持位置Aから原位置に向かって移動している途中の
成形体取り出し装置の動作図、図5(c)はチャックが
原位置Bにあるときの成形体取り出し装置の動作図であ
る。
【図6】ピストンと棒状体との連結部を例示した分解斜
視図である。
【図7】チャックの分解斜視図である。
【図8】スプルー・ランナーを把持したチャックが原位
置Bで解除部材が突き当て部材にぶつかる直前の状態を
示した斜視図である。
【図9】原位置Bで解除部材が突き当て部材に押動させ
られてスプルー・ランナーの把持を解除した状態を示し
た斜視図である。
【図10】従来技術にかかる首振りタイプの成形体取り
出し装置の概要を示した斜視図である。
【図11】首振りタイプの成形体取り出し装置における
動作を説明した要部正面図である。
【図12】横移動タイプの成形体取り出し装置における
動作を説明した要部正面図である。
【符号の説明】
42 シリンダ 44 ピストン 46 チャック 48 棒状体 54 揺動支持体 100、104 ガイド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不動部材に枢着されたシリンダと、このシ
    リンダに組み合わされたピストンと、 一端側にチャックを備え他端側を前記ピストン又は該ピ
    ストンと一体物の一部に枢着された棒状体と、 前記棒状体と前記ピストン又は前記ピストンと一体物の
    一部との枢着部を案内するガイドと、 前記棒状体上の前記チャックと前記他端側との間の中間
    部で当該棒状体に摺動自在に嵌合すると共に不動部材に
    枢着されている揺動支持体からなり、 前記ピストンの往復運動に応じて、前記チャックが2つ
    の定位置間の空間を円弧状往復運動することを特徴とす
    るロボットアーム。
  2. 【請求項2】樹脂成形体を掴んで金型部から金型外の所
    定部位まで移動させる成形体取り出し装置において、 請求項1記載のロボットアームを用い、前記1つの定位
    置を前記金型近傍の把持位置とし、前記もう1つの定位
    置をホッパー上方の解放位置とすることを特徴とする成
    形体取り出し装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の成形体取り出し装置におい
    て、前記ガイドは、前記チャックが前記2つの定位置に
    それぞれ位置するときに前記枢着部が占める2つの位置
    を通ると共に前記枢着部と摺動可能に嵌合している円弧
    状の溝であることを特徴とする成形体取り出し装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の成形体取り出し装置におい
    て、前記シリンダを略水平状に設けたとき、前記ガイド
    の円弧は、前記2つの位置の中間において前記枢着部を
    前記2つの位置を結ぶ仮想の線よりも上方に位置させる
    形状の円弧としていることを特徴とする成形体取り出し
    装置。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4の何れか1つに記載の成形
    体取り出し装置において、 前記把持位置にて前記チャックで前記樹脂成形体の一部
    を把持し、前記解放位置にて前記樹脂成形体の把持を解
    除することを特徴とする成形体取り出し装置。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5の何れか1つに記載の成形
    体取り出し装置において、 前記チャックで樹脂成形体のスプルー部を把持すること
    を特徴とする成形体取り出し装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の成形体取り出し装置におい
    て、 前記チャックは、前記スプルー部を挟んで把持する把持
    手段として板ばねからなるV字状の谷部を有しているこ
    とを特徴とする成形体取り出し装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の成形体取り出し装置におい
    て、 前記チャックは、前記把持手段によるスプルー部の把持
    を自動解除する手段として前記解放位置に設けた突き当
    て部材と、この突き当て部材により押し動かされる解除
    部材を有し、 前記解除部材は前記V字状部の谷底よりもさらに奥側の
    位置から前記V字状部を横切って前記奥側と反対の谷上
    側に移動可能に支持されていて、前記奥側に戻るように
    付勢されており、前記チャックが前記円弧状往復運動に
    より前記解放位置に向けて移動するのに伴ない前記突き
    当て部材に当接して押し動かされ前記V字状部を横切る
    移動をし、前記V字状部にスプルー部が把持されていれ
    ばこの移動過程で当該スプルー部を前記V字状部から押
    し出し、 当該チャックが前記円弧状往復運動により前記把持位置
    に向けて移動するのに伴ない前記原位置に自動復帰する
    ことを特徴とする成形体取り出し装置。
  9. 【請求項9】把持位置に移動することに伴ない把持対象
    である軸部を自動的に把持して把持位置と異なる解放位
    置まで移動して当該解放位置にて軸部の把持を自動的に
    解除する自動チャック開閉装置であって、 前記軸部を把持するチャックは、前記軸部を挟んで把持
    する把持手段として板ばねからなるV字状の谷部を有し
    ていることを特徴とする自動チャック開閉装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の自動チャック開閉装置に
    おいて、 前記軸部の把持を自動解除する手段として前記解放位置
    に設けた突き当て部材と、この突き当て部材により押し
    動かされる解除部材を有し、 前記解除部材は前記V字状部の谷底よりもさらに奥側の
    位置から前記V字状部を横切って前記奥側と反対の谷上
    側に移動可能に支持されていて、前記奥側に戻るように
    付勢されており、当該チャックが前記解放位置に向けて
    移動するのに伴ない前記突き当て部材に当接して押し動
    かされ前記V字状部を横切る移動をし、前記V字状部に
    前記軸部が把持されていればこの移動過程で当該軸部を
    前記V字状部から押し出し、 当該チャックが前記把持位置に向けて移動するのに伴な
    い前記原位置に自動復帰することを特徴とする自動チャ
    ック開閉装置。
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